JP2611015B2 - 移動物体の表面反射光測定装置 - Google Patents

移動物体の表面反射光測定装置

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JP2611015B2 JP1312764A JP31276489A JP2611015B2 JP 2611015 B2 JP2611015 B2 JP 2611015B2 JP 1312764 A JP1312764 A JP 1312764A JP 31276489 A JP31276489 A JP 31276489A JP 2611015 B2 JP2611015 B2 JP 2611015B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、移動する物体に所定の光を照射し、その表
面反射光を測定し、例えば、その物体の反射率や反射色
等を求める場合に用いられる移動物体の表面反射光測定
装置に関する。
[従来の技術] 例えば、電気回路どうし等を接続する接続コネクタに
は、多数のカラーコードが所定の配列順序で配線され
る。この配線チェックを自動的に行う際等に、移動物体
の表面反射光測定装置が用いられる。すなわち、チェッ
クすべき接続コードを所定の方向に移動させつつ、前記
移動物体の表面反射光測定装置によって各カラーコード
の表面反射光を次々と測定して各々のコードのカラーを
判別し、これらカラーコードが所定の配列順序で配線さ
れているか否かをチェックするものである。
第2図および第3図はそれぞれ従来の移動物体の表面
反射光測定装置の構成を示す図である。
第2図に示される例は、光源1によって移動物体3に
照射光liを照射し、そのとき該移動物体3の表面から
照射光liの一部が反射されて生ずる反射光lrを、レン
ズ6で集束して光検出手段12により検出する。そして、
この光検出手段12の検出信号Irを測定回路部Kに入力
して所定の電気的処理を施し、カラーの判別その他の判
断処理等を行う。この場合、この測定回路部Kは、通
常、前記検出信号Irを増幅する増幅器7と、この増幅
器7の出力信号をデジタル信号に変換するAD変換器8
と、移動物体検知信号SDに基づいて前記AD変換器8の
動作を制御するとともに、該AD変換器8からのデジタル
信号を入力して所定の判断処理等を行う制御回路9と、
この制御回路9からの信号を入力して外部に出力する出
力回路10とから構成されている。前記移動物体検知信号
Dは、前記検知信号Irが前記移動物体3の表面からの
反射光lrに基づくものなのか否かを示す信号である。
すなわち、前記光源1からの照射光liの到達点pに移
動物体3が存在している反射光lrが生じているか否を
示す信号である。この移動物体検知信号SDは、前記移
動物体3に側面から光を照射し、その反射光を検知する
検知センサー21によって得ている。前記制御回路9は、
前記検知信号SDが、前記P点に移動物体3が存在して
いて反射光lrが生じていることを示すときにのみ前記A
D変換器8に所定の動作をさせる。これにより、前記制
御回路9に判断処理等に必要な信号のみを取り入れ、ノ
イズ信号を取り入れないようにして判断処理を可能にし
ている。
また、第3図に示される例は、前記第2図に示される
例のように検知センサー21を用いることなく、移動物体
3の下側にバックグランド部材22を配置し、このバック
グランド部材22からの反射光lRを、移動物体3からの
反射光lrも検出する光検出手段12で検出するようにし
たものである。すなわち、移動物体3からの反射光lr
の光強度に比べて、バックグランド部材22からの反射光
Rは著しく小さい。それゆえ、前記光検出手段12の検
出強度が前記バックグランド部材22からの反射光lR
検出強度を越えて所定値以上になったときは、移動物体
3からの反射光lrを検出しているものとみなすことが
可能である。したがって、前記増幅器7の出力Eと基準
電圧源11の出力電圧Erefとを比較する比較器14を設
け、この比較器14の比較結果を前記制御回路9に入力し
てAD変換器8の動作を制御することにより、前記第2図
に示される場合と同様に、前記制御回路9に判断処理等
に必要な信号のみを取り入れ、ノイズ信号を取り入れな
いようにすることができる。すなわち、第4図は、この
動作説明図であるが、前記比較器14は、前記増幅器7の
出力電圧Eが基準電圧Eref以下のときロウレベルL
(論理0)、基準電圧Eref以上のときハイレベルH
