JP4404198B2 - 液晶セルのtab搭載装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に大型の液晶ディスプレイ用として用いられる液晶セルに、IC基板をTAB搭載するためのTAB搭載装置及びTAB搭載方法に関するものである。
液晶ディスプレイは、2枚の透明基板間に液晶を封入した液晶セルの少なくとも2辺にドライバICをフィルム状の基板に実装したIC基板をそれぞれ複数枚搭載し、さらにこれらのIC基板の他側には印刷回路基板を接続するように構成したものである。液晶セルへのIC基板の搭載は、通常、TAB搭載という方式を用いるのが一般的である。TAB搭載は、例えば特許文献1に記載されているように、液晶セルを搬送手段により搬送する間に、テープキャリアパッケージ(TCP)からIC基板を1枚ずつ打ち抜いて真空吸着し、このIC基板を液晶セルに対して所定の位置関係となるようにアライメントを行った上で搭載するものである。ここで、TAB搭載を行なうに当っては、液晶セルにおけるIC基板搭載位置に予めACF(異方性導電シート)を貼り付けておき、このACF上にIC基板を熱圧着するようになし、もってIC基板の電極と液晶セルの電極とがACFの導電粒子を介して電気的に接続される。
ここで、IC基板と液晶セルとのアライメントは極めて厳格に行なう必要がある。このために、IC基板の左右両端近傍位置にアライメントマークを形成し、また液晶セル側にも各IC基板の搭載部の両側にアライメントマークを形成して、これら両アライメントマークを画像認識手段により認識する構成としている。そして、双方のアライメントマークにずれがあると、液晶セル側若しくはIC基板側(一般的には液晶セル側)の位置が補正される。そして、カメラの視野範囲との関係で、IC基板における左右のアライメントマークと、それに対応する液晶セル側のアライメントマークとをそれぞれ別個のカメラを用いて撮影し、各々のカメラで撮影したIC基板側のアライメントマークと液晶セル側のアライメントマークとのずれを演算するようにしている。この演算結果を位置補正信号として、液晶セルの位置調整機構を駆動させるサーボ回路に入力して、この位置調整機構をXY及びθ方向に位置補正するようにしている。
前述したIC基板と液晶セルとのアライメントは、それらを非接触状態にして行なわれる。そして、このアライメントが完了した後にIC基板を液晶セルに搭載するが、このときには、液晶セルの裏面側を受け部材に当接させ、IC基板を吸着保持している吸着ヘッドを下降させて、このIC基板を液晶セルに当接させると共に、加熱下で加圧することによって、ACFのバインダ樹脂を溶融乃至軟化させると共にACFを圧縮することにより導電粒子を両電極間に挟持させる。さらに、バインダ樹脂を硬化温度にまで上昇させることによりIC基板を液晶セルに固着させた状態でバインダ樹脂を熱硬化させる。
特開平8−107130号公報
前述したように、IC基板を液晶セルにTAB搭載するに当っては、IC基板の電極と液晶セルの電極とが電気的に導通してなければならない。液晶セルは薄型のガラス基板を2枚貼り合わせたもので構成され、しかも両ガラス基板にはそれぞれパターンが形成されている。例えば、TFT型の液晶セルにあっては、一方のガラス基板の表面には透明なトランジスタを含む回路パターンが形成され、また他方のガラス基板にはカラーフィルタが積層されている。これらのパターンは相互に対向する面に形成されており、その反対側の面にはパターン形成等といった加工乃至処理が行なわれない。従って、ガラス基板においては、一般的にはパターン形成面側に応力が生じて縮小するような歪みが発生することになる。しかも、一方のガラス基板と他方のガラス基板とは異なるパターンが形成されるから、それぞれの歪みの発生度合いも異なってくる。
前述したように、ガラス基板において、パターン形成により生じる歪みは最小限に抑制するように加工乃至処理が行われるが、2枚の基板を貼り合わせることにより形成される液晶セルは、反りや曲がり等といった変形が生じるのを防止できない。このために、外力が加わらない状態で行なわれるアライメント時と、加圧力が作用する搭載時とでは、液晶セルの形状が変化することになる。ただし、液晶セルが小型のものであれば、その分だけ変形は小さくなり、IC基板をTAB搭載する際におけるアライメント誤差は許容範囲に入ることになる。また、液晶セルとIC基板とに形成される電極のピッチ間隔が広い場合であれば、アライメントをあまり厳格に行なわなくても、液晶セルの電極とIC基板の電極間の接続が可能になる。
