JP2616903B2 - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JP2616903B2
JP2616903B2 JP5807495A JP5807495A JP2616903B2 JP 2616903 B2 JP2616903 B2 JP 2616903B2 JP 5807495 A JP5807495 A JP 5807495A JP 5807495 A JP5807495 A JP 5807495A JP 2616903 B2 JP2616903 B2 JP 2616903B2
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重雄 古宮
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株式会社マースエンジニアリング
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、パチンコ遊戯機等
のデータ管理装置に係り、詳細には、パチンコ遊戯場等
の個々のパチンコ遊戯台における入玉、出玉、入賞デー
タ等を集中管理するデータ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ遊戯機のデータ管理装
置では、個々のパチンコ遊戯機から入玉、出玉、入賞デ
ータ等の信号を夫々中央管理装置に配線し、データの送
受信を行い管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、現在
のパチンコ遊戯場においては、パチンコ遊戯台の電子化
が進み複数の情報を集中管理することが可能になるに従
い中央管理装置に接続される情報収集のためのには膨大
な数の入出力信号線が必要となった。従って、配線工事
にも費用と時間を要し、又、配線数が多いため断線時等
の保守にも困難を極めてしまうという問題点を有した。
【0004】更に、従来の方法で実際に配線を行う場合
には、中央管理装置に最も遠い遊戯台の配線と、その次
に遠い遊戯台の配線を束にし、更に次に遠い遊戯台のと
ころでは、最も遠い遊戯台の配線とその次に遠い遊戯台
の配線と、その次に遠い遊戯台の配線とを束にして配線
するというように、徐々に配線数が増えるように配線を
束ねて行うため、任意の中間位置の遊戯台で配線が遮断
されると、その場所より遠い遊戯台の管理が全て不可能
になってしまうという問題点を有した。
【0005】この発明では、以上の問題点を解決するた
めに、少ない配線数で複数の遊戯機を管理可能であり、
かつ、配線が遮断されても、遊戯台の管理が可能なパチ
ンコ遊戯機のデータ管理装置を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 そこで、この発明は、
【0007】複数の遊戯機と、各遊戯機に接続され、2
系統の送受信可能な通信路を有すると共に、夫々が2系
統の通信路で連鎖状に接続される複数の遊戯機コントロ
ーラーと、2系統の送受信可能な通信路によって各遊戯
機コントローラーが連鎖する通信路の両端に接続される
ブロックコントローラーとからなり、遊戯機コントロー
ラーは、遊戯機から出力される管理情報と遊戯機を特定
する識別情報とからなる管理信号、及び、遊戯機を制御
する制御情報と制御する遊戯機を特定する識別情報とか
らなる制御信号を、2系統の通信路から通信可能な通信
路を選択し送受信可能である入出力選択回路と、入出力
選択回路及び遊戯機と接続され、入出力選択回路から制
御信号を入力し制御信号に含まれる制御情報を遊戯機へ
出力すると共に、遊戯機の出力する管理情報を入力し、
入力した管理情報を含む管理信号を入出力選択回路へ出
力する通信制御部とからなり、入出力回路が、接続され
る遊戯機への制御信号を受信した場合には通信制御部へ
