JP2608760B2 - 穀物水分計 - Google Patents

穀物水分計

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JP2608760B2 JP14430088A JP14430088A JP2608760B2 JP 2608760 B2 JP2608760 B2 JP 2608760B2 JP 14430088 A JP14430088 A JP 14430088A JP 14430088 A JP14430088 A JP 14430088A JP 2608760 B2 JP2608760 B2 JP 2608760B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は穀物水分計に関し、特に試料に混入してい
る異常粒の測定データを確実に除外し、試料の水分値を
正確に測定するものに関する。
[従来の技術] 一対のロール電極間で試料を一粒づつ圧砕し、該電極
間に発生する電気抵抗値を検出し、これをデジタル信号
に変換するとともに測定データMnとして順次、メモリー
に記憶し、その測定データMnに基づいて該穀物の水分値
Mvを算出する形式の穀物水分計として、例えば特開昭63
−58244号公報に開示のものがある。
ところで、この形式の穀物水分計は、試料に正常粒
(「整粒」)状態以外の異常粒(例えば、「屑粒」)が
混入して測定データMnがバラツキ、水分値Mvの算出に誤
差が生じるという不都合を防止するために、次のような
手段を設けている。即ち、前記電極間で一粒づつ圧砕す
るときに、測定データMnと同時に圧砕時間Tcを検出し、
この圧砕時間Tcが予め設定しておいた所定の許容値以下
の場合には、そのときの測定データMnを異常粒の測定デ
ータMnとして除外し、残余の測定データMnに基づいて試
料の水分値Mvを算出し、誤差のない水分値Mvを得るよう
にしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、前記形式の穀物水分計を穀物乾燥機に装着
するとともに乾燥中の被乾燥穀物を試料として採取し、
得られた測定データMnに基づいて試料粒の水分値Mvを算
出し、得られた水分値Mvに基づいて穀物乾燥機の各種自
動制御を行ったところ、次のような不都合が生じた。
即ち、被乾燥穀物の水分値Mvが低減変化するに従っ
て、次第に算出した水分値Mvに誤差が生じ、このために
適正な穀物乾燥機の各種自動制御が行い得ないと云う不
都合が発生した。
そこで、その原因を究明したところ、次のことが判明
した。即ち、穀物乾燥機においては被乾燥穀物の水分値
Mvは乾燥開始から乾燥終期にかけて、その水分値Mvが大
幅(例えば、30%〜15%の範囲)に低減変化し、同時に
被乾燥穀物の粒径、粘度等も低減変化する。この被乾燥
穀物の粒径、粘度等が低減変化すると、圧砕時間Tcが変
化するために、前記圧砕時間Tcの許容範囲を所定値に固
定設定した形式の水分計においては、水分値Mvの低減変
化につれて許容範囲が適合しなくなり、測定データMn中
から異常粒の測定データMnを正確に除外することが不可
能となり、結果として前述の不都合が発生することにな
った。
[発明の目的] そこでこの発明の目的は、上記不都合が発生するのを
防止するために、測定データMnと圧砕時間データTcnと
の少なくとも1方のデータに基づいて、次回測定時の圧
砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出するとともに、こ
の許容範囲(±ΔTc)を適宜変更して設定することによ
り、異常粒の測定データMnを確実に除外し、残余の測定
データMnに基づいて試料の水分値Mvを正確に測定するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明の穀物水分計は、 (イ) 所定時間毎に採取した被乾燥穀物を試料として
一対のロール電極間で一粒づつ圧砕し、該電極間に発生
する電気抵抗値を検出し、これをデジタル信号に変換す
るとともに測定データMnとして順次、メモリーに記憶す
る測定検出手段と、 (ロ) 該電極間で一粒づつ圧砕したときの圧砕時間Tc
を検出し、これを前記測定データMnと対応する圧砕時間
データTcnとして順次、メモリーに記憶する圧砕時間検
出手段と、 (ハ) メモリーに記憶した前記測定データMnと圧砕時
間データTcnとの少なくとも1方のデータに基づいて、
次回測定時の圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出す
る圧砕時間・許容範囲算出手段と、 (ニ) 前記測定データMnの中から前記圧砕時間Tcの許
容範囲(±ΔTc)外の圧砕時間Tcに該当する測定データ
Mnを除外し、残余の測定データMnに基づいて、試料の水
分値Mvを算出する水分算出手段とから構成したことを特
