JP2605559B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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Description
に関する。
内燃機関において、流入排気ガスの空燃比がリーンのと
きにはNOx を吸収し、流入排気ガス中の酸素濃度が低
下すると吸収したNOx を放出するNOx 吸収剤を機関
排気通路内に配置し、リーン混合気を燃焼せしめた際に
発生するNOx をNOx 吸収剤により吸収し、NOx 吸
収剤のNOx 吸収能力が飽和する前にNOx 吸収剤への
流入排気ガスの空燃比を一時的にリッチにしてNOx 吸
収剤からNOx を放出させると共に放出されたNOx を
還元するようにした内燃機関が本出願人により既に提案
されている。
オウが含まれているので排気ガス中にはSOx が含まれ
ており、従ってこの内燃機関ではこのSOx もNOx と
共にNOx 吸収剤に吸収される。しかしながらこのSO
x はNOx 吸収剤への流入排気ガスの空燃比をリッチに
してもNOx 吸収剤から放出されず、従ってNOx 吸収
剤内のSOx の量は次第に増大することになる。ところ
がNOx 吸収剤内のSOx の量が増大するとNOx 吸収
剤が吸収しうるNOx の量が次第に低下し、ついにはN
Ox 吸収剤がNOx をほとんど吸収できなくなってしま
う。そこでNO x 吸収剤上流の機関排気通路内にイオウ
捕獲装置を設け、このイオウ捕獲装置によって排気ガス
中に含まれるSOx を捕獲するようにした内燃機関が本
出願人により既に提案されている(特願平4−2080
90号参照)。この内燃機関では機関から排出されたS
Ox がイオウ捕獲装置により捕獲されるのでNOx 吸収
剤にはNOx のみが吸収されることになる。
機関ではイオウ捕獲装置により捕獲されたSOx はイオ
ウ捕獲装置に流入する排気ガスの空燃比をリッチにして
もイオウ捕獲装置から放出されることなくイオウ捕獲装
置内に捕獲され続ける。従ってイオウ捕獲装置によるS
Ox 捕獲量は次第に増大し、イオウ捕獲装置のSOx 捕
獲能力が飽和するとSOx がイオウ捕獲装置を素通りし
てしまうためにSOx がNOx 吸収剤に吸収されてNO
x 吸収剤内に次第に蓄積するという問題が生ずる。
点を解決するために、流入する排気ガスの空燃比がリー
ンであるときにNOx を吸収し、流入する排気ガス中の
酸素濃度を低下させると吸収したNOx を放出するNO
x 吸収剤を機関排気通路内に配置すると共に、流入する
排気ガスの空燃比がリーンであるときにSOx を吸収
し、流入する排気ガスの空燃比がリッチになると吸収し
たSOx を放出するSOx 吸収剤をNOx吸収剤上流の
機関排気通路内に配置し、SO x 吸収剤に流入する排気
ガスの空燃比を制御して通常はSO x 吸収剤に流入する
排気ガスの空燃比をリーンに維持し、SO x 吸収剤から
SO x を放出すべきときにはSO x 吸収剤に流入する排
気ガスの空燃比をリッチにする空燃比制御手段とを具備
している。
ーンのときには排気ガス中のSOx がSOx 吸収剤に吸
収されるのでSOx 吸収剤の下流に配置されたNOx 吸
収剤にはNOx のみが吸収される。一方、SOx 吸収剤
に流入する排気ガスの空燃比がリッチになるとSOx 吸
収剤からSOx が放出され、NOx 吸収剤からNOx が
放出される。
を示している。図1を参照すると、1は機関本体、2は
ピストン、3は燃焼室、4は点火栓、5は吸気弁、6は
吸気ポート、7は排気弁、8は排気ポートを夫々示す。
吸気ポート6は対応する枝管9を介してサージタンク1
0に連結され、各枝管9には夫々吸気ポート6内に向け
て燃料を噴射する燃料噴射弁11が取付けられる。サー
ジタンク10は吸気ダクト12およびエアフローメータ
13を介してエアクリーナ14に連結され、吸気ダクト
12内にはスロットル弁15が配置される。一方、排気
