JP2605893B2 - 塗膜防水工事用下張り緩衝材並びにそれを用いた防水工法 - Google Patents

塗膜防水工事用下張り緩衝材並びにそれを用いた防水工法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗膜防水工事用下張り緩衝材及び防水工事
に於ける塗膜防水工法中、所謂脱気工法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
建築防水工事において塗膜防水工事は、アスファルト
防水工事、シート防水工事とともに広く実施されるメン
ブレン防水工事の一つであるが、本工法開発の初期にお
いては、しばしば工法自体の不備或は、施工の不手際に
より施工した防水層が部分的に下地モルタル層より剥離
し、部分的に膨れ上る所謂“フクレ”現象によるトラブ
ルが発生し、その改善が強く要望されるに至った。
この為、多くの改善が試みられ、“ふくれ”防止の一
方策として下地モルタル層と、防水膜間に通気層(脱気
層)を設ける所謂脱気、絶縁工法が開発され成果を挙
げ、JASS8においても、この工法に用いる基材として a.片面熱融着有孔不織布 b.不織布/プラスチック発泡体/不織布 c.片面連通溝付発泡体/不織布 等が認定され、これ等下張り緩衝材を用いて行なう工法
も規定されるに至った。
しかしながら、これ等下張り緩衝材を用いて行なう工
法は、従来の工法に比べ確かに“ふくれ”防止効果等優
れたものがあり、その効果は認められるが、 Type aの下張り緩衝材に於いては、用いる塗膜防水剤
の粘度に適合範囲が存在する事になり、適合粘度範囲の
塗膜防水剤を用いない限り、粘度が低ければ、塗膜防水
剤が下張り緩衝材の通気層(脱気層)内にまで浸透し、
通気層(脱気層)を目詰めし脱気機能を消失せしめ、一
方粘度が高ければ、融着(高密度化)層への塗膜防水剤
の含浸が不良となり、塗膜防水剤層と下張り緩衝材層の
接着が不良となり剥離抵抗が低下する等欠陥が生じるた
め、使用可能の塗膜防水剤が限定され使用し難く、更に
塗膜防水剤の主流を占めるウレタン塗膜防水剤(2液
性)の如く、調合後施工中に防水剤粘度が、2,000cps〜
40,000cpu.の如く大きく経時変化し増大するものに対し
ては、非常に使い難くその使用に際しての施工管理が困
難になる難点がある。
Type b,cに於いては、発泡体層の剪断強さが充分でな
い為、この発泡体層内より破壊される危険性が拭い難い
欠点がある。
更に、Type a,b,cの下張り緩衝材に於いて共通して保
持される欠陥は、下張り緩衝材を用いる脱気工法の宿命
的課題、1ケ所の防水層欠陥が防水層の全面破壊に繋る
(1ケ所のピンホールが全面漏水を招く)事に対する対
策が極めて不十分である事である。
等の欠陥があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記の耐久性に優れた防水層と言う開発課
題を更に改善、改良し、フクレ防止に有効で補修防水工
事に有効である、下張り緩衝材を用いる脱気工法の未解
決の欠陥を全面的に改善し、「優れた耐久性を有するシ
ート防水層と塗膜防水層(遮水層と防水層とを)とを兼
具した脱気層をも持つ複合防水機能の下張り緩衝材」を
開発せんとするものである。即ち Type aの下張り緩衝材の如く使用される塗膜防水剤の
粘度により、粘度が低ければ防水剤が下張り緩衝材の通
気層(脱気層)内にまで、浸透し通気層(脱気層)を目
詰めし脱気機能を消失せしめる心配、一方粘度が高けれ
ば融着(高密度化)層への塗膜防水剤の含浸が不良とな
り、塗膜防水剤層と下張り緩衝材層の接着が不良となり
剥離抵抗が低下する等の心配なく、塗膜防水剤の粘度の
経時変化の影響の心配なく、塗膜防水剤を任意、自由に
選定して優秀な防水層を形成せしめ得る下張り緩衝材で
ある事、 発泡体で形成される層の如く剪断強さが不十分で防水
