JPH05189838A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド切換信号または回転位相基準信号を基
準にして常に正しく記録再生ができる磁気記録再生装置
を提供する。 【構成】 記録再生速度情報ｉに基づいてクロック生成
手段１１により出力されたカウンタクロックｈを可変遅
延手段６Ｂに入力し、この可変遅延手段６Ｂによりカウ
ンタクロックｈに基づいて回転位置信号ｂを所定の時間
だけ遅延させて回転位相信号ｃを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープ上に斜め
のトラックを形成してディジタル記録再生を行う磁気記
録再生装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、ディジタルオーディオテープレコ
ーダ（ＤＡＴ）等の磁気記録再生装置は、ピッチコント
ロール（以下、「バリピッチ」という。）機能を搭載し
ており、磁気テープに対する記録再生速度を変化させる
ことにより、記録再生時に音程の可変や２台のテープレ
コーダの同期走行等を実現している。

【０００３】以下に、従来の磁気記録再生装置について
説明する。図４は従来の磁気記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。図４において、１は磁気テープ、２
は回転シリンダ、３はヘッド、４は回転シリンダ２の回
転数に比例したＦＧ（Frequency Generetor ）パルスａ
を発生する回転速度検出手段、５は回転シリンダ２が１
回転するごとに回転位置信号ｂを発生する回転位置信号
発生手段、６Ａは回転位置信号ｂを所定の時間だけ遅延
させて回転位相信号Ｃを作成する固定遅延手段、７は回
転速度検出手段４の出力するＦＧパルスａ，固定遅延手
段６Ａの出力する回転位相信号Ｃおよび外部より入力さ
れる回転位相基準信号ｄに基づいて回転シリンダ２の回
転制御を行う制御手段、８は固定遅延手段６Ａの出力す
る回転位相信号ＣによりリセットされＦＧパルスａをカ
ウントする計数手段、９は計数手段８のカウント値Ｅに
基づいてヘッド切換信号Ｆを作成するヘッド切換信号作
成手段、１１は回転位相基準信号ｄおよび信号処理等に
必要な高速のカウンタクロックｈを生成するクロック生
成手段、１２は記録再生速度情報ｉを生成するピッチ情
報生成手段、２０は磁気テープ１を一定速度で走行させ
るための第１のテープ走行手段、２１Ａ，２１Ｂは第２
のテープ走行手段である。

【０００４】このように構成された従来の磁気記録再生
装置の動作について、図４，図５および図６のタイミン
グチャートを用いて説明する。まず、図４および図５を
参照しながら、第１のテープ走行手段２０によりバリピ
ッチ状態でない記録再生速度で磁気テープ１が送られて
いる場合について、説明する。

【０００５】回転位置信号発生手段５は、回転シリンダ
２が一回転するごとに回転位置信号ｂを発生させ、固定
遅延手段６Ａに入力する。固定遅延手段６Ａは、モノス
テーブルマルチバイブレータ等の抵抗（図示せず）およ
びコンデンサ（図示せず）により、回転位置信号ｂを所
定の時間だけ遅延させて回転位相信号Ｃを作成する。こ
の固定遅延手段６Ａによる回転位置信号ｂの遅延時間
は、ヘッド出力信号ｇがヘッド切換信号Ｆの各論理レベ
ルでの中央部のタイミングで得られるように調整されて
おり、固定のものである。このようにヘッド出力信号ｇ
をヘッド切換信号Ｆの各論理レベルでの中央部のタイミ
ングで得ることにより、回転シリンダ２のヘッド３の取
り付けばらつきを吸収している。

【０００６】制御手段７は、回転速度検出手段４により
出力されるＦＧパルスａと、固定遅延手段６Ａにより出
力される回転位相信号Ｃと、ピッチ情報生成手段１２か
ら送られた記録再生速度情報ｉに応じてクロック生成回
路１１から出力される回転位相基準信号ｄとに基づいて
制御信号７ａを出力することにより、回転シリンダ２を
バリピッチ状態でない記録再生速度で回転制御する。