ポート8は排気マニホルド16および排気管17を介し
てSOx 吸収剤18およびNOx 吸収剤19を内蔵した
ケーシング20に接続される。SOx 吸収剤18はNO
x 吸収剤19の上流に配置されており、図1に示す実施
例ではSO x 吸収剤18およびNOx 吸収剤19が例え
ばアルミナからなる一つのモノリス型担体を用いて一体
的に形成されている。
ュータからなり、双方向性バス31によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。エアフローメータ13は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧がAD変換器37を介
して入力ポート35に入力される。また、入力ポート3
5には機関回転数を表わす出力パルスを発生する回転数
センサ21が接続される。一方、出力ポート36は対応
する駆動回路38を介して夫々点火栓4および燃料噴射
弁11に接続される。
て燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・K ここでTPは基本燃料噴射時間を示しており、Kは補正
係数を示している。基本燃料噴射時間TPは機関シリン
ダ内に供給される混合気の空燃比を理論空燃比とするの
に必要な燃料噴射時間を示している。この基本燃料噴射
時間TPは予め実験により求められ、機関負荷Q/N
(吸入空気量Q/機関回転数N)および機関回転数Nの
関数として図2に示すようなマップの形で予めROM3
2内に記憶されている。補正係数Kは機関シリンダ内に
供給される混合気の空燃比を制御するための係数であっ
てK=1.0であれば機関シリンダ内に供給される混合
気は理論空燃比となる。これに対してK<1.0になれ
ば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比は理論空
燃比よりも大きくなり、即ちリーンとなり、K>1.0
になれば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比は
理論空燃比よりも小さくなる、即ちリッチとなる。
制御され、図3はこの補正係数Kの制御の一実施例を示
している。図3に示す実施例では暖機運転中は機関冷却
水温が高くなるにつれて補正係数Kが徐々に低下せしめ
られ、暖機が完了すると補正係数Kは1.0よりも小さ
い一定値に、即ち機関シリンダ内に供給される混合気の
空燃比がリーンに維持される。次いで加速運転が行われ
れば補正係数Kは例えば1.0とされ、即ち機関シリン
ダ内に供給される混合気の空燃比は理論空燃比とされ、
全負荷運転が行われれば補正係数Kは1.0よりも大き
くされる、即ち機関シリンダ内に供給される混合気の空
燃比はリッチにされる。図3からわかるように図3に示
される実施例では暖機運転時、加速運転時および全負荷
運転時を除けば機関シリンダ内に供給される混合気の空
燃比は一定のリーン空燃比に維持されており、従って大
部分の機関運転領域においてリーン混合気が燃焼せしめ
られることになる。
の代表的な成分の濃度を概略的に示している。図4から
わかるように燃焼室3から排出される排気ガス中の未然
HC,COの濃度は燃焼室3内に供給される混合気の空
燃比がリッチになるほど増大し、燃焼室3から排出され
る排気ガス中の酸素O2 の濃度は燃焼室3内に供給され
る混合気の空燃比がリーンになるほど増大する。
吸収剤19は例えばアルミナを担体とし、この担体上に
例えばカリウムK、ナトリウムNa、セシウムCsのよ
うなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのよ
うなアルカリ土類、ランタンLa、イットリウムYのよ
うな希土類から選ばれた少くとも一つと、白金Ptのよ
うな貴金属とが担持されている。なお、このNOx 吸収
剤19にはリチウムLiを添加することが好ましい。機
関吸気通路およびNOx 吸収剤19上流の排気通路内に
