JPS5939387Y2 - 連動スイツチ - Google Patents

連動スイツチ

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Publication number
JPS5939387Y2
JPS5939387Y2 JP13450980U JP13450980U JPS5939387Y2 JP S5939387 Y2 JPS5939387 Y2 JP S5939387Y2 JP 13450980 U JP13450980 U JP 13450980U JP 13450980 U JP13450980 U JP 13450980U JP S5939387 Y2 JPS5939387 Y2 JP S5939387Y2
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slider
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microswitch
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JP13450980U
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JPS5757026U (ja
Inventor
進生 永沢
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星電器製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスライダのケース内における軸方向の移動に
より切換スイッチ部の端子間の切換動作が行われると共
にこのケースの軸方向の側面においてマイクロスイッチ
部の投入もしくは遮断動作が行われる連動スイッチに関
するものである。
従来から端子間のスイッチ切換動作と同時にマイクロス
イッチの投入もしくは遮断が行われる連動スイッチが使
用されている。
第1図で一部に断面をとってその構成を示したのは従来
使用されているこの種の連動スイッチで細長い筒状の筺
体11の先端部分がほぼ筒状直方体状に形成され、この
部分にマイクロスイッチが組込み取付けられている。
□体11のこの筒状直方体状部が形成された端部と反対
側の端板に開口12が形成され、この開口12からスラ
イダ13が筐体11内に挿入される。
スライダ13の開口12から外部に突出して配設される
端部には操作用のつ昔み14が形成され、スライダ13
のこのつ筐み14の開口12側において鍔12がスライ
ダ13の全周面にわたって形成される。
この鍔15と開口12の周縁部間にばね16が配設され
、このばね16の偏倚力によってスライダ13は筐体1
1から突出した状態で筐体11に取付けられる。
スライダ13は筐体11内においてその軸方向に摺動自
在に筐体11内に組込み取付けられ、図示していない可
動接片がスライダ13の筐体11内に位置する部分に固
定して取付けられる。
筺体11内のこの可動接片に対向する位置に固定接片1
7−1 、1γ−2、17−3がその長手方向に配列し
て取付けられその端部は筺体11を貫通して外部に導か
れてそれぞれ外部接続端子とされる。
筺体11の先端部分の筒状直方体状部内に位置してマイ
クロスイッチのアクチェータ18が取付けられ、このア
クチェータ18の筐体11の閉塞端板20側の端部はス
ライダ13側に凸に彎曲形成される。
アクチェータ18の他の端部はマイクロスイッチが組込
み取付けられている筐体11の筒状直方体状部分に固定
され、この固定端に近く筐体11内においてマイクロス
イッチの作動片19が設けられる。
筐体11の筒状直方体状部分からはマイクロスイッチの
切換端子2l−L21−2 、21−3が筺体11外に
取出されて配設されている。
常時はばね16により筺体11の開口12から外部に突
出する方向に偏倚しているスライダ13のつ1み14を
筐体11側に押し込むと、スライダ13は筐体11内を
その閉塞端板20側に移動する。
この移動によりスライダに取付けられた可動接片が筺体
11に固定して取付けられた固定接片17−1.17−
2.17−3上を二つの接片間を跨ぐように移動して固
定接片17−1゜17−2 、17−3間でスイッチ切
換動作が行われる。
この時筺体11内におけるスライダ13の移動によって
筐体11内に位置するスライダ13の端部がアクチェー
タ18の端部に形成された凸状の彎曲部に当接しスライ
ダ13の筺体11内での移動に従ってスライダ13の端
部がこの凸状彎曲部においてアクチェータ18を切換端
子21−1 。
21−2,213側に押し下げる。
アクチェータ18が切換端子21−1.21−2.21
−3側に押し下げられるとマイクロスイッチを作動させ
る作動片19が押し下げられ切換端子21−121−2
、21−3のスイッチング動作が行われてマイクロス
イッチが作動する。
この従来の連動スイッチはアクチェータの押し下げがス
ライダの先端部分で行われるため、マイクロスイッチ部
の動作に要する外力として比較的大きなものが要求され
、又操作切換時の作動感触も余りよくない。
又連動スイッチの全体が筐体11内を摺動するスライダ
13の移動方向に長い形状となってその小型化の実現が
困難である。
さらに筐体11外に取出される切換スイッチ部の固定接
片17−1.17−2.17−3の端子とマイクロスイ
ッチ部の切換端子21−1.21−2゜21−3とがス
ライダ13の軸心から異なる距離の直線上にそれぞれ配
列されるため、プリント基板への取付は時にこれらの端
子が同一面上に揃わず組付は上不便である。
又固定接片17−1゜17−2 、17−3間での切換
スイッチ部の切換動作と切換端子21−1.21−2.
21−3間でのマイクロスイッチ部の切換動作のタイ□
ングの設定も容易でない。
この考案は上述の従来の連動スイッチでの諸難点を解決
し小型でプリント基板へも取付は易い形状を有し、その
操作に必要な外力も小さく、切換スイッチ部とマイクロ
スイッチ部での二つの切換動作のタイ□ングの選定も容
易な連動スイッチを提供するものである。
この考案によると可動接点が配列して取付けられたスラ
イダがその内部に複数個の固定接点がスライダの移動方
向に配列されたケースに対して出入自在に配設される。
このスライダのケース内での出入動作によってスライダ
に取付けられた可動接点がケースに取付けられた複数個
の固定接点と切換接触するような構成とされる。
この考案ではケース内でのスライダの移動方向と平行な
側面にマイクロスイッチが取付けられ、ケース上で取付
けられたマイクロスイッチのアクチェータ側に回動自在
な回動レバがケースに保持され、回動レバの一端はケー
ス内に挿入されてその挿入された端部がスライダに形成
されたカム片部と接触した構成とされ、回動レバの他端
はアクチェータと接触するように配設されている。
以下この考案の連動スイッチをその実施例に基づき図面
を使用して詳細に説明する。
この考案の連動スイッチは切換スイッチ部25の筐体2
7のスライダの移動方向に対する一側面に直角に突出し
て形成された嵌合片28−1゜28−2間にマイクロス
イッチ部26が挾1れるように嵌合保持された構成を有
する。
切換スイッチ部25の筐体27はその長手方向に沿った
一側面が開放面とされたほぼ筒状直方体状に形成され、
その長手方向の一端板には開口12が設けられる。
筐体27の長手方向においてこの開口12と対向する端
板28部分と、この開口12の周辺部分とがそれぞれ同
一の側面側においてその側面に直角に互に平行に延長さ
れて嵌合片28−1.28−2が形成されている。
それぞれの嵌合片28−1゜28−2の筺体27の開放
面側の側縁部は、互に内面に折曲げられて保持片28−
IH,28−2Hとされる。
又筐体2γの開口12側の互に対向する両側面が筐体の
長手方向に延長されて互に平行な外囲片29−1.29
−2とされる。
筺体27の対向する両外側面上でその長手方向のほぼ中
央部に一体に棒状の係合片30−1 、30−2が筐体
の開放面と反対側方向に延長して形成され開放面と反対
側の面より突出したその端部が開口12方向に屈曲され
て係合部31−1.31−2とされる。
又嵌合片28−1側の保合片30−1の筺体21の開放
面側の位置に突起30−Pが設けられている。
又筺体27の開放面に対向する面上においてこれらの保
合片30−1.30−2と端板28間に筺体27の長手
方向に沿って筺体27の長手方向に対する一側面に近く
切溝32が形成される。
例えば合成樹脂材の回動レバ36がモールド加工手段で
形成される。
この回動レバ36はほぼ棒状の軸部33の一端部33−
B近傍が軸部33に直角な面内で軸部33の外周面より
その円外側に延長され、延長されたその一端部が軸部3
3に直角な面内においてその端部が彎曲されて挿入片部
34とされる。
又軸部33の外周面より延長された他の端部は軸部33
にほぼ平行に屈曲され軸部33の他端部33−Bを越え
て延長されその端部が軸部33に平行な面内で拡げられ
て回動片35が形成される。
回動レバ36の端部33−A、33−Bがそれぞれ筐体
27の係合部31−1,312と係合されて筐体27に
取付けられ、回動レバ36はその軸部33の廻りに回動
自在に筺体27に保持される。
この取付は状態においては回動レバ36の挿入片部34
は筐体の切溝32から筺体27内に挿入された位置に配
設される。
筺体21の係合片30−1.30−2と開口12間で筺
体27の開放面に対向する面が一部分面から直角方向に
コ字状に突出されてばね室37が構成されその開口12
