JP2612183B2 - セルロース誘導体およびその製造方法 - Google Patents

セルロース誘導体およびその製造方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規セルロース誘導体およびその製造方法
に関する。
[従来の技術] 従来、セルロース誘導体としては、セルロースとビニ
ル化合物とをアルカリ触媒の存在下でマイケル付加反応
をさせて得られる種々のセルロース誘導体が知られてい
る。このようなセルロース誘導体は、例えば、セルロー
スをアクリロニトリルと反応させて得られるシアノエチ
ルセルロース、アクリル酸と反応させて得られるカルボ
キシエチルセルロース誘導体、セルロースをビニルスル
ホン酸と反応させて得られるスルホエチルセルロース誘
導体等が公知である。また、アルカリセルロースに二硫
化炭素を気相反応させて得られるセルロースキサントゲ
ン酸ナトリウム(セルロースザンテート)は、ビスコー
スレーヨンやセロファンの製造等に用いられる繊維工業
で重要なセルロース誘導体として公知である。これらの
セルロース誘導体では、セルロースの水酸基の一部また
は全部が置換基によって置換されている。
また、吸水性の高いセルロース誘導体を製造するため
には、一般には、置換基の種類や置換度を調節したり、
水溶性のセルロース誘導体を架橋によって水不溶化する
という方法が知られている。しかし、従来の方法で製造
されるセルロース誘導体は、粒状のものがほとんどで、
これを繊維状や膜状に成形することが困難である。すな
わち、成形方法が複雑であり、成形物も吸水時の強度の
低下が著しいという欠点があり、用途が限定されてい
る。
[本発明が解決しようとする問題点] 従来法によって製造される吸水性セルロース誘導体
は、上記したように粒状のものがほとんどであり、これ
を繊維状や膜状に成形することが困難であり、成形され
たとしても、吸水時に強度が低下するという欠点があ
る。
本発明の目的は、これら従来法によるセルロース誘導
体の欠点を解消することにあり、高吸水性であり、繊維
状、膜状および球状粒子(多孔質および非多孔質)に容
易に成形が可能な、用途の広いセルロース誘導体および
その製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明が採った手段は、
下記の構成からなる。すなわち、ザンタイド架橋を有す
るシアノエチルセルロースという新規なセルロース誘導
体を製造することによる。
第1図は、本発明のセルロース誘導体の製造工程の原
理図であり、その概要は、次のようになる。
(1)セルロースを水酸化ナトリウム(NaOH)で処理し
てセルロースのナトリウム塩(アルカリセルロース)に
する。
(2)経路1では、アルカリセルロースと二硫化炭素
(CS2)とを気相反応させて、セルロースキサントゲン
酸ナトリウム(セルロースザンテート)を製造し、さら
に、これを水酸化ナトリウムの水溶液中でアクリロニト
リル(CH2=CH−CN)と反応させて反応生成物1を得
る。
(3)経路2では、アルカリセルロースとアクリロニト
リルとを水酸化ナトリウムの水溶液中で反応させて、シ
アノエチルセルロースを製造し、さらに、これを二硫化
炭素と水酸化ナトリウムの水溶液中で反応させて反応生
成物1を得る。
(4)上記(2)および(3)のようにして製造した反
応生成物1を酸化剤によって酸化して本発明の反応生成
物2を得る。
反応生成物2は、ザンタイド架橋によって架橋結合し
たシアノエチルセルロースであるが、シアノエチル基
(−CH2CH2CN)の一部は加水分解されてカルバモイルエ
チル基(−CH2CH2CONH2)またはカルボキシエチル基
(−CH2CH2COOH2)に変化する場合もある。
この加水分解反応は、生成物1のアルカリ溶液中にお
いて進行するので、反応物1の製造直後に架橋処理を行
ってアルカリを中和すれば、シアノエチル基が全く加水
分解されていない生成物2を得ることは容易にできる。
また、反応物1のアルカリ溶液を凍結あるいは低温化に
保存すれば、シアノエチル基の加水分解を引き起こすこ
となく安定保存が可能である。また、これとは逆に生成
物1のアルカリ溶液中のアルカリ濃度を上げたり、溶液
