JP2605033Y2 - 屋根用雪止め金具 - Google Patents

屋根用雪止め金具

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JP2605033Y2
JP2605033Y2 JP1993074654U JP7465493U JP2605033Y2 JP 2605033 Y2 JP2605033 Y2 JP 2605033Y2 JP 1993074654 U JP1993074654 U JP 1993074654U JP 7465493 U JP7465493 U JP 7465493U JP 2605033 Y2 JP2605033 Y2 JP 2605033Y2
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JP
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bent
angle
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snow stopper
leg
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JP1993074654U
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JPH0740868U (ja
Inventor
新吾 宮島
孝治郎 小田島
Original Assignee
株式会社ミヤジマ
有限会社カネタカ産商
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根用雪止め金具の分
野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来雪止めアングル支持金具として、実
開平7−11627号公開公報が開示されていた。さら
に雪止め金具として、実開平4−107327号公開公
報及び枠体機構として実開昭59−111083号公開
公報が開示されていた。 従来開示の実開平7−1162
7号公開公報の雪止め金具におけるバネ体17 は、雪止
めアングル支持体1、1’の板厚より極めて薄い板材を
使用している。そのため、L型アングルの垂直板部を長
期間挟着し、且押圧していると、バネの弾力性が減少
し、弾性機能を低減せしめるおそれがあった。 さらに従
来開示の実開平4−107327号公開公報の雪止め金
具は、前記公開公報のようなバネ体17の使用がない。
また従来開示の実開昭59−11083号公開公報の枠
体取付機構にも、前記公開公報のようなバネ体17の使
用がない。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】しかるに本考案は、
雪止めアングルの垂直部が、一旦挿込まれると、折曲状
の弾性部によって長期間確実に押圧挟着されていると共
に、前記弾性部が抜け出したりしないようにしたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、L型雪止めア
ングルを構成する垂直部を嵌着する嵌着部と、前記アン
グルの水平部を支持する支持部とを有し、且前記支持部
と接続する小孔付き脚部を有する屋根用雪止め金具にお
いて、 前記小孔付き脚部を構成する先端部を上方に折曲
する傾斜状補強部と、前記傾斜状補強部を折曲して水平
状支持部を形成し、且前記水平状支持部を折曲して垂直
状支持部の下端部を所定の長さだけ前記脚部に離脱しな
いように接着すると共に、接着部分の端部を前記垂直状
支持部と平行状に、延接もしくは別設した前記垂直状支
持部と同じ板厚の金属板材の頂部を内側方に嵌挿したL
型アングルの垂直部を前記垂直状支持部方向に常時押圧
可能な形状をもって折曲する弾性部付きアングル押圧離
脱阻止部を形成せしめたことを特徴とする屋根用雪止め
金具である。
【0005】また、前記脚部が、雪止めアングルの水平
部と垂直部とを支持する支持体を構成する底部の端部
に、平葺き屋根等の折曲状接続部に嵌挿する折曲状嵌込
み部または折曲状嵌込み部と折曲部とを有する板状資材
製脚部としたことを特徴とする 請求項1記載の屋根用雪
止め金具である。
【0006】
【作用】本考案の請求項1及び同2の作用を説明すると
以下のとおりである。
【0007】屋根用雪止め金具を構成する垂直状支持部
と弾性部との間に、L型雪止めアングルの垂直部を叩き
ながら挿入すると、アングルの垂直部は弾性部に押圧さ
れながら侵入し、アングルの水平部は支持部上に密着す
る。
【0008】上述のように前記アングルの垂直部が、押
圧離脱阻止部の弾性部と垂直状支持部との間に、挿入
し、殊に前記弾性部によって、より一層アングルの垂直
部が常時押圧が確保され、不意に離脱のおそれがない。
【0009】さらに前記の押圧離脱阻止部の弾性部が、
図面上、上方に位置し、下方へ延設していないが、図面
に図示されている長さよりも長く形成してもよい。
【0010】上述のように弾性部を長くすると、アング
ルに対する押圧力がより一層大となり、離脱ができにく
ゝなる。
【0011】本考案の雪止め金具の脚部を構成する折曲
状嵌込み部を、平葺き屋根等の折曲状接続部に嵌挿させ
る。そして雪止めアングルを前述したアングル垂直部の
嵌挿部内に挿入した後、雪が降ってアングルに大量の積
雪が引掛り、アングルに大きな荷重がかゝっても、前記
の折曲状嵌込み部に形成されている補強用凹部によって
前記折曲状嵌込み部の強度が従来のものよりも著しく大
なので、折曲個所がのびるようなことがない。従って折
曲状嵌込み部がのびてしまい、のびに比例して、折曲状
接続部が破損するようなことが解消した。
【0012】
【実施例】本考案の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
【0013】aは屋根用雪止め金具であり、以下の構成
からなっている。即ち1は小孔2付き脚部であり、この
脚部1を構成する先端部3を上方に折曲形成して傾斜状
補強部4と、前記補強部4を折曲して水平状支持部5と
を形成する。そして前記支持部5を折曲して垂直状支持
部6を前記脚部1に接着する。前記垂直状支持部6と平
行状に、頂部7を内側方に折曲して弾性部8を形成した
アングル押圧離脱阻止部9を脚部1に取着する。bはア
ングルである。
【0014】さらに前記アングル押圧離脱阻止部9は、
一本の部材を折曲しながら延設し、脚部1に熔着しても
よい。
【0015】10はアングルbの水平部、11はアング
ルbの垂直部である。
【0016】a’は前記雪止め金具aと別個の雪止め金
具であり、以下の構成からなっている。即ち雪止めアン
グルbの水平部10と垂直部11とを支持する支持体1
2を構成する底部13の端部に、平葺き屋根c等の折曲
状接続部14に嵌挿する折曲状嵌込み部15または折曲
状嵌込み部15と折曲部16とを有する板状資材製脚部
17を接着せしめる。以上が雪止め金具a’の構成であ
る。
【0017】18は前記脚部17を構成する折曲状嵌込
み部15または折曲状嵌込み部15と折曲部16との折
曲個所に形成した補強用凹部である。前記凹部18は、
図面図示のような形状に限定しない。要するに折曲個所
が補強されゝばよい。そしてその数についても限定しな
い。19は小孔、20はかしめ部、21は屋根材であ
る。dは従来の屋根用雪止め金具である。
【0018】なお支持体12は、図面図示の形状に限定
するものでない。アングルbを挿込み支持することがで
きる形状であればよい。
【0019】さらに従来の雪止め金具dについても、図
面図示の形状に限定するものでない。
【0020】また、上述した本考案の雪止め金具a’に
おける補強用凹部18を形成する脚部17については、
図面図示の形状に限定するものでない。
【0021】
【効果】本考案は以下に示す効果を奏する。
【0022】本考案においては、屋根用雪止め金具を構
成する垂直状支持部と平行状にして且板厚が傾斜状補強
部、水平状支持部、垂直状支持部の板厚と同じ弾性部付
押圧離脱阻止部を、弾性部が内側になるようにして脚
部に固着せしめたので、雪止めアングルの垂直部が挿入
されても、同じ挟着度で常時押圧され、しかも容易に離
脱したりしないものである。
【0023】さらに本考案は、前記押圧離脱防止部に、
折曲状嵌込み部または折曲状嵌込み部と折曲部とを有す
る脚部を形成したので、L型アングルの垂直部を同じ挟
着度で常時押圧すると共に、係止されている雪止めアン
グルの積雪が引掛り、アングル全体に相当大きな荷重が
かゝっても、雪止め金具の脚部の強度が著大となり、容
易にのびたりしない。従って脚部の折曲状嵌込み部等の
のびによって生ずる屋根材の折曲状接続部が破損するよ
うなことがない利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案屋根用雪止め金具の使用状態を示す斜面
図である。
【図2】同金具の第2実施例を示す斜面図である。
【図3】同金具の第3実施例を示す斜面図である。
【図4】図3の金具の一部切欠拡大斜面図である。
【図5】図3の金具の使用状態を示す斜面図である。
【図6】従来の金具の斜面図である。
【符号の説明】
a、d・・・屋根用雪止め金具 a’・・・雪止め金具
1・・・脚部 2・・・小孔 3・・・先端部 4・・・
傾斜状補強部 5・・・水平状支持部 6・・・垂直状
支持部 7・・・頂部 8・・・弾性部 9・・・アング
ル押圧離脱阻止部b・・・アングル 10・・・水平部
11・・・垂直部 12・・・支持体13・・・底部
c・・・平葺き屋根 14・・・折曲状接続部 15・
・・折曲状嵌込み部 16・・・折曲部 17・・・板状
資材製脚部18・・・補強用凹部19・・・小孔 20
・・・かしめ部 21・・・屋根材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−107327(JP,U) 実開 昭59−111083(JP,U) 実開 平7−11627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/10

