JP2608397B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2608397B2
JP2608397B2 JP8164466A JP16446696A JP2608397B2 JP 2608397 B2 JP2608397 B2 JP 2608397B2 JP 8164466 A JP8164466 A JP 8164466A JP 16446696 A JP16446696 A JP 16446696A JP 2608397 B2 JP2608397 B2 JP 2608397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル複写機,フ
ァクシミリ等に用いて好適な画像の識別機能を備えた画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置においては、注目画素近傍
の濃度差を利用して注目画素の画調(画像の性質あるい
は特性)を識別する装置、あるいは2値化画像を4×4
程度の領域(ブロック)に分割し、そのブロック内のド
ット配列よりブロック毎に画調を識別する装置等が考え
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者は、
6ビット程度の演算を行なわねばならず、低コストでは
実現出来ない。又、後者は1ビット判定の為に精度が悪
いという欠点を有している。
【0004】また一方で、デジタル複写機,ファクシミ
リ等においては、画素毎に順次入力される画像データの
特徴を複数ラインのデータに基づいてリアルタイムに識
別することが要求される。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、比較的簡単な構成でかつ複数ラインのデータに基づ
いてリアルタイムに、画像の特徴を精度良く識別するこ
とができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像処理装置は、入力された画像データに
よって表される画像の特徴に応じて該画像データを処理
する画像処理装置において、mビットの画像データを画
素毎に入力する入力手段(実施例では原稿読取部1に対
応する)と、前記入力手段により入力されたmビットの
画像データから抽出される画素毎の中間レベルを含むn
ビット(1<n<m)データをライン遅延するためのラ
イン遅延手段(同じく遅延用RAM5、6)と、注目画
素が属するラインを含む複数ラインのnビットデータに
基づいて前記注目画素の画像データによって表される画
像の特徴を識別する識別手段(同じくROM13)と、
前記識別手段による識別結果に応じて前記入力手段によ
り入力された注目画素のmビットの画像データを処理す
る処理手段(同じくマルチプレクサ14)とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は注目画素Aを含む近傍
4画素を示すものであり、図1を用いて本実施の形態に
おける画像の識別方法について説明する。本実施の形態
においては量子化された6ビットの画像データの内上位
2ビットを用いて画素毎に画調を識別する。注目画素A
と隣接する画素B,C,D,E中において最大濃度Lm
axと最小濃度Lminを求め濃度勾配ΔLを算出す
る。そして (1)ΔL=Lmax−Lmin≧2の時 (ΔL=2又は3の時) ・・・・・注目画素は文字等の線画像のエッジ部に属す
る。 (2)ΔL=Lmax−Lmin<2の時 (ΔL=0又は1の時) ・・・・・注目画素は写真等の中間調領域に属する。 と判断し、注目画素が文字等のエッジ部であると判断し
たときは注目画素を一定閾値で2値化し、写真等の中間
調画像であると判断したときは注目画素をディザ処理に
より2値化するものである。
【0008】文字部はそのエッジ部において、1次元方
向に1〜2画素でも鮮明に2値化すれば、例えその文字
内部がディザ処理(中間調処理)されたとしても再生文
字の品位は格段に向上する。但しそのエッジ部は2次元
的に2値化処理されなければならない。
【0009】本実施の形態においては上述の識別方法を
用いることにより文字部のエッジ部を2次元的に識別
し、高品位の文字を再現するものである。
【0010】図2は画像データの2値化を行なうととも
に上述の識別を実行する画像処理装置の回路図の一例で
あり、ライン上の数値は画像データのビット数を示す。
図中1は例えばCCD等の固体撮像素子(センサー)1
a及びセンサー1aからの出力を6ビットの画像データ
に量子化するA/D変換器1bを有する原稿読取部であ
る。尚、この原稿読取部はラインセンサーを有し、原稿
を電気的にライン方向(主走査方向)に走査するととも
に機械的にライン方向と垂直方向(副走査方向)に走査
して原稿全体を読取るものである。3は順次入力される
6ビットの画像データと所定の閾値(固定閾値)とを比
較して2値化信号“1”,“0”を出力する単純2値化
回路であり、図1を用いて更に説明するならば単純2値
化回路3は主走査方向Xに沿って順次2値化信号を出力
するとともに、例えば第1のラインl1の出力が終了す
ると続いて第2のライン12の出力を開始する。4は順
次入力される6ビット画像データと所定のディザマトリ
クスの各閾値とを比較して中間調処理された2値化デー
タを出力するディザ処理回路であり、このディザ処理回
路の動作と単純2値化回路3の動作は並行して行なわれ
る。
【0011】7は単純2値化回路3から出力された2値
化信号を副走査方向に1ライン分遅延させる遅延用RA
M、同様に8はディザ処理回路4から出力された2値化
信号を1ライン分遅延させる遅延用RAMである。又、
15,16はデイレイドフリップフロップ回路(D−F
/F回路)でそれぞれ遅延用RAM7,8からの2値化
出力を主走査方向に1画素分づつ遅延させる。
【0012】5,6は原稿読取部1から出力される6ビ
ットの画像データの内上位2ビットを入力し、副走査方
向に1ライン分づつ遅延させる遅延用RAM、9〜12
はD−F/F回路で遅延用RAM5,6からの2ビット