しかしながら、近年においては、液晶ディスプレイの大型化及びファインピッチ化が図られるようになってきている。従って、液晶セルとIC基板との間に僅かでもアライメント誤差が生じていると、IC基板を正確にTAB搭載できなくなってしまう。特に、大判の液晶セルの場合には、その長辺側では、中央部分はともかく、両端側の部位に向けて反り等が大きくなる。従って、特に液晶セルの長辺部における両端乃至その近傍の部位にIC基板を搭載する際に、それらが正確にアライメントされているにも拘らず、実際にIC基板を液晶セルに接続した時に相互にずれが生じる結果、TAB搭載の精度が低下し、甚だしい場合には、IC基板と液晶セルとの電極間において接続不良が生じる可能性があるという問題点を生じる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、液晶セルに反りや曲がり等が生じて変形していたとしても、極めて正確にIC基板をTAB搭載できるようにすることにある。
前述した目的を達成するために、本発明において、液晶セルの縁部に沿って複数のIC基板を並べるようにしてTAB搭載するための装置の構成としては、前記液晶セルが載置されるテーブルと、前記液晶セルの前記IC基板が搭載される位置の下部に配置され、この液晶セルの下面を支持するセル受け手段と、前記テーブルと前記セル受け手段との間の位置であって、前記液晶セルの上基板の上面と、下基板の下面とに対面するように配置した上下一対の矯正パッドからなり、相互に近接・離間する方向に変位させることによって、前記液晶セルを矯正するセル矯正手段と、前記IC基板を吸着保持して、このIC基板を前記セル矯正手段で矯正された前記液晶セルの搭載部に対してアライメントを行ったうえで圧着する基板搭載手段とを備える構成としたことをその特徴とするものである。
ここで、液晶セルには少なくとも短辺部と長辺部との2辺にそれぞれ複数のIC基板が搭載される。従って、液晶セルと、基板搭載手段及びセル受け手段との間は相対移動させなければならない。いずれの側を可動としても良いが、液晶セルが支持されているテーブルを可動な搬送手段として構成し、この搬送手段によりIC基板の搭載部を1ピッチとしてピッチ送りするようになし、基板搭載手段及びセル受け手段は所定位置に配置する構成とする方が構成的に有利である。そして、液晶セルを1ピッチ送る毎にIC基板とアライメントして、位置ずれがあると、XY方向及びθ方向に位置調整を行なうが、この位置調整機構はセル搬送手段側に持たせることができる。ただし、例えばθ方向の補正機構は基板搭載手段側に設けるように構成することもできる。
セル矯正手段は、少なくとも液晶セルの長辺部にIC基板をTAB搭載する際に用いられるが、勿論長辺側だけでなく、短辺側にIC基板を搭載する際にもセル矯正手段を用いることもできる。そして、セル矯正手段は、液晶セルを構成する上基板の上面側及び下基板の下面側とに設けるが、上下一対の矯正パッドを昇降可能に支持することにより構成することができる。従って、液晶セルを矯正する矯正動作時には、上下の矯正パッドを近接する方向に変位させ、また矯正を解除する矯正解除時には、上下の矯正パッドを離間させる。1枚のIC基板を液晶セルに搭載する毎に矯正パッドを昇降駆動するように構成することもできるが、1辺の液晶セルに対して複数のIC基板における最初のものから最後のものまで矯正パッドを矯正動作状態に保持するように構成しても良い。1回の搭載毎に矯正パッドを昇降させる場合には、上下の矯正パッドで液晶セルを挟み込むようにできる結果、より高精度に変形の矯正を行なうことができる。ただし、そうするとTAB搭載時の動作が複雑になり、スループットの向上を図るのが困難になる。一方、液晶セルの1辺において、最初に搭載されるIC基板から最後に搭載されるIC基板まで、矯正パッドを矯正動作状態に保持するように構成すれば、TAB搭載工程における動作の簡素化及び高速化が図られる。しかしながら、この場合には両矯正パッドで液晶セルの上下両面を挟持させるように構成することができない。