JP2612728B2 - 光学式スイッチ - Google Patents

光学式スイッチ

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JP2612728B2
JP2612728B2 JP62506391A JP50639187A JP2612728B2 JP 2612728 B2 JP2612728 B2 JP 2612728B2 JP 62506391 A JP62506391 A JP 62506391A JP 50639187 A JP50639187 A JP 50639187A JP 2612728 B2 JP2612728 B2 JP 2612728B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は選択した光ファイバを光学的に整合させる
スイッチ機構に関する。
従来の技術 周知の電磁光学スイッチの一つの形式においては、第
1および第2の光ファイバのそれぞれの第1および第2
の端部分が互いに側方運動できるように装架され、光学
端面が異なるスイッチ位置において光学的に整合しかつ
該整合から外れるようになっており、前記ファイバ端部
分がそれぞれの強磁性金属担持ブロックに形成された溝
内に例えば接着剤によって固定され、前記ブロックの一
方は通常は静止し、他方は運動可能にしてスイッチ接極
子を形成する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかるブロックを高精度に加工しかつ
装架しもって端部ファイバの光学端面を精確に整合させ
て望ましくない伝送損失を回避する必要がある。そのう
え、前記ブロックは比較的重く、さらに、戻しばねが通
常接極子ブロックをスイッチの開位置に復帰させかつ保
持することが必要となる。これらの要因はスイッチの全
体的複雑さ、寸法および製造費に関係する。
課題を解決するための手段 本発明によれば、第1光ファイバの端面を、略平行に
配置した第2及び第3光ファイバの端面に選択的に整合
させる光学式スイッチにおいて、 前記第1、第2、及び第3光ファイバの前記端面を含
む自由端部を受承し、前記第2及び第3光ファイバの軸
方向に対して直角方向に摺動可能なスイッチ板を具え、
前記スイッチ板が摺動すると前記スイッチ板が前記第2
又は第3光ファイバをその軸方向に摺動させ、これによ
り、前記第1光ファイバに当接整合している前記第2又
は第3の光ファイバを前記第1光ファイバから離隔して
整合を解除し、前記第1光ファイバに整合すべき前記第
3又は第2の光ファイバを前記第1光ファイバに当接整
合させて、前記第1光ファイバの前記第2又は第3光フ
ァイバの一方への整合を他方へ切り替えることを特徴と
する光学式スイッチが与えらる。
本発明の別の構成によれば、接極子がスイッチ運動で
きるように装架された第1ファイバの端部分に電気めっ
きされた金属被覆を含んだ光学スイッチが与えられる。
この金属被覆は光ファイバに弾力特性を供し該ファイバ
は弾力的偏圧位置に保持されスイッチ光ファイバの光学
的整合性を増大させる。ファイバを被覆する適当な方法
が、本発明者による欧州特許出願第83303028.1号に開示
されている。この被覆はファイバに一定の厚さに付着さ
れて同心性が得られるので、ファイバ端部分をスイッチ
運動によって静止ファイバと光学的に整合しかつ該整合
から外れるように容易に装架することができる。
さらにこのスイッチは第1と第2の光ファイバおよび
第1と第3の光ファイバを整合させるための整合装置を
含み、該整合装置は第2および第3のファイバを、これ
らの端面がほぼ同一方向に面するように、受承する2個
の溝を含む。第1ファイバは該2個の溝の間で第2光フ
ァイバまたは第3光ファイバと整合しかつ該整合から外
れるように運動することができる。前記2個の溝に関し
て案内される作動板および前記第1ファイバの自由端か
ら離隔した位置に該第1ファイバを保持する装置を含む
作動装置が設けられ、前記作動板が光ファイバの長さに
関して横方向に運動する時に、ある長さの光ファイバが
前記溝の内部で自由に運動して第2および第3のファイ
