JP2620814B2 - 液晶表示装置における映像信号処理回路 - Google Patents

液晶表示装置における映像信号処理回路

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JP2620814B2
JP2620814B2 JP2065234A JP6523490A JP2620814B2 JP 2620814 B2 JP2620814 B2 JP 2620814B2 JP 2065234 A JP2065234 A JP 2065234A JP 6523490 A JP6523490 A JP 6523490A JP 2620814 B2 JP2620814 B2 JP 2620814B2
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修 阪辻
政治 周藤
茂 柴崎
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば、広帯域の映像信号による画像
を、サンプリングスピードの遅いソースドライバで駆動
されるTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶パネル
でもって再現するのに使用して好適な映像信号処理回路
に関する。
[従来の技術] 現行のテレビ方式であるNTSC方式は、走査線数が525
本/フレーム、インーターレース比が2:1、アスペクト
比が4:3であり、映像信号帯域は数MHzである。
これに対して、高品位テレビ方式であるハイビジョン
は走査線数が1125本/フレーム、インターレース比が2:
1、アスペクト比が16:9であり、その情報量はNTSC方式
の約5倍であり、映像信号帯域は最大30MHzと広くなっ
ている。
従来、このような広帯域のハイビジョン映像信号によ
る画像を再現するディスプレイとして、ブラウン管を使
用するものは種々提案されているが、液晶パネルを使用
するものはなかった。
[発明が解決しようとする課題] 上述したようにハイビジョン映像信号は広帯域であ
り、このハイビジョン映像信号による画像を、例えばTF
T方式の液晶パネルを使用して再現するには、殊に画素
数の大幅な増大に伴って、高速駆動できるソースドライ
バが必要である。
しかしながら、現行のソースドライバのサンプルホー
ルド回路のスピードは限界にあり、従来NTSC方式の映像
信号による画像を再現していたと同様に、ハイビジョン
映像信号をそのままソースドライバに供給しても、極め
て低品位の画像しか得られない。
そこで、この発明では、例えば広帯域の映像信号によ
る画像を、サンプリングスピードの遅いソースドライバ
で駆動されるTFT方式の液晶パネルを用いて良好に再現
できるようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、1チャネルのアナログ映像信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D変換手段よ
り出力されるディジタル映像信号の各有効水平走査期間
を複数期間に分割し、それぞれの分割期間の信号を時分
割で順次書き込むと共に並列的に同時に読み出す複数の
メモリと、上記複数のメモリより並列的に読み出される
複数チャネルのデジタル映像信号を個別にアナログ映像
信号に変換するD/A変換手段とを備え、上記複数のメモ
リの読み出し速度を書き込み速度より遅くし、上記それ
ぞれの分割期間の信号を1水平期間内に時間軸伸張して
読み出す一方、前記各々のD/A変換手段から個別かつ並
列的に出力される複数チャンネルのアナログ映像信号に
より駆動される各ソースドライバが液晶パネルに対して
上下にそれぞれ配置され、上下の内の一方側のソースド
ライバは液晶パネルの水平方向の奇数番号の各画素、他
方側のソースドライバは液晶パネルの水平方向の偶数番
号の各画素にそれぞれ対応するソースラインに接続され
ているようにしている。
[作 用] 上述構成においては、1チャネルの映像信号の各有効
水平走査期間が複数期間に分割されて、それぞれ1水平
期間内に時間軸伸張されて複数チャネルの映像信号が形
成される。
TFT方式の液晶パネルを駆動するソースドライバで
は、複数チャンネルの映像信号がメモリから読み出され
る場合よりもさらに2倍に時間軸伸張されて並列的にサ
ンプリングされることになるので、サンプリングスピー
ドを低く抑えながら画素信号を良好に形成することがで
きる。
これにより、広帯域の映像信号による画像を、サンプ
