JP2612751B2 - 繊維の抗菌処理法 - Google Patents

繊維の抗菌処理法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水難溶性である抗菌剤の3,4,4′−トリク
ロロカルバニリドを繊維に固着させ、すぐれた耐久性の
ある抗菌性を有する繊維を得る方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より病院、その他サニタリー分野での病原菌の感
染防止を目的としたカーペット、マット、シーツ、カー
テン、フトン類への抗菌性付与、あるいは靴下、タイツ
類への防臭効果を目的とした抗菌性付与の検討が進めら
れている。
しかしながら、その抗菌性は持続性に乏しく、加工直
後は優れた効果を発揮するものの、繰り返し洗濯等によ
り抗菌効果が失われる欠点を有していた。
更に又特定の抗菌剤を使用した繊維製品は燃焼時に人
体に有害なダイオキシン等の発生があって、実用上極め
て危険でその安全面からの問題点が指摘され、安全で且
つ耐久性のある抗菌性を有する繊維製品の開発が強く要
望されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
抗菌性付与繊維製品、特にポリエステル、ポリアミ
ド、アクリル繊維など、熱可塑性合成繊維の抗菌性付与
繊維製品としては着用中の洗濯にも耐久性を得る恒久性
を有し、且つ、着用して肌に直接触れても皮膚障害を起
こさないこと、あるいは廃棄燃焼等により、有害物質を
発生させない安全性を有することが最大の課題である。
更に又抗菌性の付与方法が容易で経済的に有利で安価
に実施出来ること、即ち抗菌剤を可及的少量使用しても
所期の効果を発揮させ得る様に、抗菌剤を効率的に繊維
に付着させる方法が望まれる。
そして抗菌処理した繊維製品が非処理品に比較して、
風合硬化や、黄変などのないことが強く望まれる。
本発明者等はかかる要望される特性を兼備した抗菌性
繊維を得る方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、3,4,4′−トリクロロカルバニリド
(A)、多価アルコール又はその誘導体(B)及びポリ
オキシエチレン系非イオン界面活性剤(C)が一般式
〔I〕及び〔II〕を満足する組成比で含まれてなる乳化
分散水性液を用いて熱可塑性合成繊維に(A)を少なく
とも0.1重量%付与し熱処理することを特徴とする繊維
の抗菌処理法にある。。
0.02≦X<0.2 ・・・・〔I〕 0.8 ≦Y≦0.4 ・・・・〔II〕 〔式中、Xは(A),(B)及び(C)の混合物におけ
る(A)の重量比、Yは(B)に対する(C)の重量比
を示す。〕 本発明で用いる抗菌剤の3,4,4′−トリクロロカルバ
ニリド(A)は優れた抗菌性を有する反面、人体に対す
る薬害が極めて小さく又燃焼時に発生するガス中にダイ
オキシンの発生も認められず安全性が非常に高いもので
ある。
即ち抗菌剤で加工された繊維を、家庭洗濯で塩素漂白
処理したのち約600℃で燃焼し、その発生ガスをキャピ
ラリーGC−MSで分析した結果本発明で用いられる3,4,
4′−トリクロロカルバニリド(A)はダイオキシンの
発生が全くないことを確認している。
本発明は3,4,4′−トリクロロカルバニリド(A)と
多価アルコール又はその誘導体(B)とポリオキシエチ
レン系非イオン界面活性剤(C)を主成分とする非常に
すぐれた乳化分散水性液を用いて繊維を処理する方法で
あるが、繊維に耐久性を有する抗菌性を付与するために
は3,4,4′−トリクロロカルバニリド(A)は繊維に対
し少なくとも0.1重量%付与させることが必要で、更に
好ましくは0.2〜2.0重量%の範囲が、繊維の風合を損な
うことなく又加工コストの面からも好ましい。
本発明における抗菌剤の3,4,4′−トリクロロカルバ
ニリド(A)の付着率の測定は試料約10gをソックスレ
ー抽出器でメタノールで2時間抽出し、抽出後メスフラ
スコにてメタノールで100mlにして高速液体クロマトグ
ラフで定量分析することで可能である。
更に本発明は3,4,4′−トリクロロカルバニリド
(A)と同時に多価アルコール又はその誘導体(B)と
ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤(C)を用い
る必要がある。
多価アルコール又はその誘導体(B)は3,4,4′−ト
リクロロカルバニリド(A)の溶解剤としての機能と繊
維に対するキャリヤー効果を有している。そしてポリオ
キシエチレン系非イオン界面活性剤(C)は当然のこと
ながら、水に難溶性である3,4,4′−トリクロロカルバ
ニリド(A)を多価アルコール又はその誘導体(B)に
溶解させて、良好な乳化分散水性液を得るために不可欠
であって、同時にこの非イオン性界面活性剤(C)が繊
維に対するキャリヤー効果を有するものであることが更
に好ましい。
本発明において好ましく用いられる多価アルコール又
はその誘導体(B)としてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、エチレングリ
コールジエチルエーテル、エチレングリコールイソプロ
ピルエーテル、フェニールグリコール、フェニールエチ
レングリコール、フェニールプロピレングリコール、エ
チルヘキシルグリコール等を挙げることが出来る。そし
て、2−エチルヘキシルグリコール、フェニルエチレン
グリコール及びトリエチレングリコールは溶解剤として
の機能ばかりでなく、繊維に対する親和力を高めるキャ
リヤー効果にも優れ、特に好しく用いられる。
一方、ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤
(C)としては良好な乳化分散水性液を維持する力と同
時に繊維に対するキャリヤー効果を有するものが好まし
く用いられ、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニールエーテル、
ポリオキシエチレンアルキルナフチルエーテル、ポリオ
キシエチレン化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアビュチ
ルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコールエチレンジアミ
ン、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タントリ脂肪酸エステル等を挙げることが出来る。
そしてその中でポリオキシエチレンアルキルエーテル
のアルキル基のC数が12〜18でエチレンオキサイドのモ
ル数が20〜30及びポリオキシエチレンアルキルフェニー
ルエーテルのアルキル基のC数が8〜12でエチレンオキ
サイドのモル数が10〜30のものが、良好な乳化分散性と
同時に繊維に対する親和力を高める効果もあり特に好ま
しく用いられる。
次に本発明の重要なもう一つの点は水難溶性の3,4,
4′−トリクロロカルバニリド(A)を如何にして良好
な乳化分散水性液にするかと云うことであり、そのため
には前述の如く一般式〔I〕及び〔II〕を満足させるこ
とが必要である。
一般式〔I〕は(A),(B)及び(C)の混合物中
の3,4,4′−トリクロロカルバニリド(A)の占める割
合重量比を示し、数値が小さい程、乳化分散性が高い良
好な水性液が得られ、逆にその数値が0.2より大きくな
ると若干乳化分散性は低下する代りに3,4,4′−トリク
ロロカルバニリド(A)の占める割合が上昇するので、
混合物の一定使用量においては抗菌性能及びその洗濯耐
久性等は上昇する。又乳化分散性をあまり高くすると界
面活性剤成分が繊維に多く残存することになり、後の熱
処理工程での発煙、更に残存した場合染色堅牢度の低
下、皮膚刺激性などの悪影響がある。従って本発明の場
合0.02〜0.2の範囲に3,4,4′−トリクロロカルバニリド
(A)の重量比を設定する必要がある。
次に一般式〔II〕は多価アルコール及びその誘導体
(B)に対するポリオキシエチレン系非イオン界面活性
剤(C)の必要な重量比を示すものであるが、両者の性
能が極端に片寄ることは好ましくない。即ち、前述のY
が0.8より小さくなることは乳化分散性が低下し、又1.4
より大きくなると乳化分散性は高くなるが、3,4,4′−
トリクロロカルバニリド(A)の濃度を上げることが困
