JP3237607B2 - 内燃機関の触媒被毒再生装置 - Google Patents
内燃機関の触媒被毒再生装置Info
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Description
再生装置に関する。
通路内、燃焼室内、および吸気通路内に供給された全燃
料量および全還元剤量に対する全空気量の比をその位置
を流通する排気の空燃比と称すると、従来より、リーン
混合気を燃焼せしめるようにした内燃機関において、流
入する排気の空燃比がリーンのときにNOX を吸収し、
流入する排気中の酸素濃度が低くなると吸収しているN
OX を放出するNOX 吸収材を機関排気通路内に配置
し、NOX 吸収材内に流入する排気の空燃比を一時的に
リッチにしてNOX 吸収材から吸収されているNOX を
放出させると共に放出されたNOX を還元するようにし
た内燃機関が知られている。
オウ分が含まれているので排気中にはイオウ分例えばS
OX が含まれており、このSOX も例えばSO4 2- の形
でNOX と共にNOX 吸収材に吸収される。しかしなが
らこのSOX はNOX 吸収材への流入する排気の空燃比
をただ単にリッチにしてもNOX 吸収材から放出され
ず、したがってNOX 吸収材内のSOX の量は次第に増
大することになる。ところがNOX 吸収材内のSOX の
量が増大するとNOX 吸収材が吸収しうるNOXの量が
次第に低下し、ついにはNOX 吸収材がNOX をほとん
ど吸収できなくなる。
出温度よりも高いときにNOX 吸収材内に流入する排気
中の酸素濃度を低くすると吸収されているSOX が例え
ばSO2 の形で放出される。そこで、NOX 吸収材の温
度が予め定められた設定温度よりも高いときにNOX 吸
収材内に流入する排気の空燃比を一時的にリッチにする
ようにした触媒被毒再生装置が公知である(特開平6−
88518号公報参照)。
毒再生装置はNOX 吸収材を加熱するための例えば電気
ヒータを備えておらず、したがってNOX 吸収材の温度
がSOX 放出温度よりも高くなるのは例えば機関高負荷
運転時である。ところが、機関高負荷運転時にはNOX
吸収材内を流通する排気の流速が高く、言い換えると排
気とNOX 吸収材との接触時間が短くなる。しかしなが
ら、NOX 吸収材からのSOX の放出速度は比較的低
く、したがって排気とNOX 吸収材との接触時間が短い
ときにNOX吸収材内に流入する排気の空燃比を一時的
にリッチにしたとしてもSOX を十分に放出させること
ができないという問題点がある。すなわち、排気とNO
X 吸収材との接触時間が短いときにNOX 吸収材から吸
収されているSOX を十分に放出させるためにはNOX
吸収材内に流入する排気の空燃比を長時間にわたってリ
ッチにする必要がある。
に1番目の発明によれば、機関排気通路内にイオウ分吸
収材を配置し、イオウ分吸収材は流入する排気の空燃比
がリーンのときにイオウ分を吸収し、イオウ分吸収材の
温度がイオウ分放出温度よりも高いときに流入する排気
中の酸素濃度が低くなると吸収しているイオウ分を放出
し、イオウ分吸収材から吸収されているイオウ分を放出
させるために、イオウ分吸収材内を流通する排気の流速
を求めてこの求められた排気の流速が予め定められた設
定流速よりも低くかつイオウ分吸収材の温度がイオウ分
放出温度よりも高いときにイオウ分吸収材に流入する排
気の空燃比を一時的に理論空燃比またはリッチにするよ
うにしている。すなわち1番目の発明では、排気とイオ
ウ分吸収材との接触時間が長いときにイオウ分吸収材内
に流入する排気の空燃比が一時的に理論空燃比またはリ
ッチにされ、したがってイオウ分吸収材から吸収されて
いるイオウ分が短時間のうちに放出される。
いて、前記イオウ分吸収材を、流入する排気の空燃比が
リーンのときにNOX を吸収し、流入する排気中の酸素
濃度が低くなると吸収しているNOX を放出するNOX
吸収材から形成している。また、3番目の発明では1番
目の発明において、前記イオウ分吸収材をSOX吸収材
から形成し、SOX 吸収材は流入する排気の空燃比がリ
ーンのときにSO X を吸収し、SOX 吸収材の温度がS
OX 放出温度よりも高いときに流入する排気中の酸素濃
度が低くなると吸収しているSOX を放出し、SOX 吸
収材下流の排気通路内に、流入する排気の空燃比がリー
ンのときにNOX を吸収し、流入する排気中の酸素濃度
が低くなると吸収しているNOX を放出するNOX 吸収
材を配置している。
いて、前記イオウ分吸収材から吸収されているイオウ分
を放出させるべきときにイオウ分吸収材に流入する排気
流量を制限することによりイオウ分吸収材内を流通する
排気の流速が前記設定流速よりも低くなるようにしてい
る。すなわち4番目の発明では、機関運転状態に関わら
ずイオウ分吸収材からイオウ分を放出させることが可能
となる。
用した場合を示している。図1を参照すると、1は機関
本体、2はピストン、3は燃焼室、4は点火栓、5は吸
気弁、6は吸気ポート、7は排気弁、8は排気ポートを
それぞれ示す。吸気ポート6は対応する枝管9を介して
サージタンク10に連結され、各枝管9にはそれぞれ吸
気ポート6内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁11が
取付けられる。サージタンク10は吸気ダクト12を介
してエアクリーナ13に連結され、吸気ダクト12内に
はスロットル弁14が配置される。一方、排気ポート8
は排気マニホルド15を介してNOX 吸収材16を内蔵
したケーシング17に接続される。
ュータからなり、双方向性バス31によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)33、常時電力が供給されてい
るバックアップRAM33a、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、入力ポート35および出力ポート36を具
備する。サージタンク10にはサージタンク10内の圧
力に比例した出力電圧を発生する圧力センサ37が取り
付けられ、機関本体1には機関冷却水温に比例した出力
電圧を発生する水温センサ38が取り付けられる。これ
ら圧力センサ37および水温センサ38の出力電圧はそ
れぞれ対応するAD変換器39を介して入力ポート35
に入力される。また、入力ポート35にはクランクシャ
フトが例えば30度回転する毎に出力パルスを発生する
クランク角センサ40が接続される。CPU34では圧
力センサ37の出力電圧に基づいて吸入空気量が算出さ
れ、クランク角センサ40の出力パルスに基づいて機関
回転数が算出される。一方、出力ポート36は対応する
駆動回路41を介してそれぞれ点火栓4および燃料噴射
弁11に接続される。
いて燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・K ここでTPは基本燃料噴射時間を示しており、Kは補正
係数を示している。基本燃料噴射時間TPは燃焼室3内
に供給される混合気の空燃比を理論空燃比とするのに必
要な燃料噴射時間を示している。この基本燃料噴射時間
TPは予め実験により求められ、機関負荷Q/N(吸入
空気量Q/機関回転数N)および機関回転数Nの関数と
して図2に示すようなマップの形で予めROM32内に
記憶されている。補正係数Kは燃焼室3内に供給される
混合気の空燃比を制御するための係数であってK=1.