しかしながら、IC基板のサイズは比較的小さいものであって、しかもそれらに設けられる電極は所定の幅を有することから、IC基板が搭載されたときに、アライメント時に僅かな反りや歪み等の残存に起因するアライメント誤差があっても、IC基板と液晶セルとの間で電極同士が電気的に接続できるため完全にずれてしまうことはない。従って、この許容誤差範囲であれば、矯正パッドと液晶セルとの間に隙間が生じていても、実用上では格別の支障を来たすものではない。そこで、この許容誤差範囲を超えない程度として、矯正動作状態での両矯正パッド間の間隔を液晶セルの厚みより広くすることにより、1辺におけるTAB搭載動作の開始から終了までの間、両矯正パッドを矯正動作状態に保持するようにすることができる。
いずれにしろ、液晶セルの反りや曲がり等の変形を矯正することから、矯正パッドは液晶セルと当接することになる。ただし、この液晶セルに対するIC基板のTAB搭載工程は、既に上下の基板間に液晶が封入されており、液晶セルそのものに対する加工はこれ以前の段階で終了している。そこで、液晶セルを保護するために、通常は、その表裏両面、つまり上基板の上面全体と下基板の下面全体とにわたって保護カバーが貼着される。従って、矯正パッドをある程度の弾性を有する樹脂等で形成しておくことによって、それが液晶セルに当接しても損傷するおそれはない。また、液晶セルにおいて、矯正パッドが作用する部位は、アライメントマークの画像認識におけるカメラの視野を妨げないことを条件として、できるだけ端部に近接した位置とするのが、液晶セルの歪み矯正を行なう上で有利である。しかも、液晶セルを実際に液晶ディスプレイとして構成したときに、額縁により覆われる部位とすると、矯正パッドの当接により多少のダメージが生じたとしても、格別問題とはならない。
一方、本発明において、液晶セルを所定の方向にピッチ送りする間に、この液晶セルの縁部にIC基板を順次TAB搭載する方法の発明としては、前記液晶セルを搬送手段によって、下部側にセル受け手段と上部側に基板搭載手段とが設けられているTAB搭載ステージに水平状態で搬入し、前記基板搭載手段による前記IC基板の前記液晶セルへの搭載部の位置に、この液晶セルの上基板の上面と、下基板の下面とに対面する上下一対の矯正パッドからなるセル矯正手段を配設して、前記両矯正パッドを相互に近接する方向に変位させることによって、前記液晶セルの反りや曲がりを矯正し、前記セル受け手段により前記液晶セルの下面側を当接させた状態で、前記基板搭載手段に保持させた前記IC基板を前記搬送手段に支持されている前記液晶セルに対してアライメントし、前記基板搭載手段により前記IC基板を前記液晶セルの搭載部に圧着し、前記液晶セルを順次ピッチ送りする毎に、前記IC基板の液晶セルへの圧着を繰り返し行なうことをその特徴としている。

本発明によれば、液晶セルに反りや歪み、曲がり等といった変形が生じない状態で、正確にIC基板をTAB搭載することができる等といった優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に液晶セルの平面を、その長辺側にIC基板を搭載した状態を示す。図中において、1は液晶セル、10はIC基板をそれぞれ示す。液晶セル1は、下基板2と、この下基板2上に重ね合わされた上基板3とから構成され、これら下基板2と上基板3との間には所定のセルギャップが形成されており、このセルギャップ内には液晶が封入されている。下基板2は、その2辺、つまり1つの長辺と1つの短辺とにおいて、上基板3から所定の幅分だけ張り出しており、これら張り出し部2a,2bにそれぞれ複数枚のIC基板10が搭載される。
図2に液晶セル1とこの液晶セル1に搭載されるIC基板10との拡大図を示す。同図から明らかなように、液晶セル1における下基板2の上基板3からの張り出し部2aには、所定のピッチ間隔をもって多数の電極4が引き出されている。一方、IC基板10は、フレキシブル基板11にドライバIC回路12を実装したものであり、このフレキシブル基板11には多数のインナ電極13及びアウタ電極14が設けられている。インナ電極13は液晶セル1の電極4と接続され、またアウタ電極14は印刷回路基板(図示せず)に接続されるものである。
