JP2613799B2 - サーメット切削用工具 - Google Patents

サーメット切削用工具

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はサーメット組成物に関する。詳細には金属お
よび合金を切削する場合使用するサーメット切削用工具
に関する。
本明細書の場合、サーメットとは浸炭窒化チタン(ti
taniumu Carbonitride)とバインダー金属とを含む焼結
組成物を指すものとする。
これまで種々のサーメット切削用工具が金属や合金の
機械加工に使用されてきた。それらサーメットのなかに
はルディ(Rudy)による米国特許第3.971.656号に記載
のサーメットがあるが、それ等サーメットはモリブデン
またはタングステンと固溶体の浸炭窒化物、およびニッ
ケル及び/又はコバルトのようなバインダー金属または
バインダー合金とを含有している。又それ以外の浸炭窒
化チタンを含有したサーメット組成物について、米国特
許第3.994.692号;第3.741.733号;第3.671.201号;第
4.120.719号に記載されている。またこの点について
は、H.ドイ(Doi)による『進歩したTiCおよびTiC−TiN
ベースのサーメット』「“Advanced TiC and Tic TiN B
ase Cermets"Scienceof Hard Materials(1986)Pages 489−523]が興味深い。この
ようなサーメット切削用工具組成物(重量パーセント:w
/oで表示)の市販品の例を表−Iにかかげた。
前述の組成物は性能はよいが、問題として残っている
のは、従来の市販サーメット切削用工具に匹敵し、また
はさらに優れた靭性を有し、反面切削時には耐摩耗性が
よく顕著に性能の優れた(即ち、工具寿命が長い)旋削
用サーメット組成の切削用工具を製造する必要のあるこ
とである。
発明の要約 本発明者等は驚くべきことに、高速度、仕上げ(即ち
紙送り)旋削作業に使用する改良サーメット切削用工具
が、多量のタングステンと少量のバインダー金属を併用
した次の成分からなるサーメット組成物によって得られ
ることを見出したのである。すなわち前記組成は、約3.
5〜約6.5w/oのニッケル;約4.5〜約7.5w/oのコバルト、
但しニッケルとコバルトの合計は約8〜約11w/o;約20〜
約25w/oのタングステン;約5〜約11w/oのモリブデン;
合計が最大約6w/oのタンタルとニオブ ; 最大約0.05
w/oのクロム;最大約1w/oのアルミニウム;最大3w/oの
バナジウム;さらに残余成分は不純物を除き殆どチタ
ン、炭素および窒素であり;しかも少なくとも大部分の
炭素と窒素が金属炭窒化物(metal carbonnitrodes)及
び、金属炭化物と金属炭窒化物の混合物の群から選んだ
金属化合物として存在するが、またこの時の金属はタン
グステン、モリブデン、チタン、タンタル、ニオブ、バ
ナジウム、クロム、これら金属の固溶体および混合物の
群から選んだ金属である。
本発明の組成物の場合バインダー金属合計量(Ni+C
o)は、バインダーの量が少いと破壊靭性が低下するの
で必要な破壊靭性が得るため最低8.0w/oが必要である。
しかし、バインダーの量は、その量が増加すると耐摩耗
性と工具寿命が低下するので11w/oをこえてはならな
い。本発明では大量の炭化タングステンを使用すること
を考慮し、ニッケルはコバルトよりも炭化チタンと窒化
チタンをよく湿潤し、コバルトはニッケルより炭化タン
グステンをよく湿潤するので、ニッケルとコバルトの両
者を添加している。そして好ましくはニッケルは約3.5
ないし約5.5w/oとし、コバルトは約4.5ないし約6.5w/o
とする。さらに好ましくはニッケルは約3.5ないし約4.5
w/oとし、コバルトは約4.5ないし約5.5w/oとする。
モリブデンは、炭窒化チタン粒子に対するニッケルバ
インダーの湿潤性を向上するために少なくとも5w/o使用
