JP2607144Y2 - 膜厚モニタ基板交換装置 - Google Patents

膜厚モニタ基板交換装置

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JP2607144Y2 JP1993071306U JP7130693U JP2607144Y2 JP 2607144 Y2 JP2607144 Y2 JP 2607144Y2 JP 1993071306 U JP1993071306 U JP 1993071306U JP 7130693 U JP7130693 U JP 7130693U JP 2607144 Y2 JP2607144 Y2 JP 2607144Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、基板に多数の膜層を形
成する真空蒸着装置に設けられ、各膜厚を制御するため
に用いられるモニタ基板を交換する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】膜厚モニタ基板交換装置の従来例を図
7、8を参照して説明する。図7はこの膜厚モニタ基板
交換装置11を上から見た平面図であり、図8は図7の
VIII −VIII 線に沿って切断したときの断面図であ
る。
【0003】膜厚モニタ基板交換装置11は基板ホルダ
と蒸発源との間に位置している。載置台12にはモニタ
窓13が形成されており、載置台12の上には搬送円板
14が回転自在に設けられている。搬送円板14は回転
軸21を介して回転機構により回動される。搬送円板1
4には6つの孔15〜20がモニタ窓13の上を通過す
る位置に形成されており、各孔15〜20の上部にはモ
ニタ基板N1〜6がそれぞれ載置されている。
【0004】まず初めに膜厚モニタ基板交換装置11の
下方より第1の蒸発材料が加熱され、基板の表面と同時
にモニタ窓13に露出しているモニタ基板N1の表面に
蒸着する。モニタ基板N1の表面に蒸着された膜厚をモ
ニタすることにより基板表面に形成された第1層の膜厚
が制御され、第1層が所望の膜厚になると第1の蒸発材
料の加熱が停止する。この後回転軸により搬送円板14
が回動され、第2層目の膜厚を制御するモニタ基板N2
がモニタ窓13に露出する。この状態で第2の蒸発材料
が加熱され、基板の第1層の表面とモニタ基板N2の表
面とに蒸着する。以上のような工程を繰り返して基板表
面に第1および第2の蒸発材料による膜層が交互に形成
され、基板表面に6膜層が形成される。これにより6膜
層を有する、例えば増反射鏡が形成される。
【0005】このように基板表面に多数の膜層を形成す
るためには、膜厚モニタ基板交換装置11が多数のモニ
タ基板Nを設置できるように構成されていることが必要
である。一方、このようにして形成される増反射鏡等の
量産性を高めるためには、第1および第2の蒸発材料が
基板表面にすみやかに蒸着されることが重要であり、こ
のため、モニタ基板Nを設置する搬送円板14の底面積
が小さい方が好ましい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の膜
厚モニタ基板交換装置11において、モニタ基板N1〜
6を載置した孔15〜20が、搬送円板14のモニタ窓
13を通過する位置に形成されるため、モニタ基板Nを
多数(例えば6枚以上)使用することが困難であった。
またこのような場合モニタ基板Nの載置面積が広くなる
ため、搬送円板14の面積が広くなる。搬送円板14は
第1および第2の蒸発材料と基板との間にあるため、各
蒸発材料が効率よく基板へ蒸着せず、量産性に劣るとい
う問題があった。
【0007】本考案の目的は、搬送円板の面積を小さく
することができるとともに、搬送円板により搬送される
モニタ基板の数を増加させることができ、ひいては基板
表面に多数の膜層を有する増反射鏡等の量産性を高める
ことを可能にする膜厚モニタ基板交換装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る膜厚モニタ
基板交換装置は、モニタ基板の表面に蒸着された膜厚を
モニタするためのモニタ基板が通過できない大きさを有
するモニタ窓が形成されるとともに、モニタ基板が落下
するためのモニタ基板が通過できる大きさを有する落下
孔を有する載置台と、この載置台に回転自在に支持さ
れ、モニタ基板を前記モニタ窓および落下孔に搬送する
モニタ基板が通過できる大きさを有する搬送孔を有する
搬送円板と、この搬送円板を回動させる手段と、搬送円
板の上方に固定され、モニタ基板を多数積み重ねて保持
するとともにこのモニタ基板を搬送孔に供給する収納筒
とを備え、搬送孔に供給されたモニタ基板が落下孔に搬
送されるとモニタ基板が落下孔を通過して載置台下に落
下することを特徴としている。好ましくは、モニタ基板