IC基板10は液晶セル1にTAB搭載される。即ち、図2に示したように、液晶セル1における下基板2の張り出し部2aには、その電極4が形成されている部位にACF5が貼り付けられ、また複数の電極4を群として、複数の電極群4Gが形成されており、IC基板10は、そのインナ電極13が電極群4Gを構成する各電極4と電気的に接続した状態で搭載される。
ACF5は、図3に示したように、バインダ樹脂5a内に導電粒子5bを均一に分散させたテープから構成されており、予め下基板2の張り出し部2aに貼着されている。そして、IC基板10はこのACF5上に載置されて、加熱下で加圧することによって、バインダ樹脂5aを圧縮することにより電極4−電極13間に導電粒子5bが挟持されるようにして、その間が電気的に接続される。また、バインダ樹脂5aを一度溶融乃至軟化させた後に熱硬化させることによって、IC基板10が液晶セル1に接合した状態で固着される。
液晶セル1へのIC基板10のTAB搭載は、電極4−電極13間を電気的に接続するためのものであるから、相互にアライメントがなされていなければならない。しかも、電極4及び電極13のピッチ間隔は微細であり、かつそれらの幅寸法も極めて細いものである。このアライメントを行なうために、液晶セル1の下基板2における電極群4Gの両端と、IC基板10における電極13の配列部の両端とには、それぞれアライメントマーク6,15が設けられており、IC基板10を液晶セル1に対して僅かな隙間を介して対面させた状態で、アライメントマーク6,15を画像認識することにより相対位置ずれを検出し、位置ずれがあると、いずれかの側、好ましくは液晶セル1側を位置調整する。
図4にTAB搭載装置の全体構成を示す。図中において、20は液晶セル1を真空吸着して搬送する搬送テーブルを示し、この搬送テーブル20は、ねじ軸21とモータ22とからなる搬送手段に接続されており、かつねじ軸21と平行に設けたガイドレール23に沿って図中に矢印で示したように往復移動可能となっている。また、図示は省略するが、搬送テーブル20にはXY方向及びθ方向に位置調整可能な位置調整機構を備えている。また、搬送テーブル20における液晶セル1の搬送経路には、TAB搭載機30が設置されており、このTAB搭載機30によって、IC基板10が液晶セル1に順次搭載されるようになっている。従って、ねじ軸21及びモータ22からなる搬送手段は液晶セル1を吸着保持した搬送テーブル20をピッチ送りさせることになる。
TAB搭載機30は、4本のアーム31a,31b,31c及び31dを備え、回転及び昇降可能な搭載ロボット31を有し、図示しない打ち抜き手段及び移載ロボットにより、TCP(テープキャリアパッケージ)32から1個ずつIC基板10を打ち抜いて移載ステージ33に搬入される。また、移載ステージ33から90°回転した位置には位置決めステージ34が設けられ、さらに90°回転した位置が搭載ステージ35であり、この搭載ステージ35には、後述する受け部材36(図5参照)が配置されている。搭載ロボット31の各アーム31a〜31dは、IC基板10を真空吸着する吸着ヘッド37を備えており、移載ステージ33に搬入されたIC基板10のインナ電極13側を吸着し、位置決めステージ34に移行させて、IC基板10を位置決めして再び吸着し、搭載ステージ35に搬入して、IC基板10を液晶セル1に熱圧着させるようにして搭載する。
このIC基板10の搭載時には、図5から明らかなように、液晶セル1における下基板2の下部位置に受け部材36を当接させる。この受け部材36はIC基板10の幅寸法とほぼ同じか、若しくはそれより長い寸法を有するものであり、IC基板10が搭載される電極群4Gの下部位置に配置されており、搬送テーブル20により液晶セル1が搬送される際には、この液晶セル1の下部側に退避しており、IC基板10の搭載前に受け部材36が上昇して、液晶セル1、具体的には下基板2の下面に当接するようになっている。そして、好ましくはこの受け部材36は加熱とする。この状態で、まず搭載ロボット31のアームに吸着されているIC基板10と液晶セル1との間のアライメントを行ない、次いでアームを下降させることによって、吸着ヘッド37に吸着保持されているIC基板10を液晶セル1に接合させると共に、加熱することによりIC基板10を液晶セル1に圧着する。そして、この段階でACF5のバインダ樹脂5aを熱硬化させるようにしても良いが、TAB搭載工程時間の短縮を図るには、このIC基板10の圧着は、この段階ではACF5のバインダ樹脂5aが熱硬化するまで加熱・加圧せず、仮に圧着して位置ずれを起こさない程度の圧着力が作用するようになし、後続の工程で、液晶セル1に搭載した複数のIC基板10を同時に本圧着させることもできる。