徴とする。
[作用] 上述の如く構成したことにより、圧砕時間・許容範囲
算出手段は、メモリーに記憶した前記測定データMnと圧
砕時間データTcnとの少なくとも1方のデータに基づい
て、次回測定時の圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算
出し、水分算出手段は測定データMnの中から前記圧砕時
間Tcの許容範囲(±ΔTc)外の圧砕時間Tcに該当する測
定データMnを除外し、残余の測定データMnに基づいて、
試料の水分値Mvを算出する。
[実施例] 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1〜7図はこの発明の実施例を示すものである。第
1〜2図において、穀物乾燥機1は貯留部2、乾燥部
4、集穀部3を有し、揚穀機5のホッパー6から投入し
た被乾燥穀物を揚上し、上部搬送手段7により前記乾燥
機1の上部中央まで搬送し、前記貯留部2中に均分落下
させ、乾燥部4を流下して、集穀部3に導き、下部搬送
手段8により前記揚穀機5の下部まで移送し、再び揚穀
機5により揚上するという循環を繰り返しつつこの間に
被乾燥穀物の乾燥を行うものである。9は揚穀機5の下
部の側壁5−1に装着した穀物水分計であり、所定時間
毎に採取した被乾燥穀物を試料として一対のロール電極
間(後述)で一粒づつ圧砕し、該試料の水分値Mvを測定
する。穀物水分計9には、揚穀機5内のバケットから溢
流落下している被乾燥穀物を試料として採取し、これを
一粒づつ該ロール電極間に供給する一粒供給機構(図示
せず)を有する。
次に、第3図は前記穀物水分計9内に内蔵された測定
制御回路のブロック図である。前記一粒供給機構で採取
した試料を一対のロール電極間10、11で圧砕し、そのと
き該電極間に発生する電気抵抗値を測定し電圧値として
出力する水分測定回路14と、この水分測定回路14から出
力される電圧値を一定周期でホールドする電圧ホールド
回路15と、ホールドした電圧を連続的に(試料が圧砕さ
れていない場合も)A/D変換し、得られたデジタル信号
を測定データMnとして出力するA/D変換回路16と、各種
演算を実行するCPU17(中央演算処理回路)とからな
る。
前記CPU17は、例えば8ビットのマイクロコンピュー
タで構成され、穀物水分計の測定動作を制御する測定制
御プログラムと各種データとを記憶するROM(リードオ
ンリーメモリー)18と、入力した各種データを一時的
に、記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)21と、
記憶した測定データMnに基づいてA/D変換回路16から入
力したデジタル信号に基づいて試料の水分値Mvを演算す
るALU(演算・論理回路)19等を有する。また、CPU17は
A/D変換回路16から連続的に出力されるデジタル信号の
変動値から、一粒の圧砕時間Tcをカウントする演算を実
行する。
22は各種の制御信号を出力する出力制御回路、23は出
力制御回路22からの信号により動作するリレー回路、24
は測定した水分値Mv等をデジタル表示する表示素子であ
る。
ここで、乾燥中の被乾燥穀物として「籾米」を採取
し、これを試料として一対のロール電極10、11で圧砕し
た場合に、水分測定回路14から出力される電圧波形につ
いて第4図に基づき説明する。
即ち、第4図(イ)は「整粒」の出力電圧の波形であ
り、圧砕初期より電圧の上昇が早く、略直線的に最大値
MAに達し、その後圧砕カスがロール電極10、11間から落
下するに従い徐々に電圧が下がり、上昇線と下降線が略
同形状の波形として出力される。このときの測定データ
MnはMA、または圧砕時間TcはTcAとする。第4図(ロ)
は「未熟粒」の出力電圧の波形である。この場合、未熟
粒は「整粒」に比べ粒や小さく、やわらかく且つ内部の
未熟米に水分を多量に含んでいるために、出力波形は、
圧砕初期には粒が小さいため籾殻が押圧されてそれに伴
う低い電圧が出力され、その後籾殻が粉砕され中の水分
が籾殻の表皮に浸出し、それを測定するため出力電圧が
急激に高く出て上昇線波形が2段状となり、最大値MB
らの下がり方は粒が小さいため急激に下降する波形とし
て出力される。このときの測定データMnはMB、圧砕時間
TcはTcB(TcB>TcA)とする。また、一粒供給機構が誤
って一度に2粒を該電極間に供給したとき、即ち「2
粒」の場合も、「未熟粒」と同様の波形を示す。
次に、第4図(ハ)は、籾殻ばかりで実のない籾であ
る「しいな」の波形であり、最大値MCが低い波形として
出力される。このときの測定データMnはMC、圧砕時間Tc
はTcC(TcC<TcA)となる。また、「破砕粒」の場合
も、「しいな」と同様の波形を示す。
第5図は、圧砕時間データTcnの平均値Tcnと試料の測
定データMnに基づいて算出した水分値Mv(例えば、測定
