JP2609769B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2609769B2
JP2609769B2 JP5854291A JP5854291A JP2609769B2 JP 2609769 B2 JP2609769 B2 JP 2609769B2 JP 5854291 A JP5854291 A JP 5854291A JP 5854291 A JP5854291 A JP 5854291A JP 2609769 B2 JP2609769 B2 JP 2609769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
product
standby
distance
standby position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5854291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04293194A (ja
Inventor
正彦 渡辺
慶介 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5854291A priority Critical patent/JP2609769B2/ja
Publication of JPH04293194A publication Critical patent/JPH04293194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2609769B2 publication Critical patent/JP2609769B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品を商品取り出し位
置に向けて搬送する搬送体の複数が無端回動体を介して
所定間隔を隔てて連結され、前記複数の搬送体が、商品
貯蔵部から払い出された商品を搬送するべく待機する待
機位置と搬送商品を前記商品取り出し位置に排出するべ
く停止する排出位置とを経由する一連の周回経路に沿っ
て一方向に駆動移動されるとともに、前記搬送体の一つ
が前記排出位置を通過したあと、当該搬送体に後続する
搬送体を前記待機位置に停止させる停止手段が備えら
れ、前記搬送体の一つが前記待機位置から前記排出位置
まで移動する搬送移動距離と、前記搬送体の一つが前記
排出位置に到着してからの当該搬送体に後続する搬送体
が前記待機位置に移動するまでの待機移動距離とが異な
る自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記自動販売機は、搬送体の複数を一連
の周回経路に沿って一定間隔を隔てて一方向に駆動移動
させて、搬送体の移動方向を前後に変更することなく、
商品を能率良く商品取り出し位置に向けて搬送でき、し
かも搬送体の一つが排出位置を通過したあと、当該搬送
体に後続する搬送体を待機位置で停止させて、少ない数
の搬送体で効率良く搬送できる利点があるが、搬送体の
一つが待機位置から排出位置まで移動する搬送移動距離
と、搬送体の一つが排出位置に到着してからの当該搬送
体に後続する搬送体が待機位置に移動するまでの待機移
動距離とが異なるから、従来、搬送体の駆動移動を制御
するにあたって、搬送体の各々に対応させる状態で複数
の被検出部を無端回動体側に設け、搬送体の一つが排出
位置に到着するとその搬送体に対応する被検出部を検出
する排出位置検出手段と、搬送体の一つが待機位置に到
着するとその搬送体に対応する被検出部を検出する待機
位置検出手段との二個の検出手段を固定側に設けて、搬
送体の一つが排出位置に到着したことを検出したときに
はその駆動移動を停止して商品を排出させ、次に搬送体
の一つが待機位置に到着したことを検出したときはその
駆動移動を停止して商品が払い出されるまでその位置に
待機させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排出位置検出手段と待
機位置検出手段との二個の検出手段を設ける必要がある
から、検出手段の組付けコストが増大するだけでなく、
検出手段二個分の組付けスペースを確保しなければなら
ない欠点がある。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、搬送体の停止位置検出手段を工夫すること