ここで、IC基板10を仮圧着するにしろ、また本圧着まで行なうにしろ、圧着時には液晶セル1は受け部材36と吸着ヘッド37とにより挟持されることから、少なくともIC基板10の搭載部分では、液晶セル1は水平状態となる。これに対して、アライメント時には、液晶セル1には外力が作用していないために、必ずしも水平状態となっている訳ではない。つまり、アライメント時と搭載時とでは、液晶セル1の状態が異なっている。液晶セル1が水平状態に保たれておれば格別搭載精度に影響を及ぼすことはないが、液晶セル1を構成する上下の基板2,3は厚みが薄い上に、相対向する面にはTFTやカラーフィルタ等のパターンが形成されている関係等から、反りや歪み、曲がり等といった変形状態となっていることがある。特に、液晶セル1のサイズが大判化すればするほど、変形の度合いが大きくなる。ただし、上下の基板2,3間は硬化したシール材が介在しているので、液晶セル1の厚み寸法は部位により変化することはない。そして、液晶セル1は搬送テーブル20に真空吸着されるが、TAB搭載のために、また液晶パネル1を搬送テーブル20に着脱する操作を行なうために、図4から明らかなように、搬送テーブル20のサイズは液晶セル1のサイズより小さくなっている。従って、液晶セル1を搬送テーブル20上に載置した状態では、TAB搭載部を含めたかなりの面積部分が自由状態となっている関係から、この自由状態の端部、特にコーナ部が一方向若しくはそれとは反対方向に反ったり、曲がったりしていることがある。しかも、このような変形は液晶セル1に応じて同じ状態とはなっていない。
以上のことから、液晶セル1は、そのTAB搭載部の部位が変形したままで搬送テーブル20上に載置された状態となっている結果、そのままではIC基板10と正確なアライメントを取ることができなくなることがある。そこで、液晶セル1において、そのIC基板10の搭載部をほぼ水平状態となるように矯正した状態でこの液晶セル1とIC基板10との間での正確にアライメントを行なえるようにするために、セル矯正手段40を備えている。
セル矯正手段40は、図6に示したように、上下一対の矯正パッド41a,41bから構成され、これら矯正パッド41a,41bは相互に近接・離間する方向に変位可能となっている。即ち、矯正パッド41a,41bには、それぞれ調整軸42a,42bが連結して設けられており、これら調整軸42a,42bは支持ブロック43a,43bにより上下方向に位置調整可能に支持されている。支持ブロック43a,43bはそれぞれ昇降板44a,44bに固定して設けられている。昇降板44a,44bの両端部はガイド部材45a,45bに沿って昇降可能な構成となっており、また昇降用シリンダ46a,46bにより昇降駆動できるようにしている。ここで、ガイド部材45a,45b間には、少なくとも搬送テーブル20に設置した液晶セル1が通過可能な間隔に設定されており、またガイド部材45a,45bの奥行き方向の寸法、つまりそれらの厚みは、搬送テーブル20上に載置され、かつIC基板10をTAB搭載した状態で通過できる寸法を有している。
ここで、図6においては、上側の矯正パッド41aは、昇降用シリンダ46aを縮小させて上昇した矯正解除状態となる位置、下側の矯正パッド41bは昇降用シリンダ46bを伸長させて上昇した矯正動作状態の位置を示している。従って、図7に示したように、上側の矯正パッド41aを図6の位置となし、下側の矯正パッド41bを下降させると、図7に仮想線で示した矯正解除状態となり、両矯正パッド41a,41bは液晶セル1から所定の間隔だけ離間する。また、下側の矯正パッド41bを図6の位置とし、上側の矯正パッド41aを下降させると、図7に実線で示した矯正動作状態となる。
