JP2611817B2 - 替刃式理容用かみそり - Google Patents

替刃式理容用かみそり

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JP2611817B2
JP2611817B2 JP22250788A JP22250788A JP2611817B2 JP 2611817 B2 JP2611817 B2 JP 2611817B2 JP 22250788 A JP22250788 A JP 22250788A JP 22250788 A JP22250788 A JP 22250788A JP 2611817 B2 JP2611817 B2 JP 2611817B2
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JP
Japan
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hinge
hinge pin
blade
side plate
razor
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JP22250788A
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実 石田
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Feather Safety Razor Co Ltd
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Feather Safety Razor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は替刃式の理容用かみそりの改良に関するもの
である。
(従来の技術) 従来の替刃式かみそりは、本体に設けられた刃台部
と、それとは別体の側板をヒンジで結合し、その刃台部
と側板の間でヒンジよりも下方において刃体を挟持する
もので、ヒンジは刃台部と側板とに設けられたヒンジ管
と、そのヒンジ管に嵌入されるヒンジピンとから成り、
ヒンジピンの前半部にはねじが刻まれており、ヒンジピ
ンをかみそりの前面からヒンジ管に挿入し、前記のヒン
ジ管の一部に刻まれたねじとねじ着することにより構成
されるものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 最近のエイズやB型肝炎のウィルス感染を防止するた
め、業務用の替刃式理容かみそりは消毒、洗浄をしなけ
ればならないが、その際かみそりを分解して行う必要が
ある。
しかし、分解に際し従来品はヒンジピンを回して外さ
ねばならず、その作業が面倒であり、またヒンジピンを
何回も取り外すことによりねじ山が摩耗し、ねじがバカ
になるという欠点があった。
更にはヒンジピンを回すために専用のドライバーが必
要とされ、そのドライバーを紛失したときは新たなドラ
イバーを調達しなければならないという欠点があった。
本発明は以上のような従来品の欠点を除去することを
目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 本発明の構成は、柄1の前方に刃台部2が連なる本体
と、該本体の前記刃台部2にヒンジにより連結される側
板3とから成り、前記ヒンジは、ヒンジ軸線が前記刃台
部2と前記側板3との間を長手方向に延在するように、
前記刃台部2及び側板3の上縁部と下縁部との間に配置
され、前記刃台部2と前記側板3とがかみそりの互に対
向する両半部を形成し、該両半部の下縁部を互に圧迫す
る装置を備え、前記両半部の下縁部を互に圧迫すること
により、替刃を挟持するようになされた替刃式理容かみ
そりにおいて、前記ヒンジは、前記両半部の片方に固定
されたヒンジ管4と他方に固定されたヒンジ管5と、そ
れらのヒンジ管にかみそりの前面から着脱可能に嵌入さ
れるヒンジピン6とから成り、該ヒンジピン6はそれを
引き抜くためのつまみとなるヒンジピン頭部13を有し、
ねじ溝は存在せず、且つヒンジピンがそのヒンジ軸線を
中心に回転することを防止するための手段が設けられて
いることを特徴とする。
次に本発明の構成を実施例に示す図面に従って説明す
る。
本発明の理容用かみそりは柄1の前方に刃台部2が連
なる本体と、本体の刃台部2にヒンジにより連結される
側板3とから成っている。
刃台部2の内面上部には長手方向に凹部7が設けら
れ、側板3の内面上部に設けられた凹部8と向い合って
摺動爪(図示せず)の通る溝を形成する。この摺動爪の
溝は前方に行くに従って幅が狭くなっており、そのため
に摺動爪を前方へ摺動すると、溝は摺動爪により押し拡
げられ、両半部(刃台部2と側板3)の下縁部は互に圧
迫されることになる。
凹部7の下方には断面が半円形の長溝9が長手方向に
設けられ、その長溝9の先部にヒンジ管4がろう付けに
より設けられている。更に長溝9の後端には柄1の内部
に向けて丸穴10が穿設されている。
長溝9の下方には段部11を境としてそれより凹んだ刃
体挟持面12が設けられている。
刃台部2の前部にはヒンジピン頭部13が納められる切
欠部14が設けられ、前記長溝9のやや上部には、補助ピ
ン15が挿入されるべき断面半円形の短溝16が設けられて
いる。
かみそり本体とは別体の側板3には前述した如く摺動
爪の溝を形成するための凹部8が内面に設けられ、その