出力され、他の信号を入力した場合には通信可能な通信
路から送信し、通信制御部から管理信号を入力した場合
には通信可能な通信路から送信し、ブロックコントロー
ラーは、管理信号を受信可能であると共に制御信号を送
信可能であり、制御信号を送信する場合には、識別情報
で特定される遊戯機と接続される遊戯機コントローラー
が存在する通信路を選択して送信し、管理信号を受信し
た場合には、少なくも識別情報で特定される遊戯機の管
理情報であることを認識可能であることを特徴とするデ
ータ通信システム。
【0008】を提供することにより、上述の課題を解決
する。
【0009】
【作用】 管理情報が遊戯機から接続される遊戯機コン
トローラーへ出力される。遊戯機コントローラーでは、
通信制御部が、接続される遊戯機を特定させる識別情報
と入力された管理情報とを含む管理信号を入出力選択回
路へ出力する。入出力選択回路では、連鎖する通信路に
ブロックコントローラーの存在する通信路から管理信号
を送信する。送信された管理信号は接続される他の遊戯
機コントローラーに受信される。他の遊戯機コントロー
ラーでは、入出力選択回路が選択されている通信路から
信号を受信するが、信号中に自身に接続される遊戯機を
特定する識別情報を含まないので、受信した信号を選択
された通信路から他の接続する遊戯機コントローラーへ
送信する。同様に順次接続される遊戯機コントローラー
へ送信し、やがて、ブロックコントローラーと接続され
る一方端の遊戯機コントローラーがブロックコントロー
ラーへ信号を送信する。一方端の遊戯機コントローラー
から送信された管理信号はブロックコントローラーに受
信され、ブロックコントローラーが少なくも管理信号に
含まれる識別情報から特定の遊戯機の管理情報であるこ
とを認識し出力する。
【0010】又、ブロックコントローラーから遊戯機を
制御する制御情報及び遊戯機を特定する識別情報を含む
制御信号を送信する場合、送信される制御信号は、連鎖
する通信路に識別情報により特定される遊戯機と接続さ
れる遊戯機コントローラーの存在する通信路から送信さ
れる。ブロックコントローラーから受信した遊戯機コン
トローラーでは、入出力選択回路が選択されている通信
路から信号を受信するが、受信信号中に自身に接続され
る遊戯機を特定する識別情報を含まない場合には、受信
した信号を選択された通信路から他の接続する遊戯機コ
ントローラーへ送信し、制御信号は同様に順次接続され
る遊戯機コントローラーへ送信され、やがて、識別情報
で特定される遊戯機と接続する遊戯機コントローラーが
受信する。識別情報で特定される遊戯機と接続される遊
戯機コントローラーでは、制御信号中に自身に接続され
る遊戯機を特定する識別情報を含むので、入出力選択回
路が受信した制御信号を通信制御部へ出力する。通信制
御部では、制御信号中に含まれる制御情報に従い接続す
る遊戯機を制御する。
【0011】
【実施例】 以下、この発明の実施例を表す図面に基づ
きこの発明の実施例を説明する。図1は、この発明のデ
ータ通信方法の実施例を表す説明図、図2は同じく一部
詳細説明図、図3は同じく構成要素の説明図である。
【0012】1は、パチンコ遊戯台のデータ通信システ
ムである。データ通信システム1はホストコンピュータ
2、カウンターコンピュータ3、バスリピータ4、複数
のブロックコントローラー5、複数の遊戯機コントロー
ラー6、複数のクレームスイッチ部7、及び、画像処理
装置8とからなる。データ通信システム1は、この実施
例ではパチンコ遊戯機の管理及び制御を行うと共に、パ
チンコ遊戯機等の監視も同時に行うが、パチンコ遊戯機
の管理及び制御のみを行えるようクレームスイッチ部7
及び画像処理装置8を構成中に設けずに実施してもよ
い。データ通信システム1は、ホストコンピュータ2、
カウンターコンピュータ3、バスリピータ4、及び、複
数のブロックコントローラー5が通信可能に接続され、
