JP2607062B2 - 単動連動プツシユスイツチ - Google Patents

単動連動プツシユスイツチ

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JP2607062B2
JP2607062B2 JP60283083A JP28308385A JP2607062B2 JP 2607062 B2 JP2607062 B2 JP 2607062B2 JP 60283083 A JP60283083 A JP 60283083A JP 28308385 A JP28308385 A JP 28308385A JP 2607062 B2 JP2607062 B2 JP 2607062B2
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sliders
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locking
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博 古橋
征夫 長町
操 榊原
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Suzuki Motor Co Ltd
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U-SHINLTD.
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は各種の電気機器に利用することができると
ころのプッシュスイッチであり、例えば、自動車に装備
させて照明器具の点灯スイッチとして適当である。
「従来の技術」 2連、3連のプッシュスイッチは従来から広く知られ
ている。この種のスイッチには様々な構造のものがある
が、多くのものはスイッチ間に連動関係があり、一方の
スイッチを動作させると他方のスイッチが動作解除され
る構成となっている。
「発明が解決しようとする問題点」 上記したような多連プッシュスイッチはスイッチを集
中配置することができる上、取り付けスペースや取り付
け手数などを軽減できる等多くの利点を有するものであ
るが、ただ、上記したようにスイッチ間に連動関係があ
るために使途に限りがあった。
本発明はかかる実情に鑑み開発したもので、スイッチ
間の連動々作と、個々のスイッチの単独動作とが自在な
単動連動プッシュスイッチを開発することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 しかして、本発明では、押圧操作によって基体内に向
い進出する復帰勢力を有する複数のスライダーと、基体
固定部に軸支させて上記スライダー各々に向って旋回す
る旋回勢力を与えた一つの連動部材と、上記スライダー
各々に設けた係合部材及びこれら係合部材各々に対応さ
せて上記連動部材に設け、旋回勢力による上記連動部材
の旋回によって上記係合部材の係止領域に突出する複数
の係止ピンを備えると共に、上記係合部材は押圧操作に
したがうスライダーの進出位置で係止ピンにより係止さ
れてスライダーをロックし、ロックされたスライダーの
押圧操作によって係止ピンによる係止を外しそのロック
を解除する構成としたロック機構と、上記スライダーの
進退動過程で上記連動部材を押動し、この連動部材が旋
回勢力に抗して旋回されることで上記係止ピンを上記係
合部材の係止領域から一時的に後退させ上記ロック機構
のロックを別途に解除する上記スライダーに設けた押動
部と上記連動部材に設けた受動部とからなる連動機構
と、上記各スライダーに随動する各々のスイッチ機構と
を備えた単動連動プッシュスイッチを提案する。
また、本発明では、上記した各々のスライダーの間に
頂部を位置させた移動自在な山形部材と、各スライダー
の進出過程で上記山形部材の斜部に当接するスライダー
各々に設けた当接部とからなる二重押し防止機構を備え
た点に特徴がある。
「作用」 上記した本発明によれば、押圧操作する毎に各各のス
ライダーのロックとその解除が交互に繰り返されるの
で、スライダー各々に随動するスイッチを単動動作させ
