JP2605715Y2 - ポンプ付き吐出容器 - Google Patents

ポンプ付き吐出容器

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JP2605715Y2
JP2605715Y2 JP1993074712U JP7471293U JP2605715Y2 JP 2605715 Y2 JP2605715 Y2 JP 2605715Y2 JP 1993074712 U JP1993074712 U JP 1993074712U JP 7471293 U JP7471293 U JP 7471293U JP 2605715 Y2 JP2605715 Y2 JP 2605715Y2
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JP
Japan
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cylinder
tubular plunger
plunger
valve hole
nozzle
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茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クリーム状物、練り状
物、適宜液体等を収容するポンプ付き吐出容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種合成樹脂製ポンプ付き吐出
容器に、図3、図4に示すものがある。図において、1
は、筒状の容器本体、11は、該容器本体内負圧化により
上昇摺動する上昇底、2は、容器本体の上部に装着させ
たシリンダ、3は、該シリンダから起立する作動部材、
4は、該作動部材を上方付勢するスプリング、5はキャ
ップである。上記シリンダ2は、内外二重筒状であって
内方側筒壁をシリンダ本体21として、該シリンダ本体下
端に設けた底壁に吸込弁22を設けている。作動部材3
は、ノズル付き押下げヘッド30、管状プランジャー23お
よびピストン兼用の可動弁体28からなり、ノズル付き押
下げヘッド30は、頂壁から垂下したプランジャー嵌合筒
31を有し、該嵌合筒の下部内面に下向き段部を設けて、
該下向き段部を後述可動弁体28の上限位置を定めるスト
ッパーとしている。又上記プランジャー嵌合筒31の内面
には、有底の管状プランジャー23上部外面を嵌合固着さ
せ、かつ図4のように、該管状プランジャーの下端から
外向きフランジ状壁29を介して、可動弁体用上限ストッ
パーとなる立上がフランジ26を起立すると共に、上記外
向きフランジ状壁29の外周面から複数突出した摺動案内
子25の外側面を上記シリンダ本体21の内面に上下摺動自
在に嵌合させ、更に上記立上がりフランジ26直ぐ上方の
プランジャー部分に弁孔27を穿設している。可動弁体28
は、中間部を相互に結合させた内外二重筒で形成され、
外筒は、ピストンとして上記シリンダ本体21の内面へ嵌
合させている。又内筒は、上記管状プランジャー23の下
部外面へ一定範囲で上下摺動自在に嵌合させて、該内筒
と上記外向きフランジ状壁29とによって上記弁孔27を開
閉する吐出弁24を設け、図3が示す状態から、押下げヘ
ッド30を介して管状プランジャー23を押下げると、内筒
に対して管状プランジャー23が下降して、シリンダ本体
21と管状プランジャー23とが上記弁孔27を介して連通
し、又該状態から、押下げヘッド30を解放すると、スプ
リング4の弾性復元力によって、押下げヘッドと共に管
状プランジャー23が内筒に対して上昇し、該内筒の下端
面が外向きフランジ状壁29上面へ密着して弁孔27を閉ざ
すよう形成している。容器本体1内の収納物を吐出させ
るには、先ずキャップ5を外して押下げノズルヘッド3
を押し下げる。すると、上記のように、可動弁体28の内
筒に対して管状プランジャー23が下降して、シリンダ本
体21と管状プランジャー23とが弁孔27を介して連通し、
シリンダ本体21内の加圧収納物が管状プランジャー23を
通ってノズルから吐出される。又該状態から、押下げヘ
ッド30を解放すると、上記のように、可動弁体28の内筒
に対して管状プランジャー23が上昇して弁孔27を閉ざ
し、かつ吸込弁22が開弁して、容器本体内収納物がシリ
ンダ本体21内へ吸上げられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の管
状プランジャー23は、形態が複雑である上に弁孔27を有
するため、管状プランジャー成形用の金型が複雑となっ
てコストが嵩み、製品としての吐出容器のコスト高を招
いていた。本案は、管状プランジャーの筒壁上端から切
込んで切欠にて弁孔27を設けるようすることで、上下二
つ割りの簡易な金型によって管状プランジャーを成形可