が、環状のモニタ基板保持輪に載置され、モニタ基板同
士が接触しない状態で、収納筒に多数積み重ねて保持さ
れ、モニタ窓がモニタ基板保持輪の外径より短い内径を
有する円形状を有し、落下孔がモニタ基板保持輪の外径
より長い内径を有する円形状を有し、搬送孔がモニタ基
板保持輪の外径より長い内径を有する円形状を有する。
例えば、収納筒の下端部と載置台との間には隙間が形成
され、隙間の幅はモニタ基板保持輪を2個積み重ねた厚
さより小さく、かつモニタ基板保持輪の厚さより小さい
場合には、これによりモニタ保持輪に保持されたモニタ
基板は1個ずつ搬送円板に搬送される。
【0009】
【実施例】以下図示実施例により本考案を説明する。図
1において、真空槽31内は真空ポンプ(図示せず)に
より、通路32を介して所定の真空状態に保持される。
真空槽31の上部に設けられた基板ホルダ33は、図示
しない回転機構によって、軸部34の回りに回転自在で
ある。この基板ホルダ33には、多数の基板(例えばガ
ラス板)Wが保持されている。真空槽31内の底部35
と基板ホルダ33との間には、後述する膜厚モニタ基板
交換装置50の載置台51が底部35に略平行に配設さ
れている。基板ホルダ33と膜厚モニタ基板交換装置5
0との間には補正板(図示せず)が取り付けられてい
る。
【0010】真空槽31の底部35には、第1蒸発源3
6と第2蒸発源37が配設される。第1蒸発源36に
は、フッ化マグネシウム、二酸化ケイ素等の第1の蒸発
材料が保持される。第2蒸発源37には、二酸化ジルコ
ニウム、二酸化チタン等の第2の蒸発材料が保持され
る。第1、2蒸発源36、37の上方には第1、2の蒸
発材料の蒸発量を制限するシャッター38が設けられて
いる。底部35には窓39が形成され、この窓39を隔
てた真空槽31の外部には単色光源41と光量検出器4
2が配設されている。
【0011】図2は本実施例の膜厚モニタ基板交換装置
50の平面図、図3は図2の III−III 線に沿って切断
したときの断面図である。図4はモニタ基板保持輪Hの
断面図である。図2〜4を参照して本実施例の膜厚モニ
タ基板交換装置50を説明する。
【0012】モニタ基板Mは例えば50枚使用され、各
モニタ基板Mは基板Wの表面に形成される多数の膜の1
つの膜厚を制御するために使用される。各モニタ基板M
はそれぞれモニタ基板保持輪Hに載置されている。図4
に示すようにモニタ基板保持輪Hは環状に形成され、そ
の内周壁には断面がL型の段部Hdが形成されている。
段部Hdの下部の内径D1はモニタ基板Mの外径D2よ
り短く、段部Hdの上部の内径D3はモニタ基板Mの外
径D2より長い。これによりモニタ基板Mはモニタ基板
保持輪Hに搭載可能である。またモニタ基板保持輪Hの
段部Hdの上部の上下方向の長さL1は、モニタ基板M
の厚さL2より長い。これによりモニタ基板Mの上表面
が他に接触することなく、モニタ基板保持輪Hが上下方
向に多数積み重ねられる。
【0013】載置台51は、円板部52と、この円板部
52から放射状に延びる4つの載置台支持部53とから
成っており、載置台支持部53の端部は真空槽31の内
壁に固定されている。これにより載置台51は、真空槽
31内に固定されている。円板部52は縁部54と搬送
円板支持部55を有しており、縁部54は搬送円板支持
部55より高く形成されている。搬送円板支持部55は
円形に形成され、搬送円板支持部55には、その中心よ
り外れた位置に形成されたモニタ窓56と、このモニタ
窓56の位置から時計回りに略120度の位置に形成さ
れた落下孔57とを有している。モニタ窓56は略円形
に形成され、窓39(図1)の略上方に位置している。
【0014】 モニタ窓56の内径D4は、モニタ基板
Mの外径D2と略同じ長さで、モニタ基板保持輪Hの外
径D5より短い。したがって、モニタ基板保持輪Hはモ
ニタ窓56を通過できない。一方落下孔57は略円形に
形成されており、この落下孔57の内径D6は、モニタ
基板保持輪Hの外径D5より長い。したがってモニタ基
板保持輪Hは落下孔57を通過することができる。
【0015】搬送円板支持部55の上方には搬送円板5
8が回転自在に設けられている。搬送円板58には、3
つの搬送孔61、62、63が形成されている。この搬
送孔61、62、63は、互いに略120度の位置に形
成されている。搬送孔61、62、63の内径D7は、
モニタ基板保持輪Hの外径D5より若干長い。したがっ
てモニタ基板保持輪Hは搬送孔61、62、63を通過
することができる。
【0016】回転軸59は、搬送円板支持部55の略中
心に、搬送円板支持部55に対して垂直に固定されてい
る。この回転軸59は、真空槽31の外部に設けられた
回転機構64に連結されている(図1参照)。この回転
機構64を操作することにより搬送円板58が回転駆動
される。