リングスピードの遅いソースドライバで駆動されるTFT
方式の液晶パネルを用いて良好に再現できるようにな
る。
[実 施 例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。本例はハイビジョン映像信号による画
像を、サンプリングスピードの遅いソースドライバで駆
動される液晶パネルで再現するために、1チャネルのハ
イビジョン映像信号を複数チャネルの映像信号にして出
力するものである。本例は赤色信号Rの系に適用したも
のであり、詳細説明は省略するが緑色信号Gおよび青色
信号Bの系も同様に構成される。
同図において、入力端子1に供給される赤色信号Rは
A/D変換器2でディジタル信号に変換されたのち、例え
ばROMで構成されるガンマ補正回路3およびラッチ回路
4を介してメモリ51〜5n、51′〜5n′に供給される。
メモリ51〜5n、51′〜5n′は、それぞれ1/n有効水平
走査期間分(nは2以上の整数)の容量を有するものと
される。
これらメモリ51〜5n、51′〜5n′には、書き込みクロ
ックWCKおよび読み出しクロックRCKが供給される。書き
込みクロックWCKは、A/D変換器2におけるサンプリング
クロックと同じ周波数とされる。読み出しクロックRCK
は、書き込みクロックWCKの1/k倍(kは1より大きい)
の周波数とされる。
また、メモリ51〜5n、51′〜5n′には、書き込み読み
出し制御信号W/Rが供給される。
この場合、ある水平期間ではメモリ51〜5n側が書き込
み状態とされると共に、メモリ51′〜5n′側が読み出し
状態とされる。つまり、メモリ51〜5nは、それぞれ1/n
有効水平走査期間ごとに書き込み状態とされ、1/n有効
水平走査期間分の信号が順次書き込まれる。メモリ51
〜5n′からは、前の水平期間に順次書き込まれた1/n有
効水平走査期間分の信号がk/n有効水平走査期間でもっ
て並列的に同時に読み出される。上述したようにkは1
より大きくされているので、メモリ51′〜5n′の出力信
号は、それぞれ1/n有効水平走査期間分の信号がk倍に
時間軸伸張されたものとなる。
また、続く水平期間では、逆にメモリ51′〜5n′側が
書き込み状態とされると共に、メモリ51〜5n側が読み出
し状態とされる。つまり、メモリ51′〜5n′は、それぞ
れ1/n有効水平走査期間ごとに書き込み状態とされ、1/n
有効水平走査期間分の信号が順次書き込まれる。メモリ
51′〜5n′からは、前の水平期間に順次書き込まれた1/
n有効水平走査期間分の信号がk/n有効水平走査期間でも
って並列的に同時に読み出される。上述したようにkは
1より大きくされているので、メモリ51〜5nの出力信号
は、それぞれ1/n有効水平走査期間分の信号がk倍に時
間軸伸張されたものとなる。
第2図は、メモリ51〜5n、51′〜5n′に対応する書き
込みおよび読み出しの信号波形と、書き込みおよび読み
出しタイミングを図示したものである。
メモリ51〜5n、51′〜5n′より出力される信号は、そ
れぞれバッファ61〜6nに供給される。このバッファ61
6nの出力信号は、それぞれラッチ回路71〜7nを介してD/
A変換器81〜8nに供給されてアナログ信号に変換される
と共に、ラッチ回路71′〜7n′を介してD/A変換器81
〜8n′に供給されてアナログ信号に変換される。
D/A変換器81〜8n、81′〜8n′には反転化信号INVが供
給され、D/A変換器81〜8n、81′〜8n′では1水平期間
ごとに信号反転が行なわれる。この信号反転は液晶の交
流駆動のために行なわれる。
D/A変換器81〜8n、81′〜8n′の出力信号はローパス
フィルタ91〜9n、91′〜9n′で帯域制限されたのち、ア
ンプ101〜10n、101′〜10n′で増幅されて出力端子111
〜11n、111′〜11n′に供給される。
したがって、出力端子111〜11n、111′〜11n′には、
1チャネルの赤色信号Rの各有効水平走査期間がn個に
分割され、それぞれがk倍に時間軸伸張されたnチャネ
ルの赤色信号R1〜Rn、R1′〜Rn′が得られる。
第3図は、本例のようにして形成されたnチャネルの
赤色信号R1〜Rn、R1′〜Rn′を利用して赤色画像を再現
するためのTFT方式の液晶パネルモジュールを示すもの
である。
同図において、20はTFT方式の液晶パネルである。A1
〜AnおよびB1〜Bnはソースドライバ、Gはゲートドライ
バである。ここで、ソースドライバA1、A2、...、A
nは、それぞれ液晶パネル20の水平方向の奇数番号の画