層の耐久性に欠ける様な欠点を有する、欠陥層を持たな
い下張り緩衝材である事、 塗膜防水剤が塗装され防水層として施工された際の補
強効果、特に上層の不織布とウレタン層の補強効果が抜
群である下張り緩衝剤である事、 単に防水層と通気層(脱気層)を形成し、フクレ防止
に有効な防水層を形成するのみならず、下張り緩衝材を
用いる脱気工法の宿命的課題、1ケ所の防水層欠陥が防
水層の全面破壊に繋る(1ケ所のピンホールが全面漏水
を招く)事に対する抜本的対策がなされた下張り緩衝材
であること等の如き、従来品が未解決の改善要求を満足
する下張り緩衝材を開発せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に於いては、上記の課題を下記の如き手段にて
解決した。
即ち、前記の如く本発明において、第1図に示すよう
に、下張り緩衝材を長繊維不織布層〔I〕と合成繊維フ
ィルム層〔II〕と不織布層〔III〕との三層構造体に構
成させる。
(a)ここで通気層(脱気層)を形成せしめる不織布層
〔III〕を (イ)合成繊維の長繊維より構成せしめる事 (ロ)ニードルパンチ交絡法或は流体交絡法で交絡せし
める事、 は極めて有効であり、接着剤接着を施した短繊維(嵩
高)不織布であっても差し支えないが、交絡された合成
繊維長繊維不織布の適用が、特に下地ムーブメントに対
し優れた緩衝能を有し高い剪断破壊強力と層間剥離抵抗
を保有するために有効である。
(b)遮水層並びに塗膜防水剤バリアー層を形成し、不
織布層〔I〕,〔III〕間を接着し、且つ不織布構成繊
維の交点を接着し、下張り緩衝材に補強効果(物性)を
付与する合成樹脂フィルム層〔II〕は、不織布構成繊維
の交点を強固に接着せしめ初期引張り弾性率の高い不織
布を得る為に、初期引張り弾性率がほぼ30kg/mm2以上で
あることが特に有意義である。
以上の如き本発明に用いられる不織布は、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニールアルコ
ール、アクリル系合成繊維、又はこれ等合成繊維の共重
合体よりなる繊維等汎用の合成繊維、或いは、ビスコー
スレーヨン、キュープラアンモニュームレーヨン等の人
造繊維よりなる短繊維不織布或は、長繊維不織布の何れ
であっても良いが、通気層(脱気層)として機能させる
不織布層〔III〕は、下地モルタル層より生成するアル
カリ分を包含すると考えられる水蒸気或は、それが凝縮
して生成する水の導通路となるため、耐アルカリ性に優
れ加水分解を受け難く、細菌などの影響を受けて腐食し
難いポリプロピレン、ポリビニールアルコールよりなる
繊維の使用が特に好適である。
一方、塗膜防水剤層を補強し且つ下張り緩衝材(遮水
層)と強固に接着せしめる為に用いる長繊維不織布層
〔I〕は、その補強効果及び耐候性、耐細菌腐食性等よ
り、ポリエステル、ポリビニールアルコール、アクリル
系合成繊維、又はこれ等合成繊維の共重合体よりなる合
成繊維の長繊維不織布が特に好適である。ここで塗膜防
水剤層とは、塗膜防水剤が長繊維不織布層〔I〕に含浸
され且つ長繊維不織布層〔I〕の上にも塗膜防水剤より
なる防水膜が形成されている層をいう。
尚、総じて本発明に用いる不織布層〔I〕,〔III〕
は、その補強効果から長繊維不織布である事が有意義
で、生産性を考慮すれば所謂スパンポンド法不織布の適
用が特に好適である。
次に、遮水層並びに塗膜防水剤のバリアー層を形成
し、不織布層〔I〕、〔III〕間を接着し且つ、不織布
構成繊維の交点を接着し、下張り緩衝材に補強効果(物
性)を付与する合成樹脂フィルム層〔II〕は、前記の如
く下張り緩衝材に充分高い初期引っ張り弾性率、強度、
抗張積を付与する為に、初期引っ張り弾性率がほぼ30kg
/mm2以上の合成樹脂フィルムの使用が望ましいが、施工
時の下地への沿い易さも考慮し使用フィルムの厚さ選択
