JPH09133842A - テープファイバコネクタ積層体の接続治具と接続方法 - Google Patents

テープファイバコネクタ積層体の接続治具と接続方法

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JPH09133842A
JPH09133842A JP7289024A JP28902495A JPH09133842A JP H09133842 A JPH09133842 A JP H09133842A JP 7289024 A JP7289024 A JP 7289024A JP 28902495 A JP28902495 A JP 28902495A JP H09133842 A JPH09133842 A JP H09133842A
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美紀夫 堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のMTコネクタを密に収容するため積層
すると、多段のコネクタのピン穴に能率良くピンを挿入
することが困難であることが主な原因となって、多段の
コネクタの積層体を短時間に、精度良く接続することが
困難であった。 【解決手段】 ピンをフェルール積層体のピン穴に対向
する位置に配列して支持する配列支持手段(15)と、
配列支持されたピンを、対向するピン穴の方向に押圧す
る押圧手段(30)とからなり、配列支持手段は、ピン
を挿通する複数の挿通孔(16)と、この挿通孔と平行
に配列支持手段を移動させるための係合壁部(26)を
有してなり、複数のピンが配列支持手段の挿通孔に挿通
支持され、係合壁部と係合した押圧手段が、ピンをフェ
ルール積層体のピン穴方向に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者系光通信網
の構築に用いられるコネクタ、特にMTコネクタが積層
された光コネクタの積層体の接続治具およびこの接続治
具を用いた複数のコネクタの一括接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広域に亘り多数の会社あるいは個
人の加入者間を結ぶ通信回線のための大規模な光通信網
の構築が進められている。このような光線路の構成にお
いては、実装される光ファイバの心線数が膨大であるた
め、4心ないし8心のテープファイバを採用した高密度
実装ケーブルが使用されている。
【0003】光通信網の構築のためには、これら多数の
高密度実装ケーブルのテープファイバを、高密度に、し
かも接続特性の優れた信頼性の高いコネクタの検討が進
められてきた。現在、多心のテープファイバの接続に
は、MTコネクタと呼ばれる突き合わせ接続形のコネク
タが用いられている。
【0004】図6は、一例として、4心のテープファイ
バを接続するMTコネクタ構成を示す。MTコネクタ1
は、ピン嵌合方式のプラスチック製多心コネクタであ
り、予め、テープファイバ2a、2bを装着した2個の
フェルール3a、3bを、精密に作製されたピン2本
4、4を、同様に精密に作られたピン穴4a、4aに挿
入することにより位置決めして突き合わせ、クリップ6
によってフェルール3a、3bの外側から圧接挟持し、
突き合わせされた光ファイバの接続部に一定の押圧を掛
けて安定な接続状態を確保する構造とされている。
【0005】テープファイバ2a、2bから口出しされ
た光ファイバ5、5は、前記MTコネクタ1の両側のフ
ェルール3a、3bに穿設された微細孔に挿入される。
そして、これらの光ファイバ5、5を接着剤により固定
した後、接続端面を研磨し、さらに該接続端面の表面に
屈折率整合剤を塗布する。このように光ファイバ5、5
を装着した両フェルール3a、3bをガイドピン4、4
によって位置決めして当接させ、その後両フェルール3
a、3bの外側からクリップ6によって圧接することに
よって、テープファイバは接続される。
【0006】上記のように、MTコネクタは、テープフ
ァイバを少ない光損失で、繰り返し接続替えも可能な信
頼性の高いコネクタである。しかし、例えば1000心
のテープファイバを接続するためには、8心のテープフ
ァイバにより構成されているとすると125個のMTコ
ネクタによる接続が必要となる。このため、例えば、5
個のMTコネクタを積層し、一括接続するコネクタの導