供給された空気および燃料(炭化水素)の比をNOx 吸
収剤19への流入排気ガスの空燃比と称するとこのNO
x 吸収剤19は流入排気ガスの空燃比がリーンのときに
はNOx を吸収し、流入排気ガス中の酸素濃度が低下す
ると吸収したNOx を放出するNOx の吸放出作用を行
う。なお、NOx 吸収剤19上流の排気通路内に燃料
(炭化水素)或いは空気が供給されない場合には流入排
気ガスの空燃比は燃焼室3内に供給される混合気の空燃
比に一致し、従ってこの場合にはNOx 吸収剤19は燃
焼室3内に供給される混合気の空燃比がリーンのときに
はNOx を吸収し、燃焼室3内に供給される混合気中の
酸素濃度が低下すると吸収したNOx を放出することに
なる。
に配置すればこのNOx 吸収剤19は実際にNOx の吸
放出作用を行うがこの吸放出作用の詳細なメカニズムに
ついては明らかでない部分もある。しかしながらこの吸
放出作用は図5に示すようなメカニズムで行われている
ものと考えられる。次にこのメカニズムについて担体上
に白金PtおよびバリウムBaを担持させた場合を例に
とって説明するが他の貴金属、アルカリ金属、アルカリ
土類、希土類を用いても同様なメカニズムとなる。
と流入排気ガス中の酸素濃度が大巾に増大し、図5
(A)に示されるようにこれら酸素O2 がO2 - の形で
白金Ptの表面に付着する。一方、流入排気ガス中のN
Oは白金Ptの表面上でO2 - と反応し、NO2 となる
(2NO+O2 →2NO2 )。次いで生成されたNO2
の一部は白金Pt上で酸化されつつ吸収剤内に吸収され
て酸化バリウムBaOと結合しながら図5(A)に示さ
れるように硝酸イオンNO3 - の形で吸収剤内に拡散す
る。このようにしてNOx がNOx 吸収剤19内に吸収
される。
Ptの表面でNO2 が生成され、吸収剤のNOx 吸収能
力が飽和しない限りNO2 が吸収剤内に吸収されて硝酸
イオンNO3 - が生成される。これに対して流入排気ガ
ス中の酸素濃度が低下してNO2 の生成量が低下すると
反応が逆方向(NO3 - →NO2 )に進み、斯くして吸
収剤内の硝酸イオンNO3 - がNO2 の形で吸収剤から
放出される。即ち、流入排気ガス中の酸素濃度が低下す
るとNOx 吸収剤18からNOx が放出されることにな
る。図4に示されるように流入排気ガスのリーンの度合
が低くなれば流入排気ガス中の酸素濃度が低下し、従っ
て流入排気ガスのリーンの度合を低くすればたとえ流入
排気ガスの空燃比がリーンであってもNOx 吸収剤19
からNO x が放出されることになる。
合気がリッチにされて流入排気ガスの空燃比がリッチに
なると図4に示されるように機関からは多量の未然H
C,COが排出され、これら未然HC,COは白金Pt
上の酸素O2 - と反応して酸化せしめられる。また、流
入排気ガスの空燃比がリッチになると流入排気ガス中の
酸素濃度が極度に低下するために吸収剤からNO2 が放
出され、このNO2 は図5(B)に示されるように未然
HC,COと反応して還元せしめられる。このようにし
て白金Ptの表面上にNO2 が存在しなくなると吸収剤
から次から次へとNO2 が放出される。従って流入排気
ガスの空燃比をリッチにすると短時間のうちにNOx 吸
収剤19からNOx が放出されることになる。
るとまず初めに未然HC,COが白金Pt上のO2 - と
ただちに反応して酸化せしめられ、ついで白金Pt上の
O2 - が消費されてもまだ未然HC,COが残っていれ
ばこの未然HC,COによって吸収剤から放出されたN
Ox および機関から排出されたNOx が還元せしめられ
る。従って流入排気ガスの空燃比をリッチにすれば短時
間のうちにNOx 吸収剤19に吸収されているNOx が
放出され、しかもこの放出されたNOx が還元されるた
めに大気中にNOx が排出されるのを阻止することがで
きることになる。また、NOx 吸収剤19は還元触媒の
機能を有しているので流入排気ガスの空燃比を理論空燃