を行なうことも必要である。
ここで長繊維不織布層〔I〕の目付けを10〜100g/m2
に規定した理由は、長繊維不織布層〔I〕の目付けが10
g/m2未満と低すぎると、本発明における長繊維不織布層
〔I〕の役割り「塗膜防水剤層を強固に該下張り緩衝材
層に固定し層間剥離を防止せしめる」事が、長繊維不織
布層〔I〕が殆ど合成樹脂フィルム層〔II〕内に没入し
てしまい不可能になりその役割が演じられず存在意義が
なくなる事、 また逆に100g/m2を超える高目付け品を使用するとJAS
S8他の標準施工基準に従う施工条件で施工する際(この
塗膜防水剤塗布量では)、該長繊維不織布層〔I〕内に
大半の塗膜防水剤が浸透してしまい、塗膜防水膜面を形
成する塗膜防水剤が不足し、不織布構成繊維を塗膜防水
層表面に突き出すことなしに、均質完全な(綺麗で無欠
陥且つ鏡面状の)塗膜防水膜面を形成できなくなるのみ
ならず、均質な無欠陥の塗膜防水層を得るためには塗膜
防水剤塗布量を増して施工し過剰品質の防水層を形成せ
しめなければならなくなり、このため操業性を著しく害
しコストを大幅に増大せしめる問題を生じるためであ
る。
また、合成樹脂フィルム層〔II〕の厚みを10〜300μ
に規定した理由は、合成樹脂フイルム層〔II〕の厚みが
10μ未満では本発明の、該フィルム層に課せられた役割
り「遮水及びバリアー性能を下張り緩衝材層に付与し、
また不織布層〔I〕、〔III〕と合成樹脂フィルム層〔I
I〕の境界層の不織布構成繊維内にフィルムを構成する
合成樹脂が浸透し、その交点を接着し下張り緩衝材の補
強、ひいては防水層の補強を行う」という役割を演じる
為の合成樹脂フィルムの絶対量が不足し、合成樹脂が不
織布層内に浸透してしまい完全な皮膜形成も危なげにな
りその役割を演じられず、一方合成樹脂フィルム層〔I
I〕が300μを超え厚すぎると、下張り緩衝材の剛性が増
し施工時に下地に添い難くなり施工上の問題等が発生す
るためである。
次に不織布層〔III〕の目付けを50〜3000g/m2に規定
した理由は、不織布層〔III〕の目付けを50g/m2未満と
低すぎると、本発明における不織布層〔III〕の役割り
「塗膜防水層に脱気能を付与し、下地ムーブメントに基
づく変位歪が塗膜防水剤層に及ぶのを緩和する緩衝作用
を発揮する」機能が、不織布層〔III〕と剛性樹脂フィ
ルム層〔II〕の境界層より浸透する合成樹脂並びに、下
地との接着に用いる接着剤の浸透により、不織布層〔II
I〕は殆ど目潰され埋まってしまい、その機能を果たせ
なくなり、又、3000g/m2をこえると、下張り緩衝材の重
量が大き過ぎ作業困難となり、又その剛性も増し下地と
の添いが悪くなり施工上の問題が発生する等、コストを
いたずらに増大せしめるので、デメリットのみ増し得る
所がない為である。
一般に、本発明に使用し得る合成樹脂フィルムは、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステ
ル、又はこれ等合成樹脂共重合体よりなるフィルムであ
り、該3層構造積層体の下張り緩衝材製造法は、これら
フィルムを所謂押し出しラミやドライラミ等ラミネート
法にて積層一体化すれば良いが、生産性並びにラミネー
ト時に合成樹脂フィルム層〔II〕の一部を、長繊維不織
布層〔I〕、不織布層〔III〕の一部分に侵入させ、両
層間を接着せしめて一体化した積層体を形成せしめると
ともに、不織布構成繊維の交点を接着せしめて(対応
力)寸法安定性に優れた高強力、高抗張積の補強効果を
付与する効果を最も効率よく得る為に、長繊維不織布層
〔I〕〜不織布層〔III〕間にフィルムを押し出しなが
らラミネートする押し出しラミ法による所謂サンドラミ
法が特に好適である。
但しこれ等以外の方法即ち、コーティング法等に依り
合成樹脂フィルム層〔II〕に該当するフィルム層を形成