ることができ、また、いずれかのスライダーが進出位置
でロックされている場合に、他のスライダーを押圧操作
すると、新らたに押圧操作したスライダーの進出過程
で、連動部材が旋回勢力に抗して押動されるため、この
連動部材に設けられている係止ピンが係合領域から後退
し、これより、先行のロックが解除され、ロック中にあ
ったスライダーが復帰すると共に新らたに押圧操作され
たスライダーがロックされ、これらスライダーに随動す
るスイッチが連動々作の下に切り換わる。
「実施例」 次に、本発明の実施例について図面に沿って説明す
る。
図示する実施例は自動車の照明器制御用スイッチとし
て実施した3連の単動連動プッシュスイッチで、第1図
は第2図上のA−A線に沿って切断した当該スイッチの
縦断正面図、第2図は第1図上のB−B線に沿って切断
した当該スイッチの横断底面図、第3図は第2図上のC
−C線に沿って切断した第1図同様の縦断正面図、第4
図は第2図上のD−D線に沿って切断した当該スイッチ
の縦断側面図である。
これらの図において、1は内部空間を中仕切1aによっ
て前段と後段(第2図では上下段)に2分してあるスイ
ッチ基体で、これは右側が開放してあって、ここに蓋板
2がネジ止めしてある。
3、4、5はスイッチ基体1に摺動自在に取り付けた
スライダー6、7、8の後部にねじ止めした操作ノブ
で、これら各々の正面には穿孔が形成してあって、各ス
イッチの役割を適当に示す図形表示板3a、4a、5aをこれ
ら穿孔に面張りしてある。
図形表示板3a、4a、5aは、操作ノブの各窓孔近くに延
設した各々の腕部をもったライトガイド(レンズ)9に
よって導かれる光源10の光を受け、図形表示が光学的に
浮き出るようになしてある。
なお、上記ライトガイド9と光源10は蓋板2に一体的
に設けてあって、蓋板2をネジ止めすることで、これら
ライトガイド9及び光源10はスイッチ基体1の前段空間
に組み込まれる。
上記スライダー6、7、8は同形状のスライドブロッ
クで、これらの一部をスイッチ基体1の左側壁に設けた
穿孔より基体外に張出させて上記した操作ノブをネジ止
めしてある。
スライダー6、7、8は第5図に拡大斜視図を、第6
図に拡大断面図をもって示す形態をなしている。なお、
これらの図ではスライダー6についてのみ示したが、他
のスライダー7、8は同形状であるので、同じ部所に当
たる部分については同符号の添字を付することにする。
図示する如く、スライダー6は、左右側(第1図では
上下側)を案内凸条6aとした板部6bと、操作ノブ3を取
り付ける肉厚の角形部6cとを一体形成したもので、ま
た、上記板部6bの面上には対称的に突き出た堤部6dが一
体形成してある。この堤部6dは二重押しを防止するため
のもので、先端部に傾斜部を備えており、後述する山形
板とで二重押し防止機構が構成される。一方の堤部6dに
設けた山形隆起部6eはロック機構を解除させるものであ
るがこれについては後述する。
板部6bの先方下部に設けた肉厚部は端子受け6fで、こ
れには電気的接片11a、11bを公知方法で装備させるため
の端子孔が設けてある。なお、電気的接片11a、11bはコ
イルばね12によって第5図上常時下方に押圧されるよう
に装備される。
上記スライダー6の板部6bには後述するハート形カム
板13を軸支する軸孔6gが堤部6dの先端近くに設けてあっ
て、2つの堤部6dの間でハート形カム板13を揺動自在に
軸支し、また、2つの堤部6dの基部には窓孔6hが形成し
てあり、この窓孔6hはハート形カム板13が有する舌片13
aを移動自在に挿入させることで、ハート形カム板13が
安定した揺動を行なうようになっている。
上記のように形成した各スライダー6、7、8はスイ
ッチ基体1の下段空間内に設けられた案内壁によって第
1図上横方向に移動自在に取り付けられている。
すなわち、スイッチ基体の下段空間には第1図、第2
図及び第3図に示したところの案内壁1b、1cが等間隔に
設けてあり、これら案内壁1b、1cとスイッチ基体1の上
下面内側とに案内凹溝が形成してある。そして、これら
案内凹溝に対してスライダー6、7、8の案内凸条6a、
7a、8aを嵌合させるようになして、スライダー6をスイ
