JP2619239B2 - 回転ヘッド型記録再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録再生装置

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JP2619239B2
JP2619239B2 JP61144544A JP14454486A JP2619239B2 JP 2619239 B2 JP2619239 B2 JP 2619239B2 JP 61144544 A JP61144544 A JP 61144544A JP 14454486 A JP14454486 A JP 14454486A JP 2619239 B2 JP2619239 B2 JP 2619239B2
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隆 西島
博幸 星野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、4ヘツド型VTR(ビデオテープレコーダ)
のような回転ヘッド型記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
モノマルチバイブレータのCR回路における抵抗Rを変
えれば、出力パルス幅が変化することは周知である。と
ころで、汎用の斜め走査方式の4ヘツド型VTRのビデオ
ヘツド回転ドラムの速度は、通常再生時と特殊再生時と
で異なる。即ち、ビデオヘツドの回転方向とテープの送
り方向とが同一であるため、例えば静止画再生のために
テープ走行を止めると、ビデオヘツドとテープとの相対
的走査速度が通常再生時よりも速くなり、NTSC方式の再
生ビデオ信号の水平同期信号の周波数が通常再生時より
も高くなる。そこで、静止画再生時にはヘツドドラムの
回転数を高めている。また、高速再生や逆方向再生時に
も同様な問題が生じるので、ドラムの回転数を変える。
一方、2つの通常再生ヘツドと2つの特殊再生ヘツド
とは、ヘツドドラム上の異なる角度位置に配置されてい
るので、2つの通常再生ヘツドの出力を交互に切り換え
るためのスイツチパルスを基準として特殊再生のための
スイツチパルスを形成することが行われている。例え
ば、通常再生用のスイツチパルス形成回路から得られる
出力に基づいてモノマルチバイブレータをトリガし、モ
ノマルチバイブレータの出力で通常再生用スイツチパル
スに所定の時間遅れを与えて特殊再生用スイツチパルス
を形成している。通常再生用スイツチパルスと特殊再生
用スイツチパルスとの時間関係は、ヘツドドラムの回転
速度の変化に対応させて切り換えることが必要になる。
このため、従来は、モノマルチバイブレータの時定数回
路に切換スイツチを介して複数の抵抗を配設し、回転数
に対応した抵抗を選択した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、モノマルチバイブレータの時定数回路の複数
の抵抗のバラツキがモノマルチバイブレータの出力パル
ス幅に影響するために、種々の出力パルス幅を容易に得
ることができなかつた。
また、回転ドラム即ち回転ヘッドの回転速度の変動が
生じても従来装置では、一対の通常再生用ヘッドの出力
の切換パルスと一対の特殊再生用ヘッドの出力の切換パ
ルスとの時間間隔が固定されているために、特殊再生用
ヘッドの出力の切換パルスを最適時間位置に発生させる
ことができななかった。
そこで、本発明の目的は、一対の通常再生用ヘッドの
再生出力を交互に抽出するためのスイッチパルスと一対
の特殊再生用ヘッドの再生出力を交互に抽出するための
スイッチパルスとを最適な時間間隔を有して発生させる
ことができる回転ヘッド型記録再生装置を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、実施例を示す図
面の符号を参照して説明すると、記録媒体テープを回転
ドラムに対して斜めに走行させて前記テープ上の記録信
号を再生するための斜め走査方式の回転ヘッド型記録再
生装置であって、通常再生のために180度の角度間隔を