【０００７】回転速度検出手段４から出力されるＦＧパ
ルスａは、制御手段７に入力されるとともにクロックと
して計数手段８に入力される。また、計数手段８にはリ
セットパルスとして回転位相信号Ｃが入力される。これ
により、計数手段８はカウント動作を行い、カウント値
Ｅを出力する。計数手段８から出力されたカウント値Ｅ
は、ヘッド切換信号作成手段９に入力される。これによ
り、ヘッド切換信号作成手段９からは、カウント値Ｅの
大きさに応じた「Ｌ」または「Ｈ」レベルのヘッド切換
信号Ｆが出力される。このヘッド切換信号Ｆはヘッド切
り換え手段１０に入力され、これにより、回転シリンダ
２の複数のヘッドの切り換えを行うことによって、ヘッ
ド出力信号ｇが得られる。

【０００８】次に、図４および図６を参照しながら、第
１のテープ走行手段２０によりバリピッチ状態とした記
録再生速度で磁気テープ１が送られている場合につい
て、説明する。バリピッチ状態とすることで、ピッチ情
報生成手段１２から送られる記録再生速度情報ｉが変化
し、これに伴い、クロック生成回路１１から出力される
回転位相基準信号ｄおよびカウンタクロックｈが変化す
る。この際、記録再生速度情報ｉの変化に応じて回転シ
リンダ２の回転速度および磁気テープ１のテープ送り速
度も変化する。また、回転シリンダ２の回転速度が変化
することで、ＦＧパルスａの繰り返し周期が変化し、回
転位置信号ｂの発生タイミングも変化する。

【０００９】このようにパリピッチ状態である場合も、
前述のパリビッチ状態でない場合と同様に、計数手段８
に、クロックとしてＦＧパルスａが入力され、リセット
パルスとして、固定遅延手段６Ａにより回転位置信号ｂ
を所定時間遅延させて作成した回転位相信号Ｃが入力さ
れる。これにより、計数手段８はカウント動作を行い、
カウント値Ｅをヘッド切換信号作成手段９に出力し、ヘ
ッド切換信号作成手段９からは、カウント値Ｅの大きさ
に応じた「Ｌ」または「Ｈ」レベルのヘッド切換信号Ｆ
がヘッド切り換え手段１０に出力される。これにより、
回転シリンダ２の複数のヘッド３の切り換えを行うこと
によって、ヘッド出力信号ｇを得ていた。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の磁気記録再生装置の構成では、第１のテープ走行
手段２０により磁気テープ１がバリピッチ状態でない記
録再生速度で送られているときには、図５に示すよう
に、ヘッド出力信号ｇはヘッド切り換え信号Ｆの各論理
レベルでの中央部のタイミングで得られているが、第１
のテープ走行手段２０により磁気テープ１がバリピッチ
状態で送られたときには、回転シリンダ２の回転速度が
変化しているにも拘わらず、固定遅延手段６Ａでは、バ
リピッチ状態でない記録再生速度時と同じ時間だけ回転
位置信号ｂを遅延させて回転位相信号Ｃを作成するため
に、図６に示すように、ヘッド出力信号ｇはヘッド切り
換え信号Ｆの各論理レベルでの中央部からずれてしま
う。その結果、ヘッド切り換え信号Ｆまたは回転位相基
準信号ｄを基準にして正しく記録再生が行うことができ
ないという問題点を有していた。

