JP2003007156A - テープ縦添え装置 - Google Patents
テープ縦添え装置Info
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- JP2003007156A JP2003007156A JP2001184273A JP2001184273A JP2003007156A JP 2003007156 A JP2003007156 A JP 2003007156A JP 2001184273 A JP2001184273 A JP 2001184273A JP 2001184273 A JP2001184273 A JP 2001184273A JP 2003007156 A JP2003007156 A JP 2003007156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープに皺が発生するのを防止してテープ性
能の低下を防止し、成形性の向上を図ったテープ縦添え
装置を提供する。 【解決手段】 走行する線材２の長手方向に沿って１枚
以上のテープ３，４を縦添えするように送り出すテープ
ガイド部材５と、該テープガイド部材５から送り出され
たテープ３，４を絞る成形ダイス６とを有するテープ縦
添え装置１において、前記成形ダイス６を、内部にテー
パ部を有するテープ縦添えダイス１１と、これと離間し
て設けられた繊維巻付け用ダイス１２とに分割して構成
した。
能の低下を防止し、成形性の向上を図ったテープ縦添え
装置を提供する。 【解決手段】 走行する線材２の長手方向に沿って１枚
以上のテープ３，４を縦添えするように送り出すテープ
ガイド部材５と、該テープガイド部材５から送り出され
たテープ３，４を絞る成形ダイス６とを有するテープ縦
添え装置１において、前記成形ダイス６を、内部にテー
パ部を有するテープ縦添えダイス１１と、これと離間し
て設けられた繊維巻付け用ダイス１２とに分割して構成
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば耐火電線
に耐火テープを縦添え巻付けして被覆する場合、またシ
ールドケーブルの製造にあたって絶縁電線にシールドテ
ープを縦添え巻付けして被覆する場合などのテープ縦添
え装置に関する。
に耐火テープを縦添え巻付けして被覆する場合、またシ
ールドケーブルの製造にあたって絶縁電線にシールドテ
ープを縦添え巻付けして被覆する場合などのテープ縦添
え装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電線等の線材に１本以上のテープを縦添
えするテープ縦添え装置に関しては、たとえば特開２０
０１−５２５４８号公報がある。この公報に記載のテー
プ縦添え電線の製造方法およびその装置は、電線等の線
材に１枚以上のテープを縦添えさせるものであって、線
材を挿通させる中心孔とテープ挿通孔とを有するテープ
ガイド部材と、前記テープガイド部材から挿通された線
材およびテープを挿通し、前記テープを線材に縦添えす
るためのテーパ孔を有する回転ダイスと、前記回転ダイ
スと同方向同時回転する粗巻き装置とで構成されてい
た。
えするテープ縦添え装置に関しては、たとえば特開２０
０１−５２５４８号公報がある。この公報に記載のテー
プ縦添え電線の製造方法およびその装置は、電線等の線
材に１枚以上のテープを縦添えさせるものであって、線
材を挿通させる中心孔とテープ挿通孔とを有するテープ
ガイド部材と、前記テープガイド部材から挿通された線
材およびテープを挿通し、前記テープを線材に縦添えす
るためのテーパ孔を有する回転ダイスと、前記回転ダイ
スと同方向同時回転する粗巻き装置とで構成されてい
た。
【０００３】この公報のテープ縦添えは次のようにして
行われている。電線等の線材をテープガイド部材におい
て複数枚のテープと共に挿通し、テープガイド部材を通
過した線材および複数枚のテープは、次に回転ダイスの
挿入孔に挿入される。線材およびテープが回転ダイスの
挿入孔に挿入される際には、線材およびテープを巻き回
すための粗巻き紐が一緒に挿入孔に挿入されるようにな
っている。回転ダイスの内部にはテーパを有していて、
線材と複数枚のテープと押え巻き用の粗巻き紐とを同時
に回転ダイス内に挿入することでテーパ内において線材
にテープを密着させ縦添えし、さらに、テープが密着し
た線材に粗巻き紐を巻き回して、テーパによって線材を
所定の外径に加工していた。
行われている。電線等の線材をテープガイド部材におい
て複数枚のテープと共に挿通し、テープガイド部材を通
過した線材および複数枚のテープは、次に回転ダイスの
挿入孔に挿入される。線材およびテープが回転ダイスの
挿入孔に挿入される際には、線材およびテープを巻き回
すための粗巻き紐が一緒に挿入孔に挿入されるようにな
っている。回転ダイスの内部にはテーパを有していて、
線材と複数枚のテープと押え巻き用の粗巻き紐とを同時
に回転ダイス内に挿入することでテーパ内において線材
にテープを密着させ縦添えし、さらに、テープが密着し
た線材に粗巻き紐を巻き回して、テーパによって線材を
