JP2613891B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2613891B2
JP2613891B2 JP62182067A JP18206787A JP2613891B2 JP 2613891 B2 JP2613891 B2 JP 2613891B2 JP 62182067 A JP62182067 A JP 62182067A JP 18206787 A JP18206787 A JP 18206787A JP 2613891 B2 JP2613891 B2 JP 2613891B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遊技盤上に可変入賞球装置が設けられた弾球
遊技機に係わり、特に可変入賞球装置に入賞した入賞球
が保持部に導かれた場合にこれを付勢し、この付勢によ
り入賞玉の動きに変化を与えて遊技に一層の複雑性、多
様性を持たせ、遊技者の興味を増大させるようにした弾
球遊技機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、弾球遊技機、例えばパチンコ機における入賞
球装置は、遊技盤上に設けられた所定の入賞口への入賞
があったか否かにより可動部材が開閉し、開状態がつく
り出されたとき打玉を受け入れるようにすると共に、入
賞球装置の特定入賞口への入賞によりさらに可動部材を
開状態にする可変入賞球装置を有するものが提案されて
いる(例えば、特開昭62−2549号公報)。
このような従来の弾球遊技機においては、可動部材を
開かせる所定の入賞口への入賞と、可変入賞球装置の特
定入賞口への入賞が遊技者にとっては大きな関心事で、
このことが遊技における興味を増大させる大きな要因と
なる。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、このような従来の弾球遊技機における
可変入賞球装置は、入賞領域に受け入れた打球は単に入
賞領域下方の入賞口に落下するだけであり、そのため打
球の動きが単調になりがちで、遊技そのものが単調に陥
り易く、面白みに欠けるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、遊技に
一層の複雑性、多様性を与えて遊技に幅を持たせ、遊技
が単調になるのを防止し、遊技者の興味をひく弾球遊技
機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明は、遊技盤に設けられ、入賞領域に
打球を受け入れ易い第1の状態と、打球を受け入れ難
い、もしくは受け入れない第2の状態に変化自在な可変
入賞球装置を備えた弾球遊技機において、可変入賞球装
置は、入賞領域に特定入賞口を含む複数の入賞口と、入
賞領域に受け入れた打球を保持可能な保持部と、保持部
に保持された打球を電気的に検出する打球検出手段と、
保持部に保持された打球を作動させる作動部と、作動部
を駆動する駆動源と、打球検出手段により打球が検出さ
れたことに応じて駆動源を駆動制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の弾球遊技機は、可変入賞球装置へ入賞した打
球が保持部へ導かれた場合には、これを付勢して玉の動
きに変化を与えて入賞玉の落下形態に変化を与え、より
遊技に一層の複雑性、多様性を与えて遊技に幅をもた
せ、遊技が単調になるのを防止して遊技者の興味をひく
ことが可能になる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による弾球遊技機の可変入賞球装置の
第1の実施例の正面図、第2図は第1図の可変入賞球装
置の側面図、第3図は第1図の可変入賞球装置の横断面
図、第4図、第5図は開閉板の駆動機構を示す図、第6
図、第7図は障害部材の駆動機構を示す図である。図
中、1は可変入賞球装置、3は取付基板、5は開口、7
は入賞領域、9は開閉板、11は特定入賞口、13a、13bは
通常入賞口、15は作動待機球検出器、15aは玉通過口、1
7はソレノイド、19は作動部、21はプランジャ、23a、23
b、23cは転動板、25は作動球転動板、27は保持部、28は
入賞個数表示器、29は前面装飾板、30は継続回数表示