により、商品を能率良く商品取り出し位置に向けて搬送
でき、しかも少ない数の搬送体で効率良く搬送できる自
動販売機でありながら、検出手段の組付けコスト及び必
要な組付けスペースを軽減できる自動販売機を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、 A.商品を商品取り出し位置に向けて搬送する搬送体の
複数が無端回動体を介して所定間隔を隔てて連結され、
前記複数の搬送体が、商品貯蔵部から払い出された商品
を搬送するべく待機する待機位置と搬送商品を前記商品
取り出し位置に排出するべく停止する排出位置とを経由
する一連の周回経路に沿って一方向に駆動移動されると
ともに、 B.前記搬送体の一つが前記排出位置を通過したあと、
当該搬送体に後続する搬送体を前記待機位置に停止させ
る停止手段が備えられ、 C.前記搬送体の一つが前記待機位置から前記排出位置
まで移動する搬送移動距離と、前記搬送体の一つが前記
排出位置に到着してからの当該搬送体に後続する搬送体
が前記待機位置に移動するまでの待機移動距離とが異な
る自動販売機であって、 D.前記停止手段が、前記周回経路の途中位置に、前記
無端回動体側に所定配設間隔で設けた複数の被検出部を
順に検出する一個の検出手段を設けて構成され、 E.前記所定配設間隔が前記搬送移動距離相当分を隔て
る間隔部分と前記待機移動距離相当分を隔てる間隔部分
とが交互に配置される間隔に設定されているとともに、 F.前記搬送移動距離と前記待機移動距離とを計測する
計測手段と、前記計測手段で計測された前記搬送移動距
離と前記待機移動距離との比較結果に基づいて前記搬送
体の一つを前記待機位置に待機させる制御手段とが設け
られている自動販売機 上記A乃至Fの構成にあり、かかる構成から次の作用効
果を奏する。
【0005】
【作用】a.前記Aの構成により、搬送体の移動方向を
前後に変更することなく、商品を能率良く商品取り出し
位置に向けて搬送でき、しかも前記Bの構成により、少
ない数の搬送体で効率良く搬送できるのであるが、 b.前記C,D,Eの構成により、排出位置と待機位置
との各々に対応させて二個の検出手段を設けるのではな
く、特定の位置に一つの検出手段を設けて、その検出手
段が被検出部を検出する毎に搬送体の駆動移動を停止す
ることで、各搬送体を待機位置と排出位置とに順次停止
させることができる。 c.前記Fの構成により、販売動作の開始時に搬送体の
一つを強制的に待機位置に待機させて、前記C,D,E
の構成を採用したことによる欠点、つまり、停電などで
搬送体の駆動制御が中断してしまうと検出手段が検出し
た被検出部が待機位置に対応するものか排出位置に対応
するものか不明となってしまうから、その後で駆動制御
を再開しょうとしても、排出位置に対応する被検出部を
待機位置に対応する被検出部と誤認して搬送体が排出位
置に停止している状態で販売動作が開始され易い欠点を
回避できる。
【0006】
【発明の効果】前記aの作用により、商品を能率良く商
品取り出し位置に向けて搬送でき、しかも少ない数の搬
送体で効率良く搬送できる自動販売機でありながら、前
記bの作用により、一つの検出手段を設けるだけで各搬
送体を待機位置と排出位置とに順次停止させることがで
きるから、検出手段の組付けコスト及び必要な組付けス
ペースを軽減できるしかも、前記cの作用により、搬送
体の駆動制御が中断しても、搬送体の一つを確実に待機
位置に待機させて販売動作を正常に再開させることがで
きる。
【0007】
【実施例】図15は、三個の商品貯蔵部1が横方向に並
設されている本体Aに、扉体Bが揺動開閉可能に枢支さ
れてなる自動販売機を示す。前記商品貯蔵部1の各々
は、前後方向に並設される複数のサーペンタイン式商品
貯蔵庫1aと、販売指令に基づいて商品貯蔵部1の一つ
から排出された缶入り或いは瓶入り飲料等の回転体形状
の商品Cを商品払出し口1bに向けて滑降案内するシュ
ート1cとを設けて構成されている。前記商品払出し口
1bは各商品貯蔵部1毎に各別に備えられ、横方向に沿
って異る位置に配置されている。図11に示すように、
前記扉体Bに、商品払出し口1b配設方向に沿って一連
に形成されて各商品払出し口1bから払出された商品C
を受け止める受け面2と、いずれの商品払出し口1bか
ら払出された商品Cかを問わず、受け面2で受け止めら