を加温したり、溶液を長時間放置したりして加水分解を
進行させることも可能である。すなわち、アルカリ溶液
のアルカリ濃度や温度および反応時間等を調節すること
によって、任意の加水分解度を選択することが可能であ
る。
したがって、本発明のセルロース誘導体である生成物
2は、次のような一般式で表される。
上記の式中、Xは水素(H)、シアノエチル基(−CH2C
H2CN)、カルバモイルエチル基(−CH2CH2CONH2)、ま
たはカルボキシルエチル基(−CH2CH2COOH)およびザン
タイド架橋基 nはグルコースユニットの繰り返し数を表し、Xがザン
テート基の場合には、ザンタイド架橋を形成して有す
る。本発明のセルロース誘導体である生成物2の特質を
規定する重要なパラメーターは、シアノエチル置換度お
よびザンタイド架橋度である。これらは、生成物2の窒
素(N)および硫黄(S)の含有率(重量パーセント)
を分析し、次式を用いて算出した。
N%=[14x/(162+53x+75y)]×100 S%=[64y/(162+53x+75y)]×100 上記の式中、xはシアノエチル置換度、すなわち、シア
ノエチル基がセルロースの1グルコースユニット当り何
個置換されているかを示す値であり、最大値は3であ
る。以下、これをDSxで表す。また、yはザンタイド架
橋度、すなわち、ザンテート基 がセルロースの1グルコースユニット当り何個存在する
のかを示す値であり、以下、これをDSyで表す。
DSxおよびDSyは、本発明のセルロース誘導体の吸水性
および物理的強度などの物性値を決定する重要なパラメ
ータである。
次に、本発明のセルロース誘導体の製造方法をより詳
細に述べる。
本発明のセルロース誘導体の製造に用いられるセルロ
ース原材料の種類にとくに制約はない。例えば、コット
ンリンター、化学木材パルプ等の天然セルロース、各種
の再生セルロースおよび結晶セルロース等が使用可能で
ある。最終生成物の成形の容易さからは、原材料のセル
ロースの重合度は300−1200が望ましい。
セルロース原材料を従来法に従って、18%程度の水酸
化ナトリウム水溶液に浸漬してアルカリセルロースを製
造する。これを適度に絞り、粉砕して反応に用いる。
経路1では、まず、減圧下においてアルカリセルロー
スを二硫化炭素と気相で反応させてセルロースザンテー
トを合成する。これを、2−18%の水酸化ナトリウム水
溶液中でアクリロニトリルと反応させてセルロース誘導
体の生成物1を得る。このとき、セルロースザンテート
は、そのγ価が少なくとも25程度ないとアルカリに溶解
しない。したがって、低γ価のセルロースザンテートを
用いる場合には、アルカリ溶液のスラリーにアクリロニ
トリルを加えて反応を進行させることになるが、シアノ
エチル化が進行するにしたがって均一なアルカリ溶液と
なる。なお、ここでいうγ価とは、セルロースザンテー
ト中のザンテート基(−CSS-Na+)の置換度を示す値
で、通常100グルコースユニット当りの置換基数で表
す。全ての水酸基がザンテート基に置換されればγ価は
300である。
経路2では、予め、アルカリセルロースとアクリロニ
トリルとをアルカリ溶液スラリーの状態から反応を進行
させてシアノエチル化した後に、水酸化ナトリウム水溶
液中で二硫化炭素と反応させてセルロース誘導体の生成
物1を得る。この二硫化炭素との反応の前にシアノエチ
ルセルロースを単離してもよい。すなわち、シアノエチ
ル化とザンテート化のアルカリ濃度またはポリマー濃度
を変えたい場合には、一旦シアノエチルセルロースを単
離し、これを任意の条件で再び溶解してから二硫化炭素
との反応を行うことも可能である。
生成物1を用いて、湿式で薄膜化、紡糸および球状粒
子化することが可能である。これを酸化剤、例えば、過
酸化水素(H2O2)、塩化鉄(III)(FeCl3)またはヨウ
素(I2)等を含む水溶液または水/水可溶有機溶媒(ア
ルコール、アセトン、テトラヒドロフラン等)混合液中
に浸漬して架橋反応を進行させて、ザンタイド架橋シア
ノエチルセルロース誘導体の最終生成物2を得る。
生成物1のシアノエチル置換度が最終生成物2の吸水
性に大きく影響する。すなわち、セルロース誘導体の吸
水性、強度、形状等は、用途に応じて任意に調整でき
る。例えば、吸水率はシアノエチル置換度DSxによって
