JP2615155B2 - アーク電流変調装置 - Google Patents
アーク電流変調装置Info
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- JP2615155B2 JP2615155B2 JP22352888A JP22352888A JP2615155B2 JP 2615155 B2 JP2615155 B2 JP 2615155B2 JP 22352888 A JP22352888 A JP 22352888A JP 22352888 A JP22352888 A JP 22352888A JP 2615155 B2 JP2615155 B2 JP 2615155B2
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- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイベント等の照明及びスピーカーに適用され
るアーク発音器におけるアーク電流変調装置に関する。
るアーク発音器におけるアーク電流変調装置に関する。
直流TIGアーク電流に音声周波電流を重畳し、アーク
柱より発音される従来技術の一例を第4図および第5図
によって説明する。
柱より発音される従来技術の一例を第4図および第5図
によって説明する。
第4図において、01はTIGトーチ、02は母板であり水
冷銅板等で作られている。03はTIGトーチ01と母板02と
の間で発生しているアーク柱である。04はTIG直流電
源、05は電源04の電流を制御する制御装置、06はテープ
レコーダー、マイク、その他音声周波信号源である。
冷銅板等で作られている。03はTIGトーチ01と母板02と
の間で発生しているアーク柱である。04はTIG直流電
源、05は電源04の電流を制御する制御装置、06はテープ
レコーダー、マイク、その他音声周波信号源である。
今第4図に示す構成において、電源04よりTIGトーチ0
1に電力を供給し、母板02との間にアーク03を発生させ
る。このときのアーク電流は第5図i0に示す電流であ
る。つまりバイアス電流値である。
1に電力を供給し、母板02との間にアーク03を発生させ
る。このときのアーク電流は第5図i0に示す電流であ
る。つまりバイアス電流値である。
次に制御装置05にテープレコーダー等06から音声周波
を加え制御装置05の出力で電源04の電流を変調する。こ
のときの波形を第5図に示す。このように一定の直流ア
ーク電流のバイアスを与えたものに音声周波電流を重畳
すると、与えた音声周波に従いアーク電流が変化し、そ
れに伴いアーク柱03が振動し空間に音波として伝播す
る。
を加え制御装置05の出力で電源04の電流を変調する。こ
のときの波形を第5図に示す。このように一定の直流ア
ーク電流のバイアスを与えたものに音声周波電流を重畳
すると、与えた音声周波に従いアーク電流が変化し、そ
れに伴いアーク柱03が振動し空間に音波として伝播す
る。
第4図に示す構成で容易に良好なアーク発音が得られ
るが、第5図に示すように一定バイアス電流に音声周波
を重畳するものでは、第5図a5に示すように大振幅の場
合、電流0の点を超えアークが消滅するおそれがあっ
た。又振幅の大小によらず、上記従来例の場合、平均電
流は変わらず効率が悪いという問題点があった。
るが、第5図に示すように一定バイアス電流に音声周波
を重畳するものでは、第5図a5に示すように大振幅の場
合、電流0の点を超えアークが消滅するおそれがあっ
た。又振幅の大小によらず、上記従来例の場合、平均電
流は変わらず効率が悪いという問題点があった。
本発明の課題は、上記従来の問題点を解消することが
できるアーク電流変調装置を提供することである。
できるアーク電流変調装置を提供することである。
本発明は、アーク電流に音声周波電流を重畳して発音
させるアーク電流変調装置において、アークを維持でき
る基準の直流バイアス電流を発生するベース電流発生手
段と、アーク電流変調用の音声周波電流を整流する整流
手段と、この整流手段により整流した直流電流と前記ベ
ース電流発生手段から出力されるデース電流とを合成
し、この合成電流に対して前記音声周波電流を重畳して
変調電流を出力する変調手段と、前記変調電流によりア
ーク電流を供給するアーク電流供給手段とを具備し、前
記音声周波電流の振幅に応じて前記変調電流が0点と交
差しないように前記直流バイアス電流を変化させること
を特徴とする。
させるアーク電流変調装置において、アークを維持でき
る基準の直流バイアス電流を発生するベース電流発生手