更に、夫々のブロックコントローラー5は、複数の遊戯
機コントローラー6と通信可能に接続される。遊戯機コ
ントローラー6は、遊戯機9と接続され、自身に接続さ
れる特定の遊戯機9を監視する。クレームスイッチ部7
は遊戯機9上部に載置されると共に、他の2台のクレー
ムスイッチ7と信号入出力可能に接続され、内部に小型
のCCDカメラ71が内蔵され、スイッチング装置7
2、クレームスイッチ73を有する。CCDカメラ71
は、スイッチング装置72のON,OFFにより遊戯機
9の遊戯者を撮像した画像信号を出力する。更に、一方
の入出力対応するクレームスイッチ部7から入力する画
像信号を他方のクレームスイッチ部7へ出力すると共
に、場合によっては、自身のCCDカメラ71で撮像さ
れた画像信号を他方のクレームスイッチ部7へ出力す
る。
【0013】ホストコンピュータ2は、接続されるカウ
ンターコンピュータ3からのデータ、及び、バスリピー
タ4乃至カウンターコンピュータ3を経由して送信され
るブロックコントローラー5からのデータを入力し、シ
ステム全体のパチンコ玉の総数、各ブロックコントロー
ラー5に管理される遊戯機9のパチンコ玉の数、カウン
ターコンピューター3で管理されるパチンコ玉の玉数等
の管理、或いは、接続される各機器及び各パチンコ遊戯
機の状況等の管理を行う。カウンターコンピュータ3は
パチンコ遊戯場のカウンター内に設置され、使用者によ
り遊戯終了後に持込まれるパチンコ玉の交換玉数の管
理、或いは、交換した物品等を行い、接続されるホスト
コンピュータ2に管理信号として送信すると共に、ホス
トコンピュータ2からの制御信号により制御される。管
理信号は、信号発信元である遊戯機9を特定する識別情
報及び管理情報とを含む。この実施例では、管理情報は
遊戯機9の出玉情報、入賞情報、不正検知情報、及び、
異常監視情報を含み、更に、クレームスイッチ73から
の呼出し情報を含む。制御信号は、制御される遊戯機9
を特定する識別情報及びその遊戯機9を制御する制御情
報とを含む。この実施例では、制御情報は、遊戯機9を
制御する制御情報、及び、CCDカメラ71の画像信号
を出力させるスイッチング装置72を制御する制御情報
とを含む。バスリピータ4は、ホストコンピュータ2か
ら送信されカウンターコンピュータ3を経由し受信する
制御信号を、制御信号に含まれる識別情報に基づき所定
のブロックコントローラー5へ送信すると共に、ブロッ
クコントローラー5から送信される管理信号を受信しカ
ウンターコンピュータ3を経由してホストコンピュータ
2へ送信する。各ブロックコントローラー5は、バスリ
ピータ4、及び、複数の遊戯機コントローラー6と接続
され、夫々と信号の送受信が可能である。各遊戯機コン
トローラー6は、夫々対応する遊戯機9と接続され、ブ
ロックコントローラー5から信号を受信し或いはブロッ
クコントローラー5へ信号を送信可能であると共に、接
続対応される遊戯機へも信号の入出力が可能である。以
下、図2及び図3に従いブロックコントローラー5及び
遊戯機コントローラー6を詳しく説明する。ブロックコ
ントローラー5は、ホストコンピューター2との通信路
の他に遊戯機コントローラー6との通信のための通信路
を2系統有し、ホストコンピューター2から送信された
制御信号をハブリピータ4から受信し、制御信号に含ま
れる自身の管理する遊戯機と接続される遊戯機コントロ
ーラー6へ送信する。この実施例では、ハブリピータ4
がホストコンピュータ2から送信される制御信号をその
信号に含まれる識別情報に基づき送信先のブロックコン
トローラー5を選択し送信するが、各ブロックコントロ
ーラー5を環状或いはスター状に接続し、直接ブロック
コントローラー5が制御信号に含まれる識別情報を判断
し、自身に接続される遊戯機9に対する制御信号の場合
に遊戯機コントローラー6へ送信するよう構成すること
も可能である。遊戯機コントローラー6もブロックコン