有して配置された第1及び第2の再生ヘッド(1)
(2)と、前記通常再生時の前記テープの走行速度とは
異なる速度で再生する時に使用するものであって、前記
第1及び第2の再生ヘッド(1)(2)に対して一定の
角度間隔を有し且つ互いに180度の角度間隔を有するよ
うに配置された第3及び第4の再生ヘッド(3)(4)
と、前記第1、第2、第3及び第4の再生ヘッド(1)
(2)(3)(4)を同時に回転するためのヘッド回転
手段と、前記第1及び第2の再生ヘッド(1)(2)の
180度の回転に相当する時間幅を有して前記第1及び第
2の再生ヘッド(1)(2)から得られた再生出力をス
イッチを使用して交互に抽出して交互に配置することに
よって第1の再生出力信号を形成するたの第1のスイッ
チ回路(11)と、前記第3及び第4の再生ヘッド(3)
(4)の180度の回転に相当する時間幅を有して前記第
3及び第4の再生ヘッド(3)(4)から得られた再生
出力をスイッチを使用して交互に抽出して交互に配置す
ることによって第2の再生出力信号を形成するための第
2のスイッチ回路(14)と前記第1、第2、第3及び第
4の再生ヘッド(1)(2)(3)(4)が1回転する
毎に1個の割合でパルスを発生するパルス発生用ヘッド
(16)と、前記パルス発生用ヘッド(16)の出力に基づ
いて前記第1及び第2の再生ヘッド(1)(2)から得
られた再生出力を交互に抽出するための第1のスイッチ
パルスを形成して前記第1のスイッチ回路(11)に供給
する第1のスイッチパルス形成回路(18)と、前記第
1、第2、第3及び第4の再生ヘッド(1)(2)
(3)(4)の回転速度に対応した繰返し周波数を有し
ていると共に前記パルス発生用ヘッド(16)の出力パル
スよりも十分に高い繰返し周波数を有している周波数信
号をパルスの形態で発生する周波数発生器(25)と、出
力パルス幅を決定するための抵抗(R)とコンデンサ
(C)とを含むモノマルチバイブレータ(33)と、前記
コンデンサ(C)の充電電源と前記コンデンサ(C)と
の間に接続された充電中断用アナログスイッチ(34)
と、前記モノマルチバイブレータ(33)が出力パルスを
発生している期間中において前記コンデンサ(C)の充
電を中断して前記コンデンサ(C)の充電電圧を一定値
に保つ期間を生じさせるために前記アナログスイッチ
(34)をオフ状態に制御するものであって、前記充電電
圧を一定値に保つ期間を前記周波数発生器(25)から得
られたパルスを所定個数だけ計数することによって決定
するように形成されているスイッチ制御回路と、前記第
1のスイッチパルス形成回路(18)と前記モノマルチバ
イブレータ(33)とに接続され、前記第1のスイッチパ
ルスに対して前記モノマルチバイブレータ(33)の出力
パルスに相当する遅延を与えて前記第3及び第4の再生
ヘッド(3)(4)から得られた再生出力を交互に抽出
するための第2のスイッチパルスを形成して前記第2の
スイッチ回路(14)に供給するように形成されている第
2のスイッチパルス形成回路と録再生装置に係わるもの
である。
なお、上記発明と実施例の対応関係を説明すると、前
記ヘッド回転手段は例えばドラム(5)とモータ(24)
であり、前記スイッチ制御回路は例えばD型フリップフ
ロップ(37)(38)(39)とNANDゲート(40)から成る
回路であり、前記第2のスイッチパルス形成回路はJKフ
リップフロップ(30)と2つのインバータ(31)(32)
から成る回路である。
[発明の作用及び効果] 本願発明は次の作用効果を有する。
(イ) 通常再生のための第1及び第2の再生ヘッド
(1)(2)の出力を交互に抽出するたの第1のスイッ
チパルスと特殊再生のための第3及び第4の再生ヘッド
(3)(4)の出力を交互に抽出するための第2のスイ
ッチパルスとの間の時間間隔が固定されていないので、
第1〜第4の再生ヘッド(1)〜(4)の回転速度の変
動に応じて変化する。従って、第1及び第2のスイッチ
パルスの時間間隔を常に最適に保つことができる。
(ロ) 第2のスイッチパルスは第1のスイッチパルス
に遅延を与えることによって形成され、且つこの遅延を
与えるためのモノマルチバイブレータの出力パルスの幅