入が計画されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に優れた繰り返し接続性を有するMTコネクタを多数の
テープファイバの接続に利用するためには、解決すべき
いくつかの課題がある。MTコネクタの接続作業は、前
記のように、端面の研磨清掃、整合剤の塗布、嵌合ピン
の挿入、接合作業、クリップの装着の順に行われる。従
来の一個単位にMTコネクタの接続作業を行うと、一個
のMTコネクタの接続作業に約2分を要し、上述の、8
心のテープを使用した1000心の光ファイバケーブル
場合、接続が完了するためには、4時間以上の時間が必
要であった。
【0008】この接続時間を短縮するため、MTコネク
タを積層し一体化されたスタッカブルコネクタと呼ばれ
る一括接続用コネクタが試作された。しかし、この種の
スタッカブルコネクタは、接続後、一体化されて保持さ
れるため、後分岐あるいは接続替え等で、再接続を行う
場合、光ケーブル間でコネクタを入れ換えることが必要
で、一体型ではコネクタの切り離しに対応できない問題
があった。
【0009】一方、一体型のコネクタにおいては、位置
決めに用いられる複数の小型のピンを対向する小径のピ
ン穴に挿入する作業が困難であり、この挿入作業に多く
の時間を要することが問題であった。
【0010】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、複数のMTコネクタが一体化され、高密度に
収納可能な一体形コネクタを構成し、このコネクタが後
分岐等による再配置に対応可能であり、かつ迅速に接続
を行うため、複数の積層されたピンを対向するフェルー
ルのピン嵌合穴中に能率よく、正確に挿入可能な一括接
続型テープファイバのMTコネクタ接続治具及び接続方
法を提供することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成および手段を採用した。すなわ
ち、請求項1に記載のテープファイバを装着した一方の
フェルール積層体(A)に位置合わせ用のピン(4)を
一括して挿入する一括挿入治具は、前記ピンを、前記フ
ェルール積層体のピン嵌合孔に対向する位置に、配列し
て支持する配列支持手段(15)と、前記配列支持手段
により、配列支持されたピンを、平行に押圧する押圧手
段(30)とを備え、前記配列支持手段(15)は、ピ
ンを挿通する複数の挿通孔(16)、フェルールが挿入
される凹部(19)、および前記押圧手段の係合する係
合壁部(26)を有してなり、前記複数のピンが配列支
持手段の挿通孔に挿通支持され、前記配列手段の係合壁
部と係合した押圧手段が前記ピンを互いに平行に押圧す
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項2に記載の一括挿入治具を用
いたテープファイバ積層体の一括接続方法は、前記配列
支持手段(15)のピン挿通孔(16)にピン(4、4
・・)を挿通することによりピンを配列支持しその後、
前記配列支持手段の係合壁部に、前記押圧手段(30)
の係合凹部を係合させて前記配列支持手段に被着し、そ
して、前記配列支持手段に挿通されたピンがピン穴に当
接する位置まで移動させた後、前記押圧手段を押し出す
ことにより、前記フェルール集合体のピン穴内にピンを
押し込み、さらに、前記配列支持手段および前記押圧手
段を、前記フェルール積層体から前記ピンを前記フェル
ール積層体内に残して退動させた後、該ピンを有する一
方のフェルール積層体(A)に、他のフェルール積層体
(B)を、前記ピンを挿入することにより接続すること
を特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明のテープファイバ積層
体の接続治具および同治具を用いた接続方法の実施の形
態を、図1から図5を参照して説明する。図中、符号A
は、5個のMTコネクタのフェルールが積層されたフェ
ルール積層体である。この実施の形態に用いられるフェ
ルール積層体Aは、既にテープファイバTから口出しさ
れた光ファイバをそれぞれ装着したMTコネクタの5個
のフェルール3a、3a・・が簡易筐体10によって5
個集積された集積体Fとされている。簡易筐体10は、
プラスチック製であり、図1に示されるように、フェル
ール3aの全長に対してテープファイバ装着側の約1/
2の長さ、5個のフェルールを一括して被包する筐体で
ある。なお、この簡易筐体10は、フェルールのテープ
ファイバ装着端面の一部をも包んでいる。
【0014】本実施の形態に用いられているコネクタ接
