JP2619074B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2619074B2
JP2619074B2 JP1281962A JP28196289A JP2619074B2 JP 2619074 B2 JP2619074 B2 JP 2619074B2 JP 1281962 A JP1281962 A JP 1281962A JP 28196289 A JP28196289 A JP 28196289A JP 2619074 B2 JP2619074 B2 JP 2619074B2
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solid
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広昭 窪川
正博 川嶋
浩司 神原
一司 大橋
弘幸 八嶋
元嗣 小川
弘善 藤森
勲 広沢
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Olympus Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、体腔内部等を観察するための内視鏡に関す
るものである。
(従来技術) 被検体を照明するためのライトガイドを有する内視鏡
においては、外部照明光源からライトガイドに照明光を
入射させるが、外部照明光源からの照明光には赤外成分
も含まれているため、照度が高いとライトガイドの出射
端での光のエネルギーも高くなって出射端付近の温度が
上昇し、これがため内視鏡先端部が体腔内粘膜に密着す
ると、出射端付近の粘膜を熱傷してしまうというおそれ
がある。
また、従来の内視鏡として、内視鏡先端部に固体撮像
装置を設け、これによりライトガイドを経て照明された
体腔内の像を撮像するようにしたものが提案されている
が、このような内視鏡では、固体撮像装置の発熱量が多
いために、それ自身が発生する熱によって温度上昇を生
じ、観察画像の劣化や故障等の動作不良を起こすおそれ
がある。
このような問題を解決するものとして、例えば、特開
昭58−46934号公報には、送液・送気管を通る液体また
は気体によりライトガイドを冷却すると共に、送液・送
気管を固体撮像装置の近傍を通過させることにより、固
体撮像装置を冷却するようにした内視鏡が提案されてい
る。
しかしながら、かかる内視鏡においては、送液・送気
管の周囲にライトガイドバンドルを配置して、その上に
断熱材を設けるか、あるいはライトガイドバンドルの周
囲に送液・送気管を形成して、ライトガイドバンドルと
送液・送気管とを一体に配置すると共に、この送液・送
気管に連結して新たにバルブを介して送液・送気管を固
体撮像装置の近傍を通過させて、内視鏡先端面に臨ませ
るようにしている。このため、追加部材が多く、構成が
複雑になるという問題があると共に、必然的に内視鏡先
端部を含む挿入部が大径化して剛性が大きくなり、これ
がため被検者に苦痛を与えることになると共に、術者に
おいて操作がしにくくなるという問題がある。
また、この内視鏡においては、ライトガイドバンドル
を内視鏡先端部で複数本のライトガイドに分岐してそれ
ぞれ照明窓に臨ませているが、分岐された各ライトガイ
ドは冷却されるようになっていない。このため、出射端
付近の温度上昇を有効に抑制できず、内視鏡先端部が体
腔内粘膜に密着した際の粘膜の熱傷を十分に防止できな
いという問題がある。
さらに、送液・送気管の流体経路において、ライトガ
イドバンドルの下流側に固体撮像装置が配置されている
ため、発熱の大きいライトガイドバンドルを経ることに
よって温度が上昇した流体で固体撮像装置を冷却するこ
とになる。このため、固体撮像装置の冷却効果が十分で
なく、観察画像の劣化や故障等の動作不良の発生を有効
に防止できないという問題がある。
(発明の目的) 本発明は、上述した問題点に着目してなされたもの
で、簡単な構成で、内視鏡挿入部を太くすることなく、
内視鏡先端部のライトガイドの出射端部および固体撮像
装置の温度上昇を有効に防止でき、したがって被検者の
苦痛を少なくでき、しかも粘膜密着時の粘膜の火傷を有
効に防止できると共に、固体撮像装置を、画像の劣化が
生じない温度範囲内で安定して動作させることができる
内視鏡を提供することを目的とする。
(発明の概要) 上記目的を達成するため、この発明は、挿入先端部
に、ライトガイドの出射端部、送気ノズルおよび固体撮
像装置を有する内視鏡において、 前記固体撮像装置の少なくとも一部を囲む第1の空間
と、この第1の空間に連通され、前記ライトガイドの出
射端部の少なくとも一部を囲む第2の空間とを設け、こ
