JP2613743B2 - ヒートパイプ式ヒートシンクの製造方法 - Google Patents

ヒートパイプ式ヒートシンクの製造方法

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JP2613743B2
JP2613743B2 JP6086211A JP8621194A JP2613743B2 JP 2613743 B2 JP2613743 B2 JP 2613743B2 JP 6086211 A JP6086211 A JP 6086211A JP 8621194 A JP8621194 A JP 8621194A JP 2613743 B2 JP2613743 B2 JP 2613743B2
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周一郎 加藤
史朗 松本
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株式会社日本アルミ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却ブロックと、放熱
フィンを有するヒートパイプとを備えたヒートパイプ式
ヒートシンクの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図10は従来一般のヒート
パイプ式ヒートシンクの要部拡大斜視図である。図10
に示す構成のヒートシンクでは、冷却ブロック1に形成
した通路11に、放熱フィン3を有するヒートパイプ2
が嵌挿されており、冷却ブロック1とヒートパイプ2と
は、はんだ付け又はろう付けにより、或は溶接により、
接合されている。
【0003】しかし、上記構成のヒートシンクでは、ヒ
ートパイプ2の外周面と冷却ブロック1の通路11の内
周面とを密に接触させるのが困難であるため、接触熱抵
抗が大きく、熱交換効率が低かった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、熱交換効率を向上できるヒー
トパイプ式ヒートシンクを製造する方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【0006】
【目的を達成するための手段】本発明のヒートパイプ式
ヒートシンクの製造方法は、冷却ブロックと、放熱フィ
ンを有するヒートパイプとを備えたヒートパイプ式ヒー
トシンクを製造する方法において、ヒートパイプは銅又
はアルミニウムでできており、ヒートパイプの一端の外
周面を、溶融状態にあるアルミニウム用のはんだ又はろ
う材の中に浸漬し、超音波振動を加えて上記外周面に上
記はんだ又はろう材を付着させ、ヒートパイプの上記一
端に、耐熱性の多孔質材料からなる中子の一端を嵌挿
し、ヒートパイプの上記はんだ又はろう材の付着部分及
び中子に、鋳造作業によってアルミニウム溶湯を接触さ
せることによって、上記付着部分及び中子をアルミニウ
ムで鋳くるんでなる冷却ブロックを形成し、上記中子を
冷却ブロック内から取出すことによって、冷却ブロック
内にヒートパイプに連通した通路を形成したことを特徴
としている。
【0007】本発明の別のヒートパイプ式ヒートシンク
の製造方法は、冷却ブロックと、放熱フィンを有するヒ
ートパイプとを備えたヒートパイプ式ヒートシンクを製
造する方法において、ヒートパイプは、アルミニウム及
び銅を除く金属でできており、ヒートパイプの一端の外
周面に、予め、銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、ケイ素、
カドミウム、スズ、及びこれらの1種以上を主成分とす
る合金、の内から任意に選択した金属からなるめっきを
施しておき、このめっき部分を、溶融状態にあるアルミ
ニウム用のはんだ又はろう材の中に浸漬し、超音波振動
を加えて上記めっき部分に上記はんだ又はろう材を付着
させ、ヒートパイプの上記一端に、耐熱性の多孔質材料
からなる中子の一端を嵌挿し、ヒートパイプの上記はん
だ又はろう材の付着部分及び中子に、鋳造作業によって
アルミニウム溶湯を接触させることによって、上記付着
部分及び中子をアルミニウムで鋳くるんでなる冷却ブロ
ックを形成し、上記中子を冷却ブロック内から取出すこ
とによって、冷却ブロック内にヒートパイプに連通した
通路を形成したことを特徴としている。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1記載のヒートシンクの製造方法におい
ては、ヒートパイプの一端の外周面は、アルミニウム用
のはんだ又はろう材の中にあるために酸化が阻止され、
活性な状態を維持する。そのため、上記一端の外周面に
対して上記はんだ又はろう材の「ぬれ」が生じ、上記一
端の外周面には、上記はんだ又はろう材が強固に付着し
て上記はんだ又はろう材からなるめっき層が形成され
