JPH0798157A - 太陽熱温水器 - Google Patents

太陽熱温水器

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Publication number
JPH0798157A
JPH0798157A JP5244489A JP24448993A JPH0798157A JP H0798157 A JPH0798157 A JP H0798157A JP 5244489 A JP5244489 A JP 5244489A JP 24448993 A JP24448993 A JP 24448993A JP H0798157 A JPH0798157 A JP H0798157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating wire
water heater
solar water
glass plate
snow
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Ikeda
和栄 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dennetsu Sangyo Kk
Original Assignee
Dennetsu Sangyo Kk
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0798157A publication Critical patent/JPH0798157A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材上に積もった雪を融雪可能であると共
に、結露による板材の曇りを防止できる太陽熱温水器を
提供すること。 【構成】 箱体14は、内部が中空に形成されると共
に、上面は透光性を有するガラス板12により閉塞され
ている。集熱器16は箱体14内に配され、集熱器16
内に蓄えられた水は、ガラス板12を通過する太陽光に
より温められる。さらにガラス板12には、融雪用の電
熱線26が配されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽熱温水器に関し、さ
らに詳細には融雪機能を有する太陽熱温水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽熱温水器は、内部が中空に形
成されると共に、上面は透光性を有する板材(例えばガ
ラス板等)により閉塞された箱体と、箱体内に配された
集熱器とを有し、集熱器内に送り込まれて蓄えられた水
を、板材を通過する太陽光により温める構成となってい
る。また、太陽光を効率良く採光するために、住宅の屋
根等に太陽の方向に傾斜させて設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の太陽熱温水器には次の様な課題が有る。冬期に、
雪が太陽熱温水器の箱体の上面に積もると、積もった雪
により太陽光が遮られて箱体内の集熱器に達しないた
め、当該雪が外気温の上昇や太陽光の熱により融けるま
では、太陽熱温水器により水を温めることができない。
また、雪が積もっていない場合であっても、外気温が低
下した際に、外気と接する板材が冷やされて箱体内の水
分が板材の内表面に結露して板材が曇り、やはり太陽光
が遮られて水を温めることができないという課題があ
る。従って、本発明は上記課題を解決すべくなされ、そ
の目的とするところは、板材上に積もった雪を融雪可能
であると共に、結露による板材の曇りを防止できる太陽
熱温水器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、内部が中空に形
成されると共に、上面は透光性を有する板材により閉塞
された箱体と、該箱体内に配された集熱器とを有し、該
集熱器内に蓄えられた水を、前記板材を通過する太陽光
により温める太陽熱温水器において、前記板材には、融
雪用の電熱線が配されていることを特徴とする。また、
前記電熱線は、前記板材の内側面に印刷成形された抵抗
体であっても良いし、また前記電熱線には、降雪を感知
した際に該電熱線に電流を供給する降雪感知装置を設け
るようにすると良い。
【0005】
【作用】電熱線に電流を供給し、電熱線を発熱させるこ
とで板材を加熱すると、板材に積もった雪を融かすこと
ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本実施例の太陽熱温水
器の構成を示す説明図である。図2は、図1における箱
体のA−A断面図である。図3は、フィルム状の電熱体
