JP2613396B2 - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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JP2613396B2 JP62226939A JP22693987A JP2613396B2 JP 2613396 B2 JP2613396 B2 JP 2613396B2 JP 62226939 A JP62226939 A JP 62226939A JP 22693987 A JP22693987 A JP 22693987A JP 2613396 B2 JP2613396 B2 JP 2613396B2
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修朗 河田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として練りがらし、わさび、医薬品、医
薬部外品等のペースト状物を内填させるチューブ容器に
関するものである。
[従来の技術] ペースト状物に代表される流体〜半流体の内填物を内
填させるチューブ容器は、下端部が閉塞されているチュ
ーブ状容器胴部と、該チューブ状容器胴部の上端部に連
続している肩部と、該肩部に連続している口頸部と、前
記口頸部に着脱自在に係合するキャップとで構成されて
いる。
特に嫌気性の内填物を内填させるチューブ容器の場合
には、ガスバリヤー性に対して優れた特性を有している
ことが要求されていることから、金属製のチューブ状容
器胴部を有するチューブ容器が利用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、前記従来の金属製のチューブ状容器胴部を
有するチューブ容器においては、該容器胴部の素材が有
する特性によって優れたガスバリヤー製を具備するもの
の、内填物の押出し特性を備えていることから、チュー
ブ状容器胴部が極めて薄肉の金属箔で形成されている。
従って、金属製のチューブ状容器胴部を有するチュー
ブ容器は、該容器胴部の機械的な物性が悪く、例えば内
填物の充填作業時や消費者によるチューブ容器の取り扱
い時等に容器胴部が破れ易いだけでなく、金属表面に対
する印刷効果が悪く印刷による意匠効果の向上を図り難
い欠点を有する。
又、従来のアルミニウムによるチューブ状容器胴部
は、アルミニウムの表面をバフ等で研磨することによっ
て外表面の艶出しを行なっており、そのための工程が煩
雑である。
これに対して本発明は、金属製のチューブ状容器胴部
を有するものでありながら、チューブ状容器胴部の機械
的な物性が高く、例えば内填物の充填作業時や消費者に
よるチューブ容器の取り扱い時等に容器胴部が破れるこ
とがなく、かつ印刷による優れた意匠特性を有し、しか
も、美麗な金属艶を具備するものであって、外表面の艶
出しのための研磨作業を行なう必要のないチューブ容器
を提供する。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点は、以下の構成による本発明のチューブ
容器によって解決される。
すなわち本発明は、下端部が閉塞されているチューブ
状容器胴部と、該チューブ状容器胴部の上端部に連続し
ている肩部と、該肩部に連続している口頸部と、前記口
頸部に着脱自在に結合するキャップとからなるチューブ
容器において、前記チューブ状容器胴部が、金属製の容
器胴部本体と、該金属製の容器胴部本体の外側表面に熱
接着されている保護層とからなり、前記保護層が、印刷
層を有するポリエチレンテレフタレートフィルム又は延
伸ポリプロピレンフイルムとヒートシール層とが金属蒸
着層を介して積層されてなる積層シートからなり、該積
層シートにおけるヒートシール層の熱溶着能によって、
前記金属製の容器胴部本体に熱接着されてなるチューブ
容器からなる。
上記の構成による本発明のチューブ容器において、金
属製の容器胴部本体と肩部と口頸部とは、これらの全体
が金属製の一体成形体からなるものであっても、あるい
は金属製の容器胴部本体に対して、肩部と口頸部との一
体成形体を接合したものであっても、更には、金属製の
容器胴部本体に対して、肩部と口頸部との各別の成形体
を接合したものであってもよい。
なお、金属製の容器胴部本体に対して、肩部と口頸部
との一体成形体を接合したり、或は金属製の容器胴部本
体に対して、肩部と口頸部との各別の成形体を接合する
場合には、肩部と口頸部との一体成形体や、肩部と口頸
部との各別の成形体は、必ずしも金属製である必要はな
く、これらの成形体は合成樹脂製であってもよい。
本発明のチューブ容器における金属製の容器胴部本体
に熱接着されている保護層は、印刷層を有するポリエチ
レンテレフタレートフィルム又は延伸ポリプロピレンフ
ィルムとヒートシール層とが金属蒸着層を介して積層さ
れてなる積層シートからなり、この積層シートにおける
ヒートシール層の熱溶着能によって、前記金属製の容器
胴部本体に熱接着されている。
なお、印刷層を有するポリエチレンテレフタレートフ
ィルム又は延伸ポリプロピレンフィルムにおける印刷層
は、ポリエチレンテレフタレートフィルム又は延伸ポリ
プロピレンフィルムの表面あるいは裏面のいずれでもよ
い。
又、この印刷層を有するポリエチレンテレフタレート
フィルム又は延伸ポリプロピレンフィルムは、厚さ12〜
100μm程度のものであるが、50μm以上のものが好ま
しい。
印刷層を有するフィルムとしてポリエチレンテレフタ
レートフィルムを使用すると、やや硬い感触のチューブ
容器になり、又延伸ポリプロピレンフィルムを使用する
と、風合いの柔軟なチューブ容器になる。
保護層を形成している積層シートにおける金属蒸着層
としては、通常ポリエチレンテレフタレートフィルムや
ポリプロピレンフィルム等の透明フィルムに金属蒸着を
施したものを使用するが、上記の印刷層を有するポリエ
チレンテレフタレートフィルム又は延伸ポリプロピレン
フィルムの非印刷面に直接形成した金属蒸着層であって
もよい。
印刷層を有するポリエチレンテレフタレートフィルム
又は延伸ポリプロピレンフィルムとヒートシール層とが