の第2の空間を前記送気ノズルに連結して冷却媒体の流
路を形成すると共に、該流路において、前記ライトガイ
ドの出射端部よりも上流側に前記固体撮像装置を配置し
たことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図は内視鏡の先端正面図を、第2図は第1のI
−I線断面図を示す。この内視鏡は、固体撮像装置を内
蔵した直視形のもので、被検体内部に挿入される可撓性
外筒1の先端には、例えばステンレススチールより成る
先端本体2を嵌着する。この先端本体2には数個のチャ
ンネル2a〜2eを形成し、一対のライトガイドチャンネル
2aにオプチカルファイバ束より成るライトガイド3を挿
入すると共に、先端に凹レンズ4を嵌合する。ライトガ
イド3は、カバーチューブ5により被覆し、外筒1の内
部を延材させて操作部を介して外部照明光源に結合す
る。
対物観察チャンネル2bには、先端に対物レンズ系6を
嵌合すると共に、固体撮像装置7を嵌合する。固体撮像
装置7に接続された導線束8は、外筒1の内部に延材さ
せた可撓性チューブ内を通して操作部に導き、信号処理
回路に接続する。
送水チャンネル2dには、送水チューブを連結すると共
に、先端には送水ノズル10を設け、これにより対物レン
ズ系6の先頭レンズに送水して汚物等を洗い流すことが
できるようにする。また、送気チャンネル2cには、送気
チューブを連結すると共に、先端には送気ノズル9を取
り付け、これにより対物レンズ系6の先頭レンズに向け
て送気して、先頭レンズに付着した洗浄水を吹き飛ばす
と共に、必要に応じて被検体内部に送気してこれを膨ら
ませることができるようにする。
また、鉗子チャンネル2eには、被検体標本を採取する
ための鉗子およびこれを操作するためのワイヤを挿通す
ることができるようにする。
なお、先端本体2の外周面には、ねじ溝を形成して、
ここに先端フード11を螺合する。
本実施例では、第2図に明瞭に示すように、固体撮像
装置7の背面側にシールド部材22を設けて、背面のほぼ
全部が面する空間23を形成すると共に、この空間23と固
体撮像装置7の前面側の空間14とを連通させるように先
端本体2に連通通路24を形成する。空間23には、送気用
チューブ16の一端を連結し、この送気用チューブ16の他
端を、第3図に示すように、外筒1および操作部17の内
部を経て冷却用エアを送風するエアポンプ18に連結す
る。
また、先端本体2には、固体撮像装置7の前面側の空
間14と、ライトガイド3の出射端面および凹レンズ4間
の空間25とを連通させる連結通路26を形成し、この空間
25に排気用チューブ19の一端を連結する。排気用チュー
ブ19は、第3図に示すように、外筒1の内部を通して延
在させ、その他端は、操作部17に設けられ、上述したよ
うに対物レンズ系6の先頭レンズ表面の付着物を吹き飛
ばすと共に、必要に応じて被検体内部を膨らませるため
の送気チューブ20に連結されたエアピストン21に連結す
る。なお、固体撮像装置7の導線束8を通す可撓性チュ
ーブは、シールド部材22に形成した開口を通して外筒内
部に延在させる。
このようにして、エアポンプ18からの冷却用エアを、
常時は、送気用チューブ16、空間23、連結通路24、空間
14、連結通路26、空間25および排気用チューブ19を経
て、すなわち外筒1内で固体撮像装置7の背面、前面お
よびライトガイド3の出射端面の順に順次直接接触させ
ながら流してエアピストン21から外部に排出し、必要に
応じてエアピストン21の開口21aを閉塞することによ
り、排気用チューブ19から排出されるエアを送気チュー
ブ20に導いて対物レンズ系6の清掃や体腔内の膨張に供
する。
このように、この実施例においては、冷却媒体の流路
において、ライトガイド3の出射端面よりも上流側に固
体撮像装置7を配置しているので、上述した従来例にお
けるように、ライトガイドの発熱を吸収して温度が上昇
した冷却媒体が固体撮像装置7側に供給されることはな
い。したがって、固体撮像装置7を有効に冷却できるの
で、これを画像の劣化が生じない温度範囲内で安定して
動作させることができる。また、固体撮像装置7を冷却
した冷却媒体でライトガイド3の出射端面を直接冷却す
ることができるので、内視鏡先端部の温度を所定の低い
温度に有効に維持することができ、したがって体腔内粘
膜に密着した際の粘膜の熱傷を有効に防止することがで
きる。
さらに、上述した従来例におけるように、送液・送気
管の周囲にライトガイドバンドルを配置して、その上に
断熱材を設けたり、ライトガイドバンドルの周囲に送液
・送気管を形成する必要がないと共に、固体撮像装置の
近傍に新たに送液・送気管およびバルブを設ける必要が
なく、本来内視鏡が有する送気ノズルに連結して冷却媒
