JP2616747B2 - 施肥装置付き乗用型苗植機 - Google Patents

施肥装置付き乗用型苗植機

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JP2616747B2
JP2616747B2 JP7144566A JP14456695A JP2616747B2 JP 2616747 B2 JP2616747 B2 JP 2616747B2 JP 7144566 A JP7144566 A JP 7144566A JP 14456695 A JP14456695 A JP 14456695A JP 2616747 B2 JP2616747 B2 JP 2616747B2
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planting
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誠二 酒井
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用型走行車体の後
部に苗植作業機を装着した乗用型苗植機に肥料タンクと
肥料繰出部とが苗タンクの後側に位置するよう施肥装置
を取り付けた施肥装置付き乗用型苗植機に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、実開昭和59−773
28号公報に示されるように、乗用型走行車体の後部に
苗植作業機を装着し、該苗植作業機に設けた植付部伝動
ケース側から、苗植付装置を装着した複数の副伝動ケー
スを後方に向けて延出させ、その上側に苗タンクを前後
方向において傾斜する状態で設けた乗用型苗植機に、肥
料タンクと肥料繰出部とが苗タンクの後側に位置するよ
う施肥装置を取り付けた施肥装置付き乗用型田植機があ
った。
【0003】なお、このものは、上記のように施肥装置
を取り付ける部材が、複数の副伝動ケースを連結する左
右方向に長い部材としたので、その施肥装置取り付け部
材が植付部伝動ケース側から片持ち状に後方に延出され
た複数の副伝動ケースの支持構造を合理的に補強するも
のとなっている。しかし、その施肥装置取り付け部材
は、肥料タンクの上端部が苗タンク上端より高い位置に
位置するよう施肥装置が配設されるために、副伝動ケー
スから高い位置に設けられ、従って、施肥装置を取り付
ける左右方向に長い部材と副伝動ケースとの連結部をか
なり頑丈な構造を必要とし、よって苗植作業機が重く大
きくなる問題がある。
【0004】そして、このものは、上記のような左右に
長い部材に対する施肥装置の取り付け構造が、その部材
の前側に施肥装置を取り付ける構造としているため、施
肥装置の取り付け作業時において、施肥装置をその左右
に長い部材の前側へ迂回させて持っていくようになるか
ら、施肥装置の取り付け作業が容易に行ない難い問題が
ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この発明は、上記従来
技術の問題点を解決するために、乗用型走行車体の後部
に苗植作業機を装着し、該苗植作業機に設けた植付部伝
動ケース側から、苗植付装置を装着した複数の副伝動ケ
ースを後方に向けて延出させ、その上側に苗タンクを前
後方向において傾斜する状態で設けた乗用型苗植機に、
肥料タンクと肥料繰出部とが苗タンクの後側に位置する
よう施肥装置を取り付けた施肥装置付き乗用型苗植機に
おいて、肥料タンクの上端部が苗タンク上端より低い位
置に位置するよう施肥装置を設けるとともに、該施肥装
置を複数の前記副伝動ケースを連結する左右方向に長い
部材の後側に取り付けたことを特徴とする施肥装置付き
乗用型苗植機とした。
【0006】
【発明の効果】この発明は、乗用型走行車体の後部に苗
植作業機を装着し、該苗植作業機に設けた植付部伝動ケ
ース側から、苗植付装置を装着した複数の副伝動ケース
を後方に向けて延出させ、その上側に苗タンクを前後方
向において傾斜する状態で設けた乗用型苗植機に、肥料
