JPH0628413Y2 - 係止片取付機 - Google Patents

係止片取付機

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JPH0628413Y2
JPH0628413Y2 JP2666789U JP2666789U JPH0628413Y2 JP H0628413 Y2 JPH0628413 Y2 JP H0628413Y2 JP 2666789 U JP2666789 U JP 2666789U JP 2666789 U JP2666789 U JP 2666789U JP H0628413 Y2 JPH0628413 Y2 JP H0628413Y2
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JP
Japan
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locking piece
piston
hollow needle
arm
swing arm
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JP2666789U
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JPH02117308U (ja
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明 古都
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Japan Banok Co Ltd
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Japan Banok Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、ロングサイズ用の係止片取付機から標準サイ
ズ用の係止片取付機への変更、また、その逆の変更も可
能な係止片取付機に関するものである。
〔従来技術〕
近年、いろいろな寸法の係止片、特に、フィラメント部
の長さの異なる係止片が出回っており、例えば、フィラ
メント部の長いロングサイズの係止片によって数枚乃至
十数枚の軍手や靴下を束ねたり、或いは、ロングサイズ
の係止片よりもフィラメント部の短い標準サイズの係止
片によってサンダルに値札を取り付けることが行われて
いる。
ところが、フィラメント部の長いロングサイズの係止片
を使用する中空針の長い係止片取付機では、フィラメン
ト部の短い標準サイズの係止片を打ち出せないことがあ
る。
即ち、第12図に示すように、中空針33のロングサイ
ズ用の係止片取付機Aで標準サイズの係止片kを打ち出
すと、係止片kの横棒yが中空針33の先端から押し出
される前に係止片kの頭部tが商品fに突き当たって係
止片kの前進が阻まれるからである。
従って、ユーザーは、少なくともロングサイズ用と標準
サイズ用との2種類の係止片取付機を用意する必要があ
った。
そこで、フィラメント部の長さが異なる係止片に対応で
きる汎用型の係止片取付機が望まれているが、中空針及
び中空針から係止片の横棒部を押出すピストンの長さを
変更してもピストンのストローク長を変更しないと、ピ
ストンの先端が係止片取付機内の隔壁に引っ掛かり、係
止片の打出しに支障を生ずるという新たな問題が発生す
ることが分かった。
即ち、第11図に示すように、ロングサイズ用の長いピ
ストン32を標準サイズの短いピストン32′に交換し
ても揺動アーム25のストーク長Lが変わらないから標
準サイズのピストン32′が初期位置に復帰した時、標
準サイズのピストン32′の先端a′が係止片取付機本
体50の隔壁52よりも後方に引き込まれるからであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、係る問題を克服するためになされたものであ
り、その目的とするところは、大幅な部品の交換を要す
ることなく、ロングサイズ用の係止片取付機から標準サ
イズ用の係止片取付機への変更、また、その逆の変更も
可能な係止片取付機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本考案の係止片取付機は、係止片取付機本体と、
該本体の先端部に装着した中空針と、該中空針内から係
止片の横棒を打出すためのピストンと、前記本体内に内
蔵させた係止片打出装置と、該係止片打出装置を駆動す
るための電動モーターとを備え、前記係止片打出装置
が、前記ピントンを往復動させるための揺動アームと、
該揺動アームのカム溝に係合して揺動アームを揺動させ
る歯車と、前記揺動アームの1往復毎に前記電動モータ
ーを停止させるカム板と、該カム板を前記電動モーター
の始動位置まで回転させるレバーとからなる係止片取付