0であれば燃焼室3内に供給される混合気は理論空燃比
となる。これに対してK<1.0になれば燃焼室3内に
供給される混合気の空燃比は理論空燃比よりも大きくな
り、すなわちリーンとなり、K>1.0になれば燃焼室
3内に供給される混合気の空燃比は理論空燃比よりも小
さくなる、すなわちリッチとなる。図1に示す内燃機関
では通常K<1.0、例えばK=0.6とされ、すなわ
ち燃焼室3内に供給される混合気の空燃比はリーンとさ
れ、したがって燃焼室3内ではリーン混合気が燃焼せし
められることになる。
表的な成分の濃度を概略的に示している。図3からわか
るように燃焼室3から排出される排気中の未燃HC,C
Oの量は燃焼室3内に供給される混合気の空燃比がリッ
チになるほど増大し、燃焼室3から排出される排気中の
酸素O2 の量は燃焼室3内に供給される混合気の空燃比
がリーンになるほど増大する。
吸収材16は例えばアルミナを担体とし、この担体上に
例えばカリウムK,ナトリウムNa,リチウムLi,セ
シウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa,カル
シウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa,イッ
トリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つ
と、白金Ptのような貴金属とが担持されている。この
NOX 吸収材16は流入する排気の空燃比がリーンのと
きにはNOX を吸収し、流入する排気中の酸素濃度が低
下すると吸収したNOX を放出するNOX の吸放出作用
を行う。なお、NOX 吸収材16上流の排気通路内に燃
料或いは空気が供給されない場合には流入する排気の空
燃比は燃焼室3内に供給される混合気の空燃比に一致
し、したがってこの場合にはNOX 吸収材16は燃焼室
3内に供給される混合気の空燃比がリーンのときにはN
OX を吸収し、燃焼室3内に供給される混合気中の酸素
濃度が低下すると吸収したNOX を放出することにな
る。
に配置すればこのNOX 吸収材16は実際にNOX の吸
放出作用を行うがこの吸放出作用の詳細なメカニズムに
ついては明らかでない部分もある。しかしながらこの吸
放出作用は図4に示すようなメカニズムで行われている
ものと考えられる。次にこのメカニズムについて担体上
に白金PtおよびバリウムBaを担持させた場合を例に
とって説明するが他の貴金属、アルカリ金属、アルカリ
土類、希土類を用いても同様なメカニズムとなる。
なると流入する排気中の酸素濃度が大巾に増大し、図4
(A)に示されるようにこれら酸素O2 がO2 - または
O2-の形で白金Ptの表面に付着する。一方、流入する
排気中のNOは白金Ptの表面上でO2 - またはO2-と
反応し、NO2 となる(2NO+O2 →2NO2 )。次
いで生成されたNO2 の一部は白金Pt上でさらにに酸
化されつつ吸収材内に吸収されて酸化バリウムBaOと
結合しながら、図4(A)に示されるように硝酸イオン
NO3 - の形で吸収材内に拡散する。このようにしてN
OX がNOX 吸収材16内に吸収される。
Ptの表面でNO2 が生成され、吸収材のNOX 吸収能
力が飽和しない限りNO2 が吸収材内に吸収されて硝酸
イオンNO3 - が生成される。これに対して流入する排
気中の酸素濃度が低下してNO2 の生成量が低下すると
反応が逆方向(NO3 - →NO2 )に進み、斯くして吸
収材内の硝酸イオンNO3 - がNO2 の形で吸収材から
放出される。すなわち、流入する排気中の酸素濃度が低
下するとNOX 吸収材16からNOX が放出されること
になる。図3に示されるように流入する排気のリーンの
度合が低くなれば流入する排気中の酸素濃度が低下し、
したがって流入する排気のリーンの度合を低くすればN
OX 吸収材16からNOX が放出されることになる。
ッチにすると図3に示されるように機関からは多量の未
燃HC,COが排出され、これら未燃HC,COは白金
Pt上の酸素O2 - またはO2-と反応して酸化せしめら
れる。また、流入する排気の空燃比をリッチにすると流
入する排気中の酸素濃度が極度に低下するために吸収材
からNO2 が放出され、このNO2 は図4(B)に示さ
れるように未燃HC,COと反応して還元せしめられ
る。このようにして白金Ptの表面上にNO2 が存在し
なくなると吸収材から次から次へとNO2 が放出され
る。したがって流入する排気の空燃比をリッチにすると
短時間のうちにNOX 吸収材16からNOXが放出され
ることになる。
になるとNOX がNOX 吸収材16に吸収され、流入す
る排気の空燃比をリッチにするとNOX がNOX 吸収材
16から短時間のうちに放出される。したがって図1に
示す内燃機関ではNOX 吸収材16のNOX 吸収量が一
定量以上になったときに機関シリンダ内に供給される混
合気の空燃比を一時的にリッチにしてNOX 吸収材16
からNOX を放出させ、この放出されたNOX を還元す
るようにしている。
まれており、NOX 吸収材16にはNOX ばかりでなく
イオウ分例えばSOX も吸収される。このNOX 吸収材
16へのイオウ分の吸収メカニズムはNOX の吸収メカ
ニズムと同じであると考えられる。すなわち、NOX の
吸収メカニズムを説明したときと同様に担体上に白金P
tおよびバリウムBaを担持させた場合を例にとって説
明すると、前述したように流入する排気の空燃比がリー
ンのときには酸素O2 がO2 - またはO2-の形で白金P
tの表面に付着しており、流入する排気中のSOX 例え
ばSO2 は白金Ptの表面でO2 - またはO2-と反応し
てSO3 となる。次いで生成されたSO3 は白金Pt上
で更に酸化されつつ吸収材内に吸収されて酸化バリウム
BaOと結合しながら、硫酸イオンSO4 2- の形で吸収
材内に拡散する。次いでこの硫酸イオンSO4 2- はバリ
ウムイオンBa2+と結合して硫酸塩BaSO4 を生成す
る。
しずらく、流入する排気の空燃比を単にリッチにしても
硫酸塩BaSO4 は分解されずにそのまま残る。したが
ってNOX 吸収材16内には時間が経過するにつれて硫
酸塩BaSO4 が増大することになり、斯くして時間が
経過するにつれてNOX 吸収材16が吸収しうるNO X