金属蒸着層を介して積層されてなる積層シートによる保
護層は、チューブ状をなす金属製の容器胴部本体の外側
表面の全面に熱接着されていることが好ましいが、前記
金属製の容器胴部本体の外側表面の1部分に熱接着され
ていてもよく、或は金属製の容器胴部本体の外側表面と
肩部の外側表面とに亙って熱接着されていてもよい。
[実施例] 以下、本発明のチューブ容器の具体的な構成を実施例
を以って説明する。
実施例1 細首の口頸部と、該口頸部の下端部に連続する円錐台
形状の肩部と、該肩部の下端部に連続し、その下端部が
開放口になっているチューブ状容器胴部本体とからなる
アルミニウム金属製の一体成形体を得た後、前記容器胴
部本体の外側表面に、該容器胴部本体の下方1cmを除い
て、第1図にて符号5で表示される積層シートを、該積
層シート5におけるヒートシール層12を熱接着すること
によって保護層を形成し、更に、前記細首の口頸部に別
製の合成樹脂製キャップを係合した。
続いて、前記チューブ状容器胴部本体の下端部の開放
口から、練りがらしを容器胴部本体内に充填し、更に容
器胴部本体の下端部の開放口を封緘することによって、
本発明の1実施例品であるチューブ容器を得た。
なお、前記積層シート5は、第1図において、裏刷り
印刷層6を有する厚さ40μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム7と、厚さ20μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム8に厚さ2μmのアルミニウム金属蒸着
層9を形成した金属蒸着フィルム10とを、接着剤11によ
って接着した後、金属蒸着フィルム10におけるポリエチ
レンテレフタレートフィルム8面にヒートシール層12を
形成したものである。
実施例2 前記実施例1のチューブ容器に使用した保護層形成用
の積層シート5に代えて、第2図にて符号13で示される
積層シートを使用して保護層を形成することにより、本
発明の別の実施例品であるチューブ容器を得た。
なお、前記積層シート13は、第2図において、表刷り
印刷層14を有する厚さ50μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム15の非印刷面に厚さ2μmのアルミニウム
金属蒸着層16を形成してなる金属蒸着フィルム17を得た
後、この金属蒸着フィルム17における金属蒸着層16面に
ヒートシール層18を形成したものである。
[発明の作用,効果] 本発明は、下端部が閉塞されているチューブ状容器胴
部と、該チューブ状容器胴部の上端部に連続している肩
部と、該肩部に連続している口頸部と、前記口頸部に着
脱自在に係合するキャップとからなるチューブ容器にお
いて、 前記チューブ状容器胴部が、金属製の容器胴部本体
と、該金属製の容器胴部本体の外側表面に熱接着されて
いる保護層とからなり、前記保護層が、印刷層を有する
ポリエチレンテレフタレートフィルム又は延伸ポリプロ
ピレンフィルムとヒートシール層とが金属蒸着層を介し
て積層されてなる積層シートからなり、該積層シートに
おけるヒートシール層の熱溶着能によって、前記金属製
の容器胴部本体に熱接着されているチューブ容器からな
る。
従って、本発明のチューブ容器においては、チューブ
状容器胴部をなす金属製の容器胴部本体の外側表面に、
印刷層を有するポリエチレンテレフタレートフィルム又
は延伸ポリプロピレンフィルムとヒートシール層とが金
属蒸着層を介して積層されてなる積層シートによる保護
層が、前記積層シートにおけるヒートシール層の熱溶着
能によって熱接着されているため、金属製の容器胴部本
体を利用しているにも拘らず、該チューブ状容器胴部の
機械的特性が良好である。
このため、本発明のチューブ容器は金属製の容器胴部
本体を利用するものでありながら、例えば内填物の内填
作業時や消費者によるチューブ容器の取り扱い時等に容
器胴部が破れることがない。
又、本発明のチューブ容器は、保護層を使用している
積層シートにおける印刷層の意匠効果に基づく優れた意
匠特性が得られる。
更に本発明のチューブ容器には、保護層に使用してい
る積層シートにおける金属蒸着層の艶が現出されている
ので、バフ等の研磨による外表面の艶出しを行なうこと
なく良好な金属光沢を有するものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明のチューブ容器の保護層と
して使用する積層シートのそれぞれ異なる実施例品を示
す模型断面図である。 5:保護層用の積層シート、 6:印刷層、 7:ポリエチレンテレフタレートフィルム 8:ポリエチレンテレフタレートフィルム 9:アルミニウム金属蒸着層 10:金属蒸着フィルム 11:接着剤 12:ヒートシール層、 13:保護層用の積層シート、 14:印刷層 15:ポリエチレンテレフタレートフィルム 16:アルミニウム金属蒸着層 17:金属蒸着フィルム 18:ヒートシール層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部が閉塞されているチューブ状容器胴
    部と、該チューブ状容器胴部の上端部に連続している肩
    部と、該肩部に連続している口頸部と、前記口頸部に着
    脱自在に結合するキャップとからなるチューブ容器にお
    いて、 前記チューブ状容器胴部が、金属製の容器胴部本体と、
    該金属製の容器胴部本体の外側表面に熱接着されている
    保護層とからなり、 前記保護層は、印刷層を有するポリエチレンテレフタレ
    ートフィルム又は延伸ポリプロピレンフイルムとヒート
    シール層とが金属蒸着層を介して積層されてなる積層シ
    ートからなり、該積層シートにおけるヒートシール層の
    熱溶着能によって、前記金属製の容器胴部本体に熱接着
    されていることを特徴とする チューブ容器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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