は、第1〜第4の再生ヘッド(1)〜(4)の回転速度
に対応した周波数信号を発生する周波数発生器(25)の
パルスを所定個数だけ係数することによって決定される
ので、比較的簡単な構成によって第2のスイッチパルス
を最適時間位置に発生させることができる。
[実施例] 次に、図面によつて本発明の実施例に係わる4ヘツド
型VTRを説明する。第1図のVTRは通常再生のための第1
及び第2のヘツド(1)(2)の他に、特殊再生用の第
3及び第4のヘツド(3)(4)を有する。第1及び第
2のヘツド(1)(2)は回転ドラム(5)に180度の
角度間隔を有して配置され、第3及び第4のヘツド
(3)(4)は、第1及び第2のヘツド(1)(2)に
対して55゜の角度差を有してドラム(5)上に180度の
角度間隔で配置されている。ドラム(5)は矢印(6)
で示す如く反時計方向に回転し、テープ(7)は通常再
生時に矢印(8)に示す如く左から右に走行する。な
お、テープ(7)はドラム(5)の軸に対して斜めに走
行するので、第1〜第4のヘツド(1)〜(4)はテー
プ(7)を斜めに走査する。斜め走査方式は、汎用のVT
Rと同一であるので説明を省略する。
第1及び第2のヘツド(1)(2)は、ロータリート
ランス、記録再生切換回路、前置増幅等を含むそれぞれ
のヘツド出力回路(9)(10)を介して第1のスイツチ
回路(11)に接続されている。第3及び第4のヘツド
(3)(4)は、ロータリートランス、前置増幅器等を
含むそれぞれのヘツド出力回路(12)(13)を介して第
2のスイツチ回路(14)に接続されている。第1のスイ
ツチ回路(11)は、通常再生時に第1及び第2のヘツド
(1)(2)から得られる再生信号のオーバラツプ部分
を除去し、第1のヘツド(1)の出力と第2のヘツド
(2)の出力とを交互に取り出すための公知の回路であ
る。第2のスイツチ回路(14)は特殊再生時に第3及び
第4のヘツド(3)(4)から得られる再生信号のオー
バラツプ部分を除去し、第3のヘツド(3)の出力と第
4のヘツド(4)の出力とを交互に取り出す公知の回路
である。第1及び第2のスイツチ回路(11)(14)の出
力は再生信号処理回路(15)即ち復調回路に接続されて
いる。
(16)はパルス再生用ヘツド即ちPGヘツドであり、ド
ラム(5)に同期して回転する一対のマグネツト(17
a)(17b)の通過を検出し、PGパルス(回転位相パル
ス)を発生する。PGヘツド(16)に接続されたスイツチ
パルス形成回路(18)は、PGパルスに基づいて第3図
(A)に示す通常再生用スイツチパルスを公知の方法で
形成し、第1のスイツチ回路(11)に送る。これによ
り、第1のスイツチ回路(11)は、第3図(A)の高レ
ベル期間に対応して第1のヘツド(1)の出力を選択
し、低レベル期間に対応して第2のヘツド(2)の出力
を選択する。
(19)は両縁検出回路であり、一方の入力がスイツチ
パルス形成回路に接続され、他方の入力が抵抗(20)と
コンデンサ(21)との遅延回路を介してスイツチパルス
形成回路(18)に接続された排他的ORゲート(22)から
成り、第3図(B)のパルスを発生する。
(23)は本発明に係わる可変モノマルチバイブレータ
回路であり、両縁検出回路(19)の出力ライン(19a)
に接続され、第3図(C)のパルスを発生するものであ
る。
ドラム(5)を回転するモータ(24)には周波数発生
器(25)が接続されている。この周波数発生器(25)は
ドラム(5)の1回転の周期よりも十分に短い周期で回
転速度に対応した周波数信号を発生する。周波数発生器
(25)の出力は増幅器(26)を介してモータ制御回路
(28)に接続されていると共に、ライン(29)を介して
本発明に係わる可変モノマルチバイブレータ回路(23)
にも接続されている。
(30)はJKフリツプフロツプであり、第3図(D)の
遅延スイツチパルスを形成するものである。このフリツ
プフロツプのJ入力端子はスイツチパルス形成回路(1
8)に接続され、このK入力端子はインバータ(31)を
介してスイツチパルス形成回路(18)に接続され、クロ
ツク入力端子(CK)はインバータ(32)を介して可変モ
