JPH09113348A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH09113348A
JPH09113348A JP29170495A JP29170495A JPH09113348A JP H09113348 A JPH09113348 A JP H09113348A JP 29170495 A JP29170495 A JP 29170495A JP 29170495 A JP29170495 A JP 29170495A JP H09113348 A JPH09113348 A JP H09113348A
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JP
Japan
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weighing
timing
signal
weighed
time
Prior art date
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Application number
JP29170495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuugo Fujitani
有吾 藤谷
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計量能力と計量精度とが最適になるように、計
量信号の安定時間を容易に設定できる計量装置を提供す
る。 【解決手段】計量タイミング設定手段26が、検知手段
24により検知した安定タイミングを、計量値を得る計
量タイミングとして自動的に設定する。従って、計量能
力と計量精度とが最適になるように安定時間を自動的に
設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被計量物の重量
を検出する計量装置に関し、特に、その計量信号の安定
時間の設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産ラインで被計量物を高精度
かつ高速に計量する装置として、組合せ計量装置が知ら
れている。この組合せ計量装置は、被計量物が投入され
た複数の計量ホッパで個々の被計量物の重量を計量し、
所定のタイミングで各計量値を組合せ演算して、組合せ
合計値が、一定の許容範囲内で目標値に最も近くなる組
合せをコンピュータで選択するようになっている。
【0003】すなわち、図3で示すように、計量ホッパ
を支持するロードセル2により計量された被計量物の計
量信号は、アンプ4を介して、ローパスフィルタ6に入
力され、そこで計量信号に含まれる機械振動等のノイズ
成分が除去されて、マイクロコンピュータ20からの選
択信号cによりたマルチプレクサ8を介してA/D変換
器10に選択的に出力される。そして、A/D変換器1
0によりディジタル変換され、マイクロコンピュータ2
0内の信号処理回路22により被計量物の重量が算出さ
れ、続いて、組合せ演算手段28により、各計量ホッパ
内の被計量物の重量を組合せ演算して、計量ホッパの最
適組合せが選択される。
【0004】周知のように、一定周期で計量動作を繰り
返す組合せ計量装置においては、計量ホッパで被計量物
を計量する時は、ホッパ内に投入された被計量物が安定
するのを待ってから計量データのサンプリングが行われ
る。ところが、この安定するタイミングは、被計量物の
種類、重量または外部からの振動等により影響を受ける
ので、実際に被計量物を生産ラインに流してみて、その
時の状況から、例えば、計量ホッパ内で跳ねるようなウ
インナや包装飴等の場合には、計量タイミングが遅くな
るように、計量タイミング調整手段23を用いて入力操
作により調整するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、計量タイミン
グを早くすると、計量能力は増すが、計量信号が安定す
る前にデータが取り込まれるおそれがあり、その分、計
量精度が低下することになる。一方、計量タイミングを
遅くすると、計量精度は向上するが、計量能力が低下す
る。
【0006】このように、計量タイミングの設定は計量
装置の重要なパラメータであるが、従来の装置において
は、経験と勘に基づいて設定していたので、正確な調整
ができず、しかも、試行錯誤を繰り返しながら、最適値
に調整するので、時間がかかり煩雑であるという問題が
あった。
【0007】この発明は、上記の問題点を解決して、計
量能力と計量精度とが最適になるように、計量タイミン
グを容易に設定できる計量装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、被計量物の供給,計量,排出の
サイクルを繰り返す計量装置であって、被計量物の重量
を検出する計量手段と、前記計量手段からの計量信号を
所定の計量タイミングでサンプリングして計量値を得る
信号処理回路と、被計量物の供給直後からサンプリング
した複数の計量値から計量信号の安定タイミングを検知
する検知手段と、検知した安定タイミングを計量信号を
サンプリングする計量タイミングとして設定する計量タ
イミング設定手段とを備えている。上記構成によれば、
計量タイミング設定手段が、検知手段により検知した安
定タイミングを、計量値を得る計量タイミングとして自
動的に設定する。従って、計量能力と計量精度とが最適
になるように安定時間を自動的に設定できる。
【0009】請求項2の発明は、被計量物の供給,計
量,排出のサイクルを繰り返す計量装置であって、被計
量物の重量を検出する計量手段と、前記計量手段からの
計量信号を被計量物の供給直後から順次記憶するメモリ
と、記憶された計量信号を信号波形として画面に表示す
る表示手段と、表示された信号波形の被計量物の供給直
後からの時間経過から、計量信号が安定するタイミング
を特定する計量タイミング調整手段と、特定された計量
タイミングで計量信号をサンプリングして計量値を得る
信号処理回路とを備えている。上記構成によれば、表示
手段が、メモリに記憶された計量信号を信号波形として
画面に表示するので、表示された信号波形を見て、計量
信号が安定するタイミングを計量タイミング調整手段で
特定することによって、計量能力と計量精度とが最適に
なるように、表示画面上で計量タイミングを容易に設定
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)に、この発明の一実施
形態に係る計量装置の側面図を示す。この計量装置は、
例えば、複数の計量ホッパ内の被計量物を目標値となる
ように組合せ選択して高精度かつ高速に計量する組合せ
計量装置である。この計量装置は、被計量物Mを投入コ
ンベアDCからフィーダFを介して複数のプールホッパ
PHに投入し、この複数のプールホッパPHが開口して
真下の各計量ホッパWHに被計量物Mを落下投入し、ロ
ードセル2により各計量ホッパWHごとに個々に被計量
物Mの重量を計量する。
【0011】ロードセル2から取り出された計量信号
は、図1(b)の増幅器4により増幅され、ローパスフ
ィルタ(LPF)6によりフィルタリングされて機械振
動等のノイズ成分が除去され、マルチプレクサ8に入力
される。マイクロコンピュータ20から選択信号cを受
けたマルチプレクサ8により、計量信号は選択的にA/
D変換器10に入力される。そして、A/D変換器10
によりディジタル変換され、信号処理回路22により信
号処理されて計量値を得る。続いて、組合せ演算手段2
8によりこの計量値を組合せ演算して、その演算結果と
目標値との比較演算により、一定の許容範囲内で目標値
に最も近い組合せを選択する。その後、組合せ選択され
た計量ホッパ内の被計量物Mは、図1(a)の集合排出
シュートGSを介して包装機PMにより包装される。
【0012】ここで、本装置は、装置を設置する際のテ
スト運転のときに、計量能力と計量精度とが最適になる
計量タイミングを自動的に調整するために、図1(b)
のように、マイクロコンピュータ20に内蔵された検知
手段24、計量タイミング設定手段26、書込手段3
0、およびメモリ32と、表示手段34とを備えてい
る。以下、この動作について説明する。
【0013】まず、本装置を、図示しない操作部を操作
して、テストモードに切り換え、運転を開始する。する
と、計量信号が連続的にサンプリングされて、被計量物
が計量ホッパWHに供給された直後からの計量値がメモ
リ32に順次記憶される。図2は、プールホッパPHを
開放した直後からの計量信号Wの波形を示しており、図
2の(a)のように上段のプールホッパPHを開放して
被計量物Mを計量ホッパWHに投入すると、計量信号波
形は、CRTや液晶表示器のような表示手段34に、図
2の(b)のようにリアルタイムで表示される。このモ
ードでは、計量信号Wは、書込手段30により、その信
号レベルを測定時間(プールホッパPHを開放した時か
らの時間経過)とともにメモリ32に書き込まれ、操作
部に設けられた表示手段34によって所定の測定時間に
わたって画面に静止画像で表示される。この場合、すべ
ての計量ホッパWHについてデータを取ってもよいが、
通常、1つの計量ホッパWHについてデータをとれば、
他も同じと考えられるので、1つの計量ホッパWHのデ
ータを取れば足りる。
【0014】プールホッパPHから計量ホッパWHに被
計量物Mが投入されると、ロードセル2からの計量信号
は大きく変動するので、検知手段24は、まず、図2の
計量信号Wの波形データの上下のピークP、例えばP1
,P2 を検知したのち、次のように、時系列のデータ
を移動平均法によって、第1段階の安定時間ST0 を検
知する。この2つのピークPを確認するのは、これを過
ぎると計量信号は安定領域に移行するからであり、これ
を確認してから次の安定判別処理を行う。
【0015】すなわち、時系列の波形データa1 ,a2
,a3 ,a4 ,a5 ,a6 ,…について、まず、a1
,a2 ,a3 の平均値A1 、次にa2 ,a3 ,a4 の
平均値A2 、次にa3 ,a4 ,a5 の平均値A3 という
ように時系列データのいくつかの時点のデータの平均値
を求め、この平均値の差(A1 −A2 )、(A2 −A3
)、…が第1変動限界値C1 以下になったとき、第1
段階の安定時間ST0 に達したと判定する。
【0016】次に、検知手段24は、第1段階の安定時
間ST0 を越えて、次の時系列の波形データの移動平均
値の差が例えば2回続けて第2変動限界値C2 以下(た
だし、C1 >C2 )になったとき、最終的な安定時間S
T(例えば、800mmsec )に達したものと検知する。
安定時間STに達した時点を安定タイミングと呼ぶ。こ
の第2変動限界値C2 は、装置の計量精度を確保し得る
最も大きい値(例えば0.10g)である。最終的な安
定時間STが検知されると、表示画面上の信号波形に対
して、例えば、図2の(b)のように、安定時間をカー
ソル35で表示する。このようにして、この計量装置の
設置環境に応じて、計量精度を確保し得る最も短い安定
時間STが表示される。
【0017】計量タイミング設定手段26は、検知した
安定時間STで計量タイミングを設定する。すなわち、
計量タイミング設定手段26には、検知手段24により
検知された計量信号の安定時間STが記憶されており、
プールホッパPHが開放されると、この安定時間ST経
過後に各ロードセル2の出力信号を順次サンプリングし
て、組合せ演算手段28により組合せ演算を行い、組合
せ選択された計量ホッパ内の被計量物Mが排出される。
【0018】こうして、この計量装置は、計量精度と計
量能力とが最適になるように、計量信号Wの安定時間S
Tを自動的に調整する。
【0019】なお、この実施形態では、安定時間STを
自動的に設定して表示しているが、被計量物Mの種類、
重量または外部からの振動等に応じて、表示画面で信号
波形を確認しながら、図3の計量タイミング調整手段2
3を用いて、計量信号が安定するタイミングを外部から
の手動操作で変更することもできる。例えば、図2で示
すように、第2のカーソル36をキー操作で横方向に移
動させ、カーソル36を止めたところの時間軸上の値で
計量タイミングを設定する。これにより、設置環境に応
じた計量能力と精度に安定時間STを容易に調整するこ
とができる。
【0020】なお、この実施形態では、計量信号波形
と、計量能力と計量精度とが最適になる安定時間STと
を図形で表示しているが、同時に、安定時間を数値で表
示して、数値で変更できるように構成してもよい。
【0021】
【効果】この発明によれば、経験と勘に頼っていた安定
時間の設定を自動的に設定できるだけでなく、表示画面
で信号波形を確認しながら、安定時間の変更もできるの
で、計量能力と計量精度とが最適となる計量装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の一実施例に係る計量装置を
示す側面図、(b)はその構成図である。
【図2】ローパスフィルタの出力信号の波形データを示
す図である。
【図3】従来の計量装置を示す構成図である。
【符号の説明】
2…計量手段(ロードセル)、22…信号処理回路、2
4…検知手段、26…計量タイミング設定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物の供給,計量,排出のサイクル
    を繰り返す計量装置であって、 被計量物の重量を検出する計量手段と、 前記計量手段からの計量信号を所定の計量タイミングで
    サンプリングして計量値を得る信号処理回路と、 被計量物の供給直後からサンプリングした複数の計量値
    から計量信号の安定タイミングを検知する検知手段と、 検知した安定タイミングを計量信号をサンプリングする
    計量タイミングとして設定する計量タイミング設定手段
    とを備えた計量装置。
  2. 【請求項2】 被計量物の供給,計量,排出のサイクル
    を繰り返す計量装置であって、 被計量物の重量を検出する計量手段と、 前記計量手段からの計量信号を被計量物の供給直後から
    順次記憶するメモリと、 記憶された計量信号を信号波形として画面に表示する表
    示手段と、 表示された信号波形の被計量物の供給直後からの時間経
    過から、計量信号が安定するタイミングを特定する計量
    タイミング調整手段と、 特定された計量タイミングで計量信号をサンプリングし
    て計量値を得る信号処理回路とを備えた計量装置。
JP29170495A 1995-10-13 1995-10-13 計量装置 Pending JPH09113348A (ja)

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