量が低下することになる。
硫酸塩BaSO4 はNOX 吸収材16の温度がNOX 吸
収材16のSOX 放出温度よりも高いときに流入する排
気の空燃比をリッチまたは理論空燃比にすると分解して
硫酸イオンSO4 2- がSO3の形で吸収材から放出され
る。そこで図1の内燃機関では、NOX 吸収材16の温
度がSOX 放出温度よりも高いときにNOX 吸収材16
内に流入する排気の空燃比を一時的にリッチにし、それ
によってNOX 吸収材16からSOX を放出させるよう
にしている。このとき放出されたSO3 は流入する排気
中の未燃HC,COによってただちにSO2 に還元せし
められる。
6はイオウ分吸収材を構成している。なお、NOX 吸収
材からSOX を放出させるべきときにNOX 吸収材16
に流入する排気の空燃比をリッチにするか理論空燃比に
するかは単位時間当りにNO X 吸収材16から放出され
るSOX の量に応じて定められる。ところで、図1の内
燃機関のようにNOX 吸収材16に流入する排気か或い
はNOX 吸収材16を直接加熱するための例えば電気ヒ
ータを備えていない場合にNOX 吸収材16の温度がS
OX 放出温度よりも高くなるのは例えば機関高負荷運転
時であるが、機関高負荷運転時にはNOX 吸収材16内
を流通する排気の流速が高くなっている。ところが、N
OX 吸収材16内を流通する排気の流速が高いときには
排気とNOX 吸収材16との接触時間が短くなる。しか
しながら、NOX 吸収材16からのSOX の放出速度は
比較的低く、このため排気とNOX 吸収材16との接触
時間が短いときにNOX 吸収材16内に流入する排気の
空燃比を一時的にリッチにしてもSOX を十分に放出さ
せることができない。言い換えると、排気とNOX 吸収
材16との接触時間が短いときにNOX 吸収材16から
吸収されているSOX を十分に放出させるためにはNO
X 吸収材16内に流入する排気の空燃比を長時間にわた
ってリッチにするか、或いはリッチ度合いを大きくしな
ければならなくなる。
16内を流通する排気の流速SVNが予め定められた設
定流速SVN1よりも低いときに、すなわち排気とNO
X 吸収材16との接触時間がNOX 吸収材16からSO
X を十分に放出させるために必要な接触時間よりも長い
ときにNOX 吸収材16内に流入する排気の空燃比を一
時的にリッチにし、それによってNOX 吸収材16から
SOX を放出させるようにしている。すなわち、NOX
吸収材16の温度がSOX 放出温度よりも高く、かつ排
気流速SVNが設定流速SVN1よりも低いときにNO
X 吸収材16内に流入する排気の空燃比が一時的にリッ
チにせしめられる。NOX 吸収材16内を流通する排気
の流速が低くなると排気とNOX 吸収材16との接触時
間が長くなり、すなわちNOX 吸収材16内における排
気の滞留時間が長くなり、したがって排気をSOX 放出
作用のために有効に利用できるようになる。その結果、
NOX 吸収材16内に流入する排気の空燃比をリッチに
すべき時間を短縮することができ、或いはNOX 吸収材
16内に流入する排気のリッチ度合いを小さく維持する
ことができる。なお、NOX 吸収材16の温度がSOX
放出温度よりも高くかつ排気流速SVNが設定流速SV
N1よりも低くなるのは例えば機関高負荷運転直後の低
負荷運転時などである。
収材16内の排気中にCOまたは水素H2 が存在すると
硫酸塩BaSO4 は比較的容易に分解してSO3 の形で
NO X 吸収材16から放出され、COまたはH2 が多く
なるとさらに放出されやすくなることが確認されてい
る。一方、表1に示されるように排気流速が低いときに
リッチ混合気を燃焼せしめたときの排気中には高濃度の
COおよび未燃HCが含まれており、この未燃HCが酸
素またはNOX により酸化されるときにCOおよびH2
が生成される。すなわち、排気流速が高いときには燃焼
室3から排出された排気は高温に維持されてNOX 吸収
材16上流の排気通路内を流通する。このためNOX 吸
収材16上流の排気通路内においてCOおよび未燃HC
の酸化反応が進行し、斯くしてNOX 吸収材16に流入
する排気中の未燃HC濃度およびCO濃度が低下する。
これに対し排気流速が低いときの排気の温度は排気が燃
焼室3から排出されると直ちに低下するので未燃HCお
よびCOが排気通路内で酸化されることなくNOX 吸収
材16に致り、すなわち未燃HCおよびCOが高濃度に
維持されつつNOX 吸収材16内に流入する。そこで、
図1の内燃機関ではNOX 吸収材16内に流入する排気
の空燃比をリッチにするために燃焼室3内に供給される
混合気の空燃比をリッチにして点火栓4により着火、燃
焼せしめるようにし、すなわちリッチ混合気を燃焼せし
めるようにし、かつNOX 吸収材16からSOX を放出
させるために排気流速が低いときにリッチ混合気を燃焼
せしめるようにしている。
転数は2800r.p.m であり、燃焼室3内で燃焼せしめ
られる混合気の空燃比は13.0である。一方、リーン
混合気を燃焼せしめつつ排気マニホルド15内に例えば
燃料(ガソリン)を2次的に供給することによってもN
OX 吸収材16内に流入する排気の空燃比をリッチにす
ることができる。ところがこの場合、NOX 吸収材16
内に流入する燃料は分子量が大きい高級炭化水素である
のでCOおよびH2 が容易に生成されない。これに対
し、リッチ混合気を燃焼せしめた場合にNOX 吸収材1
6内に流入する未燃HCは分子量が小さい低級炭化水素
であり、すなわち部分酸化されている炭化水素であり、
このため比較的容易にCOおよびH2 が生成される。し
たがって、NOX 吸収材16から吸収されているSOX
を十分に放出させるためには排気マニホルド15内に燃
料を2次的に供給するよりもリッチ混合気を燃焼せしめ
たほうが好ましい。そこで、図1の内燃機関ではNOX
吸収材16内に流入する排気の空燃比をリッチにするた
めにリッチ混合気を燃焼せしめるようにしている。
6から放出されるSOX 量との関係を示す実験結果であ
り、図13は排気流速SVNとNOX 吸収材16から放
出されるNOX 量との関係を示す実験結果である。図1
2および図13においてSVN=10,000(h-1)
のときのSOX 放出量またはNOX 放出量を1としてい