機において、前記揺動アームを、カム溝が直線的なロン
グサイズ用の揺動アームから迂回路を有する標準サイズ
用の揺動アームに交換すると共に、中空針及びピストン
を、ロングサイズ用の中空針及びピストンから標準サイ
ズ用の短い中空針及びピストンに交換するようにしたこ
とを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図において、50は係止片取付機A′の
本体であり、その内部に係止片打出装置B′を配設す
る。この係止片打出装置B′は、歯車1、カム板8、レ
バー15′、揺動アーム25′及びスライダー30から
構成されている。
第3図に示すように、歯車1は、歯車板2と、その一方
の側に突出させた軸部3から成り、歯車板2は、軸部3
の方向に突出した突起5及び軸部3の反対方向に突出し
た案内ピン6を備えている。案内ピン6は、揺動アーム
25′のカム溝26′に係合するようになっている。ま
た、歯車1の軸部3は、本体(不図示)に取り付けた軸
受7に回転自在に支持されている。
前記カム板8は、係合部9、長穴10、突出部11を有
するドーナツ板状のものであって歯車1の軸部3に回転
自在に嵌合されているが、その長穴10内が歯車1の突
起5が突出しているので、カム板8の回動が制限される
ようになっている。このカム板8の突出部11は、第1
図に示すように、カム板8が一回転する毎に第1のスイ
ッチ45をオフ(OFF)するようになっている。
また、前記レバー15′は、引金19、腕部16、爪部
17及び軸24から構成され、軸受23,23を介して
本体(不図示)に揺動自在に取り付けられている。ま
た、レバー15′は、取付ピン20と、本体(不図示)
に取り付けた取付ピン21との間に架橋したバネ22に
よって反時計方向に付勢されている。
更に、腕部16の先端部は、カム板8の円周に沿って湾
曲し、その先端には、爪部17が設けられている。この
爪部17をカム板8の係合部9と弾性的に係合させるた
め、腕部16は、薄板状とし、その板面と直交する方向
に若干の弾性力を有するようになっている。
また、取付ピン20は、第2のスイッチ46をオン(O
N)、オフ(OFF)する役目も兼ねており、引金19を引く
ことにより取付ピン20が第2のスイッチ46を押す
と、スイッチ46がオン(ON)し、引金19を引く力を緩
めることにより取付ピン20が第2のスイッチ46から
離れると、スイッチ46がオフ(OFF)するようになって
いる。
本考案では、安全性を高めるため、第1,第2の2つの
スイッチ45,46がオン(ON)のときだけ、後述する電
動モーター42が回転するようになっている。
上記揺動アーム25′は、第1図に示すように、軸27
によって揺動自在に軸支されており、揺動アーム25′
が前進すると、その先端部に係合させたピストン32′
付のスライダー30がレール34に沿って前進して係止
片群51から係止片を1個ずつ切離しながら中空針3
3′から押し出すようになっている。
また、符号Cの箇所には、係止片群51を案内溝(不図
示)内に引き込むための公知の送り装置(不図示)が設
けられている。
再度、第3図に戻ると、上記歯車1は、歯車36,37
及び冠歯車付歯車38からなる減速装置35を介して駆
動源である電動モーター42に取付けられたピニオン4
1に係合している。符号39,40は歯車軸を示してい
る。
上記の標準サイズ用の揺動アーム25′は、第4図に示
すように、ロングサイズ用のカム溝26が二点鎖線で示
すように直線状であるのに対し、カム溝26′を、揺動
アーム25′の長手方向に向かって直線状に設けられた
上下2つの直線部分43,44と、その途中に前記直線
部分43,44に連通するように設けた円弧状の2つの
迂回路47,48とから構成している点に特徴がある。
なお、符号49は、2つの迂回路47,48の間に形成
された島状のガイド部である。
この揺動アーム25′のカム溝26′に歯車1の案内ピ
ン6を係合させた後、歯車1を時計方向に回転させる
と、第5図に示すように、揺動アーム25′が軸27を
軸にして揺動するが、標準サイズの揺動アーム25′の
ストロークL′は、二点鎖線で示すロングサイズの揺動
アーム25のストロークLに比べて左右の迂回路47,
48の分だけストロークが短くなる。
従って、ロングサイズの係止片取付機から標準サイズの
係止片取付機に変更する場合には、揺動アームを、カム
溝25が直線的なロングサイズ用の揺動アーム25から
迂回路47,48を有する標準サイズ用の揺動アーム2
5′に交換すると共に、中空針及びピストンを、ロング
サイズ用の中空針33及びピストン32から標準サイズ
用の短い中空針33′及びピストン32′に交換する。
すると、第1図に示すように、揺動アーム25′が初期
位置(係止片取付機本体の後方部)に後退してもピスト
ン32′の先端a′が隔壁52より後方に引き込まれる
ことがない。