も架橋度DSyによっても規定される。例えば、DSxが0.01
−0.7の範囲において、DSxが高いものほど親水性が強く
吸水率が大であるが、同程度のDSxの範囲で、DSyが低い
ものほど吸水率が大になる。しかし、吸水率を調整する
には、DSxをコントロールする方が好ましい。低吸水性
の生成物を得るためには、DSxを0.01−0.2程度に調整す
る。高吸水性を得るためには、DSxを0.2−0.7程度に調
整する。DSxが0.7以上では、吸水性は低下する。後にシ
アノエチル基を化学修飾する場合やシアノエチル基置換
度の大きい誘導体が必要な場合には、添加するアクリル
ニトリルの量を増加すればよい。
一方、架橋度DSyは、生成物の成形体の物性に大きく
影響する。例えば、親水性のきわめて高いポリマーが欲
しいが、吸水性や潤滑度を低く抑えたい場合には、DSy
を高くすればよい。しかし、DSyはあまり上げると成形
体が脆くなることがある。
最終生成物の架橋度は、添加する二硫化炭素の量を変
えて架橋に関与するザンテート基の量を調整することが
望ましい。架橋度の高い生成物は固くて脆いが、吸水に
よる形状の変化は小さい。架橋度の低い生成物は、吸水
時にハイドロゲルを形成する。
なお、シアノエチル基(−CH2CH2CN)の一部は加水分
解されてカルバモイルエチル基(−CH2CH2CONH2)また
はカルボキシエチル基(−CH2CH2COOH)に変化する場合
もある。この加水分解反応は、生成物1のアルカリ溶液
中において進行するので、反応物1の製造直後に架橋処
理を行ってアルカリを中和するが、冷凍保存しておけば
シアノエチル基が全く加水分解されていない生成物2を
得ることは容易である。また、これとは逆に、生成物1
のアルカリ溶液中のアルカリ濃度を上げたり、溶液を加
温したり、溶液に長時間放置したりして加水分解を進行
させることも可能である。すなわち、アルカリ溶液のア
ルカリ濃度や温度および反応時間等を調節することによ
って、任意の加水分解度を選択することが可能である。
[作用] 本発明の生成物であるセルロース誘導体は、シアノエ
チル基およびザンタイド架橋を有し、その吸水性ならび
に物性等は、シアノエチル置換度とザンタイド架橋度を
変えることによって、任意の状態に容易に調整すること
が可能である。
[実施例] 以下、本発明のセルロース誘導体およびその製造方法
にかかる実施例について説明する。第2図は、以下の実
施例により製造されたセルロース誘導体の分析値を示し
たものである。
実施例1 スフ製造用のビスコース(セルロース含量9.5%、水
酸化ナトリウム濃度5.5%、γ価48−52)200グラムに対
して、アクリロニトリル14.5グラム(モル比でセルロー
ス/アクリロニトリル=1/2.33)を加えて15℃で24時間
撹はんしながら反応させた。この反応生成物を減圧脱泡
処理した後、ガラス板上に流延し、これを塩化アンモニ
ウム(NH4Cl)(30g/l)の水溶液中で凝固させて薄膜を
形成した。次いで、この薄膜を5%過酸化水素・4%酢
酸の水溶液中に浸漬して架橋反応を行った。この薄膜を
流水洗浄した後、乾燥した。
このようにして得たザンタイド架橋シアノエチルセル
ロース誘導体は、N含量3.17%、S含量0.68%、シアノ
エチル基置換度(DSx)0.42、ザンタイド架橋度(DSy
0.019、吸水率は600%であった。
実施例2 パルプを17.5%の水酸化ナトリウム水溶液中に室温で
1時間浸漬した後、パルプの元重量の2.8倍になるまで
絞った。これを粉砕してアルカリセルロース粉をつく
り、セルロース誘導体の製造に使用した。このアルカリ
セルロース30グラムをガラス容器に入れ、減圧下で二硫
化炭素0.21グラム(セルロースに対してモル濃度で5
%)を加え、密栓して室温で2時間反応させた。反応物
に9%水酸化ナトリウム水溶液を100ml加えてスラリー
化した。さらに、アクリロニトリル8.8グラム[セルロ
ース/アクリロニトリル=1/3(モル比)]を加えて1
時間反応させて黄色透明の粘ちゅうな水溶液を得た。こ
れを酢酸で中和した後、塩化鉄[III](FeCl3・6H2O)
溶液(35g/l)を20ml加えて架橋反応を行った。架橋さ
れたポリマーを9%硫酸で洗浄した後、さらに、流水、