る。図12からわかるように、排気流速が低いときには
高いときに比べてNO X 吸収材16から多量のSOX を
放出できることがわかる。これに対し図13に示される
ように、排気流速が変化してもNOX 放出量はさほど変
化しない。これは、硝酸塩の分解速度が十分に高いため
である。言い換えると、硫酸塩の分解速度がかなり低い
ために排気流速が高いときには放出SOX 量が少くな
る。
けるSOX 放出制御についてさらに詳細に説明する。図
5のルーチンは予め定められた設定時間毎の割り込みに
よって実行される。図5を参照すると、まず初めにステ
ップ50においてNOX 吸収材16に流入する排気の温
度TEXNが図6のマップに基づいて算出される。この
TEXNはNOX 吸収材16の温度を表しており、した
がって以下ではTEXNをNOX 吸収材温度と称する。
NOX 吸収材温度TEXNを求めるためにNOX 吸収材
16の流入端に温度センサを取り付けることもできる
が、NOX 吸収材温度TEXNは機関運転状態に基づい
て求めることができる。そこで、図1の内燃機関ではN
OX 吸収材温度TEXNを機関負荷Q/Nおよび機関回
転数Nの関数として予め実験により求めておき、機関負
荷Q/Nおよび機関回転数Nに基づいてNOX 吸収材温
度TEXNを算出するようにしている。このNOX 吸収
材温度TEXNは図6に示されるマップの形で予めRO
M32内に記憶されている。
EXNがNOX 吸収材16のSOX放出温度TEXN1
例えば500℃よりも高いか否かが判別される。TEX
N>TEXN1のときには次いでステップ52に進み、
NOX 吸収材16内を流通する排気の流速SVNが算出
される。排気流速SVNを求めるためにNOX 吸収材1
6の流入端に流速センサを取り付けることもできるが、
排気流速SVNは機関運転状態に基づいて求めることが
できる。すなわち、各曲線が同一排気流速を示している
図7(A)に示されるように、排気流速SVNは機関負
荷Q/Nが高くなるほど高くなり、機関回転数Nが高く
なるほど高くなる。そこで、図1の内燃機関では排気流
速SVNを機関負荷Q/Nおよび機関回転数Nの関数と
して予め実験により求めておき、機関負荷Q/Nおよび
機関回転数Nに基づいて排気流速SVNを算出するよう
にしている。この排気流速SVNは図7(B)に示され
るマップの形で予めROM32内に記憶されている。
め定められた設定流速SVN1よりも低いか否か、すな
わち排気とNOX 吸収材16との接触時間がNOX 吸収
材16からSOX を十分に放出させるために必要な接触
時間よりも長いか否かが判別される。SVN<SVN1
のときには接触時間がSOX 放出のために十分であると
判断して次いでステップ54に進み、NOX 吸収材16
からSOX が放出されるときにセットされ、このSOX
放出作用を行われないときにリセットされるSOX 放出
フラグがセットされる。すなわち、TEXN>TEXN
1でありかつSVN<SVN1のときにSOX 放出フラ
グがセットされる。SOX 放出フラグがセットされると
後述するように燃焼室3内で燃焼せしめられる混合気の
空燃比がリッチにされる。続くステップ55ではSOX
放出作用が行われている時間を表すカウンタCSが1だ
けインクリメントされる。続くステップ56ではカウン
タCSが一定値CS1よりも大きいか否か、すなわちS
OX 放出作用が一定時間行われたか否かが判別される。
CS≦CS1のときには処理サイクルを終了する。これ
に対しCS>CS1のときすなわちSOX 放出作用が一
定時間行われたときには次いでステップ57に進み、S
OX 放出フラグがリセットされる。続くステップ58で
はカウンタCSがクリアされる。次いで処理サイクルを
終了する。
N≦TEXN1のときまたはステップ53においてSV
N≧SVN1のときには次いでステップ57にジャンプ
してSOX 放出フラグがリセットされる。したがって、
SOX 放出作用が停止される。次に、図8を参照して図
1の内燃機関におけるNOX 放出制御についてさらに詳
細に説明する。図8のルーチンは予め定められた設定時
間毎の割り込みによって実行される。
0において図5のルーチンにおいてセットまたはリセッ
トされるSOX 放出フラグがセットされているか否かが
判別される。SOX 放出フラグがリセットされていると
きには次いでステップ61に進み、NOX 吸収材16か
らNOX が放出還元されるときにセットされ、このNO
X 放出作用が行われないときにリセットされるNOX 放
出フラグがセットされているか否かが判別される。NO
X 放出フラグがリセットされているとき、すなわちSO
X 放出フラグもNOX 放出フラグもリセットされている
ときには次いでステップ62に進む。SOX 放出フラグ
もNOX 放出フラグもリセットされているときには後述
するようにNOX 吸収材16内に流入する排気の空燃比
がリーンとされており、したがってこのときNOX 吸収
材16ではNOX 吸収作用が行われる。
6内に吸収されているNOX 量すなわち吸収NOX 量S
Nを求める部分である。この吸収NOX 量SNを直接求
めるのは困難であるので図1の内燃機関では機関から排
出されるNOX 量すなわち機関運転状態に基づいて吸収
NOX 量SNを推定するようにしている。すなわち、ま
ずステップ62では単位時間当たりにNOX 吸収材16
内に流入するNOX 量すなわち流入NOX 量FNが算出
される。各曲線が同一流入NOX 量を示している図9
(A)に示されるように、流入NOX 量FNは機関負荷
Q/Nが高くなるほど多くなり、機関回転数Nが高くな
るほど多くなる。そこで、図1の内燃機関では流入NO
X 量FNを機関負荷Q/Nおよび機関回転数Nの関数と
して予め実験により求めておき、機関負荷Q/Nおよび
機関回転数Nに基づいて流入NOX量FNを算出するよ
うにしている。この流入NOX 量FNは図9(B)に示
されるマップの形で予めROM32内に記憶されてい
る。続くステップ63では次式に基づいて吸収NOX 量
SNが算出される。
の時間であり、したがってFN・DLTは前回のルーチ
ンから今回のルーチンまでにNOX 吸収材16内に吸収
されたNOX 量を表している。続くステップ64では吸
収NOX 量SNが予め定められた設定量SN1よりも大