(論理1)の出力をそれぞれ送出する。なお、EBはバ
ックグランド部材22の反射光lRを検出しているときの
増幅器7の出力電圧である。また、図中E1,E2は、それ
ぞれ、移動物体3の反射光lrの強度が異なる場合の出
力電圧例である。前記比較器14の出力がハイレベルHで
ある期間t1およびt2のときだけ前記AD変換器8を動作
させる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の各従来例には、以下の問題点が
あった。
第2図に示される例の問題点 この例は、前記検知センサー21の検知方向、すなわ
ち、該検知センサー21から入・出射する光の進行方向
が、前記反射光lrの進行方向を含む面上にないと、照
射光liが移動物体3の表面に照射されていないとき、
すなわち、反射光lrがないときにAD変換器8を作動さ
せることになり、前記制御回路9にノイズ信号が送られ
る事態が生ずる。これを避けるために、前記検知センサ
ー21の光軸を正確に調整する必要があり、調整が煩雑で
ある。しかも、光軸を正確にあわせたとしても、例え
ば、第5図に示されるように、移動物体3が細い棒状体
であるときは、その先端部3aが少し変形すると、検知不
能となる場合が生ずる。
第3図に示される例の問題点 この例では、移動物体3からの反射光lrとバックグ
ランド部材22の反射光lRとを同一の光検出器12によっ
て検出しているから、前記第2図に示される例のよう
に、光軸ずれによる不都合は生じない。
ところが、この例では、移動物体3からの反射光lr
の強度が、バックグランド部材22の反射光lRの強度よ
りも十分に大きいことが前提となっている。したがっ
て、この前提が崩れると測定不能となる場合が生ずる。
すなわち、例えば、移動物体3が黒色である場合には、
前記増幅器7の出力電圧Eが低いため、基準電圧Eref
の値を下げざるを得ず、バックグランド部材22の反射光
Rを検出しているときの増幅器7の出力電圧EBとの差
が極めて小さくなり、測定不能となる場合も生じ得る。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、
光軸合わせ等の調整が容易であるとともに、移動物体の
表面状態いかんにかかわらず該移動物体の表面反射光を
測定することができる移動物体の表面反射光測定装置を
提供することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の各構成とすることにより上述の課題
を解決している。
(1) 移動する物体の表面に光を照射してその反射光
を測定する移動物体の表面反射光測定装置において、 前記移動物体の表面に光を照射する第1の光源と、 前記第1の光源によって前記移動物体に照射された光
が該移動物体の表面で反射されて生ずる反射光を検出す
る反射光検出手段と、 前記反射光検出手段に接続された測定回路部と、 前記反射光検出手段に到達する反射光の光軸上であっ
て、前記移動物体を挾んで前記反射光検出手段と反対側
に配置された第2の光源と、 前記第2の光源から射出されて前記移動物体に遮られ
ることなく前記反射光の光軸上を前記反射光検出手段の
側に進行してきた通過光を検出する通過光検出手段とを
備え、 前記通過光検出手段による通過光の検出強度が所定値
以下のとき前記測定回路部に所定の測定動作を行わせる
ようにしたことを特徴とする構成。
(2) 前記構成(1)において、前記反射光検出手段
が、R(赤色)、G(緑色)およびB(青色)をそれぞ
れ検出する光検出素子を有するものであり、前記測定回
路部が前記反射光検出手段の各検出素子から送出される
信号を入力して前記移動物体の表面色を判別する機能を
備えたものであることを特徴とした構成。
[作用] 上述の構成(1)において、前記通過光検出手段によ
る通過光の検出強度が所定値以下のとき前記測定回路部
に所定の測定動作を行わせることにより、前記移動物体
が前記第1の光源からの光を反射して反射光を生ずる位
置にあるときにのみ前記測定回路部が所定の動作を行う
ことになる。これにより、前記測定回路部では、判断処
理等に必要な信号のみの処理が行われる。したがって、
ノイズ信号によって測定処理が攪乱されるようなことな
く測定を行うことができる。
この場合、前記通過光検出手段の検出強度は、該通過
光が前記移動物体に遮断されるときは、ほぼゼロであ
り、一方、遮断されないときは、前記第2の光源の光が
ほぼダイレクトに達するから著しく強いとともに、その
強度も一定である。したがって、前記前記移動物体が前
