JPS5930530B2 - コルゲ−トテ−プの縦添え成形方法 - Google Patents
コルゲ−トテ−プの縦添え成形方法Info
- Publication number
- JPS5930530B2 JPS5930530B2 JP2729779A JP2729779A JPS5930530B2 JP S5930530 B2 JPS5930530 B2 JP S5930530B2 JP 2729779 A JP2729779 A JP 2729779A JP 2729779 A JP2729779 A JP 2729779A JP S5930530 B2 JPS5930530 B2 JP S5930530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cable core
- corrugated
- corrugated tape
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコルゲートテープの縦添え成形方法に関するも
のである。
のである。
最近、スタルペスケーブルの如き層構造で、外側の縦添
え被覆テープ層の合せ目(オーバーラップ部)を溶接し
ない構造の通信ケーブルが提案されている。
え被覆テープ層の合せ目(オーバーラップ部)を溶接し
ない構造の通信ケーブルが提案されている。
この場合、テープとして特にコルゲートテープが使用さ
れていると、コルゲートによりテープの弾性が大きくな
るため、スプリングバックによつて合せ目が開いてしま
う可能性が大となる。テープの合せ目が開いてしまうと
、プラスチックソースを被せたとき、テープエッジによ
つてシースに傷が入り、この部分からシースにクラック
が発生する。これを防止するため、第1図に示す如く、
ケーブルコア1に縦添え被覆したテープ2のオーバーラ
ップ合せ目3の上縁2Aを内側に曲げる方法等が提案さ
れているが、このような方法ではフォーシンク方法が複
雑になり、またケーブルが丸くならない等の欠点があつ
た。
れていると、コルゲートによりテープの弾性が大きくな
るため、スプリングバックによつて合せ目が開いてしま
う可能性が大となる。テープの合せ目が開いてしまうと
、プラスチックソースを被せたとき、テープエッジによ
つてシースに傷が入り、この部分からシースにクラック
が発生する。これを防止するため、第1図に示す如く、
ケーブルコア1に縦添え被覆したテープ2のオーバーラ
ップ合せ目3の上縁2Aを内側に曲げる方法等が提案さ
れているが、このような方法ではフォーシンク方法が複
雑になり、またケーブルが丸くならない等の欠点があつ
た。
本発明の目的は、縦添え被覆されたコルゲートテープの
合せ目が開かないように簡単にフォーミングすることが
できるコルゲートテープの縦添え成形方法を提供するに
ある。
合せ目が開かないように簡単にフォーミングすることが
できるコルゲートテープの縦添え成形方法を提供するに
ある。
以下本発明の方法の具体例を図面を参照して詳細に説明
する。
する。
なお、図面では表現の簡略化上コルゲートテープ2はコ
ルゲートをつけてない状態で示している。第2図Aに示
すようにケーブルコア1にコルゲートテープ(コルゲー
ト金属テープ)2を添わせて後段のフオーマーに送り込
む。フオーマーの位置では、第2図B及びCに示すよう
にコルゲートテープ2の両縁部を図示のように徐々にエ
ッジフォーミングし、次いで第2図Dに示すようにコル
ゲートテープ2の幅方向の中央付近をケーブルコア1の
径よりも小さな径に曲げて横断面がほゞV字状をなすよ
うにフォーミングし、その後に第2図E及びFに示すよ
うに徐々にケーブルコア1の外周に丸くフォーミングす
る。このようにフォーミングを行ラと、コルゲートテー
プ2は一度そのセンター部がケーブルコア1の径よりも
小さな径に曲げられるためスプリングJ バックによつ
てフォーミング後はケーブルコア1に密着しようとする
。
ルゲートをつけてない状態で示している。第2図Aに示
すようにケーブルコア1にコルゲートテープ(コルゲー
ト金属テープ)2を添わせて後段のフオーマーに送り込
む。フオーマーの位置では、第2図B及びCに示すよう
にコルゲートテープ2の両縁部を図示のように徐々にエ
ッジフォーミングし、次いで第2図Dに示すようにコル
ゲートテープ2の幅方向の中央付近をケーブルコア1の
径よりも小さな径に曲げて横断面がほゞV字状をなすよ
うにフォーミングし、その後に第2図E及びFに示すよ
うに徐々にケーブルコア1の外周に丸くフォーミングす
る。このようにフォーミングを行ラと、コルゲートテー
プ2は一度そのセンター部がケーブルコア1の径よりも
小さな径に曲げられるためスプリングJ バックによつ
てフォーミング後はケーブルコア1に密着しようとする
。
このためコルゲートテープ2のオーバーラップ合せ目3
は第3図に示すように密着する。第4図は第2図A乃至
Fに示すように縦添え成形を行う成形装置の平面図を示
したものであり、第5図乃至第7図はこの成形装置で用
いているフオーマ一及びオーバーラツプダイの形状を示
したものである。
は第3図に示すように密着する。第4図は第2図A乃至
Fに示すように縦添え成形を行う成形装置の平面図を示
したものであり、第5図乃至第7図はこの成形装置で用
いているフオーマ一及びオーバーラツプダイの形状を示
したものである。
第2図B及びCに示す如き成形は、第4図に示す第1プ
レフオーマ一4で行う。
レフオーマ一4で行う。
第1プレフオーマ一4は、例えば第5図に示すようなフ
オーミングダイ5,6で形成されている。これら両ダイ
5,6はボルト7で結合されている。第2図Dに示す如
き成形は、第4図に示す第2プレフオーマ一8で行う。
第2のプレフオーマ一8は、例えば第6図に示す如き1
対のダイ9を備え、これらダイ9とその下側の間隙10
を利用してセンター曲げの成形を行う。第2図E,Fに
示す如き成形は、第4図及び第7図に示す如きオーバー
ラツプダイ11で行う。なお、本発明でケーブルコアと
は、文字通りのケーブルコアだけでなく、ケーブルコア
にテープ等が巻き付けられた状態のもの等、要するにテ
ープの被巻付体を意味するものとする。
オーミングダイ5,6で形成されている。これら両ダイ
5,6はボルト7で結合されている。第2図Dに示す如
き成形は、第4図に示す第2プレフオーマ一8で行う。