きいか否かが判別される。この設定量SN1は例えばN
OX 吸収材16が吸収しうる最大NOX 量の30パーセ
ント程度である。SN≦SN1であれば処理サイクルを
完了し、SN>SN1であればステップ65に進んでN
OX 放出フラグがセットされる。続くステップ66では
NOX 放出フラグがセットされたときの吸収NOX 量S
Nが初期吸収量SNIとされる。
ステップ61からステップ67に進む。NOX 放出フラ
グがセットされているときには後述するようにNOX 吸
収材16内に流入する排気の空燃比がリッチとされてお
り、したがってこのときNO X 吸収材16ではNOX 放
出作用が行われる。ステップ67では単位時間当たり単
位初期吸収量当たりにNOX 吸収材16から放出される
NOX 量すなわち放出NOX 量DNが算出される。
気の空燃比をリッチとしたときに単位時間当たり単位初
期吸収量当たりにNOX 吸収材16から放出されるNO
X 量を示す実験結果である。図10(A)において実線
はNOX 吸収材16の温度が高いときを示しており、破
線はNOX 吸収材16の温度が低いときを示しており、
tはNOX 吸収材16内に流入する排気の空燃比がリッ
チとされてからの時間を示している。NOX 吸収材16
の温度が高くなるとNOX 吸収材16における硝酸塩の
分解速度が高くなり、したがって図10(A)に示され
るように排気温度TEXNが高くなると放出NOX 量D
Nが多くなる。この放出NOX 量DNは排気温度TEX
Nと時間tとの関数として図10(B)に示されるマッ
プの形で予めROM32内に記憶されている。続くステ
ップ68では次式に基づいて吸収NOX 量SNが算出さ
れる。
16から放出されるNOX 量を示しており、DN・SN
I・DLTは前回のルーチンから今回のルーチンまでに
NOX 吸収材16から放出されたNOX 量を表してい
る。続くステップ69では吸収NOX 量SNが零以下で
あるか否かが判別される。SN>0であれば処理サイク
ルを完了し、SN≦0であればステップ70に進んでN
OX 放出フラグがリセットされる。
るときにもステップ60からステップ67に進む。後述
するように、SOX 放出フラグがセットされているとき
にもNOX 吸収材16内に流入する排気の空燃比がリッ
チとされ、したがってNOX吸収材16ではSOX 放出
作用と共にNOX 放出作用が行われている。図11は燃
料噴射時間TAUの算出ルーチンを示している。このル
ーチンは予め定められた設定クランク角毎の割り込みに
よって実行される。
80において図2に示すマップから基本燃料噴射時間T
Pが算出される。次いでステップ81ではSOX 放出フ
ラグがリセットされているか否かが判別される。SOX
放出フラグがリセットされているときにはステップ82
に進んでNOX 放出フラグがリセットされているか否か
が判別される。NOX 放出フラグがリセットされている
ときにはステップ83に進んで補正係数Kが例えば0.
6とされ、次いでステップ84では基本燃料噴射時間T
Pに補正係数Kを乗算することによって燃料噴射時間T
AUが算出される。したがってこのときには燃焼室3内
に供給される混合気がリーンとなり、したがってリーン
混合気が燃焼せしめられてNOX 吸収材16内に流入す
る排気の空燃比がリーンとなる。
出フラグがセットされるとステップ81または82から
ステップ85に進んで補正係数Kが例えば1.3とさ
れ、次いでステップ84に進む。したがってこのときに
は燃焼室3内に供給される混合気がリッチとなり、した
がってリッチ混合気が燃焼せしめられてNOX 吸収材1
6内に流入する排気の空燃比がリッチとなる。
た場合を示している。なお、図14において図1の実施
態様と同様の構成要素は同一の参照符号でもって示され
ている。図14を参照すると、燃料噴射弁11は燃焼室
3内に配置されており、したがって燃焼室3内に直接燃
料が噴射される。一方、排気マニホルド15は排気管2
0を介しSOX 吸収材21を内蔵したケーシング22に
接続され、ケーシング22は排気管23を介しNOX 吸
収材16を内蔵したケーシング17に接続される。排気
管20と排気管23間にはSOX 吸収材21を迂回して
延びるバイパス管24が設けられる。また、バイパス管
24の排気流入端よりも下流側に位置する排気管20内
にはアクチュエータ25により駆動される排気制御弁2
6が配置される。この排気制御弁26は通常全開にされ
ており、したがって機関から排出されたほとんどすべて
の排気がSOX 吸収材21内に流入し、次いでNOX 吸
収材16内に流入する。これに対し、排気制御弁26が
閉弁せしめられると機関から排出された排気の一部がバ
イパス管24内に流入し、すなわちSOX 吸収材21を
迂回してNOX 吸収材16内に流入し、残りの排気はS
OX 吸収材21内に流入し、次いでNOX 吸収材16内
に流入する。すなわち、排気制御弁26が閉弁せしめら
れるとSOX 吸収材21内に流入する排気流量が低減せ
しめられる。
1には電気ヒータ27が取り付けられており、この電気
ヒータ27はリレー28を介して電源29に接続されて
いる。リレー28は通常オフにされており、リレー28
がオンにされると電気ヒータ27に電力が供給されてS
OX 吸収材21が加熱される。なお、アクチュエータ2
5およびリレー28は電子制御ユニット30からの出力
力信号に基づいて制御される。
(図示しない)の踏み込み量に比例した出力電圧を発生
し、この出力電圧は対応するAD変換器39を介して電
子制御ユニット30の入力ポート35に入力される。ま
た、入力ポート35には車速を表す出力パルスを発生す
る車速センサ43が接続される。一方、出力ポート36
は対応する駆動回路41を介してアクチュエータ25お
よびリレー28に接続される。
は通常、機関から排出されるスモークや微粒子を低減す
るために、燃焼室3内で燃焼される混合気の平均空燃比
は理論空燃比よりもリーンに維持されている。したがっ
て通常運転時に機関から排出されたNOX はNOX 吸収
材16に吸収される。上述したようにNOX 吸収材16
にSOX が流入するのは好ましくない。そこで本実施態
様では、NOX 吸収材16にSOX が流入しないように
SOX 吸収材21をNOX 吸収材16上流に配置してい