所定の外径に加工していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
縦添え電線の製造装置は次のような問題を有していた。
すなわち、回転ダイスの挿入孔において、線材に複数枚
のテープを縦添えしながら粗巻き紐を巻付け、さらに、
その線材を所定の外径とするためにテーパで外径を絞っ
ていたので、テープと粗巻き紐が接触してしまうことが
多く、接触による摩擦によって縦添えのピッチが乱れた
り、縦添えテープが断線することがあった。
縦添え電線の製造装置は次のような問題を有していた。
すなわち、回転ダイスの挿入孔において、線材に複数枚
のテープを縦添えしながら粗巻き紐を巻付け、さらに、
その線材を所定の外径とするためにテーパで外径を絞っ
ていたので、テープと粗巻き紐が接触してしまうことが
多く、接触による摩擦によって縦添えのピッチが乱れた
り、縦添えテープが断線することがあった。
【０００５】また、縦添えされるテープのピッチが乱れ
ることによってテープ表面に皺が発生して外観を損ねて
しまったり、さらには、皺によってテープを破損してし
まうことがあった。
ることによってテープ表面に皺が発生して外観を損ねて
しまったり、さらには、皺によってテープを破損してし
まうことがあった。
【０００６】本発明の目的は、テープに皺が発生するの
を防止してテープ性能の低下を防止し、成形性の向上を
図ったテープ縦添え装置を提供することにある。
を防止してテープ性能の低下を防止し、成形性の向上を
図ったテープ縦添え装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載のテープ縦添え装置は、走行する線
材の長手方向に沿って１枚以上のテープを縦添えするよ
うに送り出すテープガイド部材と、該テープガイド部材
から送り出されたテープを絞る成形ダイスとを有するテ
ープ縦添え装置において、前記成形ダイスを、内部にテ
ーパ部を有するテープ縦添えダイスと、これと離間して
設けられた繊維巻付け用ダイスとに分割して構成したこ
とを特徴としている。このように請求項１に記載の発明
によると、縦添えされたテープと押え巻との摩擦を減少
させることができるので、安定したテープ縦添えをする
ことができる。
に、請求項１に記載のテープ縦添え装置は、走行する線
材の長手方向に沿って１枚以上のテープを縦添えするよ
うに送り出すテープガイド部材と、該テープガイド部材
から送り出されたテープを絞る成形ダイスとを有するテ
ープ縦添え装置において、前記成形ダイスを、内部にテ
ーパ部を有するテープ縦添えダイスと、これと離間して
設けられた繊維巻付け用ダイスとに分割して構成したこ
とを特徴としている。このように請求項１に記載の発明
によると、縦添えされたテープと押え巻との摩擦を減少
させることができるので、安定したテープ縦添えをする
ことができる。
【０００８】上記目的を達成するために、請求項２に記
載のテープ縦添え装置は、分割された前記テープ縦添え
ダイスと繊維巻付け用ダイスとは接続部で接合されてお
り、同方向同時回転することを特徴としている。このよ
うに請求項２に記載の発明によると、安定したピッチで
テープ縦添えをすることができると共に、押え巻の断線
を防ぐことができる。
載のテープ縦添え装置は、分割された前記テープ縦添え
ダイスと繊維巻付け用ダイスとは接続部で接合されてお
り、同方向同時回転することを特徴としている。このよ
うに請求項２に記載の発明によると、安定したピッチで
テープ縦添えをすることができると共に、押え巻の断線
を防ぐことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープ縦添え
装置の実施の形態について説明する。図１には、本発明
に係るテープ縦添え装置の一実施の形態を示す斜視図が
示されている。図において、１は本発明に係るテープ縦
添え装置であって、電線などの線材（例えば、耐火電線
の導体）２に複数枚のテープ（例えば、耐火電線用の耐
火テープ）３，４を各テープ３，４の両端に重ね部がで
きるように縦添えするものである。テープ縦添え装置１
は、図１に示すように、テープガイド部材５と、成形ダ
イス６と、粗巻き装置７とを備えている。
装置の実施の形態について説明する。図１には、本発明
に係るテープ縦添え装置の一実施の形態を示す斜視図が
示されている。図において、１は本発明に係るテープ縦
添え装置であって、電線などの線材（例えば、耐火電線
の導体）２に複数枚のテープ（例えば、耐火電線用の耐
火テープ）３，４を各テープ３，４の両端に重ね部がで
きるように縦添えするものである。テープ縦添え装置１
は、図１に示すように、テープガイド部材５と、成形ダ
イス６と、粗巻き装置７とを備えている。
【００１０】テープガイド部材５には、図示しない線材
供給部から供給される線材２を通す中心孔８と、線材２
の長手方向に沿ってテープ供給部（図示せず）からそれ
ぞれ供給される２枚のテープ３，４を線材２に対し所定
位置に配列して通す２つのテープ挿通孔９，１０が設け
られている。２つのテープ挿通孔９，１０は、２枚のテ
ープ３，４を周方向にほぼ等間隔だけ離れた位置でそれ