能として、管状プランジャーを用いた、この種吐出容器
を廉価に作製できるよう設けた。
【0004】
【課題を解決するための手段】シリンダ21内から上方付
勢されて起立する作動部材3を、ノズル付き押下げヘッ
ド30、該ヘッドの頂壁から垂下したプランジャー嵌合筒
31内面に上部外面を嵌合固着させた、有底で下部側面に
弁孔27を有する管状プランジャー23、および該管状プラ
ンジャーの下部外面に上下摺動自在に嵌合されて上記弁
孔27を開閉するピストン兼用の可動弁体28とで形成し、
作動部材3の上下動で容器本体内収納物をシリンダ2内
へ吸上げ、又該シリンダ内収納物をノズルから吐出させ
るよう形成したヘッド押下げ式のポンプ付き吐出容器に
おいて、上記弁孔27を、管状プランジャー23の筒壁上端
から切り込んだ切欠29にて形成した。
【0005】
【実施例】図1, 図2は、本案吐出容器の一実施例を示
し、先ず、管状プランジャー23について説明すると、該
管状プランジャーは、図2のように、その筒壁上端から
下部まで切欠29を切込み、後述のように、該切欠の下部
によって弁孔27を形成する。又管状プランジャー23に
は、従来容器と同様に外向きフランジ状壁29、立上がり
フランジ26および摺動案内子25を付設している。
【0006】上記管状プランジャー23は、上下二つ割り
の成形金型によって合成樹脂成形でき、かつ成形された
管状プランジャー23は、その上部外面を、図1に示すよ
うに、押下げヘッド30の頂壁下面から垂下したプランジ
ャー嵌合筒31の内面へ嵌合固着させるものとし、これに
より該プランジャー嵌合筒中間内面の下向き段部下方の
切欠部分によって弁孔27が形成され、従来の技術で説明
した従来例と同様に、図1のように、可動弁体28が管状
プランジャー23に対して下限に位置した時に上記弁孔27
が閉ざされ、かつ押下げヘッド30を介して管状プランジ
ャー23を押下げて、該プランジャーに対して可動弁体28
を上限に位置させた時に、上記弁孔27が開くこととな
る。
【0007】管状プランジャーを除いた部分は、従来容
器と同様の構造であるので簡単に説明すると、1は容器
本体、11は、容器本体内負圧化を解消する上昇底、2
は、内外二重筒で形成されかつ内方側筒体をシリンダ本
体21としたシリンダ、3は、シリンダ本体21から起立す
る作動部材、4は、該作動部材を上方付勢するスプリン
グ、5はキャップであり、上記作動部材3は、ノズル付
き押下げヘッド30と、上記管状プランジャー23と、該管
状プランジャーの下部外面に上下摺動自在に嵌合された
ピストン兼用の可動弁体28とで形成され、押下げヘッド
3の押下げと、該押下げの解放を繰り返すことで、既述
従来例と同様に、管状プランジャー23が下降、上昇する
と共に、吐出弁24と吸込み弁22とが交互に開閉し、容器
本体内の収納物がシリンダ本体21内へ吸込み、加圧され
て、管状プランジャー23を通ってノズルから吐出される
よう形成している。
【0008】
【考案の効果】本案は上記構成とするものであり、管状
プランジャー23の上端から切込んだ切欠29によって弁孔
27を形成したから、管状プランジャー23を上下二つ割り
の簡易な金型で成形でき、よって、金型をコストダウン
でき、かつ成形も容易となり、よって、管状プランジャ
ー23を用いた吐出容器を廉価に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案容器の一実施例を示す截断側面図であ
る。
【図2】 同例の要部部材の斜視図である。
【図3】 従来例を示す截断側面図である。
【図4】 同例の要部部材の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…シリンダ 3…押下げヘッド 4…スプリング 5…キャップ 11…上昇底

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ21内から上方付勢されて起立す
    る作動部材3を、ノズル付き押下げヘッド30、該ヘッド
    の頂壁から垂下したプランジャー嵌合筒31内面に上部外
    面を嵌合固着させた、有底で下部側面に弁孔27を有する
    管状プランジャー23、および該管状プランジャーの下部
    外面に上下摺動自在に嵌合されて上記弁孔27を開閉する
    ピストン兼用の可動弁体28とで形成し、作動部材3の上
    下動で容器本体内収納物をシリンダ2内へ吸上げ、又該
    シリンダ内収納物をノズルから吐出させるよう形成した
    ヘッド押下げ式のポンプ付き吐出容器において、 上記弁孔27を、管状プランジャー23の筒壁上端から切り
    込んだ切欠29にて形成したことを特徴とするポンプ付き
    吐出容器。
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