難になり実用上制限されるなどの悪影響が発生する。従
って本発明の最も重要なポイントであるすぐれた乳化分
散水性液を得るには前述の如く一般式〔I〕及び〔II〕
の条件を満たす組成比とすることによってはじめて達成
される。
次に本発明で適用される繊維としては熱可塑性合成繊
維であって、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリア
クリロニトリル系等に代表される合成繊維を意味し、そ
の形状は布帛、糸、原綿、トウいづれの形状についても
適用される。特に通常のポリエステル繊維はイオン性を
持たないためポエエステル繊維に優れた耐久性を付与す
ることは従来困難であったが、例えば3,4,4′−トリク
ロロカルバニリド10重量%、2−エチルヘキシルグリコ
ール45重量%、ポリオキシエチレンオニルフェニルエー
テル45重量%からなる混合物にその濃度が100g/にな
るように水を加えた乳化分散水性液を用い、ポリエステ
ル繊維加工糸織物にパッドニップ法で絞り率80%で3,4,
4′−トリクロロカルバニリド(A)を0.8重量%付与し
乾熱150℃で20分処理した。この処理された織物を繰り
返し10回、家庭電気洗濯機を用いて洗濯した後でも優れ
た抗菌性能を有するポリエステル繊維織物が得られる。
本発明の3,4,4′−トリクロロカルバニリド(A)を
含む乳化分散水性液での処理には、浸漬方式、パッドニ
ップスチーム方式、パッドニップドライ方式等いづれの
方式でも適用可能であり、その時の熱処理温度の好適範
囲は処理する熱可塑性合成繊維によって異なるがいづれ
も各方式における織物の染色と同じ温度をそのまゝ適用
することで可能である。
〔実施例〕
以下本発明を実施例によって説明する。なお実施例中
%owfは対繊維重量%を意味する。
実施例1 ソルーナ(三菱レイヨン(株)製ポリエステル繊維)
セミダル150d/48f、2ヒーター加工糸を用いてインター
ロック組織の編地を作成した。
この編地を下記条件で染色し、水洗、ソーピングして
乾燥後、第1表に示す条件でパッドニップドライ法で抗
菌処理を行ない、同表に示す如く抗菌性能並びにその他
の加工性能を得た。
染色条件; ダイアニックスブルーBG−FS(三菱化成社製、C.I.ディ
スパースブルー73) 2.0%owf ディスバーTL(明成化学(株)製アニオン界面活性剤)
0.6%owf 酢酸 0.5%owf 浴比 1:40 12℃×60mm ソーピング条件; スコアロール#700(花王(株)非イオン界面活性剤)
0.5g/ 浴比 1:40 70℃×20mm 即ち本発明によるNo.1、2、5、8の混合物は殆んど
完全に溶解し、加工時の工程安定性及び得られた加工品
の抗菌性と染色堅牢度も実用上全く問題がない優れた性
能を得ることが出来た。しかし比較例のNo.3は抗菌剤
(A)の繊維への付着率が0.1重量%とかなり低いので
処理上りでの抗菌性は認められるが、通常の家庭洗濯後
の抗菌性能、即ち洗濯による耐久性は全くないものであ
った。一方No.4は抗菌剤(A)の繊維への付着率はNo.3
と同じであるが、加工時の熱処理工程での発煙性が大き
いことと、染色堅牢度特に湿摩擦項目で1−2級と実用
性に乏しいものであった。
No.6の条件は抗菌剤(A)の組成比が非常に高く室温
では完全に溶解せず従って乳化分散水性液の浴安定性も
非常に劣るものであった。No.7及びNo.9の条件は完全に
溶解しているものの、No.7の乳化分散水性液の浴安定性
が劣り、No.9は湿摩擦染色堅牢度の劣るものしか得られ
ず実用性に乏しいものであった。
1) 混合物の性状 2) 乳化分散水性液の性状 3) 発煙性 4) 抗菌性 5) 湿摩擦染色堅牢度 JIS L−0849準拠 5級(良好)−1級(劣る) 実施例2 ナイロン15d使いパンティストッキングを下記条件で
ベイジュ色に染色し水洗後柔軟処理と同時に抗菌剤を併
用して乾燥及び熱セットを行った。
柔軟、抗菌処理条件; ペネソフターN−65(里田化工社製ノニオン系柔軟剤)
1 %owf 抗菌剤混合物 1.5%owf X=0.1,Y=1.0 浴比 1:50、40℃×20分 得られたパンティストッキングの(A)の付着率は0.