比にしてもNOx 吸収剤19から放出されたNOx が還
元せしめられる。しかしながら流入排気ガスの空燃比を
理論空燃比にした場合にはNOx吸収剤19からNOx
が徐々にしか放出されないためにNOx 吸収剤19に吸
収されている全NOx を放出させるには若干長い時間を
要する。
燃比のリーンの度合を低くすればたとえ流入排気ガスの
空燃比がリーンであってもNOx 吸収剤19からNOx
が放出される。従ってNOx 吸収剤19からNOx を放
出させるには流入排気ガス中の酸素濃度を低下させれば
よいことになる。ただし、NOx 吸収剤19からNO x
が放出されても流入排気ガスの空燃比がリーンであると
NOx 吸収剤19においてNOx が還元されず、従って
この場合にはNOx 吸収剤19の下流にNOxを還元し
うる触媒を設けるか、或いはNOx 吸収剤19の下流に
還元剤を供給する必要がある。むろんこのようにNOx
吸収剤19の下流においてNOx を還元することは可能
であるがそれよりもむしろNOx 吸収剤19においてN
Ox を還元する方が好ましい。従って本発明による実施
例ではNOx 吸収剤19からNO x を放出すべきときに
は流入排気ガスの空燃比が理論空燃比或いはリッチにさ
れ、それによってNOx 吸収剤19から放出されたNO
x をNOx 吸収剤19において還元するようにしてい
る。
では暖機運転時および全負荷運転時には燃焼室3内に供
給される混合気がリッチにされ、また加速運転時には混
合気が理論空燃比とされるがそれ以外の大部分の運転領
域ではリーン混合気が燃焼室3内において燃焼せしめら
れる。この場合、燃焼室3内において燃焼せしめられる
混合気の空燃比はほぼ18.0以上であって図1に示さ
れる実施例では空燃比が20から24程度のリーン混合
気が燃焼せしめられる。空燃比が18.0以上になると
三元触媒がたとえリーン空燃比の下で還元性を有してい
たとしてもNO x を十分に還元することができず、従っ
てこのようなリーン空燃比の下でNOxを還元するため
に三元触媒を用いることはできない。また、空燃比が1
8.0以上であってもNOx を還元しうる触媒としてC
u−ゼオライト触媒があるがこのCu−ゼオライト触媒
は耐熱性に欠けるためにこのCu−ゼオライト触媒を用
いることは実際問題として好ましくない。従って結局、
空燃比が18.0以上のときにNOx を浄化するには本
発明において使用されているNOx 吸収剤19を用いる
以外には道がないことになる。
ように全負荷運転時には燃焼室3内に供給される混合気
がリッチとされ、また加速運転時には混合気が理論空燃
比とされるので全負荷運転時および加速運転時にNOx
吸収剤19からNOx が放出されることになる。しかし
ながらこのような全負荷運転或いは加速運転が行われる
頻度が少なければ全負荷運転時および加速運転時にのみ
NOx 吸収剤19からNOx が放出されたとしてもリー
ン混合気が燃焼せしめられている間にNOx 吸収剤19
によるNOx の吸収能力が飽和してしまい、斯くしてN
Ox 吸収剤19によりNOx を吸収できなくなってしま
う。従って本発明による実施例ではリーン混合気が継続
して燃焼せしめられているときには図6(A)に示され
るように流入排気ガスの空燃比を周期的にリッチにする
か、或いは図6(B)に示されるように流入排気ガスの
空燃比が周期的に理論空燃比にされる。なお、この場
合、図6(C)に示されるように周期的にリーンの度合
を低下させるようにしてもよいがこの場合にはNOx 吸
収剤19においてNOx が還元されないために前述した
ようにNOx 吸収剤19の下流においてNOx を還元さ
せなければならない。
燃比が周期的にリッチにされる場合についてみるとリー
ン混合気の燃焼が行われている時間t1 に比べて流入排
気ガスの空燃比がリッチにされる時間t2 は極めて短か
い。具体的に云うと流入排気ガスの空燃比がリッチにさ
れる時間t2 はほぼ10秒以内であるのに対してリーン