側の端面には溝状の挿入口38が形成される。
第5図Aに示すようにほぼ長方形の弾性金属板にコ字状
の切溝40が形成され、との切溝40に沿った金属板の
内部の板片41が一方に切起されてその端部がその切起
し方向と反対側に彎曲されて接触部41−にとされて補
助ばね42が形成される。
この補助ばね42の長子方向の両側縁部は板片41の切
起し屈折方向に互に平行に折曲げられて案内片43−1
.43−2とされ、この補助ばね42の長手方向に対す
る幅は筺体2Tのばね室370幅より僅かに小さく設定
される。
この補助ばね42をその案内片43−1 、43−2を
ばね室37の側面に沿うようにしてばね室37内にその
挿入口38から挿入する。
ばね室37の側面には図示していない段部が設けられて
いるので、この段部により補助ばね42はばね室37内
に固定して配設される。
この状態で補助ばね42の板片41は筺体27の内部側
に突出するようにして配設される。
スライダ13はほぼ棒状長方体に形成されその端部はつ
1み14とされ、このつ1み14に近くスライダ13の
全周面にわたって鍔15が形成されている。
このスライダ13のつ1み14と反対側の端板13−E
側において端板13−Eを含んで側面13−82から側
面13−82に平行にスライダ13の一部が切落されて
、カム片部を有する案内室45が形成される。
この案内室45の側面13−82に平行な断面はスライ
ダ13の軸心に平行な直線、この軸心に平行な直線に対
して角度θを有する直線及びスライダ13の軸心に直角
な直線とで形成されている。
即ちこの断面は第12図Aに示すようにスライダ13の
つ1み14と反対側の端板13−E上の側面13−84
側の位置から軸心に平行に所定距離tだけつ捷み14側
に切込1れ、さらにこの直線状の切込みに連続してその
切込みが軸心に対して所定角度θで側面13−8 I側
に延長され、次いで再び軸心に平行に所定距離mだけ切
込1れ、その後は軸心に直角にスライダ13の長手方向
の一側面13−8lに達する昔で切込まれた形状となっ
ている。
このような連続した切込み折線に沿って側面13−82
側から端板13−Eの一部を含んでスライダ13の一部
が側面13−82に平行に切り落されてこの切り落され
た部分に軸心に平行及び角度θだけ傾いた摺動面で構成
されるカム部を有する案内室45が形成される。
スライダ13には図示していないがその軸心方向に平行
に形成された取付溝内に可動接点が固定して取付けられ
ている。
スライダ13の筺体27への挿入状態でばね室37と対
向する側面13−81上にはばね室37から筐体27内
に挿入される補助ばね42の接触部41−にと接する位
置に図示していないがハートカムが形成されている。
又スライダ13の互に対向する側面13−82゜13−
83のほぼ中央位置で案内室45近くにそれぞれの面か
ら直角に突出して突片46−1 。
46−2が形成されている。
一方接体21のスライダ13の側面13−82,13−
83に対向する内周面の一部に段部47−1.47−2
が形成されている。
筺体27の開放面側からスライダ13を筐体27内に挿
入し、突片46−1 、46−2が筐体27の段部47
−1.47−2部分に位置するようにスライダ13を筺
体27内に配設する。
外囲片29−1.29−2の内側においてスライダ13
の鍔15と筐体27の開口12の周縁部間にばね16を
配設する。
この状態においてスライダ13はばね16の偏倚力によ
って筐体27の開口12から抜は出ようとする方向に力
を受けるがこの偏倚力を受けた状態で突片46−1 、
46−2はそれぞれ段部47−1 、47−2の開口1
2側の端部に当接した状態となるので、この位置で筐体
27からのスライダ13の抜は出しが阻止される。
筺体27の開放面を塞ぐようにして固定接点48−1.