下方には断面半円形の長溝17が設けられている。この長
溝17には2か所にヒンジ管5,5が設けられ、ヒンジ軸線
の延長上で側板3の後端からは枢軸18が突設されてい
る。この枢軸18は本体の丸穴10に嵌入される。長溝17の
下方には段部19を境としてそれより突出した刃体挟持面
20が設けられている。
側板3の前部にはヒンジピン頭部13が納められる切欠
部21が設けられ、ヒンジ管5のやや上部には、補助ピン
15が挿入されるべき断面半円形の短溝22が設けられてい
る。
ヒンジピン6の端部にはこのヒンジピンを指先で操作
するためのヒンジピン頭部13が設けられ、頭部13から短
い補助ピン15がヒンジピン6の真上に突出している。
(作用・効果) 本発明は以上の如き構成であって、これを組み立てる
には、枢軸18を丸穴10に嵌入して刃台部2と側板3を向
い合わせて重ね、かみそりの前面からヒンジピン6をヒ
ンジ管4,5内に挿入する。その際ヒンジピン頭部13は切
欠部14,21内に納まり、同時に補助ピン15は短溝22,16で
形成される補助ピン穴23に挿入される。しかる後に刃体
(図示せず)を刃体挟持面12,20の間に挟持し、刃体の
上縁を段部11に当てがうことにより刃体は位置が定ま
る。そして、刃体を刃台部2と側板3とで両側から圧迫
して固定するために摺動爪(図示せず)を前方へ摺動さ
せて、摺動爪の溝を両側に押し拡げる。この結果、刃体
は圧迫挟着されて完全に固定されることは勿論である
が、ヒンジピン6もヒンジ管4とヒンジ管5により、異
なる部分でそれぞれ反対方向へ引っ張られるのでヒンジ
ピン6とヒンジ管4,5に大きな摩擦力が働き、ヒンジピ
ン6はヒンジ管4,5から抜け出すことはない。
古い刃体を新しい刃体と交換するためには、摺動爪を
摺動させるだけの作業で行いうるが、かみそりを分解し
て消毒するためにはヒンジピンを引き抜かなければなら
ない。本発明では、ヒンジピン6にねじが刻まれていな
いので、摺動爪を後方に摺動して両半部の圧迫状態を解
くことにより、ヒンジピン頭部13を指先でつまんで容易
に引き抜くことができる。
更に補助ピン15が補助ピン穴23内に挿入されるのでヒ
ンジピン6は回転することがなく、使用中にヒンジピン
頭部13が回転して髭剃り作業に支障を来すことを防止す
ることができる。
(他の実施例) 第8図乃至第11図は本発明の他の実施例であって、い
ずれも補助ピンを有しないヒンジピンに関する。第9図
のヒンジピン6のヒンジピン頭部13は上面と底面が平ら
に形成され、第8図に示したようにかみそりの前部に設
けられた凹溝24内にヒンジピン頭部は嵌入される。これ
によりヒンジピン6の回転を防止することができる。ま
た、ヒンジピン頭部13はその両側がやや円弧状にふくれ
ており、この部分に指先を引っ掛けてヒンジピンを引き
抜くことができる。
第10図のヒンジピン頭部13は、その底面がV字形に形
成され、このV字形に合う形状の底面を有する切欠部
(図示せず)をかみそりの前部に形成し、ヒンジピン6
の回転を防止するものである。なお、このヒンジピン頭
部底面のV字形の稜線は第11図に示すように先端の方が
低くなるように形成されているから、ヒンジピン頭部を
かみそりの切欠部に嵌入したときにヒンジピン頭部の底
面稜線と切欠部とが圧接状態となり、ヒンジピンが自然
に抜け出ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は刃台部の正面図、第2図は側板の正面図、第3
図は刃台部と側板とを向い合わせに重ねた前面図、第4
図はヒンジピンの平面図、第5図はその正面図、第6図
はその底面図、第7図はその右側面図、第8図は他の実
施例における刃台部の正面図、第9図はそのヒンジピン
の斜視図、第10図は他の実施例のヒンジピンの斜視図、
第11図はその正面図である。 1……柄、2……刃台部、3……側板、4,5……ヒンジ
管、6……ヒンジピン、9……長溝、15……補助ピン、
17……長溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄1の前方に刃台部2が連なる本体と、該
    本体の前記刃台部2にヒンジにより連結される側板3と
    から成り、前記ヒンジは、ヒンジ軸線が前記刃台部2と
    前記側板3との間を長手方向に延在するように、前記刃
    台部2及び側板3の上縁部と下縁部との間に配置され、
    前記刃台部2と前記側板3とがかみそりの互に対向する
    両半部を形成し、該両半部の下縁部を互に圧迫する装置
    を備え、前記両半部の下縁部を互に圧迫することによ
    り、替刃を挟持するようになされた替刃式理容かみそり
    において、前記ヒンジは、前記両半部の片方に固定され
    たヒンジ管4と他方に固定されたヒンジ管5と、それら
    のヒンジ管にかみそりの前面から着脱可能に嵌入される
    ヒンジピン6とから成り、該ヒンジピン6はそれを引き
    抜くためのつまみとなるヒンジピン頭部13を有し、ねじ
    溝は存在せず、且つヒンジピンがそのヒンジ軸線を中心
    に回転することを防止するための手段が設けられている
    ことを特徴とする替刃式理容用かみそり。
JP22250788A 1988-09-07 1988-09-07 替刃式理容用かみそり Expired - Lifetime JP2611817B2 (ja)

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