JPH0724126A - 遊技機のメモリー不正改造検出装置 - Google Patents

遊技機のメモリー不正改造検出装置

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JPH0724126A
JPH0724126A JP19291293A JP19291293A JPH0724126A JP H0724126 A JPH0724126 A JP H0724126A JP 19291293 A JP19291293 A JP 19291293A JP 19291293 A JP19291293 A JP 19291293A JP H0724126 A JPH0724126 A JP H0724126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
socket
contents
memory
inspected
Prior art date
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Pending
Application number
JP19291293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Sangyo Co Ltd filed Critical Kyoraku Sangyo Co Ltd
Priority to JP19291293A priority Critical patent/JPH0724126A/ja
Publication of JPH0724126A publication Critical patent/JPH0724126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータを備えたパチンコ機等
の遊技機において、そのゲーム内容を制御する読み出し
専用メモリー(ROM)が不正に改造されたことを容易
に検出できるようにする装置を提供し、不正改造の取締
りの一助となるようにする。 【構成】 被検査ROMまたはマスターROMを着脱自
在に装着し得るソケット11と、該ソケット11に装着
されたROMの書込内容を読み出して被検査ROMの書
込内容とマスターROMの書込内容との照合を行うマイ
クロコンピュータ10と、その照合結果および書込内容
を印字するプリンター2とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を備えたパチンコ機等の遊技機において、そのゲーム内
容を制御するメモリーが不正に改造されたことを検出す
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機が具備しているマイクロコン
ピュータ制御回路は、周知のように、中央制御装置(以
下CPUという)と、読み出し専門メモリー(以下RO
Mという)と、入出力装置(I/O)等からなり、CP
UはROMに書き込まれているプログラムを読み込んで
実行し所期のゲームを遂行させている。即ちROMには
例えばパチンコ機における大当たりの期待値や入賞口の
開口時間、或いは規定の賞球数などもゲーム内容と共に
書き込まれている。そしてパチンコ機におけるこのよう
な作動は、著しく射幸心をそそるものでないことを条件
として営業用としてパチンコホールに設置することが認
可されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、数あるパチ
ンコホールの中には、ROMを差し替えることによって
大当たりの期待値を高めるなど客の射幸心を著しくそそ
るようなこととなる改造をして、不正な営業を行う者が
おり、従来から公安当局はその対策,取締りに苦慮して
いた。
【0004】勿論、いったんセットされたROMは容易
に交換が出来ないようにプラスチックケースを封印しロ
ックされているが、それでも上記のような不正行為はあ
とをたたないのが現状である。このため不正改造のおそ
れのあるパチンコ機については店内で検査し不正行為の
現場を摘発する必要があった。そのためにROMの比較
照合ができる装置が必要となるが、従来ではEPROM
の書き込みに使用されているロムライターを使用するほ
かはなかった。しかしロムライターは操作が多機能かつ
複雑であり、装置の持ち運びに難があるため現場への搬
入が容易でなくそのために捜査に支障を与えていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機のメモリ
ー不正改造検出装置は上記課題を解決しようとするもの
で、被検査ROMまたはマスターROMを着脱自在に装
着し得るソケットと、該ソケットに装着されたROMの
書込内容を読み出して被検査ROMの書込内容とマスタ
ーROMの書込内容との照合を行うマイクロコンピュー
タと、その照合結果および書込内容を印字するプリンタ
ーを特徴とする。
【0006】
【作用】単機能であって構成が簡単になるので軽量で持
ち運びが容易となり、また操作も容易で使い易い遊技機
のメモリー不正改造検出装置を提供できる。
【0007】
【実施例】次に図面と共に本発明に係る遊技機のメモリ
ー不正改造検出装置の実施例を説明する。図1にこの装
置の外観を示し、図2にこの装置のブロック図を示す。
図中1は本体ケース、2は該本体ケース1にケーブル3
により継がれたプリンターである。本体ケース1内に
は、図2に示したように、この装置の制御プログラム等
を記憶させたROM4と、データの一時記憶等に使用さ
れるRAM5と、ROM4の制御プログラムに従い装置
全体を駆動制御するMPU6と、該MPU6の駆動タイ
ミングを規制するクロック回路7と、該MPU6の入出
力インターフェイス8と、プリンタドライバ9とからな
るマイクロコンピュータ10が設けられている。
【0008】11は本体ケース1の表面に設けられたI
C用のソケットで、該ソケット11には被検査ROMま
たはマスターROMを着脱自在に装着でき、該ソケット
11に装着されたROMの書込内容は入出力インターフ
ェイス8を介してマイクロコンピュータ10中のRAM
5に読み込めるようになっている。
【0009】12a〜12d,13a〜13dはソケッ
ト11にセットされるROMのタイプ別切換を行うため