15%owfで風合、タッチは通常のものと全く同じでこれ
を黄色ブドウ状球菌によるハローテストで評価した結
果、処理上りで5mm、家庭洗濯による20回後で2mmのハロ
ー効果を有する抗菌性能を確認した。
実施例3 ポリエステル、セミダル6d×100万トータルデニール
トウの製造ラインにおける最終仕上工程で、下記条件で
処理液を滴下し、64mmにカットして160℃で20分熱処理
する布団綿用の加工工程で処理した。
抗菌剤含有混合物条件; X=0.125、Y=1.33 処理液条件; 混合物の濃度 50wt%水溶液 処理浴の滴下条件; トウの走行スピード 80m/分 滴下量 700g/分(7.95%owf) 得られたポリエステル綿に付着した(A)の付着率は
0.5%owfであり、カードで解綿し掛布団を作成した。こ
れを家庭洗濯機で丸洗いを通常の方法で3回行ない中綿
の一部を取り出して黄色ブドウ状球菌によるハローテス
トを行った結果、2mmのハロー効果を有する抗菌性を確
認した。
実施例4 アクリル繊維ブライト2d×51mmとコットンの混紡率が
50/50(wt%)の2/52メートル番手の原糸を下記の条件
で染色と同時に抗菌処理を行ない敷布団の平織物を経糸
ポリエステル150d/48f使いで目付300g/m2になるように
緯糸使いで作成した。
染色及び抗菌処理条件; 1) チーズ染色 カロチンブルーKGLH(保土谷化学社製カチオン染料)0.
2%owf カチオゲンPAN(第一工業製カチオン界面活性剤)1.0%
owf 抗菌剤混合物 2.0%owf X=0.1、Y=1.0 酢酸/酢酸ナトリウム 2/0.5%owf 浴比 1:15 100℃×30分 2) 水洗 3) 柔軟 タフロンS−15(第一工業社製カチオン系柔軟剤)2%
owf 浴比 1:15 40℃×15分 4) 乾燥 90℃×60分 得られた敷布の(A)の付着率は0.19%owfで風合、
タッチは通常のものと全く同じで、染色堅牢度も実用上
全く問題ないものであった。この敷布を黄色ブドウ状球
菌によるハローテストを行った結果、処理上りで4mm、
家庭洗濯による20回後で1.5mmのハロー効果を有する抗
菌性能を有していた。
実施例5 単繊維繊度2dのアクリル繊維トウの製造ラインにおけ
る延伸水洗工程と延伸乾燥(140℃)工程との間に、処
理浴を設け、処理浴中の下記組成の混合物の乳化分散水
性液の濃度が常に第2表に示す濃度となるよう乳化分散
水性液を追加しながら、処理浴中80℃でアクリル繊維ト
ウにで抗菌処理を行った。3,4,4′−トリクロロカルバ
ニリド(A)の繊維付着率を第2表に示した。
混合物; 3,4,4′−トリクロロカルバニリド(A) 10wt% 2−エチルヘキシルグリコールのエチレンオキサイド4
付加物(B) 45 〃 ポリオキシエチレンラウリルエーテル(C) 45 〃 なお、(A)の繊維の付着率及び洗濯100回後の繊維の
付着率は、所定量の処理繊維をジメチルホルムアミドの
溶解、メタノール中に滴下し、繊維成分のみを沈澱、除
去し、上澄み液中の(A)の量を液体クロマトグラフィ
ーにより定量して求める方法に拠った。
〔発明の効果〕 本発明の抗菌処理法は、繊維に抗菌剤を効率的に付着
せしめ得るため供給薬剤量が少量で効果を発揮し、染色
と同時処理も可能であり、工程負荷が少いなど極めて低
コスト化が可能であり、また処理物の風合、染色性等に
も悪影響は及ぼさず、高耐久性を維持し得るものであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3,4,4′−トリクロロカルバニリド
    (A)、多価アルコール又はその誘導体(B)及びポリ
    オキシエチレン系非イオン界面活性剤(C)が一般式
    〔I〕及び〔II〕を満足する組成比で含まれてなる乳化
    分散水性液を用いて熱可塑性合成繊維に(A)を少なく
    とも0.1重量%付与し熱処理することを特徴とする繊維
    の抗菌処理法。 0.02≦X<0.2 ・・・・〔I〕 0.8 ≦Y<1.4 ・・・・〔II〕 〔式中、Xは(A),(B)及び(C)からなる混合物
    における(A)の重量比、Yは(B)に対する(C)の
    重量比を示す。〕
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