器、31はガラス、33は遊技盤、35は特定入賞球検出器、
37は玉受面、39は障害部材、41はガイド部、42はガイド
部長孔、43は作動部材、45は長孔、47は支軸、49は係合
ピン、51は作動板、53は係合長孔、55はガイド長孔、57
は回転カム、59は突出ピン、61はモータ出力軸、63はモ
ータ、65は支軸、67は係合ピン、69はソレノイド、71は
プランジャ、73は復帰スプリング、75は作動部材、77は
係合部である。
図において、可変入賞球装置1には、左右に一対の開
閉板9が設けられており、この開閉板は、遊技盤面に平
行な水平方向の軸により軸支され前方に回動可能になっ
ている。そして遊技盤上へ発射された打玉が始動入賞口
89a、89b、89c(第11図参照)へ入賞したことが検出さ
れると、1対の開閉板9は、閉成状態から第2図に示す
開成状態になり、再び閉成状態にもどるという一連の開
閉動作を1回または2回行うように構成されている。こ
の開閉板9は、第4図、第5図に示すように、ソレノイ
ド69の作動によりプランジャ71が上方へ引き込まれ、プ
ランジャに連結されている作動板75が上方へ移動するこ
とにより作動板の先端に設けられている溝77と係合して
いるピン67が上方へ押し上げられ、その結果、軸65を中
心にして開閉板9が第5図に示すように回動して開く。
またプランジャ71はスプリング73で下方へ付勢されてお
り、ソレノイドが消勢すると元の位置へ復帰し開閉板は
第4図の状態へ戻って閉じる。
勿論、開閉板9を遊技盤面に垂直な軸な回転可能に軸
支し、左右に間隔するように構成してもよく、或いは開
閉板を遊技盤面に平行にスライドするうように構成して
もよいことは言うまでもない。
こうして開閉板9が開閉する間に、可変入賞球装置1
へ打玉が入り、その玉が特定入賞口11へ入賞した場合
は、開閉板9は連続して最高18回開閉される。その間
に、可変入賞球装置1への入賞玉数が10個になると、開
閉板9の開閉回数が18回未満であっても、開閉板9は強
制的に閉成状態になる。
このように、特定入賞口11へ入賞したことに伴う開閉
板9の開閉制御(V入賞状態の制御)においては、開閉
板の最大開閉回数またはその間に入賞する玉の数の上限
が決められており、1回のV入賞制御状態によって与え
られる遊技価値が遊技機ごとにかけ離れることのないよ
うにされている。
特定入賞口11への打玉の入賞に伴って開閉板9が開閉
されている間に、特定入賞口11へ入賞したことが検出さ
れると、開閉板9の開閉制御(V入賞制御)が更新され
る。
例えば、開閉板9が10回目の開閉動作に入ったときに
6個目の玉が特定入賞口11へ入賞したとすると、その時
点から、すなわち開閉板9の開閉が18回されておらず、
かつその間に10個の入賞玉が入賞していないにもかかわ
らず、その時点から新たに開閉板9が最大18回、または
10個の入賞玉が入賞するまでのいずれか早い方が終了す
るまで開閉される。
そして、このような特定入賞口11への打玉の入賞に伴
う開閉板9の開閉制御の更新は、最大8回まで許容され
ている。このように更新回数を制限することにより、遊
技者が獲得できる遊技の最大価値が制限され、弾球遊技
機が配置された遊技場の経営管理がし易くなると共に、
遊技者へのサービスの公平化が図れるという利点があ
る。
さらに、この第1の実施例においては、開閉板9が開
いている間に入賞した打玉は、第1図に示すように転動
板23a、23bの傾斜により可変入賞球装置の内側方向へ転
動し、転動板23c上へ導かれる。転動板23cは第2図及び
第3図に示すように分水線24を境に、それぞれ前方及び
後方へ傾斜している。したがって、第3図に示すように
打球の転動板23cへの導入位置が分水線24より前方であ
れば、打玉は前方へ向かって転がり、下方の特定入賞口
11または通常入賞口13aへの何れかへ振り分けられ、ま
た入賞玉の導入位置が分水線24より後方であれば、打玉
は可変入賞球装置1の奥方向へ転がり、保持部27あるい
は通常入賞口13bへ導かれる。保持部27にはマイクロス
イッチ、光学的センサ、磁気センサ等からなる作動待機
球検出器15が設けられており、図の打玉P1が検出される
と、ソレノイド17が作動し、作動部19が玉P1を打ち上げ
る。玉P1は玉受面37に当たり、作動球転動板25を転動