データMnの平均値)との関係を確認するために行った実
験結果を示すグラフであり、縦軸は水分値Mv、横軸は圧
砕時間Tcとし、試料は穀物乾燥機から所定時間毎(30
分)に採取した乾燥中の被乾燥穀物(籾米)を適用し
た。このグラフにおいて、○点は「整粒」のみの測定デ
ータMnの平均値、△点は「未熟粒」のみの測定データMn
の平均値、×点は「しいな、破砕粒」のみの測定データ
Mnの平均値を示すプロット点である。
また、図において、Aゾーンは「整粒」、Bゾーンは
「未熟粒、2粒」、Cゾーンは「しいな、破砕粒」の測
定データMnが分布するゾーンである。また、直線Iは
「整粒」の各プロット点から求めた回帰線であり、曲線
IIは「整粒」と「未熟粒、2粒」とを区別する境界線、
曲線IIIは「整粒」と「しいな、破砕粒」とを区別する
境界線である。この第5図の回帰線Iによれば、「整
粒」の水分値Mvと圧砕時間Tcとは正比例の関係にあるこ
と。また、境界線II、IIIから、「整粒」と整粒以外の
「異常粒」とを区別する圧砕時間Tcの許容範囲(±Δ
T)が水分値Mvの低下により狭くなること。等が明らか
になった。
そこで、この実験結果から、所定時間毎に測定した測
定データMvと圧砕時間データTcnとから次回測定時の圧
砕時間Tcの許容範囲(±ΔT)を求め、これを予め、CP
U17のROM18に記憶しておき、次回測定時には記憶してお
いた前記圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔT)に基づいて、
許容範囲(±ΔT)外の測定データMnを除去し、残余の
測定データMnに基づいて試料の水分値Mvするようにすれ
ば、誤差のない水分値が得られることが判明した。
次に、この実施例の作用を第6図のフローチャートに
よって説明する。
まず穀物乾燥機1の乾燥運転スイッチ(図示せず)を
オンさせて乾燥運転をスタートさせると、穀物水分計9
のCPU17のROM18に内蔵された測定制御プログラムがスタ
ート(S100)し、穀物水分計は穀物乾燥機1から被乾燥
穀物を一粒供給装置により採取し、測定開始(S110)の
状態となる。CPU17は、水分測定回路14、電圧ホールド
回路15、A/D変換回路16等の回路手段を介して、採取し
た被乾燥穀物を試料とし、これを一対のロール電極10、
11間で一粒づつ圧砕し、このとき該電極間に発生する電
気抵抗値を検出し、これをデジタル信号に変換して測定
データMnとして入力し、順次、RAM21に記憶(S120)す
る。
同時に、CPU17は入力した一粒づつの測定データMnの
出力電圧波形の幅、即ち圧砕時間Tcを検出(カウント)
し、これを圧砕時間データTcnとして、順次、RAM21に記
憶(S130)する。
次に、所定粒数N(例えば、200粒)を圧砕したか否
か、即ち1回目の測定が完了したか否かを判定(S140)
する。NOの場合には、再度(S110)にジャンプし、(S1
10)〜(S140)を繰り返す。YESの場合には、今回測定
した圧砕時間データTcnから平均値(▲▼)を算
出するとともに前回の測定時に予めRAM21の所定エリア
に記憶しておいた(後述、S180)、圧砕時間Tcの許容範
囲(±ΔTc)を、CPU17のレジスタ17−1に読み出し(S
150)する。但し、初回目の測定の場合には、RAM21の所
定エリアに圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)は、設定さ
れていないので、予め所定の許容範囲(±ΔTc)のデー
タを設定しておく必要がある。
次に、RAM21に記憶した測定データMnの中から、異常
粒の測定データMnを除外(S160)する。つまり、RAM21
に記憶しておいた圧砕時間データTcnとレジスタ17−1
に読み出した許容範囲(±ΔTc)とを比較し、許容範囲
(±ΔTc)外(即ち、圧砕時間データTcnの平均値▲
▼±ΔTc以外)の圧砕時間Tcに該当する測定データ
Mnを検索し、該当する測定データMnをRAM21の記憶デー
タから除外する。
次に、RAM21から異常粒の測定データMnを除外した残
余の測定データMnに基づいて試料の水分値Mvを算出(例
えば、平均値)する。(S170)次に、今回算出した試料
の水分値Mvに基づいて、次回測定時の圧砕時間Tcの許容
範囲(±ΔTc)を予測し、これをRAM21の前記所定エリ
アに変更設定(S180)する。即ち、次回測定の圧砕時間
Tcの許容範囲(±ΔTc)は、穀物乾燥機1の機種、乾燥
性能(毎時乾減率)に対応した第5図の実験結果に基づ
いて決定される必要があり、具体的には第5図の境界線
II、IIIのデータにより決定される。
次に、今回算出した試料の水分値Mvを穀物乾燥機1の
制御装置(図示せず)にデータ転送するとともに、表示
素子24に水分値Mvをデジタル表示(S190)する。
次に、所定時間(例えば、10分)経過したか否かを判
定し、NOの場合には測定を一時停止したままで待機し、
