JP2607511Y2 - 浄水カートリッジ - Google Patents

浄水カートリッジ

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JP2607511Y2
JP2607511Y2 JP1997004200U JP420097U JP2607511Y2 JP 2607511 Y2 JP2607511 Y2 JP 2607511Y2 JP 1997004200 U JP1997004200 U JP 1997004200U JP 420097 U JP420097 U JP 420097U JP 2607511 Y2 JP2607511 Y2 JP 2607511Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、原水を浄水にする
浄水器に着脱自在に装着される浄水カートリッジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原水を浄水にする浄水器に装着さ
れる浄水カートリッジは、浄水器との装着側に水流入口
及び水流出口を有す有底筒状を成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記浄水カ
ートリッジの外周壁には、浄水カートリッジの縁(輪
郭)は存在するものの、縁の内方に位置する水流入口及
び水流出口が目障りとなって、カートリッジ装着時の目
安となりにくかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、原水を浄水に
する浄水器に着脱自在に装着され、この浄水器との装着
部35側に水流入口70及び水流出口71を有する浄水
カートリッジにおいて、浄水材33を内蔵するカートリ
ッジ本体ケース3Aの装着側端部に、上記カートリッジ
本体ケース3Aとは別部材で形成されるリング55を連
するとともに、リング55と一体的に保護壁73を突
設し、上記水流入口70及び水流出口71を保護壁73
の端部72より奥側に配設したものである。
【0005】この構成により、ライン3Bを目視しなが
ら常に効果的に装着方向を調整できスムースなカートリ
ッジの装着が可能となる。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照しながら本考案の実施例を
説明する。図1は浄水器の斜視図である。この浄水器
は、本体部1と、2個の円筒状浄水カートリッジ2,3
から構成されている。本体部1の上面には、水道の蛇口
4に着脱自在に装着される原水供給部としての嵌着部5
が設けられており、またその下面には、排水体6が設け
られている。またその側面には、モード切替用の切替レ
バー7が回転自在に装着されている。また2個のカート
リッジ2,3は、水平且つ互いに平行に本体部1の背面
に着脱自在に装着されている。本体部1は、2つ割りさ
れた半ケース1a,1bを結合リング54,55により
結合して組み立てられる。8は水道の栓である。
【0007】図2は、浄水カートリッジの断面図であ
る。図中、9は上記嵌着部5の内方に設けられた嵌着リ
ングであり、蛇口4の下端膨大部に嵌着する。15はそ
の下方に設けられたパッキンであり、蛇口4の下面に当
接され、蛇口4から流出した原水が外部に洩出するのを
防止する。嵌着部5はリング状であって、内面にねじ部
を有しており、この嵌着部5を手回しすることにより、
本体部1は蛇口4の下端部に着脱自在に装着される。
【0008】図3において、本体部1の内部には、コッ
ク部10が設けられている。このコック部10は、コッ
ク管11の内部に、上記レバー7の操作により回転して
流路を切り換えるコック体12を収納して構成されてい
る。13、14はコック体12に切欠形成された通水部
と通水口、図2において、この通水部13には通水管1
7(図2参照)が連通している。上記排水体6は、この
コック部10の直下に設けられている。16はこの排水
体6に装着された管状の排水部である。
【0009】図6は、排水手段の分解図である。排水部
16には操作レバー19が一体もしくは別体に装着され
ている。また排水部16の内面には、テーパ状の上面4
1を有するガイド壁40が設けられ、上面には排水体6
の中央孔縁と回動自在に係合する係合体16’が設けら
れている。42は排水体6と排水部16との間に張架さ
れる弾発用コイルばねである。排水体6の下面には、水
をシャワー状に噴出させるための小孔6aが多数個開孔
されている。43は係着用爪部である。44は排水部1