ここで、図7から明らかなように、上下に設けた矯正パッド41a,41bを矯正作動状態としたときには、その間の間隔は液晶セル1の厚みより僅かに広くなっている。この寸法差は、例えば液晶セル1の上基板3が矯正パッド41aの一方側の端部に当接し、また下基板2が矯正パッド41bの他方側の端部に当接する状態というように、最大傾斜状態となった場合にも、液晶セル1が水平状態に対して、そのIC基板10が搭載される位置の電極群4Gを構成する各電極4の1ピッチ分の間隔以下となるように設定する。従って、この寸法差は電極4の幅及び相隣接する電極4,4間の間隔と、矯正パッド41a,41bの液晶セル1への作用位置との関係に基づいて適宜設定される。
矯正パッド41a,41bの矯正動作状態時の間隔を前述したように設定して、その間を液晶セル1が移動すると、液晶セル1が変形している場合には、上下いずれかの矯正パッド41aまたは41bと摺接することになる。ただし、このTAB搭載の段階では、液晶セル1の表裏両面にはほぼ全面にわたって保護シートが貼着されているから、矯正パッド41a,41bは液晶セル1の表面と直接接触することはない。さらに、液晶セル1にダメージを与えないようにするために、矯正パッド41a,41bをガラスより軟質の合成樹脂で形成し、かつ周縁部にエッジが生じないようにするために、外周縁部は丸みを持たせている。さらに、図4において、点線の領域Sで示したように、矯正パッド41a,41bが液晶セル1に作用する位置を、この液晶セル1の端部近傍、より望ましくは液晶ディスプレイとして構成したときに、額縁により覆われる部位とする。ただし、アライメントを行なうためのカメラの視野を妨げない位置とする。
以上のように構成することによって、搬送テーブル20上に液晶セル1を位置決めした状態に設置して、この搬送テーブル20を駆動することによりIC基板10のTAB搭載が行なわれる。まず、液晶セル1における最初の電極群4Gが搭載ステージ35の位置にまで搬送されると、その位置で搬送テーブル20の送りを停止させる。そして、昇降用シリンダ46a,46bを作動させることによって、セル矯正手段40を構成する上下の矯正パッド41a,41bを矯正解除状態から矯正動作状態とする。これによって、液晶セル1が変形した状態となっていても、少なくとも最初のIC基板10が搭載される位置では、ほぼ水平となるように矯正される。この状態で、吸着ヘッド37によりIC基板10を吸着させて、液晶セル1の上部位置に配置し、アライメントマーク6,15を基準として位置ずれの有無を検出する。そして、IC基板10と液晶セル1との間に位置ずれがあると、搬送テーブル20の位置調整機構を駆動して、アライメントを行なう。
このようにアライメントを行なった後に、受け部材36を下基板2の下面に当接させ、次いで吸着ヘッド37を下降させることによりIC基板10を液晶セル1に押圧して、加熱下で加圧することにより圧着(仮圧着若しくは本圧着)を行なう。この圧着時には下基板2が受け部材36と吸着ヘッド37とによる挟持力により水平状態になるが、電極4とインナ電極13とがずれないようにして搭載される。
前述したIC基板10の圧着が終了すると、吸着ヘッド37が上昇して、搭載ロボット31が90°回転することによって、次のアームにおける吸着ヘッド37に吸着されたIC基板10が搭載ステージ35に搬入される。このときに受け部材36は一度退避することになり、そして搬送テーブル20を1ピッチ分送ることによって、液晶セル1における次の電極群4Gが搭載ステージ35に移行させる。ただし、この液晶セル1のピッチ送り時にも、セル矯正手段40を構成する矯正ヘッド41a,41bは矯正動作状態に保持する。これによって、当該のIC基板10が搭載される液晶セル1における電極群4Gが搭載ステージ35に配置される。そして、そのままの状態でアライメント動作を行ない、その後に受け部材36を下基板2の下面に当接させ、吸着ヘッド37を下降させることにより、IC基板10の搭載が実行される。
以上の動作を繰り返すことによって、液晶セル1における下基板2の張り出し部2aに所定枚数のIC基板10が搭載される。そして、最後のIC基板10の搭載が終了して、吸着ヘッド37及び受け部材36が退避すると、矯正ヘッド41a,41bを矯正解除位置に変位させる。これによって、液晶セル1の1辺(長辺)に対するIC基板10のTAB搭載が終了する。その後に、下基板2の短辺側の張り出し部2bに同様のIC基板のTAB搭載が行なわれる。