の構造を示す要部斜視図である。図4は、板材に形成さ
れる電熱線の配線形状の他の実施例を示す平面図であ
り、(a)はジグザグ状に形成した例であり、(b)は
簾状に形成した例である。
【0007】まず、構成について図1と図2を用いて説
明する。太陽熱温水器10は、内部が中空に形成される
と共に、上面は透光性を有する板材としてのガラス板1
2により閉塞された箱体14と、箱体14内に配された
集熱器16と、集熱器16と連通して集熱器16内に水
を供給するための入水管18と、集熱器16と連通し、
集熱器16内において太陽光により温められた水を蓄え
るためのタンク20と、タンク20と連通してタンク2
0内の水を住宅内の風呂22等に供給するための出水管
24と、ガラス板12の内側表面に設けられた電熱線2
6(図2参照)と、降雪を検知して電熱線26に電流を
供給するための降雪感知装置28とから構成されてい
る。また、30は電源であり、電熱線26へ電流を供給
するためのものである。なお、降雪感知装置28を設け
る代わりに、単なるオン・オフスイッチを設け、人が降
雪の状態を見てスイッチを入れ、電熱線26に電流を供
給するようにしても良し、またガラス板12に代えて透
光性を有する合成樹脂製の板を用いても良い。
【0008】さらに詳細に、電熱線26について説明す
る。電熱線26は、一例として金属(例えば銀等)の微
細な粒子と低融点ガラス粉末とを有機溶媒でペースト状
にした抵抗体としての導電ペーストを、ガラス板12の
表面にジグザグパターン形状にシルクスクリーン法によ
り印刷した後、焼き付けることによって形成されてい
る。また、このジグザグパターン形状はガラス板12の
全面が均一に温められるように略等間隔に配されてい
る。なお、電熱線26のガラス板12への他の取付方法
としては、通常の抵抗線(ニクロム線等)をガラス板1
2の内部に一体成形しても良いし、また接着剤等を用い
て直接ガラス板12の表面に貼着して配設するようにし
ても良い。さらに、図3に示すような透明なフィルム状
の電熱体32を貼着しても良い。
【0009】前述したフィルム状の電熱体32の構造の
概略を図3を用いて説明すると、電熱体32は、透明度
が高く、絶縁性、機械的強度に優れた樹脂製フィルム3
4aに、高抵抗で柔軟性に富んだ導電性樹脂をジグザグ
パターン等の形状にシルクスクリーン印刷して電熱線2
6を形成し(図3(a)参照)、この上から前述した樹
脂製フィルム34aと同様のフィルム34bをラミネー
トして電熱線26の保護と絶縁を施して成るものである
(図3(b)参照)。なお、電熱線26は前述した樹脂
製フィルム上に高抵抗の金属箔(不図示)を貼り、その
金属箔にマスキング樹脂(不図示)をジグザグパターン
等の形状にシルクスクリーン印刷した後エッチング処理
して形成するようにしても良い。
【0010】また、降雪感知装置28は公知の技術を用
いて構成され、雨には反応せず、雪のみを感知して、感
知した際には電源30から電熱線26への電流の供給を
行う機能を有する。なお、感知している間のみ供給を行
うようにしても良いし、また雪が止んだ感知終了後に、
さらに予め設定された時間だけ電流の供給を続行するよ
うにしても良い。降雪感知装置28の構成の一例として
は、上方に開口する器状の外形を有し、その内部底部に
は微小距離離間して2つの接点が設けられ、また器の外
部底部にはヒータが設けられた採雪手段(不図示)と、
外気温を検出する検出手段と、2つの接点に所定の電圧
を印加し、流れる電流の有無を検出する制御手段を具備
する構成となっている。降雪感知装置28は、この構成
により、一定温度(例えば0℃)以下の場合に検出手段
がヒータを加熱する。外気が0℃以下の場合には雨は殆
ど雪となり、採雪手段に雪が積もると雪はヒータ熱によ
り融け、内部底部に溜まる。溜まった水により、2つの
接点間に電流が流れる。これにより制御手段は当該電流
を検出し、且つ検出手段からの外気温が0℃以下である
ことを示す情報とから降雪を感知することができる。
【0011】次に、動作について説明する。降雪感知装
置28が降雪を感知した際には、電源30から電熱線2
6へ電流が供給される。これにより電熱線26が発熱し
てガラス板12が温まり、ガラス板12上に積もった雪
が融ける。従って、雪が降った後であってもガラス板1
2を通して太陽光36が常時、箱体14内の集熱器16
に到達可能であるので太陽熱温水器10の採光効率が低
下せず、冬期でも太陽熱温水器10において温水を生成
可能となる。また、降雪感知装置28に、降雪を感知し
ない場合でも電源30から電熱線26への電流の供給を
可能とする手動スイッチ(不図示)を設けると、太陽熱
温水器10の内部温度と外気温との差によりガラス板1