し、特定入賞口11及び通常入賞口13aへ向かって落下
し、前述した、転動板23c上を前方に転動した打玉と同
様に特定入賞口11または通常入賞口13aに振り分けられ
る。
このように、保持部27と作動部19を設けることによ
り、従来、入賞領域内を単に落下するだけであった打球
を作動待機球検出器15が打球を検出するごとに作動部19
によって打ち上げるため打球の動きに変化を与えること
ができる。
なお、本実施例では、保持部27を作動待機球検出器15
の球通過孔15aと作動部19で構成したが、独立した部材
として保持部を設けてもよい。
また、待機球を打ち上げる作動部材は、プランジャ自
体で構成しても、或いは伝達部材を介してプランジャに
連結されるように構成してもよく、またソレノイドによ
る駆動に限らずモータ駆動であってもよい。
また、作動部材の駆動源としては、電気的或いは機械
的駆動源や、空気圧駆動源等を使用することができる。
こうして、入賞領域へ入賞し、転動板23cの前方部か
ら直接落下した打球、または転動板23cを後方へ転動
し、再度作動部19で打ち上げられた打球を振り分ける障
害部材39は第2図、第6図、第7図に示すように構成さ
れている。
即ち、回転カム57の突出ぴん59は作動板51の水平方向
に長い長孔53と係合し、また支軸47を中心にして回動可
能な2つの作動部材43の一端に設けられた係合ピン49も
作動板51の長孔53の両端で係合している。また作動板51
の両端に設けられた垂直方向に長いガイド長孔55には、
作動部材の支軸47が係合し、また作動部材の他端に設け
られた長孔45には、水平方向の長孔に沿って移動可能な
ガイド部41に設けられたピンからなる障害部材39が係合
している。
このような構成において、モータ63(第2図)により
出力軸61を介して回転カム57が回転駆動されると、突出
ピン59により作動板51が上下方向に駆動されてガイド長
孔55の長さに相当するストロークで上下動し、その結果
係合ピン49が上下動する。そのため2つの作動部材43は
支軸47を中心にして互いに反対方向に回転し、作動部材
の長孔45と係合した障害部材39はガイド部長孔42の中を
互いに接近したり遠ざかったり動いて入賞玉を振り分け
る。この場合、障害部材39の動きは一定速度、周期的に
可変、ランダム等適宜選択すればよく、また2つの障害
部材の動きも常に一定間隔になるようにしてもよく、ま
たそれぞれ独立に動ける等、適宜選択するようにすれば
よい。
また、障害部材39は左右移動に限らず、揺動、回転等
によってもよいことは言うまでもなく、また特定入賞口
の区画壁の移動を併用または単独で行うようにしても同
様の振分けの効果を達成することが可能である。
第8図は制御回路の構成を示すブロック図である。
図において、ROM203には弾球遊技機制御用のプログラ
ムが内蔵されており、電源ONによりMPU201はこれを読み
出して起動する。MPU201は各種センサからの検出データ
を入力回路204を介して読み込み、入賞球装置等の制御
を行っている。例えば、マイクロスイッチ等で構成され
る始動入賞玉検出器117a、117b、117cにより始動入賞が
検出され、始動入賞玉検出回路211から検出信号が発せ
られて入力回路204を介してMPU201に読み込まれると、M
PUからは2回開き、または1回開きの制御信号が出力さ
れ、出力回路205、ソレノイド回路216を介してソレノイ
ド69が付勢され、前述したように開閉板9が2回または
1回開閉する。この開閉板の開閉動作中にV入賞玉検出
スイッチ35(第9図参照)によりV入賞が検出される
と、V入賞玉検出回路212からV入賞検出信号が発せら
れて入力回路204を介してMPU201に読み込まれ、同様に
ソレノイド69が付勢されて開閉板9が最大18回開閉駆動
される。このときの入賞玉数は10カウント検出器111
(第9図参照)により検出され、10カウント検出回路21
3からの信号の入力回路204を介してMPU201に読み込まれ
てディジタル表示器28に表示され、10個の入賞が検出さ
れると、開閉回数が18回未満であっても開閉動作は終了
する。なお、この間に待機球検出器15により待機球が検
出されると、待機球検出回路214からの信号を入力回路2
04を介してMPU201が読み込み、ソレノイド回路215を介