続治具は、前記図6に示したMTコネクタのフェルール
3a、3a・・5個を積層し、簡易筐体10中に収容し
たフェルール積層体Aに、位置合わせ用のピン4、4・
・を一括して挿入するための配列支持手段15と配列支
持手段15に支持されているピン4、4・・を、支持さ
れた相互の位置を維持しつつ互いに対向するピン穴の方
向に押圧する押圧手段30からなってる。そして、これ
ら治具によって、一方のフェルール積層体Aに挿入され
たピン4、4・・を、他方のフェルール積層体Bのピン
穴4b,4b・・に一括挿入することにより接続し、コ
ネクタ積層体とする。
【0015】フェルール積層体Aの個々のフェルール3
a、3a・・は、それぞれ、2本のピン穴4a、4aを
有するので、積層されたフェルール集合体Fには、10
個のピン穴に、10本のピン4、4・・を挿入すること
になる。ピン4、4・・の外径は、0.7mmであり、
この細いピン4を僅かなクリアランスのピン穴4aに挿
入するためには、ピン4、4・・を配列して位置決め可
能な配列支持手段としての内部ユニット15と、位置決
めされた状態のピン4、4・・をピン穴4a、4a・・
に平行に一括して押し込む押圧手段としてのエンドユニ
ット30が用いられる。
【0016】図1は、ピン4、4・・をフェルール積層
体Aのピン挿入孔4a、4a・・に挿入する準備とし
て、前記フェルール積層体Aに対向して、ピン4、4・
・が位置決め治具である内部ユニット15のピン貫通孔
16に配列支持された状態を示している。
【0017】図2に示す内部ユニット15は、フェルー
ル積層体Aのピン穴4a、4a・・にピン4、4、・・
を挿入するため、ピン穴4a、4aに対向する位置に正
確に位置合わせされた挿通孔16、16・・が形成され
た一体の治具である。また、この内部ユニット15のフ
ェルール集合体Aに対向する前面18には、隔壁20に
よって仕切られた5個の穴部19、19・・が設けら
れ、これら穴部19内には、フェルール積層体Aの各フ
ェルール3a、3a・・が挿入される。そして、前記穴
部19、19・・の内面に設けられた凹部21、21・
・は屈折率整合剤を収容するポケットとされている。
【0018】これら凹部21、21・・内に、予め屈折
率整合剤を塗布しておくことにより、ピン4、4・・を
押し込んだときに、各フェルール3a、3aの先端がこ
れら凹部21、21・・に達し、光ファイバが露出する
接続部に屈折率整合剤が、自動的に塗布される。
【0019】前記内部ユニット15のピン貫通孔16
は、孔径が0.7mmとされている。この孔径はピン
4、4・・に対して,0.005mm以下のクリアラン
スであり、かつ、貫通孔16の軸方向の距離は、5mm
と設定されている。このため、貫通孔に挿通されたピン
は、移動に必要なクリアランスが確保される。また、貫
通孔16、16・・は、対向するフェルール積層体Aの
ピン穴と合致する位置に正確に穿設されているので、貫
通穴16、16・・に挿通されたピン4、4・・は、ピ
ン穴4a、4a・・に正しく位置合わせされる。なお、
前記図2に示す、内部ユニット15の前面18の反対側
に突設されている壁部は、後述する押圧手段であるエン
ドユニット30と係合する係合壁部26とされている。
【0020】図3は、押圧手段であるエンドユニット3
0を示す。エンドユニット30は、断面矩形の箱状体で
あって、その前面31は開口部とされ、後面32には、
前記内部ユニット15の後面から突設された係合壁部2
2が摺動自在に挿通される断面角形の角形孔33が設け
られている。そして、エンドユニット30は、内部ユニ
ット15にピン4、4・・を装着した状態で、内部ユニ
ット15にかぶせられ、ピン4、4・・を一括して押し
出す役割を持つ。このため、エンドユニット30には、
内部ユニット15は、前記角形孔33に内部ユニットの
係合壁部22が挿通された状態で、エンドユニット30
を係合壁部16に沿って摺動させて押し出す。なお、図
1に示した2点鎖線は、ピン4、4・・が挿通された内
部ユニット15にかぶせられたエンドユニット30の内
面30aを示しており、エンドユニット30の角形孔3
3には、内部ユニット15の係合壁部26が挿通されて
いる。
【0021】次に、図5を用いて、フェルール集合体F
にピン4、4・・を挿入する手順に付いて説明する。な
お、図5は、フェルール積層体Aの一つのフェルール3
aの両側のピン穴4a、4aにピン4、4が挿入される
手順を断面図として示している。 1)テープファイバ2a、2a・・が装着されたフェル