段と、アーク電流変調用の音声周波電流を整流する整流
手段と、この整流手段により整流した直流電流と前記ベ
ース電流発生手段から出力されるデース電流とを合成
し、この合成電流に対して前記音声周波電流を重畳して
変調電流を出力する変調手段と、前記変調電流によりア
ーク電流を供給するアーク電流供給手段とを具備し、前
記音声周波電流の振幅に応じて前記変調電流が0点と交
差しないように前記直流バイアス電流を変化させること
を特徴とする。
本発明によれば、音声信号の振幅の大小に応じてバイ
アス電流を変え、無信号時にはアークが維持できる最低
電流とし、大振幅時にはバイアス電流を上げることによ
り、いかなる場合でも、電流0の点を切らないようにす
ることにより、前記従来の問題点を解消することができ
る。
アス電流を変え、無信号時にはアークが維持できる最低
電流とし、大振幅時にはバイアス電流を上げることによ
り、いかなる場合でも、電流0の点を切らないようにす
ることにより、前記従来の問題点を解消することができ
る。
本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して説明
する。第1図において、1はTIGトーチ、2は水冷銅板
等の母板、3はトーチ1と母板2の間に生じたアーク柱
である。4は直流電流、5は電流を制御する制御器であ
り、6はテープレコーダー、マイク等の音声周波源であ
る。7は音声周波の振幅に応じバイアス電流を変化させ
るバイアス制御器である。
する。第1図において、1はTIGトーチ、2は水冷銅板
等の母板、3はトーチ1と母板2の間に生じたアーク柱
である。4は直流電流、5は電流を制御する制御器であ
り、6はテープレコーダー、マイク等の音声周波源であ
る。7は音声周波の振幅に応じバイアス電流を変化させ
るバイアス制御器である。
今第1図に示す構成において、電源4よりTIGトーチ
1に電力を供給し、母板2との間にアーク3を発生させ
る。
1に電力を供給し、母板2との間にアーク3を発生させ
る。
次に制御装置5にテープレコーダー、マイク等6から
音声周波を加え制御装置5の出力で直流電源4の電流を
変調する。これまでは従来と同様であるが、本発明では
バイアス制御器7によって、第2図に示すように音声信
号がない場合、バイアス電流はi1としアークを維持でき
る最低電流とする。順次振幅が大になるに従ってバイア
ス電流を第2図に示すようにi2,i3,〜i5に振幅に応じ変
化させる。第2図に示したものはバイアス変化の模式図
であり、順次振幅が大きくなうよう画いてあるが、実際
は音楽、音声等振幅の変化が激しい波形であっても差し
支えない。
音声周波を加え制御装置5の出力で直流電源4の電流を
変調する。これまでは従来と同様であるが、本発明では
バイアス制御器7によって、第2図に示すように音声信
号がない場合、バイアス電流はi1としアークを維持でき
る最低電流とする。順次振幅が大になるに従ってバイア
ス電流を第2図に示すようにi2,i3,〜i5に振幅に応じ変
化させる。第2図に示したものはバイアス変化の模式図
であり、順次振幅が大きくなうよう画いてあるが、実際
は音楽、音声等振幅の変化が激しい波形であっても差し
支えない。
次に、本発明の最も重要な構成図であるバイアス制御
器7について詳述する。
器7について詳述する。
第3図はこのバイアス制御器7の系統図であるが、8
は入力端子であり、マイク、テープレコーダー等6から
の音声周波信号が入力される。この信号はアンプ10によ
って増幅されたのち2分され、一方の信号は減衰器11に
入る。もう一方の信号は整流器12に入り振幅に応じた直
流分を得る。この直流分はアンプ13に入り必要なだけ増
幅され次に減衰器14に入る。同時にベース電流信号発生
器15よりの出力は減衰器16に入る。
は入力端子であり、マイク、テープレコーダー等6から
の音声周波信号が入力される。この信号はアンプ10によ
って増幅されたのち2分され、一方の信号は減衰器11に
入る。もう一方の信号は整流器12に入り振幅に応じた直
流分を得る。この直流分はアンプ13に入り必要なだけ増
幅され次に減衰器14に入る。同時にベース電流信号発生
器15よりの出力は減衰器16に入る。
各減衰器11,14,16の出力を加算器17で加えバッファー
18を経た信号は出力端子19に出力される。このように、
増幅された音声信号と、この信号を整流した直流分すな
わち振幅に応じた直流分(浮動バイアス分)、また最低
バイアスを選定するベース電流信号出力を、それぞれ減
衰器11,14,16を介して加算器17で加えることによって第
2図に示す波形に整形することが可能となる。
18を経た信号は出力端子19に出力される。このように、