【0017】搬送円板58の上方であって、搬送孔6
1、62、63の通過部分には、上方に伸びる収納筒6
5が設けられている。この収納筒65の外周壁には、支
持板66が搬送円板58と略平行に固定されており、こ
の支持板66は縁部54の上端に固定されている。これ
により収納筒65は載置台51に固定されている。
【0018】 収納筒65の下端部と搬送円板支持部5
5との間には隙間Cが形成されている。この隙間Cは、
厚さL3のモニタ基板保持輪Hを2個積み重ねた厚さ2
×L3より薄く、モニタ基板保持輪Hの厚さL3より厚
い。これにより搬送円板58は、収納筒65の下端部よ
り搬送孔61、62、63に供給されるモニタ基板保持
輪Hを一個ずつ搬送する。収納筒65の内部にはモニタ
基板保持輪Hが多数積み重ねて保持されている。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。まずモニ
タ窓56の上方には搬送孔61が位置しており、この搬
送孔61には、第1層の膜厚を制御するための第1のモ
ニタ基板Mが載置されたモニタ基板保持輪Hが支持され
ているとする。このとき第1のモニタ基板Mの表面Sは
モニタ窓56に露出している。また収納筒65の下方に
は搬送孔62が位置している。この搬送孔62に第2層
の膜厚を制御するための第2のモニタ基板Mを載置した
モニタ基板保持輪Hが、収納筒65より供給される。ま
た搬送孔63は落下孔57の上方に位置している。
【0020】基板Wの表面に形成される各層の膜厚分布
を一定にするため、基板ホルダ33は、基板Wを取り付
けられた状態で軸部34の回りに回転駆動される。次に
真空槽31内が排気され、所定の圧力に定められる。こ
れと同時に、第1蒸発源36が加熱され、これによりこ
の第1蒸発源36に保持されている第1の蒸発材料が蒸
発する。
【0021】第1の蒸発材料が基板Wと同時に表面Sに
蒸着する。この時、単色光源41より出射された光線が
窓39を透過して表面Sを照射し、その光線は反射して
再度窓39を透過した後光量検出器42に入射する。こ
の時の入射光量から表面Sに蒸着した膜厚が検出され、
この膜厚に基づいて基板W表面に形成された第1層の膜
厚が制御される。
【0022】第1層の膜厚が所望の膜厚になると第1蒸
発源36の加熱は停止し、第2蒸発源37が加熱され
る。これと同時に回転機構64により搬送円板58が時
計回りに約120度回転し、搬送孔61は落下孔57の
上方に、搬送孔62はモニタ窓56の上方に、また搬送
孔63は収納筒65の下方にそれぞれ位置を変える。
【0023】これにより搬送孔61に支持されている第
1のモニタ基板Mはモニタ基板保持輪Hとともに落下孔
57から落下し、搬送孔62に支持されている第2のモ
ニタ基板Mはモニタ窓56の上方に位置し、その表面S
はモニタ窓56に露出する。また搬送孔63には収納筒
65の最下段に位置する第3のモニタ基板Mとモニタ基
板保持輪Hが供給される。
【0024】 この状態で蒸発源37に保持されている
第2の蒸発材料が蒸発し、基板Wの第1層の表面と同時
に、第2のモニタ基板Mの表面Sに蒸着する。このとき
第1層と同様にして表面Sの膜厚がモニタされ、基板W
の第1層の表面に形成される第2層の膜厚が制御され
る。
【0025】第2層の膜厚が所望の膜厚になると、第2
蒸発源37の加熱は停止し、再び第1蒸発源36が加熱
され、基板Wの第2層の表面に第3層が形成される。以
下、このような手順が順次繰り返され、第1、2の蒸発
材料層が基板Wの表面に交互に形成される。このように
して基板W表面に多数の膜層を有する、光学および電子
光学分野で用いられる増反射鏡、エッジフィルタおよび
帯域フィルタ等が製造される。
【0026】このような増反射鏡等の量産性を高めるた
めには、第1、2の蒸発材料が速やかに基板W表面に蒸
着する必要がある。本実施例において搬送円板58は3
つのモニタ基板Mが載置できる程度の大きさでよく、従
来のものに比べその底面積を小さくすることができる。
これにより第1、2の蒸発材料が効率よく基板W表面に
蒸着することができる。
【0027】なお、収納筒65に収納するモニタ基板保
持輪Hの数を増やすことにより、基板W表面により多く
の膜層を形成することも容易に可能である。
【0028】次に本実施例の膜厚モニタ基板交換装置を
用いて製造された増反射鏡の分光反射率の実験結果を、
従来例とともに説明する。
【0029】本実施例の真空蒸発装置において、第1蒸
発源36にはSiO2、第2蒸発源37にはTiO2をそ
れぞれ充填した。基板WにはBK7ガラス基板を使用し
た。
【0030】 まず初めに第1蒸発源36を加熱し、約
240nm/minのコートスピードでSiOを光学
膜厚125nmだけコートした。次に第2蒸発源37を
加熱し、約240nm/minのコートスピードでTi
を光学膜厚125nmだけコートした。同様にし