記第1の光源からの光を反射して反射光を生ずる位置に
あるか否かの判定を確実に行うことができる。しかも、
前記通過光は、前記反射光の光軸上において検出される
から、光軸合わせも極めて容易である。
また、上述の構成(2)によれば、移動物体の表面色
の測定が可能となる。
[実施例] 第1実施例 第1図は本発明の第1実施例の構成を示す図、第6図
は第1実施例に用いられるフィルターの光学特性を示す
図、第7図は第1実施例に用いられる光検出手段の光学
特性を示す図、第8図は第1実施例の動作説明図であ
る。以下、これらの図面を参照しながら第1実施例を詳
述する。なお、この第1実施例は、前記第2図および第
3図に示された従来例とその構成の一部が共通するの
で、共通の部分には同一の符号を付してその詳細説明を
省略し、以下では主として本実施例の特徴的な部分を中
心に説明する。
さて、この実施例では、前記従来例における光源1に
相当する第1の光源110の外に、第2の光源4を設けて
いる。この第2の光源4は、前記第1の光源110によっ
て移動物体3に照射された照射光liの一部が反射され
て生じた反射光lrの検出光路の延長線上であって、前
記移動物体3の図中下方に配置されている。
また、前記第1の光源110と移動物体3との間には、
赤外光を遮断し、可視光のみを透過する赤外カットフィ
ルター2が配置されている。さらに、前記第2の光源4
と移動物体3との間には、可視光を遮断し、赤外光のみ
を透過する可視光カットフィルター5が配置されてい
る。第6図は、これらフィルター2および5の光学特性
を示す図である。なお、第6図において縦軸が分光透過
率(単位;%)、横軸が波長(単位;nm)である。した
がって、前記移動物体3が測定点Pに位置しているとき
は、可視光の反射光lrが検出光路上を進行する。一
方、測定点pに移動物体が存在しないときは、赤外光の
透過光lDが前記検出光路上を進行する。
この検出光路上にあって、前記レンズ6と、前記従来
例の光検出手段12に相当する反射光検出手段112との間
には、ハーフミラー15が配置されている。このハーフミ
ラー15は、前記検出光路上を進行してくる反射光lr
よび通過光lDの一部を透過し、他の一部を反射する。
このハーフミラー15で反射された光が進行する光路上に
は、通過光検出手段13が配置されている。すなわち、前
記ハーフミラー15を透過した光は前記反射光検出手段11
2によって検出され、一方、前記ハーフミラー15によっ
て反射された光は前記通過光検出手段13によって検出さ
れる。
ここで、前記反射光検出手段112は、可視光のみを検
出できる光学特性を有し、一方、前記通過光検出手段13
は赤外光のみを検出できる光学特性を有する光検出器で
それぞれ構成されている。
第7図は、これら反射光検出手段112及び通過光検出
手段13の光学特性を示した図である。なお、第7図にお
いて、縦軸が相対分光感度(単位;%)、横軸が波長
(単位;nm)である。また、第7図においては、反射光
検出手段112及び通過光検出手段13としてフォトダイオ
ード(PD)を用いた。
従って前記反射光検出手段112では、可視光たる反射
光lrのみが検出され、赤外光たる通過光lDは検出され
ない。
逆に、前記通過光検出手段13では、赤外光たる通過光
Dのみが検出され、可視光たる反射光lrは検出されな
い。
前記反射光検出手段112の出力Irは測定回路部Kに送
出される。この測定回路部Kは前記従来例と同一の構成
を有するものである。
また、前記通過光検出手段13の出力IDは増幅器71に
送出される。この増幅器71の出力電圧E′Dは比較器14
の一方の入力部に送出される。また、この比較器14の他
方の入力部には、基準電圧源11から送出される基準電圧
E′refが加えられる。前記比較器14は、前記2つの入
力部にそれぞれ入力された電圧E′DとE′refとを比較
し、E′DがE′ref以下であるときにその出力SDがハ
イレベルH(論理1)となり、E′DがE′ref以上であ
るときにロウレベルL(論理0)となるものである。
前記比較器14の出力は測定回路部Kの制御回路9に送
出されるようになっている。そして、この制御回路9
は、前記比較器14の出力SDがハイレベルHのときにの
み前記AD変換器8を動作させ、SDがロウレベルLのと
きは動作を停止させる。このSDがハイレベルHのとき
は、取りもなおさず前記移動物体3が前記測定点Pに存
在しているときである。従って、前記AD変換器8は、前