る。このSOX 吸収材21は流入する排気の空燃比がリ
ーンのときにSOX を吸収し、SOX 吸収材21の温度
がSO X 吸収材21のSOX 放出温度よりも高いときに
流入する排気中の酸素濃度が低下すると吸収しているS
OX を放出する。
X が吸収されると安定した硫酸塩BaSO4が形成さ
れ、その結果NOX 吸収材16に流入する排気の空燃比
をただ単にリッチにしてもSOX がNOX 吸収材16か
ら放出されなくなる。したがって、SOX 吸収材21に
流入する排気の空燃比をリッチにときにSOX 吸収材2
1からSOX が容易に放出されるようにするためには吸
収したSOX が硫酸イオンSO42−の形で吸収材内に
存在するようにするか、或いは硫酸塩BaSO4が生成
されたとしても硫酸塩BaSO4が安定しない状態で吸
収材内に存在するようにすることが必要となる。これを
可能にするSOX 吸収材21としては例えばアルミナか
らなる担体上に鉄Fe、マンガンMn、ニッケルNi、
錫Snのような遷移金属およびリチウムLiから選ばれ
た少なくとも1つを担持した吸収材を用いることができ
る。
1に流入する排気の空燃比がリーンのときに排気中に含
まれるSO2 が吸収材の表面で酸化されつつ硫酸イオン
SO 4 2- の形で吸収材内に吸収され、次いで吸収材内に
拡散される。この場合SOX吸収材21の担体上に白金
Ptを担持させておくとSO2 がSO3 2- の形で白金P
t上に付着し易くなり、斯くしてSO2 が硫酸イオンS
O4 2- の形で吸収材内に吸収されやすくなる。したがっ
てSO2 の吸収を促進するためにはSOX 吸収材21の
担体上に白金Ptを担持させることが好ましい。
21に流入する排気の空燃比はリーンであるので機関か
ら排出されるSOX はSOX 吸収材21に吸収され、N
OX吸収材16にはNOX のみが吸収されることにな
る。ところがSOX 吸収材21のSOX 吸収能力にも限
度があり、SOX 吸収材21のSOX 吸収能力が飽和す
る前にSOX 吸収材21からNOX を放出させる必要が
ある。そこで本実施態様では、SOX 吸収材21に吸収
されているSOX 量が一定量以上になったときにSOX
吸収材21の温度を一時的にSOX 吸収材21のSOX
放出温度よりも高くすると共に、SOX 吸収材21に流
入する排気の空燃比を一時的にリッチにし、それにより
SOX 吸収材21からSOX を放出させるようにしてい
る。このように本実施態様においてSOX 吸収材21は
イオウ分吸収材を構成している。
べきときにSOX 吸収材21内を流通する排気の流速を
低くすると、上述の実施態様と同様にSOX 吸収材21
からSOX が速やかに放出される。そこで本実施態様で
は、SOX 吸収材21からSOX を放出させるべきとき
にはSOX 吸収材21内を流通する排気の流速SVSを
予め定められた設定流速SVS1よりも低くしている、
すなわち排気とSOX吸収材21との接触時間がSOX
吸収材21からSOX を十分に放出させるために必要な
接触時間よりも長くしている。したがって本実施態様で
は、SOX 吸収材21から吸収されているSOX を放出
させるべきときにはSOX 吸収材21の温度がSOX 吸
収材21のSOX 放出温度よりも高くされ、かつSOX
吸収材21に流入する排気の空燃比が一時的にリッチさ
れ、かつ排気流速SVSが設定流速SVS1よりも低く
される。次に本実施態様のSOX 放出作用およびNOX
放出作用ついて詳細に説明する。
収材21に吸収されているSOX 量すなわち吸収SOX
量が一定量以上になったときにSOX 吸収材21のSO
X 放出作用が行われる。吸収SOX 量を直接求めること
は困難であるので機関から排出されるSOX 量すなわち
車両走行距離に基づいて吸収SOX 量を推定するように
している。すなわち、車両走行距離の積算値SDDが大
きくなるにつれて吸収SOX 量が多くなる。そこで、車
両走行距離積算値SDDが予め定められた設定値SDD
1よりも大きくなったときにSOX 吸収材21のSOX
放出作用を行うようにしている。なお、この設定値SD
D1は例えばSOX 吸収材21が吸収しうる最大SOX
量の30パーセントに相当する。
排気制御弁26が閉弁され、それによりSOX 吸収材2
1内を流通する排気の流速SVSが設定流速SVS1よ
りも低くせしめられる。この場合の排気制御弁26の開
度VOPはVSとされるが、このVSは排気流速SVS
を設定流速SVS1よりも低くするのに必要な開度であ
って、アクセルペダルの踏み込み量DEPと機関回転数
Nとの関数として予め実験により求められている。この
VSは図15に示されるマップの形で予めROM32内
に記憶されている。
の空燃比がリッチとされる。SOX吸収材21に流入す
る排気の空燃比をリッチにするために本実施態様では、
圧縮上死点周りに行われる燃料噴射とは別に燃料噴射弁
11から膨張行程または排気行程に2回目の燃料噴射す
なわち2次燃料噴射を行うようにしている。なお、この
2次燃料噴射による燃料は機関出力にほとんど寄与しな
い。この場合の2次燃料噴射量QSFはQSRとされる
が、このQSRはSOX 吸収材21に流入する排気の空
燃比をSOX 放出のために最適なリッチ空燃比とするの
に必要な燃料噴射量であって、アクセルペダルの踏み込
み量DEPと機関回転数Nとの関数として予め実験によ
り求められている。このQSRは図16に示されるマッ
プの形で予めROM32内に記憶されている。
内で部分酸化され、すなわち低級炭化水素の形でSOX
吸収材21内に流入する。その結果、上述したようにC
OおよびH2が比較的容易に生成され、斯くしてSOX吸
収材21内の硫酸塩BaSO4が容易に分解せしめられ
る。SOX吸収材21内を流通する排気の流速が低下さ
れ、SOX吸収材21内に流入する排気の空燃比がリッ
チとされると次いでSOX吸収材21が加熱される。と
ころが2次燃料噴射を開始した直後はSOX吸収材21
の表面に酸素が残存しており、このときSOX吸収材2
1の温度をSOX放出温度にしてもSOX吸収材21から
SOXが十分に放出されない。そこで本実施態様では、
2次燃料噴射が開始されてから一定時間経過した後にS
OX吸収材21の加熱を開始するようにしている。すな
わち、リレー28がオンにされてから電気ヒータ27が
作動される。
