JP2604819Y2 - ユニフォミティマシンに於けるリム幅調整装置 - Google Patents

ユニフォミティマシンに於けるリム幅調整装置

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JP2604819Y2
JP2604819Y2 JP1993057725U JP5772593U JP2604819Y2 JP 2604819 Y2 JP2604819 Y2 JP 2604819Y2 JP 1993057725 U JP1993057725 U JP 1993057725U JP 5772593 U JP5772593 U JP 5772593U JP 2604819 Y2 JP2604819 Y2 JP 2604819Y2
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JP
Japan
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rim
lower rims
rim width
outer end
uniformity machine
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JPH0727832U (ja
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新三 伊達木
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ユニフォミティマシ
ンに於けるリム幅調整装置に係わり、更に詳しくは主軸
に取付けられる上下リムのリム巾を簡単に調整すること
が出来るリム幅調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの均一性等を試験する装置
としてユニフォミティマシンが知られている。このユニ
フォミティマシンでは、図5に示すように、主軸1に嵌
合した上部リム2aまたは下部リム(図示せず)とを主
軸1の外周面に設けた油圧チャック3によりシェル4を
膨張させて上部リム2a及び下部リムを固定し、この上
下リム2aにより測定タイヤWを把持させ、測定タイヤ
Wを回転させながらユニフォミティを測定するものであ
るが、測定タイヤWの種類に応じて上部リム2aと下部
リムとのリム巾を調整する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ところで、従来では
測定タイヤWの種類に応じてリム巾を調整する場合に
は、上部リム2aと下部リムとを主軸1から取外して別
の上下リムを取付けてリム巾を変更するか、ねじ等を介
してリム巾を変更する方法が行われていた。然しなが
ら、リム巾を調整する場合に、上下リムの交換作業に
は、多くの労力と時間を要し、作業能率が極めて悪いと
言う問題があった。
【0004】この考案は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、リム巾を調整する場合に、一々上下
リムを脱着させることなく簡単に、しかも容易に調整作
業を行うことが出来るユニフォミティマシンに於けるリ
ム幅調整装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するため、上下リムの外側端面に、周方向に複数に分
割されたスペーサーを着脱可能に設けると共に、このス
ペーサーの当接端面と上下リムの外側端面とに、互いに
係脱可能な環状の係合部をそれぞれ設けたことを要旨と
するものである。
【0006】
【考案の作用】この考案は上記のように構成され、リム
巾を調整する場合、周方向に複数に分割されたスペーサ
ーを上下リムの外側端面に挿入するだけで簡単に、リム
巾の調整作業を行うことが出来、またシェルの膨張時に
おける上下リムの加圧力を、スペーサーと上下リムの外
側端面とに、互いに係脱可能な環状の係合部で受けるこ
とで、シェルとスペーサとの端面部が損傷するのを有効
に防止でき、シェルの寿命を伸ばすことが出来るもので
ある。
【0007】
【考案の実施例】以下、添付図面に基づき、この考案の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この考案を実
施したユニフォミティマシンの主軸1に、上部リム2a
と下部リム2b(以下上下リム2a,2bと言う)とを
取付けた断面図を示し、図1の中心線XーXより左側断
面は、リム巾調整前の状態、中心線XーXより右側断面
はリム巾調整後の状態を示している。
【0008】前記主軸1の上下リム2a,2bを把持す
る部分は、図2に示すように、主軸1の外周面に、圧油
を溜める溝状の油圧チャック3(油層)が形成され、こ
の油圧チャック3の外周には、前記油圧により膨張,収
縮する筒状のシェル4が嵌合されている。前記溝状の油
圧チャック3は、油路5を介して油圧シリンダー等の油
圧駆動手段6に接続され、この油圧駆動手段6から油圧
チャック3に圧油を供給してシェル4の外径を膨張さ
せ、測定タイヤWのビード部Waを挾持する上下リム2
a,2bを把持固定するものである。
【0009】前記上下リム2a,2bの外側端面上に