している。しかし、モリブデンは約11w/o以下であるこ
とが好ましい。さらに好ましくは本組成物の場合にはモ
リブデンを約9.5w/oないし約10.5w/o含有することであ
る。
タングステンは組成物中に約20w/oを上まわって存在
し、組成物の熱伝導度が改善され、最適な靭性と耐摩耗
性が併せ与えられる。しかし、タングステンは約25w/o
を越してはならない。その理由は、この量を越すと、使
用中の切削用工具のクレーターの耐摩耗性の低下から分
るように、明らかにタングステンが化学的耐摩耗性悪影
響を与えるからである。必要なクレーターの耐摩耗性を
一層確実なものとするためには、タングステンは約23w/
o未満に押えるのが好ましい。
本発明の切削用工具のすぐれた性能が、高価な合金用
元素タンタルを使用することなしに得られたことは驚く
べきことである。本元素は高価なため使用するのは好ま
しくないが、性能向上のためには単独使用するため、又
はニオブ、バナジウム、クロムあるいはアルミニウムの
1種または2種以上と併用することが考えられる。
タンタル及び/又はニオブは、熱衝撃を変形抵抗性を
改善するために(Ta+Nb合計)として約6w/o以下添加す
る事ができる。
バナジウムは、チタン、バナジウムの炭化物および炭
窒化物の固溶体を形成することによって高温変形抵抗を
改善するため、最高約3w/o、好ましくは2w/o未満添加す
ることができる。
クロムは、バインダーを強化することによって高温耐
クリープ性を改善するため最高0.05w/o添加できる。0.0
5w/oを上回るとクロムはバインダーの延性を低下させや
すく、当然組成物の靭性を低下する傾向がある。
またアルミニウムも本組成物に対し、バインダー中に
ニッケルアルミニド析出物を形成することによるバイン
ダーを強化するため、最高1w/o添加することができる。
残余の物質には、不純物(例えば、酸素)は別とし
て、チタン、炭素および窒素がある。ただし、タンタ
ル、ニオブ、バナジウムまたはアルミニウムは故意に加
えたものではなく、不純物としてそれぞれ0.05w/o未満
存在し得るものである。
本組成物は、種々の出発原料を利用する従来の粉末冶
金法を用いてチタンを炭化チタンや炭窒化チタン粉末と
して添加して調製した。タングステン、モリブデン、バ
ナジウム、タンタル、ニオブおよびクロムは好ましくは
金属炭化物として添加する。コバルトとニッケルは金属
粉末として添加する。アルミニウムは、もし添加するな
らば、アルミニウム化合物として添加する。これら粉末
は好ましくは一緒に粉砕し、プレスし、ついで焼結し、
グラインド及び/又はホーニング仕上げするか又はする
ことなしに割出し可能な(indexable)切削用インサー
トとして使用可能な、ほぼ完全に緻密化した形状物が得
られる。
本発明のこれら及び他の態様は、本発明の好ましい実
施態様の詳細な説明を次に簡単な説明をした図面と共に
検討することによって一層明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 図はSEM(走査型電子顕微鏡法)により倍率5000倍で
観察した本発明による切削用インサートの典型的な微細
構造である。
本発明の好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の場合、炭化タングステン、炭窒化チタン、炭
化チタン、炭化モリブデン、コバルト粉末およびニッケ
ル粉末を一緒に加えて表−II、表−IIIに記載の重さ300
0gの1番目の出発混合物(混合物−I)を用意した。
出発混合物は21.000グラムの浸炭した炭化タングステ
ンサイクロイド(cemented tungusten carbide cycloid
s)をボールミル中でヘプタンと共に36時間粉砕して見
掛け粒度約0.7ないし0.8ミクロンに粉砕した。得られた
粉砕スラリーをシグマブレードドライヤー中に潤滑剤と
界面活性剤と共にいれた。乾燥後、得られた混合物をス