記移動物体3が測定点Pに存在している間のみ動作する
ことになる。
第8図は、以上説明した一連の動作を図式化して示し
た動作説明図である。なお、この図において、増幅器7
の出力電圧を示すグラフ中のE1及びE2は、それぞれ、
移動物体3の反射光lrの強度が異なる場合の出力電圧
例である。
また、増幅器71の出力電圧を示すグラフ中のE′
0は、通過光検出手段13によって通過光lDが検出されて
いる場合の出力電圧である。
第8図からも明らかなように、移動物体3が測定点P
に存在するときは前記増幅器71の出力E′Dはゼロであ
り、逆に移動物体3が測定点Pに存在しないときは、一
定値E′0であり、この関係は移動物体3の表面状態等
に全く左右されず一定である。
従って、前記移動物体3の表面状態のいかんにかかわ
らず、該移動物体3が測定点Pに存在しているか否かを
確実に判別できる。しかも、反射光lrと通過光lDとを
同一の光路に導くようにしていることから、繁雑な光軸
合わせ調整も不要である。
第2実施例 第9図は本発明の第2実施例の構成を示す図である。
この実施例は、反射光を検出するのに、R(赤)、G
(緑)、B(青)を検出する受光素子から構成されてい
る反射光検出手段212を用いて移動物体3の表面色を測
定できるようにしたものである。
なお、この実施例は前記第1実施例の構成とその構成
の大部分が共通する。異なる点の一つは前記第1実施例
における反射光検出手段112のかわりに反射光検出手段2
12を用いた点である。この反射光検出手段212は、第10
図に示されるように、赤色(R)光に感度を有する受光
素子212aと、緑色(G)光に感度を有する受光素子212b
と、青色(B)光に感度を有する受光素子212cとを1つ
のケースにマウントしたものである。これら受光素子の
光学特性は第11図に示す。なお、第11図において、縦軸
が相対分光感度(単位;%)、横軸が波長(単位;nm)
である。
次に異なる点は、測定回路部K′が前記反射光検出手
段212からのR,G,Bの出力信号IR,IG,IBを入力して表面色
の算出ができるような構成となっていることである。す
なわち、前記出力信号IR,IG,IBをそれぞれ増幅する増幅
器72,73,及び74を備えている。また、これら増幅器から
の出力信号ER,EG,EBを交互にAD変換器8に送るマルチプ
レクサ(MPX)20を備えている。このマルチプレクサ20
は前記AD変換器8とともに制御回路9によって制御され
る。この制御回路9は、前記マルチプレクサ20及びAD変
換器8を制御すると同時に、AD変換器8から送出される
R,G,Bに関する信号を処理して前記移動物体3の表面色
を算出する機能を備えたものである。なお、その他の構
成及び動作は前記第1実施例と同一である。
この実施例によれば、前記第1実施例の利点と同様の
利点を備えているほかに、移動物体の表面色の測定も可
能であるという利点もある。
第3実施例 第12図は本発明の第3実施例の部分構成を示す図であ
る。この実施例は、前記第1実施例におけるハーフミラ
ー15の代わりに光ファイバーライトガイド23を用いたも
のである。この光ファイバライトガイド23は、2本の光
ファイバー束23aと23bとを途中から一本に束ねたもので
ある。この場合、一本となった基部23cにおいて束ねら
れた個々の光ファイバは、前記、2本の光ファイバ束23
aと23bを構成していた個々の光ファイバが錯綜してラン
ダムに配列されるようになっている。
このため、前記基部23cの入射端23dから入射した光は
反射光検出手段12及び通過光検出手段13に全く同じ様に
導かれる。換言すると、これら光検出手段12及び13から
の視野が実質的に等しくなる。
従って、前記第1実施例のハーフミラー15と同じ作用
が得られ、繁雑な光軸合わせなどが不要となる。加え
て、この実施例では、前記光検出手段12及び13の配置関
係も全く自由に設定できる。これにより、例えば、これ
ら光検出器12及び13の増幅器7及び71のごく近傍に配置
することも容易に実現でき、光検出器12及び13から増幅
器7及び71への信号線の長さを短くすることができる。
よって、この間での電気的ノイズの混入を著しく軽減で
きる。
第4実施例 第13図は本発明の第4実施例の部分構成を示す図であ
る。この実施例は、第14図に示されるように可視光に感
度を有する受光素子17aと赤外光に感度を有する受光素
子17bとを1つにマウントした光検出手段17を用いるこ
とにより、前記第1実施例におけるハーフミラー15や第
