JP2614546B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2614546B2
JP2614546B2 JP3045190A JP4519091A JP2614546B2 JP 2614546 B2 JP2614546 B2 JP 2614546B2 JP 3045190 A JP3045190 A JP 3045190A JP 4519091 A JP4519091 A JP 4519091A JP 2614546 B2 JP2614546 B2 JP 2614546B2
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詔八 鵜川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やアレ
ンジ式パチンコ遊技機あるいはスロットマシン等で代表
される遊技機に関し、詳しくは、表示状態が変化可能な
可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め
定められた特定の表示態様になった場合に所定の遊技価
値が付与可能な特定遊技状態が発生する遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、プロセッサとリー
ドオンリメモリとを有するマイクロコンピュータ等から
構成された制御手段が設けられており、この制御手段に
より遊技機の遊技状態全体が制御され、その遊技状態が
可変表示装置の表示結果を導出表示させる予め定められ
た状態になった場合に、その制御手段の働きにより前記
可変表示装置が制御されて表示結果が導出表示されるよ
うに構成されていた。このように、従来の遊技機におい
ては、前記制御手段は、遊技機の遊技状態全体を制御す
るばかりでなく前記可変表示装置も制御していたため
に、制御の負担が大きく、たとえば前記リードオンリメ
モリが記憶しなければならないプログラムデータが多く
なり過ぎて記憶容量をオーバする等の不都合が生ずる。
特に、近年、可変表示装置により複雑な可変表示を行な
わせて可変表示遊技の面白味を向上させる傾向にある
が、この可変表示装置により複雑な可変表示を行なわせ
た場合には前記制御手段の限界を超えてしまう不都合が
生じ、可変表示装置があまり複雑な可変表示を行なうこ
とができないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この欠点を解
決するべく、プロセッサとリードオンリメモリとを有す
るマイクロコンピュータ等からなる可変表示制御手段を
別途設け、その可変表示制御手段により前記可変表示装
置を制御させるように、その可変表示制御手段が可変表
示装置の制御を行なう分遊技機の遊技状態全体を制御す
る制御手段の方の負担を軽減させることが考えられる。
一方、前記特定遊技状態を発生させるか否かを事前決定
してその決定内容に従って可変表示装置の可変表示を行
なう事前決定方式の制御を行なうにおいて、たとえば遊
技機の遊技状態を制御する遊技制御手段の方で前記特定
遊技状態を発生させるか否かをランダムに決定し、特定
遊技状態を発生させる旨が決定された場合には、その旨
の命令信号を前記可変表示制御手段の方に出力するよう
に構成することが考えられる。このように構成した場合
には、前記遊技制御手段が、特定遊技状態を発生させる
か否かを決定するというように遊技価値の付与に関する
制御を行なうものであるために、不正改造のターゲット
となりやすく、特に、この遊技制御手段の方のリードオ
ンリメモリを交換等して前記特定遊技状態を発生しやす
くするような不正が行なわれるおそれがある。そこで、
このような不正行為が行なわれた場合にそれを容易に検
査できて発見しやすくすることが望まれる。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技機の遊技状態を制御する遊
技制御手段の他に可変表示装置を制御する可変表示制御
手段を別途設け、遊技制御手段の負担を軽減するととも
に、前記遊技制御手段の不正改造に対するチェックが行
ないやすい遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示状態が変
化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所定
の遊技価値が付与可能な特定遊技状態が発生する遊技機
であって、制御基板に設けられたプロセッサと前記制御
基板に設けられて前記プロセッサと別体に構成されたリ
ードオンリメモリとを有し、前記特定遊技状態を発生さ
せるか否かを決定するとともに、遊技機の遊技状態を制
御する遊技制御手段と、プロセッサとリードオンリメモ
リとを有し、前記特定遊技状態を発生させることに関す
る命令信号が前記遊技制御手段から与えられ、前記可変
表示装置を制御する可変表示制御手段と、プロセッサに
よる制御動作の歩調を司るクロック信号を発生する手段
であって、前記遊技制御手段と前記可変表示制御手段と
に対する共通のクロック発生源として用いられるクロッ
ク発生手段と、容器本体と蓋部材とを有し、前記制御基
板が収納される収納容器と、該収納容器に設けられ、前
記容器本体に対し前記蓋部材が不正に開けられたことを
発見するための封印手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、制御基板に設けられたプロセ
ッサと前記制御基板に設けられて前記プロセッサと別体
に構成されたリードオンリメモリとを有する遊技制御手
段の働きにより、前記特定遊技状態を発生させるか否か
が決定されるとともに、遊技機の遊技状態が制御され
る。プロセッサとリードオンリメモリとを有する可変表
示制御手段に対し前記遊技制御手段から、前記特定遊技
状態を発生させることに関する命令信号が与えられ、そ
の可変表示制御手段により可変表示装置が制御される。
プロセッサによる制御動作の歩調を司るクロック信号を
発生するクロック発生手段が、前記遊技制御手段と前記
可変表示制御手段とに対する共通のクロック発生源とし
て用いられる。容器本体と蓋部材とを有する収納容器に
前記制御基板が収納され、その収納容器に設けられた封
印手段の働きにより、前記容器本体に対し前記蓋部材が
不正に開けられたことが発見可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る遊技用のワンチップ
マイクロコンピュータを用いたセキュリティシステムを
示す全体システムブロック図である。
【0009】本発明に係るマイクロコンピュータのチッ
プは半導体チップメーカ1により製造される。半導体チ
ップメーカ1は、マイクロコンピュータにおけるMPU
(Micro Processing Unit),R
