JP2614973B2 - スクリーン印刷機 - Google Patents

スクリーン印刷機

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JP2614973B2
JP2614973B2 JP5159129A JP15912993A JP2614973B2 JP 2614973 B2 JP2614973 B2 JP 2614973B2 JP 5159129 A JP5159129 A JP 5159129A JP 15912993 A JP15912993 A JP 15912993A JP 2614973 B2 JP2614973 B2 JP 2614973B2
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真 本間
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田ペーストなどをス
クリーンマスク(以下、マスクと称することもある)
介して基板に印刷するスクリーン印刷機に係り、とく
に、高い印刷精度及び高い生産性能を得るのに好適なス
クリーン印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリーン印刷機においては、た
とえば、特開昭59−997号公報に記載されているよ
うに、テーブルは、基板を載置して搬送し、カメラが設
置された位置で前記カメラで撮像された画像に基いて基
板の位置決めを行い、その後、基板をマスクが設置され
た位置まで搬送して基板にマスクのパターン印刷を行
う。印刷後は、基板を搬出し、新たな基板を載置して以
下上記動作を繰返すものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、カ
メラが設置された位置決めステーションとマスクが設置
された印刷ステーションが並べて配置され、テーブルが
両ステーションの間で往復移動されている。その理由
は、マスクは版枠に固定されており、版枠は印刷精度上
から印刷位置すなわち印刷ステーションに固定するとい
う固定観念となっていたためであり、そのため、基板の
位置決めは、カメラの視野の妨げになるマスクのない位
置で行い、位置決め後、テーブルで基板をマスクとスキ
ージのある印刷ステーションまで搬送し印刷を行なって
いた。これを詳細に説明すると、先ず、ダミーシート
(ダミー基板)にマスクの位置決め基準マークに対応す
る印刷パターンをマスクが置かれた印刷ステーションで
印刷し、次に、ダミーシートを位置決めステーションに
移して印刷パターンをカメラで読取ってマスクの位置決
め基準マークの位置を確認し、この基準マークに対して
基板の位置決めを行って、この基板を印刷ステーション
に搬送し、印刷を行っていた。
【0004】基板とマスクの位置決めを確実なものとす
るためには、マスクもカメラで撮像する必要があり、カ
メラを固定されているマスクの位置まで移動させる。す
なわち、カメラ水平に並べて配置された位置決めステ
ーションと印刷ステーションとの間を移動させる。そし
てカメラの移動量から基板の移動量を決めて基板とマス
クの位置合わせを行なうことが有効である。この場合、
機械的なカメラの移動誤差は避けられず、部材の摩耗な
どにより誤差は経時的に増大し、基板とマスクの間に次
第に位置ずれを生じて印刷精度が低下する虞がある。ま
た、基板の位置決め毎にカメラを移動させる必要があ
。カメラは位置決め精度維持の元であるから、その搬
送路などを精密加工し、嵌め合せ精度をきつくさせる
と、移動はゆっくりとさせなければならず、そのため
、各基板の処理時間が長くなり、単位時間当りの生
産枚数が少なく、生産性能等に問題がある。処理時間短
縮のために、加工精度を下げ、嵌め合せをゆるめると、
カメラは高速で移動できるが、位置決め精度は出なくな
る。
【0005】また、上述のスクリーン印刷機以外に、特
開平1−99286号公報や実願昭60−10768号
(実開昭61−128029号公報)のマイクロフィル
ムに記載のものがある。 前者は、基板(1)の搬送手段
(2)、(5)の搬送経路に上記基板(1)を載置する
テーブル(6)を設けて、該テーブル(6)上の基板
(1)とスクリー ンマスク(9)の位置合せを、搬送経
路上方に設けたカメラ(7)、(7)を用いて行い、基
板(1)にペーストを塗布する印刷手段及びスクリーン