体の流路を設ければよいので、構成を簡単にできると共
に、内視鏡先端部を含む挿入部を大径化することもな
い。したがって、外筒1の外径を太くすることがないの
で、挿入の際の被検者の苦痛を少なくできる。
なお、この発明は、上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例
えば、上述した実施例では、排気用チューブ19を用いて
エアピストン21からエアを排出するようにしたが、排気
用チューブ19を用いることなく、冷却作用を終えたエア
を外筒1内の隙間を通してエアピストン21から排出させ
るようにしてもよい。また、冷却媒体はエアが限らず、
エア以外の気体あるいは液体を用いることもできる。さ
らに、本発明は上述した直視形の内視鏡に限らず、側視
形の内視鏡にも有効に適用することができる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、固体撮像装置の
少なくとも一部を囲む第1の空間と、この第1の空間に
連通され、ライトガイドの出射端部の少なくとも一部を
囲む第2の空間とを設け、この第2の空間を送気ノズル
に連結して冷却媒体の流路を形成して、冷却媒体により
固体撮像装置およびライトガイド出射端部の順に冷却す
るようにしたので、固体撮像装置およびライトガイド出
射端部の温度上昇を有効に防止でき、したがって固体撮
像装置7を、画像の劣化が生じない温度範囲内で安定し
て動作させることができると共に、内視鏡先端部が体腔
内粘膜に密着した際の粘膜の熱傷を有効に防止すること
ができる。また、体腔内挿入部の外径を太くすることが
ないので、挿入の際の被検者の苦痛を少なくできると共
に、術者にとって操作性がよく、観察精度の優れた内視
鏡を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す内視鏡の先端構成
図、 第2図は、第1図のI−I線断面図、 第3図は、第1図に示す内視鏡の全体構成図である。 1……可撓性外筒、2……先端本体 3……ライトガイド、4……凹レンズ 6……対物レンズ系、7……固体撮像装置 14,23,25……空間、16……送気用チューブ 17……操作部、18……エアポンプ 19……排気用チューブ、20……送気チューブ 21……エアピストン、22……シールド部材 24,26……連結通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 一司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 八嶋 弘幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小川 元嗣 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤森 弘善 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 広沢 勲 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−46934(JP,A) 実開 昭55−56603(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入先端部に、ライトガイドの出射端部、
    送気ノズルおよび固体撮像装置を有する内視鏡におい
    て、 前記固体撮像装置の少なくとも一部を囲む第1の空間
    と、この第1の空間に連通され、前記ライトガイドの出
    射端部の少なくとも一部を囲む第2の空間とを設け、こ
    の第2の空間を前記送気ノズルに連結して冷却媒体の流
    路を形成すると共に、該流路において、前記ライトガイ
    ドの出射端部よりも上流側に前記固体撮像装置を配置し
    たことを特徴とする内視鏡。
JP1281962A 1989-10-31 1989-10-31 内視鏡 Expired - Lifetime JP2619074B2 (ja)

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JP2010268906A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Fujifilm Corp 内視鏡

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JPS5846934A (ja) * 1981-09-12 1983-03-18 富士写真フイルム株式会社 内視鏡

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