第2のプレフオーマ一8は、例えば第6図に示す如き1
対のダイ9を備え、これらダイ9とその下側の間隙10
を利用してセンター曲げの成形を行う。第2図E,Fに
示す如き成形は、第4図及び第7図に示す如きオーバー
ラツプダイ11で行う。なお、本発明でケーブルコアと
は、文字通りのケーブルコアだけでなく、ケーブルコア
にテープ等が巻き付けられた状態のもの等、要するにテ
ープの被巻付体を意味するものとする。
以上説明したように本発明に係るコルゲートテープの縦
添え成形方法においては、コルゲートテープをエツジフ
オーミングした後、そのコルゲートテープの幅方向のセ
ンター付近をケーブルコアの外径より小さな径に曲げて
横断面がほK字状をなすようにし、その後に両テープエ
ツジがオーバーラツプするようにしてケーブルコアの外
周に密着させるので、コルゲートテープのセンターが一
度ケーブルコア外径よりも小さく曲げられる結果、スプ
リングバツクによりフオーミング後はケーブルコア外周
に密着しようとし、コルゲートにより弾性が大きいのに
も拘らずオーバーラップ部も密着することになる。
添え成形方法においては、コルゲートテープをエツジフ
オーミングした後、そのコルゲートテープの幅方向のセ
ンター付近をケーブルコアの外径より小さな径に曲げて
横断面がほK字状をなすようにし、その後に両テープエ
ツジがオーバーラツプするようにしてケーブルコアの外
周に密着させるので、コルゲートテープのセンターが一
度ケーブルコア外径よりも小さく曲げられる結果、スプ
リングバツクによりフオーミング後はケーブルコア外周
に密着しようとし、コルゲートにより弾性が大きいのに
も拘らずオーバーラップ部も密着することになる。
このため簡単にオーバーラツプ合せ目が開かない成形を
行うことができる。従つて、ケーブルシースに傷を受け
ることがなく、性能のよいケーブルを提供することがで
きる。
行うことができる。従つて、ケーブルシースに傷を受け
ることがなく、性能のよいケーブルを提供することがで
きる。
第1図は従来のケーブルの横断面図、第2図A〜Fは本
発明に係る成形方法の成形過程を示す説明図、第3図は
本発明の方法で成形されたケーブルの横断面図、第4図
は本発明の方法を実施する成形装置の一例を示す平面図
、第5図乃至第7図は第4図に示す装置で用いているダ
イの正面図である。 1・・・・・・ケーブルコア、2゜゜゜・・゜コルゲー
トテープ。
発明に係る成形方法の成形過程を示す説明図、第3図は
本発明の方法で成形されたケーブルの横断面図、第4図
は本発明の方法を実施する成形装置の一例を示す平面図
、第5図乃至第7図は第4図に示す装置で用いているダ
イの正面図である。 1・・・・・・ケーブルコア、2゜゜゜・・゜コルゲー
トテープ。
Claims (1)
- 1 コルゲートテープをケーブルコアの外周に縦添え成
形する方法において、前記コルゲートテープをエッジフ
ォーミングした後、このコルゲートテープの幅方向のセ
ンター部付近を前記ケーブルコアの外径より小さな径に
曲げて横断面がほゞV字状をなすようにし、次にこのコ
ルゲートテープをその両エッジ部がオーバーラップする
ようにして前記ケーブルコアの外周に密着させることを
特徴とするコルゲートテープの縦添え成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2729779A JPS5930530B2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | コルゲ−トテ−プの縦添え成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2729779A JPS5930530B2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | コルゲ−トテ−プの縦添え成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55118835A JPS55118835A (en) | 1980-09-12 |
JPS5930530B2 true JPS5930530B2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=12217146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2729779A Expired JPS5930530B2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | コルゲ−トテ−プの縦添え成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930530B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6276252U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | ||
JPH0543240Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1993-10-29 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2817998B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1998-10-30 | 株式会社日立製作所 | ファスナチューブ成形治具 |
-
1979
- 1979-03-09 JP JP2729779A patent/JPS5930530B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0543240Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1993-10-29 | ||
JPS6276252U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55118835A (en) | 1980-09-12 |
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