トローラー5同様に2系統の通信路を有し、図2に表す
ようにブロックコントローラー5が複数の遊戯機コント
ローラー6と環状に連鎖するよう通信可能に接続され
る。ブロックコントローラー5の2系統の通信路は夫々
通信路TX1及び通信路TX2とする。通信路TX1,
TX2の信号伝達方向は図2に矢印で表すように夫々逆
方向に伝達する経路である。ブロックコントローラー5
は、夫々の通信路TX1,TX2で接続されている遊戯
機コントローラー6を常に監視し、ホストコンピュータ
2から受信する制御信号を、その制御信号に含まれる識
別情報に特定される遊戯機9と接続される遊戯機コント
ローラー6が接続されている通信路で送信する。ブロッ
クコントローラー5及び遊戯機コントローラー6間の通
信は、通常、通信路TX1を用いて信号の送受信を行う
が、遊戯機利用者の不正行為或いは故障等により通信路
TX1に所望の遊戯機コントローラー6が接続されてい
ない場合には、ブロックコントローラー5は別の通信路
TX2を選択する。遊戯機コントローラー6は、送受信
可能な2系統の通信路TX1,TX2を有し、入出力選
択回路61と、通信制御部62とからなり、通信制御部
62は遊戯機と入出力可能に接続される。入出力選択回
路61は、通信路TX1,TX2と接続される2つのO
/E変換回路63と、O/E変換回路63に入出力可能
に接続されると共に通信制御部62に入出力可能に接続
されるハブコントローラー64とからなる。O/E変換
回路63は、光デジタル信号を電気デジタル信号に変換
しハブコントローラー64へ出力し、或いは、ハブコン
トローラー64から入力する電気デジタル信号を光デジ
タル信号に変換し、通信路TX1或いは通信路TX2か
ら送信する光−電気変換回路である。ハブコントローラ
ー64はO/E変換回路63及び通信制御部62と入出
力可能に接続され、通常、通信路TX1を用いて信号の
送受信を行うが、送信時に通信路TX1にブロックコン
トローラー5が接続されていない状態となった場合に
は、別の通信路TX2を選択するよう通信路TX1,T
X2を監視し、通信路TX1,TX2の切替え選択が可
能である。更に、ハブコントローラー64は、ブロック
コントローラー5から受信した制御信号に、接続対応す
る通信制御部62に接続された遊戯機9を特定する識別
情報が含まれる場合には、制御信号を通信制御部62へ
出力するが、接続される遊戯機9を特定する識別情報が
含まれていない場合には他方のO/E変換回路63へ入
力した制御信号を出力する。又、ハブコントローラー6
4は、接続対応する通信制御部62からの信号を通信可
能な選択されたO/E変換回路63へ出力する。通信制
御部62は、制御部65及び入出力部66とからなる。
制御部65はハブコントローラー64と入出力可能に接
続されると共に入出力部66と入出力可能に接続され
る。制御部65は、ハブコントローラー64から制御信
号を入力可能であり、入力する制御信号に含まれる識別
情報及び制御情報に従い遊戯機9或いはクレームスイッ
チ部7を制御するよう入出力部66へ出力可能である。
又、入出力部66から管理情報を入力可能であり、入力
する管理情報に、接続対応される遊戯機9或いはクレー
ムスイッチ部7であることを特定させる識別情報を付加
し、ハブコントローラー64へ出力可能である。入出力
部66は、制御部65と入出力可能に接続されると共
に、遊戯機9及びクレームスイッチ部7と入出力可能に
接続され、制御部65から入力する信号の識別情報及び
制御情報により指定される出力先を選択し、遊戯機9或
いはクレームスイッチ部7へ制御情報を出力可能であ
る。更に、入出力部66は、遊戯機9或いはクレームス
イッチ部7から管理情報を入力し制御部65へ出力可能
である。入出力部66が遊戯機9から入力する管理情報
は出玉情報、入賞情報、不正検知情報、及び、異常監視