AM(Random Access Memory),
入出力ポート(I/Oポート)をワンチップ化した半導
体チップを製造する。この半導体チップメーカ1により
製造されるチップには、後に詳しく説明するが、開発用
チップ23aと開発用チップ23bとがある。量産用チ
ップ23aとは、この量産用チップ23aに接続された
ROMに記憶されているプログラムが後述する第三者試
験機関11による試験に合格した適正なものであるか否
かを判定する判定機能を有するものである。開発用チッ
プ23bは、前述した判定機能を有しないチップであ
り、判定機能を有しない点を除いては量産用チップ23
aと同じものである。
【0010】半導体チップメーカ1からチップ流通会社
2に入荷されたチップのうち量産用チップ23aは量産
用チップ流通部門28によって流通されチップ流通管理
機関3に搬入される。一方、開発用チップ23bの方
は、チップ流通会社2の開発用チップ流通部門29によ
って流通されてチップ流通管理機関3に搬入される。な
おこのチップ流通会社2は、完全な民営の会社でもよ
く、また国が出資して作った公共の企業団体であっても
よい。チップ流通管理機関3は、チップが適正に流通し
ているか否かを管理して所定の遊技機メーカ等にチップ
の流通を斡旋するための機関である。このチップ流通管
理機関3を省いてチップ流通会社2から遊技機メーカー
に直接チップを搬入してもよい。
【0011】チップ流通管理機関3に搬入された量産用
チップ23aと開発用チップ23bとは、それぞれ遊技
機メーカ4の量産部門6と開発部門5とに搬入される。
遊技機メーカ4の開発部門5では、図示7に示すように
搬入された開発用チップ23bを用いてプログラムを開
発し、製品開発を行なう。そして開発部門5は開発した
開発プログラムが記憶された申請マスターROM10a
を搭載して申請用遊技機を作成するとともに、申請用の
書類を作成し、それら申請マスターROM10aが搭載
された申請用遊技機・作成書類9等からなる申請用提出
物8を提出して第三者試験機関11に試験を申請する。
【0012】第三者試験機関11は、たとえば警察等の
公的な監督機関の依託機関等で構成されている。この第
三者試験機関11には、試験業務部門12と鑑定業務部
門13とがあり、試験業務部門12に前記試験用提出物
8が搬入され、図示14に示すようにその試験申請を受
付ける。試験業務部門12では、その受付けた試験用提
出物8を図示15に示すように試験し、図示16で示す
ようにその試験結果の合否の判定を行なう。不合格と判
定された場合には試験業務部門12は図示17に示すよ
うに遊技機メーカにその申請用提出物8を差戻して不合
格である旨の通知を行なう。
【0013】一方、各都道府県の警察等で構成された管
轄監督機関25も申請用遊技機について検定を行い、第
三者試験機関11により合格と判断されかつ管轄監督機
関25により適正と判断された場合には図示18で示す
ようにセキュリティコードを発行して量産用マスターR
OM10bに記憶させる作業を行なう。この第三者試験
機関11と管轄監督機関25とにより、前記リードオン
リーメモリ(ROM)に記憶されている前記開発プロク
ラムが一定の基準に合格するか否かを試験する第三者機
関が構成されている。前記セキュリティコードとは、第
三者機関により合格と判断されて市場に出回った遊技機
に搭載されたROMに記憶されているプログラムが前記
第三者機関の試験に合格した適正なものであるか否かを
判定するために用いられるセキュリティ情報である。
【0014】このセキュリティコードは、例えば合格し
たプログラムのプログラムデータを所定の変換フォーマ
ットに従って変換されたものをセキュリティコードとす
る方法が考えられる。この場合において、プログラムデ
ータすべてをセキュリティコード作成の基準としてもよ
いし、プログラムデータのうち、特に重要な部分(例え
ば大当り確率や可変入賞球装置の開放時間などのデータ
部分)をセキュリテイーコード作成の基準としてもよ
い。このセキュリテイーコードは、管轄監督機関25の
検定結果を待つことなく第三者試験機関が試験に合格し
たと判断した時点で発行するようにしてもよい。
【0015】第三者試験機関11の試験業務部門12に
よってセキュリティコードが付加された量産用マスター
ROM10bは、遊技機メーカ4の量産部門6に搬入さ
れる。量産部門6は量産用マスターROM10bに記憶
されている記憶情報を図示19に示すようにコピーす
る。量産用マスターROM10bの記憶情報がコピーさ
れたROMが基板22に実装される。さらに、チップ流
通管理機関3から搬入されてきた量産用チップを図示2
0に示すように基板22に実装する。この基板22に実
装された実装チップ23と実装ROM10cとにより、
遊技機を制御するためのマイクロコンピュータが構成さ
れる。
【0016】基板22にチップ23とROM10cとを
実装した後に、最初に電源を投入した段階で、実装RO
M10cの記憶情報に含まれている前記セキュリティコ
ードが後述するように実装チップ23に記憶される。量
産用チップ23aからなる実装チップ23は、基板22
に装着されて一番最初に接続されたROM10cに記憶
されているセキュリティコードのみを記憶する機能を有
する。そしてこの記憶したセキュリティコードに基づい
て実装ROM10cに記憶されているプログラムが第三
者機関の試験を合格した適正なものであるか否かの判定
が行なわれる。一旦ROMを実装した後そのROMに記
憶されているプログラムを改ざんしたり、実装ROM1
0cを不正に作られたプログラムが記憶されたROMに
交換したりした場合には、実装チップ23に記憶されて
いる前記セキュリティコードとROMに記憶されている
セキュリティコードとが食違って整合性を失う。そのた
めに、プログラムが不正に改造されたことを判定するこ
とが可能となる。
【0017】このプログラムおよびセキュリティコード
のROMへのコピーおよび基板への実装作業を遊技機メ
ーカ4に行なわせる代わりに、量産用マスターROM1
0bをチップ流通会社2に搬入してチップ流通会社2で
ROMコピーとROMの基板への実装作業を行ない、そ
の後基板を遊技機メーカ4に搬入するようにしてもよ
い。この遊技機メーカ4により、遊技機を制御するため
のマイクロコンピュータの中央処理装置を動作させるた
めのプログラムを開発して該開発プログラムを前記マイ
クロコンピュータのリードオンリーメモリに記憶させる
開発製造会社が構成されている。なおこの開発製造会社
は、遊技機メーカに限らず、その遊技機メーカの下請け
であるプログラム開発製造会社で構成してもよい。
【0018】前述したように、量産用チップ23aは、
接続されたROMに記憶されているプログラムを改造等
して最初のプログラムと異なったものにした場合にはプ
ログラムが不正に改造された旨の判定を行なってマイク
