JP2647070B2 - 施肥装置付き苗植機 - Google Patents
施肥装置付き苗植機Info
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- JP2647070B2 JP2647070B2 JP4568396A JP4568396A JP2647070B2 JP 2647070 B2 JP2647070 B2 JP 2647070B2 JP 4568396 A JP4568396 A JP 4568396A JP 4568396 A JP4568396 A JP 4568396A JP 2647070 B2 JP2647070 B2 JP 2647070B2
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- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 title claims description 120
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、良好なる施肥作
業及び苗植作業が行える施肥装置を装備した施肥装置付
き苗植機に関するものである。
業及び苗植作業が行える施肥装置を装備した施肥装置付
き苗植機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開昭59
−213319号公報に示すように、乗用型走行車体の
後部にリンク機構を介して苗植装置を上下動自在に装着
した苗植機において、機体の前端に肥料タンク・肥料繰
出部・エアータンク等を設けて、機体後部の遠く離れた
苗植装置に設けた作溝器まで肥料移送管にて肥料を移送
して施肥する施肥装置付き苗植機がある。
−213319号公報に示すように、乗用型走行車体の
後部にリンク機構を介して苗植装置を上下動自在に装着
した苗植機において、機体の前端に肥料タンク・肥料繰
出部・エアータンク等を設けて、機体後部の遠く離れた
苗植装置に設けた作溝器まで肥料移送管にて肥料を移送
して施肥する施肥装置付き苗植機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、上記従来技
術においては、肥料タンクを機体の前端に設けた構成で
あるので、肥料タンク内の肥料の量の変動により機体の
前後バランスが変動し走行安定性に問題があると共に、
肥料繰出部から機体後部の遠く離れた苗植装置に設けた
作溝器まで肥料移送管にて肥料を移送するものであるか
ら、移送する肥料の詰まり等の問題があり、適正な施肥
作業及び苗植付け作業が行なえないものであった。
術においては、肥料タンクを機体の前端に設けた構成で
あるので、肥料タンク内の肥料の量の変動により機体の
前後バランスが変動し走行安定性に問題があると共に、
肥料繰出部から機体後部の遠く離れた苗植装置に設けた
作溝器まで肥料移送管にて肥料を移送するものであるか
ら、移送する肥料の詰まり等の問題があり、適正な施肥
作業及び苗植付け作業が行なえないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、機体の前部にエンジン13を搭載し
左右前輪14と左右後輪15とを有する乗用型走行車体
1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2を上下動
自在に装着すると共に、乗用型走行車体1の後部に設け
た肥料タンク4から複数個の肥料繰出部5にて繰り出さ
れた各々の肥料をエアータンク23から送られた圧風に
より各々の肥料移送部6にて移送して、苗植装置2に設
けた複数個の作溝器7にて圃場に形成される各溝内に施
肥する施肥装置8を装着した施肥装置付き苗植機におい
て、前記複数個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列
し、該各肥料繰出部5から繰り出された肥料が各々の肥
料移送部6内に入る位置よりも機体前方側にエアータン
ク23を配置すると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5
側を機体前後方向に向けて配置し、各肥料繰出部5から
繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に入る位置で
は肥料が機体後方向に移送される構成としたことを特徴
とする施肥装置付き苗植機としたものである。
を解決するために、機体の前部にエンジン13を搭載し
左右前輪14と左右後輪15とを有する乗用型走行車体