マスク(9)を、テーブル(6)の上方に固定して設け
たものである。 後者は、テーブル(2)上の被印刷部
(7)の位置決めを行っている間は、印刷手段及びスク
リーン(6)をテーブル(2)の上側方位置に退避さ
せ、印刷時に印刷手段及びスクリーン(6)をテーブル
(2)の上方に移動するものである。
【0006】ところが、前者は、基板(1)をテーブル
(6)上にセットした後に、X−Yアーム(8)により
カメラ(7)、(7)(反射鏡(16)を有する)を基
板(1)とマスク(9)との間にセットする。また、基
板(1)とマスク(9)との位置合せが完了した後に、
X−Yアーム(8)によりカメラ(7)、(7)を基板
(1)とマスク(9)との間から退避させるものであ
る。 後者は、1個の顕微鏡(12)を、スクリーン
(6)の2個の位置合せマーク(14)、(15)の間
を移動させてその2個の位置合せマーク(14)、(1
5)の位置決めを行い、かつ、被印刷物(7)の2個の
位置合せマーク(16)、(17)の間を移動させてそ
の2個の位置合せマーク(16)、(17)の位置決め
を行うものである。 このように、両者は、基板の位置決
め毎にカメラ若しくは顕微鏡を移動させる必要があるの
で、上述のように、印刷精度の低下や生産性能等に問題
がある。
【0007】本発明の目的は、高精度の印刷及び高生産
性能を可能とするスクリーン印刷機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、基板を搬送する搬送手段と、前記搬送
手段の搬送経路の下方に設けられ、昇降手段を備えたX
Yθテーブルであって、前記昇降手段により前記基板
を、前記搬送手段の前記搬送経路とこの搬送経路よりも
上方に位置する位置決めステーションを兼ねた印刷ステ
ーションとの間において昇降させるXYθテーブルと、
前記位置決めステーションを兼ねた印刷ステーションの
上方に設けられ、前記位置決めステーションを兼ねた印
刷ステーションまで上昇した前記XYθテーブル上の前
記基板の画像を撮像する少なくとも2個のカメラと、前
記少なくとも2個のカメラにより撮像された前記XYθ
テーブル上の前記基板の画像に基づいて前記XYθテー
ブルを微小移動させて前記XYθテーブル上の前記基板
を位置決めする画像処理手段と、前記位置決めステーシ
ョンを兼ねた印刷ステーションに対して前記搬送手段の
搬送経路と交差する方向に位置する退避ステーションと
前記位置決めステーションを兼ねた印刷ステーションと
の間において往復移動可能に設けられ、前記位置決めス
テーションを兼ねた印刷ステーションまで上昇した前記
XYθテーブル上の前記基板にスクリーンマスクを介し
てペーストをスキージで塗付する印刷手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、搬送経路の上方に位置決めス
テーションを兼ねた印刷ステーションが位置し、さらに
この位置決めステーションを兼ねた印刷ステーションの
上方に少なくとも2個のカメラが設けられているので、
基板とマスクを撮像する間にカメラは移動されない。す
なわち、カメラを、従来の特開昭59−997号公報の
配置に倣って水平に並べて配置された位置決めステーシ
ョンと印刷ステーションとの間、また前者のように上下
に配置された基板(1)とマスク(9)との上下間にお
いてセット位置と退避位置との間、さらに後者のように
被印刷物(7)の2個の位置合せマーク(14)と(1
5)と、また(16)と(17)との間、移動させる必
要がない。
【0010】この結果、カメラ移動によって発生してい
た機械的な誤差が位置決めのための移動量に含まれるこ
とはなくなり、基板とマスクの間の位置ずれは解消さ
れ、高精度で基板上にペーストを塗布できる。また、各
基板の画像を撮像する毎にカメラを移動させる必要が無
く、スクリーンマスクやスキージからなる印刷手段は軽
いので、位置決めステーションを兼ねた印刷ステーショ
ンと退避ステーションの間を高速で移動させることがで
きるだけでなく、この移動と基板の搬出を同時に行うこ
とも可能であるから、各基板毎の処理時間が短くなり、
単位時間当りの生産枚数が増加し、高い生産性能が得ら
れる。また、軽量なスクリーンマスクを高速に移動させ
ても慣性は小さく、所定位置に停止させることができ、
位置決め精度は低下しない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図1乃至図6