させる事も差し支えない。
尚、下張り緩衝材として要求される機能を発揮する為
に、最適の構造体として前記3層構造体を提起したが、
本発明の思想、理念を損なわない範囲の変更ならば3層
構造体を含む4層以上にすることも当然何等本発明の思
想を逸脱するものではない。
斯くして得られる下張り緩衝材を用いて行なう防水工
事の施行方法は、JASS8塗膜防水工事仕様L−US,L−GS
又は、建設大臣官房営繕部監修の建築工事共通仕様書に
於ける塗膜防水工事仕様X−1又は、日本ウレタン建材
工業会のウレタン塗膜防水工事部位別標準工法に於ける
下張り緩衝材使用の工法に基づき、第2図に示す施工概
要の如く、下地1にプライマー2を塗布し、次いで接着
剤3を塗布し、その上に下張り緩衝材4を不織布層〔II
I〕面を下側にして張付け、その上面の不織布層〔I〕
に塗膜防水剤5を塗装し塗膜防水層を形成せしめるか、
それに準ずる方法で施工すればよい。
この際、JASS8塗膜防水工事仕様L−US,L−GSに基づ
く塗膜防水工事に於いても、下張り緩衝材が前記Type a
(片面熱融着有孔不織布)の如く下地との接着を良くす
る為に、下張り緩衝材に孔を開けて塗膜防水を塗布する
施工法もあり、この工法を本発明に適用する事も悪くな
いが、本発明に於ける内蔵する合成樹脂フィルム層より
なる完全な遮水層と、それに密着した塗膜防水層とより
完全な複合防水層を形成させ、本発明の効果を充分に発
揮させるには、完全な遮水層を傷付け防水層に応力がか
かった際、応力集中するが如き欠陥を防水層に与える斯
かる孔開きシート工法を取らず、下張り緩衝材に孔を開
けずに下地に櫛目ゴテでチクソトロピー性状を有する接
着剤を塗布し張り付ける工法、即ちJASS8塗膜防水工事
仕様L−US,L−GSの下張り緩衝材が前記Type b(不織布
/プラスチック発泡体/不織布)に対して用いられる工
法の適用が好適である。
即ち、例えば下地にプライマーを塗布し、チクソ性接
着材を櫛目ゴテで塗布し、下張り緩衝材を張り付けシー
トのジョイント部は付き合わせとしジョイントテープで
補強張りし、シートの上を塗膜防水剤で目止めし、その
上に塗膜防水剤を塗布し防水層を形成せしめる工法等が
好適である〔全国塗膜防水工事事業連合会発行“塗膜防
水ガイドブック"p.82〜p.84参照〕。
〔実 施 例〕
以下に本発明の実施態様とその効果を具体的な実施例
により説明する。
実施例1 周知のスパンポンドプロセス(例えば特公昭53−3242
4号公報)により製造される4デニールのポリエチレン
テレフタレート(ポリエステル)のフィラメントより
なる40g/m2のスパンポンド法不織性ウエッブを180℃のc
elender rollで線圧60kg/cmで熱圧着し厚さ0.27mmの不
織布〔I〕を得、一方同じくスパンポンド法により得ら
れる4デニールのポリエチレン テレフタレート(ポリ
エステル)のフィラメントよりなる160g/m2のスパンポ
ンド法不織性ウエッブを、オルガン社製のニードルFPD
−1−40Sを用い、ニードリング深さ13mm、ニードリン
グ密度80N−cm2でニードリングし不織布〔III〕を得
た。
上記の不織布〔III〕上にメルトインデックス7の低
密度ポリエチレンを50μの厚みとなる如く押出し機より
押し出し、更にその上部より不織布層〔I〕を供給し積
層しプレスロールでプレスする所謂サンドラミ法によ
り、該不織布〔I〕と50μのポリエチレンフィルム〔I
I〕と不織布〔III〕とよりなる3層積層構造の下張り緩
衝材を得た。
そしてこの下張り緩衝材を、下地に(株)ダイフレッ
クス製カラーウレタンプライマー0.2kg/m2を塗布し、次
いでフクビミカタ(株)製フクビメントL(接着剤)0.
3kg/m2を櫛目ゴテを用いて塗布し張り付け、然る後、
(株)ダイレックス製カラーウレタン1.5kg/m2を塗布
し、次いで更に(株)ダイレックス製カラーウレタン2.
