JP2617609B2 - ワゴン - Google Patents

ワゴン

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JP2617609B2
JP2617609B2 JP2173677A JP17367790A JP2617609B2 JP 2617609 B2 JP2617609 B2 JP 2617609B2 JP 2173677 A JP2173677 A JP 2173677A JP 17367790 A JP17367790 A JP 17367790A JP 2617609 B2 JP2617609 B2 JP 2617609B2
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章浩 竹綱
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、机の天板下に配置して使用可能なワゴンに
関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のワゴンとして、キャスタを有した箱形
のワゴン本体と、このワゴン本体に正面側へ引き出し可
能に収容した引出しとを具備してなるものが知られてい
る。
ところで、従来のワゴンは、机の天板下に収容する場
合、必ず机の脚体の内側に配置することを前提に設計さ
れている。その結果、前記ワゴン本体は、角のある直方
体をなしているのが一般的である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、ワゴンをこのような態様で天板下に配設す
ると、ワゴンより下肢空間が狭められるため、幅の狭い
机の場合には、窮屈感を免れない。そのため、机の脚体
を正面側に開口する側面視コ字形のものにし、脚体の存
在する位置にもワゴンを挿入できるようにしてその窮屈
感を緩和または回収する試みがなされている。しかしな
がら、従来のワゴンは前述のように角ばった形態をなし
ているため、このようなワゴンを正面側に出っ張らない
ように奥まで収容できるようにするには、脚体の入り隅
を角張った形状のものにせざるを得なくなる。そのた
め、脚体の入り隅部分に集中荷重が作用し易くなり、強
度の高い脚体を設計するのが難しくなる。この不具合
は、脚体を合成樹脂製のものにするような場合には、致
命的なものとなる。
以上のような不具合に加えて、ワゴン本体を天板下に
配設する場合には、ワゴン全体を手前に引き出すための
手掛部をワゴン本体に設けておく必要があるが、このよ
うなワゴン移動用の手掛部を無造作に設けると、該手掛
部と、引出しの手掛部とを混同して操作し易くなるとい
う不都合も生じる。
本発明は、このような不都合を、解消することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次の
ような手段を講じたものである。
すなわち、本発明にかかるワゴンは、先ず基本的構成
として、側面視コ字形をなしその入り隅の角の前面に傾
斜膨出部が設けらた脚体を備えてなる机の天板下に配置
して使用可能なものであって、ワゴン本体の背面上縁部
と背面下縁部とに、前記傾斜膨出部の形状に対応した面
取斜面をそれぞれ形成することとしている。
また、ワゴン本体の手掛部と引出しの手掛部とを混同
する不具合を解消するために、上記基本構成に加えて、
ワゴン本体の側板における正面端に、上下に伸びる凹欠
部を設け、引出しの鏡部の側縁背面側に手を掛けること
ができるようにしておくのがよい。
ワゴン移動用の手掛部を引出しの手掛部との混同を防
ぎ尚かつ操作し易くするには、上記基本構成に加えて、
ワゴン本体の正面上縁部に面取斜面を形成し、その面取
斜面に該手掛部を設けておくのがよい。
天板から引出して、遠方に移動させる際の取扱いを容
易にするには、ワゴン本体の正面側に手掛部を設けるだ
けでなく、ワゴン本体の背面上縁部に形成した面取斜面
にも手掛部を設けておくのが望ましい。
天板下から引出したワゴンの上面を有効に利用するに
は、その天板の収納用凹部を形成しておくのがよい。
天板上面の利用態様をさらに拡大するには、収納用凹
部の開口縁における対向する2辺に蓋受け用の段部を形
成し、これら両段部にこの収納用凹部を部分的に閉塞す
る蓋板をスライド可能に係合させておくのがよい。
天板上面をより便利に使用できるようにするには、収
納用凹部を平面視正方形のものにするとともに、この収
納用凹部の開口縁における4辺に同一高さの段部を形成
し、この収納用凹部の半分の幅寸法を有した蓋板を適宜
な対向2辺間に係合させ得るようにしておくのが好まし
い。
部品点数を少なくするとともに、ワゴン上面部の外観
