JP2621423B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2621423B2
JP2621423B2 JP63248390A JP24839088A JP2621423B2 JP 2621423 B2 JP2621423 B2 JP 2621423B2 JP 63248390 A JP63248390 A JP 63248390A JP 24839088 A JP24839088 A JP 24839088A JP 2621423 B2 JP2621423 B2 JP 2621423B2
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crystal display
lamp
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lamp house
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好和 倉田
隆司 林
淳一 飛田
健治 須賀
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、液晶表示装置に係り、詳しくは、例えば
冷蔵庫内で使用される作業車に装備される寒冷雰囲気仕
様の液晶表示装置に関するものである。
[従来技術] 従来、冷蔵庫内で使用される作業車(フォークリフト
等)において液晶表示装置が装備されるが、このような
寒冷雰囲気仕様の液晶表示装置では液晶表示板を加熱す
る必要がある。そこで、液晶表示板に透明なヒータを接
着してこのヒータを通電することにより液晶表示板を加
熱していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、ヒータは完全に透明なものとはいえず、そ
の液晶表示板の後方から照射されるバックライトの効率
が悪くなったり、液晶の色が変ってしまうという問題が
あった。又、ヒータは液晶表示板の裏面に接着されてい
るが、冷蔵庫に出入りするフォークリフトでは、結露や
急激な温度変化のために接着剤が劣化してハガレを起こ
すという問題があった。
この発明の目的は、表示機能を損ねることなく液晶表
示板を加熱できる液晶表示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、請求項1に係る発明では、
液晶表示板の裏面にランプハウスを取付け、該ランプハ
ウスを、前記液晶表示板の裏面から所定間隔をおいて配
設されたランプの光を前記液晶表示板側へ集光させる形
状に形成した液晶表示装置において、前記ランプハウス
には加熱素子の通過を許容する加熱素子挿通用小孔を形
成し、該小孔を介して加熱素子を前記液晶表示板とは離
間してランプハウス内に収容し、前記加熱素子によりラ
ンプハウス内を加熱しその熱によって液晶表示板を加熱
するようにした。
又、請求項2に係る発明では、請求項1記載の液晶表
示装置において、前記ランプハウスには前記ランプの通
過を許容するランプ挿通用小孔を形成し、前記ランプハ
ウス外面に近接した位置に取付け固定される基板には前
記ランプと前記加熱素子とを設け、前記基板を取付け固
定する際に、前記ランプがランプ挿通用小孔を介してラ
ンプハウス内に収容されると同時に前記加熱素子が加熱
素子挿通用小孔を介してランプハウス内に収容されるよ
う設定した。
[作用] 上記手段により、請求項1に係る発明では、ランプの
光はランプハウスの形状によって液晶表示板側に集光さ
れバックライトとして機能する。又、加熱素子は液晶表
示板とは離間してランプハウス内に収容され、加熱素子
によりランプハウス内が加熱され、ランプハウス内部空
間が熱せられて間接的に液晶表示板が加熱される。
ここで、加熱素子をランプハウスに収容するに際して
は、ランプハウスに加熱素子の通過を許容する程度の小
孔を形成し、その小孔を介して加熱素子をランプハウス
内に収容しているので、ランプハウスによる集光機能が
低下するのが極力抑えられてバックライトの効率低下が
防止される。
又、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の
作用を有すると共に、ランプが取付けられた基板に加熱
素子を設け、基板をランプハウス外面に近接した位置に
取付け固定する際、ランプと共に加熱素子が同時にラン
プハウス内に収容されるように構成したことにより、組
付工数の増加が抑えられる。
[実施例] 以下、この発明を冷蔵庫で使用されるバッテリーフォ
ークリフトに具体化した一実施例を図面に従って説明す
る。
第1図はバッテリー容量や走行速度を表示する本実施
例の液晶表示装置の平面図であり、第2図には第1図の
A−A断面図であり、第3図は第1図のB−B断面図で
ある。
基板1にランプハウス2が取付けられ、このランプハ
ウス2はその前面を除く各面が塞がれた構造となってい
る。このランプハウス2の前面には液晶表示板3が取付
けられ、この液晶表示板3は複数の液晶の素子が配列さ
れた構造となっている。前記基板1とランプハウス2と
液晶表示板3とは連結部材21を介して支持板22に連結支
持され、連結部材21に設けられた取付部材23が運転席前
面のパネルに固定されることにより本表示装置が車両に
装着されるようになっている。
前記ランプハウス2の内部は空洞となっており、その
ハウス後部は曲面をなしている。又、基板1にはランプ
4が取付けられ、ランプ4はランプハウス2のランプ挿
通用小孔としての開口部2aを介してランプハウス2内に
突出している。そして、そのランプ4の光がハウス曲面
部にて液晶表示板3側に集中される。
さらに、基板1には抵抗器5が6つ設けられ、同抵抗
器5はランプハウス2の加熱素子挿通用小孔としての開
口部2bからランプハウス2内に突出している。基板1に
は液晶表示板3の各素子を通電制御するためのドライバ
IC6が取付けられ、リードピン7によりそのドライバIC6
と液晶表示板3の各素子が電気的に接続されている。
次に、この液晶表示装置の電気的構成を第4図に基づ
いて説明する。
バッテリー8に対しサーミスタよりなる温度センサ9
及び前記6個の抵抗器5群が直列に接続されている。こ
の抵抗器5群は3つの直列抵抗が2組並列に接続されて
いる構成となっている。温度センサ9は外気温度を検知
しており、0℃以下になると閉路するようになってい
る。又、前記バッテリー8と温度センサ9との中間点a
にはスイッチ10と前記3つのランプ4が直列に接続され
ている。このスイッチ10は運転席に設けられ、室内が暗