ール3a、3aの5個が、簡易筐体10に挿入されてフ
ェルール集積体Aを構成する。そして、フェルール集積
体Aが、載置台(図示されていない)上に載置される。
なお、載置台は、前記フェルール積層体Aが載置された
状態で、内部ユニット15内に配列支持されたピンと位
置合わせされるように調整されている。
【0022】2)ピンの配列支持手段である内部ユニッ
ト15の挿通孔16、16・・に、ピン4、4・・を挿
通する。内部ユニット30の挿通孔16の挿通幅の長さ
は5mm,挿通孔16から後方へのピン4、4・・の突
き出し長さは約5mm、挿通孔の前方へは突き出さず、
個々のフェルールが挿入される穴部19の底面までとさ
れている。そして、前記穴部19の底面の凹部21内に
屈折率整合剤が塗り込められる。 3)その後、挿通されたピン4、4・・を含む内部ユニ
ット15の後部の係合壁部16をエンドユニット30の
角形孔33に挿通し、エンドユニット30を内部ユニッ
ト15に被着する。
【0023】4)前記フェルール集積体Aが一方に載置
されている載置台の他方に、フェルール集積体Aに対向
してエンドユニット30が被着された内部ユニット15
を載置する。この状態で、ピン4、4・・は、対向する
ピン穴4a、4aに位合わせされている。 5)この状態で、図5(a)に示すように、フェルール
集合体Aの各フェルール3a、3a・・を、内部ユニッ
ト15の穴部19、19・・内に押し込み、ピン4、4
・・の先端はフェルール3a、3aのピン穴4a、4a
を覗く位置とされる。
【0024】6)その後、エンドユニット30をフェル
ール集合体Aの方向に押し込むことにより、ピン4、4
・・をフェルール積層体A中のピン穴4a、4aに挿入
する(図5(b))。この時エンドユニット30は内部
ユニットの係合壁部と外側面に案内されるため、ピン
4、4・・がピン穴4a、4aに平行に押し込まれる。 7)ピン4、4・・がピン穴4a、4a内に押し込まれ
た後、エンドユニット30の角形孔33から突き出して
いる内部ユニット15の係合壁部16を引くことによ
り、ピンをフェルール積層体に残して、エンドユニット
30を被着した内部ユニット15をフェルール積層体A
から取り外す。(図5(c))。その後、エンドユニッ
ト30が被着された内部ユニットは取り外される(図5
(d))。
【0025】8)別に、テープファイバを装着して準備
されたフェルール集合体Bを、前記エンドユニット30
を装着した内部ユニット15の位置に、交代載置して、
フェルール積層体Aに前記フェルール集合体Bを、前記
ピン4、4・・を、のピン穴3b,3b・・に一括挿入
して接続する。こうして、フェルール積層体の一括接続
が完了する。そして、接続完了後、簡易筐体の上からク
リップによって両フェルール積層体を圧接する。
【0026】上述の手順によって、一対のテープファイ
バを両側に接続した5個のMTコネクタ1、1・・を積
層した積層体Cがとなる。なお、上記のフェルール積層
体へのピンの挿入のために、フェルール積層体およびエ
ンドユニットを装着した内部ユニットは共に載置台上に
おいて対向し、ピンを挿入したが、この載置台は、常盤
もしくは光学的ベンチに相当するものでよく、特に限定
されない。
【0027】前記のコネクタ集合体Cの接続方法を用い
ることにより、次のような効果が得られている。すなわ
ち、本接続方法を用いることにより、8x5=40心の
光ファイバを約2分で接続することができる。従って、
例えば、1000心の光ファイバケーブルの接続は、1
時間以内に接続を完了することができる。また、ピンを
ピン穴に正確に打ち込むことにより、接続による光特性
が変動が少ない、信頼性の高い接続が可能となった。一
方、5段のコネクタはそれぞれ、簡易筐体によって積層
されているため、必要に応じて、積層体を分離し、新し
い組み合わせの積層体とすることが可能であった。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のテ
ープファイバ積層体の接続治具によれば、複数のテープ
ファイバを装着したフェルール積層体のピン穴に正確に
位置合わせされたピン挿通孔を有する内部ユニットに予
めピンを挿通させ、同内部ユニットの案内壁に沿ってエ
ンドユニットを摺動させて、前記ピンを前記ピン穴に挿
入することにより、ピンを一括してフェルール積層体
に、短時間で挿入することができる。また、位置合わせ
のためのピンが正確に挿入可能であるため、個々のコネ
クタによる接続特性の変動がなく、MTコネクタの持つ