放出温度よりも高くなるとSOX 吸収材21からSOX
が放出される。このときNOX 吸収材16に流入する排
気の空燃比もリッチであるのでSOX 吸収材21から放
出されたSOX はNOX 吸収材16に吸収されることな
くNOX 吸収材16を通過する。また、このときNO X
吸収材16のNOX 放出還元作用が行われる。
け経過すると、SOX 吸収材21からほぼすべてのSO
X が放出したと判断されてSOX 放出作用が停止され
る。すなわち、リレー28がオフにされ、2次燃料噴射
が停止され、排気制御弁26が全開にされる。このよう
に本実施態様ではSOX 吸収材21内を流通する排気流
量が少なくなった後にSOX 吸収材21を加熱するよう
にしており、このためSOX 吸収材21をSOX 放出温
度まで加熱するのに必要なエネルギを低減することがで
きる。
Nが設定値SN1よりも大きくなると2次燃料噴射が行
われ、それによりNOX 吸収材16のNOX 放出作用が
行われる。このときの2次燃料噴射量QSFはQSNと
されるが、このQSNはNO X 吸収材16に流入する排
気の空燃比をNOX 放出還元のために最適なリッチ空燃
比とするのに必要な燃料噴射量であって、アクセルペダ
ルの踏み込み量DEPと機関回転数Nとの関数として予
め実験により求められている。このQSNは図17に示
されるマップの形で予めROM32内に記憶されてい
る。
きにはSOX 吸収材21内にSOXだけでなくNOX も
吸収される。このNOX は流入する排気の空燃比がリッ
チとされると、すなわちSOX 吸収材21のSOX 放出
作用またはNOX 吸収材16のNOX 放出作用が行われ
るとSOX 吸収材21から放出されて還元される。図1
8および図19は本実施態様によるSOX 放出制御ルー
チンを示している。このルーチンは予め定められた設定
時間毎の割り込みによって実行される。
めにステップ100ではSOX 吸収材21からSOX が
放出されるときにセットされ、このSOX 放出作用が行
われないときにリセットされるSOX 放出フラグがセッ
トされているか否かが判別される。SOX 放出フラグが
リセットされているときには次いでステップ101に進
み、前回の処理ルーチンから今回の処理ルーチンまでの
車両走行距離DDが車速センサ43の出力パルスに基づ
いて算出される。続くステップ102では車両走行距離
の積算値SDDが算出される(SDD=SDD+D
D)。続くステップ103では車両走行距離積算値SD
Dが設定値SDD1よりも大きいか否かが判別される。
SDD≦SDD1のときには処理サイクルを終了し、こ
のときSOX放出作用は行われない。これに対し、DD
>SDD1のときには次いでステップ104に進み、S
OX 吸収材21のSOX 放出作用が開始される。
御弁26を閉弁させるための開度VSが図15のマップ
から算出される。続くステップ105では排気制御弁2
6の開度VOPがこのVSとされる。続くステップ10
6ではSOX 吸収材21に流入する排気の空燃比をリッ
チとするための燃料噴射量QSRが図16のマップから
算出される。続くステップ107では2次燃料噴射量Q
SFがこのQSRとされる。続くステップ108ではS
OX 吸収材21に流入する排気の空燃比がリッチとされ
てからの時間を表すカウント値CSRが1だけインクリ
メントされる。続くステップ109ではカウント値CS
Rが一定値CSR1よりも大きいか否かが判別される。
CSR≦CSR1のときには処理サイクルを終了し、こ
れに対しCSR>CSR1のときすなわちSOX 吸収材
21に流入する排気の空燃比がリッチとされてから一定
時間経過したときには次いでステップ110に進んでS
O X 放出フラグをセットした後にステップ111に進ん
でリレー28がオンにされる。すなわち、SOX 吸収材
21の加熱が開始される。
ステップ100からステップ112に進み、図15のマ
ップからVSが算出され、続くステップ113では排気
制御弁26の開度VOPがVSとされる。続くステップ
114ではSOX 放出フラグがセットされている時間を
表すカウント値CSSが1だけインクリメントされる。
続くステップ115ではカウント値CSSが一定値CS
S1よりも大きいか否かが判別される。CSS≦CSS
1のときには処理サイクルを終了し、SOX 放出作用が
継続される。これに対しCSS>CSS1のときにはS
OX 吸収材21内のほぼすべてのSOX が放出されたと
判断して次いでステップ116に進み、SOX 放出フラ
グがリセットされる。続くステップ117ではリレー2
8がオフにされ、続くステップ118では2次燃料噴射
量QSFが零とされすなわち2次燃料噴射が停止され、
続くステップ119では排気制御弁26の開度VOPが
全開を表すFLとされる。続くステップ120では車両
走行距離積算値SDDがクリアされ、続くステップ12
1ではカウント値CSRがクリアされ、続くステップ1
22ではカウント値CSSがクリアされる。
ルーチンを示している。このルーチンは予め定められた
設定時間毎の割り込みによって実行される。図20を参
照すると、まず初めにステップ140では図18および
図19のルーチンでセットまたはリセットされるSOX
放出フラグがセットされているか否かが判別される。S
OX 放出フラグがセットされていないと、すなわちSO
X 放出作用が行われていないときには次いでステップ1
41に進み、NOX 吸収材16からNOX が放出還元さ
れるときにセットされ、このNOX 放出作用が行われな
いときにリセットされるNOX 放出フラグがセットされ
ているか否かが判別される。NOX 放出フラグがリセッ
トされているとき、すなわちSOX 放出フラグもNOX
放出フラグもリセットされているときには次いでステッ
プ142に進み、流入NOX 量FNが図9(B)のマッ
プから算出され、続くステップ143では吸収NOX 量
SNが算出される(SN=SN+FN・DLT)。続く
ステップ144では吸収NOX 量SNが上述の設定量S
N1よりも大きいか否かが判別される。SN≦SN1の
ときには処理サイクルを終了し、これに対しSN>SN
1のときには次いでステップ145に進んでNOX 放出
フラグがセットされる。続くステップ146ではNOX
吸収材16に流入する排気の空燃比をリッチとするため
