JP2607257B2 - 拡声通話機 - Google Patents
拡声通話機Info
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- JP2607257B2 JP2607257B2 JP7368788A JP7368788A JP2607257B2 JP 2607257 B2 JP2607257 B2 JP 2607257B2 JP 7368788 A JP7368788 A JP 7368788A JP 7368788 A JP7368788 A JP 7368788A JP 2607257 B2 JP2607257 B2 JP 2607257B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、いわゆるハンドフリー電話機に用いられ、
受話器から送話機への音声の回り込みによるハウリング
を防止した拡声通話機に関するものである。
受話器から送話機への音声の回り込みによるハウリング
を防止した拡声通話機に関するものである。
[従来の技術] 従来より、スピーカにより通話音声を拡声するように
した拡声通話機が提供されている。この種の拡声通話機
では、スピーカから発生した音声がマイクロホンに回り
込むとハウリングが生じることになるから、ハウリング
防止対策が採られている。
した拡声通話機が提供されている。この種の拡声通話機
では、スピーカから発生した音声がマイクロホンに回り
込むとハウリングが生じることになるから、ハウリング
防止対策が採られている。
すなわち、第5図に示すように、送話音声は、送話機
としてのマイクロホンMから入力され、増幅回路21で増
幅された後、可変損失回路25を通して伝送損失が調節さ
れ、さらに増幅回路26で増幅された後、防側音回路2を
通して通話線Lに送出されるのである。一方、通話線L
を通して送られてくる受話信号は、防側音回路2を通
り、増幅回路11で増幅された後、可変損失回路12で伝送
損失が調節され、さらに増幅回路13で増幅された後、ス
ピーカSから受話音声として出力される。各可変損失回
路12,25の前後のレベルはそれぞれ送話レベル検出回路2
7a,27bおよび受話レベル検出回路14a,14bでそれぞれ検
出されており、このレベルに応じて制御回路3が可変損
失回路12,25の損失量を制御するのである。すなわち、
スピーカS−マイクロホンM−防側音回路2−スピーカ
Sというループが形成されており、このループゲインが
1を越えるとハウリングが発生するから、可変損失回路
12,25での損失量を調節することにより、ループゲイン
が1以下となるようにしてハウリングを防止するのであ
る。ここで、送話信号と受話信号とのうち信号レベルが
小さいほうは重要ではないとみなし、信号レベルが小さ
いほうの伝送路に挿入された可変損失回路12,25の伝送
損失を大きくするようにしているのである。このように
して、制御回路3、可変損失回路12,25、受話レベル検
出回路14a,14b、送話レベル検出回路27a,27b等で音声ス
イッチが構成されるのである。
としてのマイクロホンMから入力され、増幅回路21で増
幅された後、可変損失回路25を通して伝送損失が調節さ
れ、さらに増幅回路26で増幅された後、防側音回路2を
通して通話線Lに送出されるのである。一方、通話線L
を通して送られてくる受話信号は、防側音回路2を通
り、増幅回路11で増幅された後、可変損失回路12で伝送
損失が調節され、さらに増幅回路13で増幅された後、ス
ピーカSから受話音声として出力される。各可変損失回
路12,25の前後のレベルはそれぞれ送話レベル検出回路2
7a,27bおよび受話レベル検出回路14a,14bでそれぞれ検
出されており、このレベルに応じて制御回路3が可変損
失回路12,25の損失量を制御するのである。すなわち、
スピーカS−マイクロホンM−防側音回路2−スピーカ
Sというループが形成されており、このループゲインが
1を越えるとハウリングが発生するから、可変損失回路
12,25での損失量を調節することにより、ループゲイン
が1以下となるようにしてハウリングを防止するのであ
る。ここで、送話信号と受話信号とのうち信号レベルが
小さいほうは重要ではないとみなし、信号レベルが小さ
いほうの伝送路に挿入された可変損失回路12,25の伝送
損失を大きくするようにしているのである。このように
して、制御回路3、可変損失回路12,25、受話レベル検
出回路14a,14b、送話レベル検出回路27a,27b等で音声ス
イッチが構成されるのである。
[発明が解決しようとする課題] この構成において、マイクロホンMとスピーカSとの
距離が近いと、スピーカSからマイクロホンMに回り込
む受話音声のレベルが大きくなり、受話レベル検出回路
14aの出力レベルLrよりも送話レベル検出回路27aの出力