1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2を上下動
自在に装着すると共に、乗用型走行車体1の後部に設け
た肥料タンク4から複数個の肥料繰出部5にて繰り出さ
れた各々の肥料をエアータンク23から送られた圧風に
より各々の肥料移送部6にて移送して、苗植装置2に設
けた複数個の作溝器7にて圃場に形成される各溝内に施
肥する施肥装置8を装着した施肥装置付き苗植機におい
て、前記複数個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列
し、該各肥料繰出部5から繰り出された肥料が各々の肥
料移送部6内に入る位置よりも機体前方側にエアータン
ク23を配置すると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5
側を機体前後方向に向けて配置し、各肥料繰出部5から
繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に入る位置で
は肥料が機体後方向に移送される構成としたことを特徴
とする施肥装置付き苗植機としたものである。
【0005】
【発明の作用効果】この発明は、機体の前部にエンジン
13を搭載し左右前輪14と左右後輪15とを有する乗
用型走行車体1の後部にリンク機構11を介して苗植装
置2を上下動自在に装着した苗植機であるから、機体の
前後バランスを適正に構成することができ、然も、乗用
型走行車体1の後部に肥料タンク4を設けたので、肥料
タンク4内の肥料の量が変動しても機体の前後重量バラ
ンスの変動が少なく走行安定性が優れている。また、こ
のように前後重量バランスを考慮して乗用型走行車体1
の後部に肥料タンク4を設けたものであるが、この構成
により、従来例に比して肥料繰出部5から作溝器7まで
の肥料移送経路が短くなり、肥料の移送効率も良くて肥
料詰まりの発生を減少できる。
13を搭載し左右前輪14と左右後輪15とを有する乗
用型走行車体1の後部にリンク機構11を介して苗植装
置2を上下動自在に装着した苗植機であるから、機体の
前後バランスを適正に構成することができ、然も、乗用
型走行車体1の後部に肥料タンク4を設けたので、肥料
タンク4内の肥料の量が変動しても機体の前後重量バラ
ンスの変動が少なく走行安定性が優れている。また、こ
のように前後重量バランスを考慮して乗用型走行車体1
の後部に肥料タンク4を設けたものであるが、この構成
により、従来例に比して肥料繰出部5から作溝器7まで
の肥料移送経路が短くなり、肥料の移送効率も良くて肥
料詰まりの発生を減少できる。
【0006】更に、上記のように肥料繰出部5から作溝
器7までの肥料移送経路が短くなることに加えて、複数
個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列し、該各肥料繰
出部5から繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に
入る位置よりも機体前方側にエアータンク23を配置す
ると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5側を機体前後方
向に向けて配置し、各肥料繰出部5から繰り出された肥
料が各々の肥料移送部6内に入る位置では肥料が機体後
方向に移送される構成としたものであるから、エアータ
ンク23から送られた圧風による各肥料移送部6の肥料
移送が効率良く適正に行なえて、良好なる施肥作業が行
なえる。
器7までの肥料移送経路が短くなることに加えて、複数
個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列し、該各肥料繰
出部5から繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に
入る位置よりも機体前方側にエアータンク23を配置す
ると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5側を機体前後方
向に向けて配置し、各肥料繰出部5から繰り出された肥
料が各々の肥料移送部6内に入る位置では肥料が機体後
方向に移送される構成としたものであるから、エアータ
ンク23から送られた圧風による各肥料移送部6の肥料
移送が効率良く適正に行なえて、良好なる施肥作業が行
なえる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の一実施例につい
て説明する。3は乗用型苗植機であって、乗用型走行車
体1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2を上下
