JP2614035B2 - 機器におけるプリント基板内装方法 - Google Patents

機器におけるプリント基板内装方法

Info

Publication number
JP2614035B2
JP2614035B2 JP15310795A JP15310795A JP2614035B2 JP 2614035 B2 JP2614035 B2 JP 2614035B2 JP 15310795 A JP15310795 A JP 15310795A JP 15310795 A JP15310795 A JP 15310795A JP 2614035 B2 JP2614035 B2 JP 2614035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
connecting portion
printed
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15310795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07312487A (ja
Inventor
裕 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP15310795A priority Critical patent/JP2614035B2/ja
Publication of JPH07312487A publication Critical patent/JPH07312487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2614035B2 publication Critical patent/JP2614035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にヘッドホンステレ
オカセットプレーヤ等のように小型、軽量でかつ薄形の
機器に係り、とくにその機器内部に配置する硬質のプリ
ント基板の内装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型、軽量でかつ薄形の代表的なものと
しては、例えば図4に示すようなヘッドホンステレオカ
セットプレーヤがある。この種、カセットプレーヤは図
4に示すように、キャビネット2及びシャーシ3等によ
りプレーヤ本体1の外郭を構成し、このプレーヤ本体1
に蓋4を開閉自在に枢支し、この蓋4の内側にテープカ
セット5を挿入保持して該蓋4を閉じ、この状態でスイ
ッチ等を操作することにより、磁気テープを走行させ該
テープに記録されている音楽等の情報を再生できるよう
になっている。
【0003】そして、この種のカセットプレーヤにおい
ては、テープ走行メカニズム及び制御用プリント基板等
をプレーヤ本体1のキャビネット2とシャーシ3間に納
め、その各部品の配置に工夫を凝らすことにより、小型
化及び薄型化を図っていた。
【0004】図5及び図6は部品配置の一例を示すもの
で、6はテープ走行メカニズム、7は駆動源であるモー
タ、8は上記メカニズム6を各モードに切換えるための
ソレノイド、9は表裏両面に電気部品10を装着した硬
質の制御用プリント基板、11はモータ7及びソレノイ
ド8の各端子を半田付けした硬質のメカニズム用プリン
ト基板、12は両プリント基板9,11間を電気的に接
続するリード線であり、上記プリント基板9は表裏両面
にそれぞれ配置した部品10の最大高さに、生産・組立
上必要なクリアランスを加えた距離a,a´をキャビネ
ット2の内面及びシャーシ3の基準面(P−P´面)に
対して置き、他方のプリント基板11はモータ7及びソ
レノイド8の寸法によって決まる距離bをシャーシ3の
基準面に対して置くことにより、プレーヤ全体を小型化
及び薄型化すべく構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、プレーヤ全体の小型化、薄型化を主眼に設計
した場合、両プレーヤ基板9,11の配置高さ(シャー
シ3の基準面からの距離a´,b)が一致することは稀
であり、通常は高低差を生じることになる。
【0006】そして、一般に硬質のプリント基板9,1
1の配置高さに高低差がある場合には、両プリント基板
をそれぞれ別個に成形してそれぞれ所定の高さに取り付
け、その両者間をリード線あるいはフレキシブル基板等
により電気的に接続する構成が専ら採用されていたが、
この構成では、両プリント基板を別個に製造する必要が
ある上に、リード線等を含め数多くの部品が必要とな
り、その取扱いが面倒であるばかりか、その組立作業も
煩雑で作業性が悪く、コスト的にも極めて不利なものに
なっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、電気部品を装着
するプリント基板部を複数有すると共にこれらプリント
基板部を連結部を介して同一の硬質基板により一体に成
形し、上記連結部は上記プリント基板部よりも幅が狭く
かつ所定の長さにして撓み易く形成する一方、機器内部
には上記各プリント基板部に対応して、互いに略平行で
かつ異なる高さにおいて取り付け部を形成し、上記連結
部を撓ませるながら上記各プリント基板部をそれぞれ対
応する上記機器内部の取り付け部に固定する。
【0008】
【作用】上記の方法において、機器内部に互いに略平行
でかつ異なる高さに形成した各取り付け部に、それぞれ
に対応するプリント基板部を固定するようにすれば、連
結部が適宜撓むことにより、各プリント基板部はそれぞ
れ対応する取り付け部に無理なく固定することができ
る。
【0009】
【実施例】以下図1乃至図3に示した本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。尚、図1乃至図3において、図
4乃至図6と共通する部分には共通の符号を付してあ
る。
【0010】図示の実施例においては、制御用プリント
基板9とメカニズム用プリント基板11を連結部13を
介して一体に成形、即ち、1枚の硬質基板で成形してお
り、上記連結部13の面には両プリント基板9,11相
互の回路パターンを所定の関係に接続するパターンを有
する。両プリント基板9,11は例えば0.4mm程度
のガラス・エポキシ基板により一体に成形し、両者の連
結部13の幅を必要最小限の幅としかつその長さを所定
の長さとすることにより、連結部13を撓み易く形成し
ている。
【0011】而して、シャーシ3上のボス部3aはプリ
ント基板9の取り付け部を、又ボス部3bはプリント基
板11の取り付け部をそれぞれ形成するものであって、
双方の取り付け部は互いに略平行でかつ異なる高さに位
置する。上記両プリント基板9,11は上記ボス部3
a,3bにねじ14をもって取り付けて、それぞれ所定
