JP2564551B2 - 粉粒体の流量計測装置 - Google Patents

粉粒体の流量計測装置

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JP2564551B2 JP62142173A JP14217387A JP2564551B2 JP 2564551 B2 JP2564551 B2 JP 2564551B2 JP 62142173 A JP62142173 A JP 62142173A JP 14217387 A JP14217387 A JP 14217387A JP 2564551 B2 JP2564551 B2 JP 2564551B2
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賢二 武冨
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は穀類などの粉粒体の流量計測装置に関する。
(従来技術) バッチ式のスケールを用いて小麦のような粉粒体の流
量を計測する方法は種々知られている。このような計測
方法においては、1バッチ定量の回数をカウントするか
又は1バッチ不定量の場合はそれらを合計してその合計
した時間に通過した量を計測し、処理時間で割算して流
量を計測するのが普通である。この場合の時間は比較的
長い時間を使わないと正確な流量が求められない。そこ
で流量を瞬間に図る方法も種々開発されているが、この
場合は処理した全量を計測する場合は瞬間流量と時間と
の積の結果として出すため正確を期しがたく全使用量の
確認のために別にバッチ式のスケールを設けることが多
い。このためにバッチ式スケールを使って瞬間流量を計
測する試みもいろいろ行われている。例えば流路の途中
へスケールを設けて計量槽に投入される時間と重量を1
回毎に計って流量を求める方法である。
このような従来のバッチ式スケールによる流量計測方
法は粉砕機のような処理装置で処理されて出てくる粉粒
体の流量を計測する場合には問題はないが、処理装置へ
供給される粉粒体の流量を計測する場合には各バッチご
とに一旦貯留槽に入れた後処理装置へ供給されるので計
測の時間遅れがあるばかりでなく流量計測された流量が
そのまま供給されないで一旦貯留されるためその流量値
を用いて流量の制御や定量供給することは適当でない。
また貯留ホッパー内において満空センサーを使って供給
時間を計測すると上部から投入の時の粉面の状態と排出
時の粉面の状態が変り正確に1回ごとのスケール量に対
応する計測時間が測定できないという問題もある。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、連続
的に処理される粉粒体の流量をバッチ式スケールにより
処理装置の前で時間遅れなく正確に計測することを目的
とし、この目的を達成するために、供給される粉粒体の
重量を所定量ずつ計量するとともに、その計量された粉
粒体の所定量ごとに処理装置に供給される通路に設けら
れた検知器により粉粒体の有無に基づいて供給時間を計
測し、計量した重量と供給時間とから流量を演算するよ
うに構成したものである。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による流量計測装置の概略線図を示し
ており、1は粉粒体の供給管、2は供給路を開閉するた
めのフィーダゲート、3はロードセル式のホッパースケ
ール、4はホッパースケール3の1バッチ量の容量を有
するホッパー、5はホッパー4に連結した直管で、この
直管5はホッパー4と処理装置とを連結するものである
が、その寸法は能力の許すかぎり細くするのがよい。こ
れは有無の判断が確実になるからである。6は直管5の
途中に配置され管内の粉粒体の有無を検知する満空セン
サ、7はこの直管5に連結したチェックビン、8はモー
タ9により駆動されるスクリュー式フィーダである。
次に計量手順を説明する。
まずフィーダゲート2を開いて供給管1からホッパー
スケール3内に粉粒体を投入する。投入量は所定のバッ
チ量または所定時間できまる量であり、その量に達した
ときフィーダゲート2を閉じて投入を停止し、投入量WK
を計量する。
一方、フィーダ8はチェックビン7に貯留している前
回分のバッチ量を排出口8aから処理装置(図示せず)に
順次設定量で排出しており、チェックビン7内の粉粒体
は暫時減少していく。そうしている内に満空センサ6が
直管5内の粉粒体が無くなったことを検知したとき、ホ
ッパースケール3からはすでに計量を終っているバッチ
量の粉粒体を底部開口3aを開くことによってホッパー4
内に排出する。このとき満空センサ6が空(無)を検出
した時刻tkからの経過時間を計測する。
ホッパースケール3から排出された粉粒体は前回分の
粉粒体に連続してチェックビン7に供給されフィーダ8
により順次処理装置に向けて供給される。
ホッパースケール3が空であることを確認した後フィ
ーダゲート2を開いて供給管1から1バッチ量を投入す
る。その後の計量は前述したと全く同じである。その間
にフィーダ8による排出が進んでチェックビン7内の粉
粒体が減少していき、満空センサ6が直管5内の空を検
知したときホッパースケール3内の粉粒体をホッパース
ケール4に排出することは前述したと同じである。この
満空センサ6が直管5内の空を検出した時をtk+1とする
と、流量Qは次の式で求めることができる。
上の説明からわかるように、重量Wkの粉粒体の処理に
要した時間がtk+1−tkであり、両者は常に対応した関係
にあるので、上式により求めたQは正確な流量を表わす
ことになる。
第2図は本発明による流量計測装置をロール粉砕機に
応用して流量制御を行っている例を示す。
一般にロール粉砕機は粉砕ロール全長にわたり粉粒体
が一様に分散されて供給されることが必要であるので、
機内にスクリューなどの分散用フィーダを設けておき、