レベルLtが大きくなり、スピーカSから音声が出ている
受話状態であるにもかかわらず制御回路3はLt>Lrとい
う条件から送話状態に切り換えてしまい、スピーカSか
ら出るべき音が出なくなるという状態が発生する(受話
ブロッキング)。
距離が近いと、スピーカSからマイクロホンMに回り込
む受話音声のレベルが大きくなり、受話レベル検出回路
14aの出力レベルLrよりも送話レベル検出回路27aの出力
レベルLtが大きくなり、スピーカSから音声が出ている
受話状態であるにもかかわらず制御回路3はLt>Lrとい
う条件から送話状態に切り換えてしまい、スピーカSか
ら出るべき音が出なくなるという状態が発生する(受話
ブロッキング)。
この問題を解決するために、送話レベル検出回路27a
の感度を下げることにより、スピーカSからマイクロホ
ンMに回り込む音声によっては、Lt>Lrという状態が発
生しないようにすることが考えられるが、この場合に
は、マイクロホンMに送話音声が入力されているときで
も大きな送話音声を発生しなければ、Lt<Lrという条件
を満たすことができず、送話状態にならないという問題
が生じる。
の感度を下げることにより、スピーカSからマイクロホ
ンMに回り込む音声によっては、Lt>Lrという状態が発
生しないようにすることが考えられるが、この場合に
は、マイクロホンMに送話音声が入力されているときで
も大きな送話音声を発生しなければ、Lt<Lrという条件
を満たすことができず、送話状態にならないという問題
が生じる。
本発明は上述の問題点を解決することを目的とするも
のであり、スピーカからマイクロホンへの回り込み量が
多い場合でも、送話レベル検出回路の感度を下げずに、
受話ブロッキングを防止することができるようにした拡
声通話機を提供しようとするものである。
のであり、スピーカからマイクロホンへの回り込み量が
多い場合でも、送話レベル検出回路の感度を下げずに、
受話ブロッキングを防止することができるようにした拡
声通話機を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明では、上記目的を達成するために、送話音声を
電気信号に変換する一対のマイクロホンと、両マイクロ
ホンとスピーカとの距離の差に相当する音波の遅延時間
だけスピーカに近いほうのマイクロホンの出力を遅延さ
せる遅延回路と、両マイクロホンとスピーカとの距離の
差に相当するレベル調整を行なってスピーカからの音声
に対する両マイクロホンの出力レベルを一致させるレベ
ル調整増幅回路と、遅延回路とレベル調整増幅回路とを
通った両マイクロホンの出力を両入力とする差動増幅回
路とを設け、差動増幅回路の出力を送話信号とするよう
にしている。
電気信号に変換する一対のマイクロホンと、両マイクロ
ホンとスピーカとの距離の差に相当する音波の遅延時間
だけスピーカに近いほうのマイクロホンの出力を遅延さ
せる遅延回路と、両マイクロホンとスピーカとの距離の
差に相当するレベル調整を行なってスピーカからの音声
に対する両マイクロホンの出力レベルを一致させるレベ
ル調整増幅回路と、遅延回路とレベル調整増幅回路とを
通った両マイクロホンの出力を両入力とする差動増幅回
路とを設け、差動増幅回路の出力を送話信号とするよう
にしている。
また、所定のマッチング周波数について両マイクロホ
ンとスピーカとの距離の差に相当する位相差だけスピー
カに近いほうのマイクロホンの出力位相を遅らせる位相
遅延回路と、両マイクロホンとスピーカとの距離の差に
相当するレベル調整を行なってスピーカからの音声に対
する両マイクロホンの出力レベルを一致させるレベル調
整増幅回路と、位相遅延回路とレベル調整増幅回路とを
通った両マイクロホンの出力を両入力とする差動増幅回
路と、差動増幅回路の出力のうち上記マッチング周波数
よりも高域の成分を除去するローパスフィルタとを設
け、ローパスフィルタの出力を送話信号とすることもで
きる。
ンとスピーカとの距離の差に相当する位相差だけスピー
カに近いほうのマイクロホンの出力位相を遅らせる位相
遅延回路と、両マイクロホンとスピーカとの距離の差に
相当するレベル調整を行なってスピーカからの音声に対
する両マイクロホンの出力レベルを一致させるレベル調
整増幅回路と、位相遅延回路とレベル調整増幅回路とを
通った両マイクロホンの出力を両入力とする差動増幅回
路と、差動増幅回路の出力のうち上記マッチング周波数
よりも高域の成分を除去するローパスフィルタとを設
け、ローパスフィルタの出力を送話信号とすることもで
きる。
[作用] 上記構成によれば、一対のマイクロホンでスピーカか
らの音声を拾った後、遅延およびレベル調整を行なって
両マイクロホンに入力されるスピーカからの音声成分を
差動増幅回路で相殺するようにしているから、スピーカ
からの音声成分のみを除去して受話ブロッキングが生じ
ない状態で送話音声を伝送することができるのである。