低光損失、高信頼性接続がどのコネクタにおいても再現
された。
【0029】一方、簡易筐体を圧接挟持するクリップを
取り外すことにより、容易にコネクタ積層体を個々のコ
ネクタに分離することが可能であり、このため、接続替
え、分岐などの後接続に容易に対応することができる。
請求項2に記載の接続法によれば、前記内部ユニットお
よびエンドユニットを簡素な載置板上に載置して用いる
ことにより、コネクタ積層体の接続において、最も時間
を要する、フェルール積層体のピン穴へのピンの挿入を
極めて短時間内に一括して行うことが可能であった。
【0030】上記の、フェルール積層体を接続治具を用
いて一括接続する方法を採用することにより、例えば、
1000心の光ファイバケーブルの接続を、従来の単独
のコネクタを用いる方法に比較して、1/5以下の作業
時間で完了することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフェルール積層体のピン穴にピンを
一括挿入するための接続治具とフェルール積層体の配置
を示す配置図である。
【図2】 本発明の一括接続のための接続治具の一部で
ある内部ユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一括接続のための接続治具の一部で
あるエンドユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】 本発明の一括接続のための接続治具によりフ
ェルール積層体にピンが挿入された状態を示す説明図で
ある。
【図5】 本発明の一括接続治具によるピン挿入の手順
を示すピン挿入方法の説明図である。
【図6】 テープファイバ接続のためのMTコネクタの
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
A…フェルール積層体、4…ピン、15…ピン配列支持
手段(内部ユニット)、16…ピン挿通孔、19…フル
挿入穴部、26…係合突起部、30…ピン押圧手段(エ
ンドユニット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 美紀夫 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープファイバを装着した一方のフェル
    ール積層体(A)に位置合わせ用のピン(4)を一括し
    て挿入する一括挿入治具を用いたテープファイバコネク
    タ積層体の接続治具であって、 前記ピンの軸線と垂直な平面内で、フェルール積層体の
    ピン穴(4a)と同一の配置で前記ピンを支持する配列
    支持手段(15)と、 該配列支持手段を移動自在に支持するピン押圧手段(3
    0)とからなり、 前記配列支持手段(15)は、ピンを軸方向へ移動可能
    に支持する挿通孔(16)と、該挿通孔(16)と平行
    に前記配列支持手段(15)を移動させるための係合壁
    部(26)を有してなり、 前記複数のピンが前記配列支持手段の挿通孔に挿通支持
    され、該配列手段の係合壁部と係合した押圧手段が、前
    記ピンを互いに対向する前記フェルール積層体のピン穴
    方向に押圧することを特徴とするテープファイバコネク
    タ積層体の接続治具。
  2. 【請求項2】 テープファイバを装着した一方のフェル
    ール積層体に、位置合わせピンを一括して挿入する一括
    挿入治具を用いたテープファイバ積層体の一括接続方法
    であって、 前記配列支持手段(15)のピン挿通孔(16)にピン
    (4、4・・)を挿通し、その後、 前記配列支持手段の係合壁部に、前記押圧手段(30)
    の係合凹部を係合させて前記内部ユニットに被着し、そ
    して、 前記配列支持手段に挿通されたピンがピン穴に当接する
    位置まで移動させ、 その後、前記押圧手段を押し出すことにより、前記フェ
    ルール集合体のピン穴内にピンを押し込み、さらに、 前記配列支持手段および前記押圧手段を、前記フェルー
    ル積層体から前記ピンを前記フェルール積層体内に残し
    て退動させた後、 該ピンを有する一方のフェルール積層体(A)に、他の
    フェルール積層体(B)を、前記ピンを挿入することに
    より接続することを特徴とするテープファイバコネクタ
    集積体の一括接続方法。
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