る。このめっき層は、アルミニウム溶湯に接すると、直
ちに溶解してアルミニウム溶湯中に拡散し消失する。こ
れにより、上記一端の外周面とアルミニウム溶湯とは直
接に「ぬれ」を生じ、上記一端の外周面と冷却ブロック
とは密に接合されることとなる。
【0010】請求項2記載のヒートシンクの製造方法に
おいては、溶融状態にあるアルミニウム用のはんだ又は
ろう材の中にて、ヒートパイプの一端の外周面に予め形
成しためっき部分に、金属間化合物及び酸化物からなる
層が形成される。即ち、めっき部分の形成された上記一
端の外周面は、上記はんだ又はろう材の中において、酸
化が阻止される。超音波振動に伴なうキャビテーション
によって上記めっき部分が剥離していき、それにつれ
て、活性な上記一端の外周面が露出し、この外周面に対
して上記はんだ又はろう材の「ぬれ」が生じ、上記一端
の外周面には、上記はんだ又はろう材の成分とヒートパ
イプの成分とからなる化合物層が形成されるとともに、
その化合物層を介して上記はんだ又はろう材が強固に付
着し、上記はんだ又はろう材からなるめっき層が形成さ
れる。このめっき層は、アルミニウム溶湯に接すると、
直ちに溶解してアルミニウム溶湯中に拡散し消失する。
これにより、上記一端の外周面とアルミニウム溶湯とは
直接に「ぬれ」を生じ、上記一端の外周面と冷却ブロッ
クとは密に接合されることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 (実施例1)図1は本実施例のヒートパイプ式ヒートシ
ンクを示す斜視図、図2は図1のII−II断面図である。
図において、1は冷却ブロック、2はヒートパイプ、3
は放熱フィンである。冷却ブロック1はアルミニウム鋳
物製であり、ヒートパイプ2及び放熱フィン3は銅製又
はアルミニウム製である。
【0012】冷却ブロック1は通路11を有しており、
通路11の入口11aにはヒートパイプ2の一端21が
接合しており、ヒートパイプ2と通路11とは連通して
いる。一端21は図2中のX部分であり、一端21の外
周面と入口11aの壁面とが密に接合している。放熱フ
ィン3は多数枚がヒートパイプ2に直交して並設されて
いる。通路11の、入口11a以外の壁面11bは、微
小な凹凸を多数有している。
【0013】次に、上記構成のヒートシンクの製造方法
について説明する。まず、ヒートパイプ2の一端21
を、図3に示すように、溶融状態にあるアルミニウム用
はんだ4中に浸漬し、超音波振動を適切なホーンを通じ
てヒートパイプ2又は浴7に加える。はんだ4として
は、例えば、95%Zn−5%Alを用いる。なお、は
んだ4の代わりにアルミニウム用ろう材を用いてもよ
い。超音波振動は、周波数18KHzのものを出力50
0Wで8秒間加えた。浴温度は420℃程度とした。こ
の際、次のような反応が生じると考えられる。即ち、ヒ
ートパイプ2の一端21外周面は、はんだ4中にあるた
めに酸化が阻止され、活性な状態を維持する。そのた
め、一端21外周面に対してはんだ4の「ぬれ」が生
じ、一端21外周面には、図4に示すように、はんだ4
が強固に付着してはんだめっき層6が形成される。
【0014】次に、図4に示すように、ヒートパイプ2
の一端21内に、中子10の一端101を嵌挿させる。
中子10は、ヒートパイプ2に連通する通路11と同じ
形状を有しており、耐熱性の多孔性材料でできている。
耐熱性の多孔性材料としては、例えば、珪砂に所定のバ
インダーを加えて混合し焼き固めてなるものが用いられ
る。所定のバインダーとしては、ベントナイト、石炭
粉、デンプン等の、有機物又は無機物が挙げられる。ま
た、中子10として、所謂セラミック中子を用いてもよ
い。
【0015】次に、図4の状態にあるヒートパイプ2の
一端21及び中子10を、図5に示すように、鋳型8内
に設置し、鋳型8内に700℃程度のアルミニウム溶湯
9を注入し、アルミニウム鋳物である冷却ブロック1
(図6)を形成する。この工程において、はんだめっき
層6は、アルミニウム溶湯9に接すると、直ちに溶解し
てアルミニウム溶湯9中に拡散し消失する。これによ
り、はんだめっき層6が形成されていた一端21外周面
とアルミニウム溶湯9との間には直接に「ぬれ」が生じ
ることとなり、冷却ブロック1はヒートパイプ2との間
に隙間を生じることなく形成される。即ち、冷却ブロッ
ク1の通路11の入口11aとヒートパイプ2の一端2
1とは、密に接合される。
【0016】次に、中子10を、図6の状態の冷却ブロ
ック1内から取出す。例えば、中子10を、予め複数の
分割体からなるものとして構成しておき、冷却ブロック
1を形成した後に、冷却ブロック1内で分割し、ヒート
パイプ2を通して外に取出す。中子10は多孔性材料か
らなっているので、その表面には微孔が散在している。
従って、中子10を取出した後の、通路11の壁面11
b(図2)には中子10の微孔に対応した微小な凹凸が
散在している。