また、スピーカからマイクロホンに回り込む音声が音声
スイッチの動作に影響しないから、音声スイッチにおけ
る送話信号と受話信号との信号レベルの判定において、
送話信号に対する感度を下げる必要がないのである。
らの音声を拾った後、遅延およびレベル調整を行なって
両マイクロホンに入力されるスピーカからの音声成分を
差動増幅回路で相殺するようにしているから、スピーカ
からの音声成分のみを除去して受話ブロッキングが生じ
ない状態で送話音声を伝送することができるのである。
また、スピーカからマイクロホンに回り込む音声が音声
スイッチの動作に影響しないから、音声スイッチにおけ
る送話信号と受話信号との信号レベルの判定において、
送話信号に対する感度を下げる必要がないのである。
また、遅延回路に代えて位相遅延回路とローパスフィ
ルタとを用いた構成では、BBD等の比較的高価な遅延素
子を用いる必要がなく、安価な構成で受話ブロッキング
を防止できるのである。
ルタとを用いた構成では、BBD等の比較的高価な遅延素
子を用いる必要がなく、安価な構成で受話ブロッキング
を防止できるのである。
[実施例1] 本実施例では、第5図に示した従来の回路構成におけ
るマイクロホンMと増幅回路21とに置き換えて、第1図
に示すように、一対のマイクロホンM1,M2、一対の増幅
回路21a,21b、遅延回路22、レベル調整増幅回路23、差
動増幅回路24を設けたものである。
るマイクロホンMと増幅回路21とに置き換えて、第1図
に示すように、一対のマイクロホンM1,M2、一対の増幅
回路21a,21b、遅延回路22、レベル調整増幅回路23、差
動増幅回路24を設けたものである。
一対のマイクロホンM1,M2は、第2図に示すように、
ハウジング1の表面でスピーカSと同一面に露出するよ
うに配設されており、スピーカSの中心から各マイクロ
ホンM1,M2の中心までの距離はそれぞれl1,l2に設定され
ている。各マイクロホンM1,M2の出力を増幅する増幅回
路21a,21bは増幅率が同じに設定されており、レベル調
整増幅回路23は、増幅率がl2/l1になるように設定され
ている。また遅延回路22は、スピーカSから発生した音
声が各マイクロホンM1,M2に到達する時間差に相当する
遅延時間が得られるように設定されている。すなわち、
音速をVsとすれば、(l2−l1)/VsだけマイクロホンM1
の出力が遅延されるように設定される。ここに、遅延回
路22はBBD(Bucket Brigade Dvice)等を用いて構成さ
れる。このように、マイクロホンM1に入力された音声は
遅延され、マイクロホンM2に入力された音声はレベル調
整がなされるから、スピーカSから発生した音声に対
し、遅延回路22の出力とレベル調整増幅回路23の出力と
は、同時刻に同レベルになるのであり、遅延回路22の出
力とレベル調整増幅回路23の出力とを両入力とする差動
増幅回路24では、スピーカSからの音声に対応する信号
が打ち消される。
ハウジング1の表面でスピーカSと同一面に露出するよ
うに配設されており、スピーカSの中心から各マイクロ
ホンM1,M2の中心までの距離はそれぞれl1,l2に設定され
ている。各マイクロホンM1,M2の出力を増幅する増幅回
路21a,21bは増幅率が同じに設定されており、レベル調
整増幅回路23は、増幅率がl2/l1になるように設定され
ている。また遅延回路22は、スピーカSから発生した音
声が各マイクロホンM1,M2に到達する時間差に相当する
遅延時間が得られるように設定されている。すなわち、
音速をVsとすれば、(l2−l1)/VsだけマイクロホンM1
の出力が遅延されるように設定される。ここに、遅延回
路22はBBD(Bucket Brigade Dvice)等を用いて構成さ
れる。このように、マイクロホンM1に入力された音声は
遅延され、マイクロホンM2に入力された音声はレベル調
整がなされるから、スピーカSから発生した音声に対
し、遅延回路22の出力とレベル調整増幅回路23の出力と
は、同時刻に同レベルになるのであり、遅延回路22の出
力とレベル調整増幅回路23の出力とを両入力とする差動
増幅回路24では、スピーカSからの音声に対応する信号
が打ち消される。
すなわち、スピーカSの出力音声に対する各増幅回路
21a,21bの出力をそれぞれA1,B1とすると、 A1=VR(t) B1=(l1/l2)・VR(t−(l2−l1)/Vs となる。したがって、遅延回路22の出力A2と、レベル調
整増幅回路23の出力B2とは、それぞれ次式で表わされる
ことになる。
21a,21bの出力をそれぞれA1,B1とすると、 A1=VR(t) B1=(l1/l2)・VR(t−(l2−l1)/Vs となる。したがって、遅延回路22の出力A2と、レベル調
整増幅回路23の出力B2とは、それぞれ次式で表わされる
ことになる。
A2=VR(t−(l2−l1)/Vs B2=(l2−l1)(l1/l2)・VR(t−(l2−l1)/Vs) =VR(t−(l2−l1)/Vs) その結果、差動増幅回路24の両入力が等しくなり、ス
ピーカSから両マイクロホンM1,M2に入力された音声は
打ち消されることになる。
ピーカSから両マイクロホンM1,M2に入力された音声は
打ち消されることになる。
一方、マイクロホンM1,M2の前方から発生する音声に
対するマイクロホンM1,M2での音圧は略等しいとみなし
てよいので、各増幅回路21a,21bの出力A1,B1はそれぞ
れ、 A1=VT(t) B1=VT(t) となる。したがって、遅延回路22での遅延時間をτ(=
(l2−l1)/Vs)とすれば、遅延回路22の出力A2とレベ
ル調整増幅回路23の出力B2とは、それぞれ A2=VT(t−τ) B2=(l2−l1)VT(t) となり、差動増幅回路24の出力には遅延回路22の出力A2
とレベル調整増幅回路23の出力B2との差である次の成分
Cが得られるのである。
対するマイクロホンM1,M2での音圧は略等しいとみなし
てよいので、各増幅回路21a,21bの出力A1,B1はそれぞ
れ、 A1=VT(t) B1=VT(t) となる。したがって、遅延回路22での遅延時間をτ(=
(l2−l1)/Vs)とすれば、遅延回路22の出力A2とレベ
ル調整増幅回路23の出力B2とは、それぞれ A2=VT(t−τ) B2=(l2−l1)VT(t) となり、差動増幅回路24の出力には遅延回路22の出力A2
とレベル調整増幅回路23の出力B2との差である次の成分
Cが得られるのである。
C=(l2−l1)VT(t)−VT(t−τ) 以上のようにして差動増幅回路24の出力にはスピーカ
Sからの音声成分は含まれず、ハウジング1の前方から
マイクロホンM1,M2に向って発した音声成分のみが抽出
されるのである。マイクロホンM1,M2の前方からの音声
と、スピーカSからの音声とが同時に発生している場合
でも、上式から明らかなように、スピーカSからの音声
成分のみが除去されるのである。こうして得られた差動
増幅回路24の出力を送話信号として送出するのである。
Sからの音声成分は含まれず、ハウジング1の前方から
マイクロホンM1,M2に向って発した音声成分のみが抽出
されるのである。マイクロホンM1,M2の前方からの音声
と、スピーカSからの音声とが同時に発生している場合
でも、上式から明らかなように、スピーカSからの音声
成分のみが除去されるのである。こうして得られた差動
増幅回路24の出力を送話信号として送出するのである。
差動増幅回路24の出力は可変損失回路25、増幅回路2
6、防側音回路2を通して通話線Lに送出される。可変
損失回路25の前後のレベルは送話レベル検出回路27a,27
bで検出される。また、通話線Lからの入力は防側音回
路2を通って増幅回路26からの出力と分離され、増幅回
路11、可変損失回路12、増幅回路13を通してスピーカS
から出力される。可変損失回路12の前後のレベルは受話
レベル検出回路14a,14bで検出される。このようにして
得られた送話レベル検出回路27a,27bの出力と、受話レ
ベル検出回路14a,14bの出力とに基づいて制御回路3で
は可変損失回路12,25の伝送損失量を調整するのであ
る。ここに、伝送損失量の調整にあたっては、信号レベ
ルの小さいほうに挿入されている可変損失回路12,25の
伝送損失量が信号レベルの大きいほうに挿入されている
可変損失回路12,25の伝送損失量よりも大きくなるよう
に設定してある。つまり、信号レベルの大きいほうは信
号が減衰せずに伝送され、信号レベルの小さいほうは重
要でない信号と判定されて減衰量が大きくなるのであ
る。この減衰量は、スピーカS−マイクロホンM1,M2−
防側音回路2−スピーカSというループにおけるループ
ゲインが1以下になるように設定され、ハウリングが生
じないようにしてある。換言すれば、制御回路3、可変
損失回路12,25、増幅回路11,13,24,26、受話レベル検出
回路14a,14b、送話レベル検出回路27a,27bにより送受話
の切換を行なう音声スイッチが構成されるのである。
6、防側音回路2を通して通話線Lに送出される。可変
損失回路25の前後のレベルは送話レベル検出回路27a,27
bで検出される。また、通話線Lからの入力は防側音回
路2を通って増幅回路26からの出力と分離され、増幅回
路11、可変損失回路12、増幅回路13を通してスピーカS
から出力される。可変損失回路12の前後のレベルは受話
レベル検出回路14a,14bで検出される。このようにして
得られた送話レベル検出回路27a,27bの出力と、受話レ
ベル検出回路14a,14bの出力とに基づいて制御回路3で
は可変損失回路12,25の伝送損失量を調整するのであ
る。ここに、伝送損失量の調整にあたっては、信号レベ
ルの小さいほうに挿入されている可変損失回路12,25の
伝送損失量が信号レベルの大きいほうに挿入されている
可変損失回路12,25の伝送損失量よりも大きくなるよう
に設定してある。つまり、信号レベルの大きいほうは信
号が減衰せずに伝送され、信号レベルの小さいほうは重
要でない信号と判定されて減衰量が大きくなるのであ
る。この減衰量は、スピーカS−マイクロホンM1,M2−
防側音回路2−スピーカSというループにおけるループ
ゲインが1以下になるように設定され、ハウリングが生
じないようにしてある。換言すれば、制御回路3、可変
損失回路12,25、増幅回路11,13,24,26、受話レベル検出
回路14a,14b、送話レベル検出回路27a,27bにより送受話
の切換を行なう音声スイッチが構成されるのである。
以上の構成によれば、スピーカSから発生した受話信
号は差動増幅回路24の出力成分としては出現しないか
ら、送話レベル検出回路27aの出力レベルLtが、受話レ
ベル検出回路14aの出力レベルLrよりも大きくなること
がなくなるのであり、受話ブロッキングの発生が防止さ
れるのである。
号は差動増幅回路24の出力成分としては出現しないか
ら、送話レベル検出回路27aの出力レベルLtが、受話レ
ベル検出回路14aの出力レベルLrよりも大きくなること
がなくなるのであり、受話ブロッキングの発生が防止さ
れるのである。
[実施例2] 実施例1では、ハウジング1の表面でスピーカSと同
一面にマイクロホンM1,M2を配設するようにしていた
が、本実施例では、第3図に示すように、スピーカSと
マイクロホンM1,M2とを別の面に臨ませるようにしてい
る。この場合、スピーカSの中心と各マイクロホンM1,M
2の中心とをそれぞれ結ぶ最短経路を考え、この経路上
でハウジング1の各面に沿う部分をそれぞれl11,l12,l
21,l22として実施例1における距離l1,l2をそれぞれl1
≒l11+l12、l2≒l21+l22とすればよい。つまり、遅延
回路22の遅延時間やレベル調整増幅回路23の増幅率に対
して、上述のようにして求めた距離l1,l2を用いればよ
いのである。
一面にマイクロホンM1,M2を配設するようにしていた
が、本実施例では、第3図に示すように、スピーカSと
マイクロホンM1,M2とを別の面に臨ませるようにしてい
る。この場合、スピーカSの中心と各マイクロホンM1,M
2の中心とをそれぞれ結ぶ最短経路を考え、この経路上
でハウジング1の各面に沿う部分をそれぞれl11,l12,l
21,l22として実施例1における距離l1,l2をそれぞれl1
≒l11+l12、l2≒l21+l22とすればよい。つまり、遅延
回路22の遅延時間やレベル調整増幅回路23の増幅率に対
して、上述のようにして求めた距離l1,l2を用いればよ
いのである。
[実施例3] 本実施例は、第4図に示すように、実施例1の回路構
成における遅延回路22を位相遅延回路28に置き換え、ロ
ーパスフィルタ29を付加したものである。
成における遅延回路22を位相遅延回路28に置き換え、ロ
ーパスフィルタ29を付加したものである。
位相遅延回路28は、抵抗とコンデンサとを組み合わせ
て構成されたアクティブフィルタであって、特定のマッ
チング周波数f0に対して、次式で示す位相遅れθ0を生
じる。
て構成されたアクティブフィルタであって、特定のマッ
チング周波数f0に対して、次式で示す位相遅れθ0を生
じる。
θ0=2πf0(l2−l1)/Vs ここに、2πf0=ω0とすれば、 θ=ω0(l2−l1)/Vs となる。すなわち、特定のマッチング周波数f0に対し
て、スピーカSから発生した音声が各マイクロホンM1,M
2に入力される時間の差により生じる位相のずれを補正
するようにしているのである。これによって、差動増幅
回路24の両入力は同位相となり、互いに打ち消しあって
差動増幅回路24の出力には出現しなくなるのである。さ
らに詳しく説明すると、まず、増幅回路21a,21bの出力A
1,B2はそれぞれ次式のようになる。
て、スピーカSから発生した音声が各マイクロホンM1,M
2に入力される時間の差により生じる位相のずれを補正
するようにしているのである。これによって、差動増幅
回路24の両入力は同位相となり、互いに打ち消しあって
差動増幅回路24の出力には出現しなくなるのである。さ
らに詳しく説明すると、まず、増幅回路21a,21bの出力A
1,B2はそれぞれ次式のようになる。
A1=VRsinω0t B1=(l1/l2)VRsin(ω0t−θ0) したがって、位相遅延回路28の出力A2とレベル調整増
幅回路23の出力B2とは、それぞれ次式のようになる。
幅回路23の出力B2とは、それぞれ次式のようになる。
A2=VRsin(ω0t−ω0(l2−l1)/Vs) =VRsin(ω0t−θ0) B2=(l2−l1)(l1/l2)VRsin(ω0t−θ0) =VRsin(ω0t−θ0) このようにして、スピーカSから発生した音声に対し