バと整合しかつ該整合から外れるようになる。
又、前記整合装置は、第2または第3の光ファイバを
軸線方向に沿って運動させて第1光ファイバとの当接関
係を外し、その後に対向端面を横方向運動させるととも
に、第2または第3の光ファイバを、それぞれの対向端
面が整合した時に当接させる装置を含有する。第2また
は第3の光ファイバを軸線方向に運動させるための好ま
しい実施例は、第2または第3光ファイバの端部の周り
にバンド部分およびスイッチ板部材の一側縁に凹部を備
え、前記第2および第3の光ファイバのバンド部分が前
記スイッチ板の前記側縁に対してばね負荷状態にあると
ともに1個のバンド部分だけがスイッチ板の一部におけ
る凹部と整合する。スイッチ板が横方向に運動すると第
1光ファイバが第2または第3の光ファイバと光学的に
整合しまた該整合から外れるとともに前記凹部がカム運
動して第2または第3の光ファイバを第1光ファイバと
の当接関係から外す。スイッチ板のこの凹部は、第2光
ファイバまたは第3光ファイバを運動させて第1光ファ
イバとの当接関係を外した後に第1光ファイバと第2光
ファイバまたは第1光ファイバと第3光ファイバとの2
つの対向端面を横方向に運動させるような形状を有す
る。
さらに、ファイバの端部を電気めっきすることによっ
て該ファイバを機械的または電磁的の装置によってスイ
ッチ作動させることができる。スイッチを磁気的に作動
させる場合には、スイッチ作動できるように装架された
第2光ファイバの端部分上に電気めっきされた強磁性金
属被覆を含む接極子を有する磁気作動光学式スイッチが
備えられる。これによればファイバを担持するための比
較的大形の強磁性金属ブロックを必要とすることが回避
されるとともに、前記被覆が該ファイバ上に一定厚さに
容易に付着されて同心的に形成されるので、ファイバ端
部は、スイッチ作動により静止ファイバと光学的に整合
しかつ該整合から外れるように容易に装架することがで
きる。
上記磁気作動方式においては、第2光ファイバが光学
面から離隔した位置において支持体に固定され、金属被
覆は光学面と前記固定位置との間のファイバ部分に沿っ
て延在し、該被覆はファイバにある程度の弾性を付与す
るようになっているので、前記ファイバ部分はビームば
ねとして作用する第1スイッチ位置に本質的に偏圧さ
れ、付加的な戻しばねを必要とすることなしに該第1ス
イッチ位置に戻るようになっている。第3および第4の
被覆端部分はそれぞれ第1および第2のファイバ端部と
同一方向に並列して延在するように固定され、これらの
光学端面は同一面内にあって第2および第4のファイバ
端部は磁場によって、第3および第4のファイバ端部だ
けの光学面が光学的に整合する位置から、第1および第
4のファイバ端部と第2および第3のファイバ端部とが
それぞれ光学的に整合する位置へ共に移動することがで
きる。
実施例 以下に本発明の好ましい実施例を図面を参照しつつ説
明する。
第1図は本発明の光ファイバスイッチの斜視図にし
て、光ファイバ100a−100dを相互接続する複数個のスイ
ッチ接続を含む。特に、スイッチ位置は第2A−第2D図に
略示され、光ファイバ100a−100dが中間光ファイバ92に
よって相互接続される。この光ファイバスイッチは各端
に2本の光ファイバ100a,100bと、反対端に2本の光フ
ァイバ100c,100dとを含み、第2A−2D図に示すように4
個のスイッチ位置をとることができ、従って、このスイ
ッチはツーバイツー(2×2)スイッチと呼ばれる。
本発明のスイッチを第3図に関して詳細に説明する。
スイッチ2は2個の同形の、すなわち雌雄同体のスイッ
チハウジング半体4,4′を含み、このように両ハウジン
グ半体の詳細を図示しているが一方の半体だけについて
説明する。他方のハウジング半体は一方の半体について
説明するとの同一の部材または特性を含むものと理解さ
れたい。また、第2スイッチハウジング半体は、第1ス
イッチハウジング半体の同様な部材を指示するために各
番号にプライム符号が付されていることに注目された
い。先ず、スイッチハウジング半体4′に関し、第1端
部は半円筒形の光ファイバ受入れトラフ8′を備えた面