ぞれ通す位置に形成されていると共に、中心孔８から外
方へ延びて線材２の外周に巻付く方向にそれぞれ湾曲し
ている。
供給部から供給される線材２を通す中心孔８と、線材２
の長手方向に沿ってテープ供給部（図示せず）からそれ
ぞれ供給される２枚のテープ３，４を線材２に対し所定
位置に配列して通す２つのテープ挿通孔９，１０が設け
られている。２つのテープ挿通孔９，１０は、２枚のテ
ープ３，４を周方向にほぼ等間隔だけ離れた位置でそれ
ぞれ通す位置に形成されていると共に、中心孔８から外
方へ延びて線材２の外周に巻付く方向にそれぞれ湾曲し
ている。
【００１１】成形ダイス６は、テープ縦添えダイス１１
と繊維巻付け用ダイス１２との２つの部材で構成されて
いる。テープ縦添えダイス１１は、テープガイド部材５
を通過した線材２および２つのテープ３，４を通す絞り
孔１３を有している。テープ縦添えダイス１１と繊維巻
付け用ダイス１２は接続部１４によって接続され、矢印
Ｘ方向に同方向同時回転するようになっている。また、
テープ縦添えダイス１１と繊維巻付け用ダイス１２との
間において、繊維巻付け用ダイス１２に押え巻１５を挿
入するようになっている。押え巻１５は、図示しない押
え巻供給機構から矢印Ｙ方向に向かって供給されてい
て、回転する成形ダイス６に同期して同方向に回転しな
がら繊維巻付け用ダイス１２の挿入口１６に挿入するよ
うになっている。
と繊維巻付け用ダイス１２との２つの部材で構成されて
いる。テープ縦添えダイス１１は、テープガイド部材５
を通過した線材２および２つのテープ３，４を通す絞り
孔１３を有している。テープ縦添えダイス１１と繊維巻
付け用ダイス１２は接続部１４によって接続され、矢印
Ｘ方向に同方向同時回転するようになっている。また、
テープ縦添えダイス１１と繊維巻付け用ダイス１２との
間において、繊維巻付け用ダイス１２に押え巻１５を挿
入するようになっている。押え巻１５は、図示しない押
え巻供給機構から矢印Ｙ方向に向かって供給されてい
て、回転する成形ダイス６に同期して同方向に回転しな
がら繊維巻付け用ダイス１２の挿入口１６に挿入するよ
うになっている。
【００１２】図２には、成形ダイス６の断面図が示され
ている。テープ縦添えダイス１１には、線材２およびテ
ープ３，４を挿入するための絞り孔１３が設けられてお
り、内部にはテーパ部１７を有している。絞り孔１３か
ら挿入された線材２およびテープ３，４は、回転する成
形ダイス６の絞り孔１３から挿入されて線材２の外周に
テープ３，４が密着し、さらにテープ縦添えダイス１１
のテーパ部１７によってテープ３，４が密着した線材２
の外径を絞るようになっている。すなわち、線材２およ
びテープ３，４が回転するテープ縦添えダイス１１を通
過することによって、テープ３，４を線材２に巻き付け
ることができ、かつ線材２を所定の外径に成形させるこ
とができる。
ている。テープ縦添えダイス１１には、線材２およびテ
ープ３，４を挿入するための絞り孔１３が設けられてお
り、内部にはテーパ部１７を有している。絞り孔１３か
ら挿入された線材２およびテープ３，４は、回転する成
形ダイス６の絞り孔１３から挿入されて線材２の外周に
テープ３，４が密着し、さらにテープ縦添えダイス１１
のテーパ部１７によってテープ３，４が密着した線材２
の外径を絞るようになっている。すなわち、線材２およ
びテープ３，４が回転するテープ縦添えダイス１１を通
過することによって、テープ３，４を線材２に巻き付け
ることができ、かつ線材２を所定の外径に成形させるこ
とができる。
【００１３】テープ縦添えダイス１１を通過した線材２
は繊維巻付け用ダイス１２に挿入される。繊維巻付け用
ダイス１２は、内部が中空状となっていて、テープ縦添
えダイス１１を通過した線材２を挿入する挿入口１６を
有している。この際、図に示すように繊維巻付け用ダイ
ス１２の挿入口１６に線材２を挿入すると同時に、成形
ダイス６におけるテープ縦添えダイス１１と繊維巻付け
用ダイス１２の間から供給される押え巻１５が挿入され
るようになっている。本実施の形態においては、２本の
押え巻１５が供給され、繊維巻付け用ダイス１２の挿入
口１６から挿入されるようになっている。押え巻１５
は、繊維巻付け用ダイス１２の挿入口１６に線材２が挿
入される際に線材２に巻き付きながら繊維巻付け用ダイ
ス１２に挿入されている。すなわち、押え巻１５は、回
転する繊維巻付け用ダイス１２内に挿入された線材２を
押さえるようにして巻き付けている。回転可能な繊維巻
付け用ダイス１２における挿入口１６に２本の押え巻１
５を線材２と同時に挿入することによって、線材２に添
えられたテープ３，４が開いてしまうのを抑制すること
ができる。
は繊維巻付け用ダイス１２に挿入される。繊維巻付け用
ダイス１２は、内部が中空状となっていて、テープ縦添
えダイス１１を通過した線材２を挿入する挿入口１６を
有している。この際、図に示すように繊維巻付け用ダイ
ス１２の挿入口１６に線材２を挿入すると同時に、成形
ダイス６におけるテープ縦添えダイス１１と繊維巻付け
用ダイス１２の間から供給される押え巻１５が挿入され
るようになっている。本実施の形態においては、２本の
押え巻１５が供給され、繊維巻付け用ダイス１２の挿入