ノマルチバイブレータ回路(23)に接続され、Q出力端
子は第2のスイツチ回路(14)に接続されている。第3
図(D)の遅延スイツチパルスは第3図(A)のパルス
にドラム(5)の約55゜の角度に対応する遅延時間
(T)を与えたものである。
モータ制御回路(28)は、モノマルチバイブレータ
(42)、台形波形成回路(43)、サンプルホールド回路
(44)、サンプルホールドのゲートパルス発生回路(4
5)、差動増幅器(46)、ドラム位相誤差信号形成回路
(47)、駆動回路(48)から成る。
第2図は第1図の可変モノマルチバイブレータ(23)
を詳しく示すものである。この可変モノマルチバイブレ
ータ回路(23)は、普通のモノマルチバイブレータ(3
3)と、アナログスイツチ(34)と、スイツチ制御回路
(35)とから成る。モノマルチバイブレータ(33)は、
論理ゲートの集積回路(36)に時定数を決定するための
抵抗RとコンデンサCとを接続したものである。アナロ
グスイツチ(34)は抵抗RとコンデンサCとの間に接続
されている。従つて、このアナログスイツチ(34)がオ
ンの時には一般のモノマルチバイブレータと同様に抵抗
Rを通してコンデンサCの充電が進行する。一方、アナ
ログスイツチ(34)がオフの時にはコンデンサCの充電
が中断される。スイツチ制御回路(35)はこの例では縦
続接続された第1、第2、第3のDフリツプフロツプ
(37)(38)(39)と、NANDゲート(40)とから成り、
第1のDフリツプフロツプ(37)のデータ入力端子
(D)はモノマルチバイブレータ(33)のQ出力端子に
接続され、クロツク入力端子(CK)は回転情報を含む周
波数信号ライン(29)に接続され、Q出力端子は次段の
第2のDフリツプフロツプ(38)のデータ入力端子
(D)に接続されていると共にNANDゲート(40)に接続
されている。第2のDフリツプフロツプ(38)のQ出力
端子は第3のDフリツプフロツプ(39)のデータ入力端
子に接続されている。第3のDフリツプフロツプ(39)
の出力端子はNANDゲート(40)に接続されている。第
2及び第3のDフリツプフロツプ(38)(39)のクロツ
ク入力端子(CK)は共に周波数信号(クロツク信号)ラ
イン(29)に接続されている。NANDゲート(40)は、こ
の出力が低レベルの時にアナログスイツチ(34)をオフ
に制御し、高レベルの時にオンに制御するようにアナロ
グスイツチ(34)に接続されている。
第4図は第2図の各部の状態を示す。ライン(19a)
に第1図の両縁検出回路(19)から第4図(A)に示す
信号が入力し、この前縁(立上り)でモノマルチバイブ
レータ(33)がトリガされると、第4図(B)に示す如
くモノマルチバイブレータ(33)の出力が高レベルに転
換し、且つコンデンサCの充電が第4図(H)に示す如
く開始する。なお、トリガパルスが入力するt0時点では
NANDゲート(40)の出力が第4図(G)に示す如く高レ
ベルであるので、アナログスイツチ(34)はオン制御さ
れ、抵抗Rを介してのコンデンサCの充電が行われる。
モノマルチバイブレータ(33)のQ出力は第1のDフリ
ツプフロツプ(37)のデータ入力端子に入力している
が、クロツクが入力するまで、データは読み込まれな
い。ライン(29)から入力する第4図(C)の回転情報
を含む周波数信号から成るクロツクパルスがt1で立上る
と、この前縁で第1のDフリツプフロツプ(37)はデー
タを読み込み、第4図(D)に示す如くQ出力が高レベ
ルになる。一方、第3のDフリツプフロツプ(39)の
出力は第4図(F)に示す如く高レベルに保たれている
ので、t1時点でNANDゲート(40)の出力が第4図(G)
に示す如く低レベルに転換し、アナログスイツチ(34)
がオフ制御される。このため、t1からコンデンサCの充
電が停止し、コンデンサCの電圧はほぼ一定に維持され
る。t2時点で次のクロツクパルスが立上ると、第2のD
フリツプフロツプ(38)が第4図(D)の高レベル出力
を読み込んでそのQ出力が第4図(E)に示す如く高レ
ベルに転換する。しかる後、t3時点で更に次のクロツク
パルスが立上ると、第3のDフリツプフロツプ(39)が