【0017】その後、バリ取り等の適当な機械加工を行
なって仕上げる。なお、放熱フィン3は、冷却ブロック
1を形成する前にヒートパイプ2に取付けてもよく、冷
却ブロック1を形成した後に取付けてもよい。
【0018】以上のように、上記製造方法によれば、ヒ
ートパイプ2の一端21外周面に、超音波振動を利用し
てはんだめっき層6を形成し、これにアルミニウム溶湯
9を接触させるようにしたので、一端21外周面に隙間
なく即ち密に接合した冷却ブロック1を形成することが
できる。従って、得られたヒートシンクにおいては、ヒ
ートパイプ2と冷却ブロック1との接合部を通して作動
液が消失することはなく、作動液が冷却ブロック1に直
接接触するので、熱交換効率を向上できる。
【0019】また、上記製造方法によれば、中子10を
利用して冷却ブロック1内の通路11を形成するように
したので、通路11の壁面11bを多数の微小な凹凸を
有するものにできる。従って、得られたヒートシンクに
おいては、通路11の壁面11bにおいてウィックの毛
細管作用に類似の効果を発揮でき、熱交換効率を向上で
きる。
【0020】(実施例2)本実施例のヒートパイプ式ヒ
ートシンクは、ヒートパイプ2の材質が銅及びアルミニ
ウムを除く金属である点が、実施例1と異なっている。
その金属としては、例えば、チタンが用いられる。
【0021】次に、本実施例のヒートシンクの製造方法
について説明する。まず、ヒートパイプ2の一端21の
外周面に、図7に示すように、2μm程度の厚さの銅め
っき層3を形成する。この銅めっき層3を形成するため
のめっき処理は、通常の電気めっき法により行なうこと
ができるが、例えば、次の又はに示す前処理を行な
った後に施すのが好ましい。即ち、一端21を、ギ
酸、酢酸、又はこれらの塩の内の、少なくとも1種を含
有した電解浴中で、10〜300Vの電圧で陽極酸化処
理する、一端21を、フッ化物塩と、カルボン酸又は
カルボン酸塩と、カリウムイオンとを含み、且つpHが
3.5〜7.0の範囲にある水溶液中に浸漬し、一端2
1外周面に、微小ピットと、一端21外周面の酸化を防
止するとともにめっき液中で消失する膜とを形成する。
なお、においては、水溶液中に過酸化水素水を添加し
てもよい。
【0022】次に、一端21の銅めっき層3の部分を、
図8に示すように、溶融状態にあるアルミニウム用はん
だ4中に浸漬し、超音波振動を適切なホーンを通じてヒ
ートパイプ2又は浴7に加える。はんだ4の材料及び超
音波振動の条件は実施例1の場合と同じである。この
際、次のような反応が生じると考えられる。銅めっき層
3とはんだ4との界面においては、金属間化合物及び酸
化物からなる層が形成される。即ち、一端21外周面
は、はんだ4中において、酸化が阻止される。超音波振
動に伴なうキャビテーションによって銅めっき層3が剥
離していき、それにつれて、活性な一端21外周面が露
出し、この一端21外周面に対してはんだ4の「ぬれ」
が生じ、一端21外周面には、図9中の拡大断面図に示
すように、はんだ4の成分とヒートパイプ2の成分とか
らなる化合物層5が形成されるとともに、その化合物層
5を介してはんだ4が強固に接合してはんだめっき層6
が形成される。
【0023】次に、図9に示すように、ヒートパイプ2
の一端21内に、中子10の一端101を嵌挿させる。
中子10は実施例1と同じものを用いている。
【0024】次に、図9の状態にあるヒートパイプ2の
一端21及び中子10を、図5に示す場合と同様に処理
して、冷却ブロック1を形成する。この工程により、実
施例1の場合と同様に、冷却ブロック1の通路11の入
口11aとヒートパイプ2の一端21とが、密に接合さ
れる。
【0025】次に、中子10を、実施例1の場合と同様
に、冷却ブロック1内から取出す。その後、バリ取り等
の適当な機械加工を行なって仕上げる。なお、放熱フィ
ン3は、冷却ブロック1の形成前又は形成後の、いずれ
において取付けてもよい。
【0026】本実施例の製造方法によっても、実施例1
の製造方法と同様に、一端21外周面に隙間なく即ち密
に接合した冷却ブロック1を形成することができる。従
って、得られたヒートシンクにおいても、実施例1のヒ
ートシンクと同様に、作動液の消失はなく、作動液が冷
却ブロック1に直接接触するので、熱交換効率を向上で
きる。
【0027】また、本実施例の製造方法によっても、実
施例1の製造方法と同様に、通路11の壁面11bを多
数の微小な凹凸を有するものにできる。従って、得られ
たヒートシンクにおいても、通路11の壁面11bにお
いてウィックの毛細管作用に類似の効果を発揮でき、熱
交換効率を向上できる。
【0028】なお、本実施例においては、銅めっき層3
の代わりに、アルミニウム、亜鉛、鉛、ケイ素、カドミ
ウム、スズ、及びこれらの1種以上を主成分とする合
金、の内から任意に選択した金属からなるめっき層を形
成してもよい。