情報であり、クレームスイッチ部7から入力する管理情
報は、遊戯機9使用者がクレームスイッチ73をONに
した情報である。この実施例では、前記情報が管理情報
として管理されるが、遊戯機9を管理するのに必要なそ
の他の情報を管理情報として取扱ってもよい。クレーム
スイッチ部7は、自身に内蔵されるCCDカメラ71の
撮像したビデオ信号をスイッチング装置72を介して一
方の出力対応するクレームスイッチ部7へ出力可能に接
続されると共に、他方の入力対応する他のクレームスイ
ッチ部7で撮像したビデオ信号を入力し一方の出力対応
するクレームスイッチ部7へ出力可能である。画像処理
装置8は、入力するビデオ信号を圧縮し出力可能な画像
圧縮回路81、画像圧縮回路81,画像モニター83を
制御すると共に圧縮されたビデオ信号を順次記憶可能な
画像記憶部82、画像モニター83、及び、画像制御部
84とからなり、連鎖状に接続される通信路端部の撮像
装置7と接続され、撮像装置7の出力する画像信号を入
力可能である。画像処理装置8はクレームスイッチ部7
及びホストコンピュータ2と接続され、クレームスイッ
チ部7に内蔵されるCCDカメラ71から入力する画像
をホストコンピュータ2の制御信号により画像制御部8
4が画像圧縮回路81、画像記憶部82、及び、画像モ
ニター83を制御し、画像圧縮回路81で圧縮された画
像信号を画像記憶部82が記憶可能である。次に、デー
タ通信システム1の接続状態を説明する。図1に表すよ
うに、ホストコンピュータ2及びカウンターコンピュー
タ3は送受信可能に接続され、更に、バスリピータ4及
びカウンターコンピュータ3も送受信可能に接続され
る。各ブロックコントローラー5は、バスリピータ4と
送受信可能に接続され、ホストコンピュータ2から各ブ
ロックコントローラー5へ送信する制御信号或いは各ブ
ロックコントローラー5からホストコンピュータ2へ送
信される管理信号は、カウンターコンピュータ3及びバ
スリピータ4を経由して行われる。ブロックコントロー
ラー5及び遊戯機コントローラー6は図2に表すよう
に、遊戯機コントローラー6相互が通信路TX1,TX
2で送受信可能に接続され、更に、複数の遊戯機コント
ローラー6と連鎖するよう環状に送受信可能に接続され
る。各遊戯機コントローラー6は夫々特定の遊戯機9と
入出力可能に接続され、更に、特定の遊戯機9上部に設
置されるクレームスイッチ部7と入出力可能に接続され
る。クレームスイッチ部7は前記の通り、自身に内蔵さ
れるCCDカメラの撮像したビデオ信号を一方の出力対
応するクレームスイッチ部7へ出力可能で有ると共に、
他方の入力対応する他のクレームスイッチ部7で撮像し
たビデオ信号を入力し一方の出力対応するクレームスイ
ッチ部7へ出力可能に接続され、連鎖状に接続される最
終端のクレームスイッチ部7は、出力対応するクレーム
スイッチ部7ではなく画像処理装置8へ出力可能に接続
される。ブロックコントローラー5及び遊戯機コントロ
ーラー6間を連結する通信路TX1は、ブロックコント
ローラー5から遊戯機コントローラー6a,遊戯機コン
トローラー6b,遊戯機コントローラー6c・・・・遊
戯機コントローラー6nに順次送信しRX1に戻る経路
であり、又通信路TX2は、ブロックコントローラー5
から遊戯機コントローラー6n・・・・・,遊戯機コン
トローラー6c,遊戯機コントローラー6b,遊戯機コ
ントローラー6aに順次送信しRX2に戻る経路であ
り、通信路TX1と通信路TX2は互いに反対に送信す
る経路をとる。従って、通信路TX1,TX2の一方が
断線等の理由により連鎖する環状の通信路を形成しなく
なった場合に、他方で通信可能であると共に、通信路T
X1,TX2の両通信路が連鎖する環状の通信路を形成
しなくなった場合にも、送信先が通信路中に存在する通
信路を選択するので、同様に通信可能である。次に、本
実施例の作用について説明する。ホストコンピュータ2