48−2がその長手方向に配列された基板49が□体2
7に嵌合して取付けられる。
固定接点48−1 、48−2は基板49を貫通して筐
体27外に位置するように取出されてそれぞれ外部の接
続端子とされる。
基板49が筺体27に嵌合された状態で筐体27内には
スライダ13が筺体27の軸心方向に摺動自在に保持さ
れ、補助ばね42の板片41の接触部41−Kがスライ
ダ13の側面13−8lに弾性的に接触した位置を保持
する。
この接触位置でスライダ13の可動接点と筐体27の固
定接点48−1 、48−2との接触条件は最適状態に
保持されると共にスライダ13を筺体2T内に押し込ん
でスイッチング動作を行わせた時に、補助ばね42の接
触部41−にとスライダ13の側面13−81に形成さ
れたハートカムとの係合によりスイッチング動作の保持
が行われるように構成される。
又このスイッチング動作の保持状態から再度スライダ1
3のつ捷み14を筐体27内に押し込むと、接触部41
−にとハートカムの保合が外れてスイッチング動作の保
持は解除されるような構成となっている。
このようにして組立てられた切換スイッチ部25の筐体
27の嵌合片28−1.28−2間にマイクロスイッチ
部26が嵌合配設される。
マイクロスイッチ部26はほぼ直方体状に形成され、そ
のアクチェータ18が取付けられた面に対向する一側面
5O−ISから面に直角に切換端子21−1.21−2
.21−3が取出されている。
又嵌合片28−1.28−2間に位置する面のこの側面
5o−is側においてほぼ切換端子21−1 。
21−2.21−3のそれぞれ隣接するものの間に取付
孔26−IH,26−2Hが貫通して設けられている。
マイクロスイッチ部26の側面501Sに対向する側面
50−28からはアクチェータ18及びこのアクチェー
タ18の側面5〇−2Sへの挿入取付位置に近くマイク
ロスイッチの作動片19が取出されて配設されている。
嵌合片28−’! 、28−2間が押し拡げられてマイ
クロスイッチ部26が嵌合片28−1.28−2間に挿
入される。
嵌合片28−1.28−2の先端はそれぞれ互に内側に
折り曲げられてそこに保持片28−IH,28−2Hが
形成されている。
従ってマイクロスイッチ部26は嵌合片28−L28−
2間にその弾性により挾み込捷れ、且つその端部が保持
片28−IH,28−2H上に位置するようにして保持
され、さらに取付孔26−1Hが突起3O−PK嵌合さ
れて取付けられ切換スイッチ部25に嵌合固定される。
この取付は状態において切換スイッチ部25の回動レバ
36の回動片35とマイクロスイッチ部26のアクチェ
ータ18とは相対向して軽く接触して配設される。
つオみ14にばね16の偏倚力に抗した外力を印加して
スライダ13を筐体27内に押し込んで行くと、回動レ
バ36の挿入片部34は案内室45のカム片部と接触し
その軸心方向と角度θをなす斜面に沿って側面13−8
l側に押し上げられて行く。
挿入片部34が側面13−8I側に押し上げられて行く
と、回動レバ36は軸部33を軸として時計方向に回動
して行き、その回動片35がマイクロスイッチ部26の
アクチェータ18をマイクロスイッチ部26の側面5O
−2S方向に押し下げる。
との回動片35の移動によるアクチェータ18の回動に
より作動片19がマイクロスイッチ部26のケース内に
押し込1れ切換端子21−1.21−2,213間での
スイッチ切換動作が行われる。
作動片19が充分に押し込捷れた状態で挿入片部34は
スライダ13の案内室45のマイクロスイッチの軸心に
対して角度θをなす斜面を越えて側面13−3l側の軸
心に平行な面上に位置を移し作動片19の押し込み位置
が保持される。
この位置にむいて前述のように補助ばね42の接触部4
1−にとスライダ13の側面13−8lに形成されてい
るハートカムとの係合によりスイッチング動作の保持が
行われる。
スライダ13を筺体27内に押し込んでスライダ13の
鍔15と反対側の端板13−Eが筺体27の端板28と
当接した状態でマイクロスイッチ部26及び切換スイッ
チ部25のスイッチ動作が完了しその状態からスライダ
13が僅かに鍔15側に戻った位置で補助ばね42の接
触部41−にとスライダ13のハートカムが係合するよ