3実施例における光ファイバライトガイド23等を不要に
したものである。
第5実施例 第15図は本発明の第5実施例の部分構成図を示す図で
ある。この実施例は、基部18aと、この基部18aから3つ
に分岐した分岐部18b,18c,18dとを有する光ファイバラ
イトガイド18を用いて、1つの光源19を3つに分岐して
照射光li及び通過光lDを得たものである。すなわち、
前記基部18aの入射端18dから光源19の光を入射し、前記
分岐部18b,18c,18dの出射端18f,18g,18eからそれぞれ赤
外カットフィルター2、可視光カットフィルター5を介
して照射光lI及び通過光lDを出射させるようにしたも
のである。この実施例によれば、消耗品である光源が1
つですみ、ランニングコストを節約できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、 移動する物体の表面に光を照射してその反射光を測定
する移動物体の表面光測定装置において、 前記移動物体の表面に光を照射する第1の光源と、 前記第1の光源によって前記移動物体に照射された光
が該移動物体の表面で反射されて生ずる反射光を検出す
る反射光検出手段と、 前記反射光検出手段に接続された測定回路部と、 前記反射光検出手段に到達する反射光の光軸上であっ
て、前記移動物体を挾んで前記反射光検出手段と反対側
に配置された第2の光源と、 前記第2の光源から射出されて前記移動物体に遮られ
ることなく前記反射光の光軸上を前記反射光検出手段の
側に進行してきた通過光を検出する通過光検出手段とを
備え、 前記通過光検出手段による通過光の検出強度が所定値
以下のとき前記測定回路部に所定の測定動作を行わせる
ようにしたことを特徴とする構成を有し、 これにより、光軸合わせなどの調整が容易であるとと
もに、移動物体の表面状態いかんにかかわらず、該物体
の表面反射光を測定することができる移動物体の表面反
射光測定装置を得ているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成を示す図、第2図お
よび第3図は従来例の構成を示す図、第4図は従来例の
動作説明図、第5図は従来例の説明図、第6図は第1実
施例に用いられるフィルターの光学特性を示す図、第7
図は第1実施例に用いられる光検出手段の光学特性を示
す図、第8図は第1実施例の動作説明図、第9図は第2
実施例の構成を示す図、第10図は光検出器212の説明
図、第11図は光検出器212の特性を示す図、第12図は第
3実施例の部分構成を示す図、第13図は第4実施例の部
分構成を示す図、第14図は光検出器17の説明図、第15図
は第5実施例の構成を示す図である。 3……移動物体、4……第2の光源、13……通過光検出
手段、110……第1の光源、112……反射光検出手段、K
……測定回路部、lr……反射光、lD……通過光。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する物体の表面に光を照射してその反
    射光を測定する移動物体の表面反射光測定装置におい
    て、 前記移動物体の表面に光を照射する第1の光源と、 前記第1の光源によって前記移動物体に照射された光が
    該移動物体の表面で反射されて生ずる反射光を検出する
    反射光検出手段と、 前記反射光検出手段に接続された測定回路部と、 前記反射光検出手段に到達する反射光の光軸上であっ
    て、前記移動物体を挾んで前記反射光検出手段と反対側
    に配置された第2の光源と、 前記第2の光源から射出されて前記移動物体に遮られる
    ことなく前記反射光の光軸上を前記反射光検出手段の側
    に進行してきた通過光を検出する通過光検出手段とを備
    え、 前記通過光検出手段による通過光の検出強度が所定値以
    下のとき前記測定回路部に所定の測定動作を行わせるよ
    うにしたことを特徴とする移動物体の表面反射光測定装
    置。
  2. 【請求項2】前記反射光検出手段が、R(赤色)、G
    (緑色)およびB(青色)をそれぞれ検出する光検出素
    子を有するものであり、前記測定回路部が前記反射光検
    出手段の各検出素子から送出される信号を入力して前記
    移動物体の表面色を判別する機能を備えたものであるこ
    とを特徴とした請求項1記載の移動物体の表面反射光測
    定装置。
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