動自在に装着して構成されている。走行車体1は、フレ
ームを兼ねて前後方向に長く配設されたミッションケー
ス11の上部にボンネット12で覆ったエンジン13を
設け、走行ミッションケース11の前部左右両側に操向
用の駆動前輪14,14を設け、後部左右両側に駆動後
輪15,15を設け、ボンネット12の後部にステアリ
ングポストを立設して操縦ハンドル16を取付け、その
後方の機体中央部に操縦席9を設けている。そして、前
記ボンネット12の左右両側及び操縦席9の前後並びに
左右両側には同一平面よりなるステップ17が設けられ
ている。苗植装置2は、前記リンク機構11の後端に連
結されるフレームを兼ねた主植付伝動ケース18に所望
の間隔で後方に向けて延びる副植付伝動ケース19…を
設け、これらケースの上部に前方が上位になるように傾
斜し6条分の苗を並列して載置し得る苗タンク20を左
右往復動するように支架し、副植付伝動ケース19…の
後部に苗植付具21を回転クランクと揺動アームとで上
下往復動すべく取付け、下部側には、中央部とその左右
両側とに整地フロート22,22,22を装着して6条
植えの苗植装置となっている。
て説明する。3は乗用型苗植機であって、乗用型走行車
体1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2を上下
動自在に装着して構成されている。走行車体1は、フレ
ームを兼ねて前後方向に長く配設されたミッションケー
ス11の上部にボンネット12で覆ったエンジン13を
設け、走行ミッションケース11の前部左右両側に操向
用の駆動前輪14,14を設け、後部左右両側に駆動後
輪15,15を設け、ボンネット12の後部にステアリ
ングポストを立設して操縦ハンドル16を取付け、その
後方の機体中央部に操縦席9を設けている。そして、前
記ボンネット12の左右両側及び操縦席9の前後並びに
左右両側には同一平面よりなるステップ17が設けられ
ている。苗植装置2は、前記リンク機構11の後端に連
結されるフレームを兼ねた主植付伝動ケース18に所望
の間隔で後方に向けて延びる副植付伝動ケース19…を
設け、これらケースの上部に前方が上位になるように傾
斜し6条分の苗を並列して載置し得る苗タンク20を左
右往復動するように支架し、副植付伝動ケース19…の
後部に苗植付具21を回転クランクと揺動アームとで上
下往復動すべく取付け、下部側には、中央部とその左右
両側とに整地フロート22,22,22を装着して6条
植えの苗植装置となっている。
【0008】8は施肥装置であって、前記操縦席9の後
方のステップ17上方で該操縦席9よりも低い位置に左
右方向所定の間隔で配設された肥料タンク4,4,4,
4,4,4と、その下部に一体的に設けられ一定量の肥
料を繰り出す肥料繰出部5,5,5,5,5,5と、繰
出部5…により繰り出された肥料を排出部まで移送案内
する管体よりなる肥料移送部6,6,6,6,6,6
と、この肥料移送部6…の後端部に連結し前記整地フロ
ート22,22,22に取付けられ圃場に施肥用の溝を
掘る作溝器7,7,7,7,7,7等より構成されてい
る。23はエアータンクであって、操縦席9の下側に取
付けられていて、エンジン13により駆動されるブロア
ー24から空気がダクト25を通って吹き込まれるよう
に設けられており、このエアータンク23から送風管2
6,26,26,26,26,26で前記肥料移送部6
…の始端側へ空気が吹き込まれるよう設けられている。
方のステップ17上方で該操縦席9よりも低い位置に左
右方向所定の間隔で配設された肥料タンク4,4,4,
4,4,4と、その下部に一体的に設けられ一定量の肥
料を繰り出す肥料繰出部5,5,5,5,5,5と、繰
出部5…により繰り出された肥料を排出部まで移送案内
する管体よりなる肥料移送部6,6,6,6,6,6
と、この肥料移送部6…の後端部に連結し前記整地フロ
ート22,22,22に取付けられ圃場に施肥用の溝を
掘る作溝器7,7,7,7,7,7等より構成されてい
る。23はエアータンクであって、操縦席9の下側に取
付けられていて、エンジン13により駆動されるブロア
ー24から空気がダクト25を通って吹き込まれるよう
に設けられており、このエアータンク23から送風管2
6,26,26,26,26,26で前記肥料移送部6
…の始端側へ空気が吹き込まれるよう設けられている。
【0009】作溝器7…は各々左右両側板27,27に
より舟型に形成されており、前記肥料移送部6…の後端
が左右両側板27,27の間に位置して固着された肥料
排出管28に連結されている。10は予備苗載装置であ
って、前記左右方向に6条分の苗を並列して載置できる