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の効果】(1)請求項1記載のヒートシンクの製
造方法によれば、ヒートパイプ2の一端21外周面に隙
間なく即ち密に接合した冷却ブロック1を形成すること
ができ、また、通路11の壁面11bを多数の微小な凹
凸を有するものにできる。従って、熱交換効率を向上で
きるヒートパイプ式ヒートシンクを得ることができる。
【0032】(2)請求項2記載のヒートシンクの製造
方法によっても、ヒートパイプ2の一端21外周面に隙
間なく即ち密に接合した冷却ブロック1を形成すること
ができ、また、通路11の壁面11bを多数の微小な凹
凸を有するものにできる。従って、熱交換効率を向上で
きるヒートパイプ式ヒートシンクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1、2のヒートパイプ式ヒートシンク
を示す斜視図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 実施例1の製造方法の一工程を示す断面図で
ある。
【図4】 実施例1の製造方法の一工程を示す部分断面
図である。
【図5】 実施例1の製造方法の一工程を示す断面図で
ある。
【図6】 実施例1の製造方法の一工程を示す部分断面
図である。
【図7】 実施例2の製造方法の一工程を示す側面図で
ある。
【図8】 実施例2の製造方法の一工程を示す断面図で
ある。
【図9】 実施例2の製造方法の一工程を示す部分断面
図である。
【図10】 従来一般のヒートパイプ式ヒートシンクを
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 冷却ブロック 2 ヒートパイプ 21 (ヒートパイプの)一端 3 放熱フィン 4 (アルミニウム用)はんだ 6 はんだめっき層 10 中子 101 (中子の)一端 11 通路 11a (通路の)入口 11b (通路の)壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−14764(JP,U) 実開 平3−83993(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ブロックと、放熱フィンを有するヒ
    ートパイプとを備えたヒートパイプ式ヒートシンクを製
    造する方法において、 ヒートパイプは銅又はアルミニウムでできており、 ヒートパイプの一端の外周面を、溶融状態にあるアルミ
    ニウム用のはんだ又はろう材の中に浸漬し、超音波振動
    を加えて上記外周面に上記はんだ又はろう材を付着さ
    せ、 ヒートパイプの上記一端に、耐熱性の多孔質材料からな
    る中子の一端を嵌挿し、 ヒートパイプの上記はんだ又はろう材の付着部分及び中
    子に、鋳造作業によってアルミニウム溶湯を接触させる
    ことによって、上記付着部分及び中子をアルミニウムで
    鋳くるんでなる冷却ブロックを形成し、 上記中子を冷却ブロック内から取出すことによって、冷
    却ブロック内にヒートパイプに連通した通路を形成した
    ことを特徴とするヒートパイプ式ヒートシンクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 冷却ブロックと、放熱フィンを有するヒ
    ートパイプとを備えたヒートパイプ式ヒートシンクを製
    造する方法において、 ヒートパイプは、アルミニウム及び銅を除く金属ででき
    ており、 ヒートパイプの一端の外周面に、予め、銅、アルミニウ
    ム、亜鉛、鉛、ケイ素、カドミウム、スズ、及びこれら
    の1種以上を主成分とする合金、の内から任意に選択し
    た金属からなるめっきを施しておき、 このめっき部分を、溶融状態にあるアルミニウム用のは
    んだ又はろう材の中に浸漬し、超音波振動を加えて上記
    めっき部分に上記はんだ又はろう材を付着させ、 ヒートパイプの上記一端に、耐熱性の多孔質材料からな
    る中子の一端を嵌挿し、 ヒートパイプの上記はんだ又はろう材の付着部分及び中
    子に、鋳造作業によってアルミニウム溶湯を接触させる
    ことによって、上記付着部分及び中子をアルミニウムで
    鋳くるんでなる冷却ブロックを形成し、 上記中子を冷却ブロック内から取出すことによって、冷
    却ブロック内にヒートパイプに連通した通路を形成した
    ことを特徴とするヒートパイプ式ヒートシンクの製造方
    法。
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JPH0614764U (ja) * 1991-04-23 1994-02-25 株式会社日本アルミ 電気絶縁型ヒートパイプ

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