タンクと肥料繰出部とが苗タンクの後側に位置するよう
施肥装置を取り付けた施肥装置付き乗用型苗植機におい
て、肥料タンクの上端部が苗タンク上端より低い位置に
位置するよう施肥装置を設けたので、施肥装置が取り付
けられる苗植作業機を低重心に構成できて機体が安定
し、よって植付精度が安定し、また、機体後部側が畦に
接近する状態で停止して機体後方から肥料タンクに肥料
を補給するようにした場合、肥料タンクが高すぎず肥料
補給作業が容易に行える。
【0007】そして、肥料タンクの上端部が苗タンク上
端より低い位置に位置するよう施肥装置を設けるととも
に、その施肥装置を複数の前記副伝動ケースを連結する
左右方向に長い部材の後側に取り付けたので、その施肥
装置を取り付ける部材と副伝動ケースとの連結部を前記
従来機よりも比較的軽く小さい部材で構成しながらも、
植付部伝動ケース側から片持ち状に後方に延出された複
数の副伝動ケースを合理的に補強できるものとなって、
苗植作業機の軽量化、小型化も図れるようになり、更に
は、左右に長い上記部材に対しその後側に施肥装置を取
り付ける構造となって、施肥装置の取り付け作業が容易
となる。
【0008】
【実施例】6は乗用型走行車体であって、後部にリンク
機構7・油圧装置8を介して上下動自在に4条植苗植作
業機9を装着している。乗用型走行車体6は、前部に走
行ミッションケース10を設け、該走行ミッションケー
ス10より前方に向けてエンジンフレーム11を延設
し、該エンジンフレーム11上にエンジン12を搭載し
ている。また、走行ミッションケース10の後部左右両
側より後方斜め下方に向けてチェーンケース13L,1
3Rを延設し、該チェーンケース13L,13Rの先端
に左右駆動輪14L,14Rが設けられている。
【0009】15L,15Rは左右操向用駆動前輪、1
6は操向ハンドル、17は操縦席である。4条植苗植作
業機9は、植付部伝動ケース18、該植付部伝動ケース
18の後端より後方に向けて片持状に延設された左右副
伝動ケース19L,19R、該左右副伝動ケース19
L,19Rの各々の後端部の左右両側に上下往復動自在
に装着され、後記の苗タンク22の下部より1株分づつ
の苗を分割して圃場に植付ける苗植付装置21…、植付
部伝動ケース18に支持されて左右往復移動する苗タン
ク22、及び植付部伝動ケース18・左右副伝動ケース
19L,19Rの下方に各々その後部が軸支されその前
部がリンク機構23C,23L,23Rにより上下動す
べく装着され前記の苗植付装置21…が苗を植付ける土
面を整地する中央整地フロート24C・左右整地フロー
ト24L,24R等により構成されている。
【0010】5はエアタンクであって、前記エンジン1
2により駆動される送風機4により送風管25を通って
送られて来る圧風を溜めるべく設けられており、前記左
右副伝動ケース19L,19Rの各々の上面から上方に
向けて延設された左右支持柱26L,26Rにより左右
副伝動ケース19L,19Rに装着されている。1は肥
料タンクであって、上記エアタンク5に支持金具27…
を介して固定されており、その下部には一定量づつの肥
料を繰出す繰出ロール28を有する肥料繰出部2が一体
的に設けられている。
【0011】29は左右両側板により構成される作溝具
であって、苗植付装置21…が圃場に苗を植付ける植付
位置側方に配置すべく前記中央整地フロート24C・左
右整地フロート24L,24Rに固設されている。3は
合成樹脂製の管体よりなる肥料移送部であって、前記肥
料繰出部2から繰出される肥料を作溝具29の両側板間
に案内すべく設けられている。そして、該肥料移送部3
の中途部とエアタンク5とは導風管30により連通して
おり、エアタンク5内の圧風により肥料移送部3の下部
内の肥料は強制的に作溝具29に向けて送られるように
構成されている。
【0012】そして、図面にも明らかに示されるよう
に、この施肥装置付き乗用型苗植機は、乗用型走行車体
6の後部に苗植作業機9を装着し、該苗植作業機9に設
けた植付部伝動ケース18側から、苗植付装置21…を