6に敷設されるフィルター、45は排水体6の内部に装
着されるOリングである。
【0010】46は弁体であって、その上面には突起4
7が突設されており、またその側面にはリブ48が突設
されている。49はOリングである。50はリング状の
装嵌子であって、その内面には、上記突起47が係合す
る突子51が突設されている。
【0011】組み立て状態において、上記弁体46のリ
ブ48は、上記ガイド壁の上面41に載置され、且つ突
起47が突子51に係合することにより、弁体46は回
り止めされる。通常は、図2及び図3に示すように弁体
46が排水部16に接地していることにより、排水部1
6は開通し、排水体6へ流れてきた水は、ストレートに
排水される。またレバー19をコイルばね42のばね力
に抗して図6に示す矢印N方向に水平回転させると、排
水部16も一体的に回転し、リブ48はテーパ状の上面
41に乗り上げガイドされて、弁体46は上昇し、排水
部16は閉鎖されて、排水体6に流れてきた水は、小孔
6aからシャワー状に排水される。すなわちレバー19
はシャワー状排水と通常の排水の切替手段となってい
る。
【0012】図4において、一方のカートリッジ本体2
の中心部には、その長さ方向に管体21が内蔵されてい
る。管体21の周囲のスペースには、浄水材としての活
性炭24が収納されている。58はカートリッジ本体2
の内面に突設された流水案内用リブであり、カートリッ
ジ本体2の内部を流れる原水の流れ方向を規制するとと
もに、活性炭24の片寄りや水流による踊りを軽減する
ことにより、活性炭24による浄水効果をアップする。
なおリブの形成手段は任意であって、例えば図11に示
すように、リブ65をラセン状に形成してもよく、この
ようにすればカートリッジ本体2内を流れる原水は積極
的に乱され、活性炭24による浄水効果をよりアップす
ることができる。
【0013】図4において、上記通水管17からカート
リッジ本体2に通じる通水路には、弁機構25が設けら
れている。この弁機構25は、第1の弁ピース26と、
第2の弁ピース27と、第1の弁ピース26を弾発する
コイルばね28と、両弁ピース26,27間に介装され
た水温により例えば伸張変形する形状記憶合金から成る
第2のコイルばね29と、第2の弁ピース27を弾発す
る第3のコイルばね30から成っている。また弁ピース
26の側方には、上記排水部16の近傍に独立して設け
られた第2の排水部32(図5参照)へ通じるバイパス
部としての開孔部31が形成されている。
【0014】後述するように、この排水部32は逆洗汚
水の排水部に転用することもできる。通常は、蛇口4か
ら送られた低温の原水は、通水管17、弁機構25の開
放状態の第2の弁ピース27側を通り、カートリッジ本
体2へ流れる。また後に記述するように、熱湯が流れて
きたときは、形状記憶合金から成るコイルばね29の伸
張変形により、弁機構25の第2の弁ピース27が開止
作動し、熱湯は開孔部31へバイパスされ、排水部32
から排水される。39は排水部32に着脱自在に装着さ
れた排水チューブである。
【0015】図4において、他方の筒状カートリッジ本
体3には、中空糸膜フィルター33が収納されており、
またその内壁面に沿って通水部38が設けられている。
両カートリッジ2,3は、連通路36を介して連結され
ている。またこのカートリッジ本体3は、連通管37を
介して、上記コック部10に連通している。
【0016】図4において、カートリッジ本体2,3の
装着部34,35は本体部1側に複数箇所設けられた被
装着部56、57に着脱自在に装着される。一方の装着
部34と被装着部56の寸法や形状は、他方の装着部3
5と被装着部57の寸法、形状と異なっている。このよ
うにこれらの形状寸法を変えて識別手段とすることによ
り、カートリッジ本体2,3を誤って反対側の被装着部
56,57に誤装着するのを防止できる。
【0017】図4において、54,55は結合リングで
あって、2つ割りされた本体部1の半ケース1aと半ケ
ース1bが分離しないように、半ケース1a,1bの外
側から装嵌されている。結合リング54,55は浄水材
24,33を収納する2A,3Aの外周壁の延長線上の
位置に、上記カートリッジ本体ケース2A、3Aとは別
部材で形成される。これによりカートリッジ本体ケース
2A,3Aの外周壁上にはっきりとした横のライン2
B,3Bが生まれることで、それがカートリッジ2,3
装着時の目安となりスムースな装着が可能となる。また
横のライン2B,3Bがワンポイントとなりデザイン性
に優れた浄水カートリッジと成る。また、後述するよう