ッチ基体1の上面と案内壁1bとの間に、スライダー7を
案内壁1b、1cの間に、スライダー8を案内壁1cとスイッ
チ基体1の下面との間に各々内装させてある。
上記のように内装されたスライダー6、7、8はスイ
ッチ基体1の左側壁と操作ノブ3、4、5との間に設け
たコイルばね16により第1図上左方向の移動力を受け、
スライダー6、7、8の案内凸条6a、7a、8aの端部がス
イッチ基体1の左側壁内面に当接した位置で静止してい
る。
また、スライダー6、7、8には既に述べたように電
気的接片11a、11bが装備してあり、これらの接片11a、1
1bがスイッチ基体1の背後部(第2図では下側)に固定
した端子基板17の面上にコイルばね12の拡圧力で押し当
たりスライドスイッチを構成している。
各スライダー6、7、8に軸支するハート形カム板1
3、14、15はロック機構の一部を形成する係合部材で、
第7図及び第8図に拡大して示すようなものである。な
お、これらの図にはハート形カム板13のみを示すが、他
のハート形カム板14、15は同構造のものであるから、同
じ部所には同じ添字を付して示すことにする。
図示するように、ハート形カム板13は軸孔13bに軸挿
した軸ピン18によってスライダー6に回動自在に軸着す
ると共にその先端に設けた舌片13aをスライダー6の窓
孔6hに移動自在に差し入れてあり、このハート形カム板
13がスライダー6の2つの堤部6dの間で軸ピン18を支点
に揺動するようになっている。なお、他のハート形カム
板14、15は軸ピン19、20によって各スライダー7、8に
同様に軸支されている。
ハート形カム板13のカム溝に対して後述する係止ピン
24が摺動するが、スライダー6が後退しているときはa
位置にあり、これが最深部まで進出するとa−b−cの
P経路でc位置に移り、その後スライダー6の押圧操作
力を解放させるとc位置からd位置に移ってロック状態
となる。
このロック状態で、スライダー6を再度押圧操作して
最深部まで進出させると、d位置からe位置に移ってロ
ックが解除され、その後、押圧操作力を解放させること
によりd−f−aのQ経路でa位置に戻りスライダー6
が復帰されることになる。係止ピン24については後述す
るが、この係止ピン24はハート形カム板13の板面に対し
て直交方向に後退する構成となっている関係から、上記
P経路で移る場合には、ハート形カム板13が第1図上反
時計方向に一旦揺動した後時計方向に揺動する。
この逆に、上記Q経路で移るときには、ハート形カム
板13が第1図上時計方向に揺動した後反時計方向に揺動
する。
また、ハート形カム板13の係止部13cはその一側肩部
を段下げした段形面13dが設けてあって、係止ピン24が
d位置(ロック位置)で後退したときは、上記段形面13
dの面上を通ってd位置からa位置に移り、ロック解除
がR経路で別途に行なわれるようになっている。
一方、上記した係止ピン24は第1図及び第2図に示す
ところの旋回板21に固定されている。
旋回板21は四辺形の板材で、これは軸杆22に回動自在
に軸支させてあるが、通常の状態では軸杆22の下方部に
巻回したコイルばね23によってスライダー6、7、8に
向かう旋回勢力(第2図上反時計方向の旋回勢力)を受
けている。
この旋回板21は右側の上下部に折り曲げ形成された軸
支部21aを備え、この軸支部21aに軸杆22が軸挿してい
る。また、軸杆22は丸棒状のもので、その上下軸端部が
蓋板2と一体の軸受け2aにより支持されている。
上記した如く、軸支された旋回板21の自由端側、すな
わち、左側寄りの板面にはハート形カム板13、14、15各
々のa位置に向って突出した3つの係止ピン24、25、26
が固定してあり、通常時には、これら係止ピンがカム溝
のa位置に突入している。
この旋回板21が、ハート形カム板13、14、15と係止ピ
ン24、25、26とで構成したロック機構を介して各スライ
ダーを連動する連動部材となっている。
また、旋回板21の左側寄りの板面には型押し形成した
山形突状部27、28、29が、各スライダー6、7、8の山
形隆起部6e、7e、8eの斜部に対接するように背後方向
(第2図では下方向)に突入形成してある。これら山形