ように構成した苗タンク20の個々の1条分の苗載せ部
と対応させて左右方向に各々苗掬い板に載せられた6枚
のマット苗を並列して載置できるように構成された枠体
よりなる苗載せ部10aと、該苗載せ部10aの前部下
側より下方に向けて延出された左右アーム29,29の
下端に各々回動自在に枢支され機体にも各々回動自在に
枢支された左右前部支持アーム30,30と、苗載せ部
10aの中央部下側に回動自在に枢支され機体より延設
された支持体31の上部にも回動自在に枢支された油圧
シリンダー32とにより構成されている。
より舟型に形成されており、前記肥料移送部6…の後端
が左右両側板27,27の間に位置して固着された肥料
排出管28に連結されている。10は予備苗載装置であ
って、前記左右方向に6条分の苗を並列して載置できる
ように構成した苗タンク20の個々の1条分の苗載せ部
と対応させて左右方向に各々苗掬い板に載せられた6枚
のマット苗を並列して載置できるように構成された枠体
よりなる苗載せ部10aと、該苗載せ部10aの前部下
側より下方に向けて延出された左右アーム29,29の
下端に各々回動自在に枢支され機体にも各々回動自在に
枢支された左右前部支持アーム30,30と、苗載せ部
10aの中央部下側に回動自在に枢支され機体より延設
された支持体31の上部にも回動自在に枢支された油圧
シリンダー32とにより構成されている。
【0010】33及び34はストッパーであって、各々
前記前部支持アーム30・30と接当して予備苗載装置
10のイ方向及びロ方向の回動を阻止すべく設けられて
いる。35は油圧シリンダー32を作動せしめて予備苗
載装置10の後端をハ方向に下動させ予備苗載装置10
を傾斜させて予備苗載装置10を苗供給状態とする苗補
給レバーであって、ニ方向に回動せしめれば油圧バルブ
36を切替て油圧シリンダー32を収縮して予備苗載装
置10を苗供給状態とするように設けられている。尚、
37は油圧ポンプ、38はリリーフバルブである。
前記前部支持アーム30・30と接当して予備苗載装置
10のイ方向及びロ方向の回動を阻止すべく設けられて
いる。35は油圧シリンダー32を作動せしめて予備苗
載装置10の後端をハ方向に下動させ予備苗載装置10
を傾斜させて予備苗載装置10を苗供給状態とする苗補
給レバーであって、ニ方向に回動せしめれば油圧バルブ
36を切替て油圧シリンダー32を収縮して予備苗載装
置10を苗供給状態とするように設けられている。尚、
37は油圧ポンプ、38はリリーフバルブである。
【0011】上記のように構成された乗用型苗植機3を
水田圃場に入れて、苗タンク20に苗を載置し各肥料タ
ンク4…に肥料を入れた後にエンジンにて各部を駆動せ
しめれば、乗用型走行車体1で苗植装置2が牽引され、
苗植付具21が左右に往復動される苗タンク20から苗
を一株分づつ分割して整地フロート22,22,22に
て整地された土壌面に植付けて行く。
水田圃場に入れて、苗タンク20に苗を載置し各肥料タ
ンク4…に肥料を入れた後にエンジンにて各部を駆動せ
しめれば、乗用型走行車体1で苗植装置2が牽引され、
苗植付具21が左右に往復動される苗タンク20から苗
を一株分づつ分割して整地フロート22,22,22に
て整地された土壌面に植付けて行く。
【0012】また、肥料繰出部5…により一定量の肥料
が少しづつ繰り出され、各肥料移送部6…中へ供給され
る。そして、ブロアー24で起風される圧風がダクト2
5からエアータンク23に送り込まれ、このエアータン
ク23から各送風管26…を経て前記肥料移送部6…へ
送られ、この圧風によって肥料が後方の作溝器7…によ
って形成される溝内に送られ、前記の各苗植付け条に対
応して施肥されることになる。
が少しづつ繰り出され、各肥料移送部6…中へ供給され
る。そして、ブロアー24で起風される圧風がダクト2
5からエアータンク23に送り込まれ、このエアータン
ク23から各送風管26…を経て前記肥料移送部6…へ
送られ、この圧風によって肥料が後方の作溝器7…によ
って形成される溝内に送られ、前記の各苗植付け条に対
応して施肥されることになる。
【0013】このようにして苗植付けと同時に施肥が行
われるが、作業中、苗タンク20上に載置された苗が残
り少なくなれば苗タンク20と予備苗載装置10とが第
2図のように左右方向の位相が合致したとき機体を停止
して、苗補給レバー35を二方向へ操作して予備苗載装
置10を苗タンク20の上端に接するまでハ方向に傾斜
してやれば、作業者は容易に苗掬い板を持って苗タンク
20に苗供給をすることができる。苗供給が終れば、苗
補給レバー27を反ニ方向へ操作して予備苗載装置10
を元の状態に復帰させておく。
われるが、作業中、苗タンク20上に載置された苗が残