クリーンによりフィツミルした(Fitzmilled)。得られ
た混合物を有柱コールドプレスし(cold pillpressed)
そして真空焼結した。焼結は30分間1200℃に保って行
い、さらに1450℃、まで昇温するのに90分かけて行い、
次いで電源を切って炉を冷却した。
前記工程の結果、図のような典型的な微細構造を有す
る焼結物を得た。図示のように炭化物および炭窒化物の
粒子は非常に微細(<〜3ミクロン)であり、双子山分
布(bimodal side distribution)を示していた。
図の大きな黒い粒子は、固溶体のモリブデン及び/又
はタングステンを含むことの出来る炭窒化チタン相であ
ると考えられる。大きな黒い粒子を囲む淡灰色の相もま
た炭窒化チタン相であるが、黒色相よりもモリブデン及
び/又はタングステンを多く含んでいるものと考えられ
る。白い粒子は、固溶体のモリブデン及びチタンも含む
ことができるタングステンに富んだ炭化物粒子であると
考えられる。走査型電子顕微鏡の性質上、ニッケル、コ
バルトおよびモリブデンを含み、さらに少量のタングス
テン、炭素、チタンおよび窒素をも含むことのできるバ
インダー相は、図には明確に現れてはいない。
前記プロセスにより、A型空隙率(代表的にはA02な
いしA04型空隙率のみである)を示す、少なくとも略完
全に緻密な生成物が得られる。好ましいものではない
が、B型空隙率が在っても切削性能には不利な影響はな
い。
本発明による2番目の混合物(混合物II)は、真空焼
結でなくアルゴン中で焼結した点を除き、混合物Iの場
合と同様な方法で粉砕し、プレスし、焼結して得られ
た。なお、混合物IIは混合物Iよりもタングステン含有
量が多い。
本発明以外の、タングステン含有量の少ない3番目の
混合物(混合物III)を比較する目的で調製した。混合
物I、混合物II、混合物IIIの焼結物の化学成分量(w/o
表示)と他の諸性質を表−IVに示した。焼結後混合物I
はタングステンを23w/o含有しているが、粉砕前の混合
物のタングステン濃度(表−III参照)より約2.5w/o増
加していることに注目すべきである。
このタングステン濃度の増加は、粉末状混合物を粉砕
するさいに使用する浸炭した炭化タングステンサイクロ
イドから炭化タングステンを拾い上げたためだと考えら
れている。
前記3種類の混合物から得た焼結物を研削してタイプ
SNG−433の割出し可能な(indexable)切削インサート
をつくり、これらと市販品グレードB,C,DおよびEでつ
くったタイプSNG−433切削用インサートと比較試験し
た。その試験方法と結果は表−Vないし表−IXに詳述し
てある(工具寿命を分単位で記載。) 表−Vに記載の試験において、高速度、低速送り(即
ち、仕上げ)旋削試験条件の場合、本発明による混合物
IIが供試市販品レードより明らかに優れていることがわ
かる。しかし表−VIに記載の試験で取り上げた高速度、
高速送り条件(荒仕上げ)の場合には、混合物IIの性能
と市販品グレードCとBとの性能はほぼ同等であった。
試験条件: 304.8smm(表面m/分:surface meter/min.),0.0254cmpr
(cm/回転:cm/revolution)、0.254cm doc(カット深
さ:depth of cut) SNG−433(0.00762〜0.01016cm×25゜K−ランド) 15゜横切れ刃角 冷却剤なし。
工具寿命の基準(表V〜IXに報告の全ての試験に共
通): fw:0.381mm、均一なフランクの摩耗 mw:0.756mm、局部的なフランクの摩耗 cr:1.016mm、クレーターの摩耗 dn:0.756mm、カットノッチの深さ ch:0.756mm、局部的摩耗またはチップ bk:破損 表−VI AISI1045鋼(180〜200BHN)の旋削工具の材料 市販品グレードD 2.4bk 市販品グレードE 2.1bk 混合物II 3.5cr 市販品グレードC 3.6fw 市販品グレードB 3.3cr 試験条件: 304.8smm、0.0660cmpr、0.254cm doc 他の試験条件は表−Vと同一である。