メタノール、エーテルで洗浄を行って、乾燥した。この
ようにして得たザンタイド架橋シアノエチルセルロース
誘導体は、N含量4.07%、S含量1.51%、シアノエチル
置換度(DSx)0.57、架橋度(DSy)0.046、吸水率は120
0%であった。
実施例3 実施例2のアルカリセルロース30グラムを9%水酸化
ナトリウム170mlに加えてスラリー化し、これにアクリ
ロニトリル8.83グラム[セルロース/アクリロニトリル
=3(モル比)]加えた後、室温で1時間反応させて均
一溶液を製造した。これをメタノールで沈澱させてシア
ノエチルセルロースを単離した。シアノエチルセルロー
ス3グラムに2%水酸化ナトリウム40mlを加えて溶解
し、二硫化炭素0.18グラムを加えた後、室温で2時間反
応させた。この溶液を実施例2と同様い処理してザンタ
イド架橋シアノエチルセルロース誘導体を得た。このセ
ルロース誘導体は、N含量3.37%、S%0.82%、シアノ
エチル置換度(DSx)0.45、架橋度(DSy)0.024、吸水
率は1500%であった。
[本発明の効果] 本発明のセルロース誘導体およびそのセルロース誘導
体の製造方法は上記のようになるので、次のような効果
が期待される。
(1) 本発明による製造方法では、セルロース誘導体
は、薄膜状、繊維状、球状粒子(多孔質および非多孔
質)などに容易に成形が可能である。
(2) 本発明によって得られるセルロース誘導体は、
高い吸水性(吸水率300−1500%)を有する。
(3) 本発明のセルロース誘導体は、分子内に化学修
飾が可能なシアノエチル基を多数有しているので、酵素
の担体としてあるいはアフィニティクロマトグラフィー
の担体として有効に利用される。
(4) 本発明によると、セルロース誘導体の架橋度を
上げることによって、親水性であるにもかかわらず水中
で高い形状保持力を有するセルロース誘導体を得ること
ができる。
(5) (4)のような性質を利用して製造される粒子
状成形物は、セルロース自体が有するキラリティや分子
内のN原子やS原子の影響を利用することによって新規
な分離クロマトグラフィー用ゲル素材として使用し得
る。
(6) 本発明による薄膜形成物は、天然高分子の特質
を有し、かつ親水性であるため、生体適合材料としての
利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造工程の原理の説明図である。 第2図は、本発明の実施例に係るセルロース誘導体の特
質を示したものである。ただし、図中、1−2および1
−3は、アクリルニトリル添加量または酸化剤を変えた
実施例1の応用例を示し、3−2は、二硫化炭素添加量
を変えた実施例3の応用例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 1/02 LAC C08L 1/02 LAC

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 で表され、式中、Xは水素(H)、シアノエチル基(−
    CH2CH2CN)、カルバモイルエチル基(−CH2CH2CON
    H2)、またはカルボキシルエチル基(−CH2CH2COOH)お
    よびザンタイド架橋基 nはグルコースユニットの繰り返し数を表し、Xがザン
    テート基の場合には、分子間および/または分子内ザン
    タイド架橋を形成して有することを特徴とする、 セルロース誘導体。
  2. 【請求項2】セルロースをアルカリ触媒の存在下でアク
    リロニトリルおよび二硫化炭素と反応させた後、生成さ
    れた反応物を酸化剤を用いてザンタイド架橋を形成させ
    ることを特徴とする、 一般式 で表され、式中、Xは水素(H)、シアノエチル基(−
    CH2CH2CN)、カルバモイルエチル基(−CH2CH2CON
    H2)、またはカルボキシルエチル基(−CH2CH2COOH)お
    よびザンタイド架橋基 nはグルコースユニットの繰り返し数を表し、Xがザン
    テート基の場合には、ザンタイド架橋を形成して有する
    セルロース誘導体の製造方法。
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