ては差動増幅回路24の両入力の位相が同相になるから、
差動増幅回路24の出力としては、スピーカSから発生し
た音声のうちのマッチング周波数の成分は除去されるの
である。
ては差動増幅回路24の両入力の位相が同相になるから、
差動増幅回路24の出力としては、スピーカSから発生し
た音声のうちのマッチング周波数の成分は除去されるの
である。
一方、両マイクロホンM1,M2の前方から発生する音声
の場合には、マイクロホンM1,M2への音圧は略等しくな
るから、増幅回路21a,21bの出力A1,B1は次式のように等
しいとみなしてよい。
の場合には、マイクロホンM1,M2への音圧は略等しくな
るから、増幅回路21a,21bの出力A1,B1は次式のように等
しいとみなしてよい。
A1=VTsinω0t B1=VTsinω0t したがって、位相遅延回路28の出力A2、レベル調整増
幅回路23の出力B2はそれぞれ次式のようになる。
幅回路23の出力B2はそれぞれ次式のようになる。
A2=VTsin(ω0t−θ0) B2=(l2−l1)VTsinω0t つまり、差動増幅回路24の出力Cは、両者の差の成分
が出現する。
が出現する。
C=(l2−l1)VTsinω0t−VTsin(ω0t−θ0) つまり、マイクロホンM1,M2の前方から発生する音声
に対しては差動増幅回路24に出力が得られるのである。
に対しては差動増幅回路24に出力が得られるのである。
ところで、スピーカSから発生してマイクロホンM1,M
2に回り込む音声の周波数がマッチング周波数以外であ
るときに、マッチング周波数よりも高い周波数成分につ
いては位相のずれが生じやすくなるから、スピーカSか
ら発生する音声のうちの高域成分に対しては差動増幅回
路24に出力が生じることになる。そこで差動増幅回路24
の後段にローパスフィルタ29を設けているのであり、こ
れによって、高域成分を減衰させるのである。このよう
にして、スピーカSから発生する音声成分はローパスフ
ィルタ29を通った段階でほとんど除去されるのである。
つまり、受話ブロッキングを防止できるのである。この
構成では、比較的高価なBBD等を用いずにスピーカSか
らの回り込み成分を除去できるという利点がある。
2に回り込む音声の周波数がマッチング周波数以外であ
るときに、マッチング周波数よりも高い周波数成分につ
いては位相のずれが生じやすくなるから、スピーカSか
ら発生する音声のうちの高域成分に対しては差動増幅回
路24に出力が生じることになる。そこで差動増幅回路24
の後段にローパスフィルタ29を設けているのであり、こ
れによって、高域成分を減衰させるのである。このよう
にして、スピーカSから発生する音声成分はローパスフ
ィルタ29を通った段階でほとんど除去されるのである。
つまり、受話ブロッキングを防止できるのである。この
構成では、比較的高価なBBD等を用いずにスピーカSか
らの回り込み成分を除去できるという利点がある。
他の部分の回路構成は実施例1と同様であるから説明
を省略する。
を省略する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、送話音声を電気信号に変換す
る一対のマイクロホンと、両マイクロホンとスピーカと
の距離の差に相当する音波の遅延時間だけスピーカに近
いほうのマイクロホンの出力を遅延させる遅延回路と、
両マイクロホンとスピーカとの距離の差に相当するレベ
ル調整を行なってスピーカからの音声に対する両マイク
ロホンの出力レベルを一致させるレベル調整増幅回路
と、遅延回路とレベル調整増幅回路とを通った両マイク
ロホンの出力を両入力とする差動増幅回路とを設け、差
動増幅回路の出力を送話信号としているものであり、一
対のマイクロホンでスピーカからの音声を拾った後、遅
延およびレベル調整を行なって両マイクロホンに入力さ
れるスピーカからの音声成分を差動増幅回路で相殺する
ようにしているから、スピーカからの音声成分のみを除
去して受話ブロッキングが生じない状態で送話音声を伝
送することができるのである。また、スピーカからマイ
クロホンに回り込む音声が音声スイッチの動作に影響し
ないから、音声スイッチにおける送話信号と受話信号と
の信号レベルの判定において、送話信号に対する感度を
下げる必要がないという利点を有する。
る一対のマイクロホンと、両マイクロホンとスピーカと
の距離の差に相当する音波の遅延時間だけスピーカに近
いほうのマイクロホンの出力を遅延させる遅延回路と、
両マイクロホンとスピーカとの距離の差に相当するレベ
ル調整を行なってスピーカからの音声に対する両マイク
ロホンの出力レベルを一致させるレベル調整増幅回路
と、遅延回路とレベル調整増幅回路とを通った両マイク
ロホンの出力を両入力とする差動増幅回路とを設け、差
動増幅回路の出力を送話信号としているものであり、一