の高さに配置するものであって、この時、両プリント基
板9,11間の連結部13は適宜撓むことにより、両プ
リント9,11をそれぞれ所定の高さに無理なく取り付
けることができる。
【0012】図示実施例では、連結部13の撓み方向を
規制し該連結部13の浮き上がりを防止する押さえ爪1
5をシャーシ3に一体に突設し、この押さえ爪15に連
結部13を係合させている。
【0013】尚、カセットプレーヤを軽量化するために
はシャーシ3に合成樹脂の成型品を用いることが望まし
く、この種成型品を用いた場合には押さえ爪15及びボ
ス部3a,3b等も容易に一体に成型することができ
る。
【0014】又、連結部13の幅、基板の材質・厚み等
は連結部13に要求される撓み量に応じて任意に選定で
きるものである。その他、本発明は上記しかつ図面に示
す実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変形して実施することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のプリント基板内装
方法によれば、機器内部に互いに略平行でかつ異なる高
さに形成した各取り付け部に、それぞれに対応するプリ
ント基板部を固定することにより、各プリント基板部は
連結部が適宜撓むことによって互いに平行でかつ異なる
高さの各取り付け部に無理なく固定することができる。
従って、機器内部の限られたスペース内においてもその
スペースを有効に利用してプリント基板ひいては電気部
品を効果的に内装でき、小型化特に薄型化が要求される
機器にきわめて好適であり、しかも、部品とスペースの
兼ね合いにより複数の独立したプリント基板を個々に異
なる高さに固定する必要があったものに比較して、1枚
の基板として製造し取り扱うことができ、しかもプリン
ト基板に特殊な加工等を必要とせず、組立作業性及びコ
ストの面からも著しい改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプリント基板内装状態
を示す平面図
【図2】図1のA−A´線概略断面図
【図3】図1のB−B´線概略断面図
【図4】ヘッドホンステレオカセットプレーヤの開蓋状
態を示す概略斜視図
【図5】従来におけるプリント基板内装状態を示す平面
【図6】図5のC−C´線概略断面図
【符号の説明】
1 プレーヤ本体 9 制御用プリント基板 11 メカニズム用プリント基板 13 連結部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を装着するプリント基板部を複
    数有すると共にこれらプリント基板部を連結部を介して
    同一の硬質基板により一体に成形し、 上記連結部は上記プリント基板部よりも幅が狭くかつ所
    定の長さにして撓み易く形成する一方、 機器内部には上記各プリント基板部に対応して、互いに
    略平行でかつ異なる高さにおいて取り付け部を形成し、 上記連結部を撓ませるながら上記各プリント基板部をそ
    れぞれ対応する上記機器内部の取り付け部に固定してな
    る機器におけるプリント基板内装方法。
JP15310795A 1995-06-20 1995-06-20 機器におけるプリント基板内装方法 Expired - Fee Related JP2614035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15310795A JP2614035B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 機器におけるプリント基板内装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15310795A JP2614035B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 機器におけるプリント基板内装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07312487A JPH07312487A (ja) 1995-11-28
JP2614035B2 true JP2614035B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=15555131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15310795A Expired - Fee Related JP2614035B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 機器におけるプリント基板内装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2614035B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07312487A (ja) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5134252A (en) Signal line
JP2762801B2 (ja) 磁気ディスク装置のアクチュエータ
JP2614035B2 (ja) 機器におけるプリント基板内装方法
JP2544952Y2 (ja) 小型カセットテーププレーヤ
JP3011944U (ja) 電気機器
JPH0287489A (ja) スピーカ用カプラ端子装置
JPH0792454A (ja) 表示装置の実装構造および実装方法
JP6552302B2 (ja) 平板スピーカ
JP2522194B2 (ja) シ―ルド付信号線
JPH1125666A (ja) ディスク再生装置
JPH01112586A (ja) 小型ディスク駆動機実装構造
JP3282533B2 (ja) 電子装置
JPH08102592A (ja) 実装基板用電磁シールドケース
JP2970409B2 (ja) 電池パック
JPH06243450A (ja) 移動体の接続装置
JPH10290092A (ja) シールドケース
JP3020345U (ja) 電子機器
JPH05236306A (ja) ビデオカメラ
JP3175488B2 (ja) 回転ヘッドシリンダー装置
JP2822304B2 (ja) 音響機器の外装体構造
JPH0492210A (ja) 磁気ヘッド装置
JPH1168355A (ja) カード線またはプリント基板の取付構造
JPH04351712A (ja) 磁気ヘッド装置
JP2921108B2 (ja) カセットテープレコーダ
JPH05218612A (ja) プリント配線基板組立体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees