JP2607233B2 - セメント硬化体の製造方法 - Google Patents

セメント硬化体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセメント硬化体の製造方法に関し、特に表面
が平滑で気泡の著しく少ないセメント二次製品の製造方
法に関するものである。
[従来の技術] 従来、セメント硬化体、特にセメント二次製品は、該
硬化体をそのまま、あるいは防水処理して、又はシルク
印刷やカッティングシートを貼付して模様付けし、建造
物の内外装材、案内板等として広く使用されている。
このようなセメント硬化体は、モルタル又はコンクリ
ート混練物を剥離剤を塗布した鋼板製の型枠に流し込
み、振動数約6000r.p.m.前後で振動成形し、さらに気中
養生あるいは蒸気養生させた後、脱型して製造されてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このようなセメント硬化体の製造方法では、
セメント混練物を養生硬化させた後、硬化体を脱型する
と、たとえ剥離剤を充分均一に塗布した場合であって
も、硬化体の表層の一部が型枠側に付着して、得られる
セメント硬化体の表面に部分的な欠損が生じて、平滑度
の低い(20/1000〜50/1000mm)セメント硬化体しか得る
ことができなかった。
また、従来のセメント硬化体はその製造工程中におい
て振動成形しているにもかかわらず、製造されたセメン
ト硬化体の表面には比較的大きな気泡、例えば直径0.1m
m以上の気泡が90〜220個/100cm2も生成したりする。そ
のため、製造されたセメント硬化体を前述の用途に用い
る場合には、脱型したセメント硬化体の表面をセメント
ペーストあるいはモルタルを使用して、平滑に補修しな
ければならないという問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは上記の問題点を解消するために、型枠内
面の材質、セメント混練物の柔らかさ、振動成形時の振
動数との相互関連性について鋭意研究した結果、表面が
平滑、かつ、気泡が殆ど生成しないセメント硬化体の製
造方法を見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、平滑、かつ、可撓性を有
するプラスチック板を内面に配設した型枠に、フロー値
が170以上のセメントペースト若しくはモルタル又はモ
ルタル部分のフロー値が170以上であるコンクリートか
らなるセメント混練物を流し込み、振動数3000r.p.m.以
上で振動成形し養生することを特徴とするセメント硬化
体の製造方法である。
[発明の具体的説明] 本発明のセメント硬化体の製造方法において用いられ
る型枠としては、鋼製、木製等で作られた型枠の内面に
プラスチック板が配設されたものが使用される。
該型枠には後記セメント混練物が流し込まれ、気中養
生あるいは蒸気養生させて硬化させる。
配設されたプラスチック板は、セメント混練物が硬化
した後、前記鋼製等の型枠を取り外し、セメント硬化体
の端部から剥離される。そのためプラスチック板は、セ
メント混練物と接する側(すなわち内側)が平滑である
こと、プラスチック板をセメント硬化体から剥離する際
に付着による前記部分的欠損が生じないこと並びに剥離
作業を容易にするために可撓性を具備していることが重
要である。
そのような条件を有するプラスチック板の材質として
は、アクリル樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン樹
脂その他セルロイド等が挙げられる。プラスチック板の
平滑度は、1/1000mm以下であることが望ましく、その厚
さは0.1mm以上,加工性、コスト等を考慮すれば0.2〜5m
m程度が好ましい。
セメント硬化体の表面に0.1mm以上の気泡が生成する
ことを改善するには、セメント混練物の軟度および打設
時に与える振動数が重要な因子である。
すなわち、セメント混練物がセメントペースト又はモ
ルタルの場合には、それぞれセメントペースト又はモル
タルのフロー値が、又コンクリートの場合には粗骨材を
除いたモルタルの部分(以下これらを総称して「モルタ
ル部分」という)のフロー値がJIS R 5201の測定法で測
定したとき、少なくとも170を有していることが肝要で
あり、好ましくは200〜280である。フロー値が170未満