6′を含むことに注目されたい。U字形の凹部10′がト
ラフ8′の端部近くで各トラフ8′ごとに形成される。
隆起面16′がスイッチハウジング半体4′の中心近くに
あるとともに凹部18′が両隆起面16′の中間にある。凹
部44′,42′が面18′に延入し、該凹部の機能について
は詳細に後述する。スイッチハウジング半体4′の第2
端部は側壁22′,26′によって境界を限られたスイッチ
面20′と、該側壁の中央に、かつスイッチハウジング半
体の軸線方向中心線に沿って対称的に位置する突出部2
8′とを含有する。ここで特に第4図において、突出部2
8が側壁30、第1端壁32、および第2端壁34とを有する
ことに注目されたい。再び第3図において、突出部28′
が該突出部の軸線方向中心線に沿う凹部36′と、後述す
るように、スイッチハウジング半体4′の中心に向って
収斂する2個のV形溝38′とを有する。さらに、突出部
28′は凹部44′に関して凹部42′と対称的に位置する凹
部40′を有する。側壁22′が両側縁に近接して戻り止め
用切欠き24′を有することに注目すべきである。さら
に、スイッチハウジング半体4′は2個の光ファイバ受
入れトラフ52′を含む面50′を有する第2光ファイバ受
入れ端部を含有する。各トラフ52′はU字形凹部54′を
有する。
スイッチ板60′は第1側壁62′と、戻り止め突起66′
を含む反対向きのばね指片64′とを含有する。さらに、
スイッチ板60′は内部側壁68′と内部端壁70′,72′と
を有する。これらの内部側壁68′および内部端壁70′,7
2′は共同して空所を形成し、スイッチハウジング半体
4′の面20′上の突出部28′を受入れるようになってい
ることに注目されたい。さらに、スイッチ板60′は側壁
62′に沿って該側壁の中央に凹部74′を有する。また、
スイッチ板60′は該板の上面から起立する2個のピン7
6′を有する。
さらに第3図は、スイッチ組立体2が光ファイバコネ
クタ102a−dを有する光ファイバ100a−dを含有し、該
ファイバの自由端104a−dが前記コネクタの端部から延
出することを示す。このコネクタは本発明者の米国特許
第4,435,038号および第4,669,820号に開示された形式の
ものでもよい。一つのコネクタについて記載しているけ
れども、ファイバの周りにバンド部分を設けてスイッチ
ング作用の要求に応じてさらに剛性を付加させることも
できる。前述したように、光ファイバは外部が金属めっ
きされて弾力性を付与される。このために、めっきされ
た光ファイバを含むものがしばしば光学針と称される。
スイッチ組立体2はスイッチ板60,60′をそれぞれの
突出部28,28′の上方にかつ側壁22,26の間に配置するこ
とによって組付けられる。スイッチ板60,60′は、側壁2
2,26の間に配置された時に、ばね指片が、前記スイッチ
板60の側壁62をスイッチハウジング半体4の側壁26に対
して偏圧するような弾力的偏圧状態にあるように形成さ
れる。次に、一体形成された挿入体90を有する中間光フ
ァイバ92が板4の中心の凹部44内に配置され、光ファイ
バ92の自由端はスイッチ板60の2個のピン76の間に通さ
れる。また、挿入体86,88が同時に、それぞれの凹部40,
42内に挿入される。ハウジング半体4′が挿入体88,86,
90の上方にそれぞれ凹部40′,42′,44′を有して該挿入
体を固定保持することに注目されたい。さらに、スイッ
チハウジング半体4′はトラフ8,52の上方にそれぞれ相
補的トラフ52′,8′を有する。各スイッチハウジング半
体は錠止腕110,110′と、錠止面114,114′を含む相補的
凹部112,112′とを有して2個のハウジング半体を互い
に錠止する。
2個のハウジング半体4,4′を互いに錠止した後に光
ファイバコネクタ102a−dが重合トラフによって形成さ
れた開口から滑入され、それぞれの光ファイバ端部104a
−dがV形溝38内に配置される。前記コネクタは前記開
口内に、光ファイバ端部が挿入体86,88の間にかつV形
溝38,38′の間にあるように、配置される。前述したよ
うに、V形溝38は内方に収斂し、光ファイバの外面は金