ロコンピュータが通常の状態では動作しないようにする
機能を有している。そのため量産用チップ23aを用い
て前述した開発部門5による開発を行なった場合には、
ROMに記憶されているプログラムのデバグ等を行なっ
てプログラムを変更する度に不適正である旨の判定が行
なわれてマイクロコンピュータが正常に動作しなくなる
不都合が生じる。しかし、前述したように開発用チップ
23bは前記セキュリティチェック機能を有しない。し
たがって、開発用チップ23bを用いて前記デバグ等を
行なえばマイクロコンピュータが通常状態で動作し、プ
ログラム開発に好都合となる。また、量産用チップ23
aのパッケージをたとえばプラスチックとし、開発用チ
ップ23bのパッケージをたとえばセラミックで構成
し、チップの外観から量産用チップ23aと開発用チッ
プ23bとの区別ができるようにしている。
【0019】チップとROMが実装された基板が組付け
られた遊技機21は、遊技場24に搬入される。遊技場
24では、搬入されてきた遊技機21を複数台設置して
遊技者による遊技が可能な状態にする。
【0020】管轄監督機関25は、遊技場24に設置さ
れた遊技機21を抜打ち的に検査して図示26で示すよ
うに動作がおかしいと思われる遊技機のROMの照合処
理を行なう。そしてROMの照合を行なったにもかかわ
らず適否を決めがたいものについて、第三者試験機関1
1の鑑定業務部門13に鑑定依頼を行なう。たとえば、
実装チップ23と実装ROM10cとの両者を不正に作
られた別のものに取替えた場合には、前述したセキュリ
ティチェックが行われることなく改造プログラムに従っ
て遊技機が動作することになるのであり、そのような場
合に鑑定業務部門13に鑑定依頼を行なうのである。
【0021】鑑定業務部門13では、鑑定依頼された実
装チップ23と実装ROM10cとが搭載された基板2
2を検査して図示33で示すように遊技機検証・照合を
行なう。この遊技機検証・照合33は、基板22に実装
されたROM10cを取去ってその代わりに適正なプロ
グラムが記憶されている量産用マスターROM10bを
実装して実装チップ23が正常に動作するか否かの検証
・照合をすることにより行なう。その結果、図示28に
示すように鑑定作業・書類の作成を行ない、管轄監督機
関25に鑑定結果を報告する。前述した申請マスタRO
M10a,量産用マスタROM10b,実装ROM10
cはたとえばEPROMで構成されている。
【0022】図2は、量産用チップが基板に実装された
状態の実装チップおよびそれに接続される各種装置や回
路を示すブロック図である。
【0023】この実装チップ23は、制御動作を所定の
手順で実行することのできる中央処理装置すなわちCP
U(Central Processing Uni
t)40と、必要なデータの書込みおよび呼出しができ
るRAM41と、入力信号を受けてCPU40に入力デ
ータを与えるとともにCPU40からの出力データを受
けて外部に出力するI/Oポート44等がワンチップ化
されて構成されている。実装チップ23に設けられてい
るクロック発生回路46には、外部に設けられた水晶発
振子45からの水晶振動信号が入力される。この水晶発
振子45からの水晶振動信号は動作クロックの2倍の振
動数のものである。なお、水晶発振子45に変えてセラ
ミックを発振子としたセラミック発振子による振動信号
をクロック発生回路46に入力してもよい。
【0024】クロック発生回路46からのクロック信号
が入力されたプログラマブルクロック分周回路47は、
入力されたクロック信号を分周して所定のクロック信号
をサウンドジェネレータ48や可変表示装置表示駆動用
IC49に出力する。このサウンドジェネレータ48は
遊技機に設けられたスピーカ97(図7参照)に音発生
用の制御信号を出力するものである。また可変表示装置
表示駆動用IC49は遊技機に設けられた可変表示装置
90(図7参照)を制御するものであり、CPU,RA
M,ROM,I/Oポートがワンチップ化されたもので
構成されている。なお、この可変表示装置表示駆動用I
C49は図示一点鎖線で示すようにプログラマブル割込
要求タイマ50,51に接続された状態で設けてもよ
い。
【0025】プログラマブル割込要求タイマ0(5
0),1(51)は、16bitのプログラマブルカウ
ンタタイマで構成されており、フリー・ランニング・カ
ウンタ,コンペア・レジスタ(2組)を内蔵している。
このプログラマブル割込要求タイマ0(50),1(5
1)は、主要機能として、インターバル・タイマ機能,
イベント・カウント機能,ワンショット出力機能,PW
M(パルス幅変調)出力機能を有するばかりでなく、パ
ルス幅測定機能と時間差測定機能とを有する。
【0026】パルス幅測定機能とは、たとえば遊技機に
設けられた始動入賞スイッチ101a,101b,10
1cや10カウント検出スイッチ102(図8参照)の
検出信号の波形長さを測定する機能である。時間差測定
機能とは、前述した各種のスイッチからの検出信号があ
った後次回の検出信号があるまでの時間を測定する機能
である。このパルス幅測定機能と時間差測定機能とは、
プログラマブル割込要求タイマ0(50),1(51)
のカウンタのクロックソースを外部入力に選択した場合
に達成可能となる。
【0027】カウンタのクロックソースとしては、クロ
ックを選択してリフレッシュカウンタとして利用するこ
ともでき、また、他方のプログラマブル割込要求タイマ
からの出力をクロックソースに選択して32bitのカ
ウンタとして使用することもできる。これらのクロック
ソースを選択する方法としては、プログラム内部で選択
するやり方を採用する。つまり、ある番地にレジスタが
あり、ここに所定の数字を書込み、その書込まれた数字
の種類によってクロックソースを選択するようにする。
【0028】このプログラマブル割込要求タイマ0(5
0),1(51)は、カウンタ出力およびコンペア出力
により割込みの設定が可能であり、また、割込みを、ユ
ーザリセット,マスカブル割込み,ノンマスカブル割込
みのいずれかの例外処理にルーティング設定できる。さ
らに、プリスケーラの働きにより、タイマのクロック単
位時間を任意に設定できるとともに、コンペア・レジス
タ(2組)の値を任意に設定できる。このプログラマブ
ル割込要求タイマ0(50),1(51)からの出力信
号がリセット/割込みコントローラ52に入力される。
【0029】このリセット/割込みコントローラ52
は、システムリセット機能とユーザリセット機能とを有
する。システムリセットとは、I/Oポート44を含む
実装チップ23全体を初期化して電源立上げ状態からの
リスタートを行なうことである。一方ユーザリセットと
は、CPU40のみをリセットして実装チップ23のウ
ォームリスタートを行なうことである。このユーザリセ
ットは、たとえば2msec毎に1回行なわれて割込み