混合気の燃焼が行われている時間t1 は10数分間から
1時間以上の時間となる。即ち、云い換えるとt2 はt
1 の50倍以上の長さとなる。これは図6(B)および
(C)に示す場合でも同様である。
おり、NOx 吸収剤19にはNOxばかりでなくSOx
も吸収される。このNOx 吸収剤19へのSOx の吸収
メカニズムはNOx の吸収メカニズムと同じであると考
えられる。即ち、NOx の吸収メカニズムを説明したと
きと同様に担体上に白金PtおよびバリウムBaを担持
させた場合を例にとって説明すると、前述したように流
入排気ガスの空燃比がリーンのときには酸素O2 がO2
- の形で白金Ptの表面に付着しており、流入排気ガス
中のSO2 は白金Ptの表面でO2 - と反応してSO3
となる。次いで生成されたSO3 の一部は白金Pt上で
更に酸化されつつ吸収剤内に吸収されて酸化バリウムB
aOと結合しながら、硫酸イオンSO4 2- の形で吸収剤
内に拡散し、安定した硫酸塩BaSO4 を生成する。
していて分解しずらく、流入排気ガスの空燃比をリッチ
にしても硫酸塩BaSO4 は分解されずにそのまま残
る。従ってNOx 吸収剤19内には時間が経過するにつ
れて硫酸塩BaSO4 が増大することになり、斯くして
時間が経過するにつれてNOx 吸収剤19が吸収しうる
NOx 量が低下することになる。
x が流入しないように流入する排気ガスの空燃比がリー
ンであるときにSOx を吸収し、流入する排気ガス中の
酸素濃度を低下させると吸収したSOx を放出するSO
x 吸収剤18をNOx 吸収剤19の上流に配置してい
る。このSOx 吸収剤18はSOx 吸収剤18に流入す
る排気ガスの空燃比がリーンのときにはSOx と共にN
Ox も吸収するがSOx吸収剤18に流入する排気ガス
中の酸素濃度を低下させると吸収したNOx ばかりでな
く吸収したSOx も放出する。
x が吸収されると安定した硫酸塩BaSO4 が形成さ
れ、その結果NOx 吸収剤19に流入する排気ガスの空
燃比をリッチにしてもSOx がNOx 吸収剤19から放
出されなくなる。従ってSOx吸収剤18に流入する排
気ガスの空燃比をリッチにしたときにSOx 吸収剤18
からSOx が放出されるようにするためには吸収したS
Ox が硫酸イオンSO4 2 - の形で吸収剤内に存在するよ
うにするか、或いは硫酸塩BaSO4 が生成されたとし
ても硫酸塩BaSO4 が安定しない状態で吸収剤内に存
在するようにすることが必要となる。これを可能とする
SOx 吸収剤18としてはアルミナからなる担体上に鉄
Fe、マンガンMn、ニッケルNi、錫Snのような遷
移金属およびリチウムLiから選ばれた少くとも一つを
担持した吸収剤を用いることができる。この場合、アル
ミナからなる担体上にリチウムLiを担持させた吸収剤
が最も好ましいことが判明している。
8に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに排気ガ
ス中に含まれるSO2 が吸収剤の表面で酸化されつつ硫
酸イオンSO4 2- の形で吸収剤内に吸収され、次いで吸
収剤内に拡散される。この場合、SOx 吸収剤18の担
体上に白金Ptを担持させておくとSO2 がSO3 2-の
形で白金Pt上にくっつきやすくなり、斯くしてSO2
は硫酸イオンSO4 2-の形で吸収剤内に吸収されやくす
なる。従ってSO2 の吸収を促進するためにはSOx 吸
収剤18の担体上に白金Ptを担持させることが好まし
い。上述したようにSOx 吸収剤18に流入する排気ガ
スの空燃比がリーンになるとSOx がSOx 吸収剤18
に吸収され、従ってSOx 吸収剤18の下流に設けられ
たNOx吸収剤19にはNOx のみが吸収されることに
なる。
吸収されたSOx は硫酸イオンSO 4 2- の形で吸収剤内
に拡散しているか、或いは不安定な状態で硫酸塩BaS
O4となっている。従ってSOx 吸収剤18に流入する
排気ガスの空燃比がリッチ又は理論空燃比になるとSO
x 吸収剤18に吸収されているSOx がSOx 吸収剤1
8から放出されることになる。このとき同時にNOx 吸
収剤19からNOx が放出される。なお、SOx 吸収剤
18から放出されたSOx はNOx 吸収剤19内を通過
するがこのときNOx 吸収剤19に流入する排気ガスは
リッチ又は理論空燃比となっているのでSOx がNOx
吸収剤19に吸収される危険性はない。
放出作用およびNOx 吸収剤19からのNOx の放出作
用は一定量のNOx がNOx 吸収剤19に吸収されたと
き、例えばNOx 吸収剤19の吸収能力の50%NOx
を吸収したときに行われる。NOx 吸収剤19に吸収さ
れるNOx の量は機関から排出される排気ガスの量と排
気ガス中のNOx 濃度に比例しており、この場合排気ガ
ス量は吸入空気量に比例し、排気ガス中のNOx 濃度は
機関負荷に比例するのでNOx 吸収剤19に吸収される
NOx 量は正確には吸入空気量と機関負荷に比例するこ
とになる。従ってNOx 吸収剤19に吸収されているN
Ox の量は吸入空気量と機関負荷の積の累積値から推定
することができるが本発明による実施例では単純化して
機関回転数の累積値からNOx 吸収剤19に吸収されて
いるNOx 量を推定するようにしている。
るNOx 吸収剤19の吸放出制御の一実施例について説
明する。図7は一定時間毎に実行される割込みルーチン
を示している。図7を参照するとまず初めにステップ1
00において基本燃料噴射時間TPに対する補正係数K
が1.0よりも小さいか否か、即ちリーン混合気が燃焼
せしめられているか否かが判別される。K<1.0のと
き、即ちリーン混合気が燃焼せめられているときにはス
テップ101に進んで現在の機関回転数NEにΣNEを
加算した結果がΣNEとされる。従ってこのΣNEは機
関回転数NEの累積値を示している。次いでステップ1
02では累積回転数ΣNEが一定値SNEよりも大きい
か否かが判別される。この一定値SNEはNOx 吸収剤
19にそのNOx吸収能力の例えば50%のNOx 量が
吸収されていると推定される累積回転数を示している。
ΣNE≦SNEのときには処理サイクルを完了し、ΣN
E>SNEのとき、即ちNOx 吸収剤19にそのNOx
吸収能力の50%のNOx 量が吸収されていると推定さ
れたときにはステップ103に進んでNOx 放出フラグ
がセットされる。NOx 放出フラグがセットされると後
述するように機関シリンダ内に供給される混合気がリッ
チにせしめられる。
1だけインクリメントされる。次いでステップ105で
はカウント値Cが一定値C0 よりも大きくなったか否
か、即ち例えば5秒間経過したか否かが判別される。C
≦C0 のときには処理ルーチンを完了し、C>C0 にな
るとステップ106に進んでNOx 放出フラグがリセッ
トされる。NOx 放出フラグがリセットされると後述す
るように機関シリンダ内に供給される混合気がリッチか
らリーンに切換えられ、斯くして機関シリンダ内に供給
される混合気は5秒間リッチにされることになる。次い
でステップ107において累積回転数ΣNEおよびカウ
ント値Cが零とされる。
と判断されたとき、即ち機関シリンダ内に供給されてい
る混合気の空燃比が理論空燃比又はリッチのときにはス
テップ108に進んでK≧1.0の状態が一定時間、例
えば10秒間継続したか否かが判別される。K≧1.0
の状態が一定時間継続しなかったときには処理サイクル
を完了し、K≧1.0の状態が一定時間継続したときに
はステップ109に進んで累積回転数ΣNEが零とされ
る。
が理論空燃比又はリッチとされている時間が10秒程度
継続すればSOx 吸収剤18に吸収されている大部分の
SO x が放出すると共にNOx 吸収剤19に吸収されて
いる大部分のNOx は放出したものと考えられ、従って
この場合にはステップ109において累積回転数ΣNE
が零とされる。
を示しており、このルーチンは繰返し実行される。図8
を参照するとまず初めにステップ200において図2に
示すマップから基本燃料噴射時間TPが算出される。次
いでステップ201ではリーン混合気の燃焼を行うべき
運転状態であるか否かが判別される。リーン混合気の燃
焼を行うべき運転状態でないとき、即ち暖機運転時、又
は加速運転時又は全負荷運転時のときにはステップ20
2に進んで補正係数Kが算出される。機関暖機運転時に
はこの補正係数Kは機関冷却水温の関数であり、K≧
1.0の範囲で機関冷却水温が高くなるほど小さくな
る。また、加速運転時には補正係数Kは1.0とされ、
全負荷運転時には補正係数Kは1.0よりも大きな値と
される。次いでステップ203では補正係数KがKtと
され、次いでステップ204において燃料噴射時間TA
U(=TP・Kt)が算出される。このときには機関シ
リンダ内に供給される混合気が理論空燃比又はリッチと
される。
気の燃焼を行うべき運転状態であると判別されたときに
はステップ205に進んでNOx 放出フラグがセットさ
れているか否かが判別される。NOx 放出フラグがセッ
トされていないときにはステップ206に進んで補正係
数Kが例えば0.6とされ、次いでステップ207にお
いて補正係数KがKtとされた後にステップ204に進
む。従ってこのときには機関シリンダ内にリーン混合気
が供給される。一方、ステップ205においてNOx 放
出フラグがセットされたと判断されたときにはステップ
208に進んで予め定められた値KKがKtとされ、次
いでステップ204に進む。この値KKは機関シリンダ
内に供給される混合気の空燃比が12.0から13.5
程度となる1.1から1.2程度の値である。従ってこ
のときには機関シリンダ内にリッチ混合気が供給され、
それによってSOx 吸収剤18に吸収されているSOx
が放出されると共にNOx 吸収剤19に吸収されている
NOx が放出されることになる。なお、NOx 放出時に
混合気を理論空燃比にする場合にはKKの値は1.0と
される。
いて図1に示す実施例と同一の構成要素は同一の符号で
示す。図9に示されるようにこの実施例では排気マニホ
ルド16がSOx 吸収剤40を内蔵したケーシング41
入口部に連結され、ケーシング40出口部は排気管42
を介してNOx 吸収剤43を内蔵したケーシング44の
入口部に連結される。この実施例においても燃焼室3内
においてリーン混合気が燃焼せしめられているときには
SOx 吸収剤40にSOx が吸収されると共にNOx 吸
収剤43にNO x が吸収される。一方、燃焼室3内に供
給される混合気がリッチ又は理論空燃比にされるとSO
x 吸収剤40からSOx が放出され、NOx 吸収剤43
からNO x が放出される。
た場合を示している。なお、図10において図1と同様
な構成要素は同一の符号で示す。ディーゼル機関では通
常あらゆる運転状態において空気過剰率が1.0以上、
即ち燃焼室3内の混合気の平均空燃比がリーンの状態で
燃焼せしめられる。従ってこのとき排出されるSOx は
SOx 吸収剤18に吸収され、このとき排出されるNO
x はNOx 吸収剤19に吸収される。一方、SOx 吸収
剤18からSOxを放出すると共にNOx 吸収剤19か
らNOx を放出すべきときにはSOx 吸収剤18および
NOx 吸収剤19への流入排気ガスの空燃比がリッチに
される。この場合、図10に示す実施例では燃焼室3内
の混合気の平均空燃比はリーンにしておいてSOx 吸収
剤18上流の機関排気通路内に炭化水素を供給すること
によりSOx 吸収剤18およびNOx 吸収剤19への流
入排気ガスの空燃比がリッチにされる。
ルペダル50の踏み込み量に比例した出力電圧を発生す
る負荷センサ51が設けられ、この負荷センサ51の出
力電圧はAD変換器52を介して入力ポート35に入力
される。また、この実施例では排気管17内に還元剤供
給弁60が配置され、この還元剤供給弁60は供給ポン
プ61を介して還元剤タンク62に連結される。電子制
御ユニット30の出力ポート36は夫々駆動回路38を
