JP2756660B2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP2756660B2
JP2756660B2 JP7267799A JP26779995A JP2756660B2 JP 2756660 B2 JP2756660 B2 JP 2756660B2 JP 7267799 A JP7267799 A JP 7267799A JP 26779995 A JP26779995 A JP 26779995A JP 2756660 B2 JP2756660 B2 JP 2756660B2
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文夫 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性炭,中空糸膜など
の浄水材を具備し、原水を浄水とする浄水器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近は家庭でも湯水混合栓が普及してお
り、この蛇口に浄水器を装着するケースが増えてきてい
る。ところが、活性炭などの浄水材を具備した浄水器
は、活性炭の表面に雑菌の繁殖を防止するため銀などの
抗菌材をコーティングしており、蛇口から熱湯が送られ
続けると活性炭にコーティングされた抗菌材が溶出する
虞れがある。また、中空糸膜等のフィルタ材を用いた場
合も、フィルタ材を収納するケースが熱変形し、フィル
タ材とケースに隙間ができてフィルタ効果がなくなる虞
れがある。もちろん熱湯がこれら浄水材近傍で通水され
続けても同じような悪影響を及ぼす。
【0003】そこで、浄水器の通水路内に所定温度以上
の熱温が流入した場合、これを表示させるために上記通
水路表面に感温ラベルを貼着したものが開示されてい
る。(実開平2−83095号)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した浄水
器には、以下の解決すべき課題を有している。すなわ
ち、上記した浄水器は、目視によって湯と水を判断させ
る表示手段(感温ラベル)としているために、視力が弱
い使用者または目の不自由な使用者は、その色の変化だ
けでは熱湯であることを認識できず、認識できないまま
熱湯を浄水材近傍に流し続ければ浄水材及び通水路に悪
影響を及ぼすことになる。また、普通の視力を有する使
用者においてもあわただしい台所では、感温ラベルの一
点だけを注視せずに目を逸らすものであり、その際は、
熱湯であることを認識できないため、やはり浄水材及び
通水路に悪影響を及ぼすことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、原水の
蛇口4,58に着脱自在に装着される装着部5,63を
有する本体部1,61は、原水を直接本体部1,61の
下方に流下する原水ストレートモードと原水を浄水材2
3,24,33に通過させて浄水にする浄水モードとに
切り換えるコック部10,54と、上記コック部10,
54を駆動するレバー7,62とを備え、上記浄水モー
ドにおける通水路の中途に温度を感知する感温素子74
を設け、所定温度以上の熱湯が上記通水路に流入した場
合は上記感温素子の信号により発音部73を駆動させた
ものである。
【0006】
【作用】かかる構成では、浄水モード時の通水路に熱湯
が流入した場合は、音を発生させて使用者(特に視力の
弱い人)に認識させることができる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は蛇口直結型浄水器の斜視図である。こ
の浄水器は、本体部1と、2個の円筒状浄水カートリッ
ジ2,3から構成されている。本体部1の上面には、水
道の蛇口4に着脱自在に装着される装着部5が設けられ
ており、またその下面には、排水部6が設けられてい
る。またその側面には、モード切換用の回転レバー7が
装着されている。また2個のカートリッジ2,3には、
水平且つ互いに平行に本体部1の背面に着脱自在に装着
されている。8は水道の栓である。73は発音部として
のブザーである。
【0008】図2及び図3は、浄水器の断面図である。
図中、9は上記装着部5の内方に設けられた嵌着リング
であり、蛇口4の下端膨大部に嵌着する。15はその下
方に設けられたパッキンであり、蛇口4の下面に当接さ
れ、蛇口4から流出した原水が外部に洩出するのを防止