について説明する。図1は、本発明によるスクリーン印
刷機を示す部分断面斜視図、図2は、図1に示す位置決
めステーションを兼ねた印刷ステーションおよび退避ス
テーションの概略平面図、図3は、図2のB−B矢視概
略縦断面図である。
【0012】図1乃至図3に示すように、スクリーン印
刷機100は、凾体1と該凾体1内に設置され、基板2
をX方向に搬送する搬送手段3と、該搬送手段3の搬送
経路の下方位置にXYθテーブル7とを設けており、該
XYθテーブル7の上方位置には、位置決めステーショ
ンを兼ねた印刷ステーション200を設けるとともに、
該印刷ステーション200に対し、前記搬送手段3の搬
送方向と直角な方向に退避ステーション300を設置し
ている。また、上記印刷ステーション200の上方位置
には、基板2を位置決めする位置決めの手段4を設け、
該位置決め手段4の下方位置には、基板2に印刷する印
刷手段5を設けている。
【0013】上記搬送手段3は、凾体1内を水平X方向
に貫通し、図示しない駆動手段により基板2をX方向に
搬送するコンベア6を設けている。
【0014】上記XYθテーブル7は、コンベア6から
基板2を受取る基板受台71と、該基板受台71を介し
て基板2をX方向、Y方向、θ方向に微小移動させるX
Yθテーブル72と、上記基板受台71の軸部711に
接続し、上記基板受台71を介して基板2を昇降させる
昇降手段73とを設けている。なお、上記基板受台71
の軸部711下面は、昇降手段73の対接面と水平方向
に移動自在に対接している。
【0015】上記位置決め手段4は、上記基板受台71
上に載置されて印刷ステーション200に達した基板
撮像する2個のCCDカメラ8と、該CCDカメラ8
をXY方向に移動するカメラ駆動手段9と、上記CCD
カメラによる撮像結果に基いてXYθテーブル7を微小
移動させる画像処理手段10を備えている。上記カメラ
駆動手段9は、凾体1に設置され、CCDカメラ8をX
方向に移動させるカメラX方向移動手段91と、該カメ
ラX方向移動手段91上に設置され、CCDカメラ8を
Y方向に移動させるカメラY方向移動手段92とを備え
ている。上記カメラ駆動手段9は、印刷が行なわれる基
板2には種々の大きさのものがあり、各基板2に設けら
れている位置合わせマークの位置も常に同じ場所に存在
しているとは限らないので、取り扱われる基板2に応じ
て、CCDカメラ8の位置を僅かに移動できるようにし
たものである。
【0016】上記印刷手段5は、図1に示すように、
CDカメラ8の下方位置に設置され、印刷ステーション
200と,退避ステーション300との間に亘って凾体
1に設置されたガイド31を備えている。またガイド3
1には、Y方向に摺動自在に支持され、スクリーンマス
ク32を有する版枠33と、該版枠33に対してクラッ
チ(図示せず)を介して一体に固定したり、離間したり
するスキージヘッド34と、該スキージヘッド34を版
枠33と同時にもしくは別個に該ガイド31に沿って移
動させるための移動手段35と、を備えている。この移
動手段35は、凾体1に設置されたサーボモータ(図示
せず)と、そのサーボモータで回転されるボールねじ3
50と、そのボールねじ350に螺合するナット部35
1とからなる。また、スキージヘッド34は、スキージ
36を垂下支持するとともに、両持梁支持を構成するた
め、両端部はCCDカメラ8の視野範囲外で2個の昇降
手段37にて支持されている。すなわち、図3に示され
るように、移動手段35のナット部351に2個の昇降
手段37が取り付けられ、各昇降手段37でスキージヘ
ッド34の両端が両持梁支持構成になっている。従っ
て、移動手段35のボールねじ350が回転すると、ナ
ット部351によってスキージヘッド34は版枠33と
同時にもしくは別個にガイド31に沿って移動する。
【0017】つぎに、図4乃至図6により動作について
説明する。図4乃至図6は、図2のC−C矢視横断面図
にして、図4は、搬送工程、図5は、位置合せ工程、図
6は、印刷工程を示す。
【0018】図4に示すように、基板2は、コンベア6
によって搬送され、XYθテーブル7の上方位置に達し
たとき、停止する。このとき、印刷手段5のスクリーン
マスク32と、版枠33と、スキージヘッド34は、図
1に示す位置すなわち退避ステーション300に退避し
ている。また、スクリーンマスク32は、版枠33に正
確に支持されている。
【0019】この状態でXYθテーブル7の昇降手段7