2の内部表面に生じた結露による曇りを、手動スイッチ
をオンさせることでガラス板12を温め、取り除くこと
も可能となる。
【0012】また、ガラス板12に形成するジグザグパ
ターン形状の電熱線26の間隔は上述した等間隔に代え
て、図4に示すように斜めに配されたガラス板12の上
部の間隔が下部の間隔より狭くなるように配するように
しても良い。このように電熱線26を配すると、たとえ
集熱器16を横切る電熱線26の本数が等間隔に配する
場合と同じ本数であっても、ガラス板12の上部が早く
温まり、これによりガラス板12の上部の雪が早く融け
て、雪が融けることで発生した水がガラス板12の下方
に流れ落ち、ガラス板12の下方に積もった雪も融ける
ので、一層早く太陽温水器10の融雪が行える。また、
ガラス板12の上部のみに電熱線26を配するようにし
ても略同様にして融雪できる。この場合には集熱器16
を横切る電熱線26の本数を減少させることができるの
で、より一層採光効率を向上させることができると共
に、消費電力を低減させることも可能となる。また、電
熱線26の形状は、図1や図4(a)に示すジグザグパ
ターン形状に代えて、図4(b)に示す簾(すだれ)状
に形成しても良い。
【0013】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る太陽熱温水器を用いると、
電熱線に電流を供給し、電熱線を発熱させることで板材
を加熱し、板材に積もった雪を融かすことができると共
に、結露による板材の曇りを防止できる。従って、採光
効率が高まり、効率良く水を温めることが可能となると
いう著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽熱温水器の一実施例の構成を
示す説明図である。
【図2】図1における箱体のA−A断面図である。
【図3】フィルム状の電熱体の構造を示す要部斜視図で
あり、(a)はフィルム上に電熱線を形成した際の図、
(b)はさらにその上からフィルムをラミネートした際
の図である。
【図4】板材に形成される電熱線の配線形状の他の実施
例を示す平面図であり、(a)はジグザグ状に形成した
例であり、(b)は簾状に形成した例である。
【符号の説明】
10 太陽熱温水器 12 ガラス板 14 箱体 16 集熱器 26 電熱線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空に形成されると共に、上面は
    透光性を有する板材により閉塞された箱体と、該箱体内
    に配された集熱器とを有し、該集熱器内に蓄えられた水
    を、前記板材を通過する太陽光により温める太陽熱温水
    器において、 前記板材には、融雪用の電熱線が配されていることを特
    徴とする太陽熱温水器。
  2. 【請求項2】 前記電熱線は、前記板材の内側面に印刷
    成形された抵抗体であることを特徴とする請求項1記載
    の太陽熱温水器。
  3. 【請求項3】 前記電熱線には、降雪を感知した際に該
    電熱線に電流を供給する降雪感知装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の太陽熱温水
    器。
JP5244489A 1993-09-30 1993-09-30 太陽熱温水器 Pending JPH0798157A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757520B2 (en) * 2006-04-13 2010-07-20 Lg Electronics Inc. Steam generator and drum type washing machine with the same
KR101147280B1 (ko) * 2009-12-07 2012-05-18 권근우 태양열 집열식 난방기구
JP2013221272A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Masahisa Sugiyama 電磁波式融雪方法
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CN107525282A (zh) * 2017-08-25 2017-12-29 深圳市联众易智能科技有限公司 一种具有自动除雪功能的太阳能集热装置及其控制方法
CN115451591A (zh) * 2022-09-22 2022-12-09 西藏尚阳能源股份有限公司 一种用于太阳能集热器真空管的冰雪自动融化装置

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