うに構成されその位置でスライダ13の移動が停止保持
される。
従ってスライダ13の過剰な移動で回動レバ36に過大
な力が印加されることはない。
この状態で不ライダ13の移動によりスライダ13の可
動接片が移動して切換スイッチ部25の固定接点48−
1,48−2間の切換も行われる。
通常はマイクロスイッチ部を先に作動させて電源を接続
し次いで切換スイッチ部25の切換動作により端子間の
切換を行わせるが、使用目的に応じて両スイッチ部の作
動順序は任意に選定することができる。
次に再びスライダ13のつまみ14が筐体27内に押し
込1れる方向に外力を印加すると、補助ばね42の接触
部41−にとスライダ13のハートカムによるロック機
構が解除され、回動レバ36の回動片35がアクチェー
タ18から押し上げられる方向に受ける偏倚力とばね1
6の偏倚力によってスライダ13は筺体2γから抜は出
る方向に力を受けて移動する。
この状態でマイクロスイッチ部26のスイッチ切換動作
が復帰する。
このスライダ13の移動によって挿入片部34が案内室
45の斜面上を側面13−82方向に移動し側面13−
82側で軸心に平行な面上に位置する。
このスライダ13の移動によってスライダ13の可動接
点が□体27の固定接点48−1.48−2上を移動し
て切換スイッチ部25の切換動作も復帰することになる
このようにスイッチ切換動作が回動レバ36の回動片3
5が時計方向に回動してアクチェータ18の端部の近傍
を押し、このアクチェータ18の他の端部附近に配設さ
れた作動片19が押し下げられる動作に基づいているた
め、スイッチ切換作動時に滑りによる摩擦が生じること
がない。
又アクチェータ18の回動中心よりの腕の長さに応じて
回動片35により与えられる力が大きな力として作動片
19に与えられるので小さな作動力で確実な切換動作が
行われる。
さらにスライダ13の復帰時にはスライダ13にばね1
6の偏倚力にマイクロスイッチ部26のアクチェータ1
8の戻り力が加算された力が復帰力として与えられるの
でばね16としては偏倚力の小さなものを使用すること
ができる。
従って切換スイッチ部25の作動に要する力は30f程
度と小さな加重で充分であり、又マイクロスイッチ部2
6の作動に要する力も高々1501程度の加重で充分で
あり、連動スイッチ全体としての操作が円滑に行われそ
の感触もよい。
又アクチェータ18の作動片19の位置に近い所で回動
片35がアクチェータ18を押し下げるように設定する
と切換スイッチ部25の僅かのストロークでマイクロス
イッチ部26が動作するので例えば電源スィッチをオン
にしてから直ちに切換スイッチ部25を作動させるよう
な構造のものにおいて、この位置を選んでマイクロスイ
ッチ部26と切換スイッチ部25の動作タイミングを簡
単に所望値に設定することができる。
この設定は又案内室45のカム片部を構成する斜面の傾
斜やその斜面の距離或は軸心に平行な面の距離を変化さ
せて行うことも可能である。
又マイクロスイッチ部26を作動させた後にマイクロス
イッチ部に無理な力が印加されないような構造とするに
は案内室45のカム片部を形成する斜面を傾斜の異なる
二段斜面形状とすることで簡単に解決できる。
構造上も切換スイッチ部25の固定接点48−1.48
−2が筐体21外に取出された端子とマイクロスイッチ
部26の切換端子21−1.21−2 、21−3とが
同一方向にその位置を揃えて取出されるのでプリント基
板に取付ける際に極めて便利である。
形状も全体がほぼ直方体状にコンパクトに1とめられて
小型化が実現される。
切換スイッチ部の筐体を例えばモールド加工で一体に形
成し、その嵌合片と保持片によってマイクロスイッチ部
と簡単に嵌合組立ができてその組立作業は従来のものに
比して極めて簡単であり、又組立に要する部品点数も従
来のものに比して少ないので製作工数を大幅に低減させ
ることもできる。
以上詳細に説明したようにこの考案によると、組立が簡
単で全体が小型化されプリント基板にも取付は易い構造
を有し、且つ小さな作動力で確実円滑に動作し、マイク
ロスイッチ部と切換スイッチ部との動作のタイミングの