3が駆動し、基板受台71が上昇すると、図5に示すよ
うに、コンベア6上の基板2を基板受台71が受取る。
さらに、昇降手段73により基板受台71が上昇して基
板2の上面が位置決めステーションねた印刷ステー
ションの位置まで達すると、基板受台71の上昇移動が
停止する。
【0020】ついで、CCDカメラ8で基板2上の位
置合せマークを撮像して画像処理手段10に入力する。
画像処理手段10では、読取った画像と、基準位置との
ずれを演算処理をするとともに、演算結果に基いてXY
θテーブル7に駆動信号を送って基板2を微小移動して
位置合せする
【0021】基板2の位置合せが終了すると、スクリー
ンマスク32を備えた版枠33と、スキージ36を備え
たスキージヘッド34をクラッチにて一体に固定した状
態で移動手段35により、退避ステーション300から
ガイド31にそうて印刷ステーション200に搬送され
る。このとき、軽量な版枠33およびスキージヘッド3
4などが移動されるので、高速度で搬送することがで
き、しかも、軽量であるから、搬送にともなって発生す
る慣性力も小さいので、版枠33およびスキージヘッド
34などが、印刷ステーション200の所定位置に停止
することができる。また、軽量であり、とくにスキージ
ヘッド34は両持梁支持構成であるから、支持構成の軽
量化を図ることができる。
【0022】次に、スクリーンマスク32の位置合わせ
マークをCCDカメラ8で撮像するとともに画像処理手
段10で撮像した画像を演算し、その結果を用いて基板
2の位置合わせマークと照合して、ずれがあればXYθ
テーブル7に駆動信号を送って基板2を微小移動して位
置合わせする。この場合、一旦スクリーンマスク32の
位置合わせマークを画像処理手段10によみこんでしま
えば、その後は搬送されてくる基板2の位置合わせマー
クを順次読み取るのみで良く、単位時間当りの生産枚数
を増加することができる。
【0023】ついで昇降手段37によりスキージヘッド
34のスキージ36が、スクリーンマスク32に当接す
る位置まで降下させる。しかるのち、図6に示すよう
に、クラッチを作動させて版枠33とスキージヘッド3
4とを離間させ、移動手段35によりスクリーンマスク
32が基板2に当接するようにスキージ36をスクリー
ンマスク32上を移動させ、このスキージ36の移動に
当ってはスクリーンマスク32との摩擦でスクリーンマ
スク32が移動しないように版枠33を適宜な手段で凾
体1に固定しておいて、スクリーンマスク32上の半田
ペースト38をスキージ36で押してスクリーンマスク
32に設けた開孔(図示せず)を通して基板2に半田ペ
ースト38を塗布する。
【0024】このようにして印刷が終了すると、昇降手
段37によりスキージヘッド34を上昇させてスクリー
ンマスク32から離間するとともに、版枠33と、スキ
ージヘッド34をクラッチを介して一体に固定する。し
かるのち、移動手段35により、版枠33とスキージヘ
ッド34を同時に印刷ステーション200からガイド3
1にそうて退避ステーション300に移動させる。一
方、昇降手段73を上記と逆方向に駆動して基板受台7
1を下降させ、該基板受台71上の基板2のコンベア6
に受渡したのち、コンベア6により基板2を搬出する。
【0025】上記したように、複数枚の基板2に同一の
スクリーンマスク32を用いて印刷を行う場合、スクリ
ーンマスク32の位置合せマークに対応させて各基板2
に位置合せマークが設けられているから、各基板2が位
置決めステーションを兼ねた印刷ステーション200に
送られてくる毎にCCDカメラ8を移動させる必要が無
く、カメラ移動に伴う機械誤差は解消され、同じ形式の
基板2については同じ位置合せ精度を得ることができ
る。また、CCDカメラ8の移動は不要であり、前述し
たように、版枠33やスキージ34などは軽量であるの
で、高速にしかも高精度で移動させることができること
により、各基板2毎の処理時間は短くなり、単位時間当
りの生産枚数が増加する。また、前述のように、版枠3
3、スキージ34などの退避と基板2の搬出を並行して
行うことによっても各基板2毎の処理時間は短くなる。
【0026】前記各移動手段および昇降手段による移動
は、たとえば光学センサ、リミットスイッチなどによっ
て検出するとともに、つぎの動作手段に移動状況を伝達
することができるので、すべての移動手段および昇降手
段ならびに各手段の動作をシーケンス化して、これをマ