れた商品Cを各商品払出し口1bよりも搬送方向上手側
の待機位置Hで待機している搬送体3で掬い上げて、そ
の商品払出し口1bよりも高位置の商品取り出し位置と
しての商品取出箱4に向けて搬送する商品搬送装置Dと
が設けられている。前記商品搬送装置Dは、搬送体3を
受け面2に沿って横方向に駆動移動させて、受け面2で
受け止められた商品Cを当該搬送体3で押し出しながら
搬送する横搬送経路Eと、搬送体3を上方向に駆動移動
させて、横搬送経路Eに沿って搬送されてきた商品Cを
当該搬送体3の下向きに湾曲した搬送面3aで持ち上げ
搬送する縦搬送経路Fとが連続するL字状搬送経路を備
えている。前記L字状搬送経路は、上下スプロケットG
1,G2と5個の案内スプロケットG3とに亘って無端回動
体としての無端チェーン5をL字状に巻掛けるととも
に、二個の搬送体3をこの無端チェーン5に搬送体取付
け部材6を介してほぼ等間隔で連結して構成されてい
る。図12,図13,図14に示すように、前記搬送体
3の各々はその搬送面3aが下向きに湾曲する樋状に形
成され、搬送体取付け部材6に対して上下揺動自在に連
結されているとともに、搬送体取付け部材6の左右両側
に軸支したローラー6aを無端チェーン5の巻掛け経路
に沿って設けたガイドレール7で案内して、下側のスプ
ロケットG2にチェーン連動された駆動モータMの駆動
で、二個の搬送体3が一連の周回経路に沿って一方向に
駆動移動されるよう構成してある。前記搬送体3の底面
に上下揺動自在な揺動アーム3cと受け面2上を転動す
る転輪3bとが連設され、揺動アーム3cは搬送体3に
近接する側にバネ付勢されていて、搬送体取付け部材6
に連結した上下揺動自在な揺動片6bの長孔6cに揺動
アーム3cに連設してあるピン3fを係入させて当該揺
動アーム3cの揺動範囲が規制されている。
【0008】前記受け面2は、商品Cの外径よりも幅広
で、かつ幅方向中央部ほど低くなるよう屈曲する樋状に
形成され、商品払出し口1bから払い出された商品Cが
その長手方向を搬送方向に向けて幅方向中央部に受け止
められるよう構成されているるとともに、幅方向中央部
に沿ってスリット状の隙間10が形成され、この隙間1
0から搬送体3を引っ張って横搬送経路Eに沿って駆動
移動させるよう構成されている。前記各搬送体3は、各
商品払出し口1bよりも搬送方向上手側の横搬送経路で
いずれかの商品払出し口1bから受け面2に払い出され
た商品Cを搬送するべく待機する待機位置Hと、持ち上
げ搬送した商品Cを商品取出箱4のシュート4aに滑降
排出させる排出位置Jとを順に通過しながらL字状搬送
経路に沿って一方向に駆動移動され、搬送体3が待機位
置Hから排出位置Jまで移動する搬送移動距離L1を、
その搬送体3が排出位置Jに到着してからの他方の搬送
体3が待機位置Hに移動するまでの待機移動距離L2
りも長くしてある。図12に示すように、前記搬送体3
は、搬送体3に軸支した転輪3bを受け面2上で支持さ
せることで、横搬送経路Eに沿っての移動姿勢がその搬
送面3aを搬送方向に対して後傾させる押し出し姿勢に
案内され、縦搬送経路Fに沿っての移動姿勢は、揺動ア
ーム3cの他端側に軸支されているガイドローラー3d
を縦搬送経路Fに沿って設けてあるカム面11に接当さ
せることで、その搬送面3aで商品Cを持ち上げ搬送可
能な持ち上げ姿勢に案内される。そして、横搬送経路E
に沿って押されながら移動する商品Cは、搬送体3が押
し出し姿勢から持ち上げ姿勢に姿勢変更されるに従っ
て、その搬送面3eで掬い上げられて当該搬送面3eに
載置されるよう構成している。
【0009】前記縦搬送経路F脇に、搬送体3の一つが
排出位置Jを通過したあと、当該搬送体3に後続する搬
送体3を待機位置Hに停止させる停止手段が備えられて
いる。前記停止手段は、無端チェーン5側に連設したド
グ9a,9bで蹴られると商品搬送装置Dの駆動を制御
する制御装置に信号を出力する一個の近接スイッチ8を
設けて構成され、前記ドグ9a,9bは、搬送移動距離
1相当分を隔てる間隔部分と待機移動距離L2相当分を
隔てる間隔部分とが交互に配置される所定配設間隔で無
端チェーン5側に連設されている。そして、図3に示す
ように、搬送体3の一つが待機位置に停止している状態
で商品Cが受け面2に払い出されると、駆動モータMが
駆動されて待機位置Hに停止していた搬送体3が移動を
開始し、図4に示すように、第1のドグ9a(以下、第