YESの場合には前記(S110)にジャンプ(S200)する。
以後、穀物乾燥機の制御装置が、乾燥運転を停止するま
で前述の測定動作を継続する。
なお、上記実施例においては、圧砕時間Tcの許容範囲
(±ΔTc)を測定データMnと圧砕時間データTcnとの両
データに基づいて算出するようにしたが、第5図のよう
に水分値Mvと圧砕時間Tcとの相関関係が実験により明確
に設定できる場合には、測定データMnまたは圧砕時間デ
ータTcnのいずれか一方のデータに基づいて、より簡略
化して算出することも可能である。
まず、第7図(イ)に示すものは、予め水分値Mvの変
化するゾーンに対応する最適の圧砕時間Tcの許容範囲
(±ΔTc)をデータ表としてROM18等に記憶しておき、
このデータ表に基づいて圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔT
c)を算出するものである。同様にして、第7図(ロ)
示すものは水分値Mvの変化に代わり、測定データMnのバ
ラツキ状態ΔMn(例えば、標準偏差)に対応して圧砕時
間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出するデータ表であり、
また第7図(ハ)示すものは、水分値Mvの変化に代わ
り、算出した圧砕時間データTcnの平均値Tcnに対応して
圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出するデータ表で
ある。
また、許容範囲(±ΔT)以外の測定データMnに基づ
いて、異常粒の種類(例えば、しいな、未熟粒)、また
それらの混入率等を、判定、算出することも可能であ
る。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明によれば、圧砕
時間・許容範囲算出手段は、メモリーに記憶した前記測
定データMnと圧砕時間データTcnとの少なくとも1方の
データに基づいて、次回測定時の圧砕時間Tcの許容範囲
(±ΔTc)を算出し、水分算出手段は測定データMnの中
から前記圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)外の圧砕時間
Tcに該当する測定データMnを除外し、残余の測定データ
Mnに基づいて、試料の水分値Mvを算出するようにしたの
で、測定データMnの中から異常粒の測定データMnを確実
に除去し誤差のない試料の水分値Mvを算出できる。ま
た、算出した水分値Mvに基づいて、穀物乾燥機の乾燥制
御を実行すれば、被乾燥穀物の品質を向上させることが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図はこの発明の一実施例を示し、第1図は穀物
乾燥機の正面図、第2図は穀物乾燥機の右側面図、第3
図は穀物水分計の測定制御回路のブロック図、第4図は
試料の種類別の出力電圧波形と圧砕時間Tcとの関係を説
明するための図、第5図は水分値Mvと圧砕時間Tcとの関
係を示す実験データのグラフ、第6図は穀物水分計の動
作、及び第1の実施例の作用を説明するフローチャー
ト、第7図は圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出す
る他の実施例を説明する表である。 1……穀物乾燥機、3……集穀部、4……乾燥部、9…
…穀物水分計、10、11……ロール電極、14……水分測定
回路、15……電圧ホールド回路、16……A/D変換回路、1
7……CPU、18……ROM、21……RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 所定時間毎に採取した被乾燥穀物
    を試料として一対のロール電極間で一粒づつ圧砕し、該
    電極間に発生する電気抵抗値を検出し、これをデジタル
    信号に変換するとともに測定データMnとして順次、メモ
    リーに記憶する測定検出手段と、 (ロ) 該電極間で一粒づつ圧砕したときの圧砕時間Tc
    を検出し、これを前記測定データMnと対応する圧砕時間
    データTcnとして順次、メモリーに記憶する圧砕時間検
    出手段と、 (ハ) メモリーに記憶した前記測定データMnと圧砕時
    間データTcnとの少なくとも1方のデータに基づいて、
    次回測定時の圧砕時間Tcの許容範囲(±ΔTc)を算出す
    る圧砕時間・許容範囲算出手段と、 (ニ) 前記測定データMnの中から前記圧砕時間Tcの許
    容範囲(±ΔTc)外の圧砕時間Tcに該当する測定データ
    Mnを除外し、残余の測定データMnに基づいて、試料の水
    分値Mvを算出する水分算出手段 とから構成されることを特徴とする穀物水分計。
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