イクロプロセッサなどにより全動作を自動化することが
できる。また、凾体1にCCDカメラ8のモニタテレビ
を設けたり、操作パネルを設けて手動で各動作を行わさ
せることもできる。
【0027】上述の実施例においては、位置決めステー
ションと印刷ステーションとが兼ねて同レベルの位置に
有り、またこの位置決めステーションを兼ねた印刷ステ
ーション200の上にCCDカメラ8が配置されている
ので、基板2の位置決めから印刷までの間、上述の位置
決めステーションを兼ねた印刷ステーション200にお
いて、基板2を移動させる必要が無いので、位置決めさ
れた基板2の位置がずれることが無い。また、CCDカ
メラ8も移動させる必要が無い。これに対して、上述の
従来の前者の技術は、カメラ(7)、(7)が基板
(1)とマスク(9)との間に退避可能にセットされて
いるので、位置決めステーションにおける基板(1)の
位置決め後、この位置決めされた基板(1)に印刷する
場合、この位置決めされた基板(1)を位置決めステー
ションから印刷ステーションまで上昇させる必要がある
ので、位置決めされた基板(1)の位置がずれる虞があ
る。また、カメラ(7)、(7)をも基板(1)とマス
ク(9)との間から退避させる必要がある。このよう
に、上述の実施例においては、上述の従来の前者の技術
に比較して高い印刷精度や印刷性能が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、カメラ移動によって発生していた機械的な
誤差が位置決めのための移動量に含まれることはなくな
り、基板とマスクの間の位置ずれは解消され、高精度で
基板上にペーストを塗布できる。また、各基板の画像を
撮像する毎にカメラを移動させる必要が無いので、各基
板毎の処理時間が短くなり、単位時間当りの生産枚数が
増加し、高い生産性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクリーン印刷機を示す部分断面
斜視図である。
【図2】図1に示す印刷ステーションおよび退避ステー
ションの概略平面図である。
【図3】図2のB−B矢視概略縦断面図である。
【図4】搬送工程を示す図である。
【図5】位置決め工程を示す図である。
【図6】印刷工程を示す図である。
【符号の説明】
1…凾体、2…基板、3…搬送手段、4…位置決め手
段、5…印刷手段、6…コンベア、7…XYθテ
ル、8…CCDカメラ、9…カメラ駆動手段、10…画
像処理手段、31…ガイド、32…スクリーンマスク、
33…版枠、34…スキージヘッド、35…移動手段、
36…スキージ、37…昇降手段、38…ペースト、1
00…スクリーン印刷機、200…印刷ステーション、
300…退避ステーション。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段の搬送経路の下方に設けられ、昇降手段を
    備えたXYθテーブルであって、前記昇降手段により前
    記基板を、前記搬送手段の前記搬送経路とこの搬送経路
    よりも上方に位置する位置決めステーションを兼ねた
    刷ステーションとの間において昇降させるXYθテーブ
    ルと、 前記位置決めステーションを兼ねた印刷ステーションの
    上方に設けられ、前記位置決めステーションを兼ねた印
    刷ステーションまで上昇した前記XYθテーブル上の前
    記基板の画像を撮像する少なくとも2個のカメラと、 前記少なくとも2個のカメラにより撮像された前記XY
    θテーブル上の前記基板の画像に基づいて前記XYθテ
    ーブルを微小移動させて前記XYθテーブル上の前記基
    板を位置決めする画像処理手段と、 前記位置決めステーションを兼ねた印刷ステーションに
    対して前記搬送手段の搬送経路と交差する方向に位置す
    る退避ステーションと前記位置決めステーションを兼ね
    印刷ステーションとの間において往復移動可能に設け
    られ、前記位置決めステーションを兼ねた印刷ステーシ
    ョンまで上昇した前記XYθテーブル上の前記基板にス
    クリーンマスクを介してペーストをスキージで塗付する
    印刷手段と、 を備えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
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