JP2619791B2 - 係止片取付機の係止片送り装置 - Google Patents

係止片取付機の係止片送り装置

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JP2619791B2 JP5171739A JP17173993A JP2619791B2 JP 2619791 B2 JP2619791 B2 JP 2619791B2 JP 5171739 A JP5171739 A JP 5171739A JP 17173993 A JP17173993 A JP 17173993A JP 2619791 B2 JP2619791 B2 JP 2619791B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止片取付機内の
係止片送り装置を電動式にした係止片取付機の係止片送
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、係止片取付機から打ち出した合成
樹脂製のタグピン(係止片)によって品質表示ラベルや
値札などを商品に取り付けることが行われている。
【0003】すなわち、従来は、係止片取付機の本体と
引金の間に架橋されているばね(例えば、実公昭53−
42077号公報参照)のばね力に抗して係止片取付機
の引金を引いた係止片取付機先端の中空針から係止片の
横棒を商品の裏側に突き出すことによって品質表示ラベ
ルや値札などを商品に取り付けていた。
【0004】上記のように、従来の係止片取付機は、係
止片取付機の本体と引金の間に架橋されているばねのば
ね力に抗して係止片取付機の引金を引くものであるから
非常に疲れ易く、度々、休憩して引金を引く手を休める
必要があった。
【0005】かかる問題を解消するため、本発明者は、
先に、電動式の係止片取付具を出願した(特願昭62−
24647号(特開昭63−196386号公報)参
照)。この係止片取付具は、往復運動する係止片押出用
ピストンの折返し部と引金の近傍に設けた合計3個のス
イッチを含む電気回路によって動力源となる電動モータ
ーを起動、停止、反転させるようになっている。
【0006】しかし、スイッチを3個も使用したり、電
気回路が複雑なために係止片取付具の価格がアップし、
価格的に手動式の係止片取付機に対抗し得ないものにな
った。
【0007】また、上記のように、3個のスイッチでモ
ーターの起動、停止、反転を制御すると、故障が発生す
る機会が多く、耐久性にも問題がある。更に、ピストン
の往復運動をスイッチで感知してモーターを制御する装
置は、動作が著しく緩慢であり、手動式の係止片取付機
の作動速度に及ばないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解消するためになされたものであり、その目的とする
ところは、多数のスイッチや複雑な電気回路を無くし、
一つのスイッチと機械的なメカニズムを用いてピストン
の往復運動を制御し、低価格なものでありながら故障が
少なく、かつ、従来の電動式係止片取付具よりも作動速
度の速い係止片取付機の係止片送り装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の係止片取付機の係止片送り装置は、取付機
本体に揺動自在に支持させた揺動アームと、該揺動アー
ムに係合し、かつ、係止片押出用ピストンを有するスラ
イダーと、前記揺動アームの長手方向の凹部に歯車端面
の突起を係合させた歯車と、該歯車によって回転され前
記揺動アームが1往復して初期位置に復帰したとき歯車
駆動モーター制御用オンオフスイッチを押 して該スイッ
チをオフにするカム板と、該カム板を前記スイッチから
離脱するまで強制的に回転させて前記歯車駆動モーター
制御用オンオフスイッチをオンにするレバーとから構
成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。 図3に示すように、係止片送
り装置は、歯車1、カム板8、レバー15、アーム25
及びスライダー30からなり、それぞれ、合成樹脂で形
成されている。そして、歯車1は、減速装置35を備え
た電動モーター42より駆動されるようになっている。
【0011】歯車1は、歯車板2と、歯車板2の一面に
突出させた軸部3からなり歯車板2には、軸部3の方
向に突出させた突起5と、軸部3の反対方向に突出させ
た案内ピン6とが設けられている。そして、軸部3は、
取付機本体50に取り付けられた軸受7によって回転自