隆起部6e、7e、8eは押動部として作用し、山形突状部2
7、28、29は受動部として作用するもので、これら山形
隆起部と山形突状部とで連動機構を構成しており、通常
時には、上記山形突状部27、28、29の左側斜部が山形隆
起部6e、7e、8eの右側斜部に対接しており、各スライダ
ー6、7、8が進退することで、これら山形隆起部を乗
り越え、このとき、旋回板21を各スライダー6、7、8
から離れる方向、すなわち、第2図上時計方向に旋回す
る。
上記軸杆22を貫通させて頂部を各スライダー6と7の
間に、また頂部をスライダー7と8との間に位置させた
山形板30、31は、スライダーの2重押しを防止するもの
である。
これら山形板30、31は軸杆22に対して移動自在であっ
て、その右側部分が蓋板2に設けた上記軸杆22と平行の
細長孔2b内を移動するようになしてある。
この山形板30、31はスライダー6、7、8の各々が単
独で進出されたときには、堤部先端の傾斜部によって押
動され、スライダーの最深部までの進出を許すが、同時
に2つ以上のスライダーが押圧操作された場合には、ス
ライダー各々の進出によって、これらスライダーに設け
た堤部先端の傾斜部が頂部を挟んで同時に突き当るた
め、山形板30または31は移動することができず、図示す
るような位置を保ってスライダー各々の進出を阻止する
ように働く。なお、山形板30、31の進出阻止はスライダ
ーの前段進出過程で行なわれるので、その阻止段階では
スライダーに随動するスライドスイッチは切り換わらな
い。
次に、上記した単動連動プッシュスイッチの動作につ
いて第9図、第10図及び第11図の動作過程図を参照しな
がら説明する。
非操作の場合には、各スライダー6、7、8がコイル
ばね16の拡圧作用を受けて復帰し第1図及び第2図に示
す状態にある。したがって、各スライダー6、7、8の
山形隆起部6e、7e、8eに対して旋回板21の山形突状部2
7、28、29が第2図に示すように対接しており、また、
旋回板21が同図上反時計方向に旋回しており、各係止ピ
ン24、25、26がハート形カム板13、14、15のa位置に突
入している。
第9図は上記した静止動作過程を示すスライダー6の
部分的な拡大図であり、この過程では電気的接片11a、1
1bが第1スイッチ状態となっている。なお、他のスライ
ダー7、8は同じ動作状態となっている。
さて、操作ノブ3に押圧操作力を加えた場合を仮定す
ると、スライダー6の進出によってその山形隆起部6eが
山形突状部27を押し上げながら進行し、第10図に示す動
作過程となる。
この動作過程に移ると、係止ピン24がカム溝のa位置
から離れるばかりでなく、ハート形カム板13の板面に対
して直交する方向に浮き上がる。しかし、このピン24は
カム溝から脱出しない。スライダー6が引き続き進行す
ることで、山形突状部27が山形隆起部6eを乗り越え、旋
回板21の時計方向旋回勢力で係止ピン24が再びカム溝底
に突き当たるように突入し、スライダー6がさらに進出
して最深部位置となると係止ピン24がカム溝を通ってc
位置となる。
ここで、押圧操作力を解放させれば、スライダー6の
後退に伴って係止ピン24がカム溝のd位置に移り、上記
P経路を通った係止ピン24によって第11図に示すロック
動作過程となる。この状態では電気的接片11a、11bが端
子基板17上を摺動し第2スイッチ状態に切り換わる。
上記したロック状態で、操作ノブ3を再度押圧操作す
ると、スライダー6の僅かな進出で、係止ピン24がカム
溝を通ってe位置に移るから、ここで押圧操作力を解放
させれば、係止ピン24が上記Q経路を通るから、スライ
ダー6がコイルばね16の拡圧作用を受けて後退し、第1
図及び第2図に示す位置に直ちに復帰し、また、スライ
ドスイッチが第2スイッチ状態から第1スイッチ状態に
切り換わる。この復帰動作では山形隆起部6eが山形突状
部27に突き当るため、第10図と同様にして旋回板21を一
旦反時計方向に旋回させることになる。
上記したような単独動作はスライダー6にかぎらず、
スライダー7、8についても同様である。
次に、スライダー6がロックされて第11図に示す動作
過程にある場合に、操作ノブ4を押圧操作したと仮定す