してソレノイド17を付勢して作動部19を作動させて打球
を打ち上げる。この間に再度V入賞が検出されると開閉
板の開閉制御は更新され、その継続回数はLED30に表示
される。なお、ランプ、スピーカはそれぞれランプ回路
217、サウンドジェネレータ206により、V入賞が検出さ
れた場合、或いはソレノイド17が付勢されて打球が打ち
上げられた場合等に駆動され、視覚的に、また音響的に
雰囲気を盛り上げるように機能する。なお、パワーオン
リセット回路207は電源投入時にリセットパルスをMPUに
与えてリセットするためのものであり、クロック発生回
路208、パルス分周回路209は、それぞれ機械の各種制御
信号のタイミングをとるためのクロック信号、特定の処
理を優先させるためのMPUへの割り込みパルスを発生さ
せるためのものである。また、アドレスデコード回路
は、MPUからのアドレスデータをデコードしてそれぞれ
入出力回路204、205、またはRAM202、ROM203へアクセス
するためののチップセレクト信号を出すためのものであ
る。そして電源回路221により弾球遊技機の各部へそれ
ぞれ所定の電圧、電流を供給している。
次に、第9図、第10図のフローチャートにより上記実
施例における可変入賞球装置の動作を説明する。
まず、弾球遊技機の電源をONにしてスタートする。ス
テップでは開閉板9に2回開閉動作を行わせる始動入
賞玉検出スイッチ(図ではスイッチ2と表示)がONであ
るか否か判断され、ステップでは開閉板9に1回開閉
動作を行わせる始動入賞玉検出スイッチ(図ではスイッ
チ1と表示)がONか否かが判断される。何れもONでなけ
ればステップに戻り、始動入賞検出待ちの状態にな
る。始動入賞玉検出スイッチ2がONであれば、開閉板9
の2回開き処理、特定入賞口への入賞玉数をカウントす
る8進カウンタのクリア、可変入賞球装置への入賞玉を
計数する10カウントカウンタのクリアを行い(ステップ
)、始動入賞玉検出スイッチ1がONであれば、同様に
1回開き処理と8進カウンタのクリア、10カウントカウ
ンタのクリアを行う(ステップ)。ステップでは特
定入賞口入賞玉検出器がONか否か判断され、ONでなけれ
ばステップへ戻ることになる。特定入賞口への入賞
(V入賞)が検出されると、1回開き、2回開きを行う
意味がないのでこれの処理をクリアし、また18回の開閉
処理をクリアすると共に、8進カウンタを「+1」して
V入賞が1回あったことを計数し(ステップ)、10カ
ウントカウンタをクリアする(ステップ)。これらス
テップ、の処理を実行後、ステップで大当り処理
を行う。この大当りの状態でさらにV入賞があるか否か
が判断され(ステップ)、NOであればステップで10
カウントカウンタの値が「10」になったか否か、ステッ
プで18回開閉が行われたか否か判断され、どちらもNO
であればステップに戻って同様の処理が繰り返され、
何れか一方がYESになればスタートに戻ることになる。
またステップでV入賞があった場合には、V入賞が既
に8回あったか否か判断され(ステップ)、8回に達
していなければステップへ戻り、再度大当りの前処理
(ステップ、)が実行される。既にV入賞が8回あ
った場合にはV入賞無効処理が実行され(ステップ
)、ステップまたはの何れかがYESとなった場合
にスタートに戻ることになる。
次に、第10図に示す処理フローにより、開閉板9の開
閉動作中に可変入賞球装置へ入賞した打球が作動待機球
検出器15により検出されると(ステップ)、ソレノイ
ド17を駆動し(ステップ)、打球を打ち上げて玉の動
きに変化を与えることになる。
第11図は本発明の第2の実施例における弾球遊技機の
正面図、第12図は裏面図で、図中、79は弾球遊技機、81
は前面枠、83はガラス枠、85は遊技領域、87は入賞口、
88はランプ、89a、89b、89cは始動入賞口、91は打球供
給皿、92は押しボタン、93は景品球放出口、95はスピー
カ、97は余剰玉受皿、99は余剰玉放出口、101は操作ハ
ンドル、103は枠ランプ、105は裏機構板、107は景品球
払出し装置、109は入賞玉集合カバー、111は入賞玉数検
出器、113は入賞玉処理器、115は打球機構、117a、117
b、117cは始動入賞球検出器である。
本実施例においては、第1の実施例における作動部19
を作動させて入賞玉を打ち上げるためのソレノイド17