在に支持されている
【0012】上記カム板8は、係合部9、長穴10、突
出部11を有するドーナツ板状のものであって歯車1の
軸部3に嵌合されている。そして、歯車1の突起5がカ
ム板8の長穴10に遊合しているから、後述するレバー
15によってカム板8を歯車1の軸部3を中心にして所
定の角度だけ強制的に回転させることができるようにな
っている。カム板8の突出部11は、スイッチ45を
「オン」、「オフ」するためのものである。
【0013】上記レバー15は、引金19、腕部16、
爪部17及び押圧部18から構成され、取付機本体50
の軸受23に軸24を介して枢支されている。そして、
レバー15の側面に固定された取付ピン20と本体に設
けた取付ピン21の間に架橋させたばね22によりレバ
ー15がスイッチ45を押圧(「オフ」する)ように付
勢させている(図1参照)。
【0014】図1に示すように、腕部16の先端部は、
カム板8に沿って湾曲し、その先端部に爪部17を有し
ている。この爪部17をカム板8の係合部9に弾性的に
係合させるため、腕部16は、蒲板状とし、板面と直角
方向に若干の弾性力を持たせている。
【0015】また、レバー15の押圧部18は、引金1
9を操作することによってスイッチ45を「オン」又は
「オフ」させるものであり、引金19を引くと、押圧部
18がスイッチ45から離れてスイッチ45が「オン」
になり、引金19を戻すと、押圧部18がスイッチ45
に接触してスイッチ45が「オフ」になる。
【0016】上記アーム25は、その下端部に設けた軸
27を介して軸受28に揺動自在に枢支されている。ア
ーム25の上部は、レール34に案内されて本体の前後
に移動するスライダー30の2つの突起31,31間に
係合されている。一方、スライダー30は、その前部に
係止片を押し出すためのピストン32を備えている。
【0017】また、アーム25の側面に設けた長手方向
の案内溝26に歯車1の端面に取り付けた案内ピン6が
係合し、歯車1が回転すると、図5のように、軸27を
中心にしてアーム25が左右、すなわち、本体50の前
後方向に揺動するようになっている。
【0018】この揺動運動によってアーム25の上部に
係合されているスライダー30がレール34に沿って前
進し、スライダー30の前部に固定されているピストン
32が係止片51の横棒を中空針33かb押し出すよう
になっている。その後、スライダー30は、後退して初
期位置に復帰するようになっている。
【0019】電動モーター42の回転は、軸39に支持
された歯車36,37と、軸40に支持された歯車38
からなる減速装置35によって減速されるようになって
いる。41は、モーターの軸に取り付けたピニオンを示
している。
【0020】上記のように構成された係止片送り装置の
動作について説明する。 図1は、引金19を操作しない
状態を示し、アーム25は、初期位置(図1のやや左側
に傾斜した状態)に位置している。この状態では、レバ
ー15の押圧部18がスイッチ45を押圧しており、ス
イッチ45は「オフ」の状態になっている。
【0021】次に、図4のように、引金19を引いてレ
バー15の押圧部18をスイッチ45から離すと、スイ
ッチ45が「オン」になり、モーター42が始動する。
そして、歯車1が時計方向に回転すると、歯車1の回転
に伴ってアーム25が軸27を中心にして同方向に回動
し、ピストン付きスライダー30を本体の前方に向けて
移動させる。そして、図5のように、アーム25の案内
溝26が案内ピン6の円運動軌跡に対して接線の状態に
到達した後は、アーム25は、軸27を中心にして反時
計方向に回動する。
【0022】一方、歯車1の回転に伴って歯車1の突起
5が、カム板8の長穴10の一端を引っかけてカム板8
を時計方向に回転させる。そして、図6に示すように、
アーム25が初期位置に達する直前にカム板8の突出部
11がスイッチ45を押圧するので、引金19を引いた
ままでもスイッチ45が「オフ」になる。従って、アー
ム25は、初期位置の直前で停止する。
【0023】この状態で引金19を戻すと、図7のよう
に、レバー15の押圧部18がスイッチ45を押圧する
ので、スイッチ45は、カム板8の突出部11とレバー
15の押圧部18の2つの装置によって二重に押圧され
る。
【0024】このとき、カム板8の係合部9と、レバー
15の爪部17との関係位置は、図7に示すように、係
合部9の下方に爪部17が来るような位置関係になって
いる。 図7の状態から再び始動させるには、図8のよう
に引金19を引く。すると、引金19と一体化している