口１６から挿入されるようになっている。押え巻１５
は、繊維巻付け用ダイス１２の挿入口１６に線材２が挿
入される際に線材２に巻き付きながら繊維巻付け用ダイ
ス１２に挿入されている。すなわち、押え巻１５は、回
転する繊維巻付け用ダイス１２内に挿入された線材２を
押さえるようにして巻き付けている。回転可能な繊維巻
付け用ダイス１２における挿入口１６に２本の押え巻１
５を線材２と同時に挿入することによって、線材２に添
えられたテープ３，４が開いてしまうのを抑制すること
ができる。
【００１４】押え巻１５が巻き付けられた線材２は、繊
維巻付け用ダイス１２を通過した後、図１に示す粗巻き
装置７に挿入される。粗巻き装置７は、繊維巻付け用ダ
イス１２において押え巻１５が巻き付けられた線材２を
挿入し、成形ダイス６と同方向同時回転して粗巻きする
ようになっている。
維巻付け用ダイス１２を通過した後、図１に示す粗巻き
装置７に挿入される。粗巻き装置７は、繊維巻付け用ダ
イス１２において押え巻１５が巻き付けられた線材２を
挿入し、成形ダイス６と同方向同時回転して粗巻きする
ようになっている。
【００１５】このような構成を有する本実施の形態にお
けるテープ縦添え装置１では、２枚のテープ３，４は、
テープガイド部材５の２つのテープ挿通孔９，１０を通
ることにより、テープガイド部材５の中心孔８を通る線
材２に対して所定位置に配列されて成形ダイス６のテー
プ縦添えダイス１１における絞り孔１３に挿入され、テ
ープ縦添えダイス１１内のテーパ部１７によって成形さ
れる。このため、生産中において各テープ３，４の線材
２に対する位置が一定に保持される。
けるテープ縦添え装置１では、２枚のテープ３，４は、
テープガイド部材５の２つのテープ挿通孔９，１０を通
ることにより、テープガイド部材５の中心孔８を通る線
材２に対して所定位置に配列されて成形ダイス６のテー
プ縦添えダイス１１における絞り孔１３に挿入され、テ
ープ縦添えダイス１１内のテーパ部１７によって成形さ
れる。このため、生産中において各テープ３，４の線材
２に対する位置が一定に保持される。
【００１６】したがって、本実施の形態によると、２枚
のテープ３，４に皺が発生するのを防止することができ
ると共に、各テープ３，４の性能の低下を防止すること
ができる。また、本実施の形態に係るテープ縦添え装置
１は、耐火電線の導体（線材）に耐火テープを縦添えす
る場合に、その耐火特性の低下を防止することができる
ので、耐火電線に好適である。
のテープ３，４に皺が発生するのを防止することができ
ると共に、各テープ３，４の性能の低下を防止すること
ができる。また、本実施の形態に係るテープ縦添え装置
１は、耐火電線の導体（線材）に耐火テープを縦添えす
る場合に、その耐火特性の低下を防止することができる
ので、耐火電線に好適である。
【００１７】また、本実施の形態に係るテープ縦添え装
置１では、粗巻き装置７は、各テープ３，４が成形ダイ
ス６におけるテープ縦添えダイス１１の絞り孔１３を通
ってテープ縦添えダイス１１内のテーパ部１７を通過
し、テープ縦添えダイス１１と接続された繊維巻付け用
ダイス１２において粗巻きをするので、線材２に密着さ
せたテープ３，４が容易に開いてしまうことがなく、摩
擦による接触でテープ３，４を破損してしまうことがな
くなる。したがって、適正外径の状態で粗巻きを行うこ
とができ、所望の製品外径を確保することができる。ま
た、２枚のテープ３，４を線材２に縦添えするのに、粗
巻きは１回だけ行えばよいので、製造コストを低減する
ことができる。
置１では、粗巻き装置７は、各テープ３，４が成形ダイ
ス６におけるテープ縦添えダイス１１の絞り孔１３を通
ってテープ縦添えダイス１１内のテーパ部１７を通過
し、テープ縦添えダイス１１と接続された繊維巻付け用
ダイス１２において粗巻きをするので、線材２に密着さ
せたテープ３，４が容易に開いてしまうことがなく、摩
擦による接触でテープ３，４を破損してしまうことがな
くなる。したがって、適正外径の状態で粗巻きを行うこ
とができ、所望の製品外径を確保することができる。ま
た、２枚のテープ３，４を線材２に縦添えするのに、粗
巻きは１回だけ行えばよいので、製造コストを低減する
ことができる。
【００１８】なお、本実施の形態において線材に縦添え
するテープは２枚であったが、これに限られるものでは
なく、テープガイド部材の構造を変えることによって複
数枚のテープを線材に縦添えすることも可能である。
するテープは２枚であったが、これに限られるものでは
なく、テープガイド部材の構造を変えることによって複
数枚のテープを線材に縦添えすることも可能である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２０】請求項１に記載の発明によれば、縦添えさ
れたテープと押え巻との摩擦を減少させることができ、
線材を容易に所望の外径とすることができるので、安定
したテープ縦添えをすることができる。
れたテープと押え巻との摩擦を減少させることができ、
線材を容易に所望の外径とすることができるので、安定
したテープ縦添えをすることができる。