前述したように、セル矯正手段40を用いて液晶セル1の変形を矯正してほぼ水平状態とすることによって、液晶セル1に対して非接触状態で行なわれるIC基板10とのアライメントを正確に行なうことができる。従って、IC基板10のTAB搭載精度が著しく向上することになり、電極4−13間の接続不良を生じるおそれがなくなる。しかも、IC基板10の搭載開始から終了までの間、セル矯正手段40を構成する矯正パッド41a,41bは矯正動作状態に保持されて、その間に余分な動作を行なうことがないので、IC基板10を円滑かつ迅速に搭載することができ、スループットの向上が図られることになる。
1辺にIC基板を搭載した状態の液晶セルの平面図である。 液晶セルにおけるIC基板のTAB搭載を行なう状態を示す要部外観斜視図である。 液晶セル側の電極とIC基板側の電極とがACFを介して電気的に接続されている状態を示す断面図である。 液晶セルへのIC基板のTAB搭載機構の全体構成を示す説明図である。 液晶セルへのIC基板の搭載動作の説明図である。 セル矯正手段の構成説明図である。 矯正パッドの作動説明図である。
符号の説明
1 液晶セル 2 下基板
2a,2b 張り出し部
3 上基板 4 電極
6,15 アライメントマーク
10 IC基板 11 フレキシブル基板
12 ドライバIC回路
13 インナ電極 14 アウタ電極
20 搬送テーブル 30 TAB搭載機
31 搭載ロボット 35 搭載ステージ
36 受け部材 37 吸着ヘッド
40 セル矯正手段
41a,41b 矯正パッド
44a,44b 昇降板
46a,46b 昇降用シリンダ

Claims (4)

  1. 液晶セルの縁部に沿って複数のIC基板を並べるようにしてTAB搭載するための装置において、
    前記液晶セルが載置されるテーブルと、
    前記液晶セルの前記IC基板が搭載される位置の下部に配置され、この液晶セルの下面を支持するセル受け手段と、
    前記テーブルと前記セル受け手段との間の位置であって、前記液晶セルの上基板の上面と、下基板の下面とに対面するように配置した上下一対の矯正パッドからなり、相互に近接・離間する方向に変位させることによって、前記液晶セルを矯正するセル矯正手段と、
    前記IC基板を吸着保持して、このIC基板と前記セル矯正手段で矯正された前記液晶セルの搭載部との間でアライメントを行ったうえで圧着する基板搭載手段と
    を備える構成としたことを特徴とする液晶セルのTAB搭載装置。
  2. 前記セル矯正手段は前記液晶セルの前記IC基板の搭載部での反りや曲がりを矯正して、水平状態となるように矯正する構成としたことを特徴とする請求項1記載の液晶セルのTAB搭載装置。
  3. 前記テーブルは、前記液晶セルの裏面側を吸着することにより固定的に保持するものであって、前記液晶セルの前記IC基板の搭載方向に向けてピッチ送りするセル搬送手段を含む搬送側として構成し、かつこのテーブルは前記液晶セルの位置を調整する位置調整手段を備えるものとなし、前記セル受け手段,基板搭載手段及び前記セル矯正手段は固定側とする構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶セルのTAB搭載装置。
  4. 液晶セルを所定の方向にピッチ送りする間に、この液晶セルの縁部にIC基板を順次TAB搭載する方法において、
    前記液晶セルを搬送手段によって、下部側にセル受け手段と上部側に基板搭載手段とが設けられているTAB搭載ステージに水平状態で搬入し、
    前記基板搭載手段による前記IC基板の前記液晶セルへの搭載部の位置に、この液晶セルの上基板の上面と、下基板の下面とに対面する上下一対の矯正パッドからなるセル矯正手段を配設して、前記両矯正パッドを相互に近接する方向に変位させることによって、前記液晶セルの反りや曲がりを矯正し、
    前記セル受け手段により前記液晶セルの下面側を当接させた状態で、前記基板搭載手段に保持させた前記IC基板を前記搬送手段に支持されている前記液晶セルに対してアライメントし、
    前記基板搭載手段により前記IC基板を前記液晶セルの搭載部に圧着し、
    前記液晶セルを順次ピッチ送りする毎に、前記IC基板の液晶セルへの圧着を繰り返し行なう
    ことを特徴とする液晶セルのTAB搭載方法。
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