設定も容易に行われ得る連動スイッチを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されている連動スイッチの構成を示す
一部切断断面図、第2図はこの考案の連動スイッチの構
成を示す正面図、第3図は第2図の上面図、第4図は第
3図の側面図、第5図はこの考案の連動スイッチに使用
する補助ばねの形状を示す図でAは上面図、Bは正面図
、第6図はこの考案の連動スイッチに使用する回動レバ
の形状を示す図でAは上面図、Bは正面図、Cは側面図
、第7図はこの考案の連動スイッチの切換スイッチ部の
筐体の構造を示す上面図、第8図は第7図の側面図、第
゛9図は第7図の底面図、第10図は第9図のA−A断
面図、第11図はこの考案の連動スイッチに使用する基
板の形状を示す図でAは上面図、Bは正面図、第12図
はこの考案の連動スイッチに使用するスライダの構成を
示す図でAは正面図、Bは側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内にスライダが出入自在に配設され、このスライ
    ダに可動接点が配され、前記スライダの出入動作により
    前記可動接点と切替接触する複数個の固定接点が前記ス
    ライダの移動方向に配列されて前記ケースに取付けられ
    、前記ケース内における前記スライダの移動方向と平行
    な側面にマイクロスイッチが取付けられ、このマイクロ
    スイッチのアクチェータ側において前記ケース上に回動
    レバが回動自在に保持され、との回動レバの一端は前記
    ケース内に挿入され、その挿入端部は前記スライダのカ
    ム片部と接触され、前記回動レバの他端は前記アクチェ
    ータと接触されてなる連動スイッチ。
JP13450980U 1980-09-19 1980-09-19 連動スイツチ Expired JPS5939387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13450980U JPS5939387Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 連動スイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13450980U JPS5939387Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 連動スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5757026U JPS5757026U (ja) 1982-04-03
JPS5939387Y2 true JPS5939387Y2 (ja) 1984-11-02

Family

ID=29494699

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13450980U Expired JPS5939387Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 連動スイツチ

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JP (1) JPS5939387Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068075U (ja) * 1983-10-14 1985-05-14 大王製紙株式会社 テイシユペ−パ収納箱
JPS60190676U (ja) * 1984-05-29 1985-12-17 共同印刷株式会社 テイシユカ−トン
JPS60190678U (ja) * 1984-05-29 1985-12-17 共同印刷株式会社 テイシユカ−トン

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Publication number Publication date
JPS5757026U (ja) 1982-04-03

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