は、図3及び図4に示すように、周方向に複数に分割さ
れた環状のスペーサー7(この実施例では2分割)が着
脱可能に設けてあり、このスペーサー7の当接端面7a
と上下リム2a,2bの外側端面2xとに、互いに係脱
可能な環状の凹凸状の係合部8a,8bが形成されてい
る。
【0010】この実施例では、スペーサー7の当接端面
7aに凸状の係合部8aを形成すると共に、上下リム2
a,2bの外側端面2xに、前記凸状の係合部8aと係
合可能な凹状の係合部8bを形成してあるが、凹凸状の
係合部8a,8bを逆に形成しても良い。このように、
上下リム2a,2bの外側端面上に、単に複数に分割さ
れた環状のスペーサー7を設けるのではなく、スペーサ
ー7の当接端面7aと上下リム2a,2bの外側端面2
xとに、互いに係脱可能な凹凸状の係合部8a,8bを
設けることで、シェル4の膨張時にスペーサー7と上下
リム2a,2bとが係合してシェル4の端末部に局部的
な応力集中を防止して、損傷するのを有効に防止出来る
ものである。
【0011】即ち、上下リム2a,2bのリム巾を調整
する際、上下リム2a,2bの外側端面上に分割された
環状のスペーサー7を挿入することでリム巾を調整する
ものであるが、上下リム2a,2bを主軸1に保持する
際、前記油圧駆動手段6から油圧チャック3に圧油を供
給してシェル4の外径を膨張させる時に、上下リム2
a,2bの内径部Q1は、シェル4にの膨張によって内
側から加圧される。
【0012】しかし、スペーサー7の内径部Q2が大き
くてシェル4の外周面に接触しない場合には、上下リム
2a,2bの内径部Q1の加圧力が安定しないと同時
に、シェル4のQ3及びQ4に応力集中が起こり、シェ
ル4が割れる等の損傷を起こす場合がある。このため、
上下リム2a,2bの内径部Q1とスペーサー7の内径
部Q2は、精度良く加工されているが、この考案では、
更にスペーサー7の当接端面7aと上下リム2a,2b
の外側端面2xとに、互いに係脱可能な凹凸状の係合部
8a,8bを設けることで、シェル4の膨張時における
内圧を、係合部8a,8bの端面Pで受け、シェル4に
局部的な応力が集中しないようにしてシェル4の寿命を
延ばすようにしてある。
【0013】この考案では、上記のように上下リム2
a,2bのリム巾を調整する際、上下リム2a,2bの
外側端面上に分割された環状のスペーサー7を挿入する
ことでリム巾を簡単に調整でき、またスペーサー7の脱
着も容易に行うことが出来るものである。
【0014】
【考案の効果】この考案は、上記のように上下リムの外
側端面に、周方向に複数に分割されたスペーサーを着脱
可能に設けると共に、このスペーサーの当接端面と上下
リムの外側端面とに、互いに係脱可能な環状の係合部を
それぞれ設けたので、リム巾を調整する場合に、一々上
下リムを脱着させることなく簡単に、しかも容易に調整
作業を効率良く行うことが出来、またスペーサーの当接
端面と上下リムの外側端面とに、互いに係脱可能な環状
の係合部を設けてあるので、シェルに局部的な応力が集
中しないようにしてシェルの寿命を延ばすことが出来る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施したユニフォミティマシンの主
軸に、上下リムを取付けた断面図を示し、図1の中心線
XーXより左側断面は、リム巾調整前の状態、中心線X
ーXより右側断面はリム巾調整後の状態を示している。
【図2】図1のZ部の拡大断面図である。
【図3】スペーサの平面図である。
【図4】図3のAーA矢視断面図である。
【図5】従来のユニフォミティマシンの主軸に、リムを
取付けた断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 2a 上部リム 2b 下部リム 3 油圧チャック 4 シェル 5 油路 6 油圧駆動手段 7 スペーサー 8a,8b 係合部 W 測定タイヤ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/08 B60B 23/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面が膨張収縮可能な円柱状の主軸の
    外周面に、着脱可能な上下リムを相対向して配設して成
    るユニフォミティマシンに於けるリム幅調整装置におい
    て、前記上下リムの外側端面に、周方向に複数に分割さ
    れたスペーサーを着脱可能に設けると共に、このスペー
    サーの当接端面と上下リムの外側端面とに、互いに係脱
    可能な環状の係合部をそれぞれ設けたことを特徴とする
    ユニフォミティマシンに於けるリム幅調整装置。
JP1993057725U 1993-10-26 1993-10-26 ユニフォミティマシンに於けるリム幅調整装置 Expired - Lifetime JP2604819Y2 (ja)

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JPH0727832U JPH0727832U (ja) 1995-05-23
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