表−VIIに記載の試験において、混合物IIは比較混合
物IIIおよび市販品グレードBより少なくとも約2〜1
倍すぐれていた。
表−VIIIに記載の試験において、混合物IIは市販品グ
レードBよりも約2〜1倍未満、比較混合物IIIに対し
ては約3〜1倍すぐれていた。混合物IIは一試験におい
て失敗したが、わずか8.1分後に引き続いて行ったイン
サート試験で、他のインサートより少しK−ランド大き
いことが分かった。それによって先の試験の失敗の理由
がわかった。
前記試験から、仕上げ旋削条件で行った場合は、他の
グレードに比べ混合物IIの耐摩耗性がすぐれていること
がわかる。
表−IXに記載の試験で、切削刃の調製法の効果[ホー
ニングしたものと、面取りした(chamfered)もの、即
ちK−ランドを与えた(K−landed)ものの比較]を研
究した、即ち本発明のホーニングした切削インサートの
性能と市販のホーニングしたインサート性能を比較し
た。表−IXから分るように、ホーニングした混合物のI
のインサートはK−ランドを与えた混合物Iのインサー
トよりも実質的に性能が優れていた。さらに、ホーニン
グした混合物Iのインサートの方がK−ランドを与えた
混合物Iのインサートよりチッピングや破損を受けにく
かった。
試験条件: 365.8smm、0.0254cmpr、0.254cm doc SNG−433(0.0025〜0.00508cm) SNG−433(0.00762〜0.1016cm×25゜K−ランド) 15゜横切れ刃角 冷却剤なし。
またホーニングした混合物Iは、ホーニングした市販
品グレードB、市販品グレードCおよびホーニングした
混合物IIよりも実質的に優れていた。ホーニングした混
合物IIインサートは、市販品グレードCにほぼ等しく、
市販品グレードBより極く僅か優れていた。混合物Iと
混合物IIによって例示される本発明のものと市販品グレ
ードAとを直接に比較することは、市販品グレードAの
切削用インサートの外形が異なるため不可能であった。
しかし、市販品グレードAと本発明を比較する試みを、
類似(同一ではない)の外形のインサートを用いて行っ
た。この試験の場合、グレードAのインサートの方が本
発明のインサートより寿命が長かった。しかし、この結
果は確定的なものではない。それは、観察した性能上の
差がインサートの外形と性質、または、その双方による
ものかどうか不確かだからである。市販品グレードAに
は多量のタングステンの外に相当量のタンタル、ニオブ
およびバナジウム添加物が含まれていることに注意すべ
きである。本発明ではこのような添加物の使用が許容さ
れている。ただし、混合物Iおよび混合物IIにはこのよ
うな添加物を含まれていない。
ここに参照した特許や文書はすべて参考のために引用
したものである。
本発明の他の実施例は、当業者にはここに開示した発
明の明細書または実施を考慮すれば理解できるであろ
う。また、本明細書と実施例は単に例示的なものであっ
て、本発明の真の範囲と精神は次に述べるクレームによ
って示そうとするものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンリイ エドワード ヴイ アメリカ合衆国 ペンシルヴアニア州 15642 アー ウイン ラボンネ ドラ イヴ 10187 (56)参考文献 特開 昭61−3852(JP,A) 特開 昭54−37116(JP,A) 特開 昭59−229431(JP,A)

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーメット切削用工具において。実質的
    に、約3.5ないし約6.5w/oのニッケル; 約4.5ないし約7.5w/oのコバルト; ここでニッケル+コバルトの合計量が約8.0ないし約11.