属材料でめっきされるので光ファイバ自由端部104a,104
bはV形溝38内でばね偏圧される。
2個のハウジング半体が互いに組合わされ、コネクタ
102a−dが挿入された後に、U字形の保持ばね106を、
一端において凹部10,54′、他端において凹部10′,54に
よって形成されたばね受入れ孔内に配設することができ
る。第6図に示すように、凹部10′は後面12′を有し、
凹部54は後面56を有する。従って、U字形のばね106は
光ファイバコネクタ102a−102dの一端および後面12′,5
6に対してばね偏圧される。前記コネクタおよびこれと
一体の光ファイバは、ハウジング半体を分解することな
しに、取外しおよび再挿入が可能であることが組付け手
続から理解できよう。このように取付けたスイッチにつ
き、操作を詳細に説明する。
第4図において、突出部28の端壁32がスイッチ板60の
端壁72に近接し、スイッチ板の内部端壁70が突出部28の
端壁34から離隔している下方位置にあるスイッチ板60が
図示される。スイッチ板60が反対方向、すなわち第5図
に示すような壁34,70の面間隔の程度の位置に運動でき
ることに注目されたい。また、戻り止め24の対は、スイ
ッチ板が上方位置または下方位置に運動した時に、ばね
指片64上の戻り止め突起66が戻り止め24のほぼ内部に位
置するように隔置されることに注目されたい。第4図に
示すように、中間光ファイバ92はスイッチ板上の2個の
ピン76の間に配置され、これによって光ファイバ92は突
出部のV形溝38内で弾力的偏圧状態に保持されて、光フ
ァイバ自由端部104cと中間光ファイバ92の2個の端面を
当接状態にするようになっている。
本発明の重要な点は、スイッチ板60が傾斜面77を有す
るカム状凹部74を有し、このカム状凹部74によって光フ
ァイバコネクタ102a−dがそれぞれのトラフ内で軸線方
向に運動することができ、光ファイバ自由端部104a−d
の端面が光ファイバ92の端面に対して当接し又は離隔し
て光ファイバの軸方向に摺動できるようになっているこ
とである。
光ファイバの両端面が当接関係にあることは信号の光
伝送にとって重要である。しかしながら、当接する光フ
ァイバが整合関係から外される際に、もし該光ファイバ
の端面が互いに当接しているならば、2本のファイバの
横方向運動が該ファイバの光学端面を傷つけることがあ
るので、端面の耐久性が損なわれる。
カム状凹部74は傾斜面77を有してカム状の湾曲面とな
っているので、スイッチ板60をコネクタ102cまたは102d
の軸方向に対して垂直方向に摺動させると、前記傾斜面
77はコネクタ102cまたは102dの一端に配設したばね装
置、すなわちばね106のばね圧に抵抗しつつコネクタ102
cまたは102dの他端を押してコネクタ102cまたは102dを
軸方向に摺動させ、或いはばね圧によって前記他端のカ
ム状凹部74への進入を許容しつつコネクタ102cまたは10
2dを軸方向に摺動させ、いずれかのコネクタを光ファイ
バ92と当接し整合するか、又はその整合関係から外す作
用をする。
例えば、第4図は、コネクタ102cがコネクタ102dより
前方に位置し、コネクタ102cの前記他端がスイッチ板60
のカム状凹部74内にあることを示す。このときは光ファ
イバ自由端部104cの端面が中間光ファイバ92の端面と当
接することができる。しかし、スイッチ板60が第5図に
示される位置へ向って上方へ運動すると、カム面74はコ
ネクタ102cを後方へ運動させ、光ファイバ自由端部104c
の端面と光ファイバ92の端面とが相互に横方向運動する
前に該両端面の当接整合関係を外す。スイッチ板60が第
5図に示すように完全上方位置にまで運動すると、光フ
ァイバコネクタ102dは凹部74の内部に運動し光ファイバ
自由端部104dの端面が光ファイバ92の端面と当接し整合
するように運動することができる。
第6図および第7図は、U字形の保持ばねが、コネク
タの端部において一定の内向き力を保持するように、凹
部10,54によって形成された孔内にどのようにして接地
されるかを図解する。第6図は、第4図に示される位置
の光ファイバコネクタ102cの位置を説明し、第7図は、