増幅された音声信号と、この信号を整流した直流分すな
わち振幅に応じた直流分(浮動バイアス分)、また最低
バイアスを選定するベース電流信号出力を、それぞれ減
衰器11,14,16を介して加算器17で加えることによって第
2図に示す波形に整形することが可能となる。
本発明によれば、音声の強弱(振幅の大小)に応じて
バイアス電流値を変えるため、アーク電流0の点以下に
ならずアーク切れを生じない。つまり、過変調にならな
い。又、無信号時には最低電流であるため、平均電力を
低減することができる。さらに、音声信号の強弱でアー
クを明滅させることができる。
バイアス電流値を変えるため、アーク電流0の点以下に
ならずアーク切れを生じない。つまり、過変調にならな
い。又、無信号時には最低電流であるため、平均電力を
低減することができる。さらに、音声信号の強弱でアー
クを明滅させることができる。
第1図は本発明の一実施例に係るアーク電流変調装置の
構成を示すブロック図、第2図は同実施例における浮動
バイアス電流波形の状況を示す図、第3図は本発明にお
けるバイアス制御器の系統図、第4図は従来のアーク発
生回路のブロック図、第5図は従来法によるバイアス電
流波形の例を示す図である。 5……電流制御器、7……バイアス制御器。
構成を示すブロック図、第2図は同実施例における浮動
バイアス電流波形の状況を示す図、第3図は本発明にお
けるバイアス制御器の系統図、第4図は従来のアーク発
生回路のブロック図、第5図は従来法によるバイアス電
流波形の例を示す図である。 5……電流制御器、7……バイアス制御器。
Claims (1)
- 【請求項1】アーク電流に音声周波電流を重畳して発音
させるアーク電流変調装置において、 アークを維持できる基準の直流バイアス電流を発生する
ベース電流発生手段と、 アーク電流変調用の音声周波電流を整流する整流手段
と、この整流手段により整流した直流電流と前記ベース
電流発生手段から出力されるデース電流とを合成し、こ
の合成電流に対して前記音声周波電流を重畳して変調電
流を出力する変調手段と、前記変調電流によりアーク電
流を供給するアーク電流供給手段とを具備し、前記音声
周波電流の振幅に応じて前記変調電流が0点と交差しな
いように前記直流バイアス電流を変化させることを特徴
とするアーク電流変調装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22352888A JP2615155B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | アーク電流変調装置 |
US07/565,210 US5220246A (en) | 1988-04-01 | 1990-08-08 | Method and apparatus for transmitting information using arc |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22352888A JP2615155B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | アーク電流変調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273298A JPH0273298A (ja) | 1990-03-13 |
JP2615155B2 true JP2615155B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=16799562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22352888A Expired - Lifetime JP2615155B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-09-08 | アーク電流変調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2615155B2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP22352888A patent/JP2615155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0273298A (ja) | 1990-03-13 |
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