第4図(F)の高レベル出力を読み込んで、この出力
が第4図(F)に示す如く低レベルになる。この結果、
NANDゲート(40)の出力がt3で高レベルに戻り、アナロ
グスイツチ(34)がオンに戻る。これにより、t2〜t3
中断時間T2の後に、再びコンデンサCの充電が開始し、
コンデンサCの電圧が第4図(H)に示す如く論理ゲー
ト回路のスレツシホールド電圧に向つて増大し、t7でス
レツシホールド電圧に達すると、モノマルチバイブレー
タ(33)のQ出力が低レベルに転換する。第4図(B)
のモノマルチバイブレータ(33)の出力は第1図のJKフ
リツプフロツプ(30)のクロツク入力となる。即ち、第
4図(B)のパルスは第3図(C)のパルスと同一のも
のである。
第4図のモノマルチバイブレータ(33)の出力パルス
の幅Tは、第4図(H)に示す第1の充電時間T1と中断
時間T2と第3の充電時間T3との和に相当する。第1の充
電時間T1と第3の充電時間T3との和T1+T3は、コンデン
サCと抵抗Rとで決定される一定時間であるために、第
4図(C)のクロツク信号の周期TCの変化(回転の変
化)に無関数である。一方、中断時間T2はこの例ではク
ロツク信号の周期TCの2倍の時間であるので、クロツク
パルスの周期(ドラム(5)の回転速度)が変化する
と、これに応じ変化する。これにより、第2図(C)の
パルス幅Tをドラム(5)の回転速度の変化に応じて変
え、第3図(D)の遅延スイツチパルスの発生時点を変
えることができる。
この実施例によれば、CR時定数回路のC又はRを変化
せずに、デイジタル的にアナログスイツチ(34)をオン
・オフ制御して出力パルス幅Tを制御するので、必要な
出力パルスを容易且つ正確に得ることができる。また、
回転情報を含むクロツクパルスで制御することにより、
回転速度に反比例的に変化する出力パルス幅を得ること
ができる。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、変形
可能なものである。例えば、アナログスイツチ(34)の
制御回路(35)のDフリツプフロツプの段数を任意の個
数に変えても差し支えない。また、アナログスイツチ
(34)の制御回路(35)を種々変形しても差し支えな
い。VTR以外にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるVTRを示す回路図、 第2図は第1図の可変モノマルチバイブレータを示す回
路図、 第3図は第1図のA〜D点の電圧を示す波形図、 第4図は第2図のA〜H点の状態を示す電圧波形図であ
る。 (23)……可変モノマルチバイブレータ回路、(33)…
…モノマルチバイブレータ、(34)……アナログスイツ
チ、(35)……スイツチ制御回路、(37)(38)(39)
……Dフリツプフロツプ、(40)……NANDゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 盛一 武蔵野市中町3丁目7番3号 テイアッ ク株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−150208(JP,A) 特開 昭61−229257(JP,A) 実開 昭53−4850(JP,U) 実開 昭57−119937(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体テープを回転ドラムに対して斜め
    に走行させて前記テープ上の記録信号を再生するための
    斜め走査方式の回転ヘッド型記録再生装置であって、 通常再生のために180度の角度間隔を有して配置された
    第1及び第2の再生ヘッド(1)(2)と、 前記通常再生時の前記テープの走行速度とは異なる速度
    で再生する時に使用するものであって、前記第1及び第
    2の再生ヘッド(1)(2)に対して一定の角度間隔を
    有し且つ互いに180度の角度間隔を有するように配置さ
    れた第3及び第4の再生ヘッド(3)(4)と、 前記第1、第2、第3及び第4の再生ヘッド(1)
    (2)(3)(4)を同時に回転するためのヘッド回転