処理が可能となる。このリセット/割込みコントローラ
52には、割込み要求信号発生回路54から、システム
リセット信号、ウォームリスタートを行なうためのユー
ザリセット信号,ノンマスカブル割込み要求信号,マス
カブル割込み要求信号が入力される。リセット/割込み
コントローラ52から割込み要求信号発生回路54に対
してはシステムリセット出力信号が出力される。
【0030】このリセット/割込みコントローラ52に
入力されるシステムリセット信号は、ロウアクティブで
レベル入力となっている。つまり、入力される信号がハ
イレベルからロウレベルに切替わったときにリセットさ
れるようになっている。リセット/割込みコントローラ
52に入力されるユーザリセット信号も同様にロウアク
ティブでレベル入力となっている。なお、この割込み要
求信号発生回路54は設けない場合もある。
【0031】実装チップ23にはアドレス・デコード回
路57とデータ出力時間調整回路58とが設けられてい
る。アドレス・デコード回路57には、外部I/O67
と外部ROM10cとが接続されている。この実装チッ
プ23と外部ROM10cによってマイクロコンピュー
タが構成される。このマイクロコンピュータは、実装チ
ップ23と外部ROM10cと、さらにはサウンドジェ
ネレータ48を含めてワンチップ化しても良い。アドレ
ス・デコード回路57は、外部入出力マップエリアと外
部ROMエリアとをメモリ(物理アドレス)上の空間へ
設定するアドレス・デコード(チップセレクト信号生
成)機能を有している。
【0032】外部入出力マップエリアは外部入出力マッ
プエリア・サイズを256B〜2KBまで設定できると
ともに、8分割したエリア毎にチップセレクト信号(6
本)を割当てることができる。また、外部ROMエリア
は、外部ROM10cのチップセレクト信号を生成す
る。
【0033】データ出力時間調整回路58は、低速の入
出力機器とのインターフェイスを行なうために、マシン
サイクルを延ばすウエイト機能を提供する。設定によ
り、最大4マシンサイクル分のウエイト・ステートが可
能となる。このアドレス・デコード回路57からの出力
信号はI/Oポート44にも入力され、出力されたアド
レスに応じてI/Oポート44のbitを指定して入出
力ポートを特定できるように構成されている。
【0034】I/Oポート44は、8bit(ポートA
用)および4bit(ポートB用)の周辺機器インター
フェイスポート(PIP)を、各1ポート有する。これ
らのポート端子は、汎用入出力ポート機能のほかに、外
部入出力のチップセレクト端子およびハンドシェイク端
子(1ポート分)とを兼ねている。図4に示すように、
a,b,cの3つのモードを有し、その3つのモードの
いずれを選択するかの選択命令が外部ROM10cから
CPU40を介してI/Oポート44に与えられる。そ
して、cのモードが選択された場合には、bit単位で
入出力設定のできる8bitの汎用入出力ポートと6b
itのチップセレクト機能が提供される。ハンドシェイ
ク機能を持たせたい場合にはaまたはbのモードを選択
する。すると、Byte単位で入出力設定のできる8b
it汎用入出力ポートが提供される。ただしポートA用
のハンドシェイク用端子として2端子(P8,P9)が
設定され、このハンドシェイク端子P8,P9は、タイ
ミング信号とリード,ライト信号が入出力される。この
ハンドシェイク用端子は割込み設定が可能である。さら
に、ハンドシェイク用端子の割込みをマスカブル割込み
の例外処理にルーティング設定できる。また、モードa
を選択した場合には、P10〜P13の端子がチップセ
レクト信号ポートとなり、モードbを選択した場合に
は、P10〜P13の端子はポートBのためのハンドシ
ェイク機能なしのPIPとなる。
【0035】このI/Oポート44に対し遊技機の各種
駆動回路55と各種スイッチ回路56とが接続されてい
る。そして、I/Oポート44を介して各種スイッチ回
路56からの信号がCPU40に与えられ、I/Oポー
ト44を介してCPU40からの制御信号が各種駆動回
路55に与えられる。
【0036】実装チップ23に設けられたウォッチドッ
グタイマ60は、ノイズや電源電圧の低下等の原因によ
る誤動作(暴走)を検出して正常な状態に戻す機能を提
供するものである。このウォッチドッグタイマ60から
の信号がシステムチェック回路61とリセット/割込み
コントローラ52とに与えられる。このウォッチドッグ
タイマ60は、タイマのリセットタイミングが最大許容
リセット・インターバル・タイム以上になったときにウ
ォッチ・ドッグ・タイマ信号が出力されるように構成さ
れている。この最大許容リセット・インターバル・タイ
ムは遊技機メーカ4が所望の時間に設定することができ
る。さらにこのウォッチドッグタイマ60は、8bit
プリスケーラの働きにより、タイマのクロック単位時間
が設定できる。このウォッチドッグタイマ信号の出力
を、ユーザリセット,マスカブル割込み,ノンマスカブ
ル割込みのいずれかの例外処理にルーティング設定でき
る。なおシステムチェック回路61は設けない場合もあ
る。
【0037】実装チップ23に設けられた外部バスイン
ターフェイス43にはアドレスバス端子(16端子)と
データバス端子(8端子)とが接続されており、アドレ
スバス信号とデータバス信号とがそれぞれ出力される。
また外部バスインターフェイス43からは、データバス
がリードサイクルであることを示す信号,データバスが
ライトサイクルであることを示す信号,メモリ空間への
アクセスであることを示す信号,オペコードフェッチサ
イクル実行中であることを示す信号が出力される。これ
らの出力信号は、プログラム開発の際にワンチップマイ
クロコンピュータICE用アダプタボード59(図5参
照)に出力される。このワンチップマイクロコンピュー
タICE用アダプタボード59には、セキュリティチェ
ック回路62からモニタ装置60への出力端子を除くこ
の実装チップ23の入出力端子の全てが接続される。ま
た、アドレスバス端子からのアドレスバス信号とデータ
バス端子からのデータバス信号とはそれぞれ外部I/O
ポート67,外部ROM10cにも出力される。また、
データバス端子からのデータバス信号を可変表示装置表
示駆動用IC49のI/Oポートおよびデータバスに入
力して可変表示装置表示駆動用ICを動作させるように
してもよい。この場合に可変表示装置表示駆動用ICに
入力される信号の内容としては、たとえば遊技機が大当
たりになるようにするための命令信号が考えられる。一
方、この可変表示装置表示駆動用IC49に入力する命
令信号としては、前記I/Oポート44からの出力信号
を命令信号として入力してもよい。
【0038】図中69は大容量のコンデンサであり、R
AM41の電源をバックアップするためのものである。
なおこのコンデンサ69を設けない場合もある。このR