【００２１】請求項２に記載の発明によれば、安定した
ピッチでテープ縦添えをすることができると共に、押え
巻の断線を防ぐことができるので、生産性を向上させる
ことができる。
ピッチでテープ縦添えをすることができると共に、押え
巻の断線を防ぐことができるので、生産性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るテープ縦添え装置の一実施の形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】本発明に係るテープ縦添え装置における成形ダ
イスの断面図である。
イスの断面図である。
１……………………………テープ縦添え装置
２……………………………線材
３，４………………………テープ
５……………………………テープガイド部材
６……………………………成形ダイス
１１…………………………テープ縦添えダイス
１２…………………………繊維巻付け用ダイス
１４…………………………接続部
１７…………………………テーパ部
Claims (2)
- 【請求項１】 走行する線材の長手方向に沿って１枚以
上のテープを縦添えするように送り出すテープガイド部
材と、該テープガイド部材から送り出されたテープを絞
る成形ダイスとを有するテープ縦添え装置において、前
記成形ダイスを、内部にテーパ部を有するテープ縦添え
ダイスと、これと離間して設けられた繊維巻付け用ダイ
スとに分割して構成したことを特徴とするテープ縦添え
装置。 - 【請求項２】 分割された前記テープ縦添えダイスと前
記繊維巻付け用ダイスとは接続部で接合されており、同
方向同時回転することを特徴とする請求項１に記載のテ
ープ縦添え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184273A JP2003007156A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | テープ縦添え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184273A JP2003007156A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | テープ縦添え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003007156A true JP2003007156A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19024064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001184273A Abandoned JP2003007156A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | テープ縦添え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003007156A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037566A (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-23 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブルの製造装置 |
| JP2013195744A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブルの製造装置および製造方法 |
| CN107610847A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-01-19 | 江苏亨通高压海缆有限公司 | 一种自动脱落防卡模的纵包模具及防卡模方法 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184273A patent/JP2003007156A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037566A (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-23 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブルの製造装置 |
| JP2013195744A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブルの製造装置および製造方法 |
| CN107610847A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-01-19 | 江苏亨通高压海缆有限公司 | 一种自动脱落防卡模的纵包模具及防卡模方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20070410 |