に、例えばリング54,55のみをピンクや緑などに色
がえすれば、さらに興趣に富んだ浄水カートリッジを提
供できる。
【0018】なお、カートリッジ本体2,3には結合リ
ング54,55が設けられており、このリング54,5
5はそれぞれ異なる色で配色されている。また、この結
合リング55には後述する環状の保護壁73が一体的に
突出形成されている。これにより、カートリッジ内の浄
水材の機能が視覚的に見分けられ、また装着される側に
上記リング54,55と同色の表示手段を施せば誤装着
を防止出来る。本実施例では中空糸膜フィルター入りカ
ートリッジ3のリング55をピンク色とし、装着される
本体側に「中空糸膜」の文字をピンク色で印刷してい
る。同様に活性炭入りカートリッジ2のリング54は緑
色で、装着される本体側に「活性炭」の文字を緑色で印
刷している。なお、表示手段は文字でなく単なる色付き
記号でもよい。
【0019】図3及び図4において、本体部1の被装着
部57に着脱自在に装着されるカートリッジ本体2に
は、同カートリッジ本体2の装着部35に水流入口70
及び水流出口71を同心円状に配設している。また、水
流入口70及び水流出口71は、環状の保護壁73の内
方に位置するように形成されている。また、水流入口7
0及び水流出口71は、環状保護壁73の突出端部72
よりそれぞれD1,D2だけ奥側に配置している。これ
により、浄水カートリッジを新しいものに取り換えると
きに水流入口70及び水流出口71は外部との接触から
できるだけ保護される。
【0020】さらに、図3及び図4において、環状の保
護壁73は、筒状カートリッジ本体3の外形寸法L2よ
り小さい外形寸法L1としているので、使用者が本体部
1の被装着部57に浄水カートリッジ本体3を装着する
際、その段差により、水流入口70及び水流出口71の
位置を認識することができ、水流入口70及び水流出口
71を触れるのをより一層防止することができる。
【0021】図4に示すように、両カートリッジ2,3
は互いに平行に本体部1に装着されている。また嵌着部
5は、カートリッジ2,3の2等分線上にある。このよ
うに本体部1とカートリッジ2、3の配置を構成するこ
とにより、全体形状をコンパクトに構成でき、また嵌着
部5を蛇口4に装着した状態で、全体の重心バランスは
良好となる。両カートリッジ2,3は、同じ浄水材を収
納してもよいが、本実施例のように、活性炭、中空糸膜
フィルターなどの浄水能力の異なる異種の浄水材を収納
すれば、より一層浄水効果をあげることができる。
【0022】この浄水器は、切替レバー7を操作するこ
とにより、原水、原水シャワー、浄水、逆洗の4つのモ
ードに切り替えることができるものであり、次に各モー
ドの説明を行う。
【0023】図7は原水モードを示している。レバー7
は水平であって、コック体12は、コック管11の右面
に押接している。この状態で、コック体12の通水口1
4は排水部16に直通し、蛇口4から送られた原水は、
矢印Aに示すように、そのまま排水部16からストレー
トに排水される。
【0024】図8は原水シャワーモードを示している。
レバー7は左上方にあって、通水口14は排水体6の内
部空間20に連通しており、原水は矢印Bに示すよう
に、小孔6aからシャワー状に噴出する。なお、コック
体12により蛇口4側を閉鎖すれば、止水モードにな
る。
【0025】次に、図2,図4,図9を参照しながら、
浄水モードを説明する。図中、矢印Cは、浄水時の通水
ルートを示し、且つa〜fは通水ルートCの通過点を示
している。
【0026】図2において、蛇口4から流入した原水
は、通水管17を通り(通過点a)、更に弁機構25を
通って(通過点b)、一方のカートリッジ2の内部へ入
り(図4通過点c)、活性炭24を通過した後、管体2
1に入る(図4通過点d)。このように活性炭24を通
過する際に、原水中のカルキは吸着除去される。
【0027】次いで原水は、図4において、管体21か
ら連通路36を右方に流れて、他方のカートリッジ3に
入る(通過点e)。そして原水中の不純物は、中空糸膜
フィルター33に吸着除去される。このようにして不純
物が除去された浄水は通水部38から連通管37を通り
(通過点f)、図9矢印Cに示すように排水部16から
排水される。
【0028】図10は、上記浄水モードにおける流水方
向の概略を示している。図示するように、蛇口4から本
体部1の上部に流入した原水は、矢印にて示すように、
カートリッジ2,3,連通路36,連通管37等を通
り、本体部1の下部の排水体6から排出されるが、蛇口
