JP2609324B2 - エレベータ出入口装置 - Google Patents

エレベータ出入口装置

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JP2609324B2
JP2609324B2 JP1090591A JP9059189A JP2609324B2 JP 2609324 B2 JP2609324 B2 JP 2609324B2 JP 1090591 A JP1090591 A JP 1090591A JP 9059189 A JP9059189 A JP 9059189A JP 2609324 B2 JP2609324 B2 JP 2609324B2
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JP
Japan
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frame
wall
building wall
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sided frame
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JP1090591A
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JPH02270795A (ja
Inventor
芳孝 山崎
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建屋壁に固設される三方枠を備えたエレベ
ータ出入口装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のエレベータ出入口装置の要部構成を示
す横断面図である。
従来、エレベータにあつては、第3図に示すように、
建屋壁11に鉄筋12を介し三方枠13が溶接等によつて固定
される。そして、この三方枠13は建屋壁11の表面よりあ
らかじめ定められる寸法分だけ突出するように配置され
ており、この突出部分に端部が隣接する状態で建屋壁11
の表面側を覆う仕上げ壁14を施工するようになつてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のエレベータ出入口装置で
は、三方枠13の突出部分に端部が隣接する状態で仕上げ
壁14が施工されることから、この仕上げ壁14を施工する
以前に、三方枠13を先行して設置する必要があり、この
ため、三方枠13の設置が遅れると、仕上げ壁14の施工が
遅れる等、建屋の仕上げ工程に支障を生じるという問題
があつた。また、三方枠13を設置した後、仕上げ壁14を
施工する際などに、三方枠13を損傷させてしまい、この
三方枠13の意匠性を損なうという問題もあつた。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、建屋壁の表面側に仕上げ壁
を施工した後でも、この建屋壁の出入口部分に三方枠を
設置することのできるエレベータ出入口装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、表面側が仕上げ
壁で覆われる建屋壁に固設される三方枠と、この三方枠
で形成される出入口を開閉する出入口ドアとを備えたエ
レベータ出入口装置において、上記三方枠と上記建屋壁
との間に介在するよう上記建屋壁の端部に、この建屋壁
の表面より突出して設けられるとともに、上記三方枠が
装着される先行枠を設け、上記先行枠が、建屋壁側に位
置し、建屋壁に固定される第1の平面部と、この第1の
平面部に連設され、出入口の幅方向に沿うように延設さ
れる第2の平面部と、この第2の平面部に連設され、三
方枠が取り付けられる第3の平面部とを有し、上記仕上
げ壁を、上記建屋壁の表面と上記第1の平面部とによつ
て囲まれる空間部のみに設けた構成にしてある。
〔作用〕
本発明は上記のように建屋壁の端部に先行枠が設けら
れるので、仕上げ壁は端部が先行枠の突出部分に隣接す
る状態で施工される。そして、上記の先行枠に、三方枠
が装着される。これにより、建屋壁の表面側に仕上げ壁
を施工した後でも、この建屋壁の出入口部分に三方枠を
設置することができる。
〔実施例〕
以下、本発明のエレベータ出入口装置を図に基づいて
説明する。
第1図および第2図は本発明のエレベータ出入口装置
の一実施例を示す説明図で、第1図は要部構成を示す横
断面図、第2図は全体構成を示す正面図である。
本実施例のエレベータ出入口装置は、第1図に示すよ
うに、建屋壁1に鉄筋2を介して溶接等によつて固設さ
れ、出入口を形成する三方枠3と、この三方枠3と建屋
壁1との間に設けられ、この建屋壁1の表面より所定寸
法、例えば仕上げ壁4の厚さ寸法だけ突出し、かつ、三
方枠3を装着可能な先行枠5と、出入口を開閉する出入
口ドア6と、この出入口ドア6の上方に配置される幕板
7等を備える。このようなエレベータ出入口装置は、階
床8の側端に立設される。
この実施例にあつては、建屋壁1の端部に先行枠5が
備えられる。すなわち、この先行枠5は鉄筋2aに溶接さ
れる。建屋壁1の表面側を覆う仕上げ壁4は、端部が先
行枠5の突出部分に隣接する状態で設けられる。そし
て、先行枠5に三方枠3が装着されてボルト9を介し締
結される。また、三方枠3は鉄筋2を介して建屋壁1に
固設される。
このように構成した実施例では、先行枠5に端部が隣
接する状態で仕上げ壁4を設け、その後、先行枠5に三
方枠3を装着でき、すなわち建屋壁1の表面側に仕上げ
壁4を施工した後でも、建屋壁1の出入口部分に三方枠
3を設置することができる。このため、三方枠3の設置
に何ら係わりなく仕上げ壁4を施工することができ、例
えば三方枠3の設置が遅れても、仕上げ壁4の施工が遅
れる等、の建屋の仕上げ工程に支障を生じることを防止
できる。また、仕上げ壁4の施工後に三方枠3を設置す
ることから、三方枠3の損傷を防止でき、この三方枠3
の意匠性を損なうことがない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、建屋壁の端部に
備えられる先行枠の突出部分に端部が隣接する状態で仕
上げ壁を設け、その後、先行枠に三方枠を装着すること
ができる。したがつて、三方枠の設置に何ら係わりなく
仕上げ壁を施工でき、例えば三方枠の設置が遅れても、
仕上げ壁の施工が遅れる等、建屋の仕上げ工程に遅れが
生じることを防止できるという効果がある。また、仕上
げ壁の施工後に三方枠を設置することによつて、この仕
上げ壁の施工に伴う三方枠の損傷がなく、すなわち、三
方枠の意匠性を損なうことを防止できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のエレベータ出入口装置の
一実施例を示す説明図で、第1図は要部構成を示す横断
面図、第2図は全体構成を示す正面図、第3図は従来の
エレベータ出入口装置の要部構成を示す横断面図であ
る。 1……建屋壁、2,2a……鉄筋、3……三方枠、4……仕
上げ壁、5……先行枠、6……出入口ドア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面側が仕上げ壁で覆われる建屋壁に固設
    される三方枠と、この三方枠で形成される出入口を開閉
    する出入口ドアとを備えたエレベータ出入口装置におい
    て、 上記三方枠と上記建屋壁との間に介在するよう上記建屋
    壁の端部に、この建屋壁の表面より突出して設けられる
    とともに、上記三方枠が装着される先行枠を設け、 上記先行枠が、 建屋壁側に位置し、建屋壁に固定される第1の平面部
    と、この第1の平面部に連設され、出入口の幅方向に沿
    うように延設される第2の平面部と、この第2の平面部
    に連設され、三方枠が取り付けられる第3の平面部とを
    有し、 上記仕上げ壁を、上記建屋壁の表面と上記第1の平面部
    とによつて囲まれる空間部のみに設けたことを特徴とす
    るエレベータ出入口装置。
JP1090591A 1989-04-12 1989-04-12 エレベータ出入口装置 Expired - Lifetime JP2609324B2 (ja)

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JPS5910485U (ja) * 1982-07-13 1984-01-23 三菱電機株式会社 エレベ−タの乗場三方枠装置

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