JP2607711Y2 - マスタアーム - Google Patents

マスタアーム

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JP2607711Y2
JP2607711Y2 JP1992063317U JP6331792U JP2607711Y2 JP 2607711 Y2 JP2607711 Y2 JP 2607711Y2 JP 1992063317 U JP1992063317 U JP 1992063317U JP 6331792 U JP6331792 U JP 6331792U JP 2607711 Y2 JP2607711 Y2 JP 2607711Y2
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JP
Japan
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arm
wrist
pivot
axis
turning
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JP1992063317U
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JPH08219U (ja
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慎次 原田
寿之 河野
幸男 橋口
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マスタ・スレーブ方式
のマニピュレータのマスタアームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マスタアームは、例えば図3に示
すように、ベース1の上面に垂直な第1旋回軸S1の回
りに旋回し得るスタンド2を設け、スタンド2の旋回角
度をエンコーダ21によって検出するようにしてある。
スタンド2の上部には第1旋回軸S1に直交する第2旋
回軸S2の回りに旋回し得るように第1アーム3の一方
端を支持し、第1アーム3の旋回角度を角度検出器31
によって検出するようにしてある。第1アーム3の他方
端には第2旋回軸S2に平行な第3旋回軸S3の回りに
旋回し得る第2アーム4の一方端を支持し、第2アーム
4の旋回角度を角度検出器41によって検出するように
してある。第2アーム4の他方端には第2アーム4の長
手方向に伸び、かつ第3旋回軸S3に直交する第4旋回
軸S4の回りに旋回し得る手首基部5の一方端を支持
し、手首部基5の旋回角度を角度検出器51によって検
出するようにしてある。手首部基5の他方端には第4旋
回軸S4に直交する第5旋回軸S5の回りに旋回し得る
手首中間部6を支持し、手首中間部6の旋回角度を角度
検出器61によって検出するようにしてある。手首中間
部6には第5旋回軸S5に直交する第6旋回軸S6の回
りに旋回し得る手首先端部7を支持し、手首先端部7の
旋回角度を角度検出器71によって検出するようにして
ある。手首先端部7には操作者が握るグリップ72を設
け、第2アーム4の上部には操作者の下腕を載せる肘当
て台42を設けてある(例えば、実開平2−19489
号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、操作者が手首先端部7を移動するために、グリップ
72を下方に押し下げ、または引き上げると、第4旋回
軸S4が第2アーム4と平行であるため、図4に示すよ
うに、手首基部5は地面に対して傾いてしまい、元の位
置に対して姿勢が変化し、必要以上の動作をすることに
なる。また、第6旋回軸S6が第4旋回軸S4に対して
オフセットされているため、グリップ72を傾動する
と、第2旋回軸S2と第3旋回軸S3とが共回りするの
で、第2アーム4の上部に操作者の下腕を載せる肘当て
台を設けて、下腕で第2アーム4を押えることにより共
回りを防ぐ必要があり、第2アーム4の重量が大きくな
るという欠点があった。本考案は、手首基部が常に元の
位置に対する姿勢を維持し、かつ第2旋回軸と第3旋回
軸との共回りを生じないようにして、無駄の動作をする
事がない、軽量のマスタアームを提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ベースの上面
に対して垂直な第1旋回軸の回りに旋回し得るスタンド
と、前記スタンドの上部に前記第1旋回軸に直交する第
2旋回軸の回りに旋回し得るように一方端を支持した第1
アームと、前記第1アームの他方端に前記第2旋回軸に平
行な第3旋回軸の回りに旋回し得るように一方端を支持
した第2アームとを備えたマスタアームにおいて、前記
第2アームの他方端に前記第3旋回軸に平行な第4旋回軸
の回りに旋回し得るように一方端を支持したL字形の
首基部と、前記手首基部の他方端に前記第4旋回軸に直
交する第5旋回軸の回りに旋回し得るように一方端を支
持したL字形の手首中間部と、前記手首中間部の他方端
前記第4旋回軸および前記第5旋回軸の双方に直交する
第6旋回軸の回りに旋回し得るように支持した手首先端
部と、前記手首先端部に取り付けられたグリップを備
え、前記グリップは前記第6旋回軸を中心とする円柱形
を成し、前記第4旋回軸、前記第5旋回軸および前記第6
旋回軸はひとつの交点で交わるとともに、前記交点を操
作者が前記グリップを握ったときの前記操作者の掌の中
心に一致させたものである。
【0005】
【作用】グリップを握って手首先端部を移動させること
により、手首基部の位置が変化しても、手首基部はグリ
ップを握っている方向を変えない限り、元の位置に対し
て常に平行な姿勢を維持して移動する。また、第6旋回
軸と第4旋回軸とが交点Oで交差しているのでオフセッ
トがなく、第2旋回軸と第3旋回軸とが共回りすること