を多様なものにするには、天板を合成樹脂製のものに
し、この天板に後端部上縁の面取斜面と前端部上縁の面
取斜面と、前記収納用凹部をそれぞれ一体に設けるのが
好ましい。
種々の外観仕様に容易に対応できるようにするととも
に、使用時の接触感を良好なものにするにはワゴン本体
の側板を、金属製の内パネルと、合成樹脂製の外パネル
とから構成しておくのがよい。このようにした場合に
は、引出しの鏡部の側縁背面側に手を掛けるための凹欠
部を外パネルに一体に形成しておけばよい。
側板の外面を合成樹脂製のものにしているにも拘ら
ず、ワゴン全体の剛性を優れたものにするには、ワゴン
本体を、正面側車輪および背面側車輪を装着した金属製
の枠状ベースを備えたものにし、その枠状ベースに側板
の内パネルを剛結しておくのが好ましい。
側板の外側面を机の脚体の外側面と略面一になるよう
にして、天板下へ配置できるようにしたい場合には、左
右の正面側車輪をワゴン本体の側板外面の近傍に位置さ
せるとともに、左右の背面側車輪を側板外面よりも内側
に位置させ、前記車輪の装着位置が平面視台形状をなす
ようにして構成しておく。側板の外側面と机の脚体の外
側面とを見栄えよく面一に揃えたい場合には、ワゴン本
体の外側面と背面側車輪の外側面との間の水平方向距離
が、前記机の脚体の左右幅寸法と同一になるように設定
しておく。
隣接配置した2台の机の両脚体をまたぐようにして、
その隣接境界部分にワゴンを配置できるようにするに
は、左右の背面側車輪間の距離を、机の脚体の左右幅寸
法の2倍以上に設定しておく。
[作用] このような構成のものであると、コ字形をなす脚体の
入り隅の角の前面に補強対策として傾斜膨出部が設けて
ある場合にも、面取斜面の角度をそれらの傾斜膨出部の
形状に対応して設定しておくことで、直方体のワゴンで
あればその背面上縁部及び背面下縁部の角が傾斜膨出部
に干渉して挿入が規制されるであろう位置から、更にこ
のワゴンを奥に挿入しても、面取斜面によってその補強
部分との干渉を避けることができる。
以上のような基本的な作用に加えて、ワゴン本体の側
板における正面端に凹欠部を設ける構成を併用した場合
には、手を掛ける場所が違うために引出しの手掛部と混
同されることなく確実にワゴンを引き出すことが可能に
なり、またワゴン本体の正面上縁部に面取斜面を形成し
て手掛部を設ける構成を併用した場合には、手の掛け方
が違うためやはり引出しとの混同を生ずることなく確実
にワゴンを引き出すことが可能になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
このワゴンAが使用される机Bは、第1図及び第3図
に示すように、天板101の左右両側縁における下面を一
対の脚体102で支持してなる。脚体102は、正面側に開口
する側面視コ字形をなした合成樹脂製の一体成形品であ
り、上腕部121に掛かる荷重を鉛直部122を介して脚部12
3で支持するようにしている。このために、上腕部121と
鉛直部122の間の入り隅124の前面に傾斜膨出部124aを設
けてその間を補強し、鉛直部122と脚部123の間の入り隅
125の前面にも傾斜膨出部125aを設けてその間を補強し
てあり、脚体102全体に所要の剛性がもたせてある。こ
のような机Bに対して、左右何れか一方の脚体102に沿
ってその天板101下に、本実施例に係るワゴンAを収納
するようにしている。
ワゴンAは、第2図に分解図示するように、枠状ベー
ス1に支持させたワゴン本体2と、このワゴン本体2に
収容される上下の引出し3a、3bとから構成されており、
ワゴン本体2の背面上縁部2aと背面下縁部2bに、前記傾
斜膨出部124a、125aにそれぞれ対応して面取斜面62、51
を形成している。
具体的に説明すると、枠体ベース1は、剛性のある金
属製のもので、本体部11の正面近傍の下面を固定軸心を
有した左右一対の正面側車輪12によって支持し、背面近
傍の下面を水平旋回可能な可動軸心を有した左右一対の
背面側車輪13によって支持しており、これらの車輪12、
13により床F上を滑動可能とされている。
ワゴン本体2は、金属製の内パネル41及び合成樹脂製
の外パネル42からなる側板4と、左右の側板4の背面開
口部を蓋封する金属製の背面板5と、左右の側板4の上
面開口部を蓋封する合成樹脂製の天板6とから構成され
ている。
側板4は、内パネル41の下縁近傍にボルト孔41aを有
しており、そのボルト孔41aを前記枠体ベース1の本体
部11に設けたボルト孔11aに重合させ、その位置で図示
しないボルトを挿通し、この内パネル41を枠体ベース1
に締結、固定するようにしている。内パネル41の内面に