及びカウンターコンピュータ3間で管理信号或いは制御
信号を送信する場合は、夫々接続される通信路で行う。
ホストコンピュータ2がブロックコントローラー5に接
続される特定の遊戯機9を制御する場合を例に説明す
る。以下、制御される遊戯機9の接続される遊戯機コン
トローラー6は遊戯機コントローラー6dとし、送信さ
れる制御信号は遊戯機コントローラーー6dに接続され
る遊戯機9を制御する信号とする。ホストコンピュータ
ー2から制御信号が送信される。送信された信号はカウ
ンターコンピュータ3を経由してバスリピータ4で受信
される。バスリピータ4では受信信号に含まれる識別情
報で特定される遊戯機9の接続されるブロックコントロ
ーラー5aへ受信した制御信号を送信する。ブロックコ
ントローラー5aでは、バスリピータ4から受信する制
御信号の識別情報から遊戯機コントローラー6dに接続
される遊戯機9を識別し、環状に連鎖する通信路TX1
或いは通信路TX2から遊戯機コントローラー6dの存
在する通信路を選択し、受信した信号を送信する。各ブ
ロックコントローラー5aでは通常は通信路TX1を選
択するので通信路TX1から送信され、通信路TX1が
断線等により連鎖する環状の通信路を形成していない場
合には、通信路TX2が選択される。両通信路TX1,
TX2が、例えば断線等で連鎖する環状の通信路を形成
していない場合には、送信方向に遊戯機コントローラー
6dが連鎖している通信路を選択し通信する。仮に断線
箇所が遊戯機コントローラー6c、遊戯機コントローラ
ー6d間の場合には、送信方向に遊戯機コントローラー
6dまで連鎖している通信路TX2が選択され通信路T
X2から制御信号が送信され、遊戯機コントローラー6
aから送信される管理信号は通信路TX2で送信され
る。以下、通信路TX1,TX2共に遊戯機コントロー
ラー6c,6d間で断線している場合を例にして説明す
る。ブロックコントローラー5aから送信された制御信
号は遊戯機コントローラー6aに達し、遊戯機コントロ
ーラー6aが受信する。遊戯機コントローラー6aで
は、通信路TX1の受信側と接続されるO/E変換回路
63が受信した制御信号を電気デジタル信号に変換しハ
ブコントローラー64へ出力する。ハブコントローラー
64では、入力した制御信号に遊戯機コントローラー6
aと接続される遊戯機9を特定する識別情報が含まれて
いないので通信路TX1送信側と接続されるO/E変換
回路63へ入力した信号を出力し、通信路TX1送信側
と接続されるO/E変換回路63から隣合う遊戯機コン
トローラー6bへ送信する。同様に遊戯機コントローラ
ー6b乃至機コントローラー6cでも、次の遊戯機コン
トローラーへ受信した制御信号を順次送信する。遊戯機
コントローラー6dでは、遊戯機コントローラー6cか
ら制御信号を受信し、通信路TX1の受信側と接続され
るO/E変換回路63が制御信号を光デジタル信号から
電気デジタル信号に変換しハブコントローラー64へ出
力する。ハブコントローラー64では、入力した制御信
号に遊戯機コントローラー6dに接続される遊戯機9を
特定する識別情報が含まれているので、通信制御部62
の制御部65へ制御信号を出力する。入力した制御部6
5では、制御信号に含まれる識別情報により特定される
遊戯機9へ制御情報を出力するよう入出力部66へ出力
する。入出力部66では、入力した信号の識別情報で特
定される遊戯機9へ制御情報を出力し、遊戯機9は制御
される。上述では、ホストコンピュータ2の送信する遊
戯機コントローラー6dに接続された遊戯機9を制御す
る制御信号について説明したが、遊戯機コントローラー
6d以外の遊戯機コントローラー6に接続される遊戯機
9を制御する場合も上記例同様に、制御する遊戯機9の
接続された遊戯機コントローラー6へ信号送信する。
又、特定のクレームスイッチ部7を制御する場合には、
クレームスイッチ部7の接続される遊戯機コントローラ