第4図に示される光ファイバコネクタ102dを説明する。
ばね指片64は、側壁62が側壁26に当接するように、ス
イッチ板60をハウジング半体4内に保持することが有利
である。この際、戻り止め24およびばね指片64が積極的
な錠止位置を有する。凹部74に近接する方の、コネクタ
102c,102dの端部は該凹部74と現実に非接触関係にあ
る。この際、光ファイバ自由端部104c,104dの端面は中
間の光学針の光学面の端面を軸線方向に弾力的に加圧す
る。このように、2個の光学針組合い面が軸線方向に弾
力的に加圧され、このためこの配置構成では許容差が大
きくなる。光ファイバ自由端部104a−dの端面は、中間
の光ファイバ92の両端部がそれぞれのピン76,76′の位
置で幾分自由に運動するので、余分の長を有することが
できる。しかしながら、めっき光ファイバは前記2個の
端面を弾力的に加圧するので、該端面は常に相互に偏圧
される。
第1図に明示されるように、2個のハウジング半体は
スイッチ板60,60′の端壁78,78′に近接できる開口を有
し、該スイッチ板を、2個のハウジング半体4,4′によ
って形成されたスイッチハウジングの外部の装置によっ
て作動させることができる。同時かつ瞬間的スイッチ作
動を必要としない場合に、単純なスイッチ作動を実施し
ようとする時は、スイッチ板60は、作業者の手作動によ
ってスイッチ操作ができるように凹部を貫通して突出す
るタブを単に備えるだけでよい。しかしながら、かなり
長い光ファイバケーブルが新たに伝送線に挿入される場
合のように、もし同時かつ瞬間的スイッチ作動が必要な
時は、スイッチ2は、無線制御機構によって作動される
ソレノイドような電気機械式スイッチ機構を備えるのが
よい。この際、両端部におけるスイッチは瞬間的に作動
されてファイバ内の伝送損を排除する。
本願発明のスイッチの実施例では光ファイバの外面を
金属めっきする場合があり、かかるスイッチにおいては
以前には得られなかったいくつかの利点を有する。スイ
ッチ媒体として光学針を使用することによって、スイッ
チング質量が最小となって反撥力の小さい高速スイッチ
作動が可能となる。さらに、光学針を使用することによ
って、該光学針は、別の圧縮部材を必要とすることな
く、該光学針を正確に整合溝内に保持するばね力が付与
される。
別の利点は光学針のすぐれた整合特性、要するにすぐ
れた相互接続に関する。光学針は、先ず第1に、光ファ
イバがめっき付き直径と同心的となるように精確にめっ
きされる。従って、複数のファイバの中心線は各ファイ
バをV形溝のような整合部材内に配置することによって
精確に整合するようになる。第2に、ファイバは、外部
めっきの一部として凸状端面を備えることによって、フ
レネル損失のような反射損失を消去するように作製する
ことができる。あるいは、光学針はその端部に反射防止
被覆を、該被覆の一端からファイバに凹部を形成するこ
とによって設けることができる。接着剤のような成分を
含む別のコネクタについては、該接着剤が、光学針の耐
えられる高温に耐えられないので、前記被覆を形成する
ことは不可能である。
光学針をスイッチ媒体として使用することによって、
マンホールの両側でスイッチ動作できるような2連スイ
ッチを作成することができる。これは光学針の両端が有
する整合特性による。実際のところ、このスイッチにつ
いての前記損失を全スイッチについて1デシベル以内に
維持することができる。
本発明の別の実施例が第8図に示され、1本の光学針
の代りに、典型的にはリボンファイバケーブルと呼ばれ
る列状の光学針がスイッチ媒体として使用される。簡単
化のために、第8図はスイッチの切断部分のみを示す
が、ハウジング半体204,204′は同形のものである。
この実施例においては、光ファイバ204a−dと接触し
また接触から外れる数本の中間光学針292が使用され
る。突出部228は複数本の光学針をそれぞれ受入れて光
ファイバ端部を中間光ファイバ292の端部と整合させる
V形溝を備える。ハウジング半体204は列状光ファイバ
を受入れる各形溝208を備え、該光ファイバはリボンフ
ァイバケーブル用コネクタ、または単に数本のファイバ