1ドグ)の一つが近接スイッチ8を蹴ると、制御装置は
その搬送体3が排出位置Jに到着したと判断して駆動モ
ータMの駆動が停止され、所定の商品排出時間が経過す
るとと再び駆動モータMが駆動されて、図5に示すよう
に、第2のドグ9b(以下、第2ドグ)の一つが近接ス
イッチ8を蹴ると、制御装置は後続する他方の搬送体3
が待機位置Hに到着したと判断して駆動モータMの駆動
が停止され、当該他方の搬送体3が待機位置Hで待機す
るよう構成されている。
【0010】このように、1個の近接スイッチ8から出
力される信号の有無で商品搬送装置Dの駆動を制御する
よう構成した場合、停電等で電源が一時的に切れてしま
ってその駆動制御が中断された後、駆動制御を再開して
も、次に近接スイッチ8から制御装置に入力された信号
が、第1ドグ9aによるものか第2ドグ9bによるもの
か判別できず、第1ドグ9aによる信号を第2ドグ9b
による信号と誤認すると、搬送体3が排出位置Jに停止
した状態で販売動作が終了してしまうおそれがあり、こ
の時は商品払出し口1bから払い出された商品Cが搬送
されず、正常な販売動作が行われないことになる。そこ
で、図1,図2のフローチャートで示すように、停電等
で電源が一時的に切れてしまって商品搬送装置Dの駆動
制御が中断された後、駆動制御を再開しても、正常に販
売動作が開始されるよう、搬送移動距離L1と待機移動
距離L2とを搬送体3の所要移動時間TC1,TC2と
して計測する計測手段Pと、計測手段Pで計測された搬
送移動距離L1と待機移動距離L2との比較結果に基づい
て搬送体3の一つを待機位置Hに待機させる初期化制御
手段Qとを設けている。前記計測手段Pを図1のフロー
チャートに基づいて説明する。停電等で電源が切れたあ
と再び電源が入ると、近接スイッチ8から信号が出力さ
れたか否かが判別され(ステップS1)、図6又は図7に
示すように、電源が切れたときに搬送体3が待機位置H
又は排出位置Jのいずれの位置にも止まらなかった結
果、信号が出力されていないと判別されたときは商品搬
送装置Dが駆動中か否かが判別され(ステップS2)、駆
動が停止しているときはその駆動が開始されて(ステッ
プS3)、信号が出力されるまでステップS1に戻る。図
3又は図8に示すように、搬送体3が待機位置H又は排
出位置Jのいずれかの位置に到着した結果、或いは電源
が切れたときに搬送体3が待機位置H又は排出位置Jの
いずれかの位置に停止した結果、ステップS1で信号が
出力されたと判別されたときは、商品搬送装置Dが駆動
中か否かが判別されて(ステップS4)、電源が切れたと
きに搬送体3が待機位置H又は排出位置Jのいずれかの
位置に停止した場合のように、駆動が停止しているとき
に信号が出力されたと判別されたときは商品搬送装置D
の駆動並びに第1の駆動時間TC1(以下、第1駆動時
間)の計時が開始されて(ステップS5)ステップS1
戻る。搬送体3が待機位置H又は排出位置Jのいずれか
の位置に到着した場合のようにステップS4 で商品搬送
装置Dが駆動中のときに信号が出力されたと判別された
ときは第1駆動時間TC1を計時中か否かが判別され
(ステップS6)、既に第1駆動時間TC1を計時中であ
ると判別されたときは、図4,図9に示すように、商品
搬送装置Dの駆動並びに第1駆動時間TC1の計時が停
止されて(ステップS7)、前回の信号が出力されてから
今回の信号が出力されるまでの時間が第1駆動時間TC
1として記憶され、所定の商品排出時間Tが経過したあ
と(ステップS8)、商品搬送装置Dの駆動並びに第2の
駆動時間TC2(以下、第2駆動時間)の計時が開始さ
れて(ステップS9)ステップS1に戻る。ステップS6
で第1駆動時間TC1が計時されてないときに信号が出
力されたと判別されたときは第2駆動時間TC2を計時
中か否かが判別され(ステップS 10) 、第2駆動時間T
C2も計時されていないと判別されたとき、つまり、電
源が切れたときに待機位置H又は排出位置Jのいずれの
位置にも停止していなかった搬送体3が初めて待機位置
H又は排出位置Jのいずれかの位置に到着して信号が出
力されたときは商品搬送装置Dの駆動が停止され(ステ
ップS11) 、所定の商品排出時間Tが経過したあと(ス
テップS12) 、商品搬送装置Dの駆動並びに第1駆動時
間TC1の計時が開始されて(ステップS13) ステップ
1に戻る。ステップS10で第2駆動時間TC2を計時
中に信号が出力されたと判別されたときは,図5又は図