は、引出し3a、3bの挙動とともに、それらのスライド方
向に突没する上可動レール43a及び下可動レール43bが取
着してあり、これら両可動レール43a、43bに、上引出し
3aのガイド部材31a及び下引出し3bのガイド部材31bをそ
れぞれ係合させている。また、この内パネル41の正面端
41d近傍及び背面端41e近傍には上下に伸びる金具44、45
が取着してあり、これらの金具44、45を介して、内面に
格子状のリブ42aを有した外パネル42を装着するように
している。具体的には、背面側の金具45には正面に開口
する係合孔45aが設けてあり、外パネル42の内面には抜
止頭部を有したピン42bが突設してある。そして、内パ
ネル41に外パネル42を近接させ、その位置で外パネル42
を背面側にスライドさせることにより、そのピン42bを
前記係合孔45aから金具45内に挿入し、面方向の係合状
態を得るようにしている。また、その係合位置で互いに
重合するインサートナット42c及びボルト孔41cが外パネ
ル42及び内パネル41に設けてあり、これらに図示しない
ボルトを挿通して、内パネル41に外パネル42を止着して
おくようにしている。
背面板5は、図示しない位置で前記枠体ベース1にボ
ルト等を用いて締結されている。そして、前記脚体102
の下側の傾斜膨出部125aの形状に対応したワゴン本体2
の背面下縁部2bをなす面取斜面51を、その下縁近傍に折
曲加工によって形成している。
天板6は、水平部61と、ワゴン本体2の背面上縁部2a
をなす面取斜面62と、ワゴン本体2の正面上縁部2cをな
す面取斜面63とを一体成型してなる。面取斜面62の傾斜
角度は前記脚体102の上側の傾斜膨出部124aの形状に対
応しており、その斜面62には補助用の手掛部64が設けて
ある。また、面取斜面63にはワゴンAを正面側に引き出
すために常時利用される手掛部65が設けてあり、面取斜
面63の傾斜角度はこの手掛部65の操作性等を考慮して設
定されている。さらに、前記水平部61には、平面視正方
形をなす収納用凹部66が設けてある。この収納用凹部66
は、開口縁66aにおける4辺に同一高さの段部66bが形成
してあり、この収納用凹部66の半分の幅寸法を有した図
示しない蓋板を適宜な対向2辺間にスライド可能に係合
させ得るようにしている。
なお、外パネル42の正面端42dには、上下に伸びる凹
欠部42eが設けてあり、引出し3a、3bをワゴン本体2内
に収容した状態で、その鏡部32a、32bの側縁背面側33
a、33bを外部に表出させ、手を掛けることができるよう
にしている。また、前述した各車輪12、13の装着位置に
ついて説明を補足すると、第5図に示すように、左右の
正面側車輪12をワゴンAの側板外面42fに略一致させて
おり、左右の背面側車輪13を側板外面42fよりも内側に
位置させ、それらの車輪12、13を平面視台形状をなして
配列してある。背面側車輪13の更に厳密な位置は、その
外側面13aと側板外面42fとの間の水平方向距離aが、前
記机Bにおける脚体102の左右幅寸法dと略同一になる
ように設定してあり、且つ、第6図に示すように、左右
の背面側車輪13間の距離bが、机Bにおける脚体102の
左右幅寸法dの2倍以上となるように設定してある。
このような構成のワゴンAであると、机Bの脚体102
が以上説明したように入り隅124、125を傾斜膨出部124
a、125aによって補強されている場合にも、第1図に示
すようにワゴンAを正面側に出っ張らせずに天板101下
の奥深い位置まで挿入し、収容することが可能になる。
すなわち、従来の直方体のワゴンであれば、図示Pの位
置で背面上縁部と背面下縁部がそれぞれ傾斜膨出部124
a、125aに干渉してそれ以上奥深く挿入することが困難
となり、ワゴンの一部が正面側に出っ張るという不都合
を生じていた。そして、これを解消するために、上述し
た傾斜膨出部124a、125aは強度上不可欠であるので、ワ
ゴンAの内容積を大巾に縮小する以外になかった。これ
に対して、本実施例のワゴンAはこの挿入位置Pから更
にワゴンAを奥に向かって挿入しても、面取斜面62、51
において傾斜膨出部124、125に対する干渉を有効に避け
ることになり、この結果、このワゴンAを、背面2dが脚
体102の鉛直部122に接近する最も深い位置Qまで不都合
なく挿入することが可能になる。なお、このような面取
斜面62、51を設けても、これらの部位は通常はワゴンA
の実質的な収納空間として利用されておらずデットスペ
ースとなっているので、ワゴンAの内容積を縮小するこ
とにはならない。
また、この実施例のワゴンAは、天板101下から手前
に引き出す際に利用できる手掛部65を正面側に設けてい