装着した複数の副伝動ケース19L,19Rを後方に向
けて延出させ、その上側に苗タンク22を前後方向にお
いて傾斜する状態で設けた乗用型苗植機に、肥料タンク
1と肥料繰出部2とが苗タンク22の後側に位置するよ
う施肥装置を取り付けた施肥装置付き乗用型苗植機にお
いて、肥料タンク1の上端部が苗タンク22上端より低
い位置に位置するよう施肥装置を設けるとともに、該施
肥装置を複数の前記副伝動ケース19L,19Rを連結
する左右方向に長い部材5の後側に取り付けた構成とな
っている。
【0013】次に、上例の作用について説明すると、エ
ンジン12を始動し、苗タンク22に苗を載置して、肥
料タンク1に粒状肥料を入れて、各部を駆動し機体を前
進せしめると、苗植作業と施肥作業が同時に行なわれる
のであるが、特に、肥料タンク1内から肥料繰出部2が
一定量づつ繰出す粒状肥料は、急傾斜に設けられた肥料
移送部3を通って、然もエアタンク5内からの圧風によ
り強制的に、苗植付位置の側方に設けられた作溝具29
にて圃場に形成された溝内に移送されるので、肥料詰り
等のトラブルを発生することなく良好なる施肥作業が行
なわれる。
【0014】また、この施肥装置付き乗用型苗植機は、
肥料タンク1の上端部が苗タンク22上端より低い位置
に位置するよう施肥装置を設けたので、施肥装置が取り
付けられる苗植作業機を低重心に構成できて機体が安定
し、よって植付精度が安定する。また、機体後部側が畦
に接近する状態で停止して機体後方から肥料タンクに肥
料を補給するようにした場合、肥料タンクが高すぎず肥
料補給作業が容易に行える。
【0015】そして、肥料タンク1の上端部が苗タンク
22上端より低い位置に位置するよう施肥装置を設ける
とともに、該施肥装置を複数の前記副伝動ケース19
L,19Rを連結する左右方向に長い部材5の後側に取
り付けたので、その施肥装置を取り付ける部材と副伝動
ケースとの連結部を前記従来機よりも比較的軽く小さい
部材で構成しながらも、植付部伝動ケース側から片持ち
状に後方に延出された複数の副伝動ケースを合理的に補
強できるものとなって、苗植作業機の軽量化、小型化も
図れるようになり、更には、左右に長い上記部材に対し
その後側に施肥装置を取り付ける構造となって、施肥装
置の取り付け作業が容易となる。
【0016】更には、左右方向に長いエアタンク5に各
肥料タンク1…及び各肥料繰出部2…を装着してユニッ
ト化したものであるから、苗植作業機9への着脱が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す側面図。
【図2】要部の斜視図。
【図3】要部の断面図。
【符号の説明】
1:肥料タンク 2:肥料繰出部 3:肥料移送部 4:送風機 5:エアタンク 9:苗植作業機 18:植付部伝動ケース 19L,19R:副伝動ケース 21:苗植付装置 22:苗タンク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用型走行車体の後部に苗植作業機を装
    着し、該苗植作業機に設けた植付部伝動ケース側から、
    苗植付装置を装着した複数の副伝動ケースを後方に向け
    て延出させ、その上側に苗タンクを前後方向において傾
    斜する状態で設けた乗用型苗植機に、肥料タンクと肥料
    繰出部とが苗タンクの後側に位置するよう施肥装置を取
    り付けた施肥装置付き乗用型苗植機において、肥料タン
    の上端部が苗タンク上端より低い位置に位置するよう
    施肥装置を設けるとともに、該施肥装置を複数の前記副
    伝動ケースを連結する左右方向に長い部材の後側に取り
    付けたことを特徴とする施肥装置付き乗用型苗植
JP7144566A 1995-06-12 1995-06-12 施肥装置付き乗用型苗植機 Expired - Lifetime JP2616747B2 (ja)

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