を内部に融着させるか接着剤で固定させた接続箱によっ
て相互接続される。他のすべての点では、第2実施例は
第1実施例と同一であるが、もちろんハウジングは複数
本の光ファイバを受容するように若干修正される。
中間光学針が金属材料でめっきされる結果として、該
中間光学針は該針の運動を制御するために磁石を使用す
ることができる。
第9図および第10図に示すようにさらに別の実施例に
おいては、電磁スイッチが、中央部において光ファイバ
整合溝313を装架する基板312を支持する外側の長方形ハ
ウジングフレーム11を含む。前記溝は第1側壁314、第
2側壁315と、床316とを有するとともに光ファイバの端
部分の直径の3倍に等しい正確な幅を有する。
電磁石319のソレノイド318が前記溝に近接して該溝の
中央領域から垂直に延びるように前記基板に装架され、
巻き線は基板中の切欠き320内に受入れられる(第11図
および第12図)。
電気めっきされて一定厚さの強磁性金属被覆を形成す
るとともに前記特許出願に記載されたように両端に光学
面を備えた4本の個別の光ファイバ321−324が前記フレ
ーム内に装架される。被覆ファイバ321,323は各々の一
端が側方に離隔してフレーム311に固定され、さらに前
記ハウジングの外部に延び出して、前記特許出願に記載
された方法を使用して、それぞれ加入者すなわち作業所
および回路網リングのファイバに接続または着脱可能に
プラグ差込みされる。これらのファイバの他端部分は溝
313の一端に入り、床316に沿って同一方向に延びかつ光
学端面を同一面内にあるようにして並列に当接し、さら
にファイバ321の端部分が溝壁314と床316との間の隅部
と当接するようにして前記溝内に固定される。
被覆ファイバ322,324は一端が同様に側方に離隔して
フレーム311に固定され、さらにハウジングの外部に延
び出して、それぞれ加入者すなわち作業所および回路網
リングのファイバに同様に接続または着脱可能に直接に
接続される。これらのファイバの他端部分は前記溝の他
端に入って互いに接合するとともに同一方向にかつ光学
端面を同一面内にあるようにして並列に当接するように
床316に沿って延びる。被覆ファイバは硬い弾力性を有
し、前記2本のファイバはウィシュボーンばねの形状を
有するとともに接合端が前記溝の側壁315に向って側方
に偏圧され、ファイバ322の端部分は、第9図および第1
1図に示されるように側壁315と床316との間の隅部に当
接する。この状態においては、スイッチは開いており、
ファイバ323,324の光学面だけが整合し、ファイバ323が
エミッタにしてファイバ324がレシーバである回路網リ
ングはファイバ321,322に接続される加入者すなわち作
業所を除いて閉じられる。これは第13図に示された回路
状態である。
電磁石を操作すると、ファイバ322,324の端部分が、
ファイバ324の端部分が側壁314における隅部に当接する
迄、前記溝を横切って運動する。この状態、すなわちス
イッチの閉状態においては、加入者すなわち作業所は、
第12図および第14図に示すようにそれぞれファイバ321,
324および322,323の光学面が光学的に整合するために、
回路網リング中に接続されすなわち組込まれる。
溝幅が精確な寸法を有するので、ファイバは両方のス
イッチ位置において精確に光学的に整合し、接合面の伝
送損失が最小となるとともに、スイッチ構造は極めて単
純にして小型であり、部品が少なく、経済的に製作され
る。付加的な利点は、被覆端部分が相補形状のコネクタ
に直接プラグ差込みするに充分な寸法と力とを有するの
で、このスイッチをコネクタとして使用できることであ
る。
以上の如く本発明の実施例について説明したが、これ
は本発明の範囲を制限するものではなく変形乃至は変更
が可能である。
発明の効果 本発明の光学式スイッチによれば、第1光ファイバの
端面を略平行配置した第2及び第3光ファイバの端面に
選択的に整合させる光学式スイッチにおいて、整合され
たファイバ同士を軸方向に離しつつ整合解除させ、新た
に整合されるファイバ同士を軸方向に近づけて整合させ
るよう、第2及び第3光ファイバの配列方向へのスイッ