10に示すように、商品搬送装置Dの駆動並びに第2駆
動時間TC2の計時が停止されて(ステップS14) 、前
回の信号が出力されてから今回の信号が出力されるまで
の時間が第2駆動時間TC2として記憶され、搬送移動
距離L1と待機移動距離L2とが第1駆動時間TC1又は
第2駆動時間TC2として計測される。続いて前記初期
化制御手段Qについて説明する。前記計測手段Pで計測
された第1駆動時間TC1と第2駆動時間TC2との大
小が比較されて(ステップS15) 、図5の場合のよう
に、第1駆動時間TC1よりも後から計時された第2駆
動時間TC2の方が小さいと判別されたとき、つまり搬
送移動距離L1よりも短い待機移動距離L2分を搬送体3
が移動した後であると判別されたとき、搬送体3の一つ
が待機位置Hに停止していることになるから、その停止
位置で販売動作が開始される。図10の場合のように、
ステップS15で第1駆動時間TC1よりも後から計時さ
れた第2駆動時間TC2の方が大きいと判別されたと
き、つまり待機移動距離L2よりも長い搬送移動距離L1
分を搬送体3が移動した後であると判別されたとき、所
定の商品排出時間Tが経過したあと(ステップS16) 、
商品搬送装置Dの駆動が開始され(ステップS17) 、近
接スイッチ8から信号が出力されると搬送体3の一つが
待機位置に移動したと判別されて(ステップS18) 、商
品搬送装置Dの駆動が停止され(ステップS19) 、その
停止位置で販売動作が開始される。尚、搬送体3が排出
位置Jから待機位置Hに戻る復帰経路では、搬送体3を
無端チェーン5側に倒すガイド機構を設けて、搬送体3
がコンパクトな姿勢で復帰移動するように案内される。
【0011】〔別実施例〕ア.一連の周回経路は、L字
状の周回経路に限定されず、上下方向或いは左右方向に
沿って周回する周回経路であっても良い。 イ.検出手段は、フォトセンサー等の非接触で被検出部
を検出する検出手段であっても良い。 ウ.検出手段の取付け位置は、無端回動体側に設けた被
検出部を検出可能であれば特に限定されない。 エ.商品の搬送方式は特に限定されず、商品貯蔵部から
払い出された商品をバケット状の搬送体で直接受け止め
て搬送する方式であっても良い。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送体の停止位置を初期化する為のフローチャ
ート
【図2】搬送体の停止位置を初期化する為のフローチャ
ート
【図3】商品搬送装置の作動説明図
【図4】商品搬送装置の作動説明図
【図5】商品搬送装置の作動説明図
【図6】商品搬送装置の作動説明図
【図7】商品搬送装置の作動説明図
【図8】商品搬送装置の作動説明図
【図9】商品搬送装置の作動説明図
【図10】商品搬送装置の作動説明図
【図11】商品搬送装置を示す概略側面図
【図12】商品搬送装置の要部拡大図
【図13】図14の要部拡大図
【図14】図11のXIV−XIV線矢視図
【図15】自動販売機の一部切欠正面図
【符号の説明】
1 商品貯蔵部 3 搬送体 4 商品取り出し位置 5 無端回動体 8 検出手段 9a 被検出部 9b 被検出部 C 商品 H 待機位置 J 排出位置 L1 搬送移動距離 L2 待機移動距離 P 計測手段 Q 制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品(C)を商品取り出し位置(4)に
    向けて搬送する搬送体(3)の複数が無端回動体(5)
    を介して所定間隔を隔てて連結され、前記複数の搬送体
    (3)が、商品貯蔵部(1)から払い出された商品
    (C)を搬送するべく待機する待機位置(H)と搬送商
    品(C)を前記商品取り出し位置(4)に排出するべく
    停止する排出位置(J)とを経由する一連の周回経路に
    沿って一方向に駆動移動されるとともに、前記搬送体
    (3)の一つが前記排出位置(J)を通過したあと、当
    該搬送体(3)に後続する搬送体(3)を前記待機位置
    (H)に停止させる停止手段が備えられ、前記搬送体
    (3)の一つが前記待機位置(H)から前記排出位置
    (J)まで移動する搬送移動距離(L1)と、前記搬送体
    (3)の一つが前記排出位置(J)に到着してからの当
    該搬送体(3)に後続する搬送体(3)が前記待機位置
    (H)に移動するまでの待機移動距離(L2)とが異なる