ると、スライダー7の進出でその山形隆起部7eが山形突
状部28を押し上げるため、旋回板21が第10図と同様に旋
回勢力に抗して反時計方向に旋回され、その結果、係止
ピン24がハート形カム板13の板面に対して直交する方向
に浮き上がり、これより、係止ピン24がハート形カム板
13のR経路を通ってd位置からa位置に移るようにな
り、スライダー6のロックが解除され、このスライダー
6がコイルばね16の拡圧作用を受けて復帰する。
スライダー7の引き続く進出により、上記同様にして
係止ピン25がハート形カム板14のd位置に突入してロッ
クされる。このロック状態ではスライダー7に随動する
スライドスイッチが第1スイッチ状態から第2スイッチ
状態に切り換わる。このように連動する動作は各スライ
ダー相互間で行なわれ、一つのスライダーがロックされ
ているときに、他のいずれかのスライダーを進出させる
ことで、ロック状態にあるスライダーを復帰させること
ができる。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る単動連動プッシュスイッ
チでは、個々のスイッチ機構を他のスイッチ機構に関連
させることなく、各々を単独に動作させることができる
と共に、いずれかのスイッチ機構が動作状態にあるとき
に他の一つのスイッチ機構を動作させることによって、
先行動作のスイッチ機構を自動的に復帰させて他のスイ
ッチ機構を新らたに動作セットすることができる。
また、本発明によれば、複数のスライダーとこれら各
々に設けたハート形カム板などの係止部材とが同構造
で、しかも、係止部材各々に係合する複数の係止ピンが
一つの旋回部材に固定されている構成であるから、多機
能のプッシュスイッチが生産性よくローコストで提供す
ることができる。
更に、本発明では、移動自在な山形部材と、スライダ
ーの進出過程で上記山形部材の斜部に当接するスライダ
ー各々に設けた当接部とで二重押し防止機構を構成した
ので、簡単な機構の組み込みによって同時操作による弊
害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は自動車の照明器制御用スイッチとして実施した本
発明の一実施例を示し、第1図は第2図上のA−A線に
沿って切断した当該スイッチの縦断正面図、第2図は第
1図上のB−B線に沿って切断した当該スイッチの横断
底面図、第3図は、第2図上のC−C線に沿って切断し
た第1図同様の縦断正面図、第4図は第2図上のD−D
線に沿って切断した当該スイッチの縦断側面図、第5図
はスライダーの拡大斜視図、第6図は上記スライダーの
横断面図、第7図はハート形カム板の拡大正面図、第8
図は第7図上のE−E線断面図、第9図、第10図及び第
11図は上記スイッチの動作過程を示す部分拡大断面図で
ある。 1……スイッチ基体 2……蓋板 6、7、8……スライダー 6d、7d、8d……堤部 6e、7e、8e……連動機構の押動部を形成する山形隆起部 11a、11b……電気的接片 13、14、15……係合部材を形成するハート形カム板 17……端子基板 18、19、20……軸ピン 21……連動部材を形成する旋回板 22……軸杆 24、25、26……係止ピン 27、28、29……連動機構の受動部を形成する山形突状部 30、31……山形板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−99329(JP,U) 実開 昭61−48527(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押圧操作によって基体内に向い進出する復
    帰勢力を有する複数のスライダーと、基体固定部に軸支
    させて上記スライダー各々に向って旋回する旋回勢力を
    与えた一つの連動部材と、上記スライダー各々に設けた
    係合部材及びこれら係合部材各々に対応させて上記連動
    部材に設け、旋回勢力による上記連動部材の旋回によっ
    て上記係合部材の係止領域に突出する複数の係止ピンを
    備えると共に、上記係合部材は押圧操作にしたがうスラ
    イダーの進出位置で係止ピンにより係止されてスライダ