を、遊技者の操作する押しボタン92によって行うように
した点が異なるのみで、その他は同様である。
こうすることにより、遊技者は積極的に遊技に参加で
きることになる。
なお、遊技者が押しボタンを操作した場合のみ入賞打
球を打ち上げられるようにする他、常時自動的に打ち上
げられるようにしておき、押しボタンにより手動操作で
も行えるようにしてもよいことは言うまでもない。な
お、押ボタン92は、遊技者が任意に操縦できる構成であ
ればどの様なものでもよく、例えばマイクロスイッチ
や、人体の静電容量によってスイッチングされるタッチ
スイッチなどでもよい。
第13図は本発明の第3の実施例の可変入賞球装置の正
面図、第14図は同要部側断面図、第15図は同横断面図で
あり、図中、131は可変入賞球装置、133a、133b、133c
はソレノイド、135a、135b、135cはプランジャ、137a、
137b、137cは作動部、138a、138b、138cは保持部、139
a、139b、139cは作動待機球検出器である。
本実施例においては待機球を打ち上げるためのソレノ
イド、作動待機球検出器、作動部を複数設けた点が第1
の実施例と相違し、その他は同様である。この場合、作
動部は2ケ所以上であればよい。本実施例における待機
球の打ち上げは、例えば検出器139aが待機球を検出して
から0.5秒、検出器139bが待機球を検出してから1秒
後、検出器139cが待機球を検出してから1.5秒後という
ように所定の時間差を設けて各ソレノイド133a、133b、
133cを作動させており、これに限らず一緒に作動させた
り、時間差を可変にしたり、或いはランダムに行うよう
にしてもよい。
こうして、多くの打球に変化を与えることが可能とな
る。
またソレノイドの作動は遊技者によって操作される押
ボタンスイッチにより行ってもよく、また前述したソレ
ノイドの制御と併用してもよく、この場合各ソレノイド
に対応した複数のスイッチを設けるか、或いは1個のス
イッチによりその押す回数や、押す順番により作動させ
るソレノイドを選択するようにしてもよい。
また、保持部に待機球が保持されただけではソレノイ
ドを作動させず、通常入賞口13bに入賞したことにより
ソレノイドを作動させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例ではソレノイドを複数設けている
が、1つのソレノイドで複数の作動部を作動させるよう
にしてもよく、この場合は、例えば全ての検出器が待機
球を検出した場合にソレノイドを作動させるようにすれ
ばよい。
なお、本実施例において障害部材はあっても、なくて
もどちらでもよく、また設ける場合は左右移動にかぎら
ず、揺動、回転等によってもよいことは言うまでもな
く、また特定入賞口の区画壁の移動を併用または単独で
行うようにしてもよいことは言うまでもない。
第16図は本発明の第4の実施例の可変入賞球装置の正
面図、第17図は同側断面図、第18図は作動部駆動機構を
説明するための図である。図中、141は可変入賞球装
置、143は作動待機球検出器、145はソレノイド、147は
作動部、149はプランジャ、151は保持部、153は取付
部、155は作動板取付部、157はガイド部、159はガイド
板、161は長孔、163は作動板、165は長孔、167は回転カ
ム、169は突出ピン、171はモータ出力軸、173はモー
タ、175は駆動機構である。
本実施例においては、待機球検出器143、ソレノイド1
45、保持部151、作動部147、及びプランジャ149が駆動
機構175によって横方向に往復動しており、この往復動
により転動板23cの後方に転動した打玉を打ち上げる
か、単に通常入賞にするかの振り分けの機能も有してい
る。
図において、モータ173の出力軸171に連結された回転
カム167には偏心して突出ピン169が設けられ、これが作
動板163の長孔165と係合している。この作動板163はガ
イド板159を挟んでソレノイド145の作動板取付部155に
取付けられている。
このような構成において、モータ173により回転カム1
67が回転運動されると、作動板163は長孔161方向に往復
動し、したがって作動板取付部155も長孔161に沿って往
復動し、ソレノイド145、作動部147を往復動させること