り少なくなれば苗タンク20と予備苗載装置10とが第
2図のように左右方向の位相が合致したとき機体を停止
して、苗補給レバー35を二方向へ操作して予備苗載装
置10を苗タンク20の上端に接するまでハ方向に傾斜
してやれば、作業者は容易に苗掬い板を持って苗タンク
20に苗供給をすることができる。苗供給が終れば、苗
補給レバー27を反ニ方向へ操作して予備苗載装置10
を元の状態に復帰させておく。
【0014】次に、予備苗載装置10上の苗を全て供給
して苗が無くなったときには、機体の後部を畦に着けて
停止し、予備苗載装置10をストッパー34に前部支持
アーム30が接当するまでト方向に移動せしめて畦から
予備苗載装置10に苗を補給する。そして、補給の完了
した予備苗載装置10を、ストッパー33に前部支持ア
ーム30が接当するまで反ト方向に移動させて、再び苗
植作業を開始する。
して苗が無くなったときには、機体の後部を畦に着けて
停止し、予備苗載装置10をストッパー34に前部支持
アーム30が接当するまでト方向に移動せしめて畦から
予備苗載装置10に苗を補給する。そして、補給の完了
した予備苗載装置10を、ストッパー33に前部支持ア
ーム30が接当するまで反ト方向に移動させて、再び苗
植作業を開始する。
【0015】一方、肥料タンク4…内の肥料が残り少な
くなれば、予備苗載装置10をト方向に移動させて肥料
タンク4…上方を開放し肥料タンク4…の蓋4a…を開
けて、作業者はステップ17上で容易な姿勢にて予備苗
載装置10の苗載せ部10aの枠体上に肥料袋を載せて
全ての肥料タンク4…内に肥料を補給することができ
る。
くなれば、予備苗載装置10をト方向に移動させて肥料
タンク4…上方を開放し肥料タンク4…の蓋4a…を開
けて、作業者はステップ17上で容易な姿勢にて予備苗
載装置10の苗載せ部10aの枠体上に肥料袋を載せて
全ての肥料タンク4…内に肥料を補給することができ
る。
【0016】そして、特に、機体の前部にエンジン13
を搭載し左右前輪14と左右後輪15とを有する乗用型
走行車体1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2
を上下動自在に装着した苗植機であるから、機体の前後
バランスを適正に構成することができ、然も、乗用型走
行車体1の後部に肥料タンク4を設けたので、肥料タン
ク4内の肥料の量が変動しても機体の前後重量バランス
の変動が少なく走行安定性が優れている。また、このよ
うに前後重量バランスを考慮して乗用型走行車体1の後
部に肥料タンク4を設けたものであるが、この構成によ
り、従来例に比して肥料繰出部5から作溝器7までの肥
料移送経路が短くなり、肥料の移送効率も良くて肥料詰
まりの発生を減少できる。更に、上記のように肥料繰出
部5から作溝器7までの肥料移送経路が短くなることに
加えて、複数個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列
し、該各肥料繰出部5から繰り出された肥料が各々の肥
料移送部6内に入る位置よりも機体前方側にエアータン
ク23を配置すると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5
側を機体前後方向に向けて配置し、各肥料繰出部5から
繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に入る位置で
は肥料が機体後方向に移送される構成としたものである
から、エアータンク23から送られた圧風による各肥料
移送部6の肥料移送が効率良く適正に行なえて、良好な
る施肥作業が行なえる。
を搭載し左右前輪14と左右後輪15とを有する乗用型
走行車体1の後部にリンク機構11を介して苗植装置2
を上下動自在に装着した苗植機であるから、機体の前後
バランスを適正に構成することができ、然も、乗用型走
行車体1の後部に肥料タンク4を設けたので、肥料タン
ク4内の肥料の量が変動しても機体の前後重量バランス
の変動が少なく走行安定性が優れている。また、このよ
うに前後重量バランスを考慮して乗用型走行車体1の後
部に肥料タンク4を設けたものであるが、この構成によ
り、従来例に比して肥料繰出部5から作溝器7までの肥
料移送経路が短くなり、肥料の移送効率も良くて肥料詰
まりの発生を減少できる。更に、上記のように肥料繰出
部5から作溝器7までの肥料移送経路が短くなることに
加えて、複数個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列
し、該各肥料繰出部5から繰り出された肥料が各々の肥
料移送部6内に入る位置よりも機体前方側にエアータン