のスイッチおよびその表示ランプで、該スイッチ12a
〜12dの設定状況も入出力インターフェイス8を介し
てマイクロコンピュータ10に入力される。14〜19
はマイクロコンピュータ10を制御する「LOAD」,
「VRIFY」,「DUMP」,「FEED」,「TE
ST」,「RESET」等のスイッチである。また、2
0は電源スイッチである。
【0010】図3にはこの装置を使用する手順をフロー
チャートにて示す。ソケット11に先ずマスターROM
(認可済の正規のROM)を装着し電源を入れ、このマ
スターROMのタイプ(8ビット型,16ビット型,3
2ビット型等)をスイッチ12a〜12dより選択して
プッシュし該当する表示ランプ13a〜13dが点灯し
たことを確認する。そして「LOAD」と表示されたス
イッチ14を押して該マスターROMの書込内容をRA
M5に読み込ませる。
【0011】その後、このマスターROMをソケット1
1より外し、パチンコ機から外した被検査ROMをこの
ソケット11に取り付け、「VERIFY」と表示され
たスイッチ15を押し、RAM5に−時記憶させたマス
ターROMの書込内容とこの被検査ROMの書込内容と
を比較照合させる。そして照合の結果、同一であれば、
プリンター2に“VERIFY OK!”の印字を出力
する。プリンター2の用紙には図4に示したように予め
照合結果として日時,遊技機メーカー,遊技機名,ホー
ル名,所在地、および、検査者署名、立合人署名、結果
等の記入欄が印字されている。従って照合結果が同一で
不正改造がされないことが明確になった場合にはこの印
字に続けてロムタイプと上記の“VERIFY OK
!”が印字をされ終了する。
【0012】また仮に照合結果が不一致である場合に
は、図示したように“VERIFYERROR!”が印
字され、それに続いて照合不一致のアドレスとその書込
データをマスターROMと被検査ROMについて夫々印
字してゆく。
【0013】なお、「DOMP」と表示されたスイッチ
16はソケットに装着されたROMの書込内容をすべて
プリンター用紙に印字させる際に操作する。また「FE
ED」スイッチ17は通常は紙送りで印字中は一時停止
して働く。また、「TEST」スイッチ18は作業を中
断させる。「RESET」スイッチ19は作動を初期状
態に戻すときに操作する。
【0014】なお、この実施例は本体ケース1にROM
装着用のソケットが1個だけ設けられているが、マスタ
ーROM装着用のソケットと被検査ROM装着用のソケ
ットを夫々設けて、その比較照合ができるようにしても
よい。図5にはこのように2個のソケットを備えた装置
について操作手順をフローチャートに表わしたものであ
る。
【0015】
【発明の効果】このように本発明の遊技機のメモリー不
正改造検出装置は、ROMの照合およびその結果をプリ
ンターに印字する機能のみを有するものであるから、簡
単に構成され、小型で持ち運びも容易なものとなる。そ
してパチンコ機から外したROMをその場で検査し、マ
スターROMとの比較照合により不正改造の有無を即座
にプリンター用紙に印字出力できるものであるから、不
正改造の取締りに必要な証拠資料が簡単に作成でき、公
安当局による不正の摘発に効力を発揮できる有益な効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機のメモリー不正改造検出装
置の外観斜視図。
【図2】本発明に係る遊技機のメモリー不正改造検出装
置のブロック図。
【図3】本発明に係る遊技機のメモリー不正改造検出装
置のフローチャート。
【図4】プリンター用紙の印字例図。
【図5】他の実施例を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 プリンター 10 マイクロコンピュータ 11 ソケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査ROMまたはマスターROMを着
    脱自在に装着し得るソケットと、該ソケットに装着され
    たROMの書込内容を読み出して被検査ROMの書込内
    容とマスターROMの書込内容との照合を行うマイクロ
    コンピュータと、その照合結果および書込内容を印字す
    るプリンターとからなる遊技機のメモリー不正改造検出
    装置。
JP19291293A 1993-07-06 1993-07-06 遊技機のメモリー不正改造検出装置 Pending JPH0724126A (ja)

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JP19291293A JPH0724126A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 遊技機のメモリー不正改造検出装置

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JPH0724126A true JPH0724126A (ja) 1995-01-27

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ID=16299047

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000262710A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Pa Net Gijutsu Kenkyusho:Kk チップ検査装置
JP2004121478A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Le Tekku:Kk 遊技機制御用チップの照合システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171585A (ja) * 1987-12-28 1989-07-06 Heiwa Ind Co Ltd 遊技機器の制御装置
JPH04282177A (ja) * 1991-03-11 1992-10-07 Sankyo Kk 遊技機

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