であると、セメント硬化体の表面に径の大きい、例えば
1mm以上のオープン気泡ができる場合があるので好まし
くない。
前記セメント混練物はセメントペースト、モルタル又
はモルタルと粗骨材からなる混練物が用いられるが、一
般にセメントの配合剤として知られる急結剤、保水剤、
高性能減水剤などを配合することもできる。
振動成形する際の振動数は3000r.p.m.以上が必要であ
る。3000r.p.m.未満では0.2〜0.5mmの比較的小さい気泡
が無数にできるので好ましくない。望ましい振動数は60
00〜9000r.p.m.である。
次に本発明にしたがったモルタル硬化体の場合につい
ての製造方法を説明する。
鋼板製の外型枠を組立て、その内面に所定厚さのプラ
スチック板を配設し、内寸法が所望の寸法になるように
型可を作り、これに予めフロー値が170以上に調整され
たモルタル混練物を設計厚さになるように流し込み、振
動数3000r.p.m.以上で振動成形し、浮き水を排出し、慣
用の方法で養生した後、まず鋼板型枠を取り外し、次い
で、プラスチック板をモルタル硬化体から剥離するよう
にして取り外す。
得られたモルタル硬化体は、表面が平滑で気泡発生が
著しく改善されている。
なお、前記設計厚さが厚い場合には、経済性を考慮し
て、ある厚さにモルタル混練物を流し込み振動成形した
後、引き続き全厚さが所要の厚さになるように慣用配合
のコンクリート混練物を、流し込み成形あるいは振動成
形してもよい。
また、プラスチック板の配設は必ずしも型枠全体に行
わなくても、得られる硬化体の表面平滑度を必要とする
部分にのみ行なってもよい。
[実施例] 実施例1〜5及び比較例1〜2 グリースを塗布した鋼製型枠の内部底面に厚さ2mmの
アクリル樹脂板を配設し、内寸100×100×4cmの型枠を
作った。
一方、普通ポルトランドセメント(日本セメント社
製)及び砂(秩父鉱業社製「珪砂」)を重量比で1:3に
配合したものに第1表に示すフロー値になるように水を
添加し、それぞれのモルタル混練物を得た。
そのモルタル混練物を前記型枠に厚さ4cmに流し込ん
だ後、直ちに同表に示す振動数で振動成形し、20℃、相
対湿度60%R.Hの条件下で24時間静置して養生させた。
その後、鋼製型枠を外した後、モルタル硬化体面に貼
り付いているアクリル樹脂板をゆっくりと剥し取った。
その剥離されたモルタル硬化体の面について、顕微鏡を
用いて100cm2当りに存在する直径0.1mmの以上の気泡の
数をかぞえ、JIS B 0651「触針式表面粗さ測定器」に規
定された測定器を用いて、平滑度を測定し、得られたそ
れぞれの結果を同表に併記した。
[発明の効果] 本発明のセメント硬化体の製造方法によって製造され
たセメント硬化体は、従来のセメント硬化体の製造方法
によって製造されるセメント硬化体に比して、その表面
の気泡数が著しく低減されており、かつ、平滑度が格段
に改善される。
その結果、本発明で製造した該セメント硬化体はその
まま外装材として使用することもでき、また、色々な模
様の印刷も鮮明にできるなどの利点があり、セメント製
品の価値を高めることができるので、工業的に極めて有
益な方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−174105(JP,A) 特公 昭51−5650(JP,B2) 社団法人 日本コンクリート工学協会 編、「コンクリート便覧」、技報堂出版 株式会社、昭和53年、P.389〜393

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平滑、かつ、可撓性を有するプラスチック
    板を内面に配設した型枠に、フロー値が170以上のセメ
    ントペースト若しくはモルタル又はモルタル部分のフロ
    ー値が170以上であるコンクリートからなるセメント混
    練物を流し込み、振動数3000r.p.m.以上で振動成形し養
    生することを特徴とするセメント硬化体の製造方法。
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社団法人 日本コンクリート工学協会編、「コンクリート便覧」、技報堂出版 株式会社、昭和53年、P.389〜393

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