るが、これに対して引出し3a、3bの手掛部を正面側に設
けずに、外パネル42の正面端42dに凹欠部42eを設け、引
出し3a、3bの鏡部32a、32bに側縁背面側33a、33bを手掛
部として利用できるようにしている。このため、手掛部
65と、引出し3a、3bの手掛部33a、33bとが混同して操作
されることがなくなる。ワゴンAを引き出すための手掛
部65も、ワゴン本体2の正面上縁部2cに形成した面取斜
面63に設けているので、良好な操作性を得ることができ
る。その上に、このワゴンAはワゴン本体2の背面上縁
部2aに形成した面取斜面62にも手掛部64を設けているの
で、天板101下から引き出したワゴンAを遠方に移動さ
せる際の取り扱いも容易にすることができる。
また、このワゴンAは上面に収納用凹部66を形成して
おり、この収容用凹部66の適宜な対向2辺間に蓋板等を
スライド可能に係合させ得るようにしている。このた
め、天板101下から引き出した状態でその上面を便利に
利用することが可能になる。しかも、この収納用凹部66
は、正面上縁部2cの面取斜面63及び背面上縁部2aの面取
斜面62とともに合成樹脂により一体成型してあるので、
部品点数が少なく低コストで製作できる上に、色や素材
も予め数種類揃えておくことにより、この天板6を取り
換えるだけで多様な外観のワゴンAに簡単に模様替えす
ることが可能になる。
また、前記側板4も外パネル42を内パネル41に着脱可
能に取着してあるので、外パネル42の色や素材を数種類
揃えておくことにより、多様な仕様に対応することが容
易になる。しかも、外パネル42が合成樹脂製であれば、
机Bに着座し膝が接触した時に金属ような冷たい接触感
を受けることがなくなる。また、このように側板4の外
面を合成樹脂製のものにしても、金属製の内パネル41が
枠体ベース1に強固に剛結してあるため、ワゴンA全体
の剛性を損なうようなことはない。
さらに、このワゴンAは車輪12、13の装着位置を上述
した如く設定することによって、第5図に示したよう
に、脚体102が存在する位置にまで側方に寄せてワゴン
Aを収納できるので、机Bの下肢空間を広げることがで
きると同時に、側板4の外側面42fを脚体102の外側面に
見栄えよく面一に揃えることができる。さらにまた、第
6図に示したように隣接する2台の机Bの両脚体102に
またがって、その隣接境界部分にワゴンAを配置するこ
とも可能であり、この場合は下肢空間を一層広く確保で
きることになる。
なお、前記実施例では天板6における背面上縁部2aの
面取斜面62に手掛部64を設けているが、このような手掛
部64を設ける代わりに、この天板6を背面板5の上方を
覆うようにして装着した際に、背面板5との境界部分に
下面側に開口し内側に手を掛けることができるような段
部が形成されるようにすれば、敢えて前記実施例ののよ
うな手掛部64を設けずに済む。また、このワゴンは、脚
体の補強対策が上記以外の構造をなしている机にも勿論
利用することが可能である。その他、各部の断面形状は
図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明のワゴンは、以上のような構成であるから、例
えば机の脚体が合成樹脂製のものであり、入り隅の角の
前面に補強対策として傾斜膨出部が設けてあるような場
合にも、ワゴンの背面上縁部及び背面下縁部にその傾斜
膨出部との干渉を避け得るような面取斜面を設けること
によって、ワゴンの内容積を縮小せずとも、正面側を出
っ張らせずに天板下の奥まで該ワゴンを収納することが
できる効果が得られる。
以上のような効果に加えて、ワゴン本体の側板におけ
る正面端に凹欠部を設ける構成や、ワゴン本体の正面上
縁部に面取斜面を形成して手掛部を設ける構成を併用し
た場合には、手を掛ける場所や手を掛ける向きの違いを
利用して引出しの手掛部と混同されることなく確実にワ
ゴンを天板下から引き出すことができるため、ワゴンの
操作性を有効に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は分解斜視図、第3図は一使用状態を示す斜視図、第
4図は他の使用状態を示す斜視図、第5図は第3図の使
用状態においてワゴンの収納位置を説明する説明図、第
6図は第4図の使用状態においてワゴンの収納位置を説
明する説明図である。 A……ワゴン、B……机 a……水平方向距離、d……左右幅寸法 1……枠状ベース、2……ワゴン本体 2a……背面上縁部、2b……背面下縁部 2c……正面上縁部、3a、3b……引出し 4……側板、6……天板 12……正面側車輪、13……背面側車輪 13a……外側面、32a、32b……鏡部 33a、33b……側縁背面側 41……内パネル、42……外パネル 42d……正面端、42e……凹欠部 42f……側板外面 51、62、63……面取斜面 64、65……手掛部、66……収納用凹部 66a……開口縁、66b……段部 101……天板、102……脚体 124、125……入り隅 124a、125a……傾斜膨出部