【００１１】この発明の目的は上記従来の問題点を解決
するもので、ヘッド切換信号または回転位相基準信号を
基準にして常に正しく記録再生ができる磁気記録再生装
置を提供することである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】この発明の磁気記録再生
装置は、ピッチ情報生成手段と、クロック生成手段と、
回転速度検出手段と、回転位置信号発生手段と、可変遅
延手段と、制御手段と、計数手段と、ヘッド切り換え信
号作成手段とを備えたものである。ピッチ情報生成手段
は、磁気テープに対する記録再生速度情報を生成するも
のである。クロック生成手段は、ピッチ情報生成手段か
ら送られてくる記録再生速度情報に基づいてカウンタク
ロックおよび回転位相基準信号を生成するものである。
回転速度検出手段は、回転シリンダの回転数に比例した
ＦＧパルスを発生するものである。回転位置信号発生手
段は、回転シリンダが１回転するごとに回転位置信号を
発生するものである。可変遅延手段は、カウンタクロッ
クに基づいて回転位置信号を所定の時間だけ遅延させて
回転位相信号を作成するものである。制御手段は、ＦＧ
パルス，回転位相信号および回転位相基準信号に基づい
て回転シリンダの回転速度を制御するものである。計数
手段は、回転位相信号によりリセットされＦＧパルスを
カウントするものである。ヘッド切り換え信号作成手段
は、計数手段から出力されたカウント値に基づいて複数
のヘッドを切り換えるためのヘッド切り換え信号を作成
するものである。

【００１３】

【作用】この発明の構成によれば、記録再生速度情報に
基づいてクロック生成手段により出力されたカウンタク
ロックを可変遅延手段に入力し、この可変遅延手段によ
りカウンタクロックに基づいて回転位置信号を所定の時
間だけ遅延させて回転位相信号を作成することによっ
て、記録再生速度情報に基づいて回転位相信号の遅延時
間を設定することができる。したがって、ヘッド切換信
号とヘッド出力信号との相対的な出力タイミングを常に
一定に保つことができる。

【００１４】

【実施例】以下この発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図１はこの発明の一実施例の磁気
記録再生装置の構成を示すブロック図である。図１にお
いて、６Ｂはカウンタクロックｈに基づいて回転位置信
号ｂを所定の時間だけ遅延させて回転位相信号ｃを作成
する可変遅延手段である。なお、図４と同符号の部分は
同様の機能を有するものである。

【００１５】図１に示すように、磁気記録再生装置は、
ピッチ情報生成手段１２，クロック生成手段１１，回転
速度検出手段４，回転位置信号発生手段５，可変遅延手
段６Ｂ，制御手段７，計数手段８，ヘッド切り換え信号
作成手段９およびヘッド切り換え手段１０を備えたもの
である。ピッチ情報生成手段１２は、磁気テープ１に対
する記録再生速度情報ｉを生成するものである。また、
クロック生成手段１１は、ピッチ情報生成手段１２から
送られてくる記録再生速度情報ｉに基づいてカウンタク
ロックｈおよび回転位相基準信号ｄを生成するものであ
る。また、回転速度検出手段４は、回転シリンダ２の回
転数に比例したＦＧパルスａを発生するものである。ま
た、回転位置信号発生手段５は、回転シリンダ２が１回
転するごとに回転位置信号ｂを発生するものである。ま
た、可変遅延手段６Ｂは、カウンタクロックｈに基づい
て回転位置信号ｂを所定の時間だけ遅延させて回転位相
信号ｃを作成するものである。また、制御手段７は、Ｆ
Ｇパルスａ，回転位相信号ｃおよび回転位相基準信号ｄ
に基づいて回転シリンダ２の回転速度を制御するもので
ある。また、計数手段８は、回転位相信号ｃによりリセ
ットされＦＧパルスａをカウントするものである。ま
た、ヘッド切り換え信号作成手段９は、計数手段８から
出力されたカウント値ｅに基づいて複数のヘッド３を切
り換えるためのヘッド切り換え信号ｆを作成するもので
ある。

【００１６】このように構成した磁気記録再生装置の動
作について、図１，図２および図３を用いて説明する。
まず、図１および図２を参照しながら、第１のテープ走
行手段２０によりバリピッチ状態でない記録再生速度で
磁気テープ１が送られている場合について説明する。