    ーをロックし、ロックされたスライダーの押圧操作によ
    って係止ピンによる係止を外しそのロックを解除する構
    成としたロック機構と、上記スライダーの進退動過程で
    上記連動部材を押動し、この連動部材が旋回勢力に抗し
    て旋回されることで上記係止ピンを上記係合部材の係止
    領域から一時的に後退させ上記ロック機構のロックを別
    途に解除する上記スライダーに設けた押動部と上記連動
    部材に設けた受動部とからなる連動機構と、上記各スラ
    イダーに随動する各々のスイッチ機構とを備えた単動連
    動プッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】上記ロック機構が、スライダー各々に揺動
    自在に軸支させたハート形カム板と、これらハート形カ
    ム板各々に対応させた上記連動部材に設けた複数の係止
    ピンからなる特許請求の範囲第(1)項に記載した単動
    連動プッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】上記連動部材が、旋回勢力によって上記ス
    ライダー各々の一側面に向って旋回する一枚の板材から
    なる特許請求の範囲第(1)項に記載した単動連動プッ
    シュスイッチ。
  4. 【請求項4】上記押動部が上記スライダー各々に設けた
    山形隆起部であり、上記受動部が各スライダーの山形隆
    起部に対応する上記連動部材に設けた複数の山形突状部
    である特許請求の範囲第(1)項に記載した単動連動プ
    ッシュスイッチ。
  5. 【請求項5】押圧操作によって基体内に向い進出する復
    帰勢力を有する複数のスライダーと、基体固定部に軸支
    させて上記スライダー各々に向って旋回する旋回勢力を
    与えた一つの連動部材と、上記スライダー各々に設けた
    係合部材及びこれら係合部材各々に対応させて上記連動
    部材に設け、旋回勢力による上記連動部材の旋回によっ
    て上記係合部材の係止領域に突出する複数の係止ピンを
    備えると共に、上記係合部材は押圧操作にしたがうスラ
    イダーの進出位置で係止ピンにより係止されてスライダ
    ーをロックし、ロックされたスライダーの押圧操作によ
    って係止ピンによる係止を外しそのロックを解除する構
    成としたロック構成と、上記スライダーの進退動過程で
    上記連動部材を押動し、この連動部材が旋回勢力に抗し
    て旋回されることで上記係止ピンを上記係合部材の係止
    領域から一時的に後退させ上記ロック機構のロックを別
    途に解除する上記スライダーに設けた押動部と上記連動
    部材に設けた受動部とからなる連動機構と、上記各スラ
    イダーに随動する各々のスイッチ機構とを備え、更に、
    上記した各々のスライダーの間に頂部を位置させた移動
    自在な山形部材と、各スライダーの進出過程で上記山形
    部材の斜部に当接するスライダー各々に設けた当接部と
    からなる二重押し防止機構を備えた単動連動プッシュス
    イッチ。
  6. 【請求項6】上記ロック機構が、スライダー各々に揺動
    自在に軸支させたハート形カム板と、これらハート形カ
    ム板各々に対応させた上記連動部材に設けた複数の係止
    ピンからなる特許請求の範囲第(5)項に記載した単動
    連動プッシュスイッチ。
  7. 【請求項7】上記連動部材が、旋回勢力によって上記ス
    ライダー各々の一側面に向って旋回する一枚の板材から
    なる特許請求の範囲第(5)項に記載した単動連動プッ
    シュスイッチ。
  8. 【請求項8】上記押動部が上記スライダー各々に設けた
    山形隆起部であり、上記受動部が各スライダーの山形隆
    起部に対応する上記連動部材に設けた複数の山形突状部
    である特許請求の範囲第(5)項に記載した単動連動プ
    ッシュスイッチ。
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