今、第6図に示す初期位置から第7図に示すように、引
金19を引くと、レバー15′の先端の爪部17でカム
板8の係合部9を引っ掛け、カム板8を時計方向に回転
させるので、カム板の突出部11が第1スイッチ45か
ら離れてスイッチ45がオン(ON)になる。と同時に、レ
バー15′の取付ピン20が第2スイッチ46を押して
第2スイッチ46がオン(ON)するので、電動モーター4
2が始動し、歯車1が時計方向に回転する。
そして、第8図に示すように、揺動アーム25′が同方
向に回転してピストン32′を図の右方向に移動させ
る。この時、揺動アーム25′の回動は、反時計方向の
回動に比べて低速なので、係止片の押出力が強力であ
る。
次いで、揺動アーム25′が反時計方向に回動し、第9
図に示すように、初期位置に復帰して第1スイッチ45
を押すと、スイッチ45がオフ(OFF)になるので、引金
19を引いたままでも電動モーター42は自動的に停止
する。
次いで、第10図に示すように、引金19を戻すと、レ
バー15′の取付ピン20が第2スイッチ46から離れ
るので、第2スイッチ46もオフ(OFF)になる。
なお、標準サイズの係止片取付機からロングサイズの係
止片取付機に戻すには、揺動アームを、迂回路47,4
8を有する標準サイズ用の揺動アーム25′からカム溝
が直線的なロングサイズ用の揺動アーム25に交換する
と共に、中空針及びピストンを、標準サイズ用の短い中
空針33′及びピストン32′からロングサイズ用の中
空針33及びピストン32に変更する。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案によれば、揺動アームを、カム溝
が直線的なロングサイズ用の揺動アーム25から迂回路
47,48を有する標準サイズ用の揺動アーム25′に
交換すると共に、中空針及びピストンをロングサイズ用
の中空針33及びピストン32から標準サイズ用の短い
中空針33′及びピストン32′に交換するだけで、ロ
ングサイズ用の係止片取付機から標準サイズ用の係止片
取付機に変更できるようになった。また、その逆の変更
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準サイズの係止片取付機の内部構造を示す平
面図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図は係止片
打出装置の分解斜視図、第4図は標準サイズの揺動アー
ムの平面図、第5図はロングサイズ用揺動アームと標準
サイズ用揺動アームとのストロークの相違を示す説明
図、第6図〜第10図は標準サイズの係止片取付機の作
用説明図、第11図はピストンをロングサイズ用から標
準サイズ用に変更した場合の問題点を示す説明図、第1
2図はロングサイズ用係止片取付機によって標準サイズ
の係止片を打ち出した場合の問題点を示す説明図であ
る。 1……歯車、8……カム板、15′……レバー、25,
25′……揺動アーム、26,26′……カム溝、3
2,32′……ピストン、33,33′……中空針、4
2……電動モーター、47,48……迂回路、50……
係止片取付機本体、B′……係止片打出装置、y……係
止片の横棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係止片取付機本体と、該本体の先端部に装
    着した中空針と、該中空針内から係止片の横棒を打出す
    ためのピストンと、前記本体内に内蔵させた係止片打出
    装置と、該係止片打出装置を駆動するための電動モータ
    ーとを備え、前記係止片打出装置が、前記ピストンを往
    復動させるための揺動アームと、該揺動アームのカム溝
    に係合して揺動アームを揺動させる歯車と、前記揺動ア
    ームの1往復毎に前記電動モーターを停止させるカム板
    と、該カム板を前記電動モーターの始動位置まで回転さ
    せるレバーとからなる係止片取付機において、前記揺動
    アームを、カム溝26が直線的なロングサイズ用の揺動
    アーム25から迂回路47,48を有する標準サイズ用
    の揺動アーム25′に交換すると共に、中空針及びピス
    トンを、ロングサイズ用の中空針33及びピストン32
    から標準サイズ用の短い中空針33′及びピストン3
    2′に交換するようにしたことを特徴とする係止片取付
    機。
JP2666789U 1989-03-10 1989-03-10 係止片取付機 Expired - Lifetime JPH0628413Y2 (ja)

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JPH02117308U JPH02117308U (ja) 1990-09-20
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