ー6へ制御信号が送信され、特定のクレームスイッチ7
の接続される入出力部66が、入力した信号の識別情報
により特定されるクレームスイッチ部7へ制御情報を出
力し、クレームスイッチ部7は制御されることとなる。
次に、図1乃至図3に基づき、遊戯機コントローラー6
dに接続された遊戯機9から出力される入賞情報である
管理情報を、遊戯機コントローラー6dが入力し通信路
を経由してホストコンピュータ2へ受信されるまでを説
明する。遊戯機コントローラー6dに接続される遊戯機
9から管理情報が出力され、入出力部66が管理情報を
入力する。遊戯機9の管理情報の出力は接続される遊戯
機コントローラー6dから指示されて出力するよう構成
されてもよく、又は、遊戯機9が独自に出力するよう構
成されてもよく、更に又、独自に或いは指示されて出力
するよう構成されてもよい。入出力部66では、入力し
た管理情報が、遊戯機9からの入賞情報であることを制
御部65へ出力する。制御部65では、入力した信号が
遊戯機9からの入賞情報なので、遊戯機9を特定する識
別情報と入賞情報である管理情報とからなる管理信号を
入出力選択回路61のハブコントローラー64へ出力す
る。ハブコントローラー64では、環状に連鎖する通信
路TX1或いは通信路TX2からブロックコントローラ
ー5aの存在する通信路を選択し、入力した管理信号を
選択した通信路の送信側に接続されるO/E変換回路へ
出力する。通信路TX1,TX2が環状に連鎖していな
い場合には、前記同様通信路中にブロックコントローラ
ー5aが存在する通信路が選択される。ハブコントロー
ラー64から管理信号を入力したO/E変換回路では、
電気デジタル信号である管理信号を光デジタル信号に変
換し、選択された通信路TX1へ送信することで、遊戯
機コントローラー6dから通信路TX1を経て遊戯機コ
ントローラー6eへ送信される。遊戯機コントローラー
6eでは、通信路TX1の入力側と接続されるO/E変
換回路63が入力した管理信号を電気デジタル信号に変
換しハブコントローラー64へ出力する。ハブコントロ
ーラー64では、入力した管理信号に遊戯機コントロー
ラー6aと接続される遊戯機9を特定する識別情報が含
まれていないので通信路TX1出力側と接続されるO/
E変換回路63へ出力し、通信路TX1出力側と接続さ
れるO/E変換回路63から通信路TX1で隣合う遊戯
機コントローラー6fへ送信する。同様に遊戯機コント
ローラー6f乃至機コントローラー6n−1でも、次の
遊戯機コントローラーへ受信した管理信号を順次送信す
る。次いで、遊戯機コントローラー6n−1の送信した
信号を遊戯機コントローラーnが受信する。遊戯機コン
トローラーnも、同様にブロックコントローラー5aへ
受信した管理信号を送信する。ブロックコントローラー
5aでは、遊戯機コントローラー6dに接続された遊戯
機9の管理信号を受信し、バスリピータ4へ送信する。
送信された信号は、カウンターコンピュータ3を経由し
ホストコンピュータ2が入力し、所定の処理をを行う。
又、入力部66がクレームスイッチ部7から管理情報を
入力する場合も同様に管理信号が送受信される。この実
施例では、管理情報はホストコンピュータ2が記憶等行
い処理するよう構成したが、管理情報によっては、カウ
ンターコンピュータ3或いはブロックコントローラー5
が各遊戯機コントローラー6に接続される遊戯機9或い
はクレームスイッチ部7を管理するよう構成してもよ
く、制御信号もホストコンピュータ2が生成し送信する
が、制御情報によってはカウンターコンピュータ3或い
はブロックコントローラー5が制御信号を生成し、各遊
戯機コントローラー6に接続される遊戯機9或いはクレ
ームスイッチ部7を制御するよう構成してもよい。又、
この実施例では遊戯機コントローラー6に接続される遊
戯機9は1台であるが、2台或いは複数台を1つの遊戯