    0w/oの範囲にあり; 約20ないし約25w/oのタングステン; 約5ないし約11.0w/oのモリブデン; 合計で最大約6w/oのタンタル+ニオブ; 最大約0.05w/oのクロム 最大約3w/oのバナジウム および、残余が実質的にチタン、炭素、および窒素であ
    るが、但しこのとき少なくとも殆ど全ての炭素と窒素が
    金属化合物として存在し、かつこれ等金属化合物が金属
    炭窒化物および、金属炭化物と金属炭窒化物の混合物と
    からなる群から選んだ金属化合物であり、さらにこれら
    金属化合物の金属がタングステン、モリブデン、チタ
    ン、タンタル、ニオブ、バナジウム、クロム、およびこ
    れら金属の固溶体とこれら金属の混合物とからなる群か
    ら選んだ金属であることを、特徴とする前記サーメット
    切削用工具。
  2. 【請求項2】アルミニウムを1w/o迄含むことを特徴とす
    る請求の範囲第1項記載のサーメット切削用工具。
  3. 【請求項3】ニッケルが3.5〜5.5w/oの範囲に限定され
    ることを、特徴とする請求の範囲第1項記載のサーメッ
    ト切削用工具。
  4. 【請求項4】コバルトが4.5〜6.5w/oの範囲に限定され
    ることを、特徴とする請求の範囲第1項記載のサーメッ
    ト切削用工具。
  5. 【請求項5】ニッケルが3.5ないし4.5w/oの範囲に限定
    されることを、特徴とする請求の範囲第1項記載のサー
    メット切削用工具。
  6. 【請求項6】ニッケルが3.5ないし4.5w/oの範囲に限定
    されることを、特徴とする請求の範囲第4項記載の焼結
    したサーメット切削用工具。
  7. 【請求項7】コバルトが4.5ないし5.5w/oの範囲に限定
    されることを、特徴とする請求の範囲第1項記載の焼結
    したサーメット切削用工具。
  8. 【請求項8】コバルトが4.5ないし5.5w/oの範囲に限定
    されることを、特徴とする請求の範囲第5項記載の焼結
    したサーメット切削用工具。
  9. 【請求項9】モリブデンが約9.5ないし約10.5w/oの範囲
    に限定されることを、特徴とする請求の範囲第1項記載
    の焼結したサーメット切削用工具。
  10. 【請求項10】モリブデンが約10ないし約10.4w/oの範
    囲に限定されることを、特徴とする請求の範囲第5項記
    載の焼結したサーメット切削用工具。
  11. 【請求項11】バナジウムが不純物として僅か0.05w/o
    存在することを、特徴とする請求の範囲第1項記載の焼
    結したサーメット切削用工具。
  12. 【請求項12】バナジウムが不純物として僅か0.05w/o
    存在することを、特徴とする請求の範囲第5項記載の焼
    結したサーメット切削用工具。
  13. 【請求項13】バナジウムが不純物として僅か0.05w/o
    存在することを、特徴とする請求の範囲第9項記載の焼
    結したサーメット切削用工具。
  14. 【請求項14】バナジウムが不純物として僅か0.05w/o
    存在することを、特徴とする請求の範囲第10項記載の焼
    結したサーメット切削用工具。
  15. 【請求項15】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第1項記載のサーメット
    切削用工具。
  16. 【請求項16】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第8項記載のサーメット
    切削用工具。
  17. 【請求項17】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第9項記載のサーメット
    切削用工具。
  18. 【請求項18】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第10項記載のサーメット
    切削用工具。
  19. 【請求項19】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第11項記載のサーメット
    切削用工具。
  20. 【請求項20】タンタルが不純物として僅か0.05w/o存
    在し、またニオブが不純物として僅か0.05w/o存在する
    ことを、特徴とする請求の範囲第14項記載のサーメット
    切削用工具。
  21. 【請求項21】タングステンが約20ないし23w/oの範囲
    に限定されることを、特徴とする請求の範囲第1項記載
    のサーメット切削用工具。
  22. 【請求項22】タングステンが約20ないし23w/oの範囲
    に限定されることを、特徴とする請求の範囲第8項記載
    のサーメット切削用工具。
  23. 【請求項23】タングステンが約20ないし23w/oの範囲
    に限定されることを、特徴とする請求の範囲第9項記載
    のサーメット切削用工具。
  24. 【請求項24】タングステンが約20ないし23w/oの範囲
    に限定されることを、特徴とする請求の範囲第10項記載
    のサーメット切削用工具。
  25. 【請求項25】サーメット切削用工具において、実質的
    に、 約3.5ないし約4.5w/oのニッケル; 約4.5ないし約5.5w/oのコバルト; 約20ないし約25w/oのタングステン; 約9.5ないし約10.5w/oのモリブデン;および、残余が不
    純物をのぞいて実質的にチタン、炭素、および窒素であ
    って;しかもこのとき少なくとも殆ど全ての前記炭素と
    窒素とが金属化合物として存在し、かつこれ等金属化合
    物がチタン、タングステン、モリブデン、これら金属の
    固溶体および混合物の、炭化物および炭窒化物からなる
    群から選んだ金属化合物であることを、特徴とする前記
    サーメット切削用工具。
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