4から流入した原水は、排水体6へ向かって高い位置か
ら低い位置へ自然に流下するように流れていくので、浄
水器の内部で原水が滞るようなことはなく、本体部1に
流入した原水は、排水体6へ向かってスムーズに流れな
がら浄化される。
【0029】次に、図4を参照しながら、逆洗モードを
説明する。図中、矢印Dは通水ルートを示し、且つイ〜
ホは通過点を示す。この場合、コック部10は、図7に
示す原水モードと同じ状態にあるが、レバー19を操作
して弁体46を上昇させ、排水部16を閉鎖する。この
状態で、通水口14に流入した原水は、図4において、
連通管37を通り(通過点イ)、カートリッジ3の通水
部38に流入し、次いで中空糸膜フィルター33の先端
部側から、中空糸膜フィルター33の内部に入り(通過
点ロ)、装着部35から連通路36を左方に流れて、他
方のカートリッジ2の管体21に流入する(通過点
ハ)。すなわち、逆洗は、上記浄水の場合と逆方向に原
水が流れ、中空糸膜フィルター33に付着する不純物を
除去する。
【0030】この場合、中空糸膜フィルター33に付着
していた不純物は、活性炭入りカートリッジ2で予め大
きな不純物は回収されており、逆洗することにより逆流
する上記不純物は活性炭を素通りし、活性炭を目づまり
させることなく、逆に活性炭に付着している大きな不純
物を押し流すことになる。
【0031】次いでカートリッジ2の活性炭24を通過
した水は、弁機構25を通過し(通過点ニ)、小孔6a
からシャワー状に排水される(図7通過点ホ)。このよ
うにして、時折逆洗を行って、中空糸膜フィルター33
の不純物を除去すれば、中空糸膜フィルター33の浄水
能力を回復させ、またその寿命を伸ばすことができる。
【0032】このように、浄水が排水される排水部16
と、逆洗汚水が排水される排水部分、例えばシャワー小
孔6aを、互いに独立して別個に設ければ、排水部1
6,6aの排水形態の違いから、使用者が逆洗汚水を浄
水と誤って飲用するのを防止できる。またレバー19か
ら手を離せば、排水部16はコイルばね42のばね力に
より回転し、逆洗状態から、通常のモードに自動的に復
帰する。
【0033】このようにモード切替用のレバー7とは別
個に、逆洗操作用のレバー9を設け、しかもこれから手
を離せば、自動的に逆洗状態が解除されるようにするこ
とにより、使用者が逆洗汚水を誤って飲用するのをより
確実に防止できる。更には、浄水は排水部16からスト
レートに排水されるのに対し、逆洗汚水は小孔6aから
シャワー状に排水されるので、浄水と逆洗汚水の排水モ
ードが異なり、これによっても、使用者は浄水と逆洗汚
水を区別することができる。
【0034】また2つのカートリッジ2,3を平行に設
け、それぞれの水の出入口部である装着部34,35
を、連通路36により連結し、この連通路36を通し
て、原水を正逆方向へ流すことにより、全体構造をコン
パクトに構成できる。
【0035】ところで、活性炭24や中空糸膜フィルタ
ー33には汚れが付着し、浄水能力が低下することか
ら、適宜、カートリッジ2,3を本体部1から取りはず
し、その交換をしなければならない。この場合、このも
のは、各々のカートリッジ2,3は、互いに独立して本
体部1に装着されているので交換時期が来た方のカート
リッジ2又は3を個別に取りはずして交換できる。
【0036】また活性炭24の表面に、銀などの抗菌材
をコーティングし、雑菌繁殖を防止することが知られて
いる。また蛇口4から、熱湯が給水される場合がある。
ところが、カートリッジ2に熱湯が送られると、活性炭
24にコーティングされた抗菌材は溶出し、抗菌材を含
む温水を飲用すると、健康上の問題を生じる。そこで本
装置は、形状記憶合金から成るコイルばね29が介装さ
れた弁機構25を構成することにより、このような不都
合を回避している。
【0037】すなわち図4において、熱湯が弁機構25
に流入すると、コイルばね29は加熱されて伸長し、弁
ピース26は押し上げるとともに、弁ピース27を下方
へ押し下げ、熱湯がカートリッジ2側へ流れないように
する。すると熱湯はバイパス部である開孔部31を通っ
て、排水部32から排水される(図5参照)。したがっ
て熱湯が活性炭24を流れて、抗菌材が溶出することは
ない。
【0038】また熱湯から冷水に切り替わると、コイル
ばね29は原形に復帰し、通常の浄水状態に戻る。殊
に、バイパス側を開閉する弁ピース26を、2つのコイ
ルばね材28、29により挟み、低温時には一方のばね
材28のばね力を他方のばね材29のばね力よりも大き