する。装着部5はリング状であって、内面にねじ部を有
しており、この装着部5を手回しすることにより、本体
部1は蛇口4の下端部に着脱自在に装着される。
【0009】図3において、本体部1の内部には、コッ
ク部10が設けられている。このコック部10は、コッ
ク管11の内部に、上記レバー7の操作により回転して
流路を切り換えるコック体12を収納して構成されてい
る。13,14はコック体12に切欠形成された通水部
と通水口、図2において、17はこの通水部13に連通
する通水管である。上記排水部6は、このコック部10
の直下に設けられている。16はこの排水部6に装着さ
れた排水管である。
【0010】図4において、一方のカートリッジ2の中
心部には、その長さ方向に管体21が内蔵されており、
またその内部は、フィルター板22で仕切られている。
管体21の周囲のスペースS1には、粒径の大きい活性
炭23が収納されており、またフィルター板22で区切
られたスペースS2には、粒径の小さい活性炭24が収
納されている。このように、カートリッジ2に不純物の
吸着能力の異なる異種の活性炭23,24を内蔵させる
ことにより、浄水能力をアップできる。
【0011】図4において、上記通水管17からカート
リッジ2に通じる通水路には、弁機構25が設けられて
いる。この弁機種25は、第1の弁ピース26と、第2
の弁ピース27と、第1の弁ピース26を弾発するばね
材28と、両ピース26,27間に介装された水温によ
り変形する形状記憶合金から成る第2のコイルばね29
と、第2の弁ピース27を弾発する第3のばね材30か
ら成っている。また弁ピース26の側方には、ドレイン
部32(図5参照)へ通じるバイパス部としての開孔部
31が形成されている。通常は、蛇口4から送られた低
温の原水は、通水管17,弁機構25を通り、カートリ
ッジ2へ流れる。また後に記述するように、熱湯が流れ
てきたときには、形状記憶合金から成るコイルばね29
の変形により、弁機構25が作動して、熱湯は開孔部3
1からバイパスされ、ドレイン部32から排水される。
74は、通水路に取り付けられたサーミスタである。
【0012】他方のカートリッジ3には、中空糸膜フィ
ルター33が収納されており、また内壁面に沿って通水
部38が設けられている。また両カートリッジ2,3の
入口部34,35は、パイプ36により連結されてい
る。またこのカートリッジ3は、連通管37を介して、
上記コック部10に連通している。
【0013】図4に示すように、両カートリッジ2,3
は互いに平行に本体部1に装着されている。また装着部
5は、カートリッジ2,3の2等分線N上にある。この
ように本体部1とカートリッジ2,3の配置を構成する
ことにより、全体形状をコンパクトに構成でき、また装
着部5を蛇口4に装着した状態で、その重心バランスは
良好となる。両カートリッジ2,3は、同じ浄水材を収
納してもよいが、本実施例のように、活性炭,中空糸膜
フィルターなどの浄水能力の異なる異種の浄水材を収納
すれば、より一層浄水効果をあげることができる。
【0014】図2において、排水管16には、排水口1
6aが部分的に開口されている。また排水管16の上部
には、止水体18が設けられており、この止水体18に
は、開口部18aが開口されている。また排水部6の下
面には、小孔6aが複数個形成されている。19は操作
レバーであり、このレバー19を回動操作すると、排水
管16は回転する。図2及び図6に示すように、レバー
19を操作して、排水口16aと開口部18aを合致さ
せると、水は排水管16から排水される。また図3及び
図7に示すように、排水口16aが止水体18に閉塞さ
れると、水は小孔6aからシャワー状に噴出する。
【0015】この浄水器は、上記レバー7を操作するこ
とにより、止水,原水,原水シャワー,浄水,逆洗の5
つのモードに切り換えることができるものであり、次に
各モードの説明を行う。
【0016】図8は、止水モードを示している。コック
部10のコック体12は蛇口4側を閉塞しており、した
がって栓8を開栓しても、原水は浄水器へは流入しな
い。図9は原水モードを示している。コック体12は、
コック管11の左面に押接しており、この状態で、コッ
ク体12の通水口14は上記排水管16に直通し、蛇口
4から送られた原水は、矢印A1に示すように流下し、
更に図3矢印A2に示すように、そのまま排水管16か
らストレートに排水される。
【0017】図10は原水シャワーモードを示してい