0kg/m2を塗布するJASS8塗膜防水工事仕様L−USに対す
る工法を適用して施工し塗膜防水層を形成させた。
尚、防水膜の性能評価を行なう為のサンプルは下地モ
ルタル層のかわりに防水層を離型フィルムの上に形成さ
せ後程離型フィルムを剥離して試料を調整した。斯くし
て得られた下張り緩衝材及び塗膜防水層の性能は第1表
に示す通りである。
実施例2 実施例1の不織布〔I〕のかわりに、同様にして得ら
れる50g/m2のスパンポンド法不織布性ウエッブを、オル
ガン社製のニードルFPD−1−4DSを用いニードリング深
さ13mm、ニードリング密度80N/cm2でニードリングし、
機械的に交絡したウエッブとなし、Rhom & Hass社製の
アクリル系接着剤Primal HA−8のエマルジョンに含浸
し接着剤含有率15%となる如く絞り乾燥し不織布
〔I〕′を得た。
この不織布〔I〕′を用い他は実施例1と全く同様に
して下張り緩衝材を製造し、それを用いて実施例1と全
く同様にして塗膜防水層を形成せしめた。
斯くして得られた下張り緩衝材及び塗膜防水層の性能
は第1表に示す通りである。
実施例3,3′ 実施例1,2に於けるポリエチレン フィルム〔II〕の
厚みのみを30μに変更して下張り緩衝材を製造し、それ
を用いて実施例1と全く同様にして塗膜防水層を形成せ
しめた。
斯くして得られた下張り緩衝材及び塗膜防水層の性能
は第1表に示す通りである。
実施例4 実施例1の不織布〔III〕に変えて不織布構成素材を
ポリプロピレンに変更し、スパンポンド法により4デニ
ールのポリプロピレンのフィラメントよりなる160g/m2
スパンポンド法不織性ウエッブを製造し、オルガン社製
のニードルFPD−1−4OSを用いニードリング深さ13mm、
ニードリング密度80N/cm2でニードリングし不織布〔II
I〕′を得て、他は全く実施例1と同様にして下張り緩
衝材を製造し、それを用いて実施例1と全く同様にして
塗膜防水層を形成せしめた。
斯くして得られた下張り緩衝材及び塗膜防水層の性能
は第2表に示す通りである。
実施例5 実施例4に於ける下張り緩衝材構成内容を下記のごと
く変更し、他は実施例4と全く同様にして下張り緩衝材
を製造しそれを用いて実施例1と全く同様にして塗膜防
水層を形成せしめ各構成要素の塗膜防水膜性能に対する
影響を検討した。
実施例5−1:不織布〔I〕の目付けを60g/m2に変更(他
は同一) 実施例5−2:不織布〔I〕の目付けを100g/m2に変更
(他は同一) 実施例5−3:不織布〔III〕の目付けを80g/m2に変更
(他は同一) 実施例5−4:不織布〔III〕の目付けを210g/m2に変更
(他は同一) 実施例5−5:不織布〔III〕の目付けを300g/m2に変更
(他は同一) 実施例5−6:フィルム層〔II〕の厚みを30μに変更(他
は同一) 実施例5−7:フィルム層〔II〕の厚みを80μに変更(他
は同一) 実施例5−8:フィルム層〔II〕の厚みを150μに変更
(他は同一) 斯くして得られた下張り緩衝材及び塗膜防水膜の性能
は第2表に示す通りである。
実施例6 実施例4に於けるポリプロピレンよりなるスパンポン
ド不織布〔III〕′に変えて4デニールのカット長30mm
のポリプロピレンステープルファイバを用い定法通りラ
ンドウエッバーにてウエッブを製造し、オルガン社製の
ニードルFPD−1−4OSを用いニードリング深さ13mm、ニ
ードリング密度80N/cm2でニードリングし不織布〔II
I〕″を得て、これを用い他は実施例1.と全く同様にし
てポリエチレンテレフタレートよりなる長繊維不織布
〔I〕を用いて下張り緩衝材を造り、それを用いて塗膜
防水層を形成せしめた。
斯くして得られた下張り緩衝材及び塗膜防水膜の性能
は第3表に示す通りである。
比較実施例1 実施例6における長繊維不織布層〔I〕以外は実施例
6と全く同様にして、長繊維不織布〔I〕に変え、4デ
ニール,カット長30mmのポリエチレンテレフタレートス
テープルファイバを常法通りランドウエッバーを用いて
製造したウエッブを、アクリル系接着剤Rhom & Hass社