はない。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す斜視図で、ベース1の上面
に垂直な第1旋回軸S1の回りに旋回し得るスタンド2
を設け、スタンド2の旋回角度を角度検出器21によっ
て検出するようにし、スタンド2の上部に第1旋回軸S
1に直交する第2旋回軸S2の回りに旋回し得る第1ア
ーム3の一方端を支持し、第1アーム3の旋回角度を角
度検出器31によって検出するようにし、第1アーム3
の他方端に第2旋回軸S2に平行な第3旋回軸S3の回
りに旋回し得る第2アーム4の一方端を支持し、第2ア
ーム4の旋回角度を角度検出器41によって検出するよ
うにしてある。以上は従来例とほぼ同じ構成である。従
来例と異なるのは次の点である。すなわち、第2アーム
4の他方端に、第3旋回軸S3に平行な第4旋回軸S4
の回りに旋回し得る手首基部5の一方端を支持し、手首
基部5の旋回角度を角度検出器51によって検出するよ
うにしてある。手首基部5の他方端には第4旋回軸S4
に直交する第5旋回軸S5の回りに旋回し得る手首中間
部6を支持し、手首中間部6の旋回角度を角度検出器6
1によって検出するようにしてある。手首中間部6には
第5旋回軸S5に直交し、かつ第4旋回軸S4と交点O
で交差する第6旋回軸S6の回りに旋回し得る手首先端
部7を支持し、手首先端部7の旋回角度を角度検出器7
1によって検出するようにしてある。手首先端部7には
操作者の掌の中心に交点Oがくるようにグリップ72を
設けてある。操作者が手首先端部7を移動するために、
グリップ72を下方に押し下げ、または引き上げると、
図2に示すように、手首基部5の位置が変化しても、手
首基部5はグリップ72を握っている方向を変えない限
り、2点鎖線で示した元の位置に対して常に平行な姿勢
を維持して移動する。また、第6旋回軸S6と第4旋回
軸S4とが交点Oで交差しているのでオフセットがな
く、第2旋回軸S2と第3旋回軸S3とが共回りするこ
とはない。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、手
首基部が常に元の位置に対して平行な姿勢を維持して移
動し、第2旋回軸と第3旋回軸とが共回りすることがな
いので、無駄の動作をする事がない、軽量のマスタアー
ムを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の動作中の構成を示す側面図である。
【図3】従来例の構成を示す側面図である。
【図4】従来例の動作中の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 スタンド 3 第1アーム 4 第2アーム 5 手首基部 6 手首中間部 7 手首先端部 72 グリップ S1 第1旋回軸 S2 第2旋回軸 S3 第3旋回軸 S4 第4旋回軸 S5 第5旋回軸 S6 第6旋回軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−129682(JP,A) 特開 昭59−227386(JP,A) 特開 昭63−22283(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 3/00 B25J 13/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースの上面に対して垂直な第1旋回軸の
    回りに旋回し得るスタンドと、前記スタンドの上部に前
    記第1旋回軸に直交する第2旋回軸の回りに旋回し得る
    ように一方端を支持した第1アームと、前記第1アームの
    他方端に前記第2旋回軸に平行な第3旋回軸の回りに旋回
    し得るように一方端を支持した第2アームとを備えたマ
    スタアームにおいて、 前記第2アームの他方端に前記第3旋回軸に平行な第4旋
    回軸の回りに旋回し得るように一方端を支持したL字形
    手首基部と、前記手首基部の他方端に前記第4旋回軸
    に直交する第5旋回軸の回りに旋回し得るように一方端
    を支持したL字形の手首中間部と、前記手首中間部の他
    方端に前記第4旋回軸および前記第5旋回軸の双方に直交
    する第6旋回軸の回りに旋回し得るように支持した手首
    先端部と、前記手首先端部に取り付けられたグリップを
    備え、前記グリップは前記第6旋回軸を中心とする円柱
    形を成し、前記第4旋回軸、前記第5旋回軸および前記
    第6旋回軸はひとつの交点で交わるとともに、前記交点
    は操作者が前記グリップを握ったときの前記操作者の掌
    の中心に一致することを特徴とするマスタアーム。
JP1992063317U 1992-08-17 1992-08-17 マスタアーム Expired - Fee Related JP2607711Y2 (ja)

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JPH08219U JPH08219U (ja) 1996-02-06
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JPS4930350U (ja) * 1972-06-19 1974-03-15
JPS60148233U (ja) * 1984-03-13 1985-10-02 ピジヨン株式会社 計量カツプ付容器
JPH09309558A (ja) * 1996-01-23 1997-12-02 Soko Sai 粉ミルク貯蔵容器
FR3083605B1 (fr) * 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
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