の燃料噴射量QNRが図17のマップから算出される。
続くステップ147では2次燃料噴射量QSFがこのQ
NRとされる。
プ141からステップ148に進み、NOX 放出フラグ
がセットされている時間を表すカウント値CNが1だけ
インクリメントされる。続くステップ149ではカウン
ト値CNが一定値CN1よりも大きいか否かが判別され
る。CN≦CN1のときには処理サイクルを終了し、こ
れに対しCN>CN1のときにはNOX 吸収材16内の
ほぼすべてのNOX が放出されたと判断して次いでステ
ップ150に進み、2次燃料噴射量QSRが零とされ
る。続くステップ151ではNOX 放出フラグがリセッ
トされる。続くステップ152では吸収NOX 量SNが
クリアされ、続くステップ153ではカウント値CNが
クリアされる。
るときにはステップ140からステップ152からステ
ップ154に進む。上述したようにSOX 吸収材21の
SO X 放出作用が行われるとNOX 吸収材16のNOX
放出作用も行われ、SOX 放出作用が完了するとNOX
放出作用も完了する。そこでSOX 放出フラグがセット
されているときにはステップ152から154に進み、
NOX 放出フラグをリセットしまたはリセット状態に維
持し、吸収NOX 量SNおよびカウント値SNをクリア
するようにしている。
様は電気ヒータ27、リレー28および電源29が設け
られていない点で図14の実施態様と構成を異にしてい
る。上述したように2次燃料噴射を行うと2次燃料の一
部が燃焼室3内または排気通路内で燃焼する。したがっ
て、燃焼室3内または排気通路内で燃焼する2次燃料量
を多くすればSOX 吸収材21に流入する排気の温度を
高めることができる。そこで本実施態様では、SOX 放
出作用を行うべきときの2次燃料噴射時期をNOX 放出
作用を行うべきときの2次燃料噴射時期よりも早く定め
ている。
の2次燃料噴射時期RTDは例えば圧縮上死点後180
°クランク角から210°クランク角までに定められ
る。これに対し、SOX 放出作用を行うべきときの2次
燃料噴射時期ADVは例えば圧縮上死点後90°クラン
ク角から180°クランク角までに定められる。その結
果、電気ヒータを設けることなくSOX 吸収材21を加
熱してSOX 吸収材21の温度をSOX 放出温度よりも
高くすることができる。
SOX 放出制御ルーチンを示している。このルーチンは
予め定められた設定時間毎の割り込みによって実行され
る。なお、本実施態様でも図20に示すNOX 放出制御
ルーチンが実行される。図22および図23を参照する
と、まず初めにステップ170ではSOX 吸収材21か
らSOX が放出されるときにセットされ、このSOX 放
出作用が行われないときにリセットされるSOX 放出フ
ラグがセットされているか否かが判別される。SOX 放
出フラグがリセットされているときには次いでステップ
171に進み、前回の処理ルーチンから今回の処理ルー
チンまでの車両走行距離DDが算出される。続くステッ
プ172では車両走行距離の積算値SDDが算出される
(SDD=SDD+DD)。続くステップ103では車
両走行距離積算値SDDが設定値SDD1よりも大きい
か否かが判別される。SDD≦SDD1のときには処理
サイクルを終了し、DD>SDD1のときには次いでス
テップ174に進み、SOX 放出フラグがセットされ
る。
プ170からステップ175に進み、排気制御弁26を
閉弁させるための開度VSが図15のマップから算出さ
れ、続くステップ176では排気制御弁26の開度VO
PがこのVSとされる。続くステップ177では2次燃
料噴射時期ITSが進角側に定められたADVとされ
る。続くステップ178ではSOX 吸収材21に流入す
る排気の空燃比をリッチとするための燃料噴射量QSR
が図16のマップから算出される。続くステップ179
では2次燃料噴射量QSFがこのQSRとされる。続く
ステップ180ではSOX 放出フラグがセットされてい
る時間を表すカウント値CSSが1だけインクリメント
される。続くステップ181ではカウント値CSSが一
定値CSS2よりも大きいか否かが判別される。CSS
≦CSS1のときには処理サイクルを終了し、CSS>
CSS2のときにはSOX 吸収材21内のほぼすべての
SO X が放出されたと判断して次いでステップ182に
進み、SOX 放出フラグがリセットされる。続くステッ
プ183では2次燃料噴射時期ITSが遅角側のRTD
にされる。したがって次いでNOX 放出作用のために2
次燃料噴射が行われるときには2次燃料噴射時期ITS
はこのRTDとされる。続くステップ184では2次燃
料噴射量QSFが零とされすなわち2次燃料噴射が停止
され、続くステップ185では排気制御弁26の開度V
OPが全開を表すFLとされる。続くステップ186で
は車両走行距離積算値SDDがクリアされ、続くステッ
プ187ではカウント値CSSがクリアされる。
を速やかにかつ十分に放出させることができる。
よび酸素の濃度を概略的に示す線図である。
る。
トである。
トである。
チャートである。
X 量との関係を示す線図である。
X 量との関係を示す線図である。
る。
を示す線図である。
を示す線図である。
実行するためのフローチャートである。
実行するためのフローチャートである。
実行するためのフローチャートである。
る。
実行するためのフローチャートである。
実行するためのフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 機関排気通路内にイオウ分吸収材を配置
し、該イオウ分吸収材は流入する排気の空燃比がリーン
のときにイオウ分を吸収し、イオウ分吸収材の温度がイ
オウ分放出温度よりも高いときに流入する排気中の酸素
濃度が低くなると吸収しているイオウ分を放出し、該イ
オウ分吸収材から吸収されているイオウ分を放出させる
ために、イオウ分吸収材内を流通する排気の流速を求め
て該求められた排気の流速が予め定められた設定流速よ
りも低くかつイオウ分吸収材の温度がイオウ分放出温度
よりも高いときにイオウ分吸収材に流入する排気の空燃
比を一時的に理論空燃比またはリッチにするようにした
内燃機関の触媒被毒再生装置。
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