ク23を配置すると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5
側を機体前後方向に向けて配置し、各肥料繰出部5から
繰り出された肥料が各々の肥料移送部6内に入る位置で
は肥料が機体後方向に移送される構成としたものである
から、エアータンク23から送られた圧風による各肥料
移送部6の肥料移送が効率良く適正に行なえて、良好な
る施肥作業が行なえる。
【図1】乗用型苗植機の全体側面図
【図2】乗用型苗植機の全体平面図
【図3】乗用型苗植機の要部平面図
【図4】施肥装置の要部拡大平面図
【図5】油圧回路図
1 乗用型走行車体 2 苗植装置 3 乗用型苗植付作業機 4 肥料タンク 5 肥料繰出部 6 肥料移送部 7 作溝器 8 施肥装置 9 操縦席 10 予備苗載装置 11 リンク機構 13 エンジン 14 左右前輪 15 左右後輪 23 エアータンク
Claims (1)
- 【請求項1】 機体の前部にエンジン13を搭載し左右
前輪14と左右後輪15とを有する乗用型走行車体1の
後部にリンク機構11を介して苗植装置2を上下動自在
に装着すると共に、乗用型走行車体1の後部に設けた肥
料タンク4から複数個の肥料繰出部5にて繰り出された
各々の肥料をエアータンク23から送られた圧風により
各々の肥料移送部6にて移送して、苗植装置2に設けた
複数個の作溝器7にて圃場に形成される各溝内に施肥す
る施肥装置8を装着した施肥装置付き苗植機において、
前記複数個の肥料繰出部5を機体左右方向に配列し、該
各肥料繰出部5から繰り出された肥料が各々の肥料移送
部6内に入る位置よりも機体前方側にエアータンク23
を配置すると共に各肥料移送部6の肥料繰出部5側を機
体前後方向に向けて配置し、各肥料繰出部5から繰り出
された肥料が各々の肥料移送部6内に入る位置では肥料
が機体後方向に移送される構成としたことを特徴とする
施肥装置付き苗植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4568396A JP2647070B2 (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 施肥装置付き苗植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4568396A JP2647070B2 (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 施肥装置付き苗植機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6104251A Division JP2540780B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 施肥装置付き苗植機 |
Publications (2)
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JPH08242637A JPH08242637A (ja) | 1996-09-24 |
JP2647070B2 true JP2647070B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=12726203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4568396A Expired - Lifetime JP2647070B2 (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 施肥装置付き苗植機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2647070B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6546009B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2019-07-17 | 株式会社クボタ | 移植機 |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP4568396A patent/JP2647070B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08242637A (ja) | 1996-09-24 |
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