製Primel H−8で接着剤含有率15%になる如く接着した
不織布〔I〕′を用いて製造した下張り緩衝材及びその
塗膜防水層の性能は第4表に示す通りである。
実施例1〜実施例6のデータ(第1表〜第3表)が示
すごとく、不織布層〔I〕,〔III〕何れにも長繊維不
織布を用いた物、或るいは不織布層〔I〕に長繊維不織
布を用いた物等何れかの不織布層に長繊維不織布を用い
た本発明に依る下張り緩衝材を用いた塗膜防水層の物性
は非常に優れている。それは、何れも代表的な耐久性の
優秀な防水膜として下記に対比引用する改質アスファル
トルーフィングに対して規定されるJIS A 6013(案)の
防水膜物性及びJIS A 6022ストレッチアスファルトルー
フィング2類のアスファルトルーフィングに対して規定
される物性をも完全にクリアーし、更にJIS A 6022スト
レッチアスファルトルーフィング1類のアスファルトル
ーフィングに対して規定される物性を殆ど大半の実施例
でクリアーする等極めて優れた耐久性の高い塗膜防水膜
を形成することが解る。
これに対し何れの不織布層も短繊維よりなる不織布を
用いたものは、耐久性が劣り充分な耐久性を防水層に付
与することが出来なかった。
尚、物性測定はそれぞれ下記に従い行なった。
(1)下張り緩衝材の物性 下記の日本化学繊維協会制定の「合成長繊維不織布試
験法」による (a)目付け(単位面積当りの質量) イ.試料の大きさ 1m×1m ロ.試料の個数 1m幅当たり1個/5000m長 ハ.測定方法 試料を水分平衡に至らせ質量をはかる。
ニ.結果の表示 平均値を求め、g/m2単位で整数位まで
を表示する。
(b)厚 み イ.測定個所 1m幅当たり等間隔(20cm間)に5ケ所/5
000m長とする。
ロ.測定方法 プレッサーフートの大きさがが直径9mm
以上の適当な測定機を用いて、表1の荷重のもとで、厚
さが落着くまでの適当な時間(普通では10秒程度)放置
して厚さをはかる。
ハ.結果の表示 平均値を求め、mm単位で有効数字2桁
を表示する。但し、小数点以下は2桁までとし、用いた
荷重を付記する。
(c)引張り強さ及び伸び率と5%伸長時応力 (イ)試料の大きさ 5cm×20cm (ロ)試料の個数 1m幅当り、たて、よこ各々3個/500
0m長 (ハ)測定方法 JIS L 1096(一般織物試験方法)に準
じ、定速伸長形引張り試験機を用いる。つかみ間隔は10
cm、引張り速度は毎分20±2cmとして、5%伸長時応力
と引張り強さ及び伸び率をチャートから読みとる (ニ)結果の表示 たて、よこ方向別々にそれぞれの平
均値を求める。5%伸長時応力及び引張り強さは、kg/5
cm単位で小数点以下1桁までを表示する。伸び率は、%
単位で整数位までを表示する。
(d)引裂き強力(ペンジュラム法) (イ)試料の大きさ 6.5cm×10cm (ロ)試料の個数 1m幅当り、たて・よこ各々3個/500
0m長 (ハ)測定方法 エレメンドルフ形引裂き試験機を用
い、試料の両つかみの中央で長辺のほぼ中央に辺と直角
に鋭利な刃物によって2cmの切れ目を入れ、残りの4.5cm
が引裂かれたときに示す最大荷重をはかる。
(ニ)結果の表示 たて、よこ方向別々にそれぞれの平
均値を求めkg単位で小数点以下1桁までを表示する。
備考 たて、よこの区別は、不織布のたて方向に引裂く
場合を「たて方向の引裂き強さ」とする。
(e)100℃熱収縮率 (イ)試料の大きさ 25cm×25cm (ロ)試料の個数 1m幅当たり3個/5000m長 (ハ)測定方法 試料にたて、よこ各々3ケ所に正確に
20cmの長さを表わす印を付ける。
適当な装置を用い、この装置中に試料を吊下げ、装置
の指示目盛りが100℃の温度になった後、3分間器内に
放置し、取出して室温まで冷却する。次に、始めに印し
た、たて、よこ方向各々3ケ所の長さを測定する。
(ニ)結果の表示 次の式で、たて、よこ方向別々に収
縮率を算出し、それぞれの試料の平均値を求め、%単位
で小数点以下1桁までを表示する。
ここに、L:処理前の3線の長さの合計(mm) L′:処理後の3線の長さの合計(mm) (f)遮水能 「屋根防水システムの性能評価に関する一般基準」