て、SiOの層とTiOの層とを交互に基板W上に
形成し、50膜層からなる使用波長500nmの増反射
鏡を製造した。この増反射鏡の5°反射率カーブを図5
において実線Pにより示す。
【0031】従来例の膜厚モニタ基板交換装置を用いた
真空蒸着装置は、膜厚モニタ基板交換装置50を除いて
図1と同様な構成を有しており、上記実施例と同様に第
1蒸発源36にはSiO2、第2蒸発源37にはTiO2
をそれぞれ充填し、基板WにはBK7ガラス基板を使用
した。
【0032】 上記実施例と同様に第1蒸発源36を加
熱し、約240nm/minのコートスピードでSiO
を光学膜厚125nmだけコートした後、第2蒸発源
37を加熱し、約240nm/minのコートスピード
でTiOを光学膜厚125nmだけコートした。同様
の方法で、SiOの層とTiOの層とを交互に基板
W上に形成し、6膜層からなる使用波長500nmの増
反射鏡を製造した。この増反射鏡の5°反射率カーブを
図6において実線Qにより示す。
【0033】図5、6に示した実施例による反射特性
(実線P)と従来例による反射特性(実線Q)との比較
から理解されるように、上記実施例によれば、反射特性
が向上している。すなわち本実施例の膜厚モニタ基板交
換装置を用いて製造された増反射鏡は、多数の膜層を有
しているため、使用波長において充分に高い反射率を示
す。
【0034】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、搬送円板
の面積を小さくすることができるとともに、搬送円板に
より搬送されるモニタ基板の数を増加させることがで
き、ひいては基板上に多数の膜層を有する増反射鏡等の
量産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る膜厚モニタ基板交換装
置を有する真空蒸着装置を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係る膜厚モニタ基板交換装
置を示す平面図である。
【図3】図2の III−III 線に沿って切断したときの断
面図である。
【図4】図3のモニタ基板保持輪Hの断面図である。
【図5】本考案の膜厚モニタ基板交換装置を用いて得ら
れた増反射鏡の反射特性を示す図である。
【図6】従来の膜厚モニタ基板交換装置を用いて得られ
た増反射鏡の反射特性を示す図である。
【図7】従来の膜厚モニタ基板交換装置を示す平面図で
ある。
【図8】図7のVIII −VIII 線に沿って切断したとき
の断面図である。
【符号の説明】
31 真空槽 51 載置台 50 膜厚モニタ基板交換装置 56 モニタ窓 57 落下孔 58 搬送円板 59 回転軸 65 収納筒 W 基板 M モニタ基板 H モニタ基板保持輪

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタ基板の表面に蒸着された膜厚をモ
    ニタするための前記モニタ基板が通過できない大きさを
    有するモニタ窓が形成されるとともに、モニタ基板が落
    下するための前記モニタ基板が通過できる大きさを有す
    落下孔を有する載置台と、この載置台に回転自在に支
    持され、前記モニタ基板を前記モニタ窓および前記落下
    孔に搬送する前記モニタ基板が通過できる大きさを有す
    る搬送孔を有する搬送円板と、この搬送円板を回動させ
    る手段と、前記搬送円板の上方に固定され、前記モニタ
    基板を多数積み重ねて保持するとともにこのモニタ基板
    前記搬送孔に供給する収納筒とを備え、前記搬送孔に
    供給された前記モニタ基板が前記落下孔に搬送されると
    前記モニタ基板が前記落下孔を通過して前記載置台下に
    落下することを特徴とする膜厚モニタ基板交換装置。
  2. 【請求項2】 前記モニタ基板が、環状のモニタ基板保
    持輪に載置され、前記モニタ基板同士が接触しない状態
    で、前記収納筒に多数積み重ねて保持され、前記モニタ
    窓が前記モニタ基板保持輪の外径より短い内径の円形状
    を有し、前記落下孔が前記モニタ基板保持輪の外径より
    長い内径の円形状を有し、前記搬送孔が前記モニタ基板
    保持輪の外径より長い内径の円形状を有することを特徴
    とする請求項1に記載の膜厚モニタ基板交換装置。
  3. 【請求項3】 前記収納筒の下端部と前記載置台との間
    には隙間が形成され、前記隙間の幅は前記モニタ基板保
    持輪を2個積み重ねた厚さより小さく、かつ前記モニタ
    基板保持輪の厚さより小さいことを特徴とする請求項2
    に記載の膜厚モニタ基板交換装置。
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