の画像データを主走査方向に1画素分づつ遅延させる。
【0013】本実施の形態においては遅延用RAM5,
6、D−F/F回路9〜12、ROM13を用いて識別
回路を構成し、注目画素毎に画調の識別を行なってい
る。
【0014】今、図1に示す注目画素Aに隣接する画素
DがD−F/F回路9から出力されるとすれば、1ライ
ン遅延されたRAM5からは画素Eが、RAM5の出力
を1画素分遅延させたD−F/F回路10からは注目画
素Aが、D−F/F回路10の出力を更に1画素分遅延
させたD−F/F回路12からは画素Cが、又RAM5
の出力を更にRAM6で1ライン遅延させ、RAM6の
出力を1画素分遅延させたD−F/F回路11からは画
素Bが出力される。上記構成により注目画素Aと隣接す
る画素B,C,D,Eの2ビット濃度データは同時に検
出することが出来る。これらの各画素データA〜EはR
OM(メモリ)13の各アドレス端子A0〜A9に入力
される。ROM13の内部にはあらかじめアドレスに応
じて“0”又は“1”の識別結果が格納されており、注
目画素Aが文字等のエッジ部であるか、写真等の中間調
画像であるかを判定を行なうことが出来る様に構成され
ている。
【0015】つまりROM13は5画素A〜Eがそれぞ
れ2ビット(0〜3)内で変化する全ての場合に対応し
たアドレスを有しており、この全アドレスに対応して
“0”又は“1”の識別結果を記憶させておくものであ
る。
【0016】従ってROM13内では前述のLmax−
Lminの演算及びこの演算結果に応じた画調の判定と
同等の処理が行なわれる。本実施の形態においては注目
画素が文字等のエッジ部であると判断したときは識別結
果“1”を出力し、中間調画像であると判断したときは
識別結果“0”を出力する様構成している。
【0017】ROM13の出力が“1”の時にはマルチ
プレクサ14のセレクト端子5に“1”が入力され、A
端子入力、つまり一定閾値で2値化された注目画素デー
タが選択され、プリンタ17に出力される。尚、プリン
タ17はレーザビームプリンタ等の2値プリンタであ
り、入力された2値データに応じてドットを形成し画像
を記録する。一方ROM13の出力が“0”の時にはB
端子入力が選択され、ディザ処理された2値化信号が選
択される。尚、遅延用RAM7,8及びD−F/F回路
15,16は識別結果と注目画素との出力タイミングを
合わせるために用いられる。
【0018】以上説明した如き構成によりリアルタイム
で1画素毎に画調の識別を精度良く行なうとともに画像
を2値化出来るものである。本実施の形態においては6
ビットの画像データ中上位2ビットをアドレスとしてR
OMに直接入力し、ROMから判定結果を出力する様構
成したので、回路規模が小さくて済み、上述の判別方法
に限らず種々のアルゴリズムを適用できるものである。
例えば、注目画素が最大、あるいは最小濃度値である場
合、もし濃度差ΔLが2又は3であったとしても中間調
の部分であると判定しても良い。この様に最大,最小濃
度値の位置関係を加味することにより更に精度良く画像
を識別できる。
【0019】他の実施の形態として注目画素Aに隣接す
る4画素を図1F〜Iで示される如く対角線上に設定し
てもよい。又使用するROMの容量が充分大きければ図
1のB〜Iで示される如く隣接する8画素を判定の為に
用いても良い。又、図3に示される各画素の内、注目画
素A及び隣接画素B,D,J,Kを用いて注目画素の画
調を識別する様にしても良い。又、単純2値化回路3,
ディザ処理回路4はコンパレータを用いずROM等で構
成し、6ビットの画像データをアドレスとして直接入力
させ、処理結果を出力する様にしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、注目画素の
画像データによって表される画像の特徴を識別するにあ
たり、ライン遅延手段を設けた注目画素が属するライン
を含む複数ラインのデータを用い、しかもnビット(1
<n)の画像データを用いるので、ラインの垂直方向に
おける特徴を特に精度良くリアルタイムに識別すること
ができ、さらに入力された画像のデータのビット数mよ
り少ないnビットの画像データを用いるので、比較的簡
単な構成で識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における画像の識別方法を説明す
る為の図。
【図2】本実施の形態における画像処理装置を示す図。
【図3】他の識別方法を説明する為の図。
【符号の説明】
1 原稿読取部 3 単純2値化回路 4 ディザ処理回路 5〜8 遅延用RAM 9〜12,15,16 デイレイドフリップフロップ回
路 13 ROM 14 マルチプレクサ 17 プリンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データによって表される
    画像の特徴に応じて該画像データを処理する画像処理装
    置において、 mビットの画像データを画素毎に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたmビットの画像データか
    ら抽出される画素毎の中間レベルを含むnビット(1<
    n<m)データをライン遅延するためのライン遅延手段
    と、 注目画素が属するラインを含む複数ラインのnビットデ
    ータに基づいて前記注目画素の画像データによって表さ
    れる画像の特徴を識別する識別手段と、 前記識別手段による識別結果に応じて前記入力手段によ
    り入力された注目画素のmビットの画像データを処理す
    る処理手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
JP8164466A 1996-06-25 1996-06-25 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2608397B2 (ja)

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