【００１７】回転位置信号発生手段５は、回転シリンダ
２が一回転するごとに回転位置信号ｂを発生させ、可変
遅延手段６Ｂに入力する。可変遅延手段６Ｂは、プリセ
ット値を複数のスイッチで「Ｌ」レベルか「Ｈ」レベル
かに選択するカウンタ（図示せず）を有しており、この
カウンタにより、カウンタクロックｈをカウントし、図
２(b) に示すようにカウント値Ｐが設定値Ｘになるまで
の時間だけ回転位置信号ｂを遅延させて回転位相信号ｃ
を作成する。この可変遅延手段６Ｂにおけるカウント動
作の設定値Ｘは、ヘッド出力信号ｇがヘッド切換信号ｆ
の各論理レベルでの中央部で得られるように設定してあ
る。このようにヘッド出力信号ｇをヘッド切換信号ｆの
各論理レベルでの中央部のタイミングで得ることによ
り、回転シリンダ２のヘッド３の取り付けばらつきを吸
収する。

【００１８】制御手段７は、回転速度検出手段４により
出力されるＦＧパルスａと、可変遅延手段６Ａにより出
力される回転位相信号ｃと、ピッチ情報生成手段１２か
ら送られた記録再生速度情報ｉに応じてクロック生成回
路１１から出力される回転位相基準信号ｄとに基づいて
制御信号７ｂを出力することにより、回転シリンダ２を
バリピッチ状態でない記録再生速度で回転制御する。

【００１９】回転速度検出手段４から出力されるＦＧパ
ルスａは、制御手段７に入力されるとともにクロックと
して計数手段８に入力される。また、計数手段８にはリ
セットパルスとして回転位相信号ｃが入力される。これ
により、計数手段８はカウント動作を行い、カウント値
ｅを出力する。計数手段８は、カウント値ｅをヘッド切
換信号作成手段９に入力する。これにより、ヘッド切換
信号作成手段９は、カウント値ｅの大きさに応じた
「Ｌ」または「Ｈ」レベルのヘッド切換信号ｆを出力す
る。このヘッド切換信号ｆはヘッド切り換え手段１０に
入力され、これにより、回転シリンダ２の複数のヘッド
３の切り換えを行うことによって、ヘッド出力信号ｇを
得ることができる。

【００２０】次に、図１および図３を参照しながら、第
１のテープ走行手段２０によりバリピッチ状態とした記
録再生速度で磁気テープ１が送られている場合につい
て、説明する。バリピッチ状態とすることで、ピッチ情
報生成手段１２から送られる記録再生速度情報ｉが変化
し、これに伴い、クロック生成回路１１から出力される
回転位相基準信号ｄおよびカウンタクロックｈが変化
し、また、回転シリンダ２の回転速度および磁気テープ
１のテープ送り速度も変化する。

【００２１】可変遅延手段６Ｂでは、カウンタクロック
ｈをカウントし、図３(b) に示すようにカウント値Ｐが
設定値Ｘになるまでの時間だけ回転位置信号ｂを遅延さ
せて回転位相信号ｃを作成する。したがって、記録再生
速度情報ｉに基づいてカウンタクロックｈが変化する
と、可変遅延手段６Ｂでのカウント時間も変化し、これ
により、回転位置信号ｂの遅延時間を変化させて、前述
のパリピッチ状態でない場合に作成した回転位相信号と
は遅延時間の異なる回転位相信号ｂが得られることとな
る。

【００２２】そして、計数手段８に、クロックとしてＦ
Ｇパルスａを入力し、リセットパルスとして、可変遅延
手段６Ｂから出力された回転位相信号ｃを入力する。こ
れにより、計数手段８はカウント動作を行い、カウント
値ｅをヘッド切換信号作成手段９に出力する。ヘッド切
換信号作成手段９からは、カウント値ｅの大きさに応じ
た「Ｌ」または「Ｈ」レベルのヘッド切換信号ｆをヘッ
ド切り換え手段１０に出力する。これにより、回転シリ
ンダ２の複数のヘッド３の切り換えを行うことによっ
て、ヘッド出力信号ｇを得る。

【００２３】以上のように実施例によれば、記録再生速
度情報ｉに基づいてクロック生成手段１１により出力さ
れたカウンタクロックｈを可変遅延手段６Ｂに入力し、
この可変遅延手段６Ｂによりカウンタクロックｈに基づ
いて回転位置信号ｂを所定の時間だけ遅延させて回転位
相信号ｃを作成することによって、記録再生速度情報ｉ
に基づいて回転位相信号ｃの遅延時間を設定することが
できる。回転位相信号ｃにより計数手段８によるＦＧパ
ルスａのカウント動作がリセットされ、この計数手段８
のカウント値ｅによりヘッド切り換え信号作成手段９か
ら出力されるヘッド切換信号ｇの立ち上がりおよび立ち
下がりが決定される。