素に対応するソースラインに接続され、ソースドライバ
B1、B2、...、Bnは、それぞれ液晶パネル20の水平方向
の偶数番号の画素に対応するソースラインに接続され
る。また、ゲートドライバGはゲートラインに接続され
る。
本例のようにして形成されたnチャネルの赤色信号R1
〜Rn、R1′〜Rn′は、それぞれソースドライバA1〜An
B1〜Bnに供給される。
ソースドライバA1およびB1には、それぞれ赤色信号R1
およびR1′の供給されるk/n有効水平走査期間にサンプ
リングクロックCLuおよびCLd(クロックCLuおよびCLdは
互いに位相反転関係にあり、それぞれの周波数は読み出
しクロックRCKの1/2である)が供給されて交互にサンプ
リングされ、水平方向の第1〜第mの画素に対応する画
素信号が形成される。そして、このようにサンプリング
された画素信号は、次の水平期間に液晶パネル20のソー
スラインに出力される。ソースドライバA2およびB2〜An
およびBnの各対においても同様である。
なお、液晶パネル20のゲートラインには、信号の垂直
走査位置に対応してゲートドライバGより走査パルスが
供給されることは、従来周知の液晶パネルと同様であ
る。
このようにソースドライバA1〜An、B1〜Bnでは、時間
軸伸張されたnチャネルの赤色信号R1〜Rn、R1′〜Rn
を並列的にサンプリングして、水平方向の第1〜第n×
mの画素に対応する信号を形成するものであり、各ソー
スドライバA1〜An、B1〜Bnにおけるサンプルホールド回
路のスピードが遅くとも良好に画素信号を形成すること
ができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、1チャネル
の映像信号の各有効水平走査期間が複数期間に分割され
て、それぞれが1水平期間内に時間軸伸張された複数チ
ャネルの映像信号を形成することができる。しかも、TF
T方式の液晶パネルを駆動するソースドライバでは、複
数チャンネルの映像信号がメモリから読み出される場合
よりもさらに2倍に時間軸伸張されて並列的にサンプリ
ングされることになるので、サンプリングスピードを低
く抑えながら画素信号を良好に形成することができる。
これにより、広帯域の映像信号による画像を、サンプリ
ングスピードの遅いソースドライバで駆動されるTFT方
式の液晶パネルを用いて良好に再現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は複
数のメモリの入出力関係を示す図、第3図はTFT方式液
晶パネルモジュールの一例の構成図である。 2……A/D変換器 51〜5n,51′〜5n′……メモリ 81〜8n,81′〜8n′……D/A変換器 20……液晶パネル A1〜An,B1〜Bn……ソースドライバ G……ゲートドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 茂 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−21692(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1チャンネルのアナログ映像信号をデジタ
    ル信号に変換するA/D変換手段と、 上記A/D変換器手段より出力されるデジタル映像信号の
    各有効水平走査期間を複数期間に分割し、それぞれの分
    割期間の信号を時分割で順次書き込むと共に並列的に同
    時に読み出す複数のメモリと、 上記複数のメモリより並列的に読み出される複数チャネ
    ルのデジタル映像信号を個別にアナログ映像信号に変換
    するD/A変換手段とを備え、 上記複数のメモリの読み出し速度を書き込み速度より遅
    くし、上記それぞれの分割期間の信号を1水平期間内に
    時間軸伸張して読み出す一方、 前記各々のD/A変換手段から個別かつ並列的に出力され
    る複数チャンネルのアナログ映像信号により駆動される
    各ソースドライバが液晶パネルに対して上下にそれぞれ
    配置され、上下の内の一方側のソースドライバは液晶パ
    ネルの水平方向の奇数番号に各画素、他方側のソースド
    ライバは液晶パネルの水平方向の偶数番号の各画素にそ
    れぞれ対応するソースラインに接続されている、ことを
    特徴とする液晶表示装置における映像信号処理回路。
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