(訳、東京工業大学工業材料研究所小池研究室、工文
社)5.1.4.耐水圧試験(p.8〜p.9)におけるDIN−16935
による試験方法にしたがい測定する。
(2)防水膜の物性測定 JISA6022により3%伸長時応力、引張り強力、引裂き
強力を測定した。
(3)防水層の性能測定 (a)通気性試験 JASS8(1986) 参考試験1.メンブレン防水層の性能評価試験方法「8.下
地との間の通気抵抗試験」(p340〜p342)に従い行な
う。
(b)疲労試験 JASS8(1986) 参考試料1.メンブレン防水層の性能評価試験方法「6.疲
労試験」(p335〜338)に基づき行なう。
(c)剥離抵抗試験 「屋根防水システムの性能評価に関する一般基準」
(訳、東京工業大学工業材料研究所小池研究室、工文
社)5.1.3.剥離抵抗試験p.8に基づき行う。即ち、 (イ)装 置 引張試験装置(例えば、インストロン) 剥離試験フレーム 装置は、剥離試験時に90゜(±5゜)の剥離角度を保
持して動く剥離試験用の枠組で構成されている。
基本的には、引張試験機の可動クロスヘッドの上に装
着された鉄製の懸固なフレームである。このフレームの
上には、ベアリングによって自由に動く台があり、試験
片はその上に固定される。引張試験機のクロスヘッドの
動きは、ワイヤーと滑車によって1:1の比率で台に伝達
される。台をスタート位置に戻したり、ワイヤーに張力
を与えるためにカウンターウェイトが設けてある。
(ロ)試 料 表面の大きさが約300mm×300mmの適当な下地に、300m
m×350mmの防水システムの試験片を全面接着する。この
とき、剥離の開始を順調に行うために、下地の一端より
50mmの範囲は下地に接着させずにおく。シートの長手方
向と幅方向とで物性値が異なる場合には、試料は両方向
とるものとする。
長手方向にナイフで切込んで、幅50mmの3本の剥離用
試料とする。
(ハ)試験方法 3本の試験辺を1個ずつ、100mm/minの速度で剥離す
る。
(ニ)観 察 最大および平均剥離力を記録する。欠陥が生じた場所
と状態を記録する(例えば、接着破壊、擬集破壊、防水
材の層間剥離など)。
(4)初期引張り弾性率 JIS K7113の引張り弾性率に準じて測定した。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成したので、下記のような効
果を奏する。即ち、不織布層〔I〕を長繊維で形成させ
たので塗膜防水剤を包含し、著しい防水層補強効果を発
揮する。また、合成樹脂フィルム層〔II〕を介し強固に
塗膜防水剤層を接着、保持させることができる。
合成樹脂フィルム層〔II〕を長繊維不織布層〔I〕と
不織布層〔III〕との間に介在させ、長繊維不織布層
〔I〕と不織布層〔III〕との界面に浸透し両層間を接
着し一体化した積層体を形成せしめると共に、不織布構
成繊維の交点を接着せしめたため、対応力寸法安定性に
優れ、高強力、高抗張積の下張り緩衝材が形成でき、又
強靱な遮水層を内蔵する下張り緩衝材を形成することが
出来る。特に初期引っ張り弾性率がほぼ30kg/mm2以上の
物を使用することにより高い補強効果を確保せしめるこ
とができる。
更に50〜3000g/m2の不織布層〔III〕をニードルパン
チあるいは流体交絡法で3次元交絡構造体とし、更に必
要ならばこの脱気層を3次元交絡構造体の脱気層を長繊
維不織布層で形成せしめることにより、下地ムーブメン
トに対する層間剥離抵抗並びに剪断破壊強度の強い緩衝
層及び通気層を形成することができる。
そして、下張り緩衝材を長繊維不織布層〔I〕と合成
樹脂フィルム層〔II〕と、不織布層〔III〕とが一体化
された3層構造積層体に形成させたので、合成樹脂フィ
ルム層〔II〕面が遮水層として機能し、下張り緩衝材を
用いる脱気工法の宿命的課題である1ケ所の防水層欠陥
が防水層の全面破壊に繋がる(1ケ所のピンホールが全
面漏水に招く)問題点が解決出来、また塗膜防水剤のバ
リアー層としても機能するため、塗膜防水剤が粘度によ