【００２４】したがって、磁気テープ１がバリビッチ状
態でない記録再生速度で送られているときも、ヘッド切
換信号ｆの各論理レベルでの中央部のタイミングでヘッ
ド出力信号ｇを得ることができ、ヘッド出力信号信号ｆ
とヘッド出力信号ｇとの相対的な出力タイミングを常に
一定に保つことができる。これにより、ヘッド切換信号
ｇまたは回転位相基準信号ｄを基準にして常に正しく記
録再生ができる磁気記録再生装置を得ることができる。

【００２５】

【発明の効果】この発明の磁気記録再生装置によれば、
記録再生速度情報に基づいてクロック生成手段により出
力されたカウンタクロックを可変遅延手段に入力し、こ
の可変遅延手段によりカウンタクロックに基づいて回転
位置信号を所定の時間だけ遅延させて回転位相信号を作
成することによって、記録再生速度情報に基づいて回転
位相信号の遅延時間を設定することができる。したがっ
て、ヘッド切換信号とヘッド出力信号との相対的な出力
タイミングを常に一定に保つことができる。

【００２６】その結果、ヘッド切換信号または回転位相
基準信号を基準にして常に正しく記録再生ができる磁気
記録再生装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例の磁気記録再生装置の構成
を示すブロック図である。

【図２】この発明の一実施例の磁気記録再生装置のバリ
ピッチ状態でないときの動作を説明するためのタイミン
グチャートである。

【図３】この発明の一実施例の磁気記録再生装置のバリ
ピッチ状態であるときの動作を説明するためのタイミン
グチャートである。

【図４】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
図である。

【図５】従来の磁気記録再生装置のバリピッチ状態でな
いときの動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。

【図６】従来の磁気記録再生装置のバリピッチ状態であ
るときの動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。

【符号の説明】

１ 磁気テープ ２ 回転シリンダ ３ ヘッド ４ 回転速度検出手段 ５ 回転位置信号発生手段 6B 可変遅延手段 ７ 制御手段 ８ 計数手段 ９ ヘッド切換信号生成手段 11 クロック生成手段 12 ピッチ情報生成手段 ａ ＦＧパルス ｂ 回転位置信号 ｃ 回転位相信号 ｄ 回転位相基準信号 ｅ カウント値 ｆ ヘッド切換信号 ｇ ヘッド出力信号 ｉ 記録再生速度情報

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 回転シリンダに取り付けられた複数のヘ
   ッドにより磁気テープ上に斜めのトラックを形成して記
   録再生を行い前記ヘッドよりヘッド出力信号を得る磁気
   記録再生装置であって、 前記磁気テープに対する記録再生速度情報を生成するピ
   ッチ情報生成手段と、 このピッチ情報生成手段から送られてくる前記記録再生
   速度情報に基づいてカウンタクロックおよび回転位相基
   準信号を生成するクロック生成手段と、 前記回転シリンダの回転数に比例したＦＧパルスを発生
   する回転速度検出手段と、 前記回転シリンダが１回転するごとに回転位置信号を発
   生する回転位置信号発生手段と、 前記カウンタクロックに基づいて前記回転位置信号を所
   定の時間だけ遅延させて回転位相信号を作成する可変遅
   延手段と、 前記ＦＧパルス，前記回転位相信号および前記回転位相
   基準信号に基づいて前記回転シリンダの回転速度を制御
   する制御手段と、 前記回転位相信号によりリセットされ前記ＦＧパルスを
   カウントする計数手段と、 この計数手段から出力されたカウント値に基づいて前記
   複数のヘッドを切り換えるためのヘッド切り換え信号を
   作成するヘッド切り換え信号作成手段とを備えた磁気記
   録再生装置。