いときに運転者による手動操作により閉路されるもので
ある。
このように構成した液晶表示装置の作用を説明する。
フォークリフトが冷蔵庫に入ると、温度センサ9にて
室内温度が0℃以下であることから閉路する。すると、
バッテリー8の電源が抵抗器5に供給され、6つの抵抗
器5が発熱する。抵抗器5の発熱によりランプハウス2
内が加温され、液晶表示板3が加熱される。
そして、液晶表示板3が加熱された状態でドライバIC
6により所定の素子が通電され、液晶表示板3にバッテ
リー容量や走行速度等の各種の情報が表示される。又、
スイッチ10が操作されるとランプ4が点灯し、暗い室内
でも液晶表示板3の情報内容を確認することができる。
このように本実施例においては、支持部材としてのラ
ンプハウス2に液晶表示板3とは離間して当該液晶表示
板3を加熱するための加熱手段としての抵抗器5を配置
した。従って、従来の液晶表示板にヒータを接着する
と、バックライトの効率が悪くなったり、液晶の色が変
ってしまったり、温度変化により結露や急激な温度変化
のために接着剤が劣化してハガレを起こしてしまってい
たが、本実施例では液晶表示板3を間接的に加熱するよ
うにしたので、そのようなことがなく表示機能を損ねる
ことなく液晶表示板3を加熱でき、信頼性の高い液晶表
示装置とすることができる。又、ランプハウス2内を暖
めることにより液晶表示板3を加熱する構成としたの
で、均等に液晶表示板3を加温することができる。
又、本実施例においては、抵抗器5をランプハウス2
に収容するに際して、ランプハウス2に抵抗器5の通過
を許容する程度の小さな開口部2bを形成し、その開口部
2bを介して抵抗器5をランプハウス2内に収容している
ので、ランプハウス2による集光機能が低下するのを極
力抑えてバックライトの効率低下を防止することができ
る。
又、ランプ4が取付けられる基板1に抵抗器5を設
け、基板1をランプハウス外面に近接した位置に組付け
るだけでランプ4と共に抵抗器5が同時にランプハウス
2内に収容されるように構成しているので、組付工数の
増加を抑えることができる。
又、本実施例においては、液晶表示板3からのリード
ピン7を基板1にハンダ付けするときに抵抗器5のハン
ダ付けを行なうことができ、その加熱手段としての抵抗
器5の取付作業を容易に行なうことができる。さらに、
従来のヒータ方式ではヒータに何らかのシミができると
そのまま液晶のシミとなって見えるためにヒータを製造
する上で歩留が悪かったが、本実施例の場合はヒータを
使用していないのでシミの発生はなく歩留りを向上させ
ることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されることなく、例
えば、上記実施例では液晶表示板3を加熱するために抵
抗器5を用意したが、フォークリフトのバッテリー電圧
(12V)から各制御機器への供給電圧(5V)に落す際の
シリーズレギュレータのドロッパ抵抗を液晶表示板3の
加熱手段として使用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように請求項1に係る発明によれば、バ
ックライト機能を含めた表示機能を損ねることなく液晶
表示板を加熱することができる効果がある。
又、請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発
明の効果に加え、液晶表示装置の組付工数の増加を抑え
ることができ、製作効率を向上させることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はフォークリフトに装着される液晶表示装置の平
面図、第2図には第1図のA−A断面図、第3図は第1
図のB−B断面図、第4図は液晶表示装置の電気回路図
である。 1は基板、2はランプハウス、2aはランプ挿通用小孔と
しての開口部、2bは加熱素子挿通用小孔としての開口
部、3は液晶表示板、4はランプ、5は加熱素子として
の抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須賀 健治 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−33487(JP,A) 実開 昭60−94632(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示板の裏面にランプハウスを取付
    け、該ランプハウスを、前記液晶表示板の裏面から所定
    間隔をおいて配設されたランプの光を前記液晶表示板側
    へ集光させる形状に形成した液晶表示装置において、 前記ランプハウスには加熱素子の通過を許容する加熱素
    子挿通用小孔を形成し、該小孔を介して加熱素子を前記
    液晶表示板とは離間してランプハウス内に収容し、前記
    加熱素子によりランプハウス内を加熱しその熱によって
    液晶表示板を加熱するようにした液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記ランプハウスには前記ランプの通過を
    許容するランプ挿通用小孔を形成し、前記ランプハウス
    外面に近接した位置に取付け固定される基板には前記ラ
    ンプと前記加熱素子とを設け、前記基板を取付け固定す
    る際に、前記ランプがランプ挿通用小孔を介してランプ
    ハウス内に収容されると同時に前記加熱素子が加熱素子
    挿通用小孔を介してランプハウス内に収容されるよう設
    定した請求項1記載の液晶表示装置。
JP63248390A 1988-09-30 1988-09-30 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2621423B2 (ja)

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JP5361295B2 (ja) * 2008-09-05 2013-12-04 ユニキャリア株式会社 バッテリ式作業車両の表示装置

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JPS5933487A (ja) * 1982-08-19 1984-02-23 セイコーエプソン株式会社 液晶画像表示装置
JPS6094632U (ja) * 1983-12-01 1985-06-27 パイオニア株式会社 表示装置

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