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】L型雪止めアングルを構成する垂直部を嵌
    着する嵌着部と、前記アングルの水平部を支持する支持
    部とを有し、且前記支持部と接続する小孔付き脚部を有
    する屋根用雪止め金具において、 前記小孔付き脚部を構成する先端部を上方に折曲する傾
    斜状補強部と、前記傾斜状補強部を折曲して水平状支持
    部を形成し、且前記水平状支持部を折曲して垂直状支持
    の下端部所定の長さだけ前記脚部に離脱しないよう
    接着すると共に、接着部分の端部を前記垂直状支持部
    と平行状に、延接もしくは別設した前記垂直状支持部と
    同じ板厚の金属板材の頂部を内側方に嵌挿したL型アン
    グルの垂直部を前記垂直状支持部方向に常時押圧可能な
    形状をもって折曲する弾性部付きアングル押圧離脱阻止
    を形成せしめたことを特徴とする屋根用雪止め金具。
  2. 【請求項2】前記脚部が、雪止めアングルの水平部と垂
    直部とを支持する支持体を構成する底部の端部に、平葺
    き屋根等の折曲状接続部に嵌挿する折曲状嵌込み部また
    は折曲状嵌込み部と折曲部とを有する板状資材製脚部
    したことを特徴とする請求項1記載の屋根用雪止め金
    具。
JP1993074654U 1993-12-28 1993-12-28 屋根用雪止め金具 Expired - Lifetime JP2605033Y2 (ja)

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JPH0740868U JPH0740868U (ja) 1995-07-21
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JP7016515B2 (ja) * 2017-09-30 2022-02-07 株式会社長谷川工業所 屋根用雪止め装置

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