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面視コ字形をなしその入り隅の角の前面
    に傾斜膨出部が設けられた脚体を備えてなる机の天板下
    に配置して使用可能なワゴンであって、 ワゴン本体の背面上縁部と背面下縁部とに、前記傾斜膨
    出部の形状に対応した面取斜面をそれぞれ形成するとと
    もに、ワゴン本体の側板における正面端に上下に伸びる
    凹欠部を設けて、引出しの鏡部の側縁背面側に手を掛け
    ることができるようにしていることを特徴とするワゴ
    ン。
  2. 【請求項2】側面視コ字形をなしその入り隅の角の前面
    に傾斜膨出部が設けらた脚体を備えてなる机の天板下に
    配置して使用可能なワゴンであって、 ワゴン本体の背面上縁部と背面下縁部とに、前記傾斜膨
    出部の形状に対応した面取斜面をそれぞれ形成するとと
    もに、ワゴン本体の正面上縁部に面取斜面を形成して、
    その面取斜面に手掛部を設けてなることを特徴とするワ
    ゴン。
  3. 【請求項3】ワゴン本体の正面上縁部に面取斜面を形成
    し、その面取斜面に手掛部を設けていることを特徴とす
    る請求項1記載のワゴン。
  4. 【請求項4】ワゴン本体の背面上縁部に形成した面取斜
    面に手掛部を設けていることを特徴とする請求項2又は
    3記載のワゴン。
  5. 【請求項5】天板に収納用凹部を形成していることを特
    徴とする請求項2又は3記載のワゴン。
  6. 【請求項6】収納用凹部の開口縁における対向する2辺
    に蓋受け用の段部を形成し、これら両段部にこの収納用
    凹部を部分的に閉塞する蓋板をスライド可能に係合させ
    ていることを特徴とする請求項5記載のワゴン。
  7. 【請求項7】収納用凹部を平面視正方形のものにすると
    ともに、この収納用凹部の開口縁における4辺に同一高
    さの段部を形成し、この収納用凹部の半分の幅寸法を有
    した蓋板を適宜な対向2辺間に係合させ得るようにして
    いることを特徴とする請求項6記載のワゴン。
  8. 【請求項8】天板を合成樹脂製のものにし、この天板に
    後端部上縁の面取斜面と前端部上縁の面取斜面と、前記
    収納用凹部をそれぞれ一体に設けていることを特徴とす
    る請求項5記載のワゴン。
  9. 【請求項9】ワゴン本体の側板を、金属製の内パネル
    と、合成樹脂製の外パネルとから構成していることを特
    徴とする請求項1記載のワゴン。
  10. 【請求項10】外パネルに請求項2記載の凹欠部を一体
    に形成していることを特徴とする請求項9記載のワゴ
    ン。
  11. 【請求項11】ワゴン本体が、正面側車輪および背面側
    車輪を装着した金属製の枠状ベースを備えており、その
    枠状ベースに側板の内パネルを剛結していることを特徴
    とする請求項9記載のワゴン。
  12. 【請求項12】左右の正面側車輪をワゴン本体の側板外
    面の近傍に位置させるとともに、左右の背面側車輪を側
    板外面よりも内側に位置させ、前記車輪の装着位置が平
    面視台形状をなすように構成したことを特徴とする請求
    項1、2又は3記載のワゴン。
  13. 【請求項13】ワゴン本体の外側面と背面側車輪の外側
    面との間の水平方向距離が、前記机の脚体の左右幅寸法
    と同一になるように設定したことを特徴とする請求項12
    記載のワゴン。
  14. 【請求項14】左右の背面側車輪間の距離を、机の脚体
    の左右幅寸法の2倍以上に設定したことを特徴とする請
    求項12記載のワゴン。
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JPH01175806A (ja) * 1987-12-30 1989-07-12 Kokuyo Co Ltd システム机

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JPH0461807A (ja) 1992-02-27

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