機コントローラー6に接続し、遊戯機コントローラー6
が夫々の遊戯機を認識するよう構成することも可能であ
り、このように構成することで遊戯機コントローラー6
の数を減少させることができると共に、実装されている
マイクロコンピュータ(図示せず)を有効に利用でき
る。又、通信路TX1,TX2は、単一方向に送信可能
に構成されるが、夫々双方向に通信可能に構成してもよ
い。
【発明の効果】 この発明では、通信路が遮断されても
通信可能な通信路を選択し通信可能なので、不正行為等
により通信路が遮断されても通信可能となる。更に、ブ
ロックコントローラー及び遊戯機毎に接続される遊戯機
コントローラー相互を共通の通信路で環状に連鎖するよ
う構成されるので、各遊戯機からの管理情報毎に別の通
信路を設ける必要がなく少ない配線で多くの情報の通信
が可能となる。従って、配線工事の費用と時間が少なく
り、更に、配線数が少ないので容易な保守が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のデータ通信方法の実施例を表す説
明図
【図2】 この発明のデータ通信方法の一部詳細説明図
【図3】 この発明のデータ通信方法の構成要素の説明
【符号の説明】
TX1 通信路 TX2 通信路 1 データ通信システム 2 ホストコンピュータ 3 カウンターコンピュータ 4 バスリピータ 5 ブロックコントローラー 5a ブロックコントローラー 6 遊戯機コントローラー 6a,6b・・・6n遊戯機コントローラー 61 入出力選択回路 62 通信制御部 63 O/E変換回路 64 ハブコントローラー 65 制御部 66 入出力部 7 クレームスイッチ部 71 CCDカメラ 72 スイッチング装置 73 クレームスイッチ 8 画像処理装置 81 画像圧縮回路 82 画像記憶部 83 画像モニター 84 画像制御部 9 遊戯機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊戯機と、 各遊戯機に接続され、2系統の送受信可能な通信路を有
    すると共に、夫々が2系統の通信路で連鎖状に接続され
    る複数の遊戯機コントローラーと、2系統の送受信可能
    な通信路によって各遊戯機コントローラーが連鎖する通
    信路の両端に接続されるブロックコントローラーとから
    なり、 遊戯機コントローラーは、遊戯機から出力される管理情
    報と遊戯機を特定する識別情報とからなる管理信号、及
    び、遊戯機を制御する制御情報と制御する遊戯機を特定
    する識別情報とからなる制御信号を、2系統の通信路か
    ら通信可能な通信路を選択し送受信可能である入出力選
    択回路と、入出力選択回路及び遊戯機と接続され、入出
    力選択回路から制御信号を入力し制御信号に含まれる制
    御情報を遊戯機へ出力すると共に、遊戯機の出力する管
    理情報を入力し、入力した管理情報を含む管理信号を入
    出力選択回路へ出力する通信制御部とからなり、入出力
    回路が、接続される遊戯機への制御信号を受信した場合
    には通信制御部へ出力され、他の信号を入力した場合に
    は通信可能な通信路から送信し、通信制御部から管理信
    号を入力した場合には通信可能な通信路から送信し、 ブロックコントローラーは、管理信号を受信可能である
    と共に制御信号を送信可能であり、制御信号を送信する
    場合には、識別情報で特定される遊戯機と接続される遊
    戯機コントローラーが存在する通信路を選択して送信
    し、管理信号を受信した場合には、少なくも識別情報で
    特定される遊戯機の管理情報であることを認識可能であ
    ることを特徴とするデータ通信システム。
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