くしてバイパス側を閉じ、また高温時には、ばね材29
のばね力をばね材28のばね力より大きくしてバイパス
側を開くことにより、水温の変化に応じて、通水路の切
り替えを感度よく迅速に行える利点がある。
【0039】また本手段によれば、カートリッジ2が目
詰まりして、カートリッジ側の内水圧が高くなった場合
には、弁ピース26が内圧により押し上げられて、開孔
部31及び排水部32から水を排水できる利点がある。
【0040】なお上述のように、逆洗時の汚水は、小孔
6aからシャワー状に排水するようにしているが、小孔
6aへの流路を閉鎖し、上述のように弁ピース26を内
圧により押し上げることにより、逆洗汚水をこの排水部
32から排水するようにしてもよい。
【0041】この場合も浄水と汚水とが独立孔から排水
されるので、混同が防止でき、特に排水部32を本体下
部の中心の排水部16からずれた位置に配することによ
り、コップを本体の真下にすけても、汚水はコップの中
に注がれず、誤って汚水を使用することが自ずと防止で
きる。
【0042】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、原
水を浄水にする浄水器に着脱自在に装着され、この浄水
器との装着部35側に水流入口70及び水流出口71を
有する浄水カートリッジにおいて、浄水材33を内蔵す
るカートリッジ本体ケース3Aの装着側端部に、上記カ
ートリッジ本体ケース3Aとは別部材で形成されるリン
グ55を連結したことにより、カートリッジ本体ケース
3Aの外周壁上にはっきりとした横のライン3Bが生ま
れることで、それがカートリッジ3装着時の目安となり
スムースな装着が可能となる。また、水流入口70及び
水流出口71の外部接触を保護壁73によって防止する
ことができる。
【0043】また横のライン3Bがワンポイントとなり
デザイン性に優れた浄水カートリッジと成る。また、例
えばリング55のみをピンクや緑などに色がえすれば、
さらに興趣に富んだ浄水カートリッジを提供できる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの斜
視図である。
【図2】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの正
断面図である。
【図3】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの側
断面図である。
【図4】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの平
断面図である。
【図5】浄水器の部分断面図である。
【図6】排水手段の分解図である。
【図7】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの側
断面図である。
【図8】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの側
断面図である。
【図9】浄水器及び本考案に係る浄水カートリッジの側
断面図である。
【図10】流水方向を示す概略正面図である。
【図11】カートリッジの他の実施例の断面図である。
【0045】
【符号の説明】
3 浄水カートリッジ 3A カートリッジ本体ケース 3B 横のライン 33 浄水材 35 装着部 70 水流入口 71 水流出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28 B01D 65/02 C02F 1/44 B01D 35/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を浄水にする浄水器に着脱自在に装
    着され、この浄水器との装着部35側に水流入口70及
    び水流出口71を有する浄水カートリッジにおいて、浄
    水材33を内蔵するカートリッジ本体ケース3Aの装着
    側端部に、上記カートリッジ本体ケース3Aとは別部材
    で形成されるリング55を連結するとともに、リング5
    5と一体的に保護壁73を突設し、上記水流入口70及
    び水流出口71を保護壁73の端部72より奥側に配設
    したことを特徴とする浄水カートリッジ。
JP1997004200U 1997-05-06 1997-05-06 浄水カートリッジ Expired - Lifetime JP2607511Y2 (ja)

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