る。通水口図3に示す排水部6の内部空間20に連通し
ており、原水は矢印B1,B2に示すように、小孔6a
からシャワー状に噴出する。
【0018】次に、図2〜図4を参照しながら、浄水モ
ードを説明する。図中、矢印Cは、浄水時の通水ルート
を示し、且つa〜eは通水ルートの通過点を示してい
る。図2及び図3において、蛇口4から流入した原水
は、通水管17を通り(通過点a)、更に弁機構25を
通って(通過点b)、一方のカートリッジ2の内部へ入
り、活性炭23,24を通過した後、管体21に入る
(通過点c)。このように活性炭23,24を通過する
際に、原水中のカルキは吸着除去される。
【0019】次いで原水は、管体21からパイプ36を
通り、他方のカートリッジ3に入る(通過点d)。そし
て原水中の不純物は、中空糸膜フィルター33に吸着除
去される。このようにして不純物が除去された浄水は通
水部38から連通管37を通り(通過点e)、図3に示
すように排水管16から排水される。この流れを概念的
に示したものが図12である。
【0020】次に、逆洗モードを説明する。図中、矢印
Dは通水ルートを示し、且つイ〜ホは通過点を示す。こ
の場合、コック部10は、図9に示す状態にある。この
状態で、通水部13から流入した原水は、図4におい
て、連通管37を通り(通過点イ)、カートリッジ3の
通水部38に流入し、次いで中空糸膜フィルター33の
先端部側から、中空糸膜フィルター33の内部に入り
(通過点ロ)、入口部35からパイプ36を通って、他
方のカートリッジ2の管体21に流入する(通過点
ハ)。すなわち、逆洗は、上記浄水の場合と逆方向に原
水が流れ、中空糸膜フィルター33に付着する不純物を
除去する。
【0021】次いでカートリッジ2の活性炭23,24
を通過した水は、弁機構25を通過し(通過点ニ)、小
孔6aから排水される(通過点ホ)。このようにして、
時折逆洗を行って、中空糸膜フィルター33の不純物を
除去すれば、中空糸膜フィルター33の寿命を伸ばすこ
とができる。
【0022】活性炭23,24や中空糸膜フィルター3
3には汚れが付着し、浄水能力が低下することから、適
宜、カートリッジ2,3を本体部1から取りはずし、そ
の交換をしなければならない。この場合、このものは、
各々のカートリッジ2,3は、独立して本体部1に装着
されているので交換時期が来た方のカートリッジ2又は
3を個別に取りはずして交換できる。
【0023】ところで、活性炭23,24の表面に、銀
などの抗菌材をコーディングし、雑菌繁殖を防止するこ
とが知られている。また蛇口4から、熱湯が給水される
ことがある。ところが、カートリッジ2に熱湯が送られ
ると、活性炭23,24にコーティングされた抗菌材は
溶出し、抗菌材を含む温水を飲用すると、健康上の問題
を生じる。そこで、形状記憶合金から成るコイルばね2
9が介装された弁機構25を構成することにより、この
ような不都合を回避している。すなわち、熱湯が弁機構
25に流入すると、コイルばね29は加熱されて伸長
し、弁ピース26は押し上げられ、弁ピース27は押し
下げられる。するとカートリッジ2への通水路は閉塞さ
れ、熱湯はバイパス部である開孔部31を通って、ドレ
イン部32から排水される。したがって熱湯が活性炭2
3,24を流れて、抗菌材が溶出することはない。コイ
ルばね29のような変形部材は、形状記憶合金に限らず
温度変化で変形するものならば、バイメタル等のような
ものでもよい。また熱湯から冷水に切り替わると、コイ
ルばね29は、原形に復帰し、通常の浄水状態に戻る。
殊に、バイパス側を開閉する弁ピース26を、温度によ
りばね定数の変化するコイルばね29と通常のばね材2
8により挾み、低温時にはばね材28のばね力はコイル
ばね29のばね力よりも大きく、したがってバイパス側
を閉じ、また高温時には、コイルばね29のばね力はば
ね材28のばね力より大きくなり、したがってバイパス
側を開く、このため水温の変化に応じて、ばね材29の
伸縮すなわち通水路の切り替えを感度よく迅速に行える
利点がある。また本弁機構25によれば、カートリッジ
2が目詰まりして、カートリッジ側の内水圧が高くなっ
た場合には、弁ピース26が内圧により押し上げられ
て、開孔部31およびドレイン部32から水を排水でき
る利点がある。またばね材28のばね力を、コイルばね
29の伸長時のばね力より強くすれば高温時にコイルば
ね29の伸長力によってはばね材28は圧縮されず、熱