AM41は、セキュリティチェック回路62からのバン
ク切替え信号によりバンク切替えが可能に構成されてい
る。このことを図3に基づいて説明する。
【0039】図3は、メモリマップを示す説明図であ
る。図3に示すように、アドレス0000から7FFF
までが外部ROM10cに割振られたアドレスであり、
8000から81FFまでがRAM41に割振られたア
ドレスであり、F000からF7FFまでが外部I/O
67に割振られたアドレスであり、FF00からFFF
Fまでが内部I/O44に割振られたアドレスである。
そして、RAM41は、アドレス8000から81FF
までの同じアドレスに256/512B(コンデンサ6
9によるバックアップが可能)と256Bとの2つの領
域を有している。ただし、RAM41の容量が256B
の時は、そのアドレスは8000から80FFまでであ
る。そして、後述する一般ユーザモードの場合には25
6/512Bのワーキングエリアが用いられ、後述する
ユーザテストモードの場合にはバンク切替えが行なわれ
て256Bの方のワーキングエリアが用いられる。な
お、256/512Bの内、256の方がパチンコ遊技
機用であり512の方がスロットマシーン用である。
【0040】また、外部ROM10cには、前述のよう
にアドレス0000から7FFFが割当てられており、
このアドレス内に収まるように適正プログラムは作成さ
れる。もしもこのアドレス外の命令を実行するようにプ
ログラムが作成されている場合、このプログラムは不正
に改造されたものと判断される。そのような場合には、
CPU40は自動的に停止し、命令を実行することがな
いように構成されている。
【0041】RAM41は、コンデンサ69によりバッ
クアップされている。しかし、何らかの原因で電源の瞬
断等があった場合には、CPU動作が不安定となり、R
AM41への異常なアクセスにより、RAM41のデー
タが破壊されるおそれがある。そのため、RAM41に
は、電源瞬断時のバックアップ電源からの出力に応答し
て、RAM41へのアクセスを禁止するためのアクセス
制御機能が付加されている。
【0042】すなわち、RAM41には、アクセス制御
レジスタが設けられており、その所定のビットの値に応
じてRAM41へのアクセスの可否を制御する。このビ
ットの書換えは、CPU40が、電源の瞬断時にバック
アップ電源が発生するノンマスカブル割込などに応答し
て、まだ動作が安定している間に行なう。このビットが
アクセス不可を示す値であるときには、RAM41から
のデータ読出しも、書込みも行なうことができず、遊技
機が異常な動作に陥ることを予防できる。
【0043】実装チップ23に設けられているセキュリ
ティチェック回路62は、CPU63,ROM64,R
AM65を有し、ROM64には後述する図5に示すプ
ログラムが記憶されている。
【0044】また、そのプログラムを図5に基づいて説
明する。電源が投入され、システムリセットがされてス
テップS(以下単にSという)1により、外部ROM1
0cに書き込まれているセキュリティコードと外部RO
M10cのプログラムデータとの整合性をチェックする
処理が行なわれる。この外部ROM10cに書込まれて
いるセキュリティコードとは、図1で説明したように、
第三者試験機関や管轄監督機関25によって合格と見な
された開発プログラムに付加されるセキュリティコード
であり、たとえば外部ROM10cのプログラムデータ
を一定の変換フォーマットに従って変換したコードであ
る。そしてその変換フォーマットが既にセキュリティチ
ェック回路62のROM64に記憶されており、その記
憶された変換フォーマットに従って外部ROM10cに
書込まれているセキュリティコードとプログラムデータ
との整合性をチェックするのである。なお、前記変換フ
ォーマットを前もってセキュリティチェック回路62の
ROM64に書込む代わりに、第三者試験機関等によっ
て合格と判断されたROM10bにその変換フォーマッ
トを書込んでおいてもよい。その場合には、その変換フ
ォーマットとセキュリティコードとに基づいて、セキュ
リティチェック回路62がROMに書込まれているセキ
ュリティコードとプログラムデータとの整合性をチェッ
クすることになる。次に、S2に進み、チェックの結果
適正であるか否かの判断がなされ、適正である場合には
S3に進み、セキュリティチェック回路62にセキュリ
ティコードが書込まれているか否かの判断が行なわれ
る。実装チップ23が実装されている基板22と同一基
板にROM10cが実装されて初めて電源が投入された
段階では、セキュリティチェック回路にセキュリティコ
ードがまだ書込まれていないためにS6に進む。S6で
は、セキュリティチェック回路62にセキュリティコー
ドを書込む処理がなされた後にS7に進む。なお、この
場合においてROMのプログラムデータをそのままセキ
ュリティデータとしてセキュリティチェック回路に書込
むようにしてもよい。S7では、CPU40を時間制限
なしで能動化して通常の遊技機制御が行なわれる一般ユ
ーザモードにする処理が行なわれる。この場合において
も、システム暴走等があった場合にはシステムリセット
が行なわれて再度S1以降の処理が行なわれる。なお、
本実施例では、実装チップ23が実装されている基板2
2と同一基板にROM10cが実装されて初めて電源が
投入された時にセキュリティチェック回路62にセキュ
リティコードを書込むようにしたが、遊技機メーカー4
が第三者試験機関11から量産用マスタROM10bに
対応するセキュリティコードが書込まれた量産用マスタ
チップを受けとり、それを量産用チップ23aにコピー
して基板22に実装するようにしてもよい。また、専用
のセキュリティコード書込装置によって実装チップ23
(量産用チップ23a)にセキュリティコードを書込む
ようにしてもよい。
【0045】一方、セキュリティチェック回路に既にセ
キュリティコードが書込まれている場合にはS3により
YESの判断がなされて制御はS4に進み、ROM10
cのセキュリティコードとセキュリティチェック回路に
既に書込まれているセキュリティコードとの整合性のチ
ェックを行なう。次に制御はS5に進み、そのチェック
の結果適正であったか否かの判断が行なわれ、適正であ
った場合には制御はS7に進むが、適正でなかった場合
にはS8に進み、CPU40を一定時間(たとえば60
秒間)に限り能動化する処理すなわちユーザテストモー
ドに移行する。そして一定時間が経過した場合またはシ
ステム暴走等があった場合には再度システムリセットが
行なわれてS1以降の処理が行なわれる。このS1,S
2およびS4,S5により、リードオンリーメモリに記
憶されている制御用プログラムが前記第三者機関の試験
に合格した適正なものか否かを判定する適否判定手段が
構成されている。一方、S2,S5によるチェックの結