対のマイクロホンでスピーカからの音声を拾った後、遅
延およびレベル調整を行なって両マイクロホンに入力さ
れるスピーカからの音声成分を差動増幅回路で相殺する
ようにしているから、スピーカからの音声成分のみを除
去して受話ブロッキングが生じない状態で送話音声を伝
送することができるのである。また、スピーカからマイ
クロホンに回り込む音声が音声スイッチの動作に影響し
ないから、音声スイッチにおける送話信号と受話信号と
の信号レベルの判定において、送話信号に対する感度を
下げる必要がないという利点を有する。
さらに、遅延回路に代えて位相遅延回路とローパスフ
ィルタとを用いた構成では、BBD等の比較的高価な遅延
素子を用いる必要がなく、安価な構成で受話ブロッキン
グを防止できるという利点を有する。
ィルタとを用いた構成では、BBD等の比較的高価な遅延
素子を用いる必要がなく、安価な構成で受話ブロッキン
グを防止できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例1を示すブロック図、第2図は
同上の外観斜視図、第3図は本発明の実施例2の外観斜
視図、第4図は本発明の実施例3を示すブロック図、第
5図は従来例を示すブロック図である。 2……防側音回路、3……制御回路、12……可変損失回
路、14a,14b……受話レベル検出回路、22……遅延回
路、23……レベル調整増幅回路、24……差動増幅回路、
25……可変損失回路、27a,27b……送話レベル検出回
路、28……位相遅延回路、29……ローパスフィルタ、L
……通話線、M1,M2……マイクロホン、S……スピー
カ。
同上の外観斜視図、第3図は本発明の実施例2の外観斜
視図、第4図は本発明の実施例3を示すブロック図、第
5図は従来例を示すブロック図である。 2……防側音回路、3……制御回路、12……可変損失回
路、14a,14b……受話レベル検出回路、22……遅延回
路、23……レベル調整増幅回路、24……差動増幅回路、
25……可変損失回路、27a,27b……送話レベル検出回
路、28……位相遅延回路、29……ローパスフィルタ、L
……通話線、M1,M2……マイクロホン、S……スピー
カ。
Claims (2)
- 【請求項1】送話信号を伝送する送話信号路と受話信号
を伝送する受話信号路とのうち信号レベルの小さいほう
の伝送路の伝送損失を大きくする音声スイッチと、送話
伝送路および受話伝送路と通話線との間に介装され送話
伝送路から通話線に送話信号を送出するとともに通話線
から受話伝送路に受話信号を取り込む防側音回路と、受
話信号を受話音声に変換するスピーカと、送話音声を電
気信号に変換する一対のマイクロホンと、両マイクロホ
ンとスピーカとの距離の差に相当する音波の伝達時間だ
けスピーカに近いほうのマイクロホンの出力を遅延させ
る遅延回路と、両マイクロホンとスピーカとの距離の差
に相当するレベル調整を行なってスピーカからの音声に
対する両マイクロホンの出力レベルを一致させるレベル
調整増幅回路と、遅延回路とレベル調整増幅回路とを通
った両マイクロホンの出力を両入力とする差動増幅回路
とを具備し、差動増幅回路の出力を送話信号とすること
を特徴とする拡声通話機。 - 【請求項2】送話信号を伝送する送話信号路と受話信号
を伝送する受話信号路とのうち信号レベルの小さいほう
の伝送路の伝送損失を大きくする音声スイッチと、送話
伝送路および受話伝送路と通話線との間に介装され送話
伝送路から通話線に送話信号を送出するとともに通話線
から受話伝送路に受話信号を取り込む防側音回路と、受
話信号を受話音声に変換するスピーカと、送話音声を電
気信号に変換する一対のマイクロホンと、所定のマッチ
ング周波数について両マイクロホンとスピーカとの距離
の差に相当する位相差だけスピーカに近いほうのマイク
ロホンの出力位相を遅らせる位相遅延回路と、両マイク
ロホンとスピーカとの距離の差に相当するレベル調整を
行なってスピーカからの音声に対する両マイクロホンの
出力レベルを一致させるレベル調整増幅回路と、位相遅
延回路とレベル調整増幅回路とを通った両マイクロホン
の出力を両入力とする差動増幅回路と、差動増幅回路の
出力のうち上記マッチング周波数よりも高域の成分を除
去するローパスフィルタとを具備し、ローパスフィルタ
の出力を送話信号とすることを特徴とする拡声通話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368788A JP2607257B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 拡声通話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7368788A JP2607257B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 拡声通話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01245742A JPH01245742A (ja) | 1989-09-29 |
JP2607257B2 true JP2607257B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13525373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7368788A Expired - Lifetime JP2607257B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 拡声通話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607257B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150627A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150628A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150622A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150629A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150626A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150623A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150625A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007267043A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2008109522A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4802808B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-10-26 | パナソニック電工株式会社 | 通話装置 |
JP2010081124A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | インターホン装置用キャリブレーション方法 |
JP5985172B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2016-09-06 | アイホン株式会社 | 音響帰還量抑制装置 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP7368788A patent/JP2607257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150627A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150628A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150622A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150629A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150626A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007150623A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 音声情報伝達装置 |
JP2007150625A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2007267043A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
JP2008109522A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 通話装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01245742A (ja) | 1989-09-29 |
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