湯の流入による圧力が所定圧になるまで熱湯はドレイン
部32からも排水されず完全に止水することが可能とな
る。(図4の実線状態参照)図4の42は、弁機構25
の放熱効果を高める放熱フィンであり、コイルばね29
を温度変化に敏感にしている。
【0024】このように弁機構25は、前記コイルばね
29によりドレイン部32から排出あるいは止水するこ
とで、カートリッジ2への熱湯の流入を防止している
が、浄水に切換えているのに熱湯を通水しつづける状態
は、浄水器にとって悪影響であり、好ましくない。特に
熱湯がどこからも排水されない構造であれば、使用者が
誤りに気付き、冷水の通水に切換えても熱湯が弁機構2
5内に滞留しているため、しばらくは通常の状態に戻ら
ず、使用者にしてみれば、冷水を通水しているのに全く
使用不可能となり、故障と区別が出来ない。
【0025】そこで本願発明浄水器は図12に示す概念
図のように認識のための表示手段としては、蛇口からの
水流により電力を供給できる発電装置やボタン電池,太
陽電池などの電源部72を備え、温度変化に対し、信号
を送出するサーミスタなどのような感温素子74により
スイッチング回路71を駆動させ、その信号によりスピ
ーカ,ブザーなどのような発音部を駆動させて表示させ
るものとした。またLEDなどの発光部材を同時に点灯
させれば、音と光によって警告効果は高まる。
【0026】この表示により使用者は、熱湯の供給を停
止するなり、原水流入側へ熱湯の流路を切換えるなりの
処置が行える。
【0027】以上の説明ではドレイン部32から熱湯が
排出できるタイプの蛇口直結型浄水器と熱湯が浄水器外
部に排出されずに完全に止水してしまうタイプの浄水器
について説明した。特に完全に止水してしまうものにお
いては直ちに低温の常温水を流入しても弁機構25,通
水管17などに熱湯が滞留しているため、前記ばね材2
9は伸長した状態を維持し、即座にカートリッジ2には
流入せず、使用者はその原因が分からず浄水器の故障だ
と思い不安心を抱くので本発明のような温冷水認識のた
めの表示手段は非常に効果的である。 また熱湯流入防
止機構のない浄水器にとっては使用者の不注意でカート
リッジ内への熱湯の流入の可能性が高いので温冷水認識
のための表示手段が機能すれば使用者は直ちに熱水流入
を停止出来、カートリッジの熱湯による悪影響を最小限
にとどめることが出来る。
【0028】図11は本発明第2の実施例を示すもので
あり、据置型の浄水器45である。55は、据置台48
や浄水カートリッジ46,浄水排出部47からなる浄水
器本体部49と、延出ホース50を介して接続されてい
る切換部である。63は、該切換部55と蛇口58を固
定する着脱自在の装着部である。切換部55には、回転
式のコック部54及びこれを操作するレバー62を設け
ている。また、形状記憶合金などのような感温変形部材
51、及び該変形部材51を嵌着し、水流入方向と逆方
向に向けて突起した、略半球状の弁ピース52を有する
弁機構53も内装している。弁ピース52は、熱湯が流
入すると、変形部材51の伸長により直接切換弁に当接
し、流入を防止する。コック部54には、浄水通水路5
6,原水通水路57が形成されている。図11のコック
部54は、浄水のための通水状態(浄水モード)であ
る。浄水器本体部49には、感温素子であるサーミスタ
とその信号によって音を発するブザーを収納(図示せ
ず)している。
【0029】また、切換部55の外ケーシング61に
は、弁機構53を目視可能な認識用窓部60を形成して
いる。また、弁機構53のケーシング59は透明な部材
で形成されているため、ケーシング59内に介装した変
形部材51や弁ピース52の動きを目視することが出来
る。このため、蛇口58から弁機構53に熱湯が流入
し、弁ピース52がコック部54に当接していること
で、熱湯の流入が停止していることを使用者が認識する
ことが出来、熱湯から低温の常温水に切り換えても、浄
水器本体49側に流れないのは、浄水器の故障のためで
なく、弁機構53が、熱湯滞留等で高い温度であるた
め、浄水器本体49側に流入しないと判断することが出
来、不安は解消される。表示手段は弁機構53の変形部
材51や弁ピース52である。このように、音(聴覚)
に加えて視覚の面からも熱湯表示させれば、警告効果が
さらに高まる。
【0030】弁機構53やコック部54は、図11のよ
うに浄水器本体49と延出ホース50を介して離れた部
位に設けるものに限らず、据置台48などの浄水器本体