チ板の摺動動作に応じて第2及び第3光ファイバを軸方
向に摺動可能に構成したので、ファイバの光学端面を傷
つけることなく短時間に光ファイバの整合を切り替える
ことができ、多数回の動作に対しても十分な耐性を有し
光ファイバの整合時に安定した光学的接続を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は組立てられたスイッチの斜視図、 第2A−2D図は光ファイバ間のスイッチ構成の概略図、 第3図は光ファイバスイッチの諸構成部材の詳細を示す
分解斜視図、 第4図は下方位置にある中間光ファイバを示す一スイッ
チ端の拡大図、 第5図は前記中間光ファイバを上方位置に移動させた第
4図と同様な図面、 第6図および第7図は第4図および第5図に示す切換え
運動中に前方および後方へ運動する時の光ファイバコネ
クタの各位置を示し、 第8図はリボン状光ケーブルの形式の数本の光ファイバ
を切換え媒体として使用する別の実施例のスイッチを示
し、 第9図は開位置における電磁スイッチの概略平面図、 第10図は第9図に示す電磁スイッチの側面図、 第11図は電磁スイッチの破截斜視図、 第12図は閉位置における電磁スイッチの破截斜視図、 第13図は閉位置における電磁スイッチの回路図、 第14図は開位置における電磁スイッチの回路図である。 60,60′……スイッチ板 92……第1光ファイバ(中間光ファイバ) 100a,100c……第2光ファイバ 100b,100d……第3光ファイバ 104a,104c……第2光ファイバの自由端部 104b,104d……第3光ファイバの自由端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1光ファイバの端面を、略平行に配置し
    た第2及び第3光ファイバの端面に選択的に整合させる
    光学式スイッチにおいて、 前記第1、第2、及び第3光ファイバの前記端面を含む
    自由端部を受承し、前記第2及び第3光ファイバの軸方
    向に対して直角方向に摺動可能なスイッチ板を具え、 前記スイッチ板が摺動すると前記スイッチ板が前記第2
    又は第3光ファイバをその軸方向に摺動させ、これによ
    り、前記第1光ファイバに当接整合している前記第2又
    は第3の光ファイバを前記第1光ファイバから離隔して
    整合を解除し、前記第1光ファイバに整合すべき前記第
    3又は第2の光ファイバを前記第1光ファイバに当接整
    合させて、前記第1光ファイバの前記第2又は第3光フ
    ァイバの一方への整合を他方へ切り替えることを特徴と
    する光学式スイッチ。
JP62506391A 1986-10-07 1987-09-21 光学式スイッチ Expired - Lifetime JP2612728B2 (ja)

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GB8624001 1986-10-07
GB868624001A GB8624001D0 (en) 1986-10-07 1986-10-07 Optical switch
GB8719478 1987-08-18
GB878719478A GB8719478D0 (en) 1987-08-18 1987-08-18 Optical switch

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JPH02501332A JPH02501332A (ja) 1990-05-10
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JP (1) JP2612728B2 (ja)
DE (2) DE3785359T2 (ja)
WO (1) WO1988002869A1 (ja)

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DE3751669D1 (de) 1996-02-15
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