ができる。
入賞領域に受け入れられる打球は、さまざまな経路を
たどって落下するため、第1の実施例の場合はどの打球
が保持部に保持されるか予測が困難で遊技が複雑になっ
たが、本実施例の場合には、保持部及びソレノイド等を
左右に往復移動することにより、どの打球が保持部に保
持されるのか殆ど予測できなくなり、遊技者はさらに興
味をもって遊技を行うことができる。
なお、上記各実施例においては主としてパチンコ機を
対象に説明してきたが、本発明はパチンコ機に限らず、
アレンジボールとパチンコを組み合わせた所謂アレパチ
等他の類似の弾球遊技機に適用可能であることは言うま
でもない。
なお、上述の各実施例におけるパチンコ遊技機は、遊
技する際にパチンコ玉を借り出し、そのパチンコ玉によ
って遊技するものに限ることなく、たとえば磁気カード
や光カードなどの貸玉データが記録されたデータ記録媒
体を用い、その記録媒体をパチンコ遊技機に適用し、パ
チンコ遊技機に内蔵されたパチンコ玉で遊技できるよう
にし、遊技者がパチンコ玉を持ち歩かないように構成し
たものであってもよい。この場合、パチンコ玉の入賞な
どによって景品玉が払い出される代わりに、点数が順次
加算された景品玉得点を表示するようにし、その得点す
なわち景品玉データを上述の記録媒体に記録させること
により、持ち玉の代わりに構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、可変入賞球装置の入賞
領域へ入賞した打球が保持部へ導かれた場合には、保持
された打球を電気的に検出し、その検出により打球を作
動させることにより、保持部に誘導された打球を確実に
保持し、保持された打球を確実に作動させることができ
るので、入賞領域へ入賞した玉は単に落下するだけでな
く、複雑な動きが与えられ、遊技に一層複雑性と多様性
が与えられて従来の弾球遊技機に比して一層遊技者の興
味を引く弾球遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による弾球遊技機の可変入賞球装置の第
1の実施例の正面図、第2図は第1図の可変入賞球装置
の側面図、第3図は第1図の可変入賞球装置の横断面
図、第4図、第5図は開閉板の駆動機構を示す図、第6
図、第7図は障害部材の駆動機構を示す図、第8図は第
1図の装置の制御回路を示すブロック図、第9図、第10
図は処理フローを説明するための図、第11図は本発明の
第2の実施例における弾球遊技機の正面図、第12図は裏
面図、第13図は本発明の第3の実施例の可変入賞球装置
の正面図、第14図は同要部側断面図、第15図は同横断面
図、第16図は本発明の第4の実施例の可変入賞球装置の
正面図、第17図は同側断面図、第18図は作動部駆動機構
を説明するための図である。 1……可変入賞球装置、7……入賞領域、9……開閉
板、15……作動待機球検出器、17……ソレノイド、19…
…作動部、23a、23b、23c……転動板、25……作動球転
動板、27……保持部、79……弾球遊技機、92……押しボ
タン、131……可変入賞球装置、141……可変入賞球装
置、143……作動待機球検出器、145……ソレノイド、14
7……作動部、151……保持部、155……作動板取付部、1
59……ガイド板、161……長孔、163……作動板、167…
…回転カム、175は駆動機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に設けられ、入賞領域に打球を受け
    入れ易い第1の状態と、打球を受け入れ難い、もしくは
    受け入れない第2の状態に変化自在な可変入賞球装置を
    備えた弾球遊技機において、 可変入賞球装置は、 入賞領域に特定入賞口を含む複数の入賞口と、 入賞領域に受け入れた打球を保持可能な保持部と、 保持部に保持された打球を電気的に検出する打球検出手
    段と、 保持部に保持された打球を作動させる作動部と、 作動部を駆動する駆動源と、 打球検出手段により打球が検出されたことに応じて駆動
    源を駆動制御する制御手段と を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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