果適正である旨の判断が行なわれた場合には、前述した
ようにROM41が256/512Bのワーキングエリ
アを使用することになり、一方S2,S5によるチェッ
クの結果不適正である旨の判断が行なわれた場合にはセ
キュリティチェック回路62からRAM41に対し図2
で示すようにバンク切替え信号が出力され、RAM41
が256Bの方のワーキングエリアに切替えられる。そ
して、S8による制限時間(たとえば60秒間)内に限
ってCPUが能動化された場合には、その制限時間内に
おけるマイクロコンピュータの動作はRAM41の25
6Bの方のワーキングエリアで行なわれることになる。
【0046】このチェックの結果不適正であった場合に
も所定時間(たとえば60秒間)に限りCPU40を能
動化する理由の1つは、たとえば図1に示す21で示し
た遊技機の遊技場24への出荷前に再度基板チェックや
遊技盤に設けられている可変表示装置等の制御のチェッ
クを行なう場合があり、その場合には既に基板22に実
装されている実装ROM10cを一端引抜き他のチェッ
ク用のプログラムが記憶されたROMを差込んでチェッ
クを行なうためであり、合格プログラムとは異なったプ
ログラムが記憶されたROMを実装したとしても所定時
間(たとえば60秒間)だけはマイクロコンピュータが
動作して前述したチェックが行なえるようにするためで
ある。また、他の理由は、遊技機制御用のプログラム開
発会社がプログラムを作成して第三者試験機関11の試
験を受けて合格した後その合格プロクラムが記憶された
ROM10cとチップ23とを基板22に実装して遊技
機メーカー4に出荷する前に基板チェックを行う場合が
あるためである。この場合の基板チェックは、たとえば
大当り時の可変入賞球装置の開成期間を通常より短くす
る等のように制御時間を短縮させたテスト用のプログラ
ムが組込まれたテスト用ROMを合格ROMの代わりに
基板22に装着して短い制限時間(たとえば60秒間)
内で迅速に入出力のテストが行えるようにする。そのよ
うなユーザテストモードの場合に、RAM41のワーキ
ングエリアを256Bの方に切替える理由は、仮に一般
ユーザモードとユーザテストモードとのワーキングエリ
アを同一にした場合にはプログラム改造用のプログラム
が記憶されたROMを不正に基板22に差込み、制限時
間(たとえば60秒間)だけそのプログラム改造用のプ
ログラムに従ってマイクロコンピュータを動作させてR
AM41を介して記憶されている種々の定数等を書替え
てしまい、後に合格プログラムが記憶された外部ROM
10cを基板22に実装したとしても既に定数等が書替
えられているためにマイクロコンピュータが不正に動作
してしまう不都合が生ずるのであり、そのような不都合
を生じさせないためにユーザテストモードの場合には一
般ユーザモードとは異なったワーキングエリアで動作さ
せるようにするためである。
【0047】さらに、図5に示すS1〜S5またはS1
〜S3,S6のセキュリティチェックに要する時間はた
とえば3〜5秒程度に設定されている。このような3〜
5秒程度の比較的長い時間になるように構成した理由
は、合格プログラム以外の不正に改造されたプログラム
が記憶されたROMを基板22に実装した場合に制限時
間が経過する毎に前記3〜5秒程度のセキュリティチェ
ックを行なってその間CPUが動作できない状態にし、
3〜5秒程度の長い期間に渡ってCPUの動作が停止し
て遊技機をあえて正常に動作しないように構成し、不正
改造されたプログラムでは遊技に支障が生ずるようにす
るためである。
【0048】なお、S8において制限時間(たとえば6
0秒間)が経過した場合には次に電源が投入されるまで
CPUを能動化しないようにしてもよい。また、制限時
間経過後にはシステムリセットを行なう、という処理を
所定回繰り返した後にはCPU40を停止し、以後不適
正ROMによっては電源の再投入によっても二度とユー
ザテストモードでの動作を行なわないように構成しても
良い。
【0049】この3〜5秒程度のセキュリティチェック
処理時間や前記制限時間(たとえば60秒間)は、水晶
発振子45の発信周波数が高くなれば時間が短くなり発
信周波数が低くなれば時間が長くなる。図2に示すよう
にセキュリティチェック回路62にモニタ装置60を接
続した場合には、チップの今現在のモードが一般ユーザ
モードかユーザテストモードかの判定が可能となる。な
お、図中66,68はデータバスである。
【0050】開発用チップ23bの場合には、図2に示
したセキュリティチェック回路62が存在しない以外は
すべて量産用チップ23aのものと同様である。なお、
開発用チップ23bにもセキュリティチェック回路62
を設け、セキュリティチェックを行なうためのプログラ
ムをROM64に記憶させないようにしてもよい。
【0051】この量産用チップ23aや開発用チップ2
3bは、いわゆるASIC(application
specific integrated circu
it)であり、パチンコ遊技機やスロットマシーン専用
のチップである。また遊技機メーカ4を限定するチップ
であってもよい。なお、上述の実施例においては、各種
機能がワンチップ化されていたが、これら各機能を、そ
れぞれ単独部品で構成しても良い。
【0052】図6は、遊技機メーカーの開発部門におい
て開発用チップを用いてプログラム開発を行なう場合の
マイクロコンピュータ開発システムの一部を示すブロッ
ク図である。
【0053】図中80はCPU用ICEであり市販品で
ある。ICE(in−circuit emulato
r)とは、MDS(microcomputerdev
elopment system)のもとでマイクロコ
ンピュータシステムのハードウェアのエミュレートを行
なうものである。このCPU用ICE80は、ワンチッ
プ化される以前の遊技機制御用マイクロコンピュータの
ためのICEであり、この市販品である従来から一般的
なCPU用ICE80を有効利用してマイクロコンピュ
ータのプログラム開発を行なうためには、ワンチップマ
イクロコンピュータICE用アダプタボード59が必要
となる。このワンチップマイクロコンピュータICE用
アダプタボード59は、図1に示したチップ流通会社2
が発売している。CPU用ICE80のCPUプローブ
81とワンチップマイクロコンピュータICE用アダプ
タボード59のCPUソケット84とを接続し、さらに
ワンチップマイクロコンピュータICE用アダプタボー
ド59のワンチップマイクロコンピュータ用プローブ8
2と製品開発用ボード83のワンチップマイクロコンピ
ュータ用ソケット84とを続した状態でマイクロコンピ
ュータのプログラム開発が可能となる。なお10は開発
用チップ23bに接続されるROMである。
【0054】図7は、遊技機制御用マイクロコンピュー
タが組込まれた遊技機の一例のパチンコ遊技機21を示
す全体正面図である。パチンコ遊技機21の右下隅に設
けられている打球操作ハンドル92を遊技者が操作する
ことにより打球発射装置93(図8参照)が作動してパ
チンコ玉が1つずつ遊技領域94内に打込まれる。遊技
領域94内に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口96
a,96b,96cのいずれかに入賞すれば、複数種類
の識別情報が可変表示可能な可変表示装置90が可変開
始する。この可変表示装置は、複数個(図面では3個)
のドラムが設けられており、このドラムをたとえばステ
ッピィングモータ等で回転させることにより可変表示が
行なわれ、そのステッピングモータを停止させることに
より可変表示を停止させることができる。なお可変表示
装置90は、ドラムを用いる代わりに液晶表示やセグメ
ントLEDやドットマトリックスLEDやエレクトロル
ミネセンス等を用いたデジタル表示器のもので構成して
もよい。この可変表示装置の停止時の表示結果が予め定
められた識別情報の組合わせ(たとえば777)となっ
た場合には可変入賞球装置95が開成してパチンコ玉が
入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態となり大
当り状態が発生する。この大当り状態を発生させるか否
かは、マイクロコンピュータのリセット待ち時間を利用
してカウントアップされる乱数カウンタの始動入賞時に
おける値をピックアップし、そのピックアップされた値
に基づいて決定する。なお、本実施例ではパチンコ玉を
投入して遊技を行なうパチンコ遊技機を示したが、カー
ドリーダライタ等を含むカード処理器を設けて所定の有
価価値が特定可能な情報が記録されたカード等の記録媒
体をそのカード処理器に挿入してその記録媒体によって
特定される有価価値の範囲内で遊技ができるようなカー
ド式遊技機であってもよい。この場合に、前記カード処
理器はパチンコ遊技機21に対し分離可能に設けてもよ
く、また、パチンコ遊技機21内に組込んでもよい。こ
のカード式遊技機の場合には、遊技により獲得した獲得
得点が表示され、遊技終了時にその得点に相当する有価
価値が記録された景品用記録媒体が遊技者に払出され
る。この景品用記録媒体は遊技開始時にカード処理器に
挿入した記憶媒体とは別の記録媒体で構成してもよく、
また、遊技開始時に挿入した記憶媒体の記録領域を2つ
に分割し、一方の記録領域に遊技開始時に必要となる有
価価値を記録し、他方の記録領域に遊技終了時の獲得得
点に相当する有価価値を記録して遊技者に払出すように
してもよい。図中97はスピーカであり、サウンドジェ
ネレータ48(図2参照)からの信号に基づいて大当り
時に効果音等を発生させるものである。
【0055】図8は、パチンコ遊技機21の内部構造を
示す全体背面図である。
【0056】前記始動入賞口96a,96b,96c
(図7参照)に入賞した入賞玉が入賞玉検出スイッチ1
01a,101b,101cにより検出され、その検出
信号が遊技制御メイン基板22の各種スイッチ回路56
(図2参照)に入力される。また、可変入賞球装置95
に入賞した入賞玉が10カウント検出スイッチ102に
より検出され、その検出信号が遊技制御メイン基板22
の各種スイッチ回路56に入力される。遊技制御メイン
基板22は、チップ23と外部ROM10cとが実装さ
れているとともにコネクタ103を有し、このコネクタ
を介して前記検出信号が入力される。図中180は可変
入賞球装置95を開閉駆動するためのソレノイドであり
遊技制御メイン基板22の各駆動回路55からの駆動制
御信号に基づいて制御される。遊技制御メイン基板22
は基板ケース104内に収納された状態で遊技機21の
機構板側に設けられている。図中108は遊技制御サブ
基板であり、前述した可変表示装置表示駆動用IC49
が実装されている。この遊技制御サブ基板108にはコ
ネクタ107が設けられており、このコネクタ107が
接続配線105を介して遊技制御メイン基板22のコネ
クタ103に接続されている。さらに、パチンコ遊技機
21には中継端子基板111が設けられており、この中
継端子基板111のコネクタ110と遊技制御メイン基
板22のコネクタ103とが接続配線105を介して接
続されている。さらに、遊技制御メイン基板22のコネ
クタ103と施錠装置113とがアース線112を介し
て接続されており、遊技制御メイン基板22がアースさ
れた状態となる。
【0057】図9は、遊技制御メイン基板22を収納す
るための基板ケースの構造を示す分解斜視図である。
【0058】実装チップ23が実装された遊技制御メイ
ン基板22に対し外部ROM10cが実装され(図示矢
印参照)、その後遊技制御メイン基板22のコネクタ1
03に対し接続配線105とアース線112とを接続し
た状態で遊技制御メイン基板22を基板収納ボックス本
体120内に取付固定する。その後、透明カバー体12
1により基板収納ボックス本体120をカバーする。基
板収納ボックス本体120には係合孔124が設けられ
ており、透明カバー体121側に設けられている爪部1
25をその係合孔124に挿入した状態でビス126に
より透明カバー体121を基板収納ボックス本体120
に固定する。次に、開閉カバー体122を基板収納ボッ
クス本体120に対し開閉自在に取付ける。この開閉カ
バー体122には支軸128が設けられており、基板収
納ボックス本体120側に設けられている挿通孔127
にこの支軸128を挿通して開閉カバー体122を開閉
自在に基板収納ボックス本体120側に支持させる。一
方、基板収納ボックス本体120には係合爪部123が
形成されており、この係合爪部123に係合する係合孔
129が開閉カバー体122側に形成されており、この
係合孔129を前記係合爪部123に外嵌させて係合さ
せることにより、開閉カバー体122が基板収納ボック
ス本体120に固定される。そして、開閉カバー体12
2を開成したい場合には、前記係合爪部123と係合孔
129との係合を解除させることにより簡単に開成可能
となる。
【0059】図中132は封印シールであり、透明カバ
ー体121を基板収納ボックス120に取付けた状態で
透明カバー体121と基板収納ボックス本体120とに
わたって封印シール132を貼着する。このようにすれ
ば、たとえば外部ROM10cを他の外部ROMに差替
えるべく透明カバー体121を基板収納ボックス本体1
20から離脱させれば封印シール132が破れるため
に、その封印シール132を見ることにより透明カバー
体121が離脱されたか否かの判別が可能となる。ま
た、130は切欠部であり、接続配線105とアース線
112とを基板ケース104外方に導き出すためのもの
である。
【0060】透明カバー体121と開閉カバー体122
には、多数の放熱孔131が設けられており、基板ケー
ス104内に収納された遊技制御メイン基板22からの
熱を外部に逃がすことができるように構成されている。
また、基板収納ボックス本体120と開閉カバー体12
2は導電性を高めるため、たとえばポリプロピレンにカ
ーボンを混ぜた合成樹脂で形成されている。この樹脂の
色は黒色である。また、透明カバー体121はポリカー
ボネイト等で透明に構成されており、開閉カバー体12
2を開成させることにより透明カバー体121の外から
遊技制御メイン基板22を見ることができるように構成
されており、透明カバー体121を基板収納ボックス本
体120から離脱させることなく遊技制御基板22を見
て異常があったかどうかの確認がある程度できるように
構成されている。また、この透明カバー体121を構成
するポリカーボネイト等にもカーボンを混ぜてもよい。
この透明カバー体121は、完全な透明である必要はな
く、内部を透視可能な程度のものであればよい。なお、
基板収納ボックス本体120と開閉カバー体122とを
金属板で構成してもよい。
【0061】前記実装チップ23および外部ROM10
cにより、制御基板に設けられたプロセッサと前記制御
基板に設けられて前記プロセッサと別体に構成されたリ
ードオンリメモリとを有し、前記特定遊技状態を発生さ
せるか否かを決定するとともに、遊技機の遊技状態を制
御する遊技制御手段が構成されている。前記プログラマ
ブルクロック分周回路47に接続された可変表示装置表
示駆動用IC49により、プロセッサとリードオンリメ
モリとを有し、前記特定遊技状態を発生させることに関
する命令信号が前記遊技制御手段から与えられ、前記可
変表示装置を制御する可変表示制御手段が構成されてい
る。さらに、水晶発振子45とクロック発生回路46と
により、プロセッサによる制御動作の歩調を司るクロッ
ク信号を発生する手段であって、前記遊技制御手段と前
記可変表示制御手段とに対する共通のクロック発生源と
して用いられるクロック発生手段が構成されている。前
記基板収納ボックス本体120から構成された容器本体
と透明カバー体121から構成された蓋部材とを有し、
前記制御基板が収納される収納容器が前記基板ケース1
04により構成されている。前記封印シール132によ
り、前記収納容器に設けられ、前記容器本体に対し前記
蓋部材が不正に開けられたことを発見するための封印手
段が構成されている。
【発明の効果】本発明によれば、遊技機の遊技状態を制
御する遊技制御手段の他に、可変表示装置を制御する可
変表示制御手段を別途設けたために、可変表示制御手段
が可変表示制御を行なう分遊技制御手段の方の負担が少
なくなるとともに、別途設けられた可変表示制御手段に
より可変表示装置に比較的複雑な可変表示を行なわせる
制御も行ないやすくなる。しかも、クロック発生手段が
前記遊技制御手段と前記可変表示制御手段とに対する共
通のクロック発生源として用いられているために、可変
表示制御手段を別途設けたにもかかわらずクロック発生
手段は共通のものを用いて、クロック発生手段を兼用し
た分コストダウンを図ることができる。さらに、不正改
造のターゲットとなりやすい遊技制御手段のプロセッサ
とリードオンリメモリとが設けられた制御基板が収納容
器に収納された状態でその収納容器が封印手段により封
印されているために、前記遊技制御手段に対し不正改造
を行なうべく収納容器の蓋部材を開けた場合には封印手
段の働きによりその旨が発見可能となり、不正改造に対
する発見が行ないやすくなる。また、遊技制御手段のリ
ードオンリメモリがプロセッサとは別体に構成されてい
るために、そのリードオンリメモリに記憶されているプ
ログラム等を読出して検査しやすく、遊技制御手段への
不正に対するチェックが一層行ないやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機制御用マイクロコンピュータを用いたセ
キュリティシステムの概略を示すシステムブロック図で
ある。
【図2】遊技機制御用マイクロコンピュータを構成する
実装チップおよびそれに接続される周辺機器の回路を示
すブロック図である。
【図3】遊技機制御用マイクロコンピュータのメモリマ
ップを示す説明図である。
【図4】I/Oポートのモードに対応した機能を説明す
るための説明図である。
【図5】遊技機制御用マイクロコンピュータのセキュリ
ティチェック回路に設けられているROMに記憶されて
いるプログラムを示すフローチャートである。
【図6】遊技機制御用マイクロコンピュータの開発シス
テムの一部を示すブロック図である。
【図7】遊技機の一例のパチンコ遊技機を示す全体正面
図である。
【図8】パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図で
ある。
【図9】基板ケースの構造を説明するための分解斜視図
である。
【符号の説明】
21は遊技機の一例のパチンコ遊技機、23は遊技制御
手段の一例の実装チップ、49は可変表示制御手段の一
例の可変表示装置表示駆動用IC、45はクロック発生
手段の一部を構成する水晶発振子、46はクロック発生
手段の一部を構成するクロック発生回路、40はCPU
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示装置を有
    し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の
    表示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能な特
    定遊技状態が発生する遊技機であって、 制御基板に設けられたプロセッサと前記制御基板に設け
    られて前記プロセッサと別体に構成されたリードオンリ
    メモリとを有し、前記特定遊技状態を発生させるか否か
    を決定するとともに、遊技機の遊技状態を制御する遊技
    制御手段と、 プロセッサとリードオンリメモリとを有し、前記特定遊
    技状態を発生させることに関する命令信号が前記遊技制
    御手段から与えられ、前記可変表示装置を制御する可変
    表示制御手段と、 プロセッサによる制御動作の歩調を司るクロック信号を
    発生する手段であって、前記遊技制御手段と前記可変表
    示制御手段とに対する共通のクロック発生源として用い
    られるクロック発生手段と、 容器本体と蓋部材とを有し、前記制御基板が収納される
    収納容器と、 該収納容器に設けられ、前記容器本体に対し前記蓋部材
    が不正に開けられたことを発見するための封印手段とを
    含むことを特徴とする、遊技機。
JP3045190A 1991-03-11 1991-03-11 遊技機 Expired - Lifetime JP2614546B2 (ja)

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