り脱気層まで浸透し脱気層を目ずめしたり、逆に塗膜防
水剤の浸透が悪く防水層の剥離が起こる等の心配がな
く、又この現象を防止する為に施工時に先ず目止め処理
を施した後、塗膜防止剤を塗布する如き手間をかけるこ
となく、更に塗膜防水剤の粘度に左右されることなく強
靱な防水層を形成できる。
即ち、本発明に依り得られる下張り緩衝材並びにそれ
を用いて得る防水層は下地ムーブメントに対する緩衝能
が大きく、如何なる粘度の塗膜防水剤も、その粘度並び
に粘度の経時変化を気にすることなく目的に応じ性能本
位で選定して使用でき、下地より生成する水蒸気の排出
が効率よく行なえ、防水層の補強効果が優秀で所謂フク
レ防止効果が抜群であるのみならず、斯かる下張り緩衝
材を用いる脱気工法の宿命的課題である。“1ケ所の防
水層欠陥が防水層の全面破壊に繋る”(1ケ所のピンホ
ールが全面漏水を招く)問題点を解決し完全な防水効果
をもたらす為に、合成樹脂フィルム層よりなる完全な遮
水層と、それに密着した塗膜防水層とより構成する完全
な複合防水層を与えることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗膜防水工事用下張り緩衝材の部分断
面図、第2図は本発明の塗膜防水工事用下張り緩衝材を
含む塗膜防水層の部分断面斜視図図である。 I……長繊維不織布層、II……合成樹脂フィルム層 III……不織布層 1……下地、2……プライマー 3……接着剤層、4……下張り緩衝材層 5……塗膜防水剤層

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】10〜100g/m2の長繊維不織布層〔I〕と、1
    0〜300μの合成樹脂フィルム層〔II〕と、50〜3000g/m2
    の不織布層〔III〕が一体化された、三層構造積層体よ
    りなり、不織布層〔III〕はニードルパンチ、または流
    体交絡法により交絡された塗膜防水層における脱気層と
    して、合成樹脂フィルム層〔II〕は遮水層として、ま
    た、長繊維不織布層〔I〕と不織布層〔III〕をその界
    面にて強固に接着し、一体化した三層構造積層体とする
    接着層として機能し、長繊維不織布層〔I〕は合成樹脂
    フィルム層〔II〕に強固に塗膜防水層を接着、保持せし
    める層として機能し、又塗膜防水層を補強する機能を有
    することを特徴とする塗膜防水工事用下張り緩衝材。
  2. 【請求項2】遮水層を形成する合成樹脂フィルム層〔I
    I〕の初期引張り弾性率がほぼ30kg/mm2以上であり、そ
    の一部が長繊維不織布層〔I〕、不織布層〔III〕の一
    部分に侵入し両層間を接着するとともに、不織布構成繊
    維の交点間が接着されている請求項(1)記載の塗膜防
    水工事用下張り緩衝材。
  3. 【請求項3】10〜100g/m2の長繊維不織布層〔I〕と、1
    0〜300μの合成樹脂フィルム層〔II〕と、50〜3000g/m2
    の不織布層〔III〕が一体化された、三層構造積層体よ
    りなり、不織布層〔III〕はニードルパンチ、あるいは
    流体交絡法により交絡された塗膜防水層における脱気層
    として、合成樹脂フィルム層〔II〕は遮水層として、ま
    た、長繊維不織布層〔I〕と不織布層〔III〕をその界
    面にて強固に接着し、一体化した三層構造積層体とする
    接着層として機能し、長繊維不織布層〔I〕は合成樹脂
    フィルム層〔II〕に強固に塗膜防水層を接着、保持し補
    強せしめる層として機能する塗膜防水工事用下張り緩衝
    材を用い、下地にプライマーを塗布し、次いで接着剤を
    塗布し、不織布層〔III〕面を下側に向けて下張りし塗
    膜防水材で目止めした後、所定量の塗膜防水材を塗布す
    る方法で施工することを特徴とする塗膜防水工法。
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