介して還元剤供給弁60および供給ポンプ61に接続さ
れる。還元剤タンク62内にはガソリン、イソオクタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、軽油、灯油のような炭化水
素、或いは液体の状態で保存しうるブタン、プロパンの
ような炭化水素が充填されている。
空気過剰のもとで、即ち平均空燃比がリーンの状態で燃
焼せしめられており、このとき機関から排出されたSO
x がSOx 吸収剤18に吸収されると共に機関から排出
されたNOx がNOx 吸収剤19に吸収される。SOx
吸収剤18からSOx を放出すると共にNOx 吸収剤1
9からNOx を放出すべきときには供給ポンプ61が駆
動されると共に還元剤供給弁60が開弁せしめられ、そ
れによって還元剤タンク62内に充填されている炭化水
素が還元剤供給弁60から排気管17に一定時間、例え
ば5秒間から20秒間程度供給される。このときの炭化
水素の供給量はSOx 吸収剤18およびNOx 吸収剤1
9に流入する流入排気ガスの空燃比がリッチとなるよう
に定められており、従ってこのときにSOx 吸収剤18
からSOx が放出され、NOx 吸収剤19からNOx が
放出されることになる。
めのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎
の割込みによって実行される。図11を参照するとまず
初めにステップ300において現在の機関回転数NEに
ΣNEを加算した結果がΣNEとされる。従ってこのΣ
NEは機関回転数NEの累積値を示している。次いでス
テップ301では累積回転数ΣNEが一定値SNEより
も大きいか否かが判別される。この一定値SNEはNO
x 吸収剤19にそのNOx 吸収能力の例えば50%のN
Ox 量が吸収されていると推定される累積回転数を示し
ている。ΣNE≦SNEのときには処理サイクルを完了
し、ΣNE>SNEのとき、即ちNOx 吸収剤19にそ
のNOx 吸収能力の50%のNO x 量が吸収されている
と推定されたときにはステップ302に進んで供給ポン
プ61が一定時間、例えば5秒間から20秒間程度駆動
される。次いでステップ303では還元剤供給弁60が
一定時間、例えば5秒間から20秒間程度開弁せしめら
れ、次いでステップ304において累積回転数ΣNEが
零とされる。
吸収剤の高いNOx 吸収能力を維持することができる。
Oおよび酸素の濃度を概略的に示す線図である。
る。
ャートである。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 流入する排気ガスの空燃比がリーンであ
るときにNOx を吸収し、流入する排気ガス中の酸素濃
度を低下させると吸収したNOx を放出するNOx 吸収
剤を機関排気通路内に配置すると共に、流入する排気ガ
スの空燃比がリーンであるときにSOx を吸収し、流入
する排気ガスの空燃比がリッチになると吸収したSOx
を放出するSOx 吸収剤をNOx 吸収剤上流の機関排気
通路内に配置し、該SO x 吸収剤に流入する排気ガスの
空燃比を制御して通常は該SO x 吸収剤に流入する排気
ガスの空燃比をリーンに維持し、該SO x 吸収剤からS
O x を放出すべきときには該SO x 吸収剤に流入する排
気ガスの空燃比をリッチにする空燃比制御手段とを具備
した内燃機関の排気浄化装置。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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-
1992
- 1992-12-03 JP JP32427992A patent/JP2605559B2/ja not_active Expired - Lifetime
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