レバー15の腕部16が引き上げられ、レバ ー15の先
端の爪部17でカム板8の係合部9を引っかけてカム板
8を時計方向に回転させる。
【0025】レバー15の爪部17でカム板8を時計方
向に回転させる範囲(回転角度)は、スイッチ45に押
圧しているカム板8の突出部11がスイッチ45上を時
計方向に回転してスイッチ45から離脱するまでの範囲
(回転角度)が必要である。
【0026】また、カム板8は、その長穴10が歯車1
の突起5に遊合しているため、レバー15の爪部17で
カム板8の係合部9を引っかけてカム板8を回転させる
間、すなわち、カム板8の突出部11がスイッチ45を
押圧しながら回転してスイッチ45から離脱する間、歯
車1は、停止したままである。
【0027】カム板80長穴10は、スイッチ45を押
圧し、回転し、スイッチ45から離脱するまでの長さよ
りも、若干、長くし、適度な遊びを持たせるのがよく、
そうすることによって停止及び始動を円滑に行うことが
できる。
【0028】上記のように、カム板8の突出部11がス
イッチ45から離脱するとスイッチ45が「オン」に
なってモーター42が回転するので、歯車1が、再び、
回転を始める。そして、アーム25は、軸27を中心に
して本体の前後方向に揺動運動し、図6の初期状態状態
に戻る。そして、上記操作を繰り返すことによって係止
片を中空針から間欠的に送り出すことができる。
【0029】
【発明の効果】上記のように、本発明は、取付機本体に
揺動自在に支持させた揺動アームと、該揺動アームに係
合し、かつ、係止片押出用ピストンを有するスライダー
と、前記揺動アームの長手方向の凹部に歯車端面の突起
を係合させた歯車と、該歯車によって回転され前記揺動
アームが1往復して初期位置に復帰したとき歯車駆動モ
ーター制御オンオフスイッチを押して該スイッチをオフ
にするカム板と、該カム板を前記スイッチから離脱する
まで強制的に回転させて前記歯車駆動モーター制 御用オ
ンオフスイッチをオンにするレバーと、から構成されて
いるので、従来のように、多数のスイッチと複雑な電気
回路を設ける必要がない。 従って、本発明は、従来の電
動式係止片取付具よりも故障が少ないばかりでなく、価
格を低く抑えることができた。また、従来のように、モ
ーターを正転、停止、逆転させる必要がなく、モーター
の正回転のみで揺動アームが本体の前後方向に揺動する
ので、作動速度も従来の電動式係止片取付具より速くな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る係止片取付機の係止片送り装置の
側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明に係る係止片取付機の係止片送り装置の
分解図である。
【図4】係止片取付器機の引金を引いた状態を示す説明
図である。
【図5】揺動アームの作動説明図である。
【図6】揺動アームが初期位置に戻った状態を示す説明
図である。
【図7】引金を戻した状態を示す説明図である。
【図8】再度、引金を引いた状態を示す説明図である。
【符号の説明】1 歯車 6突起 8 カム 15 レバー 25 揺動アーム 26 凹部 30 スライダー 32 係止片押出用ピ
ストン 45 歯車駆動モーター制御用オンオフスイッチ 50 取付機本体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付機本体に揺動自在に支持させた揺動
    アームと、該揺動アームに係合し、かつ、係止片押出用
    ピストンを有するスライダーと、前記揺動アームーの長
    手方向の一凹部に歯車端面の突起を係合させた歯車と、
    該歯車によって回転され前記揺動アームが1往復して初
    期位置に復帰したとき歯車駆動モーター制御用オンオフ
    スイッチを押して該スイッチをオフにするカム板と、該
    カム板を前記スイッチから離脱するまで強制的に回転さ
    せて前記歯車駆動モーター制御用オンオフスイッチをオ
    ンにするレバーと、からなる係止片取付機の係止片送り
    装置
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USD923444S1 (en) 2019-04-12 2021-06-29 Avery Dennison Corporation Fastening apparatus
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