    手段と、 前記第1及び第2の再生ヘッド(1)(2)の180度の
    回転に相当する時間幅を有して前記第1及び第2の再生
    ヘッド(1)(2)から得られた再生出力をスイッチを
    使用して交互に抽出して交互に配置することによって第
    1の再生出力信号を形成するための第1のスイッチ回路
    (11)と、 前記第3及び第4の再生ヘッド(3)(4)の180度の
    回転に相当する時間幅を有して前記第3及び第4の再生
    ヘッド(3)(4)から得られた再生出力をスイッチを
    使用して交互に抽出して交互に配置することによって第
    2の再生出力信号を形成するための第2のスイッチ回路
    (14)と 前記第1、第2、第3及び第4の再生ヘッド(1)
    (2)(3)(4)が1回転する毎に1個の割合でパル
    スを発生するパルス発生用ヘッド(16)と、 前記パルス発生用ヘッド(16)の出力に基づいて前記第
    1及び第2の再生ヘッド(1)(2)から得られた再生
    出力を交互に抽出するための第1のスイッチパルスを形
    成して前記第1のスイッチ回路(11)に供給する第1の
    スイッチパルス形成回路(18)と、 前記第1、第2、第3及び第4の再生ヘッド(1)
    (2)(3)(4)の回転速度に対応した繰返し周波数
    を有していると共に前記パルス発生用ヘッド(16)の出
    力パルスよりも十分に高い繰返し周波数を有している周
    波数信号をパルスの形態で発生する周波数発生器(25)
    と、 出力パルス幅を決定するための抵抗(R)とコンデンサ
    (C)とを含むモノマルチバイブレータ(33)と、 前記コンデンサ(C)の充電電源と前記コンデンサ
    (C)との間に接続された充電中断用アナログスイッチ
    (34)と、 前記モノマルチバイブレータ(33)が出力パルスを発生
    している期間中において前記コンデンサ(C)の充電を
    中断して前記コンデンサ(C)の充電電圧を一定値に保
    つ期間を生じさせるために前記アナログスイッチ(34)
    をオフ状態に制御するものであって、前記充電電圧を一
    定値に保つ期間を前記周波数発生器(25)から得られた
    パルスを所定個数だけ計数することによって決定するよ
    うに形成されているスイッチ制御回路と、 前記第1のスイッチパルス形成回路(18)と前記モノマ
    ルチバイブレータ(33)とに接続され、前記第1のスイ
    ッチパルスに対して前記モノマルチバイブレータ(33)
    の出力パルスに相当する遅延を与えて前記第3及び第4
    の再生ヘッド(3)(4)から得られた再生出力を交互
    に抽出するための第2のスイッチパルスを形成して前記
    第2のスイッチ回路(14)に供給するように形成されて
    いる第2のスイッチパルス形成回路と を具備していることを特徴とする斜め走査方式の回転ヘ
    ッド型記録再生装置。
JP61144544A 1986-06-20 1986-06-20 回転ヘッド型記録再生装置 Expired - Lifetime JP2619239B2 (ja)

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JP61144544A Expired - Lifetime JP2619239B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 回転ヘッド型記録再生装置

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JPS534850U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17

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JPS632146A (ja) 1988-01-07

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