粉粒体を一旦機内にためた後そのフィーダで分散して粉
砕ロール上に供給している。穀類の製粉工程においては
1台のロール粉砕機で1度に粉砕せずに多数台のロール
粉砕機を用いて粒度別に何段かに粉砕していくのが(普
通であるが、このような工程においては特に最初に供給
される原料の量を一定にすることが必要である。もし供
給量が一定でないとその変動に応じて各工程での流量調
節がそのつど必要となり、工程が不安定となる。
そこで、第2図に示すように、本発明による流量計測
装置をロール粉砕機の上流側に設けることにより定量供
給装置の一例としてロール粉砕機に供給される粉粒体の
供給量が正確に制御できる。
第2図において、参照数字1〜6は第1図に示した更
正部分を同じものを示しており、本発明による流量計測
装置の要部である。
10〜15がロール粉砕機を構成しており、10は粉砕機の
上部に設けられたガラスビン、11は粉砕機のハウジン
グ、12はハウジング11の内部上方に設けられたロールフ
ィーダで、ロールフィーダの回転数は変速モータ13によ
り制御される。14はフィーダゲートでその開度を調整す
ることにより粉砕ロール15への粉粒体の供給量が制御さ
れる。粉砕ロール15は一対のロールから成り、ロール間
に供給される粉粒体を挽砕する。
供給管1からホッパースケール3に投入された1バッ
チ量の粉粒体は計量された(計量値をW1とする)後満空
センサ6による空検知のタイミングで底部開口3aからホ
ッパー4内に排出される。ホッパー4内の粉粒体は直管
5内を流下してロールフィーダ12の回転とフィ−ダゲー
ト14の開度に応じた供給量で粉砕ロール15に供給され
る。この場合、ロールフィーダ12の回転数は一定にして
フィーダゲート14の開度により供給量を制御してもよい
し、フィーダゲート14の開度を一定にしてロールフィー
ダ12の回転数で供給量を制御してもよい。
粉砕ロール15による粉砕が進行してホッパー4内の粉
粒体が減少し満空センサ6より空が検知されると、ホッ
パースケール3から1バッチ量の粉粒体が再びホッパー
4内に供給される。満空センサ6が前回空を検知してか
ら今回空を検知するまでの時間T1を計測し記憶してお
き、W1/T1を演算することによりロール粉砕による処理
量を知ることができる。
そこでこの計算機W1/T1が設定値と一致するようにロ
ールフィーダ12およびフィーダゲート14による粉砕ロー
ル15への供給量を制御する。このように本発明による流
量計測装置を用いてロール粉砕機に供給される粉粒体の
供給量を計測できるので、それにより粉砕ロールに供給
される粉粒体を常に正確に定量制御することができる。
第3図は本発明による流量計測装置を用いて流量制御
した結果(B)を従来の流量制御を行わない場合(A)
と比較して示したもので、Aの場合の流量変動が±2.3
%であるのに対してBの場合の流量変動は±0.34%であ
り、流量変動の幅は約1/7に減少した。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、所定量ずつ
供給される粉粒体の重量を計測するとともに、その計量
した粉粒体が処理装置に供給される通路に設けられた検
知器により粉粒体の有無に基づいて供給時間を計測し、
計量した重量と供給時間とから流量を演算するように構
成したので、供給される流量が時間遅れなく正確に計測
できる。従って、本発明による流量計測装置を用いて流
量制御を行えば、バッチ式計量機を使用しても流量値は
すなわち供給量と一対一の対応をしているから供給量の
変化に直接応答し的確な制御ができ、結果として変動の
少ない定量供給が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流量計測装置の一実施例の概略線
図、第2図は本発明による流量計測装置をロール粉砕機
に応用した定量供給装置の概略線図、第3図は本発明に
よる流量計測装置を用いて流量制御を行った結果を制御
しない場合と比較して示すグラフである。 1……供給管、2……フィーダゲート、3……ホッパー
スケール、4……ホッパー、5……直管、6……満空セ
ンサ、7……チェックビン、8……スクリュー式フィー
ダー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される粉粒体の重量を所定量ずつ計測
    するホッパースケールと、該ホッパースケールから排出
    された粉粒体を貯留するホッパーと、該ホッパーから処
    理装置に供給される粉粒体の通路と該通路において粉粒
    体の有無を検知する検知器と、該検知器の出力に基づい
    て計測した前記所定量ごとの粉粒体の供給時間と前記重
    量とから流量を演算する流量演算手段とから成ることを
    特徴とする粉粒体の流量計測装置。
  2. 【請求項2】供給される粉粒体の重量を所定量ずつ計測
    するホッパースケールと、該ホッパースケールから排出
    された粉粒体を貯留するホッパーと、該ホッパーから処
    理装置に供給される粉粒体の通路と該通路において粉粒
    体の有無を検知する検知器と、該検知器の出力に基づい
    て計測した前記所定量ごとの粉粒体の供給時間と前記重
    量とから流量を演算する流量演算手段と、演算された流
    量の粉粒体を供給する供給手段とから成ることを特徴と
    する粉粒体の定量供給装置。
JP62142173A 1987-06-09 1987-06-09 粉粒体の流量計測装置 Expired - Lifetime JP2564551B2 (ja)

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JPS63307318A JPS63307318A (ja) 1988-12-15
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