49側にあってもよい。
【0031】また、浄水器本体49側に弁機構53や切
換部54を設けたものであっては、熱湯の流入が行われ
た時点で、前記延出ホース50内に熱湯が滞り、蛇口5
8から冷水を流入しても弁機構53は、しばらく熱湯防
止状態を維持する。このため、前記延出ホース50に感
温変色素子を貼着或いは塗布してもよく、その温度の状
態を認識することが出来、都合がよい。
【0032】もちろん、熱湯流入防止のための弁機構5
3のないタイプであっても、温冷水認識のための発音手
段を設けることで、使用者は熱湯流入を認識し、直ちに
熱湯流入を停止することが出来るため、熱湯による悪影
響を最小限にとどめることが出来る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、原水の
蛇口4,58に着脱自在に装着される装着部5,63を
有する本体部1,61は、原水を直接本体部1,61の
下方に流下する原水ストレートモードと原水を浄水材2
3,24,33に通過させて浄水にする浄水モードとに
切り換えるコック部10,54と、上記コック部10,
54を駆動するレバー7,62とを備え、上記浄水モー
ドにおける通水路の中途に温度を感知する感温素子74
を設け、所定温度以上の熱湯が上記通水路に流入した場
合は上記感温素子の信号により発音部73を駆動させた
ために、視力が弱い使用者または目の不自由な使用者に
おいても湯水を認識させることができ、浄水材及び通水
路への悪影響を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄水器の斜視図である。
【図2】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図3】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図4】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図5】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図6】本発明に係る浄水器の部分平面図である。
【図7】本発明に係る浄水器の部分平面図である。
【図8】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図9】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図10】本発明に係る浄水器の断面図である。
【図11】本発明に係る浄水器の第2の実施例を示す断
面図である。
【図12】本発明に係る浄水器の概念図である。
【符号の説明】
1,61 本体部 4,58 蛇口 5,63 装着部 7,62 レバー 10,54 コック部 23,24,33 浄水材 73 発音部 74 感温素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−199688(JP,A) 特開 昭63−59386(JP,A) 実開 平3−38195(JP,U) 実開 平3−43309(JP,U) 実開 昭63−107796(JP,U) 実開 昭61−75892(JP,U) 実開 平5−88690(JP,U) 実開 平4−102616(JP,U) 実開 平2−83095(JP,U) 実開 平5−37385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/00 - 1/78 B01D 35/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水の蛇口4,58に着脱自在に装着さ
    れる装着部5,63を有する本体部1,61は、原水を
    直接本体部1,61の下方に流下する原水ストレートモ
    ードと原水を浄水材23,24,33に通過させて浄水
    にする浄水モードとに切り換えるコック部10,54
    と、上記コック部10,54を駆動するレバー7,62
    とを備え、上記浄水モードにおける通水路の中途に温度
    を感知する感温素子74を設け、所定温度以上の熱湯が
    上記通水路に流入した場合は上記感温素子の信号により
    発音部73を駆動させたことを特徴とする浄水器。
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