    自動販売機であって、前記停止手段が、前記周回経路の
    途中位置に、前記無端回動体(5)側に所定配設間隔で
    設けた複数の被検出部(9a),(9b)を順に検出する
    一個の検出手段(8)を設けて構成され、前記所定配設
    間隔が前記搬送移動距離(L1)相当分を隔てる間隔部分
    と前記待機移動距離(L2)相当分を隔てる間隔部分とが
    交互に配置される間隔に設定されているとともに、前記
    搬送移動距離(L1)と前記待機移動距離(L2)とを計測
    する計測手段(P)と、前記計測手段(P)で計測され
    た前記搬送移動距離(L1)と前記待機移動距離(L2)と
    の比較結果に基づいて前記搬送体(3)の一つを前記待
    機位置(H)に待機させる制御手段(Q)とが設けられ
    ている自動販売機。
JP5854291A 1991-03-22 1991-03-22 自動販売機 Expired - Lifetime JP2609769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5854291A JP2609769B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5854291A JP2609769B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04293194A JPH04293194A (ja) 1992-10-16
JP2609769B2 true JP2609769B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=13087332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5854291A Expired - Lifetime JP2609769B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2609769B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04293194A (ja) 1992-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4401189A (en) Start/stop control system for conveyor means
JP2609769B2 (ja) 自動販売機
JP2609770B2 (ja) 自動販売機
JP3757696B2 (ja) 自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法
JP2003077044A (ja) 自動販売機
JP2594150B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2621572B2 (ja) 自動販売機の商品取出装置
JP2624908B2 (ja) 自動販売機
JP2624910B2 (ja) 自動販売機
KR100699032B1 (ko) 무인 자동판매기에서의 상품걸림 제거장치 및 방법
JP2569719Y2 (ja) 自動販売機
JP2512595B2 (ja) 自動販売機
JP3255245B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JP2892850B2 (ja) 自動販売機
JPH0991522A (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JPH0940175A (ja) 物品仕分け装置
JPH0589339A (ja) エレベータ式自動販売機
JP2001297365A (ja) 自動販売機
JP2535860Y2 (ja) 自動販売機
JP2956660B2 (ja) 自動販売機の商品取出装置
JPH0950552A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
KR0123700Y1 (ko) 자동 판매기의 반환 주화 이송장치
JP3048683B2 (ja) エレベータ式自動販売機
JP2516651Y2 (ja) コイン搬送装置
JPS6262389U (ja)